柴楽日記

柴楽日記

2016.11.19
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カテゴリ: グルメ・旅
湘南の海に別れを告げてやって来たのは佐助稲荷神社。

朱塗りの鳥居が幾重にも連なる幻想的な参道を進んでいきます。
以前は大量発生したタイワンリスたちがこの鳥居の上を行ったり来たりする
光景に毎度毎度、呆気にとられながら参拝していましたが、ここのところは
本来の佇まいを取り戻しつつあるようですね。
鳥居群を抜け、拝殿へとやって来ました。

五穀豊穣を祈願する神として奉られる稲荷神社。
佐助稲荷においてもこの拝殿近くに霊狐泉と呼ばれる湧水が存在するなど、
この辺りの山あいから供給される水が古くから人々の生活を潤してきた様

こちらは拝殿の奥にある本殿。

全国展へ向けて日々励んで来られた犬友の皆様のご健闘を祈念して、次なる
目的地、銭洗弁天宇賀福神社へと歩を進めていきます。

銭洗弁天に到着し、鳥居の先に続くトンネルをくぐり、境内へとやって来ま
した。
銭洗いの始まりは鎌倉期に北条時頼公がここの霊水で銭を洗い一族の繁栄を
願ったことによるとされています。

本宮横の洞窟に奥宮があり、この洞窟から湧き出る銭洗水と呼ばれる清水で
参拝者たちは思い思いに願いを込めながら硬貨や紙幣を洗っていきます。
ここの湧水は鎌倉五名水に数えられています。

銭洗弁天での参拝を終えて、源氏山公園へと足を伸ばしてみました。


こちらは化粧坂。
南方を海、三方を山に囲まれた自然の要塞の地であるこの鎌倉に源頼朝公が
幕府を開いて以来、人や物の往来が活発になっていきます。

この化粧坂は鎌倉七口の一つに数えられ、地方から鎌倉への陸路の入口として
長らく機能してきました。

できず、先にご紹介しました稲村ケ崎から鎌倉へ入ったと言われています。

源氏山公園の散歩コースを抜けて長谷方面へとやって来ました。
久しぶりに鎌倉文学館へと足を伸ばしてみました。

なだらかなスロープを登りきると、開放的な空間にレトロ感たっぷりの洋館が
姿を現します。後方には緑豊かな鎌倉の自然が広がり、前方には長谷の町並み
を挟んで美しい相模湾の風景が広がります。
館内には古都鎌倉にゆかりのある文人たちについての紹介や原稿等の文学資料
の展示が行われています。

文学館の見学を終えて、鎌倉文士たちが愛した長谷の裏路地を散策しながら、
高徳院へと歩を進めていきます。

鎌倉を象徴する大仏を本尊とする高徳院へとやって来ました。
日もだいぶ傾き、観光の方も少なくなってるかな?と思っていましたが、海外の方も
含め、境内はまだまだたくさんの観光客でごった返していました。


鎌倉時代に建立されたと推定されている大仏ですが、当時は奈良の東大寺の大仏同様
大仏殿の中に鎮座していたと言われています。天災により大仏殿が二度にわたり倒壊し、
その後、再建されることもなく、現在の露座する姿に至っています。
大仏の保存にあたっては主に地震対策として、前傾姿勢の首部分を強化プラスチックで
補強したり、台座と仏体を切り離すことによる免震構造を取り入れたりと先人の知恵と
現代科学の融合により、大仏を後世へ遺す努力がなされています。

次回は北鎌倉エリア散策の模様をお届けしたいと思います。





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最終更新日  2016.11.23 23:27:27
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