Suchada　Online

待ち望むこと

今日か明日かとわが子の誕生を待ちわびてもう数週間になります。予定日までは、あと2日。「何があるかわからないから携帯忘れずにね！」「もうそれ2週間も毎日聞いているよ～。」さすがの主人も呆れ顔です。予定日よりも早めに生まれてきてほしいなぁと漠然と望んでいたせっかちな自分に気がつきました。我が家は牧師家庭。お誕生日がクリスマスに近いと、毎年ゆっくりとお祝いをしてあげられないのではと、なんとも浅はかな心配をしているのです。じっくり考えてみれば、毎年イエス様のご降誕を待ち望むアドベントに誕生日を迎えるなんてなんて幸せな子供ではありませんか。そんな今朝、二つのことばを思い出しました。「うまれるのに時があり、死ぬのに時がある。　神のなさることはすべて時にかなって美しい。　　　　　　　　　　聖書　伝道者の書3：2,11」「待ち望むとは、結果に対して開かれた心を持つこと。　自分の抱く予想をはるかに超えたものが　身の上に起こることを期待すること。　　　　　　　　　　　　　　　ヘンリ・ナーウェン」私の願いや思いのとおりになることを、「待ち望む」とはいわないのですね。私の考えることをはるかにはるかに超えた最善の計画をもって導いてくださる神様に、期待しながら、なおわくわくと待っていよう。そう思い直した肌寒いアドベントの朝でした。