今日、何読んだ?

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2026.07.27
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カテゴリ: 小説

最後の鑑定人【電子書籍】[ 岩井 圭也 ]

 ふむいいところに目を付けたね。
 土門という元科捜研の職員が最後の鑑定人だ。
 今は民間の鑑定所を運営しているが、かなりのやり手つまり最後の鑑定人だ。
 本作は連作だが、警察はそのうちの一話。
 その他は、弁護士、裁判官、そして自らが真相に繰り出すシチュエーションだ。
 民間だから余計な刑事法は必要ないし警察の組織に触れることもほとんどない。
 ただ指紋ね。

 この辺のリアルが気に食わないが、まずはまあまあの出来でできれば次作を読みたいなと思ったし、久しぶりに面白い作品に出会ったなと感じたのだった。
 この前皇統の男系男子の問題を書いたが、正に本作にはそのY染色体の問題が書かれていた。
 この作品に関しては、読み師としての私の読みが全部みろっとめろっとお見通し状態だった(なんと久しぶり)。
 そのほか放火の影に違法薬物の精製などというのも面白いエピソードだった。
 こういうのは、警察のタガを外れて初めて面白い話になるのだなと思う。
 警察を入れる、刑事法を解釈することでリアルが高まるが、それを誤ると駄作になってしまう。
 むしろ潔く本作のように無視すれば、面白い話になることもある。
 ということでしょうなあ。(4/23記)





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最終更新日  2026.07.27 05:00:06コメント(0) | コメントを書く


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