柴楽日記

柴楽日記

2016.04.19
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カテゴリ: グルメ・旅
昨日の続き・・・。

東京滞在2日目となったこの日は一日オフにしてのんびり懐かしの場所や
予てより行きたかった場所へと足を伸ばして見ることとしました。

朝食を終えてまず向かったのは皇居。
今回は神保町方面から一ツ橋を渡り平川門から入城するルートを取ってみ
ます。
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かつて水運の都としての江戸の発展を支えた水路網、そしてその上を覆う
ように伸びる現代の東京の繁栄を支える首都高、といった新旧のコントラ
ストをこの街の至る所で目にすることができます。
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平日の朝ということもあり、まだ団体さんの姿もなく、のんびりと景色を
愛でながら歩を進めていきます。
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都会のオアシスと言われるだけあって、散策コースには二の丸の雑木林を
始め、森林浴を満喫できる空間が広がります。
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途中、諏訪の茶屋にて猫に遭遇。こちらとの間合いを取って様子を窺っていま
す。ヒトによる餌付けを受けることもなくマイペースに逞しくしっかり生きて
いるニャンコなのかもしれないですね。
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皇居にはタヌキやハクビシンといった野生動物も棲んでいます。またオオタカ
が棲み付いてからというもの皇居内のハシブトカラスを捕食することによりその
増殖が抑えられたといった話を聞いたことがあります。都内では天敵がいない
ことによるカラスの大量発生が問題となっています。自然環境が整うことによる

させられる様な気がしますね。鹿や猪などによる森林や畑の被害の状況を見ていて
も、その一因が狼を失ったことによるものであることも想像に難くない様に思えて
きます。

コースをさらに進み天守台跡が見えて来ました。
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新緑の鮮やかさが澄んだ空気に一層映えている様に感じられます。
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天守台から見下ろすこの広場にはかつて江戸城の本丸御殿がびっしりと立ち並んで
いたといいます。当時もやはり圧巻のスケール感を誇っていたんでしょうね。
現代においても、それだけの規模を有する建築物にはなかなかお目にかかれない
様な気がします。

こちらは帰りに竹橋から撮った一枚。
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竹橋から眺めるビル群を背景にした皇居の佇まいもなかなか絵になります。

御昼に訪れたのは赤坂迎賓館。
赤坂迎賓館はネオ・バロック様式の西洋風宮殿建築として明治42年(1909年)に
東宮御所として建てられました。
戦後、我が国が国際社会への復帰を果たす過程において、外国の要人の迎賓館と
しての役割を果たすこととなっていきます。
現在においても、世界各国の国賓や公賓の宿泊先となったり、外交活動の舞台と
なったり、また重要な国際会議の舞台としてその役割を担っています。
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この日が一般公開初日ということで、報道関係の方の姿も多く見受けられました。
入場にあたっては、係員の皆さんのセキュリティチェックなどその手続きにも余念が
ありません。入館するまで思った以上に時間がかかった様な気もしますが、初日に
ありがちな、ちょっとした混乱もつきものだということを考えればある程度、それも
止むを得ないことなのかもしれないですね。徐々に改善されていくことを願いたい
ものです。

建物内の撮影はNGとなっていますので、今回は建物外観のみを掲載させて頂きました。
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建物内は彩鸞の間、花鳥の間、大ホール、朝日の間、羽衣の間が公開されていました(
和風別邸の「游心亭」も抽選ではありますが、公開中です)。
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外観はもとより絢爛な内部の造りにも驚嘆させられました。
最初に見学させて頂きました彩鸞の間から、和洋折衷な装飾に目が留まります。
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その格式の高さを思わせる佇まいからは我が国が国際社会の一員としてそのルールに
則って役割を担っていくという側面とそういった中にあっても、日本としての独自性の
維持といった側面を未来にわたって守っていく、といった当時の先人達の思いが感じ
取れるような気がした迎賓館見学となりました。

また続きは後日に・・・。





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最終更新日  2016.04.22 01:16:42
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