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本日は建設文教常任委員会がありました。 私の主な発言内容は3つ。 1つ目は工場誘致条例について。今回、この条例の一部を改正することになりました。大幅な内容というよりは文言の変更だけでしたので、この議案そのものには意見はありませんでしたが、「根本的にこの時代に工場ってどうなん?」という趣旨の発言をしました。この条例が制定された昭和58年はバブル経済の直前です。まだまだ工場の海外移転よりも地方移転が盛んな時期でした。しかし、この条例が制定されてから30年も経過しているのです。この条例が時代に合っているのかどうかも考えなくてはいけません。まず、この30年で子どもたちの大学進学率は大幅に上昇しています。30年前に比べ大学進学率は20%近く上昇しています。これに専門学校への進学を加えれば、高卒就職者は30%程度しかいません。 「工場誘致」の根底にあるのは「高校を卒業しても働く場所がない」という古式ゆかしい概念にとらわれているのではないかと思っています。そのため、文言そのものよりも条例の目的そのものを変更し、工場誘致ではなく企業誘致にすべきだと思います。 実際、今や工業団地には製造業・加工業だけではなく、通信販売の増加による物流サービスの拠点がたくさんあります。30年前にはインターネットはありませんでしたが、今はネット通販の時代です。しかし、今の条例では対象が製造業ですので、今の時代に合った企業に対しての優遇がありません。 私なら、企業誘致よりも一歩進めて起業家誘致の条例にしたいですね。
2015年12月09日
私が座長を務めた少子化対策協議会では「ゴミ袋の価格」が議論となりました。少子化とゴミ袋にどんな関係が?と思われるかもしれませんが、少子化問題を解決するためには若者世代の流入が必要となります。そのときにネックになっているのが近隣市町村に比べて八百津町のゴミ袋代が高いのではという指摘でした。これは議会でも議論が分かれました。ちなみに私は「安易な値下げ論には反対」という立場です。なぜなら、ゴミ処理の費用は、ゴミ袋代よりも高いからです。この差額分が税金によって賄われているわけです。ゴミ袋代を下げるということは、それだけ税金の投入額が増えるということを意味します。ここで考えなければいけないのが税の公平性です。ゴミ袋代を下げるということは、ゴミの分別にしっかりと取り組み、ゴミ袋の使用量が少ない人が、ゴミの分別をあまり意識せず、大量のゴミ袋を使う人の分まで税負担をしなければいけないということになります。ゴミを多く出す人がゴミ処理費用を多く負担する・・・これこそが税の公平性だと思っています。逆に言えば、ゴミをあまり出さなければ、ゴミ袋の代金は結果的に減っていきます。そのため、私たちの議会では、値下げ論は棚上げして、まずはゴミを減らすための環境教育を推進すべきだと提言しました。とはいえ、八百津町のゴミ袋代は高いということは現実なので、私個人で2つの提言をしました。(1)転入者にゴミ袋を進呈してはどうか?(2)子育て世代に関しては18歳まで一定枚数を進呈してはどうか?というものです。そして、今回、(1)の提言が実現することになりました。政策実現率No.1の河村です(笑) 八百津町議会議員河村のりよし
2015年11月20日
町議会議員として挨拶回りをしていると、ときに厳しいご意見を頂戴します(100人に1人くらいですが・・・)。「8月の選挙結果を見れば、仕事をしていないってことだな!」もちろん、反論はありません。以前から、「選挙は、それまでの政治活動を判断すれば良い」というものが私の主張でした。この4年間、役場の職員の方なら分かっていただけると思いますが、私は、議員としてサボっていたわけではありません。ただ、住民が考える議員の姿と、これからの地方創生に必要な議員の姿には大きな差があることを実感しました。では、悔い改めて、いわゆる地域の御用聞きとしての議員をやります・・・とは言いません。私は己の名誉欲のために政治家になろうと思わったのではなく、この町の将来に危機感を抱いて政治家を志したわけです。もちろん、住民の皆さんへの説明責任が不足していたことは素直に反省しています。これからは、少しでも住民の皆さんの理解が得られるように行動をしていくつもりです。しかし、時代に先駆けた政策を実行しようとすれば、それは住民の皆さんの理解が得られないこともあります。4年前の選挙で私が「ふるさと納税の活性化」を公約にした際、ほとんどの住民の皆さんが、この制度をご存じありませんでした。それこそ「河村はふるさと納税という新しい課税をしようとしている」というご批判までありました。あれから4年経ちました。今や、ふるさと納税のことを知らない方はほとんどいないでしょう。当時、八百津町はふるさと納税の取り組みを早めに始めたからこそ、今、県内2位という納税額を誇っているのです。分かってくれない苦しさはあります。しかし、自分の行動は、八百津町の未来にとって必要だという確信があればこそ、あらゆる批判に耐えてでも行動することができるのです。誰かに勝つことではなく、自分に負けないことが大切だと思っています。
2015年11月16日
昨日は建設文教常任委員会でした。9月議会で報告された新太田タクシーの八百津営業所の撤退問題に対する継続調査を行いました。この問題は、新太田タクシーが八百津の営業所を撤退するか赤字分を八百津町が補てんして継続するのかということです。最初は、八百津町にタクシーの営業所がなくても必要なら美濃太田や可児から呼べばいいのでは?と思っていたのですが、それには条件があるということを初めて知りました。つまり、美濃太田駅からタクシーでファミリーセンターまで乗車したとします。そこでお客を降ろして、美濃太田駅に帰ろうとしたとき「へい、タクシー!」と呼び止められ「和知センターまで行ってくれ」と言われても、このタクシーは八百津町内に営業権がないので乗せられないんだそうです。ということは、新太田タクシーが撤退するということは、八百津町内をタクシーで移動できない状況になってしまうわけです。そのため、9月の報告では「赤字補てんやむなし」という感じでした。しかし、私は、そもそも利用者が減っているから赤字になってしまったものに対して、むやみに赤字補てんをすべきではないと思っていましたので、「単なる赤字補てんにならないように」と注文をつけました。タクシーはバス路線がないところに住む高齢者の方が通院するのに使うのであればNPO法人の有償運行制度の会員になればいいだけのことです。しかし、それでは観光客が使えないというのであれば、オンデマンドタクシーという選択肢もあります。こうした方法を考えることなく、現状維持のために税金を投入していくことは、人口減少により税収が減っていく自治体では避けなければいけません。今回、産業課の職員は頑張ってくれました。補助金を出さずに撤退容認でもなく、赤字を補てんするわけでもなく、第3のアイデアを出してきてくれました。そうなんです!みんなで考えたら何かアイデアは出てくるものなんです。最初から「田舎の公共交通の維持に補助金を出すのはしょうがない」という考えでは素晴らしいアイデアは出てきませんよね。とても面白そうなアイデアだったので、私も補足させていただきました。新しい制度を活用したもので、これだと八百津町の持ち出しは0円です(当初は300万円の支出でした)。産業課長からも「ビビっときた」と私のアイデアを評価してくれました。こういう前向きな意見交換ができる委員会は楽しいですね。八百津町議会議員 河村のりよし
2015年11月14日
私は八百津町のアピールポイントを考えるときに「自然が豊というのはヤメましょう」と言います。これは八百津町の自然がダメということではなく、日本という国そのものが自然が豊かであるということです。例えば、コンビニ激戦区で新しくコンビニを開業しようとは思わないですよね。八百津町だけが自然に恵まれているわけではありませんので、単に「自然がある」だけではアピールポイントにはならないんです。一方で自然というものが観光ポイントになっていることも事実ですから、重要なのは、いかに自然を活用することができるのかということになります。ここで重要なことは、行政ではダメだということです。これは職員に能力がないということではありません。自然を使った観光の場合、少なからず「自己責任」が伴う場合があるからです。例えば、トレッキング(自然を楽しむハイキング)コースを整備しようとした場合、「足が悪い人が利用できない」という声を無視するわけにはいきません。かといって、整備された遊歩道では、トレッキングを楽しみたい人には魅力が半減してしまいます。現実には、以前の国の施策により、それぞれの地方にはハイキングコースが存在しています。これ以上、ハイキングコースを増やすことは無意味でしょう。一方で、トレッキングコースは、まだまだ、少ないというのが実情です。したがって、こうしたものは、第三者に委託してしまうことが効果的です。あくまでも民間の団体ですから「利用するには自分で登り降りができる人」という制限があっても問題ありません。誰にでも利用できるものは、結果的に誰からも物足りないものになってしまいます。私は、観光協会は、そろそろ外部組織にした方が良いのではと思います。八百津町議会議員 河村のりよし
2015年11月09日
今日の産業文化祭の開会式である来賓の方が「消滅可能性都市とはけしからん!」とおっしゃっていましたが、ある意味で正しく、ある意味で正しくないと思いました。賛同できるところは、消滅可能性都市になったからといって2040年に消滅するわけではないので、こういうレッテル貼りをすることは許さないという点。賛同できないところは、「けしからん」では何の解決にもなっていないということです。そもそも2040年の消滅可能性都市とはなんでしょう。なぜ、2050年というキリの良い数字ではなく、2040年なんでしょう。しかし、この2040年にこそ意味があるのです。私の手元に岐阜県の統計課からいただいた岐阜県の市町村別、年齢別未婚率の一覧表があります。この一覧表で女性の未婚率を見ると以下のようになります。25歳未満の未婚率は約89%です。つまり、結婚をしている方は約11%となります。30歳未満の未婚率は約56%です。つまり、結婚をしている方は約44%となります。35歳未満の未婚率は約30%です。つまり、結婚をしている方は約70%となります。40歳未満の未婚率は約18%です。つまり、結婚をしている方は約82%となります。45歳未満の未婚率は約13%です。つまり、結婚をしている方は訳87%となります。これが何を意味しているのか?大雑把に言ってしまうと「女性の多くは25歳から40歳の間に結婚をしている」ということになります。ここに2040年が関係するわけです。今年は2015年です。つまり、2000年から2015年に産まれた女の子が2040年の段階で25歳から40歳の女性になるわけです。ここがポイントなんです。消滅可能性都市とは、2040年になったら何かが起こるという大予言的なものではなく、現実的な「今」の問題なんです。したがって、消滅可能性都市の問題を発言するのに「子どもを増やさなければいけない」と訴えている政治家がいたら「もっと勉強しろ!」と言ってあげてください。あくまでも消滅可能性都市は、25年後に結婚をして子どもがいるであろう女性の人数が基になっており、これから産まれる子どもは関係ないのです。消滅可能性都市という名称や計算方法が妥当なのかどうかは議論の余地があるとは思いますが、少なくとも25年後に結婚適齢期を迎えている女性が少ないという事実は考えないといけません。決して「けしからん」だけでは片づけられないことなのです。最後に、「女性の存在理由は結婚だけではない」というご意見はご容赦くださいね。 八百津町議会議員 河村のりよし
2015年11月07日
最近、「もうブログは書かないの?」と言われました。「いえいえ、フェイスブックでは書いていますよ」と答えるのですが、意外とフェイスブックだと見ないという方もいらっしゃいますので、長文の場合はブログでも書いていこうと思います。 今、八百津町が抱えている問題は少子高齢化であることは皆さんの共通認識だと思います。では、この少子高齢化に対して、もっとも、力を入れなければならないことが「若者世代に対する施策」です。高齢者の皆さんが安心して暮らしていけるためには、それを支える若者世代が必要です。子どもたちの明るい声が響く町にするには、その親である若者世代が必要です。つまり、今こそ「若者世代が増える(現実的には減少をくいとめる)」ことを考えていかなければいけません。若者世代に対する政策・・・実は、何が良いかは私にも分かりません。私も若者世代にギリギリ含まれる39歳ですが、私であっても、今の20代の人たちが何を望んでいるのかは推測しかできません。したがって、重要なのは「若者世代が何を望んでいるのかは若者世代に聞いた方が早い」ということなんですね。高度経済成長期の日本では、若者が都会へ出ていくことは問題にもなりませんでした。この傾向はバブル期まであったように思います。私の小学校の同級生は男子が15人いましたが、今、八百津町に住んでいるのは6人しかいません。実に半数以上が町外へと出ていきました。このような背景のもと、田舎には「若者の声を聞く」という仕組みが乏しかったと思います。要するに「田舎に不満があれば出ていけばいい」がその根底にあるということですね。しかし、すでに「文句があるなら出ていけ!」とは言えない状況にあるのは、皆さん、ご承知かと思います。今は、少しでも若者世代の町外への流出を防がなければいけません。そのためには若者の意見が町政に反映される仕組みを作っていかなければいけないと思います。皆さんと一緒にまち創りをするということは、必ずしも、いろいろな世代が集まって話し合うことではありません。残念ながら年配者の前では思い切ったことが言えない若者の方が多いのです。それぞれの世代がそれぞれの課題を話し合い、それを個々に解決していくことも大切だと思います。若者の意見を大切にすることは、決して高齢者の意見をないがしろにするということではありません(残念ながら、そのように曲解される方も少なくありません)。選挙に行かない若者にも問題があるかもしれませんが、一方で若者の暮らし向上を訴えない政治家も問題があると思います。少子高齢化の問題解決には、若者の存在こそ必要なのです。私は正しいことは正しいと訴えられる政治家でありたいと思います。八百津町議会議員 河村のりよし
2015年11月07日
最近はフェイスブックを中心に書いています。https://www.facebook.com/noriyoshi.komura.3八百津町議会議員 河村のりよし
2015年10月13日
八百津町の観光協会については永らく休眠状態だったものを私が一般質問で取り上げて復活していただいたという経緯があります。とはいえ、議員という立場である私が協会で発言するのは遠慮した方が良いかなと思いいままでは協会へ入会していませんでしたが、ただ、今回、協会員の方からお誘いがあり、観光協会の活性化のためには、議員であろうと何であろうと発言すべきというお声がありましたので、今年からは協会に入会することにしました。今回は、そんな観光協会のあり方についての提言。私はこれからの観光協会は自主財源によって運営されるべきという信念を持っています。これからの観光行政とは、過疎化する地域の生活環境を維持するために町外から消費者を呼び寄せることに他なりません。言い換えれば、町がお金を出して、特に利益が発生しないような観光名所を案内するだけのパンフレットなど不要である(極論ですが・・・)ということです。本来、そうした可能性を秘めているのがふるさと納税なのです。今、ふるさと納税は、その特典ばかりが強調されていますが、私に言わせれば、これとて前時代的な取り組みと言えます。別に今の八百津町の取り組みが悪いとは言いません。そもそも、ふるさと納税の活性化のために町の特産物をもっと扱うべきと提言したのは私です。ただ、それは3年前のことであって、今は、もっと先のことを考えなければならないということです。それがクラウドファンディング型の体験観光です。クラウドファンディングとは、昔の頼母子講みたいなものであって、誰かが何かをやりたいというときにその資金をネットを通じて募集するというものです。例えば、「八百津町で禅寺宿泊を体験しよう」という企画を出します。このとき、採算が取れる金額を設定して募集することで、参加者が少なければ投資不成立となり、赤字を抱えてまで企画を運営する必要がなくなります。しかも、あくまでもふるさと納税ですから参加者は実質2000円の負担だけで済みます。ただ、こうした利益を目的とする企画は、行政の施策としてはふさわしくありません。そこで、ふるさと納税に関する業務そのものを観光協会へ委託させてしまえば良いのです。観光協会は、クラウドファンディングを上手く活用して体験型観光に対するふるさと納税の寄付金を自主財源とすることで専従の職員を採用することができます。八百津町の観光協会は自主イベントがほとんどありません。それは町村部の観光協会にありがちな役場の職員が観光協会の事務局を兼任しているからです。いろいろな仕事を兼務することが物理的に難しいのでどうしても観光協会の仕事は、役場の観光行政のついでになってしまうわけです。ようするに今まで町から発注していたパンフレットを観光協会名義で発注しているようなもの。これでは魅力的な観光協会とはなりませんよね。これからの観光は、地元の魅力を資源に「稼ぐ」ものでなければいけません。稼げるからこそ若者もやってくるのです。八百津町議会議員 河村のりよし
2015年05月11日
今回も過去の提案書をそのまま転記。この原案は、最終的には採用されることになりましたが、残念ながら、私の思っていたのとは違うものになりそうです。原作者の意図が反映されないってのは映画やドラマの世界ではよくあることなんですが、こういう企画モノもあるんですね。平成26年6月24日八百津町観光協会長殿八百津町議会議員河村 憲良宝探しイベントの開催に関する提案書1 背景 少子高齢化による地方の衰退は深刻さを増しており、各地域では、さまざまな地元活性化策を打ち出している。しかし、その多くが他の模倣であることが多く、すでに飽和している市場に参入しなければならない。活性化を必要とする地域は、そもそも弱者であることが多く、「ヒト・モノ・カネ」の原資に乏しいため、こうした後追い型の施策が成功することは稀である。近年、明治村で行われる「明治探検隊」という宝探しイベントが好評である。このイベントは明治村が独自に企画しているものではなく、専門業者(タカラッシュ)が企画している。同社には、地方自治体向けのパッケージも用意されており、比較的、準備に手間をかけることなく、少人数、小予算で開催が可能である。一過性の集客イベントではあるが、町内の栗きんとんの販売時期と連動させることで、地元商店街の利益が見込める。そこで、八百津町を舞台とした宝探しイベントを開催することを提案したい。2 具体的な提案(1)宝探し企画会社「タカラッシュ」に企画依頼をする。(2)地域商店街活性化事業の「にぎわい補助金」を活用する。(3)町内だけではなく、近隣市町村の小中学校へ告知することによって、子どもたちの来町を増加させる。3 期待される効果(1)子どもをターゲットにしているが、実際は付き添いの保護者の来町が見込める。(2)宝探しの企画に町内の各店舗へ誘引するアイデアを盛り込めば、購買力が高まる。4 その他の利点(1)補助金事業となれば予算措置の必要がない。また、補助金事業とならない場合でも、小規模予算で実行が可能である。(2)1日で解決しないレベルにすることでリピーター客が見込める。(3)タカラッシュは全国で各種宝探しイベントを実施しており、Web告知だけでも全国から集客が見込める。八百津町議会議員 河村のりよし
2015年04月22日
この政策、昨年、産業課に提案してみたのですが、いまのところ、な~んの音沙汰もありません。いい企画だと思うんですけどねぇ・・・。以前にも登場したかもしれませんが、これからの観光施策で大切な視点・・・それは「コンテンツ・ツーリズム」という概念です。要するに「どこへ行くか?」ではなく「何をしにいくか?」がポイントということです。ということで、今回は既に提案書となったものを掲載します。平成26年10月7日八百津町議会議員河村 憲良「脱メタボ合宿」に関する提案書1 背景 本年6月に厚生労働省は、旅館やホテルに泊まりながら、専門家の集中指導を受ける「脱メタボ」合宿のプログラムを今年度中に検討し、来春モデル事業を始めると発表した。こうしたテーマを決めて集客を図る観光は「コンテンツ観光」と位置付けされているが、脱メタボやダイエットを集客の中心とするコンテンツを観光政策として捉えている自治体は少ないのではないかと推測する。八百津町においては、宿泊施設として蘇水山荘ぷららを有し、また、歩いて行けるところにB&Gプールを保有している。ともに利用率の低さが懸念材料ではあるが、ダイエット合宿を企画運営することで、これらの利用率の改善も見込まれると思い、脱メタボ合宿を開催することを提案する。2 具体的な提案(1)蘇水山荘ぷららを会場にダイエット合宿を開催する。(2)B&Gプールにて運動をする。(3)保健師にダイエットに関する講義を行う。(4)管理栄養士にダイエット食を考案してもらい実施に調理体験を行う。(5)大仙寺に依頼して座禅体験を行う。(6)観光を兼ねて五宝の滝やめい想の森へウォーキングする。3 期待される効果(1)B&Gプールやぷららの利用度が向上する。(2)近隣市町村からの来町者が増え、観光の一助となる。八百津町議会議員 河村のりよし
2015年04月21日
この政策提言は、平成26年6月の定例議会において提案し、平成27年1月より実現化されました。政策提言<その6> 公民館長をおこう!いよいよ錦津コミュニティーセンターが完成します。思えば、町議会議員になったと同時に豪雨被害が八百津町を襲いました。その前年にも死者が発生するほどの被害を出しました。そんな状況にも関わらず、錦津公民館への避難者は0名というなんのための避難所なんだ?という状態でした。そのため、直後の議会全員協議会において新しい公民館をと提言しました。幸い、町長の考えと一致したのか新しい公民館構想は短期間に実現化したわけです。しかし、これからの時代はハード面ではなくソフト面の強化が重要です。中途半端な地方がなぜ活性化しないか。それは、中途半端が故に地域にまとまりがないからです。そして、組織が疲弊していることも大きな問題です。例えば自治会長会長という役職がありますが、会長だからといって大きな権限はありません。そもそも1年単位で交代していては、やれることは限られてしまいます。地域のリーダーは町議会議員だという考えもあるでしょうが、私は、町議会議員の本来の役目は町全体の利益を考えることだと思います。そりゃ、私も自治会からの要望については全力で取り組んでいますが、(その反面、個人のお願いは聞きません)それだけが役目だとは思っていません。したがって、公民館を中心とした地域活動を成し遂げるためには、地域活動をコーディネートできる人物を用意すべきだと思います。それが民間の公民館長設置というアイデアです。現在でも公民館には出張所長という立場の人がいますが、これはあくまでも役場の職員であって、この方が地域のリーダーになるというのは公務員の立場からも難しいのです。何よりも地域には同じ人が集う会合ばかりです。体育振興協会、交通安全協会など総会で会う顔ぶれに違いはほとんどありません。なぜなら、こうしたメンバーは結局、地域の何かしらの役員による充て職だからです。したがって、公民館長をトップにこれらの部会をまとめてしまいもっとシンプルな地域運営に変えていくべきだと思います。そうしなければ、一度、役員になったが最後、あれもこれも役職がまわってくるという現役世代にはたまらないスパイラルにはまってしまいます。実際、こういうのを敬遠するために田舎を出ていく若者世帯も多いわけです。時代に即した地域のグループを再構築することで新しい時代にふさわしいコミュニティーができるのです。八百津町議会議員 河村のりよし
2015年04月04日
今回はいきなり本題です。政策提言<その5> 伊岐津志に道の駅を作ろう!最初に断言しなければいけないのは、私は伊岐津志地区出身の町議会議員だから伊岐津志に道の駅を作ろうというのではなく、八百津町全体の発展のためには伊岐津志に道の駅が必要だと思っていることです。来年、いよいよ「やおつトンネル」が開通します。このトンネルが八百津町の南の玄関口になることは間違いありません。では、このトンネルを可児・御嵩ICから利用してみましょう。トンネルを抜けた交差点。直進すると野上地区を経由して八百津本町へ行くルート右折すると八百津橋を通って八百津本町へ行くルートになります。実は、いまだにトンネルが抜けた後、どの道路を八百津本町へつなぐルートにするのかちゃんと決まっていません。直進ルートは2車線道路だけど大回りの印象がある。右折ルートは交通量が増えたときに伊岐津志地区には歩道がない部分があったり八百津港町の狭い道路が問題になる。とまあ、どっちもどっちの状態なわけです。であれば、トンネル出口付近に道の駅を設置することによりワンストップ効果を発揮することができます。つまり、道の駅で一休みしてもらった後にその観光客の目的に応じて野上経由と八百津橋経由に分散させるのです。例えば、杉原千畝記念館を目的とする人なら野上経由にした方が良いですし、八百津本町を目的とするならば八百津橋経由ってことですね。こうすれば、伊岐津志地区内の交通問題も大きく解消できます。さて、ここで問題になってくるのが多くの道の駅が赤字運営であるということです。これは、税金で建設した道の駅の問題点であり、需要予想をちゃんとすることなくレストランやカフェなどを併設することによってランニングコストがかかりすぎてしまうことが原因なのです。そのため、私が道の駅発言をすると多少、ニュースに明るい人からは、「道の駅なんて赤字を生み出すだけだ」なんて反対意見があったりします。しかし、私から言わせれば、多くの道の駅が失敗しているのは、経営感覚がないままに開設するという当たり前の結果でしかないということです。ちゃんとした経営感覚で運営していけばしっかりと黒字運営も可能となります。ちなみに伊岐津志に道の駅を作れば失敗しないということを言いたいのではありません。たぶん、今の行政が主導すれば失敗するでしょう。それだけが心配のタネです。八百津町議会議員 河村のりよし
2015年04月04日
このネタは、元々、3年前にもこのブログに登場しています。その後、2012年9月に正式に提案書を出したんですが残念ながら、この2年半の間、何も進展していません。もし、2012年中に検討していただき2013年にこのアイデアができていれば半沢直樹効果もあって、かなり八百津町を全国にアピールできたでしょう。そんな恨み節も交えまして(苦笑)こ~むら議員による政策提言第4弾の始まりです。<その4> ご当地小説というジャンルを創生しよう!みなさんは聖地巡礼の言葉をご存じですか?イスラム教徒のメッカ巡礼のようなガチのものとは違いますよ!これはアニメ、マンガ、小説などの登場する地域にその作品のファンの方々が訪問されることをいいます。近場であれば「のうりん」という作品の舞台となった加茂農林高校があります。加茂農林生に聞くと学校周辺には、それらしきファンの人たちを見かけるそうです。では、その経済波及効果はどうなのでしょうか?2012年7月31日に十六銀行がこんな発表をしています。『アニメ「氷菓」聖地巡礼による経済波及効果』氷菓とは、高山市が舞台となった小説がアニメ化になったもので、このときの経済波及効果はなんと21億円にもなります。もちろん、これは全国的な数値なのですが、高山市に限っても数億円以上の効果があったことは間違いありません。この2作品に共通するのは作品のジャンルがライトノーベル(略してラノベ)というところです。ラノベのジャンルは、まだまだ権威がないのか大きな大賞であっても賞金は数百万です。一方で、ネット作者は数千人もいます。ここを対象に「ご当地小説」というジャンルを創生するのです。条件は簡単。小説の舞台を八百津町にしてもらうだけ。あるいは、八百津町の名物を挿入してもらうとか。この効果はたくさんあります。もちろん、最大の目的は、売れる小説になって聖地巡礼で観光客が増えることですが、そんな皮算用はさておき、現実的に期待できる効果として、(1)作品を書くために八百津町を訪れる作家さんが増える。もちろん、単にグーグルマップで地名だけ取り入れる人もいるでしょうが、選考基準に「八百津町の情景が思い起こされるもの」とあれば実際に八百津町を訪れる作家さんがいるのではと思います。(2)子どもたちが本を読むきっかけとなる。誰だって、自分の地元が舞台の小説なら興味がありますよね。それこそ、入選作品までを小ロットで印刷して町内の学校図書館に配備すれば、八百津町が舞台のいろいろなジャンルの小説が読めるわけです。これは、かなりワクワクしますよね。このご当地小説は「お金がかからない施策」というところが魅力です。なんせ、アマチュア作家が集うサイトで告知をするだけ。大きな出費といっても大賞の賞金だけですよね。何よりも八百津町には池井戸潤さんがいるので彼に審査委員長を依頼すれば、宣伝効果も発揮できます。(ご本人がOKすればの話ですが)実在する地名だと小説の内容と一致しないでしょうから実在する地名を連想させる設定になると思いますが、その地名を統一すると、バーチャルタウンが出現するでしょう。例えば「のうりん」に併せて加茂郡を田茂郡にするとかね。田茂郡萬町では、毎日、事件や物語が発生している。なんて楽しい町なんだ・八百津町議会議員 河村のりよし
2015年04月02日
コンテンツツーリズムというものを知っていますか?観光というと風光明媚な景色なり、由緒正しい史跡なりを思い浮かべると思いますが、コンテンツツーリズムとはそういうものではなく、コンテンツ・・・要するに「内容」で勝負しようというものです。例えば、里山体験(グリーンツーリズム)なんかがその例ですね。八百津町の未来のためにあえて苦言を呈すと、八百津町の人たちが思い浮かべる観光施策は、結局のところ五宝の滝、めい想の森や杉原千畝記念館など、いわゆる前時代的な「観光名所」ばかりです。前述のようにこれからの観光は「名所」ではなく「内容」が大切なのです。五宝の滝も良いでしょう。では、五宝の滝をコンテンツツーリズムにあてはめるとどうなるのか?それが今回の政策提言です。<その3> 気分は宮本武蔵??滝行に行こう!これからの観光施策で大切なことは、ニッチ(隙間産業)をどう取り込むのかということです。滝に打たれたいヤツなんているのか?と思われるかもしれませんが、滝に打たれたいというニーズはちゃんとあります。一つは、今の若者の懐古趣味によるもの。もう一つは外国人の体験型観光によるもの。別に何万人も来なくてもいいのです。年間で数百人だっていいわけです。なんせ、お金はかかりません。かかるとしても落石防止のネットくらいでしょう。でも、参加したい人にとっては、絶対に八百津町へ行きたい!という気持ちになります。なんせ五宝の滝は「宮本武蔵」が修行したという滝に打たれるだけの価値がしっかりあるわけです。他の滝ではマネできないのもオンリーワン観光に重要なポイントになります。五宝の滝という名所を売り込むのではなく五宝の滝で何をするのかという「内容」を売り込む。これがコンテンツツーリズムというものです。八百津町議会議員 河村のりよし
2015年03月30日
<その2> 八百津という駅名を復活させよう!!名鉄八百津線が廃止になってからの八百津町の衰退は激しいものがありますよね。やはり、鉄道はないよりもあった方がいいわけです。といっても、今さら名鉄八百津線の復活は例え第3セクター方式でもありえません。では、どういうことなのだ?という疑問にお答えします。これは、やおつトンネルが開通してからの話ですが、私は、御嵩口駅を現在のバロー御嵩店付近へ移設し、そこを八百津口駅という名称に変更したいのです。そこから八百津行きのバスを走らせたいのです。今のYAOバスの大きな問題は、結局、伏見地区を迂回したり、兼山地区での低速運転により明智駅と八百津町内の運行時間がかなりのストレスになってしまうことやYAOバスと名鉄との運賃が別々なので運賃が高額になってしまうことです。しかし、八百津口駅ができれば、運行時間はかなり短縮できることやバスをコミュニティーバスにするこで片道100円にすれば運賃の割高感もありません。現在だって、ワンコインバスはJR川辺駅に向けて走行しているわけですからまったく問題ありません。何よりも名古屋から電車に乗る人が一目で「八百津に行く方法」が分かります。これは本当に大きいことだと思います。この施策には当然ながら御嵩町の協力が必要ですが、名鉄八百津線廃止のショックを知っている御嵩町は、名鉄広見線の廃止を絶対に阻止しようとしています。そのため広見線の赤字分を税金で穴埋めしています。御嵩口駅を八百津口駅にする代わりに広見線の維持費の一部を八百津町も分担することを申し出れば、御嵩町にとっても悪い話ではありません。八百津町議会議員 河村のりよし
2015年03月30日
これは法律的に可能なのかどうかは調査してみないと分かりませんが、私は以前から他の自治体に公有財産があってもいいのでは?と思っています。つまり、町有住宅は別に八百津町内になくてもいいじゃないかということですね。この施策は人口増の即効性はありません(あくまで入居者は名古屋市民ですから)。では、なんのために建設するのかと言えば、それは「交流人口」や「活動人口」の確保をするためです。多くの自治体は、少子高齢化社会の中で田舎への移住者を促進しようとしています。もちろん、やらないよりはやった方が良いことは間違いないのですが、実際には田舎への移住者はそれほど大きな数値ではありません。そこで、相場よりも安い家賃(建設費のコスト回収のみ)を設定し、入居条件に「八百津町の関する交流活動を手伝うこと」として都会に八百津町の町有住宅を設置します。できれば、デザイナーの卵とか、観光に興味がある人とかがいいですね。そうして入居された方々に八百津町の内外で活動していただくわけです。例えば、名古屋市内のイベントでの売り子でもいいわけです。私は、経営者という側面をもっていますので、人件費にはシビアな感覚があります。その感覚からすると「これはどうなの?」と思うことがあります。それは役場の職員がイベントで売り子をすることです。八百津町をアピールするための業務と言えばそうなのですが、準管理職の方々まで参加していると、せんべいをいくつ売れば黒字なんだろう・・・と疑問に思うわけです。本来、税金によって給与が支払われている公務員は、民間人以上に自分の時給単価と生産性にはシビアになっていただきたいものですが、それは現場の職員が悪いのではなく、システムの問題だと思います。そこで、こうした専門知識を必要としない業務を、入居者に担当してもわらうわけです。入居者にとっては、こういう業務を手伝えば家賃が安くなる(しかも、副業にならないから普通に会社に勤めていてもOK)。八百津町にとっては、ムダな人件費を削減できるわけです。それ以外にも八百津町内でのイベントを手伝ってもらえば、町内の人たちとの交流が生まれ、やがては、八百津町に移住を考える人も現れるかもしれません(これは皮算用ですが)。都会の人たちに八百津町の魅力を知ってもらうには多額のプロモーション費用がかかりますし、その方法は、パンフレットを作る、ポスターを作るなど、どこの自治体でもやっていることです。不特定多数に訴えるプロモーションも必要かもしれませんが、現代は、情報があふれている時代です。こういう時代だからこそ、個々の人のニーズに訴えるプロモーションが必要だと思います。八百津町議会議員 河村のりよし
2015年03月30日
今朝の中日新聞の3面にこんな記事がありました。「地方に少子化対策交付金」これ、八百津町としては追い風なのです。なぜなら、八百津町議会ではこの12月からすでに少子化対策協議会を立ち上げて八百津町の地域少子化対策を検討しています。ちなみに座長は若輩ながら河村がつめております。そもそも少子化というものは、国家レベルでは出生率の向上かと思いますが市町村レベルではビジネスの要素が非常に強いと思います。要するに八百津町の子どもを増やすことではなく可児市や美濃加茂市の子どもをいかに八百津町に奪ってくるかということです。奪い合いというと強い表現かもしれませんが、そもそも可児市や美濃加茂市のアパートにいる八百津町出身はたくさんいます。そうした方々の何割かが帰郷してくれれば良いだけのこと。そのために可児市や美濃加茂市以上に八百津町が子育てでは有利に働くことを考えなければなりません。その点、行政サイドは、それが本音ではないかもしれませんがやはり、建前論に近いところがあります。確かに豊な自然があるでしょう。古くからの伝統もあるでしょう。しかし、それが魅力と感じている人は元々、八百津町に住んでいるわけで、必ずしも、その価値観を必要としているわけではありません。無謀なことを言えば、子どもが3人いたら住民税還付くらいの発想があってこそ近隣の市町村からの移住が望めるというもの。そういうアイデアこそ必要なのです。
2013年12月23日
原子力発電所の公聴会で「公平」ってなんだろう?と考えさせられた。大雑把にいえば、原発に対して反対、中間、賛成の3グループをつくりそれぞれ3人を選んで意見を発表してもらうというもの。仙台と名古屋において原発賛成派の6人の発表者のうち4人が原子力や電力の関係者だったということに批判が出ているが、僕は別の視点で違和感があった。反対派の人たちがクレームを出しているんだけど、その内容が「民主的ではない」「公平ではない」ということ。つまり、反対派の人が賛成派の人の3倍も集まっているのに発表者は反対派も賛成派も同じ人数でしかない。多数派の意見と少数派の意見を同レベルで扱うのはいかがなものかっていう主張だった。なるほど、民主主義では選挙によって多数派の意見が全体の意見となる。しかし、普段、「少数派の意見を大事にしろ」とか言っている人たちじゃないの??って違和感がある。結局、「少数派の意見を聞くべきだ」という理念よりも「自分の意見を聞け」って自己主張がしたいように思う。だから、自分が少数派のときは「少数派の意見を聞け」自分が多数はになったら「民主主義にのっとれ」と主張してくるのかなぁと思った。ちなみに僕は「原発反対派」である。人気取りのために「子どもたちの未来」がどうのとは言わない。火事場泥棒と言われようが、不謹慎と言われようが八百津町の利益になることを考えるのが僕の仕事だと思うので(それが間違っているなら選挙で落とせばいい)八百津町を主眼に考えたとき、原発の代わりとなる再生可能エネルギーを推し進めてもらう方が過疎地域の活性化につながると思う。八百津町の問題の一つに山林の荒廃がある。荒廃と書いてしまうとご不興に思われるかもしれないが、利用されていない状態の山林が多いということ。これをバイオマス発電の資源と思えばいい。森林の伐採というと聞こえが悪いが八百津町のそれは自然林ではない。人工林である以上、ある程度のサイクルで伐採しなければかえって不自然な状態となってしまうのだ。今は、利用価値が低く、木材チップによる発電はコスト高になってしまうが、コストは利用頻度を高めることで下がっていくので商業ベースでこの発電に取り組むことができれば十分に運営が可能だと思う。再生可能エネルギーに対する意識を高くもち今から根回しをしとかないと、いざというときに後手に回る。もちろん、このまま原発依存体制が続けば意味のない行為かもしれないけど、いろんなことに網をはっておくことが大切ではないかなぁと思う。
2012年07月17日
僕は地方議員なんですが、職業で政治家をやっているつもりはありません。もちろん、報酬をいただいて議員活動をする以上、地元の声をよく聞き、また、真摯に対応する気持ちは強くあります。ただ、それは政治家をやるためにやっているかというとなんとなく違うかなぁと思います。青臭いことを言っているような感じもしますが、僕は、政治家は人気取りのために活動してはいけないと思うのです。なんで、こんなことを書いているかというと「票が欲しかったら俺の要望を聞け」という意見がそれなりにあるからです。町村議員は、それだけで生活ができるような報酬ではありませんので現役世代は、自分の仕事をしながら議員活動をしているわけです。なので、政治家というイスにしがみつく理由は情熱以外にはないわけなんですが、なんとなく、そういう言われ方をすると僕が政治家という肩書きに対する名誉欲が欲しいんだろと言われているような気持ちになってムダに反発してしまいます。まあ、よくよく話せば、今後も活躍してほしいから有権者の意見はよく聞けよっていうアドバイスなんだと思いますが、まだまだ、人間、そこまでこなれていないこ~むらです。
2012年07月04日
今朝、次回定例議会の一般質問通告書を出してきました。さて、一般質問・・・。これは議員によって考えに違いがあって確かに本会議場での議員と執行部のやり取りは事前に質問内容を通告することもあってお互いに原稿を読んでいるだけという一面も否定できません。全員協議会もあるし、そもそも小さい町の議員と執行部そんな仰々しい場で質問しなくても・・・という気持ちもまあ、分からないではありません。しかし、僕自身は、事前に質問を通告できる一般質問だからこそ意味があると思っています。全員協議会でのやり取りを見ていると、活発な議論ではあるのですが、やはり、その場の思いつきのような質問もあります。一方で一般質問であれば、事前にかなりのことを下調べしなければいけません。ずっと前のブログに「バス問題」について書いたためたまに、その進捗状況を聞かれることがありますが実は、この問題はまだ提起していません。やはり、バス問題というのは膨大な予算が必要なこと八百津町単独の問題ではないことがあり軽々しく問題提起すべきではないと思うわけです。決してやる気がないわけではありませんのでご安心を。と言ってもこれが僕の悪癖なのか、昔から僕は遠い未来のことをさも明日できるかのように話してしまうようなのです。僕としては、それは完成までの道筋が立ったということであり論理的に実行していけばゴールに達するというイメージがあるだけなんですけどね(苦笑)
2012年05月30日
今週は錦津小で田植え体験があり出席するつもりでいたんだけど、ずっと金曜日だと思っていた。で、明日の予定を確認しようとプリントを見ると5月24日とあるではないか!!ああー!!田植えは今日だったのかー!!!すみません。
2012年05月24日
昨日は森林組合の総会に出席した。僕のように八百津町生まれの人間にとっては錦織というのは八百津地区って印象が強いけど、消防団、交通安全協会、森林組合と神社関係は旧錦津村単位で行う。可児郡錦津村を強烈に感じる瞬間である。さてさて伊岐津志地区の議員が僕だけということもあってこの手の総会に招待を受けるときはあいさつをするんだけど、昨日は、来賓が多かったこともあって座っているだけだった。ちょっと残念。というのもご不興を覚悟の上で森林組合のあり方についてちょっと話したいことがあったから。今、森林組合は林業として成立していない。土地の借地権やら茸山の入山権やら不労収入がほとんどなのだ。僕は貧乏症なのかこういう不労収入ってのが肌に合わない。収入ってのは、やっぱり、働いて稼ぐもんだと思うわけだ。じゃあ、現実問題として不況の林業でどう稼ぐのか。僕は第1次産業としての林業から第3次産業へと脱却すべきだと考えている。つまり、付加価値をつけた運営を目指すということ。付加価値を分かりやすく言えば、例えば、棺桶。どこか分からない外国産木材の棺桶で焼かれたいですかそれとも同じ空気を吸って成長した地元の木材で作られた棺桶で焼かれたいですかってこと。僕なら、多少、割高になったとしても地元の木材が良い。材質そのものではなく、人の感情を満たすものそれが付加価値なのだ。例えばお孫さんが生まれたときの記念植樹など1本あたりの借地権のようにして林道近くの一区画を入りやすくして「マイツリー制度」を整えてみてはどうだろうか。例えば月500円くらいの管理料をもらえば500本くらいで現在の収入の3割となる。さきほどの棺桶だって例えば定年退職をきっかけに苗木を購入して植樹をすれば成長して、切り出して、乾燥させて使えるようになるまでにけっこうな時間を要するわけで「こりゃー、20年や30年では死んでられんな」と第2の人生に張りも出るというものではないだろうか。自分の棺桶は自分で用意する。素敵なことだと思うけどいかがだろうか。
2012年05月13日
初顔合わせ月間もようやく終了。お酒は好きな方ですが、さすがに昼も夜も飲みまくりにちょっと肝臓もへばり気味。さてさて、お酒が入ると熱くなることも・・・。ここぞとばかりにいろいろな要望が(苦笑)以前は「分かりました!!」と答えていたんですが、最近は、不同意すべき案件は正直に不同意を伝えることにしました。もちろん、調べもせずに「やらない」とはいいませんが、自分が把握していることであればその場で「やりません」と答えています。それが相手に対する誠意だと思っていますのであんまり怒らないでくださいね。
2012年04月30日
僕たち塾では小学生に論語の素読を取り入れている。まったくの偶然なのだが4月のテーマに「巧言令色、鮮なし仁」というものがある。この意味は「口先が巧みで、角のない表情をするものに誠実な人間はほとんどいない」という意味である。思えば、昨今の国会議員を見ているとそういう人が多いような気もする。一方で、そんなことまで?と政治家の発言を問題視するマスコミにも疑問が残る。以前、ある国会議員が東日本大震災の津波で亡くなられた方に「バカなヤツ」という表現をしたのが問題となった。実際に発言の映像を見ているとその国会議員は友人としての無念さを表現するために「バカなヤツ」という表現をしていただけで逃げなかった人をバカにしているとは思えなかった。しかし、その「バカなヤツ」という言葉だけを持ち出して国会議員の失言にしようと目論んだ人たちがいたわけだ。確かに僕の発言は暴言に近いこともあるかもしれません。しかしながら、今の行政において政治家に求められるものは既に「良い子ちゃん」ではないと思うのは僕だけでしょうか。選挙のたびに登場する○○チルドレンと言われる人を見るたびにこの国は大丈夫なんだろうかと不安になります。
2012年04月09日
このブログは町議会議員として書いていますが僕はその他に本業の学習塾経営者として書いているブログがあります。そのブログがこれですこの3月19日のブログについてなぜか八百津町長宛に「厳重注意をしろ」という投書がありました。別に「あれは議員として書いたものじゃない」という言い訳はしません。私の文章でご不快を与えてしまったことに関しては素直にお詫び申し上げます。その上で反論申し上げます。その前に一言、何故、町長宛の投書なのでしょう。本来、町執行部と町議会は付かず離れずが基本であり、議会の場で私の発言に対して問責されるのであれば筋も通りますが、町長が議員を処分することなどできませんし、そんなことがまかり通るのであればこの国の民主主義は根幹から崩れてしまうでしょう。さて、本題に関して反論申し上げます。「通信制高校出身者は採用しない」という言葉だけを捉えますと、なるほど、差別的な言葉使いと受け取られる可能性もゼロではないかもしれません。これに関しては、説明が足りなかったと思い、本日、加筆いたしました。すなわち、学習塾の経営者として高校生活を経験していない人を採用しないという経営判断です。特に通信制高校出身者が人として劣っているとかそういうことを言っているつもりもありませんし、本編でもその旨の発言をしています。ただ、加筆前の文章であっても私の主張は、安直に高校を辞めてしまう元生徒に対する「世の中は甘くない」という義憤であり殊更に通信制高校出身者を貶める発言は一切、ありません。もちろん、通信制高校出身でも頑張っている方はいると思います。しかし、現実では、厳しい就職環境があったり、それこそ大学進学という面では、かなり厳しいと言わざるをえません。そうした現実を鑑みたとき今、まさにちょっと勉学についていけないという理由で安直に高校を辞めようとしている元教え子に通信制高校の不利なことを訴えることが公人として、教育者として恥ずべきことなんでしょうか?本編でも述べましたが通信制高校の全てがダメだという気持ちはありません。教育分野でもセーフティーネットが必要なことも理解しています。しかし、自分とは無関係な理由で高校を辞めざるをえなかったとしてもそのことは自分にとって不利であるという自己認識のもとその後の人生を強く生きてほしいと思うのです。私自身、大学選びに失敗した経験があります。生物の研究員をやっていたときに学歴社会の中で理不尽な思いをした経験もあります。それこそ可児市では他塾から私の出身大学を公表され「こんな偏差値の低い塾長に授業を受けたくないよね」という怪文書をばらまかれたこともあります。それでも自分を信じて会社を発展させ地元に貢献すべく町議員に立候補しました。だからといって自分の大学選びは正しかったとは思えません。やはり、当時の自分の考えが甘かったことは今でも思います。ある高校生が退学しようとしている。そのときに「通信制高校もあるからそんなに苦しむことはないよ」と指導するのが正しいのか「通信制高校は社会に出るときに厳しいよ。今は苦しいかもしれないけど、もうちょっと耐えてみようぜ」と指導することが正しいのか正直、私には判断できませんが、少なくとも「我が町の恥だ」というほどの暴言なのでしょうか?たぶん、根本的な思想が異なるかと思いますので歩み寄りというのは難しくまた、ご不快な思いをさせてしまうかもしれません。申し訳ありません。
2012年04月09日
今日は午前中に錦津小学校の入学式に参加。今年の新入生は13名とちょっと少ない。っていうか僕の地元の中野が1名って・・・。僕らの頃は中野が多くて塩口が少ないってのが普通だったので今や完全に逆転している。とはいえ、感覚的には錦津小を見てても少子化ってイメージがない。僕らの学年は36名と多かったがそれ以外の学年はそうでもなかったし、学年によっては20名未満のところもあったのであんまり変わらないかなぁーとか思っている。さてさて、保育園の卒園式ではビシっとした祝辞が言えなかったので本日の祝辞はしっかり文章にしてきた。ところが僕の前後の町長とPTA会長がカンペなしで素晴らしい祝辞を述べられていたのでちょっと恥ずかしかった。さて、午後からは八百津中学校の入学式だ。それまでは本業の仕事を進めておこう。
2012年04月09日
いよいよ4月が始まった。僕のように本業を持ちながら議員をやっている人間にとってほとんどの土日に予定が入る4月は本当に大変なのだ。ってことで、4月の最初の日曜日は・・・朝から消防団の結団式に参加してその後、野上の白髭神社の例祭に参加して午後は、会社の経営者としての仕事をして夜は、石畑の役員会に参加した。いろんな人と話せるのは楽しいんだけどさすがにちっと忙しいなぁ。
2012年04月02日
今日は錦津保育園の卒園式。ということで来賓祝辞。僕は、人前で話すことは苦手ではないので今日も、ばっちりセリフを整えて赴く。さて、僕の番っていうタイミングでいきなり電話が鳴る。もちろんバイブレーターにしていたので鳴り響くことはなかったけど、ちょうど、みんなが僕に集中しているときだったので焦ってしまった。出だしは好調だったんだけど、途中で、予定にないことを言い始めてしまいそこからちょっとグダグダになってしまった。反省、反省。
2012年03月27日
一般質問が終わった。今回も一番手での質問。質問の内容は早々に決まっていたので通告は早かったんだけど原稿が出来たのは午前3時だった。そのくらい今回は時間が無かった。前回の一般質問では原稿の完成は早かったけどまだまだ一般質問に慣れていないということもあり、再質問をまったくしなかったので今回のテーマは再質問をすることだった。とりあえずため池問題でも予防接種問題でもきっちりと再質問をすることが出来て良かった。さてさて、前回の一般質問のことなんだけど自主防災組織に関してはモデル自主防災組織の数が増えたこと単年度交付だった助成金も2年目以降も交付されるようになったことに加え防災士の講習費に対する助成も行われることになった。これは一歩前進。ふるさと納税はまだまだ検討中との返答が続いている。今後、クレジットカードによる納金方法はスタンダード化されることは疑いようもないと思う。その際、それが新聞に載るのはよくても2、3番手までだと思う。ふるさと納税を広くアピールするためにも早く着手することが大切だとは思うんだけどね。
2012年03月13日
最近、ホント、感情的にならなくなったなぁと思う。僕は、素養のないことが大嫌いである。センスのない野次も大嫌いだ。ところが、議員になってそういうものを我慢してしまう自分がいる。まだまだ勉強中なのでそれが良いのか悪いのか分からない。分からないから耐えることにしているけど昔なら・・・と思うこともある。実は、今更ながらなぜ、言い返さなかったんだろうと思うことがある。先週の日曜日に地域の政治家が集まる懇親会があった。その中締めに赤塚町長が挨拶をした。定番の全体の発展を願っての後に八百津町の発展を願っていうセリフが出たときに他の町の議員から「なにが八百津町だ、バカヤロー」という野次が飛んだ。その瞬間に沸騰しそうになったけどここで暴発すると周りに迷惑をかけるなぁと思ってその場を流してしまった。でも時間が経てば経つほど、やっぱり、あの場で言い返した方が良かったのかなと思ったりする。「君子は和して同ぜず」必ずしも仲良くすることだけがいいことだとは思わない。
2012年02月24日
今日は本業で東京へ出張。1泊の予定だったけど打ち合わせが午後8時で終わりなんとか名鉄の最終に乗れそうだったので日帰りで帰ることにした。で、宿泊費が浮いたってことで帰りはグリーン車に乗ってみたうーん、さすがにグリーン車。僕は長時間座っていると腰が痛くなってしまうけど痛くなることもなく、読書をしている間に名古屋駅に着いてしまった今日は千駄ヶ谷と駒込で打ち合わせ。初めてご飯を食べられたのが帰りの新幹線の中。さすがに疲れた~。
2012年02月22日
今日は定住自立圏のつながり事業の説明会。町会議員というよりは経営者として参加したんだけど議員は僕を入れて4人もいたしそもそも説明会にこんなに人がいるとは思ってなかった。説明会が終わってトイレに行くと同じく説明会に参加されていた方に「ブログ見てますよ」と声をかけていただいた。うれしい反面、やっぱり、自分の仕事は見られてるなぁと思った。気合が入る。
2012年02月20日
予想はしていたものの今、ものすごく忙しい。本業が学習塾なもので今は定期テスト対策と高校入試更には新年度の募集活動や新人研修などもりだくさんである。そんなわけで最近は朝の5時くらいまで仕事だ勉強だと忙しい。といいつつこの前の日曜日に白川町の道の駅温泉へ行ってきた。元々、温泉好きということもあるんだけど東京からのお客さんを温泉に連れていくことが多いのでその下見を兼ねて奥さんと行ってきた。その感想。う~ん、微妙。まず、お湯はものすごく良かった。係員の人たちも丁寧で良かった。ただ、若干、設備の面で不満に思うことが。それは、脱衣所の床材が見ようによっては海苔巻を作るときの巻き簾を連想してしまうこと。正直、僕自身が昔人間ってこともあるけど、調理器具・・・しかも米を扱う道具を踏むことにものすごく抵抗がある。もっとも、巻き簾を使ったというよりはたまたま、簾をその大きさにしたんだろうけどなんとなく嫌な感じだった。あと、道の駅の中にあるため温泉浴場には売店がほとんどない。食事をするところも買い物をするところも午後6時で閉まってしまうがもったいない。おせっかいな話だけどあんまり客単価を考えてないのかなぁと思った。まあ、公共施設のようなものだからあんまり利益を目指してもダメかもしれないけどね。
2012年02月14日
難しい問題だけど抜本的な農政改革ってできないんだろうか。実家が非農家ってこともあるんだけど、ある程度の範囲の農業用水はまとめてしまえば良いのに・・・と思う。例えば、江戸時代にAとBの集落にそれぞれ100の田んぼがあったとすると今は、その半分もない。ならば、AとBの集落の溜池やら用水やら1つにまとめてしまえば良いんだけど、なかなかに慣習というものは難しい。まあ、自治体同士の水利権争いよりは殺伐としていないんだろうけど。学校だったら人数が減ったA学校とB学校を統合して新しい学校を作るように溜池もA地区とB地区を統合してみたら自治体ごとの負担も減るかもしれない。一方で、長年、続いている伝統や習慣を安直にお金の面だけで変えてしまっても良いのだろうか?という気持ちもある。まあ、結局、それぞれの集落が持っているものをそれぞれの地域で有効活用するのが一番、ムダがないんだけど、大規模農家じゃないとなかなかに農業で食べていくのは厳しいのでなるべく所有者の負担にならないように配慮しながら放置しておくよりはマシという程度の利用を目指した方がいいかな。
2012年02月14日
町長選の頃からけっこうこのブログが話題になる。それだけ町政に関心が高いってことだね。こないだも加藤議員と「絆」へ飲みにいったら途中から議論が盛り上がりに盛り上がってしまいお店の人を巻き込み最後はみんなで泣いてしまった。若い人も八百津町に関心があるって証拠だ。ただ、これが政治となると別なんだけどね(苦笑)最近、八百津の突貫小僧というキャッチがけっこう気に入っている。まあ、それによって方々からお叱りを受けながらという日々。さすがに一時期は「もういいわ!!」と思ったこともあったけど、我が敬愛する地元の矍鑠たるじいさま方の顔を思い出し若造に愛情を注いでいただける女性陣の笑顔を思い出し勇気100倍、頑張ろうと思う。ただ、加藤議員からはもうちょっと落ち着けと言われるのでそれもそうかなぁとも思ってみる。いろいろな人に心配されての議員生活半年。果たして、その評価はいかに。
2012年01月28日
YAOバス問題でのもう一つの話題。それは、和知地区を運行して新可児駅に接続できないかってこと。新可児駅への接続が厳しいのは前のブログに書いたことなんだけどそれ以外にこの問題には大きなネックがある。それは東鉄バスによって「新可児駅~ファミリーセンター」という路線が既にあるということ。確かにこの路線は東鉄バスの免許維持路線と思われ1日に1本、それも利用者が見込めない時間帯(運転手の空き時間?)にしか運行されていないけどそれでも、そういう路線があるということが重要。なぜ、この路線が免許維持路線のような扱いなのかそれは「利用者が少なかった」という理由しか思い浮かばない。ご不興を覚悟で言えば、YAOバスは和知地区を通って新可児駅に接続すれば利用者が増えるというのは理想論でしかないと思う。もっともこれは鉄道廃止以前から変わっていないのでもしかすると時間帯さえ考えれば利用者はそれなりにいるのかもしれない。であれば、YAOバスにこだわるのではなくまず東鉄バスの路線(いわゆる4条バス)の運行本数を実験的に増やしてみるのも良いかもしれない。これなら交渉先は東鉄バスだけだから自主運行バスよりは交渉しやすいだろう。ちなみに東鉄バスと言えば美濃太田駅接続の路線もある。こちらは新可児駅接続と異なり、立派な路線として運行されている。ただ、この路線は、乗っていると疲れるんだよね。理由としては、やたらゆっくりと運行すること。途中の停留所での乗り降りが少ないことが理由だと思うけど、あの低速運行は乗っていると疲れてしまう。僕は、これに関しては古井駅~美濃太田駅の間はあい愛バスに任せてしまい東鉄バスはかつての岐阜バス路線である国道路線を使って1分でも早く美濃太田駅に接続してほしいと考えていた。しかし、状況は変わった。問題は、可茂支援学校からの利用者の声だ。ここから利用される方々の声を無視して八百津町の利点だけで問題を解決してはならないと思う。
2012年01月25日
昨日のブログを見て早速、お世話になっている先輩議員から連絡があった。議員は一人は要望書を出すくらいしかできないけど仲間が増えればかなりのことができるようになる。自分の功名心であれば一般質問まで黙っておいてその場で目立てばいいだけなんだけど、本当に変えようと思えば、情報は常に発信しなければならないと思う。それが勉強不足だとしてもその一時の恥を真摯に受け止めればまた、一段と深い知識が得られるというものだ。というのは、僕の師匠の受け売りなんだけどね。とにかく賛同していただける方が増えることはなによりの励みとなる。とはいえ、冷静に考えなければならないこともある。例えば、バス問題でもっとも声が大きいのが明智駅接続案ではなく新可児駅接続案だ。現在のYAOバスの問題点は鉄道代替バスであるがゆえに明智駅に接続しているということ。しかし、伏見は昔ながらの地区なので道路が狭くYAOバスは大きく迂回して明智駅へと向かう。そのため大幅な時間のロスとなる。下手をすれば可児まで1時間という感じなのだ。これは鉄道時代の名古屋と同じ。それでは利用しづらいよね。しかし、YAOバスを新可児駅接続にすると2つの問題が発生する。(1)運行距離が増える=自治体の負担が増える(2)御嵩町にメリットがない=協議会から脱退する=自治体の負担が増えるということ。特に(2)は、名鉄広見線の問題も絡んでくるので可児市や御嵩町の賛同が得られるとは思えない。ちなみに僕はこの点に関しては御嵩町長とまったく同意見でありYAOバスはやおつトンネルを抜けて御嵩口駅に接続させた方がいい。こうすれば運行距離が短くなるので負担金は必ず減る。むしろ、名鉄広見線の利用を見越せば御嵩町の負担割合を増やしてもらって八百津町の負担金を減額できると思う。あとは、このYAOバスに接続できるようにコミュニティーバスを配置すればいいと思う。この際、コミュニティーバスといっても町外者の利用を想定しなくてもいいと思うので実際はワンボックスを使った乗合タクシー方式で良い。で、不定期運行、つまり、利用するときだけ事前に電話予約をしておくという方式ね。さすがに三重のケースみたいに高齢者全員に携帯端末を持たせてというのは無理かもしれないけどやれるんだったらやったらいいと思う。
2012年01月25日
敗れた候補者の方々には申し訳ないが町長選がきっかけでいろいろと住民の方と意見交流ができたことそれは良い財産となった。さて、その中で多かった話題がバス問題だ。現在、八百津町には3系統のバスが存在する。(1)YAOバス(2)コミュニティーバス802(3)東鉄バス簡単にバスと言っても実際は、運行根拠となる法律がそれぞれで異なる。特に言われるのが和知地区の方のバスの不便さだ。なぜ、コミュニティーバスが町内全域に走らせられないかそれは、道路運送法が関係してくるわけだ。以前の法律では、免許路線(いわゆる4条バス)とコミュニティーバスは競合してはならなかった。八百津町は幹線道路が限られているのでどうしても和知地区にコミュニティーバスを走らせると東鉄バスの路線と競合してしまう。じゃあ市町村が自主運行できるバス(いわゆる21条バス)では他の市町村まで運行するのは厳しい。そうした経緯もあって不便なバス路線網となっている。ところが、2006年に法律が改正され地方のバス行政はかなり簡略化された。各自治体が設置する地域公共交通会議が主体となってやろうと思えば、それなりにできるようになった。もちろん、八百津町にも2010年に設置されている。本来であれば議論が活発となってもいいのだけどあんまり話を聞かないところを見ると設置したけど機能していない状態かもしれない。(まあ、僕の勉強不足なのかもしれないけど)バス問題についてはいろいろと考えがあるので少しずつまとめていこうと思う。
2012年01月24日
関市のブログを見ていたら板取支所での成人式をやっていた。関市のような平成の大合併で面積が増大した市では旧町村単位で行事が行われるみたい。そこで見たのが板取中を卒業した15人のうち、今でも板取地区に住んでいるのは1人しかいないということ。今後、どれくらいの人が戻ってくるか分からないけど、これは子供不足は加速しそうだ。そこで思ったんだけど、八百津町の成人式でこういうアンケートってしているんだろうか。学生のうちだと現住所を実家のままにしておく人もいるから八百津町に住所がある=八百津町在住の20歳ってことにはならない。いったい、どれぐらいの人が八百津町から出ていっているのかかなり興味があるけど、どうなんだろう??もしもアンケートしていたら僕に教えて!!
2012年01月18日
上から目線みたいで恐縮だけど今日の八百津町のブログは良かった。担当者にセンスを感じた。たぶん、狙って書いたわけじゃないと思うからまさに才能だね本当に重箱の隅をつつくようで申し訳ないけど、会社や役所がブログを始めるときにもっとも注意しなければならないこと。それは、そのブログには「人件費」がかかっているということ。この辺が個人のブログとは根本的に違う。コストをかける以上はそれに見合う結果がついてこなければ意味がない。住民に対しての広報のため?町外者のための観光PRのため?八百津町のブログはたぶん、後者だと思うんだけど、そうすると内容をもっと考えなければいけない。八百津町にあるものだけを紹介するというのは八百津町に興味がない人の検索では残念ながらひっかからない。すでに八百津町に興味がある人を対象とするならホームページで十分だ。ブログは、八百津町に興味がない人をいかに興味を持たせるように誘引するかが大切。そういう意味で、今日のブログは「ミッション・インポッシブル」という検索されやすいワードをブログに使ってきた。これによって「ミッション・インポッシブル」でブログを検索した人が、八百津町のブログを見る機会が発生する。それを見た上で和菓子屋さんのPRをする。そうすれば、八百津町にも和菓子にも興味がなかった人が八百津町まで来るかもしれない。広告手法ではこういうのを権威利用って言う。つまり、みんなが知っているネタで関心を引き集まってきた見込み客に自分の商品を売るってことね。文章にするとあくどい印象もあるけどねそれにしてもご当地ブログのトップ5のうち12月で岐阜県が2か所も入っているってすごいな~。
2012年01月18日
いよいよ町長選挙が告示。出陣式の応援弁士に呼ばれていたのでまずはその候補さんのところへ行く。その後は、他の候補さんのところへ挨拶。ある候補さんのところで新聞記者さんと雑談する時間があったのでいろいろと話をすることができた。その候補さんの法定ビラに観光客誘致の話があり八百津にどんな観光客誘致策があるんだろうと盛り上がった。そこでのネタを備忘録。八百津町を舞台にした小説のコンペをやってみてはと思った。できれば、恋愛小説がいいな。しかも、そのまま映画の原作になれるようなやつ。そうすれば賞金+αくらいのコストでそれなりに八百津をアピールできるんじゃないだろうか。小説の舞台に行ってみたいってのは小説好きにはあることだし。
2012年01月10日
今日は朝から電話が鳴り響く。内容はもちろん討論会中止について。覚悟はしていたけどその内容は予想と違っていた。僕はもっとお叱りのお電話かと思っていたけどどなたもそんなことはなくただ、残念だったということと今後も頑張ってくれという内容だった。ものすごくうれしい。午後は、最後の後始末をすべく関係者に集合していただきいままでの顛末を聞いた。そこで初めて分かったこと。それは、そもそも全陣営に質問内容が渡っていなかったということ。僕も、一緒に行動した議員も思わず「ええー!!」と声を発す。僕が代表になるときに確認したことは質問内容は事前に渡っているということだった。そういうこともあり、昨日の段階での相手陣営のお怒りがいまいち実感できずなぜ、歩み寄ることができないんだろうと失望感があった。しかし、そもそも渡っていないのであれば話が違う。「持っていたが受け取らなかった」とのことだけどそれでも、陣営によって質問内容を「知っている、知っていない」は公平とは言えない。そりゃー誰だって怒るよ。やっと理解できた。そうとも知らず世間知らずの若造がえらそうに乗り込んで行ったからさぞ、ご気分を害されたかと思う。本当に申し訳ないことをした。ということで、既に、全陣営には昨夜のうちにお詫びをしてきたが改めてお詫び状を出すことにした。最初は、そこまでしなくてもという意見もあったけど事情を知らなかったとはいえ失礼なことをしたことには変わらない。こちらの不備を明確に文章にしてこそ責任の所在がはっきりすると思う。これが代表としての最後の仕事。幸い、みんなが納得してくれたのでメンバー全員で再度のお詫び行脚。そしてファミリーセンターに行き中止を知らずに来られた方々にお詫びをした。最後に、みんなでラーメンを食べて終了。
2012年01月05日
残念ながら公開討論会は中止となった。公開討論会の大原則はリンカーンフォーラム方式を見ていただければ分かるが、討論会の内容は主催者が決めることであり、それに賛同して出席するかしないかは各候補者が判断することである。その大前提が候補予定者に公平に討論会の案内を出すことだった。しかし、その案内が公平ではないという意見が出た。正直、真実は分からない。案内を配布した人、受け取った人その双方とも「そんなことはない」と言われたが僕自身がその現場にいなかったのでそれを証明する術を持たない。すべての候補者に僕が案内を配布すればよかったがそれはただの愚痴かもしれない。ともかく僕は純粋に八百津町に風を起こすべく公開討論会がやりたかった。ただ残念だったのは僕は自分自身の保身のために討論会を開催したわけではないと言ったにも関わらずそれが僕の保身という形で相手に伝わり不愉快な思いをさせてしまったことだ。僕は本当に議員としてやっていけるのだろか。正直、僕のほかの主張に比べれば公開討論会はそんなに突飛なことでもない。それすら実現できない僕に本当に八百津町を良くすることができるのだろうか。
2012年01月04日
明後日に迫った町長選の公開討論会。本日、進行係の方と打ち合わせをしてきた。「受付」として会の末席にいたんだけどここにきて「代表」という大役を担ったからにはしっかりと成功させたいと思う。今回の公開討論会、紆余曲折の末、立候補予定者の個々の判断による自主参加ということで開催することにした。僕の周りにも「全員参加じゃないのか?」というご意見は確かにあるんだけど、僕は、自主参加による討論会は大いに賛成だ。まず、大原則として誰が立候補するかどうかは10日になってみなければ分からない。したがって、今、手を挙げている方以外だって電撃参戦される可能性はゼロではない。何よりも真の公平公正とは全員出席することではない。そりゃー全員出席が望ましいとは思うけど、公開討論会に出席することが有利なのか不利なのかそれは候補者自身が判断することであり、出席したい人は出席する。出席したくない人は出席しない。それがもっともシンプルじゃないだろうか。僕はそう思う。
2012年01月03日
12月の定例議会の一般質問。思ったよりもケーブルテレビの中継を見てくれた人がいてよくそのことで議論になる。岐阜の人、というか東濃の人ってあんまり議論が好きじゃないようで話し始めると濃いんだよね(笑)もちろん、僕の意見に賛否両論あるのは当たり前。ただし、代案なき反論には興味なし。僕にとって必要なのは、単なる文句ではなく建設的な意見なのだ。ともかく議論をしていると新しいアイデアが湯水のごとく湧いてくる。ってことで久々の忘備録。「八百津という名前を持つ駅の復活」これ、まったく不可能なことではないと思う。お隣の御嵩町では、名鉄広見線の廃止問題が大きな課題となっている。八百津人であれば誰も実感していることで鉄道の廃線はかなり大きな打撃となる。であればこそ御嵩町側もやおつトンネルを利用して八百津町側からの御嵩口駅利用者を期待している。そのために御嵩口駅を移動させることも視野に入っていることは御嵩町長自身の発言だ(あくめでも私案だけど)この際、御嵩口駅の移転を八百津町が強力にバックアップすることで御嵩口駅を八百津口駅に解消できないか考えている。もちろんこれに伴う費用は莫大なものがあるだろう。なんせ、名鉄の全駅にある路線図を新調しなければならないから。それだけでも何億かはかかりそうな気もする。しかし、これを頭から否定するには町名を冠した駅の存在に比べるとなかなか判断が難しいことだと思う。僕自身もはっきり良いアイデアとは思えない。今後、いろんな人と議論しながら答えを出していきたいと思う。
2011年12月31日
僕は有権者に媚びる政治屋にはなりたくない。それが政治家としての資質に欠けるのならすぐに議員辞職をしたいと思う。30代や40代の人たちと話していると正直、相容れない部分が多い。言っていることは立派だけど口だけ番長みたいな感じがものすごくする。政治に参加するのに忙しさは理由にならない。不興を承知ではっきり言えば、直営5店舗、FC2店舗を経営し他にも塾開業の手伝いをしている僕より普通の会社員が忙しいわけがない。やってもいないのに文句は言う。できない言い訳をえらそうに言う。こういう人は大嫌いだ。っていうか、民間企業ならダメ社員でしょ。僕は、民間企業の経営者としての感覚で地方議会の議員に奉職をしている。だから、会社員も議員も同じ感覚なのだ。仕事は与えられるのではなく自分で考え、実行し、会社であれば顧客を増やし売上を作る。政治であれば支持者を増やし当選する。会社は商品がダメなら顧客は増えない。政治は取り組みがダメなら支持者は増えない。まったく同じ仕組みだと思う。さて、昨日、同年代の人たちと話す機会があった。そこで感じるのが「選挙権」に対する観念。選挙権とは誰に対する権利なのかそれは国であって政治家ではない。したがって政治家は選挙権を持っている住民に対して何ら義務は負わない。ここが分かっていない人が多いので政治家=自分たちに何かをしてくれる人という構図が成立し、政治家が有権者に媚びを売るようになるわけだ。僕は、これは間違っていると思う。議員とは、有権者が自分たちの権利を行使して行政に送り込むこんだ自分たちの代表者だ。はっきり言って不愉快なのは議論が白熱したときに自分は選挙権をもっていることを発言し暗に「おれの1票がほしいんだろ」という態度を取られることだ。だからー僕は別に議員でなければならない必然性はないんだって。別に名誉欲もないし、そもそも議員報酬にゃ興味ないし、八百津町さえ健全だったら議員なんてやっているつもりはないんだって。そういう言い方すれば議員がペコペコすると思ったら大間違いさ。
2011年12月29日
今日は午前中に和知保育園に行ってきました。そもそも私立保育所の扱いに関することなのに当事者に話も聞かないで決めるというのもどうかと思うので、当事者のお話を伺いに参上。改めて、当事者の話も聞かないで陳情書を採択してしまったのは稚拙だと思った。これは、最後まで反論できなかった僕の反省すべきことだと思う。知らなかったことも多い。保育所に関しては、そもそも選挙公約にもしてなかったので勉強不足だった面は否めない。それにしても和知保育園に行ったら逆に心配されてしまった。「錦津保育園にも顔を出さないと・・・」ああっ!問題が私立保育所のことだったので和知保育園に行ってみたけど、確かに、地元の人だと私立とか公立とか意識してないから僕が地元の保育園をすっとばして余所の保育園に話を聞きに行っていると誤解されてしまうよね。かと言って私立保育園のことで公立保育園に話を聞きに行くのも変と言えば変だ。やっぱり、私立とか公立とか関係なく八百津町の子どもは町が全責任をもってどの地区でも同じサービスを提供するってそういう方向にもっていかないといけないね。がんばろうっと!
2011年12月15日
今日は総務民生委員会。いろいろな議題がある中で僕の主張を一つ。「私立保育所に対する国庫負担金廃止に反対する」という陳情書を採択するかどうかについて。現在、保育所の運営費に関しては、国が1/2、県が1/4を負担している。具体的に八百津町で言えば、約2000万円の運営費のうち約1400万円を国と県が負担してくれているわけだ。で、年少控除廃止分の税額を町へ渡す代わりに国庫負担金を廃止しようって話。結論から言えば、僕一人が採択に反対しただけ。いろいろな考えがあるのはしょうがないとして、僕ら地方議員は地元自治体の有益性を考慮しないといけない。その陳情書の反対論の根拠は何か?(1)待機児童が多い。(2)公立保育所の国庫負担金廃止のときに保育環境が悪化した。これらの根拠は八百津町には全く当てはまらない。過疎化が進んでいる八百津町で待機児童なんて笑い話だ。2つ目の根拠に関しても、公立保育所の国庫負担金が廃止になったからといって八百津町の公立保育所に対する支援が手薄になったことはない。何よりもそもそも私立保育所が1ヶ所しかない八百津町にとっては1400万円を八百津町が負担したといってもそれ以上に年少控除廃止分の増収が見込まれる。しかし、公立保育所の国庫負担金を廃止したのちに保育に対する支出が減額されていると数値として出ているじゃないかと指摘された。もう、反論する気も失せた。資料を見ると5万人以下の自治体では保育に対する支出が増額されたとある。地方自治法の第99条によると意見書というものは自分の自治体の公益に対して行うものとするとある。すなわち、この陳情書そのものは全国的には正論かもしれないけどその趣旨は八百津町にはそぐわないと言ってもいい。いや、むしろ、保育環境が悪化するとすればそれはそれで八百津町のチャンスじゃないか。過疎化が進んでいる八百津町にとって横並びの行政のままでは衰退する一方だ。むしろ、他よりも良い保育環境を提供して近隣地域に住む若い世帯の流入を図るべきだと思う。住民の奪い合いというと語弊があるかもしれないけど奪われたくない自治体も対抗策を考えてくるだろう。そういう競争原理が働くことで消費者目線のサービスというものが生まれると思う。しかし、今、思えば、やはり、無駄であっても委員会でそう発言すべきであった。議員である以上は、議場での発言が全て。
2011年12月13日
限界集落株式会社という小説を読んだ。この本を読んで思ったことは、あぁ、日本中、同じようなことはあるんだなってこと。特に序盤のヒロインの発言はまさに地元しか知らない人の正論だなって感じた。僕も同じような経験がある。僕は、自分の政策として八百津町の発展のためには今、自力がある伊岐津志や和知をより活性化させることが重要だと考えている。しかし、それに対する反論が同級生から出た。要約すれば、八百津の自然は素晴らしい。それを活用した政策を立てるべきだってね。一般的な政治家ならばそこは票をもらうために適当に合わせるかもしれないけど、残念ながら、僕は政治家になりたいわけではないのでダメなものはダメと返答する。八百津町の自然はたしかに素晴らしい。しかし、我が国の自然はどこも素晴らしいのであって特に八百津町が優れているという部分はない。実に中途半端な自然環境という方が正しいかもしれない。残念ながら、人が集まってくるようなものはない。まず、その現実を知ることが重要だ。自分は、八百津町にとどまっているから八百津町がその人に合っているんだろう。しかし、現実には半分以上の同級生は町外へ出ていった。その結果が、半年で27人しか生まれていない現状なのだ。1万人を超える自治体の新生児が半年で27人。これは異常ではないか?みんな少子化の影響と簡単にいうけどそんなことはない。なぜなら僕が運営する学習塾の可児校には20人に1人以上の確率で親御さんが八百津町出身という生徒がいるからだ1学年で1、20人くらいはいると思う。可児市や美濃加茂市全体ならもっといるだろう。人口が減るのは嫌だ。でも、余所者が来るのも嫌だ。そんな矛盾した話はない。「八百津町はいいところだ」そんなことは分かっている。でも、八百津町以外だっていいところだ。っていうか日本はいい国だってこと。残念ながら自然環境で勝負してもムダでしかないと思う。
2011年11月30日
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