日暮れて道遠し

Feb 27, 2005
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監督: 相米慎二
製作: 若杉正明 早河洋
脚本: 森らいみ
原作: 鳴海章
撮影: 町田博
音楽: 大友良英
出演: 小泉今日子 浅野忠信 麻生久美子 尾美としのり 小日向文世

イントロダクション:
満開の桜の樹の下で目覚めた男と女。男は文部省のエリート官僚・澤城廉司。
女は30過ぎの風俗嬢・富田ゆり子。澤城はエリートながら酒を飲みだすと止まらず、必ず記憶をなくす。
いまは酒で失敗し謹慎中。この日も、ここがどこなのか、隣の女が誰なのかさっぱり分からない。
しかし、ゆり子の話では、彼女の故郷北海道への5年ぶりの帰郷に付き合うと約束したらしい。
状況の把握できないまま澤城はゆり子とともに北海道まで旅をすることに……。



浅野さんのシラフの時のサラリーマン姿が本当に魅力がなくて、ある意味すごい演技力だ(笑)

物語はただ、淡々と・・・嫌いな流れではないんだけれど
登場人物のどちらにも全く共感がもてないのでいまいち入り込めず
北海道でドライブしながら、その間いろいろエピソードがはいるのだけど、ありふれた内容だし
2人が出会った風俗店で話した内容を、浅野さんがだんだんと思い出しながら進んでいく感じ

でも浅野さんも小泉さんも、どちらも自然すぎる演技で、思わず見ちゃうのは確か
ゆりこのしているブレスレットの鈴の音や、雪を踏む音や、音がかなり印象に残った
最後にゆりこは自殺を試みるんだけど、雪の中で睡眠薬のんでからの
あやしいマリオネット的な創作ダンス?が見ていて恥ずかしい
ここだけ急に現実離れしているんだもん・・・(けどこれが映画なんだよね、きっと)
*後ほど、これがタイトルの風花のことなんだと理解しました

ゆりこが最後に産んで5年もほったらかしていた子供に会いに行くんだけど
子供を思う小泉さんの演技は悲しくも全く伝わらず
このシーンはない方がよかったんじゃないかとも思う
けど、その直後のおちゃらけな終わり方と澤城の目線が良い
最後の2人の衣装も暖かさがあってよかった、澤城変身しすぎだけどさ

・・・結局
浅野さんはとてもかっこいい、小泉さんはとてもかわいい、あと、柄本明はさすがだ
そして文句つけながらも、もう一度見たいと思う私なのだった

*浅野さんがお風呂で髪をあらう全裸シーン(真横からオールヌード)はか~なり素敵でした(笑)







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Last updated  Apr 2, 2005 01:26:05 PM
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