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主人の父親は鳥が好き。飼っている小鳥は、いつも茶の間や部屋を自由に飛び回っています。(メルは連れて行けない。^^;)ある時、床の間の掛け軸の鳥についての話になりました。「応挙」と記された作品で、鷹と雀という妙な取り合わせの掛け軸。松の木に止まった鷹、すぐそばを飛び上がって行く一羽の雀の絵。先代から聞いた話だが、と前置きをしながら義父は解説を始める。 「冬の朝の出来事だ。寒い夜中に鷹はぬくもりを貰ったんだよ、雀から。」主人、 「前の日の夕方、捕まえて食べようとしたんじゃないの。 だけど寒い晩で、胸に抱いて暖まろうとしたんだろう。」父、 「お日様が昇って来て少しあたたかくなる。 腹は相当減ってたけど、鷹は放してやったんだな。」主人、 「雀は、一夜の悪夢から開放されて飛び立つ。 鷹は、その後姿をじ~っと見送るの図。 確かに食べたら絵にならない。」私は、つい興奮をして・・・ 「そういう事って信じないという人が多いけど、 本当にあると思う。」主人・父、 「あはは。」「がはは。」鷲や鷹などの猛禽類の巣の下の方に、雀がちゃっかり間借りをして営巣する例は、いくつか聞いた事がある。近所の赤松でも、ハヤブサが営巣をした事があった。雄は一日に何度も遠くまで出掛け、狩りをして餌を運んで来る。だけど・・・赤松の下の草原には、セキレイやスズメなどが頻繁に出入りしているのに襲われない。「鷹は飢えても穂をつまず。」という、ことわざ(?)を何かで読んだ。ひもじくても節操を忘れるな、という事らしい。大忙しの年越しを終えました。のんびりゆったり散歩でもしてみよう。画の中だけではなく。冷たい風の中にも、温かな命が生きている。新年 明けまして、おめでとうございます。日記サボリ魔(?)ですけど・・・これからも、ヨロシクお願い致します。(^^;なぜ、主人や父に笑われたのか?そ・それは・・・私が、涙目になっていたから・・・(^T) BGM by TAM Music Factory 2005.01.01 コメントを書く
2005.01.01
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