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2008年08月15日
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カテゴリ: ドラマ系の感想
『偽りの姉弟…優しい嘘が死を招く』

内容
池畑隆宏(六平直政)が、転落死した。
そのポケットに赤い封筒とタロットカードを見つける直人(生田斗真)。
『雨野真実』による犯行と確信する。
そして、父・栄作(石坂浩二)が大隅和真を利用して及んだと、
疑惑の目を向け始める。
一方、直人らは、池畑の部屋の家宅捜索をするが、
すでに、証拠隠滅が計られてしまっていた。

差出人は、池畑隆宏。受取人は、成瀬真紀子。
中身はCD-Rだった。
真紀子が領の姉だと知り、急ぎ真紀子(優香)のいる病院に向かう直人。

そんな折、領に姉・真紀子から電話がある。
領の誕生日だと言うことで、姉の病院へと行く領(大野智)。
そこに直人がやってくる。
池畑からCD-Rが届いたはずだと。
驚く領。。。。
そして、再生ボタンを押す直人。。。。。。。。


そのころ。
直人の兄・典良(劇団ひとり)と妻・麻里(吉瀬美智子)


そして、、、、、麻里から別れ話を切り出された葛西均(田中圭)



敬称略




今回も、いろいろありましたが。

メインは、やはり。。。真紀子と領姉弟でしょう。

領が予測できない事態が発生する。
そんなことだけでも、
『計画を綿密に練ってきた』からこそ、
緊張感とオモシロ味が、ドラマに生まれた。

その現場に、
本当のターゲットである直人がいるんだから!

結局、真紀子の機転で。。。。ということですが。

その後の、姉弟は、かなり良い感じでした。

姉『私の目でも、夜が少しずつ近づいてるのが分かるの
  少しずつ今日が終わっていく
  明日もその次の日も
  こうやって、私は死に近づいていく。
  昔はね、死ぬことなんて怖くなかった
  両親はいない。弟とも離ればなれ
  友達は毎日楽しいことがいっぱいなのに
  私は、病室に閉じこもって
  何も見えないまま、独りぼっち
  どうせ助かる見込みがないんだもん
  いつ死んでも良いと思ってた
  生きてて良かったなんて思ったことも1度もなかった
  でもね領
  私には、あなたがいてくれた
  この10年あなたが週に一度、来てくれるのが待ち遠しかった
  温かい気持ちになれたの
  そして、もっと生きていたいと思った
  生きてれば、こんなに幸せな時間が私にもあるんだって
  独りっきりじゃない
  わたしには、領がいるんだって思うだけで
  もっと生きたいって思ったの
  あなたは、私の希望だった。
弟『ごめん。。。。ずっと。。
姉『いいの。ずっと前から分かってた
  でも、あなたが本当に優しかったから
  あなたは、私を本当の姉として、いつも気遣ってくれた
  精一杯、領でいようとしてくれた
  男の子が泣いちゃダメでしょ
  領は小さい頃から泣き虫なんだから
弟『ごめん。。。
姉『警察が何を調べてるのかは聞かない
  あなたが何をしようとしてるのかも
  だって、あなたを信じてるから
  亡くなった領が信じたように。
  きっと、あなたの目には、キレイな夕日が映ってるんでしょうね
  私のことなら大丈夫
  もう、1人でも生きていける。
  領。。。
  お誕生日、おめでとう
弟『ありがとう。姉さん


偽りの姉弟関係。
だが、そこには、真実の姉弟関係があった。

ということですね。
このサスペンスドラマで、少し感動してしまったのは言うまでもない。


さて、、、それと対比するかのように存在する
直人、栄作の親子関係。
父に対して、疑惑の目を向けて行く子

父『彼は部外者ではない、顧問弁護士だ
  部外者はお前のほうだ
子『同じあやまちを繰り返すんですか?
  11年前真実をもみ消したために、こんな事件が起きているんです
父『自分の父親も信じられないのか
子『もう、父でも子でもありません
父『刑事としてくるんなら、
  令状を持って出直してくるんだな

最終的に、典良が救いの手をさしのべているが
この殺伐として親子関係があるからこそ、

真紀子と領の姉弟関係が、
より一層感動的な方向に引き立ったのは言うまでもない。


そして、、、
悩み出す『魔王』は、共犯の山野圭太につぶやいてしまう

『時々分からなくなる
 自分が誰で、なぜ生きているのか
 大切な人を欺いてまで

すべてを偽って生きてきた領にとって、
恨みを晴らすという目的のために共闘している山野にだけは、
『心』を見せることができるというのが
そこに『本当の信頼』が存在しないために、
苦しみでもあり、葛藤に繋がるのだろう。

ドラマとしては、本当に面白い部分ですけどね。

だからこそ悩み続ける領は、
しおりのクッキー、空ちゃんの絵を見て
『偽りの自分』に今まで以上に葛藤し始める、、

そして、、、恋をしてしまったしおりにつぶやく。

領『僕は天使なんかじゃありませんよ
しおり『何を悩んでるのか、分からないですけど
 力になれることがあったら言って下さい。
 神父様から聞いたことがあるんです
 「天使とは、美しい花を与える者ではなく、
  悩んでる人のために、努める者のことだ」って
 私じゃ、成瀬さんの天使にはなれませんか

一瞬、愛に包まれるのが、、、、切なさを誘う部分だろう。




ドラマとしては、事件は発生していないために
『停滞している』と言って良いんですけどね。


ですが、
自分のしていることに悩む領というのを描き込むことで、
偽りの天使の姿。真実の魔王の姿。

言ってみれば、復讐が最終局面に達しようとしているため
その領の心にある葛藤を、上手く表現できたと言える。


ま、、、ここで




それにしても、
まさかここに来て、ココまで心を描くとは思ってもいませんでした。
なかなか良い感じで

偽りの家族にある『愛』と本当の家族にある『憎しみ』

ほんと、面白い対比で描いていますよね。




これまでの感想
第6話
第5話 第4話 第3話 第2話 第1話







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最終更新日  2008年08月15日 23時20分51秒
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