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政争と陰謀の渦中から栄華をきわめた平家一門。やがて東国に興った平氏打倒の嵐に翻弄され、西海の藻屑と消え去るその足跡を、頭領の妻を軸に綴る。公家・乳母制度の側面から捉え直す新平家物語。【送料無料】波のかたみ価格:940円(税込、送料別)平清盛の妻・時子の目線で描かれた平家物語。なので、ちょっとほのぼのした柔らかい雰囲気の平家物語でしたね~。時子と清盛のやりとりや、時子が娘(徳子)や息子(宗盛・重衡など)を想う気持ちが、明るくあっけらかんと描かれていて、まるでホームドラマのようでした(^_^)よって、非常に物語の世界に入りやすく読みやすい平家物語になっていて、とても面白く読めましたね♪物語は、清盛39歳の時から、平家滅亡までが描かれています。が、清盛はあんまり出てきません。あくまで時子が主役。ですが、この時代の流れはよくわかって、大河ドラマのいい予習になりましたよそれにしても、平家物語は、人間関係が複雑でややこしい。。。特に血縁関係がすごく入り組んでるなぁ~。。宮廷内の権力争いもめまぐるしくて、いつの間にか昨日の敵が味方となり、昨日の味方が今日の敵となるといった具合で、ゆっくり確認しながら読まないと、頭がこんがらがりそうになりました(^_^;)うん。この点でも、大河ドラマのいい予習になったかな。清盛が栄華を誇ったのは、約20年というとても短い間でしたけど、清盛を陰で支えた時子は、この本に描かれているように、ただただバタバタと忙しく、実は栄華を感じる余裕なんてなかったのかもな~なんて、読みながらちょっと微笑ましい気持ちになりました(^_^)でも、その後の運命を思うと少し悲しいですが。。ところで、大河ドラマ「平清盛」、まだ4話までですが、なかなか面白いですー♪特に清盛パパの忠盛(中井貴一さん)がステキ~なんて凛とした男ぶりなんでしょう…もう完全に目がハートマークですよ~~そういえば以前どっかの市長が「画面が汚い」なんて言ってましたけど、全く何言ってんだかねぇ~(笑)あのほこりっぽい画面がいいんじゃないか!!リアリティがあってワタクシは好きですけどね~。大河ドラマの今後の展開も楽しみです
2012.01.31
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どんな場面でも会話がはずむとっておきの方法があります!すぐ使えて効果バツグン!「話し方」「聞き方」「質問の仕方」「つかみ方」の具体例が満載。【送料無料】誰とでも15分以上会話がとぎれない!話し方66のルール価格:1,470円(税込、送料別)こういう会話術の本は初めて読んだのですが、なるほどなぁ~って感じの一冊でした。自分はあんまり会話が得意な方ではないので…(^_^;)いろんな具体例がたくさん書かれていて、とても参考になりましたねー。まあ実際に実践していくのはタイヘンそうだけど、知っていて損はない内容だったというか。要は、「会話は技術より思いやり」!!そのことだけは忘れずに、まわりと気持ちの良い人間関係を築いていけたらな~と思いました
2012.01.30
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「バブル入社組」世代の苦悩と闘いを鮮やかに描く。巨額損失を出した一族経営の老舗ホテルの再建を押し付けられた、東京中央銀行の半沢直樹。銀行内部の見えざる敵の暗躍、金融庁の「最強のボスキャラ」との対決、出向先での執拗ないじめ。四面楚歌の状況で、絶対に負けられない男達の一発逆転はあるのか。【送料無料】オレたち花のバブル組価格:690円(税込、送料別)「オレたちバブル入行組」の続編です。今回も半沢が舌鋒スルドク社内にはびこる悪(?)に立ち向かいます。伊勢島ホテルの再建を無理矢理押しつけられたり、金融庁のオネエキャラ検査官・黒崎と対決させられたりと、何度も危機に陥りそうになって、読者としてはハラハラドキドキな展開なのですが、池井戸さんだから大丈夫だろう…と最後まで安心して読めるのがイイですね(笑)今回はスッキリした結末とまではいきませんでしたが、でも、現実には半沢のように上司に対して言いたいことを言うなんてことは難しいので、「よくぞ言った!」と読んでいて楽しかったです(^_^)しかし銀行って、融資した取引先のことはほとんどすべてを把握してるんですね。オソロシや…ワタクシ、銀行って何しているところなのか今までよく知らなかったんですが、池井戸さんの本で銀行本来の業務というものを初めて知った気がします(笑)なんていうかコワイ世界ですよね、銀行って。奥が(というか闇が)深すぎる…銀行員ってタイヘンなんだな~と思った次第。。(現実はどうなのかよくわかりませんが…)半沢の奥さん・花が金融庁検査員に言った言葉、「役人が威張る社会は滅びる」は名言だと思いました
2012.01.28
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第15話『同胞』 監督:横山誠広大な修練場に集まる少年たち。そこは魔戒騎士を育成するための場所だった。それぞれ本名ではなく、色で名前を呼ばれている少年たちの中に、シロ、ヤマブキ、アカネ、ムラサキの4人組がいた。クロ率いる4人組をライバルとし、様々な訓練を通じて友情と親睦を深めていくシロたち。 訓練最後の大一番・鐘斬りが行われようとしていた。4人1組となり、敵陣の鐘を斬る、もしくは敵を全員倒せば勝利となる。少年たちの激闘が始まる中、修練場に不気味な空気が流れる。★ ☆ ★鋼牙の子供時代の話でした。そっかー、ワタルは鋼牙の先生だったんですねー。そして鋼牙がコートにつけているストラップは、ワタルが鋼牙とその仲間たちにあげたものだったんだ。。鋼牙が今もそのストラップを大切にしているのは、あの時ホラーに喰われてしまった仲間の分まで自分が戦おうという決意なんでしょうかね。。前シリーズからあのストラップは気になっていたんですが、(何かのお守りかと思ってた)うーむ、これほど深い意味があったとは…(涙)鋼牙が白いコートを着ているのも、「シロ」だったこの時代に起源があるのかもね。。しかし、目の前で仲間がホラーに喰われるのを見てしまうなんて辛すぎますよねぇ…(>_
2012.01.26
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土佐二十二万石の領主・長曾我部盛親は、関ケ原の戦いで西軍にくみしたため一介の牢人の身に落ちた。謫居の地を京都に定められた盛親は、再起への野望を密かに育み、旧臣五千人とともに大坂夏ノ陣に立ち上がったが…。大きな器量を持ちながら、乱世の流れに乗れなかった悲運の武将を鮮やかに描く傑作。【送料無料】戦雲の夢新装版価格:770円(税込、送料別)長曾我部元親の子・盛親が主人公の話です。あぁ…長曾我部家ってつくづく運が悪いなぁ。。。(>__
2012.01.25
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もし、おれが僻地の土佐ではなく東海の地に生れていたならば…長曽我部元親は嘆く。強盛を誇った信長が斃れても、素早く跡を襲った豊臣秀吉によって、営々と築きあげてきた四国に侵略の手が伸びてきた。そして再び土佐一国に、押し込められようとしている…土佐に興り、四国全土を席巻した風雲児の生涯。【送料無料】夏草の賦(下)新装版価格:570円(税込、送料別)信長が死んでホッとしたのも束の間、秀吉による四国征伐についに屈し、降伏した元親。四国征服の夢が破れ、20年間戦い続けた日々が結局は四国を荒廃させただけに終わってしまった元親の心情を思うと、とても悲しいです…そういう苦渋の決断をせざるを得ないところが、大将の辛いトコですよね。。結局元親は、中央の政情に暗すぎましたね。政治的に巧く立ち回れなかった…。所詮田舎者と言われても仕方なかったのかも。。そしてその後、秀吉の九州征伐の先鋒として駆りだされることになった元親。しかしこの時の秀吉の人事は最悪です!これは絶対秀吉が悪いですよね。仙石権兵衛の腰抜けめ~!!!秀吉、この時はもう耄碌が始まっていたのかしらん。。精強な薩摩兵を相手に土佐兵はよく戦いましたが、嫡子・信親を戦死させてしまった元親がなんだかとても可哀想でした(T_T)長曾我部元親。確かに、土佐ではなく中央に生まれていれば、もっと中央を席巻できる存在になったかも…。ただ……やっぱり天下までは取れなかっただろうな。。本当に、戦い抜いた生涯でしたね。この作品を読んで、長曾我部元親という人物がとても好きになっちゃいました~司馬さん、ありがとう~♪
2012.01.23
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英雄豪傑が各地に輩出し、互いに覇をきそいあった戦国の世、四国土佐の片田舎に野望に燃えた若者がいた。その名は長曽我部元親。わずか一郡の領主でしかなかった彼が、武力調略ないまぜて土佐一国を制するや、近隣諸国へなだれ込んだ。四国を征服し、あわよくば京へ…。が、そこでは織田信長が隆盛の時を迎えんとしていた。【送料無料】夏草の賦(上)新装版価格:570円(税込、送料別)戦国時代、四国を席巻した長曾我部元親の話です。面白かったー長曾我部家は、関ヶ原の戦いで敗者の側へついたため、徳川時代には生き残れなかった家なので、なんとなく馴染みが薄いんですけど、一代であそこまで領土を広げた元親という人物はとっても興味深いですよねー。でも実は元親は、父親の跡を継ぐまでは「姫若子」と陰で呼ばれていたほど、本来は気弱で臆病なヤツだったんだとか。そんなヤツが、土佐の一郡から、阿波、伊予、讃岐へ討って出、四国をほぼ統一してしまうのですから、戦国の世とは面白いものです(^_^)まあ臆病であるがゆえに、何事も慎重にことを進め、武力だけでなく謀略で他国を切り取っていった腹黒い面もあったようですが(^_^;)で、この元親、阿波と伊予に攻め込んだ時、土佐人はのんべえが多いので酒で戦に負けてしまうかもという危惧から禁酒法を作ったのですが、自分が酒をやめられず(元親も大の酒好き)、結局禁酒法は廃止にしたんだとか(笑)自分で作った法律なのに、自分が飲むのをやめられないんじゃあねぇ~(爆)さすが土佐人だわ~そして元親の妻・菜々は、明智光秀の家老・斎藤利三の妹に当る人。当時、美濃から土佐へ嫁ぐことは、現代の感覚で言えば、日本からアフリカ奥地の酋長のもとへ行くくらいの感覚だったんだとか…うわっっ、土佐ってどんだけ地の果てやねん!!(司馬さん、凄い例えですね…爆)そんな遠国へ嫁いだ菜々もかなり面白い女性で、(というか少々変わり者…)元親とお似合いの夫婦だな~なんて思ってしまいました
2012.01.21
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第14話『再会』 監督:横山誠 森の中を疾走する2つの人影。それは、元老院付きの魔戒騎士・四十万ワタル(松田賢二)と、翼の弟子・日向であった。魔戒騎士同士の2人が、何故か剣を交え激闘を繰り広げる。元老院に呼び出された鋼牙は、グレスより闇に堕ちた魔戒騎士の存在を知らされ、その捕獲を言い渡される。その騎士の名を聞き、神妙になる鋼牙。しかも、騎士が真に闇へ傾倒していた場合には抹殺せよとの厳しい命令が下る。彷徨い歩く漆黒の騎士。その前に立ち塞がるのは閑岱より参上した山刀翼。騎士の圧倒的な強さに鎧を召還しようとする翼だったが、胸を襲う激痛がそれを妨げる。★ ☆うわぁぁ~ザンキさん登場ダゼ!(←四十万ワタルだってば!)まさか牙狼にまで登場するとはねー、松田賢二さん♪しかも雷鳴騎士バロンって…(笑)なんか何気にザンキさんと雷繋がりになってますけど?(爆)これは偶然?それとも…狙ってる??(笑)いやいやでも松田さん、相変わらずシブくてカッコいいっすー~そしてこの回は、翼も登場!もしかして…と思ってたら、ムム、やっぱり破滅の刻印くらってましたかー。しかももうかなり身体に限界が来てるらしい…。ムリすんなよ、翼。。。しかし、赤い仮面の男、魔戒騎士の心まで操れるなんて…。あっちこっちに悪の手を伸ばしてますね(笑)っていうか、赤い仮面の男は一人じゃないとか??うーん…。。今回のサブタイトル「再会」は、鋼牙と翼の再会でもあり、鋼牙とワタルの再会でもあったってことですね。鋼牙がコートにつけているお守りみたいなやつ、どうやらワタルには見覚えがあるらしい。。二人はどういう関係だったのだろう…?次回第15話は「同胞」鋼牙が子供の頃の話??
2012.01.20
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第13話『仙水』 監督:小坂一順庭先で鍛錬する鋼牙とレオ。すると突然、ザルバが赤く燃え上がり苦しみ出す。応急処置を施すレオだったが、原因も完治させる方法も思い付かない。ところが鋼牙はまるで慌てず、既に手を打ってあると告げる。それは邪美(さとうやすえ)のことだった。冴島邸に現れた邪美は、ザルバと共に魔戒法師しか入れない宝玉の森の中にある巡命の滝を目指す。滝に流れる仙水こそが、ザルバを元に戻ために必要なのだ。レオの魔針盤を頼りに森を進む邪美は、既に何者かが森に入り込んでいることに気付く。滝に到着すると、邪美の読み通りそこには黒装束の男の姿が。突然襲いかかる黒装束の男。その目的は、なんとザルバの奪取だった。★ ☆邪美登場!&主役の回でした。うん、相変わらず邪美カッコイイなぁ~足細っ!長っ!というわけでアクションも美しいですねー。さとうやすえさん、ステキです~しかし、赤い仮面の男、ますますレオに見えて仕方ない。。声を聞いてたら特にね…。いったい何者なんだろう?早く正体が知りたい~~今回は、邪美と仮面の男という魔戒法師同士の戦いとなりましたが、なんと!まさかの轟天登場!へえぇ~、バルチャスの駒であんなことができるとは…凄くカッコイイシーンだったです~ところで仙水って何だろう?と思ったら…つまり魔導輪の血液(体液)みたいなものってことなのかな??なるほど魔導輪は単なる道具ではなく、生物なんだってことですね。浄化されるザルバ、なんだか温泉に入ったオッサンみたいだったワ(笑)そして今回より第2クール突入ということで、OPとEDが新しくなりました。新OP、なんか仮面ライダーっぽくなったなぁ~(笑)ダークなイメージとはちょっとかけ離れてしまった感じ。。前シリーズの「SAVIOR IN THE DARK」が神曲だっただけに、ちょっとアレ!?って思っちゃいました(^_^;)まあでも、これからだんだん聞き慣れてくるかな?次回第14話は「再会」今度は翼が登場だ♪
2012.01.19
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ちょっぴりお久しぶりの更新です。実は昨日までの9日間、ちょっくら入院しておりました昨年健康診断で、胆石がかなり多いとの結果が出まして、そうか!自分が感じる不調はそれが原因だったのか~!ということが判明したので、(それまでずっと胃が悪いと思ってた)それを取り除くことにしたのです。でもよくよくお医者さんの話を聞いてみると、胆石を取り除くには、胆嚢そのものを取り除いてしまうしかないそうで…。えぇ~!?とは思ったのですが、体調に不安を抱えたまま生きていくのもイヤなので、この際、エイヤッとばかりに思い切って手術を受けることにしました。現在は内視鏡で手術ができるので、入院期間も短くてすむというのも決め手だったですね。ということで、人生初手術! 初入院!年明けそうそうバタバタしてしまいましたちなみに取り出した胆石をウチのオトンが数えたところ、300個近くあったそうです。(ヒエ~)……数えたオトン、偉い。。(笑)初めての入院ということで、ちょっとドキドキした面もあったのですが、今はもうすっかり元気になりましたこれからまたボチボチと溜まっている記事をUPしていく予定です。やっぱり健康が一番!ですね(^_^)
2012.01.18
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劉備の王道、曹操の覇道、呂布の横道。凋落する群雄たちに拮抗すべく、急速に成長する若き武将たち各々の姿。物語は、いよいよ波乱の展開へ突入する。【送料無料】三国志(2の巻)価格:600円(税込、送料別)おぉ~、北方三国志はなんだか呂布がカッコイイですね~図体のデカイただの暴れん坊キャラじゃないゾ!(←ワタクシが今まで抱いていたイメージ)妻一筋の愛妻家で、とっても武人らしい真っ直ぐなキャラになっていて、すごく好感が持てます。それにめっちゃ強いし。さすが北方さん~♪劉備は、なかなか計算高い人物ですね。将来を見据え、今はジッとガマンして、ゆっくりゆっくり亀のように前に進んでる感じ。この巻では趙雲が劉備陣営に加わりましたけど、(頼もしい♪)劉備が世に立つのはまだまだこれからって感じです。それに対して、曹操はエリートって感じですね~。才気溢れた英雄タイプ。ワタクシ、こういうタイプの人物大好きですからガンバレ曹操~♪孫策は急激に成長してますねー。弟の孫権はまた十代半ばですけど、この兄弟の雰囲気いい感じまだまだ混乱の時代は続いていますが、主要キャラが少しずつ成長していくのが読んでて楽しいです♪次巻も楽しみ
2012.01.04
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【送料無料】空飛ぶタイヤ(上)価格:680円(税込、送料別)走行中のトレーラーのタイヤが外れて歩行者の母子を直撃した。ホープ自動車が出した「運送会社の整備不良」の結論に納得できない運送会社社長の赤松徳郎。真相を追及する赤松の前を塞ぐ大企業の論理。家族も周囲から孤立し、会社の経営も危機的状況下、絶望しかけた赤松に記者・榎本が驚愕の事実をもたらす。 【送料無料】空飛ぶタイヤ(下)価格:680円(税込、送料別)事故原因の核心に関わる衝撃の事実を知り、組織ぐるみのリコール隠しの疑いを抱いた赤松。だが、決定的な証拠はない…。激しさを増すホープグループの妨害。赤松は真実を証明できるのか。社員、そして家族を守るために巨大企業相手に闘う男の姿を描いた、感動の傑作エンターテインメント小説。 明けましておめでとうございます。初詣で今年もまた凶のおみくじを引いてしまった秋乃みかくです(昨年もだった…><)本年もどうぞよろしくお願いいたしますm(_"_)m走行中のトレーラーのタイヤが外れて歩行者の母子を直撃…という事故、、、そういえばそんなことが現実にもありましたねぇ。。なのでかなりリアルな話として読んでしまいました。話のパターンは「下町ロケット」と似ていましたが、こちらの方がはるかに重い内容でしたね。。文中に「財閥の常識、世間の非常識。財閥の論理、世間のわがまま」という言葉がありましたが、まさにその通り!!大企業の驕りと無責任さには、本当にムカッ腹が立ちましたよ!部同士での権力闘争、自己利益でしか動かない社員たち。上巻の第五章のタイトル「罪罰系迷門企業」(←爆)がピッタリな会社でしたねぇ(笑)そんな腐った巨大企業に立ち向かう中小企業の赤松運送。はっきり言って、途中読むのが辛くなった部分もありましたけど、捨てる神あれば拾う神あり…で、損得や世間体にとらわれず、ちゃんと手を差し伸べてくれる人たちの存在があって本当に良かった!目の前に立ち塞がる壁を懸命に乗り越えようとする赤松の勇気と情熱に、最後は胸を打たれました。。真実が証明できて、本当に本当に良かった!!とっても読みごたえのある作品でした~
2012.01.02
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