日暮れて道遠し

Mar 29, 2005
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監督: 大谷健太郎
脚本: 大谷健太郎
撮影: 鈴木一博
音楽: 上田禎
出演: 瀬戸朝香 塚本晋也 市川実日子 村上淳 鈴木一真

イントロダクション:
姉妹そろって女流棋士というちょっと変わった職業に就いた姉・麻美と妹・里奈。
麻美はサラリーマンの一哉と結婚したばかり。
一哉が、“将棋が優先”という麻美を説得して3年間の試験的同棲の末入籍した。
一方の里奈には弘樹という売れないミュージシャンの彼氏がいた。
しかし、最近は両方ともあまりうまく行っていない。
このところ対局で負けてばかりでスランプ状態の麻美は、結婚のせいとばかり夫と喧嘩の毎日。
里奈のほうも、弘樹に家事をまかせて、自分が元カレと遊んでいたことがバレて険悪な状態に。
いつしか姉妹の仲までこじれてしまい……。



女流将棋士という変わった題材の話の中に、同じ職を持つ日常の姉妹や
共働きの夫婦にはつきものの問題もきっちり深く入っていて
瀬戸さんのやつあたりの演技と、市川さんのけだるい演技と
塚本さんの気を使いまくってる演技、おもしろい

最近、内容が途中でわからなくなったり、なんでこのキャラの人が急にこんなこといったりするんだろとか
見ている中で疑問がわくような映画やドラマが私的に多いのですが
それぞれのキャラが素晴らしく生きてて、最初から最後まで筋が通ってて、どの人も魅力的でした
人間ドラマなんだけど、根本はコメディで、麻美のセリフにはかなり笑えます
酢豚弁当のくだりは、おもしろくて悲しくて、どちらの気持もわかって私的には最高でした
麻美の自分勝手な、我侭言いたい放題のセリフに昔の自分を思い切り見ましたけど・・・。
一哉の気のつかいぶりや、わかったようなセリフにも同じようにイライラしたり(笑)

特に印象に残る場面や、きれいな景色や風景や・・・
そんなのは一切ないんだけど、でも映画館で見たかったかも

最後もさわやかないい終わり方(くさいといえばくさいが)
こういう気持のいいラストって最近少ないのでそれも良かった
瀬戸朝香の演技も連ドラでは、何も思わなかったけれど、良かったなぁ
将棋を真剣に打つ姿もとてもきれいだった
姉妹対決で腕時計を投げつける朝香さん、かっこよかった~
ラストの麻美と一哉が一緒に将棋を打つシーンには泣けました

やっぱりこういうのが好きだわ~
明るく少しせつない、けどおもしろい映画でした







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Last updated  Apr 2, 2005 01:24:58 PM
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