日暮れて道遠し

Jun 22, 2007
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監督: 黒澤明
製作: 黒澤久雄
脚本: 黒澤明
原作: 村田喜代子
撮影: 斎藤孝雄 上田正治
音楽: 池辺晋一郎
出演: 村瀬幸子 吉岡秀隆 大寶智子 伊崎充則 リチャード・ギア 井川比佐志

イントロダクション:
黒澤明監督が村田喜代子の原作を基に、かつて原爆を体験した祖母の許を訪れた4人の孫が体験する
ひと夏の出来事を描き、反核を訴える感動ドラマ
夏休み、長崎から少し離れた山村に住む老婆・鉦の許に4人の孫たちがやってきた
都会の生活に慣れた孫たちは田舎の生活に退屈を覚えながらも
長崎の街にある戦争の傷跡や鉦が話す昔話を聞いて、戦争に対する考えを深めていく
反核に対するストレートな表現が賛否を呼んだが、ラストシーンは誰もが胸を打たれることだろう



なんで今、この時期に戦争の映画をって感じですが
見たいリストにいれといたらTUTAYAがこれを選んできたんだものっ
まぁ、興味はあったわけです、ハイ

ワタシは本当に戦争のことは何もしらない
祖父も祖母もワタシが生まれた時はいなかったし、周りに年よりもおらずで
父の年齢的には充分戦争は経験しているはずだけれどまったく聞いたことはない
父から聞いた戦争の話は、じゃがいもばかり食べてたのでじゃがいもは嫌いだということのみ

なので逆に変な恐怖感があり
広島へいったときも旦那は原爆の記念館へいったけれど
ワタシは見たくなくていかなかった
「知りたくない」のだ、昔から戦争は遠い遠いもんだった

ワタシが戦争の本を読んだとて、戦争の映画を見たとて何もかわることはなく
ワタシが何か心に受け止めたとして、たぶんそれは誰にも影響を与えることもなく
何もかも大きすぎて深すぎて恐くて、知らないフリをするのが精一杯

映画としては見てよかったです
リチャード・ギアの日本語は、日本語をしゃべる外国人そのものすぎて
逆に違和感を感じてしまったけど

バラへむかう沢山の蟻、雨、滝、独特です
ラストの終わり方も変です、でもちっとも変じゃない
というより大好きです、こんな感じ

黒澤映画を見たのははじめて
あぁ、映画だなぁ、まさに映画だなぁと、こんなワタシでも思いました
他にもいろいろ見て見たいな






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Last updated  Jun 22, 2007 11:35:11 AM
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