古民家の母屋の屋根の整備です。
以前の記事 屋根の上に何トン載っているのか ? の続きです。
棟の付け替えで、大屋根の隅棟、大棟と終了。
最後に一階屋根の隅棟を付け替えて終了しました。
ても終了後に良く見ると、
南東の隅棟がおかしい
見ての通り隅棟がお辞儀しているのです。
中程が少し上がっているし、鬼瓦の部分は下がっている。
本来は少し反り返り気味なのです。
職人は特に何も私には言ってくれなかったので、
直ぐに業者の専務に来てもらいました。
すると専務は、
これでは駄目だな やり直しさせますとの事。
翌日直ぐに職人が来てこの棟をまた全て分解。
2日後に出来上がりました。
これでも直線か気持ち反り返っている程度なのですが、
これ以上はとても無理との事で妥協したのです。
他の隅棟は全て良好に付け替えているのに、
この棟だけが何故
色々と理由は有り。
その理由は分かるのです。
でも この南東の棟が以前から少し下がっていたので、
全ての棟を整備したきっかけとなったのです。
これで母屋の屋根の整備はほぼ終わりました。
後2か所の屋根を葺くのと整備をする予定です。
瓦職人を悪く言うつもりはありませんが、
お辞儀した隅棟を付け替えて、
お辞儀した状態にする。
そして終わりましたと言って帰る。
この行為って常識では考えられません。
若い素人職人ならまだしも、
50代の職人です。
休憩中話しかけても喋らずに愛想が無く、
もくもくと仕事はしている。
でも正直役に立っているとは思い難いですね。
では又
クリック宜しくね
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