★No015014 恐怖体験part14 涙石…


★恐怖体験 part14



=弘法寺 伏姫桜=

不思議スポットでしょうか…
真間山弘法寺の入口、
仁王門へと続く石段。
向かって左側の石段を
”27段”
数えて登ると…
一つだけその石塊が
濡れて、苔むしている。

いつでも水分で濡れてるため
浸食が進み
石そのものが丸みを帯びて、
当初同じ形をした
石塊とは思えない。




晴れていても濡れて、心霊スポットではないが
その謂れを聞くとチョット鳥肌がたちます。

なのに娘はこの石段の上に乗り
ピース~☆
知らんからね祟られても~




伝承によると、江戸時代の頃、

作事奉行の 鈴木長頼 という役人が

日光東照宮の造営のために使う石材を

伊豆から海を越え

江戸川を通り船で

日光まで運ぶ途中、

市川の根本付近にさしかかった時、

どうしたことか

船がまったく

動かなくなってしまった。



困り果てた長頼は、

積んでいた石を

『弘法寺に仏縁あり』

と思い、真間山のふもとに降ろし、

幕府のものであるその石を、

勝手に真間山弘法寺の

石段に使ってしまった。



のちに…、

それを聞いて腹を立てた幕府は、

長頼に厳しく責任を追求。

長頼は責任を取るべく、

涙ながらに弘法寺の石段にて

割腹して果てた。



それからと言うもの、

石段の一つはいつも濡れており、

長頼の切腹した石段の場所では…

長頼の血と涙であるとして、

いつしか人々はこの石を

「涙石」

と、呼ぶようになったと言う。









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