子どもの本の小部屋　それから農的生活のこと

< 新しい記事

新着記事一覧(全542件)

過去の記事 >

2016.06.27

<貧乏>のススメ

カテゴリ：農的生活など

<貧乏>のススメ

今、喉から手が出るほどほしいもの、それは「時間」。

「時間」は、誰にも平等に一日24時間与えられているのですけど、
それはゆるぎない事実なのですけど、
いかんともしがたい「不平等感」に、心が乱されることがよくあります。

確かに、時間数は平等に与えられてるのです。
でも、その一秒一秒の重みは、人によって違うような気がします。
お金持ちの人にとっての一円と、貧乏な人にとっての一円では重みが違うように…。

どんなに忙しくても、やはり歯磨きのときには本を読んでいます。

今日読み終えた歯磨き本が、「声に出して読みたい日本語」で有名な齋藤孝さんの「 <貧乏>のススメ」。

とっても力になりました。

「貧乏でよかった！」とは思いませんけど、
齋藤さんのおっしゃるとおり
「貧乏時代の体験は深い」！

深いと思いますよ、本当に。
骨身にしみる。ひりひりするくらい。

この本は、「貧乏力
「貧乏力」とは、「貧乏を力に変える技」のこと。

「貧乏力」にも、

1　貧乏長屋のように貧乏そのものを楽しむ
2　貧乏を二度と味わいたくない、その思いをバネに成功をめざす

ちなみに、1について書かれた代表的な本として「貧乏神髄」（著/川上卓也）が紹介されています（「貧乏神髄」は10年以上前に読んだので細かい内容までは覚えていませんが、著者の川上さんが納豆を手作りされているところは、なぜかすご～く印象に残っています）。

齋藤孝さんの「 <貧乏>のススメ」には、「貧乏を力に変える技」が満載です。
でも、この技を磨くために必要なことは、たぶん、共通しているんだと思います。

それは「必死であること」。「死に物狂い」と言いましょうか…。

「お金があるとどうしても『次がある』『他の手段がある』と思う。けれど、 貧乏だといま勝負するしかない 。
自分の未来は『いま』にかかっている」

この「必死さ」が今の私にはある！と思うのです。
だからきっと、想いを遂げられる！
と自分に言い聞かせて、今日を終えるとしましょう。