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数年通っていた「ワンコイングリッシュ」三軒茶屋校の上級クラスが閉鎖になってしまったことは以前のエントリーで書いた。【ショック】通っている英会話のクラスが閉鎖その後、ダメもとでワインコインの渋谷校に通い始めたところ、思いのほかクラスや周囲の環境が良いことに気づき、結局、今もほぼ毎週グループレッスンに通っている。当初、会社帰りにいったん渋谷南口で降りて、そこからさらに歩いて通わねばならないのはかなりしんどいだろうと思っていた。ところが、私の知らないうちに渋谷駅南口は大いに再開発が進んでいて、R246と明治通りの交差点には「渋谷ストリーム」なる巨大な複合施設ができていた(もう5年以上前のことらしい)。地下道も整備され、地下鉄の出口からR246 を越えて明治通り側まで難なく行ける。かつてドブ川だった「渋谷川」の周りにはおしゃれなカフェが立ち並んでいる。なので、少し早めに到着して、予習がてらカフェで時間をつぶす、といったことも可能なのだ。問題はグループレッスンの人数だった。初めて参加したころは、毎週6名前後参加していて、50分の授業のうちアウトプットの時間が10分もない状況だった。これではさすがにつづけるのはしんどいかなぁと思っていたが、一部の生徒がいつしか来なくなったり、他のクラスに移ったりして、最近は3~4名程度に落ち着いている。前にも書いたとおり、このスクールは生徒も講師もみな若い。渋谷という立地もあってか、シニアの生徒と顔を合わせることはほとんどがない。私のいる上級クラスはさすがに年令層が高めだが、それでも私がやはり最高齢だ。きっと同じクラスの生徒や講師も、私のようなジジイと一緒に学ぶのは気が進まないことだろう。クラスの人数が減ってしまったのも、もしかしたら私が加入したからかもしれないと、正直、心苦しさを感じている。その点、まったく異なるのがNOVAだ。生徒の年令層は高く、私でもせいぜい真ん中ぐらい。概して「お姉さま方」の比率が高い。10年あるいはそれ以上続けている人も珍しくないようだ。(ということは、NOVAは一度経営破綻しているので、破綻前から続けているということになる!)そして、クラスの生徒のレベルは相当高く、ワンコインより1ランク以上は上の印象を受ける。一応、英検1級と通訳案内士を保持している私でも、全然かなわないなぁと思う人たちが少なからずいる。バイリンガルのようなチートでなく、長年学んだ成果のようで、素直にすごいと思う。講師は基本ネイティブで、ワンコインのような学生アルバイトでなく、職業として従事している人が多いようだ。といっても玉石混合であるのもまた事実だが。私はここ数か月、とある著名講師の「イベントレッスン」に通っていた。レッスンでは、難解な英文の記事を読んで、それをもとにディベートをするというものだったが、参加している生徒のレベルが非常に高く、ついていくのが精一杯だった。このレッスンなら月謝を倍額払ってもいいかなとすら思っていたのだが、残念ながら5月いっぱいで終了してしまった。一方で、NOVAの最大の問題は、テキストの質の悪さだ。通常のグループレッスンは基本的にテキスト準拠で進められる。しかし、そのテキストの内容がさっぱりなのだ。めったに使わないような口語のフレーズを1レッスンかけて学ばされたり、なにをやらせたいのか、出題者の意図がよくわからない演習問題が並んでいたりと、本当に酷い。どんなに教師がよくても、あのテキストに沿って進めるとなると、一定程度以上のレッスンのクオリティを保つのは難しいだろう。これが本当に問題だと思う。このあとどうするかについては、正直悩んでいる。お気に入りの講師のレッスンを受講できるうちはNOVAを続けたいのだが、前述のイベントレッスンが終了し、最近はレッスンのスケジュールが合わないことが多くなってきた(週末の午前中など、都合のよい時間帯はあっという間に埋まってしまう)。もう一方のワンコインの講師は冴えない女性の大学生で、レッスン中しきりに生あくびをするのには閉口しているが、まあこちらはもっぱら自分自身のアウトプット量を確保することが目的なので、クラスの人数が4名程度に収まっているうちは続けようと思っている。とはいえ、常時6人前後に増えてしまうと、自分が話せる時間が限られてくるので、そうなったら潮時だろうとは思っている。もうひとつ考えているのは、外人向けのガイドを、副業としてでなく、まずはボランティアで始めることだ。近隣でも活動している団体があるようなので、機会を見て、そちらに話を聞きに行ってみようと思っている。
2024年06月07日
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「東京アスリート食堂」ロスを補ってくれる数少ない店。主菜+ローカルの副菜、それに御飯とみそ汁で980円。食後のコーヒーをプラス120円でつけられる(が、決して美味しいものではない。)何度か通ってみると、意外にこの店、一人で来ている女性客が多いことに気づいた。スタッフは総じて感じがよく「がんばっている」感も感じられるが、人数が限られていることもあり、13時過ぎても、結構行列ができたりしている。ところがそのわりに席にはわりと余裕があるのが不思議だ。料理は(一部の風変わりなローカル副菜を除き)基本的に美味しく、量的にも充実している。ライス普通盛りだと多すぎて午後眠くなるので、最近は御飯少なめにしているが、私にはそれで充分だ。一風変わった店構えと相まって、よくわからないことの多い店だが、この値段をキープしてくれるなら、週に1~2回は通いたいと思っている。
2024年06月08日
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最近、ビジネスホテルに宿泊する機会がありました。(コロナで隔離されたわけではありません。)ホテルに宿泊するときにいつも悩むのが、「就寝時に空調をどうするか」です。狭いビジネスホテルの場合、それによって吹き出し口の位置なども大きく影響します。今回止まったのは古い部屋で、エアコンも部屋に備え付けの床置式のものでした。ネットで検索してみると、・20℃前後でつけっぱなしで寝る。・タイマー設定で、就寝時と起床の1時間前ぐらいからONにする・就寝前に部屋を暖めておいて、就寝時はOFFにするなど、諸説あるようですが・・寝るときの暖房はこれがベスト!エアコンメーカーに聞いた、冬の睡眠の質を上げるコツhttps://cancam.jp/archives/762068これを読んで目から鱗だったことがあります。そもそも、これまで設定温度が高すぎたのです!私は今まで、夜も空調をつけっぱなしにしていたのですが、大抵いつも夜中に暑くなって布団を蹴とばしてしまったりしていました。原因は、エアコンの設定温度を冬場も25℃前後にしていたことにあったようです。冬はそれでは暑すぎるのだそうです。20℃、もしくはそれ以下が好ましいのだとか。この日は結局、寝る前に部屋を暖めておいて、就寝時はエアコンをOFFにして寝てみました。布団は1枚だけ、寝巻きはホテルの薄いガウン一枚でしたが、特に寒くもなく気持ちよく眠りにつくことができました。ホテルや集合住宅は建物自体が熱をキープすることもあるのでしょう。戸建て1Fの私の寝室は、明け方デロンギがないと寒くて凍えそうになってしまうものですが。とはいえ、我が家で寝る時も、これからはもう少し暖房を控えめにしてみようと思いました。
2021年02月06日
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移転後の「キッチン南海」の並びの季節料理の店。昼はもっぱら魚の定食を提供しているが、800円前後というこの界隈では異例の安さ。そのため、「キッチン南海」ほどではないにせよ、ランチタイムはいつも順番待ちの列が絶えない。写真は、それぞれブリの照り焼き、サバの味噌煮の定食。他に刺身など、5~6種のメニューから選ぶことができる。ご飯やみそ汁なども美味しいし、きちんとした魚の定食が1000円を大きく切る価格で食べられるのは有難い。元気のよい女性店員さんがいつも愛想よく迎えてくれる。
2024年06月06日
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ウメムラさんの決算福袋。7月31日までウメムラさんよりバス・フィリップのプレミアム ピノ・ノワール [2021]同じくウメムラさんよりポール・ペルノのピュリニー・モンラッシェ 1er レ・ピュセル [2019]同じくウメムラさんよりドメーヌ・トマ・モレのブルゴーニュ・シャルドネ [2020]相変わらず値段安くて良いですね。割田さんのシャトー・ボーモン [2019] かわばたさんサンデーセールよりルイラトゥールの17RSV、レシュノー20クロドラロッシュほかうきうきさんのドゥラモット シャンパーニュ ブリュットうきうきさんでオー ボン クリマ シャルドネ 椿ラベル2022年安いです河野酒店さんのドーヴィサのシャブリ18〜22年河野酒店さんのシャルル・ノエラ各アイテムエスカルゴさんのミシェル・ラファルジュ2020年同じくエスカルゴさんの22ダニエル・バローヴェリタスさんのブルゴーニュ激旨紅白6本セット(赤3本&白3本) 送料無料 10400円マルシェまるやまさんよりジャン フルニエのブルゴーニュ コート ドール ルージュ[2021]が安くなってます同じくマルシェまるやまさんよりユドロ バイエのブルゴーニュ ルージュ[2022]三軒茶屋のモニュメントあれこれ。
2024年06月02日
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水槽に1匹残っていた最後のヤゴは3日ほど前からエサを食べなくなり、そろそろ羽化と思っていたのですが、今朝水槽の中でひっくりかえって死んでいました。ここ数匹続けて死なせてしまっていたので、最後の1匹ぐらいは無事トンボになってもらって、終わりよければすべて良し、としたいところでしたが、残念無念です。6月にはあれほどポコポコと羽化していたのに、急に失敗続きになってしまったのは、何がいけなかったのでしょう?水温?それとも時期的なもの?今回、世田谷公園のプールで捕ってきたヤゴたちの飼育結果を総括しますと、13匹中、トンボになって飛び立っていったのは5匹という結果でした。内訳は、羽化までこぎつけたもの→7匹(うち成功5匹、失敗2匹。失敗は人為的なもの=ベープマットによる可能性大。)羽化直前で、あるいは羽化中に死んでしまったもの→2匹(直近の2匹。死因不明。)共食いで死んだもの→3匹通常生育中に死んだもの→1匹*エサは冷凍アカムシをやっていました。ヤゴは動いているものしか食べないので、最初はピンセットでゆらゆらとゆすってやっていましたが、慣れてくると、上から落としてやるだけで勝手に食いつくようになりました。*通常の飼育は、共食いとエサの残りによる水の汚れにさえ注意していれば、難しいものではありません。問題はやはり羽化でしょうね。来年もぜひまたチャレンジしてみたいと思います。↑今にも歩き出しそうなヤゴの死体。よく見ると、羽になる部分もしっかりと盛り上がっていて、羽化直前だったことがわかります。水上に顔を出すところは確認できませんでしたが、この個体も羽化の失敗だったのでしょう。
2007年07月15日
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週に1~2回、かかさず英会話に通っているものの、上達の度合いはカメの歩みのごとしである。日常的に英語を使用していないので、どうしても瞬発的に言いたい単語が出てこない。それに加えて、私の会話は、三単現のSや時制、前置詞、冠詞など、日本語で言うところの「てにをは」がかなりいい加減である(頭では理解していても、焦ってつい単語が先に出てしまう)。ワンコイングリッシュでは、上級クラスであっても、その辺はかなりアバウトだったし、ミスをしても講師は指摘してくれなかった。しかし、NOVAに行くようになって、同じクラスの生徒たちはその辺がしっかりしていることに今更ながら気づかされた。そもそも「言い換え」や「コロケーション」といった概念は、ワンコイングリッシュではほとんど無縁だったが、NOVAではレベル分けなどの重要な指標になる。まあそんなわけで、私の話す英語は、まったくもってIntelligent でないのだ。それで、「急がば回れ」だと思い、最近読み返しているのがこの本だ。ここで差がつく!英文ライティングの技術 [ 鈴木健士 ]価格:1,980円(税込、送料無料) (2024/6/4時点)英検1級の受験時に購入し、軽く流し読みをしただけで、その後本棚で埃をかぶっていたものである。今あらためて読んでみると、まさに私が会話で用いているような稚拙な文体を、論文などで使えるような文章に修正するための方法論が、会話形式で面白おかしく書かれていて、日ごろの英会話にも大いに使えると思った。思えば、私が英検1級を受験したときは、こうしたプロセスを端折って、完成形の文例をほとんど暗記のように覚えていただけだった。だから応用の範囲が狭く、記憶の忘却とともに、どんどんメッキもはがれてしまった。(英検1級は教則本の類が充実しているので、私のように大した語学力がない者でも、受験勉強よろしく準備すれば、結構合格できるのだ。)いまさら英作文の教則本というと、ひどく遠回りに聞こえるかもしれないが、基本に立ち戻ってしっかりと整えられた文章をアウトプットできるようにすることがむしろ上達の近道になるのではないかとさえ思っている今日この頃である。
2024年06月05日
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フランス北東部のシャンパーニュ地方、ヴァレー・ド・ラ・マルヌ地区屈指の銘醸造り手で、シャルリ・シュル・マルヌ村に拠点を構えるメゾン。1967年にガブリエル・バロンさんと、奥様のドロレス・フェンテさんによって設立されたメゾンは、当初、バロン家から相続した1haの自社畑のみでしたが、順調に発展し、現在は38haの畑を所有しています。ヴァレ・ド・ラ・マルヌ地区の西端シャルリ・シュル・マルヌ村に居を構え、この地のテロワールを丁寧に表現しています。マルヌ川を見下ろす斜面から上質なブドウを収穫し、最新の醸造設備によって造り出されるシャンパーニュは徹底的に品質管理がされています。1982年には娘のソフィーさんが、1992年には息子のイグナスさんがメゾンの運営に加わり、新しい世代によるシャンパン造りが始まっています。ピノ・ムニエの割合が高いため、よりフレッシュでフルーティーさが際立つ親しみやすい味わいに仕上がった究極大人気辛口シャンパーニュが限定で極少量入荷!例によって、正月に購入したうきうきさん4本1万円シャンパーニュ福袋の1本です。1万円程度のシャンパンのセットは各ショップで売られていますが、うきうきさんの福袋はいつもレベルがそこそこ高くて安心感があります。グラスに注ぐと、少し麦わら色がかったイエローゴールドで、気泡はやや控えめです。白桃、黄桃、白い花にほんのりイーストが加わるしとやかな香り。飲んでみると、フレッシュでありながら、そこそこクリーミーさやコクもあり、中庸を得た仕上がりです。非の打ち所がないというのは褒め過ぎですが、大きな欠点の見当たらない、よくできたシャンパーニュだと思います。ただ、この銘柄、福袋で購入する分にはよいのですが、うきさんの通常価格は6.5Kとのことで、ムニエ主体のあまり有名とはいえない銘柄で、このプライスは少し割高かなあと…。★★★☆(福袋の1本としては★×
2023年03月30日
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今の職場になってから、無性に懐かく思っていたのが、新橋の沖縄料理屋だ。探せば神保町にもあるのだろうけれども、少なくとも竹橋に近い私の職場の徒歩圏内にはまともな沖縄料理屋はない。それで、先日新橋に行った際に、ランチ時間に合わせて、以前頻繁に通っていた「源さん」に立ち寄ってみた。久しぶりに行ったら、すこしばかり値上がりしていて、写真の沖縄そばは850円から950円になっていた。まあ、昨今の物価高では致し方ないのかもしれない。肝心の味はというと…、どうも私の頭の中で美化しすぎていたのか、期待していたほどでなかったというのが正直なところ。コロナに罹った後、少しばかり味覚や嗜好が変化した感じがしているので、そのせいかもしれない。ちなみに、そのあと、近所のヴェローチェでコーヒーを飲んだのが、こちらも大変懐かしかった。
2024年06月04日
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★パリ16区さんのカステロ・ディ・モンサント★スタンダードのキャンティクラシコのほか、“イル・ポッジョ”やネモなど各種入荷しています。★フィッチさんの95ソミュールシャンピニー。熟成したカベルネ・フラン、美味しそうですね。お値段はちょっと高めですが‥。★ファインワインさんより、なんと87年のシャトー・グリエ。シャトーグリエって、基本的には熟成しないワインだと思っていましたが、どうなんでしょう?★ワッシーさんのドン・ペリ99年。正規品です。昨今の水準からすればわりと安いんじゃないでしょうか。<彼岸島>ヤンマガの人気ホラーが映画化 日韓合作で09年夏公開へ日韓合作になる意味がちょっとわかりませんが、ずいぶん前から読んでいる作品なので、どんな出来になるか興味はありますね。さて、昨日水槽に戻す際に、水あわせを雑にやって、すっかり不調になってしまった転覆琉金ですが、その後ネットでいろいろ調べてみると、やはり『PHショック』でやられたようです。PHショックというのは、文字通り、PHの違いで魚がショック症状を起こすことですが、金魚の場合、熱帯魚と違って、PHにはそれほど気を使う必要がないといわれてましたので、つい気を抜いてしまいました。症状としては、~水槽の中を狂ったように泳ぎまわる。 →たしかに、水槽に戻した直後、どうしたのかというような変な泳ぎ方をして、水槽の角に頭をぶつけたりしていました。~水槽の底に沈んで動かなくなったり、ふらふらとしている。 →狂ったように泳ぎ回ったあとは、そうなりました。底に沈んでいても、背びれがピンと立っていればまだそれほど心配しないのですが、昨晩は背びれも尾ひれもドヨンとたたまれたままで、これは重症だなぁという感じでした。さらに調べてみると、私が使った「グリーンFゴールドリキッド」というのはとてもいい薬なんですけど、PHがかなりアルカリに傾くようなんですね。これに加えて塩まで入れていたものですから、飼育水はかなりのアルカリ性になっていたはずです。そこから十分に水あわせをせずに通常の水に戻してしまったのですから、金魚が弱るのも無理ありません。今にして思えば、ごく軽症の白点病の兆候が見られただけだったのに、いろいろ弄り回した挙句、二匹の和金を死なせてしまった昨年の事例も、あの時点では「アンモニアにあてられた」と推測していましたが、ブログを読み返してみると、これもPHショックだったのだろうと思います。件の転覆琉金水槽は、昨晩のうちに塩の濃度を上げ、グリーンFリキッドも少し添加しておきました。つまり、金魚をこれ以上隔離するのではなく、水槽全体を薬浴水槽化してしまったわけです。そのおかげか、とりあえず、今朝になったら琉金は少し元気を取り戻してようです。ただ、尾ひれは昨日のPHショックもあってか、一段と悪くなってしまったようで、完全回復までには、まだ少し時間がかかりそうです。なにかと世話のやける個体ですが、手のかかる子はそれだけかわいいというのは、人間もペットも同様のようで‥。
2008年07月28日
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YOLにも書いた時計ネタ、これから時折り、数回に亘って書きたいと思います。写真の時計、今現在使っている人はおそらく日本国内で50人、いや30人もいないのではないでしょうか。少なくとも自分の周囲で一度たりとも見たことはありません。あ、レアものだということを自慢しているわけではありませんよ。レアであることとマイナーであることは紙一重です。そしてこの時計は、残念ながらレアものにはなりきれずに、1曲だけヒットを飛ばして消えていったアイドル歌手のように、マイナーなまま世の中の愛好家から忘れ去られようとしている一本です。私が時計に入れ込んでいたのは今から20~25年ぐらいまえのこと。これは当時そこそこ流行っていたマハラ(MHR)というブランドのクロノグラフです。モノマガジンが特集を組んだりしていたので、写真などで見た覚えのある人はいるかもしれません。イタリアの宝石デザイナーが始めたブランドで、肌色っぽい文字盤にベンツ針の「スパルビエロ」とか、真っ赤な文字盤の「レッドデビル」などが人気を博しました。このクロノは初期のトップモデルの位置づけでした。中身はフレデリック・ピゲ社製のクオーツ、ベゼルは18KYG。価格は50万弱となかなか強気の値づけでした。市場に多く出回らなかった最大の理由はこの割高な価格だと思います。文字盤や細部の美しさにすっかりマイってしまった私でしたが、さすがにマイナーブランドのクオーツに50万は出せないなぁと思っていたところ、何の縁か、たまたま(千葉県の)検見川のアンティークショップで20万弱で売られているのを見つけました。それで当時はまだネット通販などという便利なものはなかったので、現物を見るために休日はるばる東京横断して検見川まで出かけました。結局、当時メインに使用していたチュードルのダイバーとマハラのボーイズの2本を下取りに出して、13万で入手しました。箱や付属品はなく、保証もなしという代物でしたが、はるばる検見川まで行った甲斐あって、よい買い物をできたと思います。その後20年間、私を楽しませてくれたし、大きなトラブルもなく働きつづけてくれましたからね。そんな自慢のマハラでしたが、このところ週末のジョギングの際にもつけっぱなしだったのが良くなかったようです。専用の革ベルトが汗で臭くなってきて、こりゃマズイなと思っていたら、筐体内部にも汗が入り込んでしまったらしく、電池交換時にサビがでているのでオーバーホールをしたほうがよいと時計屋から強く薦められました。ところがこのマハラというブランド、10年以上前にフランクミューラーに買収されてしまっていて、もはやメーカー自体が現存していないのです。2000年代の前半までは銀座のモノショップでオーバーホールも受け付けてくれたのですが、その後は久しく連絡をとっていません。はたして今も面倒をみてくれるのだろうかと、先日問い合わせようとしたら、なんとそもそも銀座のモノショップ自体が閉店という有様。モノマガジンの発行元に問い合わせたところ、案の定、部品の供給もなくなって久しいためオーバーホールはできない、壊れたらそこで終わりだというなんともドライな返答でした。今こうして写真を見ても、文字盤の美しさは比類なきものだと思うのですが、はたしていつまで時を刻み続けてくれることか…。バックルつきの独自仕様の革ベルトもいまやスペアはないので、そうそう日常的に使い倒すわけにもいかなくなってしまいました。せめて動かなくなる最後の瞬間まで大事に使ってやれればと思います。
2013年04月16日
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シャトーヌフ・デュ・パプ・キュヴェ・ベルトラン・ド・ゴ[2020]年■葡萄品種:グルナッシュ主体/シラー/ムールヴェードル/サンソー■熟成:オーク樽で9ヶ月シャトーヌフ・デュ・パプのフルボディ赤ワインファン感涙!南フランスの王様シャトーヌフ・デュ・パプ!生産者の名前を明かさない&醸造所ワインメーカーと直談判し、日本のインポーターさんがキュヴェを全量買い取ることで実現したスペシャル・プライス!造り手は、詳しく明かすことはできませんが、シャトーヌフ・デュ・パプ本拠地で創業1859年!ロバート・パーカー氏を始め、ジャンシス・ロビンソン女史、フランス アシェット・ガイド誌、ゴーミヨ誌、ベタンヌ&ドゥソーヴ2B&D等、各ワイン誌絶賛のシャトーヌフ(南ローヌ)を代表する大人気造り手による究極シャトーヌフ・デュ・パプ!例によって、今回もうきうきさん福袋銘柄。市販価格は2.6kとかなりお安めのヌフパプです。「生産者名を明かさない」というところになにやら胡散臭さを感じますが、おそらく別のインポーターと契約の問題だろうと推察します。グラスに注ぐと、濃厚なルビーの色調で、エッジにはまだ紫色が感じられます。黒系果実や甘草などのスパイス、タール、それに黒土などの重く湿った香り。15%というアルコール度にかなり身構えていましたが、飲んでみると、思いのほか外向的な、トロリとしたリッチな味わいです。果実味はよく熟していて、タンニンも攻撃的でないため、飲みづらさはなく、グイグイ杯が進みます。気づくと結構酔いが回っている危険なタイプです。出所不明の怪しさこそありますが、2K半ばとしてはかなりレベルの高い1本です。個人的に、これまでローヌのワインを進んでチョイスすることはありませんでしたが、このような高CPのワインを飲めるなら、イタリアやスペインの濃厚一辺倒銘柄よりむしろよいかもと思ったりもします。★★★★【6本以上ご購入で送料・代引無料】シャトーヌフ デュ パプ キュヴェ ベルトラン ド ゴ 2020 AOCシャトーヌフ デュ パプ 赤ワイン 辛口 フルボディ 750ml アルコール度数15度Chateauneuf du Pape Cuvee Bertrand de Got 2020 AOC Chateauneuf du Pape
2023年03月02日
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さて、それでは、以下T氏による実験結果を転載します。・60℃で保温できるポットがあったので、これを使用して60℃の環境を湯煎で作り出すことにしました。ドライコンテナの上に積まれたものは70℃になるらしいですし、夏場の車内もかなりの高温になるのでターゲット温度としては悪くないと思います。・被験ワインは実験後に美味しく飲むことを想定してコノスルを選定(本当はreservaにしたかったのですがコルクだったため安いものに)。液漏れの色が分かりやすいようにカベルネにしました。・液漏れしたワインが外へ漏れないのと、外の水分が入らないように、パックでシールして密閉空間を作り出しました。なお今回は脱酸素は不要なのでエージレスは入れていません。・湯煎のお湯がボトルに伝わりやすくするために、輪ゴムでパックをボトルに密着させました。 ・ボトルが上向きだと、スクリューキャップの気密性が破られた時に空気が抜けるだけで目視確認できないので、ボトルを逆さにしてポットに入れます。これなら気密性が破られた場合にワインが漏れ出るので一目瞭然になります。・ただ、ボトルが上向きであれば胴体部がポットにちょうど入る高さなのですが、ネックが下になると底部がポットからはみ出すため、湯温よりもボトルが冷めてしまい、60℃の温度を維持することができないので、断熱材を切ってカバーを作りました。・また、下になったキャップ部が、加温されるポットの底に直接接触しないよう、ポットとの間には断熱材の切れ端を挟んでいます。・ポットの温度が60℃に維持されることを、料理用のデジタル温度計で確認できるよう、ボトルに輪ゴムで装着しました。・温度をゆっくり上げて60℃で1時間キープ。それだけでは液漏れはしなかったので、いったんポットから出して常温へ戻して、冷えてから再び湯煎…、ということを4回繰り返した結果、液漏れを確認。・陽圧と陰圧の揺さぶりのもと、陽圧で薄い金属キャップが膨らんでボトルの口との密着度が緩んで液漏れに至ったようです。・実験ではそ~っと非常に丁寧にボトルを扱いましたが、船や車の揺れの衝撃が加わればさらに気密性が破られやすくなると思われます。*****************私も試してみようと思ったのですが、なかなか50度以上で一定温度でキープできる条件をそろえられなくて断念しました。(40度以下なら熱帯魚のヒーターなどあるんですけどね。)それにしても、スクリューキャップでも液漏れをするほど気密性が損なわれることがあるんですね~。「60度←→常温」の繰り返しを4回ですから、まあ通常の環境下で遭遇することは滅多になさそうですが、ことワインの場合、可能性があるとすればドライコンテナと真夏の車中でしょうね。前のコラムにも書いたとおり、急激な温度変化の折には、瓶口に15気圧なんて圧力がかかることもあるようですから、平時の密閉性は保てても、想定外の温度変化に出くわした場合までは保証できないということなのでしょう。逆に言えば、そこまでの条件にならない限りは密閉性を保てるということで、その点はさすがスクリューキャップですね。いや、勉強になりました。【追記】T氏は上記の実験に先んじて、すでに一度検証をしていたそうですが、そのときは一瞬目を離したすきに温度が煮沸寸前まで上がりすぎてしまい、結局何℃ぐらいで液漏れしたかわからなかったとのこと。その際に変形したスクリューキャップが上記の写真だそうです。アルミが延びて盛り上がってるのが分かりますね。上の実験では、ここまでになる手前で取り出したので、キャップの変形は見た目ではあまり分からない程度だったとのことです。
2013年12月15日
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うきうきさん2万円4本福袋の1本。今まで5本セットだった福袋が4本に減ったのですから、ドラピエだったらグランサンドレぐらい入れて欲しかったよなぁと思いつつ。ル・ドラピエは過去に何度も飲んできましたが、今回のラベルには「キュベ・スペシャル」という名が入っています。何か変わったのかと思ってうきうきさんのHPを見ても、説明はこれまでのル・ドラピエのものと変わっていないんですよねぇ。本当に(昔のとおり)02~04のブレンドなのかなぁという疑問も含めて、私にとってはやや謎の銘柄となっています。「現地で大人気のカルト・ド・ドールより優れた、さらにキレの良いキュヴェで最高のスペシャル・キュヴェをうきうきワインの玉手箱のお客様のためだけにお願いできませんか。」という話で盛り上がり「当店オーナーの大好きなグレイトな2002年のワインを中心に2003年と2004年の3つの貴重なヴィンテージのワインにミシェル・ドラピエ秘蔵のリザーブワインをなんと30%使ったシャンパーニュをうきうきワインのお客様のために」という結論に!その希少なシャンパーニュがずばりドラピエ家という名を冠したミシェル・ドラピエ氏入魂の逸品!がこの“ル・ドラピエ”なのです。(写真を撮り忘れたので前回のボトルを貼っておきます。今回のものはキュベスペシャルの表記があるなど、ラベルのデザインが少し異なっていました。)味の方は例によって確かなものです。きめこまかで豊かな泡。カリンやゴールデンデリシャス、ミネラル、黄色い花などの芳しい香り。味わいはしっかりしたコクがありながらも爽やかさを失わず、決して鈍重にならないバランス感が秀逸。このボトルは果実味に瑞々しさがあって、今まで飲んだ同銘柄の中でもかなり良好な部類だったと思います。なかなか自分から進んで買おうとは思わない銘柄ですが、飲んだら飲んだで美味しいんですよね。できれば1万円福袋に入れてほしいかなと。★★★★
2018年08月10日
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#怪我する前に自宅で飲んだシャンパーニュです。モンターニュ・ド・ランス地区のヴェルズネィにあるRM。ユーグ・ゴドメとは兄妹の関係に当たるようです。前回飲んだレゼルブは好印象でしたが、あちらのセパージュはシャルドネ70%、PN15%、ムニエ15%。今回のボトルはブランドノワールということで、たしかしっかりとしたコクと重厚感があり、味筋が大いに異なります。ただ、最近の酷暑のせいもあるのかもしれませんが、正直、軽快さ爽やかさに秀でていたレゼルブの方がトータルバランス優れていていた気もします。まあ、ブランドノワールも単体の値段は5K弱とレゼルブ(4k後半)とさほど変わらないようなので、あまり多くを期待するのは酷かもしれませんが、うきうきさん4本2万円銘柄の1本としては若干期待値に及ばない感があります。2万の福袋には、同店で6k台で売られているミレジムぐらいはいれてほしかったなぁというのが正直なところですね。★★★☆
2018年08月25日
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もう一本開けたのが、こちらの10ペスケラ。リベラ・デル・デュエロを代表する作り手です。このボトルもかなり前からセラーにあったものですが、なんとなく食指が動かないままこのタイミングでの抜栓となりました。第一印象、飲む前からわかっていたことですが、とにかく「強い」。やはり14.5%のアルコール度は私にはToo Muchです・・。といっても暑苦しい印象はなく、ユーカリっぽい香味には清涼感すら感じます。テクスチャーはとてもなめらかで、酸、タンニンとのバランスもよく、グイグイと飲めてしまうので、気づくと酩酊しているパターンです。コトー・シャンプノワとは打って変わって、こちらはもっと寝かせてもよかったかなという気もしましたが、今飲んでも十分満足できるところがさすがですね。総じて健康的でグラマラスなワインでしたが、もう少し艶かしさのようなものがあれば、リピートするのですが。★★★★
2020年12月26日
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割田さんよりフィネスさん輸入ルーミエのセット各種こちらもセットですが、フィネスさん輸入ルジェのエシェゾー入りセットウメムラさんよりミッシェル・ギーヤールの05ジュヴレ・シャンベルタン 1er レ・コルボーこちらも安いですね。同じくミッシェル・ギーヤールの14ジュヴレ・シャンベルタン ラ・プラティエール VVエスカルゴさんの22ダニエル・バロー同じくエスカルゴさんより21アンドレ・ボノーム各アイテムかわばたさんサンデーセール河野酒店さんよりミシェルグロの06VR・クロデレア同じく河野酒店さんよりオリヴィエ・ジュアンのブルゴーニュ・ピノ・ノワール[2021]うきうきさんよりジャドのシャブリ シャペル オー ルー 旧セリエ ド ラ サブリエール 2022
2024年05月26日
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先週の土曜の時点で、頭を水面に出すしぐさが見られ、「もうすぐ羽化だろう」と書いた件のヤゴですが、一向に羽化しません。全身水上に出てきたまではよかったのですが、枝につかまったまま、かれこれ3日が経とうとしています。いったん水上に出てきたヤゴは、もはや水の中に戻ることはできません。エラ呼吸から肺呼吸へと変わっているからです。したがって、このヤゴは、羽化してトンボにならないかぎり、エサもとれず、死を待つしかありません。通常、全身水の中から出たら、その晩のうちに羽化するものなのですが、なにかの拍子にその過程が止まってしまったのでしょう。ひょっとして部屋を暗くしておけば、日中に羽化するかもしれないと思って、昨日は部屋を真っ暗にしておいたのですが、効果なし。逆に、他のヤゴのエサやりも控えていたせいで、今日見たら、また一匹共食いの犠牲に‥。これでプラケースのヤゴはなんだかんだで10匹をきるぐらいの数になってしまいました。なんとか、一匹目を無事羽化させてやりたいところですが、このままでは、難しいかなぁ‥。
2008年06月10日
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2エントリー続けてバッドニュースである。新しい職場に異動になって以来、ヘルシーかつ高タンパクな定食で私のお気に入りとなっていた「東京アスリート食堂」。このところ、献立のメニューがずっと変わらなかったり、始めたばかりのモバイルオーダーを取りやめてしまったりと、なにやら危なげな雰囲気が漂っていたが、案の定、悪い予感が当たってしまった。2月から、1000円だった定食が1200円に値上げされていた。健康茶や中国茶など、お茶を6種類の中から選べるようになったが、といって食後のコーヒー紅茶がつくわけでもなく、値上げに見合うメリットは感じられない。正直、これまでも若干割高だなぁと思いつつ、健康への投資も兼ねて足しげく通っていたわけだが、写真の内容で1200円と言われてしまうと、私だけでなく、他の常連たちも含めて客足が遠のいてしまうのは避けられないと思う。日々のことなので、どこか別の、リーズナブルかつヘルシーな定食を食べられる店を探さねばならない。全くもって死活問題だ。ヤレヤレである。行きつけの喫茶店の閉店、自宅の水漏れ騒動、英会話スクールのクラス閉鎖に続いて、お気に入りのランチスポットの値上げと、災難続きで結構堪えている。他の方にとっては、どれも半ば笑い話のような話かもしれないが、日常のルーティンだったことが、今まで通りいかなくなるのは、思いのほかストレスがたまるのだ。もしかしたら、これらをきっかけに、ワンパターン化しつつある私自身の日常を根本的に変革せよという天の啓示なのかもしれない。
2024年02月08日
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黄金色がかった色調。豊かで細かな気泡。香りはゴールデンデリシャスや黄色い花、ミネラルなどが中心でイースト系のフレーバーは控えめです。味わいは端正で整ったもので、爽やかさとほどよいコクが絶妙のバランスで両立しています。プルミエクリュのPM100%のいわば裾ものですが、なかなかどうして、とても良いと思いました。なんというか、センスと安定感を感じる香味です。エグリ・ウーリエ、他のアイテムも久しぶりに試してみたくなりました。★★★★→★★★☆翌日:と絶賛したのですが、翌日と翌々日は思いのほか初日のエレガントさや奥行きが後退して、香味に生っぽさが目立津ようになってしまいました。まあ美味しいですけどね。楽天でエグリウーリエを検索
2017年03月01日
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55歳の誕生日を迎えましたが、このところ公私ともに良い話がなくて(あるとすれば先日のTOEICぐらい)、とても自分の誕生日を盛大に祝おうなどという気になりません。せめて、週末のシャンパンぐらいはそれなりのものを飲もうと、自分を鼓舞する意味もこめて開けたのがこちらのボトルでした。ローランペリエのトップキュベ。プレステージものには珍しく、単一ビンテージはなくマルチビンテージです。セパージュはCh55%、PN45%。白桃、アプリコット、アカシア、ミネラル、クロワッサン。トーンは全般的に軽めですが、爽やかな果実味に蜜っぽい風味が同居していて、繊細にして複雑。フランス料理の前菜などにはすごくよく合いそうですが、自宅の晩酌だと、繊細さが活かされず「勿体無い」感じはありますね。それとこのボトル、飲み進むうちにだんだんとイーストフレーバーが強めになってきました。これが本来のものなのか、コンディション面で最上でないものなのか、私はあまりこの銘柄を飲んだ経験がないので、判断がつきかねますが。★★★☆ローランペリエ・グランシエクルを楽天で検索する
2018年12月06日
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平日の晩酌に。一本千円台のセラー専科さんのセットものだとばかり思って開けましたが、後で確認したところ、同じセラー専科さんの福袋の1本で、単品価格は3k台のボトルでした。でもって、これが美味かった!黒々としたルビーの色調。ブラックベリーやカシス、ビターチョコ、スパイス、タバコなどの上質なオークを感じさせる香り。飲んでみると、なめらかなタンニンと上質な酸とで、14%というアルコール度の高さをあまり感じさせない、実にバランスのよい仕上がりです。ワイン名の「409」という数字は、フランス産オークで409日間熟成されるところからきているようです。たしかに厚化粧な感じは否めませんが、万人が飲んで美味しいといえるような味わいで、千円台のセットではなかなかこの香味には味わえないと改めて思いました。この福袋、まだ残りの4本を飲んでいませんが、もう1セット買い足してもよいかなと思い始めています。★★★★送料無料 25,660円(税別)相当が入って11,111円(税別)! 楽天ショップ・オブ・ザ・イヤー2021 3年連続ワインジャンル大賞受賞記念 中身が見える5本入りワイン福袋 泡1本 赤3本 白1本 辛口 スパークリングワイン ワインセット RSL【ポイント対象外】
2022年12月29日
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粘りは称賛に値する」と高評価の一方で「まだ走者を背負うことが多い」との指摘も… 山本由伸、米記者の見解は様々。4失点も自己最長6回投げ9奪三振コロナ療養中で外出もままならないが、発熱や頭痛はないので、PCに向かっている分には苦痛ではない。今日は一日暇だったので、山本由伸投手のメッツ戦をもっぱら追いかけていた。(実況で視聴していたわけではないが‥)結果は、6イニング4失点(自責点3)。ようやくQS(クオリティスタート)を達成したものの、投手最高額の契約で鳴りもの入りで入団したわりには、ここまで期待に見合う成績を残せていないことも事実だろう。まだ4月だし、MLBに適応中ということもあり、もう少し長い目でみてやろうという温かい意見もあるが、現地ファンの中には、「水原一平並みの詐欺案件」などと酷いことを言うファンすらいるようだ。「大金をもらっているんだろ!」山本由伸、序盤で2被弾3失点の“乱調”に米ファン辛辣!「立ち上がりが悪すぎる」「酷いピッチング」※こちらは前回登板後の記事背番号18は胡散臭い」「エースの報酬を得ながら最低だ」メジャー初のQS、9Kも“勝てない”山本由伸に米苛立ち! 一方、「質の高い投球」と擁護の声も※今回の投球も悪評を一掃するには至らなかった。現状の山本投手が思うように結果を出せていない原因については、ざっと挙げただけでも、・日米のボールの違いにまだアジャストできていない。そのため、コントロールが甘くなってしまったり、変化球が思うように決まらない。・155km前後のストレートは今のメジャーでは、並の速さであり、回転数もメジャー平均以下と、勝負球にならない。一方で、千賀投手のフォークボールや大谷のスイーパーなどの、絶対的な決め球もない。・アッパースイング主体のMLBでは、低めのコーナーにストレートを投げても打たれてしまう。変化球主体でピッチングを組み立てるなど、配球を変えないと生き残りは難しい。2シームなどやスライダーなどの横に変化する変化球も取り入れないと難しいのでは。・山本投手はNPB時代から春先はあまり調子が上がらず、夏場にかけて調子が上がってくるタイプだった(これは昔からのファンに多い意見)。・オープン戦の時に話題になったように、球種やクセが見抜かれれているのではないか。・そもそも身体サイズが大きくものをいう投手にあって、178センチの山本投手の球は角度がつかないため、打ちやすいのでは。・MLB投手史上最高額での契約というのが、本人にとって大きな重圧になっている。などなど、さまざまな意見や憶測が出ている。なので、私も、(筋金入りのMLBマニアではないが)一応野茂投手の頃から長らくMLB中継を見てきた一ファンとして自分の思うところを書いてみたい。このブログを長年やっているが、野球に関する記事は初めてかもしれない。まず、山本投手の能力がMLBで通用しないということは決してないと思っている。(逆に今永投手のここまでの成績は「出来過ぎ」だと思う。)ただ、実力的に「MLB史上最高額にふさわしいか」と問われると、現時点では、もう一皮剥けないことには難しいと思う。ここまでで本人も痛感していると思うが、メジャーの打者のレベルは、NPBより数段上だ。新しい球種を磨くか、筋トレなどを取り入れて球速アップを図るかかしないと、12年という長年に亘り「年俸に見合っていない」と揶揄され続けることになる。もうひとつ、私が懸念を感じるのは、「山本投手の独特な投球フォームが、悪い意味でメジャーのリズムに合ってしまっているのではないか。」ということだ。日本のプロ野球では、打者は1,2,3のリズムで打つが、MLBでは、これが1,2ぐらいのリズムになる。そのため、たとえば、イチローは振り子打法を封印したし、大谷選手も初年度のオープ戦は散々で、そこで足を上げない打ち方に変えて上昇のきっかけをつかんだ。山本投手のすり足のようなシンプルかつ独特投球フォームは、体への負担等を考えて変えたものだと聞いているが、NPBのリズムの中ではポジティブにはたらくことがあっても、イチ・ニのタイミングで売ってくるメジャーでは、むしろ打ちやすいリズムになってしまっているのではないかと思うのだ。加えて、彼の上背のなさ(角度がつかない)とアーム式の投げ方(出どころがみやすい)もあり、MLBの打者にとっては、155kmという球速のわりに素直で打ちやすいストレートに映っているのではと想像している。せめて、足を上げてタメを作っていたころのフォームに戻したほうがよいと思うのは私だけだろうか‥。まあ素人が偉そうに何を言っているのだと思われるかもしれないが‥もうひとつ、私が気になるのは、彼が時折見せる「表情」だ。口元は笑みをたやさないようにしているのに、目が一瞬泳いでしまうような、いかにも自信のなさと戸惑いを隠しきれない表情。なんとなく既視感を感じるなぁと思ったら、サッカーアジアカップで、GKの鈴木彩艶選手がやはり似たような表情をしていたことを思い出した。まあ、それはそうだろう。MLBで一度も投げたことがないのに投手史上最高額で契約を交わしてしまったところに、思ったように自分の投球ができない状況が続いているのだ。生半可な活躍では現地ファンは納得しない。鈴木選手もそうだったが、おそらくこうしたメンタル的要素が、知らぬうちにプレーを萎縮させているところがあるのかもしない。私だったら、早々にメンタルを病んでしまいそうだ。しばらくは茨の道を歩むことになりそうだが、自分の実力で周囲を黙らせるしかない。球団側にしても十分な精査やデータ分析の結果、それだけ価値を見出したということなのだろうから、自信と前向きな気持ち失わずに取り組めば道は開けると思う。頑張ってほしい。
2024年04月20日
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年度が明けてからというもの、ほとんどワインを飲まない生活が続いている。ワインどころか、アルコールそのものをめったに口にしない。せいぜい飲んでもビールの小さい缶(350mlより小さいもの)を晩酌に開けるくらいである。最大の理由は、前のエントリーにも書いた体調の問題だ。最近の私は、ボトル半分飲んだだけでも、夜中に頭痛に見舞われたり、逆流性食道炎で苦しんだりする。といって、ワインは一度開けてしまえば日持ちしないので、どうしても数日以内に飲み終えねばというのが、妙なプレッシャーになる。実際、3日に分けて飲むのが現実的なのだが、週に(最低)3日飲酒日を設けるのは、今の私にはToo muchなのだ。あまりアルコールを摂取したくない理由として、体力的な要素もあるが、あまり酔いたくないということも大きい。定年になって半年が経過した。黙って我慢していれば65歳までこのまま働けるのだが、私自身は今の仕事にも待遇にも全く満足しておらず、近年身に着けた新たな資格やスキルを活かせるような仕事に就きたいと思っている。今年はいろいろあって、動き出すタイミングを逸してしまったが、来春に備えて、これまでとった資格や語学などをブラッシュアップしておきたい。その意味で、平日夕食後の時間は結構貴重なのだ。さて、週末のこの日は、まるで夏を思わせるようなじっとりとした暑さだった。日中あちこち歩き回って、のどを潤したくなったので、セラーに残っていた安価なカヴァを久しぶりに飲むことにした。このボトルはヴェリタスかセラー専科さんのセットで購入したものだと思うが、1本あたり1000円内外で購入できるので、3日で飲み切るとすれば、一日あたり300円チョイ。ビールを飲むのと大して変わらないので、夏場には重宝してきた。数年間セラーに置いていたからか、やや麦わら色が進んだ色調で、泡もあまり勢いはない。味わいは少しイーストっぽさがやや強く感じられるものの、すっきりした酸となめらかな果実味とで、気軽に飲むにはなんの不満も出ない。一つ誤算だったのは、飲み心地の良さ・軽さで、想いのほか杯が進んでしまったこと。久しぶりの晩酌にも関わらず、ボトル半分以上開けてしまい、案の定、夜中に頭痛に悩まされることになった。
2024年05月27日
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ピアット・デル・ベオーネさんに持ち込んだ二本目。09年とあって、まだまだ硬くて複雑さが出ていない香味を予想していましたが、思いのほか開いていて美味しく飲めたのが嬉しい誤算でした。ヤスリで削ったようなツルリとしたテクスチャーにミルキーな樽香にスッとするユーカリ的ニュアンスがアクセントを添えています。黒系のよく熟した果実味を中心になめらかなタンニンとエッジの丸い酸とがバランスよく感じられて、さすがの充実度。アルコール度の高さや料理との相性など、家飲みだとややもてあましてしまうペスケラですが(私の場合)、こうして外食時に数人で飲むのにはちょうどよい一本だなぁと認識を改めました。★★★★
2015年12月08日
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うきうきさんの泡2万円5本福袋を買うと、このところ必ず入ってくるのがゴッセのセレブリス。ようやくビンテージが02年から04年に変わりましたね。もうすぐまた楽天スーパーセールの季節、ということで、セラーの04VTのボトルを開けてみることにしました。02年は何度か開けましたが、04VTは初です。中程度のイエローの色調。気泡は細やかで勢いがあります。香りは白桃やリンゴ、アカシア、それにブリオッシュやモカっぽいニュアンスが絡む心地よい芳香。口に含むと、コクのある重厚な果実味のアタック。ピンと張った締まりのある酸と炭酸がそれを受け止め、重厚さと爽やかさを高次元で両立した味わいです。例年に比べてシャルドネの比率を上げたとのことですが、そう言われるとそういういう気もします(←かなりいい加減)。いずれにしてもなかなイイと思います。若干フィニッシュに甘味を強く感じるので、よく冷やして飲んだほうが美味しいかと。★★★★楽天でゴッセを探す
2018年05月26日
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前のエントリーで、なかなか羽化しないと書いたヤゴが、昨晩ついに水面から顔を出し、ワリバシを上り始めました。寝る前にはワリバシの中段ぐらいにいたので、今までのパターンなら、朝にはトンボになってカーテンか壁にでも止まっているはずでした。夜中トイレに起きた際に、ひょっとしたら羽化の最中を見れるのではと思って、見に行ったのですが、そのときにはすでにワリバシのところにはいませんでした。朝、起きてみると、ヤゴは水の中でひっくりかえっていました。ワリバシを上る途中で力尽きてしまったか、足をすべらしてしまったのでしょう。ヤゴは羽化の際、水面に出た時点で、エラ呼吸から肺呼吸になるので、一度羽化しかけたヤゴが再び水中に潜ると死んでしまうのです。また羽化失敗です。これでいよいよ残りは1匹となってしまいました。6月29日に7匹目が羽化して以来、連続して3匹死なせてしまいましたが、最後の1匹は今まで2匹を共食いであの世に送った、超活発な個体。ぜひトンボになって大空を舞ってもらいたいところです。生命保険会社から配達記録で郵便物が来ました。何かと思って開けてみると、「給付金を追加でお受取りになれる可能性のあるお客さまへ」という書面が目に飛び込んできました。平成14年に受けた大腸ポリープの内視鏡手術の給付金が、出る可能性がある、というのです。簡単に経緯を記しますと、平成15年に二度目の大腸ポリープ切除をした際に、日帰り手術でも給付されるということを初めて知って、前年の分(=平成14年分)と併せて2件申請したのですが、前年分は期間が空き過ぎているということで給付されなかった、というものでした。もらえるものならもらいたいのですが、病院に行って、再度診断書を取り付けなければならない、というのがやたら面倒ですし、そもそもそんな昔の診断書って出してくれるんでしょうか。それでいて、再提出しても、給付されないこともある、というのです。なんだかバカにしているなあ、、、と思うのは私だけ?
2007年07月11日
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ゴールデンウイーク10連休中、唯一飲んだのがコレ。一時期ウメムラさんの福袋の定番アイテムだったので、ここ数年で何本か飲んでいます。まあ、悪くはなかったんですけど、あまり感心しないボトルでした。白桃や柑橘、フローラルな香りの中に軽くイーストのニュアンス。味わいはコクに乏しく、といって特筆するような瑞々しさや芳醇さがあるわけでもなく、プレステージものにしてはコンパクトな仕上がり。これは翌日に期待かなと思って冷蔵庫に入れておいたら、なんとストッパーがきちんとハマっていなかったようで、二日目はすっかりスティルワインと化していました。★★★
2019年05月18日
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コトー・シャンプノワはシャンパーニュ地方で作られる赤のスティルワインのことです。作り手はRMで最高のピノノワールの作り手と言われるエグリ・ウーリエ。ジャック・セロスのロゼ・シャンパーニュはこちらの赤を使用して作られているのだとか。そんなエグリ・ウーリエのコトー・シャンプノワをクリスマス・イヴに開けてみました。10年経過して、ほどよく熟成していることを期待しつつ。ザルトのグラスに注ぐと、濃いめのガーネットで結構熟成を感じる色合いです。エッジはかなりオレンジ色がかっています。香りは赤と黒の中間ぐらいのコンポート的果実、スパイス類やミネラル、それに土っぽいアーシーな熟成香。飲んでみると、高めの酸に支えられたミネラリーで冷涼感のある味わいが印象的です。ボトル上部はやや熟成が進んでいる感もありましたが、中盤以降はバランスがよくなりました。小瓶に残した翌日、シナモン的フレーバーが広がり、初日に感じたエグ味も気にならなくなりました。この銘柄、一部では「コートドールの特級に匹敵」などと言われますが、熟成能力的にはそこまで期待しすぎない方がよい気もします。このボトルについても今開けて正解だったと思いますし、あるいはもっと若いうちに飲んだほうがミネラリーで涼しげな味わいをよく感じられたのもしれません。お値段的には、20K超だとちょっと高い気がしますが、1万台ならリピートしてもよいかなと。★★★★p.s.ちなみにこのボトル、なぜ買ったかといえば、「ワイン会の意地悪ブラインド」用に用意していたものでした(笑)。
2020年12月25日
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当ブログのお馴染み銘柄。22年の正月も私のこのお気に入りのシャンパーニュを開けることにしました。グラスに注ぐと、豊かな泡。しかしいったん落ち着くと、底から立ち上る気泡自体は控えめで穏やかなものです。ゴールデンデリシャスや黄桃、黄色い花、それにクロワッサン。飲んでみるとややコッテリとした甘味を感じるものの、各要素がきっちりストライクゾーンに収まっており、中庸を得たクリーミーな味わいは健在です。以前よく飲んでいた09年の方がキレがあった感じはしますが、これはこれで美味しいです。気付けばセラーの在庫もこれでラスト、定価ベースだとお世辞にも手を出しやすい価格とはいえないので、またどこかで安く売り出される機会を待とうと思います。元旦、2日の両日に分けて飲んだのですが、どちらの晩も床に着く頃になって頭痛がひどくなって参りました。今はもうボトル三分の一ぐらいが限界のようです。★★★★
2022年01月03日
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ブラックモーリーの稚魚たちが増えて、にぎやかになった60センチ水槽ですが、その一方で、ひっそりと消え去ろうとしている命もあります。我が家で最後の生き残りとなったブラックエンゼルフィッシュが虫の息です。2014年に自宅で生まれたブラックエンジェルの稚魚たちは、私が間引きを躊躇ったせいで、長年、窮屈な60センチ水槽で30匹以上という過密飼育を強いられました。一部、発育のよかった個体を寝室の金魚水槽に引っ越させたので、そちらは「和金+ブラックエンジェル」という世にも奇妙な環境下での飼育でした。そんな苛烈な環境でしたが、自宅で生まれた魚というのは、やはり「水があっている」のでしょうね。めったなことで落ちることもなく、どの個体もおおむね5年前後は生き続けました。5年を超えたあたりから、1匹1匹と☆になる個体が出始め、7年目を迎えた昨年の時点では5匹まで減っていました。さらに5匹のうち4匹が不幸にもヒーターの暴走事故に見舞われ、結局最後に残ったのは、これらとは別の和金水槽で金魚と混泳させていた1匹でした。(ちなみにヒーターの暴走は、6個口テーブルタップのうちのひとつが故障していたことが原因だったようです。)和金が去年☆になったあとは、60センチ水槽をひとつにまとめて、ネオンテトラやサイアミーフォギーフィッシュ、ブラックモーリーなどの小さな熱帯魚と一緒に飼ってきました。老魚の常で、数か月前から、まっすぐ泳げなくなり、転覆的な症状を示していましたが、ここにきて水槽の下に寝そべったまま、動けなくなってしまいました。この姿勢で、すでに2週間です。見るに忍びないので、どこか別のところに移して最期を見届けたほうがよいのかなと悩んでいます。といっても、まだエラとヒレがヒラヒラと動いているので、やりずらいんですよね。p.s.この写真を撮影して、記事の下書きをアップした翌日、ブラックエンゼルは天に召されました。我が家で生まれて7年でした。合掌。ありし日のブラックエンジェルと和金。どちらも8年生きました。
2022年08月10日
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前のエントリーにかいたジャンボかきあげですが‥こんな感じで、サクサクに揚がってます。ごま油を使っているので、見た目ほどはもたれません。‥といってもモノには限度がありますが。人数分にわけようとしたら、箸が折れてしまいました。
2008年06月27日
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長らくエノテカに預けっぱなしにしていたプリムールのワインたちが今朝届きました。過去にプリムールで購入したワインたちは、すでにほとんど出庫していたので、今日届いたのは最後の1ケースです。実は、ここに至るまで、ちょっとした経緯がありまして、ブログには書きませんでしたが、昨年の秋頃でしょうか、エノテカから、「品川のレンタルセラーを那須に移すことにした」という旨の通知が届いたのです。移管することに同意するなら承諾書にサインせよ、同意しない場合は、次の更新の期限まで預かるが、それ以降の更新はしないとのことでした。カチンときたのは、那須への移送時に、もしボトルが破損するようなことがあったら、「購入時の代金」を弁償するという一文です。購入時の代金って言われても、プリムールで購入したものですから、今同じものを新たに買え揃えようとすれば、はるかに費用がかかります。そこまでがめつく言わないにしても、先方の事情で移管するのですから、事故があった場合は、せめて保管していた期間の保管料ぐらい払ってしかるべきではないかと思いました。私はといえば、この時点で預けているワインは1ケースきりでしたし、そんなリスクは犯したくないので、移管には同意せず、次の更新期限までに引き取ることにしました。‥というわけで、無事新居への引越しも済ませ、落ち着いたところで、暖かくなる前にこのワインたちを引き取ろうと思いたちまして、先週エノテカに連絡を入れたわけです。ところが、この電話のやりとりの中で、先方のどうも返答が要領を得ないのです。ここで、「はて?もしや‥」との疑念が湧きました。(この項つづく)
2008年02月16日
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ウメムラさんセットの1本。ランスに居を構えるRM生産者。前回飲んだ記録を紐解いてみたら、2011年以来でした。ラベルのデザインが変わったんですね。https://plaza.rakuten.co.jp/szwine/diary/201107140000/今回のボトルも泡は穏やかで、飲んでも炭酸の刺激は少なめです。そういう作りなんですかね?香りは弱め。白桃、ミネラル、白い花。イースト系のニュアンスはあまり感じません。口に含んだ印象はクリーミーで穏やか、よくいえばエレガントで爽やか、悪く言えばアピールポイントに乏しい味わいです。ちなみに前回の感想では「コッテリ」と書きましたが、今回のボトルはコッテリというよりはアッサリ系で、よく冷やして爽やかな飲み口を楽しむ分にはいいのかなと。セパージュを調べてみると、ピノ・ムニエ60%、シャルドネ20%、ピノ・ノワール20%とのことなので、前回のコッテリという感想がむしろイレギュラーだったのかもしれません。通常価格でも4K前後のプライスですが、同じレンジであれば個人的にはドラピエのほうが好きかも(笑)。★★★
2018年08月16日
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もう何年も飲んでません。カツダさんの06シャトー・ラトゥール。シャトー蔵出しうきうきさんでは07シャトー ラトゥールが安くなってます。といっても絶対額は高いですが同じくうきうきさんのサッシカイア 2015年こちらは登美の2014年。税抜9980円飲んだことない銘柄です。エスカルゴさんのNZワイン、モコ・ブラック。PNとSBうきうきさんの福袋に入っていたボトルですが、調べてみたら7月にも飲んだばかりでした。https://plaza.rakuten.co.jp/szwine/diary/201807060000/少しくすんだ感じのイエロー。気泡は豊かです。香味の印象は概ね前回同様で、中庸を得た3k台前半としてはなかなかよくできたシャンパーニュだと思いました。指名買いでリピートするほどではないですけどね。★★★☆楽天でグルエを検索する
2018年10月20日
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割田屋さんよりタルデュ・ローランの05シャトーヌフ・デュ・パプ『キュヴェ・スペシャル』。7.5K同じく割田屋さんよりローラン・ルーミエの16ボンヌ・マール古葡萄さんよりデュック・ド・マジェンタ(ジャド)の15ピュリニー・モンラッシェ1er ラ・ガレンヌ。1万切ってますうきうきさんの2万5本福袋に入っていたもの。2万円の福袋であれば、グラン・サンドレ入れて欲しかったなぁと当初思いましたが、飲んでみると、このナチュールも思いの外よかったです。白い果実や柑橘、ミネラル、軽くイースト。味わいはキレがあってドライな中にも果実味が瑞々しく、食事の邪魔をしません。寿司などと一緒に飲んでもよいと思います。福袋以外ではなかなか進んで買わなかったドラピエですが、これはリピートありだな、、と思って検索してみると結構よいお値段なんですね。5K台前半で買えれば買い足していたところですが。まあ、私の金銭感覚では、最近のブルゴーニュやシャンパーニュは大抵何を見ても高いなぁと思ってしまうのですけど。★★★★
2019年07月23日
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90年代初頭にマニアの間でひそかに流行ったマハラ(MHR)。フランクミューラーに吸収されて久しいものの、2020年代の今見ても「スパルビエロ」や「レッドデビル」「クマ」など、見ほれるような美しい時計があります。なんだかんだ言ってスパルビエロが一番有名ですかね。この色で状態のよいものがあれば、今でも欲しいと思います。私は、マハラの時計を2本所有しています。ひとつはこのブログでも何度か登場しているクロノグラフ、そしてもうひとつがギョウシェという機械式時計です。クロノグラフはクォーツ式。電池交換に加えて、数年前にオーバーホールにも出しました。今も問題なく稼働していますが、ベルトの替えがもはや入手不可能なので、大切に使うようにしています。クォーツ時計のオーバーホール(マハラ・クロノグラフ) 一方で、ほったらかしになっていたのが、ギョウシェです。これもずいぶん昔、90年代半ばに宝石広場で中古で購入したものと記憶しています。ムーブメントはETA製。25年以上経過していますが、今でも何度か振ると普通に動き出します。一度だけ、ネジが壊れて(すっぽ抜けて)、修理に出したことがありました。当時はまだモノマガジンのPX社が修理をしてくれていたので、正規修理&同時にオーバーホールしてもらいました。それが2000年前後でしたかねぇ。よく覚えていません。そんなマハラ・ギョウシェですが、最近ETAの古いムーブメントがだんだんとオーバーホール困難になってきているという風の噂を耳にして、何度かお世話になったことのあるtamtimeさんの質問コーナーで質問してみました。http://tamtime.net/consul/2022/01/027248.html返信はすぐにありました。問題なくOHできるようで、お値段も3万以下と許容範囲。最近はあまり使う機会もなく、机の引き出しで埃をかぶっていましたが、せっかくなのでオーバーホールに出して、定年までの間、他のロートル時計たちと一緒にもうひと仕事してもらおうと思います。tamtimeさんには早速「見積依頼キット」を注文したので、正式な見積もりが出たらまたこの場で報告します。#tamtimeさんには↓この件でもお世話になりました。オメガ・スピードマスター・ブロードアローの無反射コーティングを剥がしてみた受難の時計たち~その1(マハラ・クロノグラフ) 受難の時計たち〜その2(ポルシェデザイン・ムーンフェイズクロノ)受難の時計たち〜その3(ホンダF-1クロノグラフ)受難の時計たち~その4(オメガ・スピードマスター・デイト)受難の時計たち~その5(IWCポートフィノ)新しい相棒(オメガ・スピードマスター・ブロードアロー)クォーツ時計のオーバーホール(マハラ・クロノグラフ) 【時計】オメガの修理とマハラのオーバーホール梅雨の合間に高尾山「上級者コース」~カシオ・プロトレックの検証を兼ねて腕時計を買った(セイコー・ブライツ)オメガ・スピードマスター・ブロードアローの無反射コーティングを剥がしてみたマハラ・ギョウシェのオーバーホール~その1マハラ・ギョウシェのオーバーホール〜その2 マハラ・ギョウシェのオーバーホール〜その3
2022年01月26日
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私が長いこと通いつめていた三軒茶屋のカフェ「蔵味」がついに閉店となりました。5月末までとのことだったので、てっきり最終週の日曜日(28日)までとばかり思いこんでいて、週末に伺ったら、すでに閉店していて驚きました。5月26日(金)までだったのですね。ここ数か月、足が遠のいてしまっていたのが少しばかり心残りでしたが、この日は店員たちが店内の片づけをしていたので、最後に顔見知りの元店長に挨拶することができましたよ。思えば4年以上前、通訳案内士のための勉強を始めたころから、ここにはよく通い詰めていました。長居しがちだったので、あまり良い客ではなかったかもしれませんが、イヤな顔ひとつせず気持ちの良い応対をしてくれた前の店長や古株の店員さんたちには本当に感謝しています。蔵味の閉店は、なんだか私にとっても、大袈裟でなく、ひとつの時代の区切りという感じがしています。ところで、蔵味はイタリアントマトの系列ですが、どうやらクロージング方向らしく、都内で稼働しているのは、練馬区の光が丘店のみとなってしまいました。ポイントの貯まったカードが1枚残っているので、なにかのタイミングで練馬方面に行く機会があれば、光が丘店に立ち寄ってみたいと思います。ただ、光が丘って、私の住んでいる三軒茶屋からは結構遠いんですよね…。
2023年05月31日
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最近めっきりワインを飲む頻度が減っているのにはいくつか理由がある。ずっと体調が思わしくなかったこと、自宅の手頃なワインのストックが底をついていること、それと睡眠に悪影響が出てしまうことだ。晩酌時の酒量は、おおむね3日で1本ペース。その程度の量でもひとたび飲めば、早めに眠気のピークが来てしまう。就寝前にウトウトし、結局夜中に目が冴える、というパターンに陥りがちなので、あまりワインを飲もうという気にならないのだ。そんな中ではあるが、たまたまこの日は仕事が一段落してゆっくりできそうだったので、久しぶりにワインを開けることにした。近所の東急ストアで選んだのが、このクネ・クリアンサ。値段は1.4K。ネットではもっと安く買えるが、送料等を考えればまあ妥当だろう。でもって、何度かブログでも書いているように、このワインはとても今の私によく合う。凝縮感はほどほどで、アルコールの高さやギシギシのタンニンなどによる飲みづらさもなく、スルスル飲める。テンプラリーニョっぽい香り高さやエレガントさも(値段相応ながら)ある。最近は、スーパーで売られているワインでも意外なほど美味しいものがあるなぁと思うことがあるが、このワインもそのひとつだ。セラーに常備しておこうと思う。クネ クリアンサ 2019 クネ DOCaリオハ スペイン 赤ワイン 750ml ワイン 赤 辛口 ミディアムボディ
2023年11月21日
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なんと、目黒川沿いの桜の夜のライトアップは、3月中で終了してしまっています。本日、池尻から中目黒まで歩きましたが、川沿いに店の多い中目黒側はまだしも、池尻大橋側はほとんど真っ暗でした。写真は、新たに買い替えたCanon EOS R8の恩恵で(笑)、明らかに肉眼より綺麗にとれています。実際はかなり暗いです。
2024年04月06日
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5月25日撮影。前の週に痛めた腰もあらかた回復したので、GW中に購入した高倍率ズームレンズを抱えて、夕刻近所の緑道を歩いてみた。撮影はすべてJPEG撮って出し。(RAWファイルの現像は面倒になって最近全く行っていない。)
2024年05月30日
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いくらブルゴーニュが高騰し続けているといっても、市場価格というのは正直なもので、それなりな作り手はまあそれなりの価格だったりします。グランクリュをお安く買えるドメーヌとしては、ジョルジュ・リニエとか、ドルーアン・ラローズとかが思い浮かびますが、このエスモナンのマジシャンも6000円と格安でした。とはいえ、このエスモナン、6Kならアタリといえるんじゃないでしょうか。濃厚なルビーの色調。香りはカシスやブラックベリー、紅茶、スパイス類、それに明確に判る鉄っぽいニュアンス。口に含むと、力強く充実した果実味があり、それを支える酸も芯の通ったものです。後味にやや乾いたタンニンが残るあたり、飲み頃には少し早かったかなとも思わせますが、時間をかけて空気に触れさせてやれば、今でも十二分に美味しく飲めます。99年も美味しかったし、オフビンだとちょっと「?」かもしれませんが、良年に限ればいい仕事してくれる生産者と思います。ただ、やはり一流、超一流の生産者に比べると、各要素がざっくりとしていて粗く、口中での表情も一本調子で、余韻もややアッサリしている面は否めません。前にも書きましたが、たとえば、同じジュブレイのデュガピあたりと比べてしまうと、こちらはグランクリュとはいえ、あちらの村名と比べてどうかな、というレベルだという気がします。そういう点でやはり価格は正直だなあ、と。#ワインの評価も、「いくらまでだったら買うか」というポイントにするとわかりやすいかもしれませんね。それだとあまりにエゲツないか‥。↑こちらは04年ですが、昨今の市況を思えば許せる価格ですね。↑02年もクロ・ド・ベーズになるとさすがに10K超えですか‥。↑05年のオー・コート。これぐらいの価格で美味しいのを見つけたいですね。ru
2007年07月13日
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「ガラン沢」というおどろおどろしい名の地名を聞いてことがありますか?志賀高原の横手山エリアに隣接しており、遭難の名所?としても知られているので、スキーヤーの方なら結構名前を聞いたことのある方もいらっしゃるかと思います。(もっとも、近年はスキー場の整備が進んだこともあり、ゲレンデスキーヤーが迷いこんで遭難するケースは、ほとんどないとか。)このガラン沢に温泉があることを知ったのは、たまたま下記のサイトを見つけてからです。http://www.k4.dion.ne.jp/~yukemuri/gunma/garan.html(リンク切れ)ご覧になってわかるとおり、現地までは往復6時間以上かかるという、秘湯といえば秘湯なのですが、たどりついた目的地には一般家庭用のポリ浴槽があるだけ。もう少し詳細なルートはこちらに記載されています。http://www2.aquatree.net/jinenn/gara.htm#s(リンク切れ)こんな記事もあります。http://www2.aquatree.net/jinenn/koe00.htm#garan(リンク切れ)片道3~4時間、しかもその大半は沢歩きで、熊と出くわすリスクもあるという難行苦行のようなルートを踏破しても、そこにあるのは、野ざらしになった家庭用ポリ浴槽。とくだん温泉マニアでも登山マニアでもない私が、この温泉にひどく興味を抱いたのは、そこにある種のカタルシスを感じたからとでもいいましょうか。(笑)ところが、最近(といっても半年前ですが)行った人のレポートをたまたま見つけて読んでみたら、なんとこのポリ浴槽はすでに破壊されており、源泉の湯量もごく少なくなっているとのこと。http://outdoor.geocities.jp/cycle_oyaji/hitou/garandani/activity_page.htmその後どうなっているのか、知るよしもありませんが、そもそも公式な施設でもなく、どなたか酔狂な方が、(それも脱法行為すれすれで)ポリ浴槽を持ち込んだだけですから、嘆いてもしかたないわけで‥。実は一度行ってみたいと思っていたんですよね~。登山や沢歩きの経験も知識もない私ですから、現実味のあまりない、たんなる願望だったんですけどね。はは。。
2008年03月21日
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【学び直し】日商簿記2級合格しました! 日商簿記2級受験記その1~受験のきっかけ 日商簿記2級受験記その2~問題集と簿記3級受験 日商簿記2級受験記その3~直前期の勉強内容日商簿記2級受験記その4~2級の参考書や問題集 日商簿記2級受験記その5~合格に向けたタクティクス日商簿記受験記その6~電卓とメモ用紙今回は雑ネタです。◆電卓について電卓はそこそこのものなら何でもよいと思いますが、メーカーによって「AC」の位置が異なったりするので、その点は留意したほうがよいかもしれません。あと、小さい電卓には「00」のボタンがないものがありますが、さすがにそういうものは簿記には不向きだと思います。結局のところ、職場などでよく見かける12桁の大きめのものが打ちやすくてよいと思います。なお、簿記2級では利子の計算などで日にちを数える場面も出てきますが、それほど複雑なものは出ないので、日時計算機能までは必要はないと思います。私が主に使っていたのは、カシオのスタイリッシュ電卓。軽くて、表示窓の部分を傾けることができて、何よりカッコイイ。ただ、この電卓、その分、少しすべりやすいのと、(私のものだけかもしれませんが)使っているうちに可動部分がだんだんと緩くなってきました。カシオ|CASIO スタイリッシュ電卓 ブラック JF-S200-BK-N [12桁][JFS200BKN]価格:2972円(税込、送料別) (2022/9/22時点)そんなわけで、本番の試験に向けて購入したのがこちら。高価なだけあって、少し重いことを除けば、文句なしです!もっとも、本番の試験で使うときは、直前に購入するのではなく、少し前に購入して慣らしておいたほうがよいのは言うまでもありません。CASIO カシオ JS-20DC-GB-N(グレージュブラウン) 本格実務電卓 時間計算タイプ 12桁 JS20DCGBN価格:7725円(税込、送料別) (2022/10/13時点)たかが電卓と思われるかもしれませんが、日々持ち歩いていると、愛着が出てくるものです。この2台は合格後ももちろん愛用しています。笑◆メモ用紙について簿記の勉強では、とにかく問題をこなすことが重要だということは何度か書きましたが、それに伴ってメモ用紙をやたらと消費します。私はこれまで語学系では単語カード、宅建では付箋紙などをよく使ってきましたが、簿記ではひたすら「 チラシなどの裏紙」を消費しました。というのも、これらは計算用紙のようなもので、後々まで記録を残しておく必要はないので…。ところが、意外にこれがすぐなくなるのです。喫茶店で問題集を解こうとしたときに、裏紙のストックがリュックに入っておらず、不自由な思いをしたことが何度かありました。喫茶店や図書館など、外で簿記の学習をする人は、日ごろからA4の裏紙を二つ折にするかカッターで切って、端をホチキスで止めてカバンに常にしのばせておくのがよいと思います。(なお、問題集は、一度だけでなく、何周が使うことを想定して、あまり書き込みをしないほうがよいです。)CBTの試験会場では、A4の白紙を2枚渡されます。それを2つ折りして使うと、表裏で計8か所のスペースを使うことができます。私の場合、それだけあれば十分でした。ふだんからA4用紙を二つ折りにして計算や仕訳などに使う習慣をつけておくとよいと思います。◆CBTか統一試験か?よく言われていることですが、難易度に関しては、(現時点では)CBTの方が易しめというのは事実だと思います。総じて、素直な問題が多く、模試問題集の最後の方に出てくるような、とんでもない計算量を要求される問題はまず出ないと思ってよいです。一方で、PCを操作する関係上、問題用紙に書き込めないとか、PLやBSの記入時に画面をスクロールしなければならないとか、CBTゆえの面倒さもあるので、そのあたりを割り引いて考える必要があります。(まあ、それゆえに複雑すぎる問題は出題されないのだと思いますが…)他には、CBTの場合、・いつでも受けられるので、学習予定を立てやすい。(逆に試験日に向けて自分を追い込みずらい面もある)・3日前までなら日程を変更できる。(ずるずる先延ばしにしかねないリスクも…)・合否が試験後すぐに判る。・合格証書がPDFのみ。(これは実に味気ないです。)・試験問題の内容がランダムに出題されるので、ヤマを張りずらいといった面もあります。また、いまだに紙の統一試験の方が権威があると考える人も一部にいるようです。合格率は、紙の試験の場合、平均25%前後(回によって大幅に異なる)、CBTは40%弱と、CBTの方がかなり高めですが、これは、CBTの方が試験日を自分で設定できるため、準備不足で臨むことが少ないことによるものと思われます。商工会議所は2023年4月よりCBT形式に統一すると言明しているので、そうなると、CBT試験の出題パターンも増え、問題合格率も紙の試験の平均値に近くなっていくのではと思われます。まあ、そんなわけで、来年度より紙の試験が廃止されれば、もはやどちらがどうといういう話もなくなるので、受験を考えている方は、比較的合格しやすい今のうちにCBT試験を受験するというのがよいのかもしれません。それと、前にも書きましたが、CBTを受験する場合は、本番で戸惑わないために、受験前に数回、実際にCBT形式で問題を解いて、慣れておいたほうがよいと思います。
2022年10月13日
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今朝、近隣の神社の神主さんに来てもらって、新居のご祈祷をしてもらいました。地鎮祭ならともかく、中古の住宅を購入してご祈祷というのはあまり聞かないかもしれません。しかし、我が新居は、前の家主が破産して売りに出したといういわくつきの家ですので、貧乏神に居座ってもらっては困るということもあり、あえてお願いした次第です。写真にありますように、用意したお供物は、野菜(大根、蕪、ほうれん草)、果物(リンゴ、みかん)、干物(するめ、昆布)、それにお米と塩とお酒です。ひととおり神様に祝詞を奏上したあと、各部屋を回って、お祓いをして、最後に玉ぐしを奉納して終了です。(こうしたことには不慣れなもので、言葉が間違っているかもしれません)ちなみに、ご祈祷料は、3万でした。赤白の袋ののしに、「初穂料」もしくは「ご祈祷料」と書いて、納めます。一番上に飾ってあるお札はいただけるので、東向きか南向きの場所におくのがよいそうです。そういえば、今日、新居に新しい金魚水槽と水槽台が届いたのですが、写真を獲り忘れたので、後日のエントリーで披露します。(笑)■アクアシステム アクアキャビ600深胡桃(ダークブラウン)ちなみに購入した水槽台はコレ。色合いがシックで気に入りました。
2007年12月16日
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こうしてヤクザお得意の「落とし前をつけろ。」「誠意をみせろ。それが何かは自分で考えろ。」というペースで時間ばかりが無為に過ぎました。外で考えろと店の外の駐車場に追い出されて、夜風に吹かれながら途方に暮れていると、ヘッドライトを上に上げたクルマが一台駐車場に入ってきました。パトカーでした。どうやら先に逃げおおせた同僚たちが店に電話をしてきたら、ちょうど「指を詰めろ。」などという物騒な怒鳴り声が聞こえてきて、それで警察に通報してくれたようなのです。「助かった〜。」と、まずは安堵したのですが…。事はそう簡単には済みませんでした。警官から一体何があったのかと問われて、「この人たちに脅されていました。」と答える私に対して、当然連中は、「そんなことは知らない。」と言い張ります。それに加えて、今までのやりとりの間、厨房にこもったきり、とりなしてくれるでも仲裁してくれるでもなかった店主が急に現れて、私に向かって、「何を言っているんだ、お前は?そんなことはなかっただろう?」と怒鳴り始めたのです。警察が来てマズイと思ったヤクザたちが、一転して私たちをさっさと帰らせてこの場をしのごうとしたのに、私が「脅されていた」と証言を始めてしまったので、なんとか上手く収めようとした。「後に」店主はそう弁解してましたが、この時の私がそんなところまで気が回るはずもありません。それに、この場で警察を帰らせたら、残された私たちはそれこそどうなるかも判りません。私はすっかり混乱してしまいました。パンンチパーマなどは急に猫なで声になって、「あ、缶コーヒー飲みますか?」などと警官にすり寄っていました。一方、私は「どうなの?」と聞かれるも、例によって店主が激しくプレッシャーをかけるもので、あまり強く言う事もできず、その後は沈黙がちになりました。細かいやりとりは失念しましたが、結局、なんだかんだで、若親分とパンチパーマの二人が連れて行かれました。逮捕というわけではなく、署まで同行という感じだったと思います。(まあ、あの時の雰囲気だと「カタギの人相手にあんまりオイタが過ぎるぞ。」とかなんとか叱られてすぐに放免になったのだと思います。)一方、ひとり残された親分さんは収まりがつきません。「もしアイツらがムショに入ることになったら、お前ら、ただで済むとは思うな。」「オマエらの工場まで行くからな。どこまでも追いかけるぞ。」とかなんとか、まるでテレビドラマに出てくるステレオタイプなヤクザの恫喝を繰り返していました。この親分がその後いつどうやって帰ったのか、覚えていません。たぶん一人で車を運転して帰ったのだと思います。彼らがいなくなったあとで、連中が時々店に来るホンマもののヤクザで、親分とその息子だということを店主から聞かされました。「粗相がなければいいなぁと思っていた」という店主でしたが、だったら思ってないで、誰かがトイレに立ったときにでも教えてくれよ、と言いたくなりました。この店主の小物ぶりには、今思い出しても腹が立ちます。ようやく放免されて、私たちが寮に帰り着いたのは、朝方4時過ぎでした。マズイなぁと思ったのは、私たちの素性が先方に割れていることです。単に工場勤務というだけなら、何千人もいるのですから見つけ出すのは困難でしょう。しかし、職場の同僚たちはこの店の常連でしたので、名前も知られています。店主が口を割れば、絞り込むことは可能です。職場に来られたり、日中しつこく電話をされたりしたら、しがない実習生の私はともかく、同僚や上司に激しく迷惑がかかります。今であれば、ワインのおつきあいで知り合った(笑)法曹界の方々や警察幹部の方々など相談する相手も思い浮かびますが、当時の私にはそうしたつてもありませんでした。職場の「その筋に詳しい」先輩に話しても、「そりゃ、ヤクザにはヤクザや〜。」などとアドバイスされる始末。大体、カレンダーを落としたぐらいで、なんでここまで追い込まれなきゃいかんのでしょうか。まったく理不尽な話です。そんなこんなで、その後数週間怯えながら過ごしたのですが、結局、ヤクザたちが工場にまで追い込みをかけてくることはありませんでした。これでこの件は終わりとばかり思っていたのですが…。忘れた頃、たしか数ヶ月後だと思います。本当に忘れた頃になって、副班長から「話がある」と呼ばれました。「実はなぁ〜。思い出したくもないと思うんやけど…。」「あのときの連中が、しつこく店主に、あのときの話はどうなったんだ、と言ってきてらしいんよ。」「要はカネを払え、ということなんや。」「で、いくらぐらい払えと?」「2万円だっていうんだけど。」「はぁ。2万ですか。」「みんなでカンパすることにしたんで、ナベちゃんも3千円払ってよ。」……。数ヶ月たってもまだしつこく言ってくることへの怒りとか、まだ終わっていなかったのかという驚きとか、はたまたこれでケリがついたいう安堵感とかはありませんでした。それよりもむしろ、夜中に監禁されてあれだけ追い込まれた落としどころが、2万円だったのかと思うと、呆れるやら情けないやら…。もっとも連中のことです。もしあの場で万札を出して、これで勘弁を、などと言っていたら、「なんや、金で解決しようって言うんか〜。」「誠意を見せんか〜。」とかなんとかいって、要求がエスカレートしたことは想像に難くありません。それに、当時の私はといえば、月給手取り12万円でした。今でこそグランクリュ1本分、などとすぐワインに換算してしまいますが、新卒実習生の私には、2万円という金額はそれなりの重みはありましたし、みながカンパしてくれたのは、素直に嬉しかったです。いやはや。この事件については、あまりデリカシーがあるとは言えないラインの同僚の連中も、さすがにネタにしては悪いと私に気を使ってくれたようです。その後は話題に上る事もなく、あのときは大変だったねぇ、とみなで語り合ったのは、3月末の私の送別会の時が最初で最後でした。ところが…。鈴鹿で過ごした期間で、ヤクザ絡みの事件はこれだけでは終わらなかったのです。(さらに断続的につづく)工場実習の思い出。工場実習の思い出〜その2 工場実習の思い出。~その3 工場実習の思い出~その4 工場実習の思い出~その5(実習期間が9ヶ月に延長) 工場実習の思い出~その6(亀山市でヤクザに監禁される) 工場実習の思い出~その7(亀山でヤクザに監禁されてその後)工場実習の思い出~その8(名古屋でヤクザの車に追突) 工場実習の思い出~その9(続・名古屋でヤクザの車に追突) 工場実習の思い出~その10(名古屋でヤクザの車に追突その後) 工場実習の思い出~その11(痔で歩けなくなる) 工場実習の思い出〜その12(痔で動けなくなってその後)工場実習の思い出~その13(駅伝の練習ってマジですか??) 工場実習の思い出~その14(駅伝ってマジ?~その後) 工場実習の思い出~その15(ジョブローテーションでさらにキツイ仕事に…) 工場実習の思い出~その16(ジョブローテーションでキツイ仕事に…)工場実習の思い出~その17(ラインの同僚のこと) 工場実習の思い出その18(休日の過ごし方) 工場実習の思い出~その19(友人とそのフィアンセの話) 工場実習の思い出~その20(もうひとりの友人のこと。) 工場実習の思い出〜その21(実習終了間近なれど…)工場実習の思い出~その22(実習終了)
2012年10月20日
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先日、目青不動の野良猫のエントリーを書いて以来、ネコのことが気になって、ちょっとネットで調べてみました。実は私、犬は飼っていた事があるのですが、ネコの生態って全く知らないのです。それで、調べてみてすごく意外だったことが、「多くのサイトで屋内飼育を薦めている」ことです。ネコってきまぐれな生き物というイメージがありましたから、家の中に閉じ込めておくなんて可哀想だとばかり思っていましたが、あるサイトによると、屋内飼育のネコの寿命が10年以上なのに対して、野良猫は事故や伝染病感染などにより、せいぜい3~6年程度しか生きられないのだとか。欧米では屋内飼育が主流だということも知らなかったし、「猫エイズ」なる不治の病があることも初めて知りました。猫を飼っている方にとっては常識なのかもしれませんが、私にとっては知らないことだらけで、実に新鮮です。BAR10さんのところのニャンコ先生も家の中で飼っているんでしょうか?(^-^)
2008年03月17日
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ロベール・シュルグって、洗練されたラベルのデザインとは裏腹に、無骨な作りをするドメーヌのような印象を持っています。以前飲んだ06の裾モノもかなり強い作りだったので、この05ブルもすぐには飲めないだろうなと思っていたのですが、かといって、裾モノにあまりセラーのスペースを割いているのも効率が悪いし、ということで、開けることにしました。久しぶりにロブマイヤーのブルゴーニュグラスを出してきて注ぎますと、裾モノとは思えないような濃厚な色調です。香りはカシスやブラックチェリー、オレンジの皮、スパイス類、木質など。飲んでみると、果実味は凝縮されている一方でややエグミを伴い、案の定、酸、タンニンとも強めで、かなり手ごわい味わいです。フィニッシュに強めの収斂性を感じ、それでいて余韻は妙にあっさりとしているところに裾モノの限界を感じさせますね。正直、感心しない味わいです。単純に抽出が強すぎじゃないですかねぇ。って、そんなことワイン作りに関してドシロウトの私に言われたくないでしょうけど。
2010年11月10日
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こちらのワイン、リアルワインガイドで「旨安大賞」を受賞したものだそうです。RWG誌の試飲には毎回参加しているわけではないので、掲載されているものの中でも実際に飲んだのは一部に過ぎませんが、このオシャレなラベルについては、見覚えがありますし、私も高得点をつけた記憶があります。ということで、近所の酒屋で同じラベルを見つけて購入してきたわけですが、ちっと勝手が違ったのは、08年だったんですね。(写真は07年です)黒々としたルビーの色合いで、まだ若いだけあって、エッジは綺麗な紫色です。香りはカシスやブラックベリーなどのジャム風ながらもフレッシュな果実、スパイス、ハーブ、それに香りではありませんが、アルコールのツンと来る感じがあります。口に含みますと、分厚くジューシーな果実味のアタックとともに、アルコールの高さを感じますが、その一方で、青っぽいニュアンスもあります。酸は豊かでタンニンもよく熟しているのですが、複雑さはなく、やや大味なワインでもあります。以前試飲した07年は、もっとエレガントな味わいだったと思うのですが、こちらはまだおちついてないのでしょうか、それともVTの差でしょうか。千円台前半の銘柄なので、複雑さを期待するのはムリとしても、この青っぽさががどうもねぇ、といったところです。翌日:‥と書きましたが、一晩おいたら、グンとよくなりましたよ。青っぽさが後退して、果実の甘みが前面に出てきました。シンプルながら、素性のよい果実味中心にバランスの整った味わいですね。居酒屋でこんな銘柄があったら嬉しいんですが。
2009年08月30日
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★ウメムラさんのドゥーツ。★★同じくウメムラさんのギイ・シャルルマーニュ。★好みの銘柄ですが、もうひと声安くなってほしいですね。★ゆはらさんより、ジャクソン#733。★白和金、中和金、コメットを次々と失って、2匹だけになってしまった玄関水槽。エサを控えめにしているため、気がつけば水草が食べられてしまってます。ガランとして殺風景ですので、そのうち流木でも買ってこようと思います。このブログでの通称「ボス」。(我が家の常で、正式な名前はないのですが、子どもたちは、この和金のことを「オオキっチ」と呼んでます。ちなみに☆になった白和金のことは「シロッチ」と呼んでました。)3年前の金魚すくいで掬ってきた、我が家の長老です。同時期に入手した金魚たちはみな☆になってしまって、長くいるのはついにこの1匹だけになってしまいました。先日チャームさんの通販で買ったメタリック朱文金。すっかり水槽になじんだようで、元気に泳ぎ回っています。ゴマをまぶしたような体色は、やや地味でしたね。ちなみに、この2匹、あまり波長があわないのか、いつも別行動しています。体の大きさが違いすぎるというのもありますが、それでも、コメットのときはなかよく一緒に泳いでいたんですけどね。水槽の中の家族というよりは、単なる同居人、という感じです。
2009年07月05日
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