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2010年04月29日
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カテゴリ: ドラマ系の感想
『愛と裏切りの捜索旅行』

内容
30年ぶりの中学の同窓会。。。その翌日。。。
福島(尾美としのり)と真理子(宮地雅子)が失踪したという事件が発生。
“私、愛してしまったの。後悔しないつもりよ”
驚く朋美(黒木瞳)や、杉山(高橋克典)たち。
陽子(斉藤由貴)大久保(三上博史)そして亀村(六角精児)らも心配するが
杉山と陽子は、これ以上追うべきじゃないと猛反対する。
“同窓会で会ったくらいで、立ち入るべきじゃない”

親しいとも限らないのに、無責任に関わらない方が良いという杉山。
その言い方が気に入らなくて、朋美は亀村の店を出て行ってしまうのだった
追いかける杉山。。。。。
謝りあった朋美と杉山の心は、揺れはじめていた。

そのころ、陽子と一緒に店を出た大久保は、、誘われて陽子に家に行くが、
いないと言っていたはずの、、、夫・正隆(神保悟志)と娘・真奈(熊田聖亜)!
驚く大久保に、、、愛人の子を引き取ったと言ってのける陽子。


一方、家に帰った朋美。。。
夫・誠一郎(吹越満)娘・彩(大平うみ)は、何か様子がおかしいことに
気付きはじめていた。。。特に、彩は、杉山と一緒にいるところを目撃していた。

そんななか、杉山は、滝川部長に呼び出される

考えた末、、、杉山は大久保に一緒に捜索してくれるよう打診する。
友人として。。。。。陽子、朋美には伝えないでおこうと言う事だったが。。。。

そして、、、、大久保から連絡を受けた陽子。。誘いを受ける朋美。
これ以上、杉山と会い続ければ。。。。引き返すことが出来ないかもしれない。
1つの賭をしてみることにしたのだが。。。。。。






テレビでも騒ぎになっているので、
家族に伝えれば良いだけと思うのだが、、、それではドラマにならないので。。。



そういうことは、さておき。




友人の失踪事件を心配する主人公と友人達。
大久保と陽子の作戦にはまったこともあるが、

焼けぼっくいに。。。。。

よみがえりはじめる“恋心”

ま、そんなところだろう。


しかしまぁ、見事な対比ですよね。
大久保&陽子で、、少しコミカルな感じで
歪んだ恋バナを描きながら、、

その一方で、マジメな朋美と杉山の心に火が着く!

コミカルとシリアスの対比が見事ですよね。

お互いに補完し合って、盛り上げあっています。
そして、、、そんな浮ついた恋物語とは別で

登場人物の現実として“家族”を詳細に描く。


家族の上に、不倫関係のような物語が乗っかっているから
そこにある現実との対比も描かれているカタチだ。

そう。。。かなり綿密に練られ、仕込まれています。


個人的には、“4人の主人公”がほぼ並列的に描かれていることに
一番驚いているんですけどね。

それぞれの気持ちもシッカリしているし。。。
感心するばかりである。

結局、ドラマって、人間同士のドラマであるから
そこに感情はつきもの。

登場人物のキャラが立っていて、
感情が丁寧に描かれ、人間関係が丁寧に描かれれば、
面白くないわけがないのである。


こうなってくると、先に書いてしまった“疑問”なども、
吹っ飛んでしまうと言うモノだ。


あとは、どこに結末を持ってくるのか?
家族達との関係が、どう変化していくのか?

それ以外にも、楽しみはたくさんあります。


これまでの感想
第1話





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最終更新日  2010年04月29日 21時58分06秒
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