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2011年03月03日

ホンボシ～心理特捜事件簿～　第７話　ｖｓ地検の女！！女装殺人を仕組む頭脳の正体！？

テーマ：どんなテレビを見ました？(78095)

カテゴリ：ドラマ系の感想

『ｖｓ地検の女！！女装殺人を仕組む頭脳の正体！？

内容
元厚生労働省薬品局長、明石孝俊（春田純一）が射殺死体で発見される。
なぜか女性用のコートを着て、ウィッグで女装していた。。。。
薬品会社からリベートを受け取り、危険な副作用のあるガン治療用の新薬を認可。
そのため東京地検に追及されていた矢先の出来事だった。
泊まっていたと思われるホテルへと向かう桐島（船越英一郎）真田（高嶋政宏）
そこには、女装して駐車場で待っていろと書かれた手紙が残されていた。
差出人は小野寺太郎（伊庭剛）。明石の元部下で財団法人に天下りしている男。

そんな桐島たちを、東京地検の島田千恵（高橋ひとみ）検事が、同行していた。
明石の事件を追っていたのだという。
明石の部下・神林悟が自殺したことで、不正疑惑が迷宮入りしていたのだ。
やがて現場の防犯カメラの映像から、
自称・経営コンサルタントの木下哲宏（加藤虎ノ介）が浮かび上がる。
３年前ホステス佐々本美佐の失踪事件で殺人容疑で逮捕起訴されたが
証拠不十分で無罪となった男だった。
すぐさま、真田と捜査一課の面々が木下を逮捕。

取り調べにより、木下は明石殺しを自供するのだが、
様子を見ていた桐島は、違和感を覚える。
そこで真島が取り調べていた内容を、カタチを変えて桐島が取り調べると

リバースオーダー・クエスチョン。。。。だと桐島は言う。
実際に起きたことを話しているならば、順序の入れ替えで
違ったことを言う事は無いと。
そして桐島は断言する。
実行犯は、木下であるが、

そして桐島は、もう一つの事実に気づいていた。島田の表情変化。
ホステス失踪事件で担当していた検事は、当時京都地検にいた島田。
そのため、木下を見て驚いていたのだ。
そして島田が、警察に対して敵意を抱く理由も判明する。
事件において捜査員が木下に自白を強要した事実が浮かんだことで、
やり手弁護士により、、、無罪になってしまったのだ。

３年前の事件が浮かんだことで、妙なことが分かってくる。
かつて美佐（鈴木明菜）が失踪した時の服装が、明石の女装と一致したのだった。
何らかの関係があると考える桐島は、
広島在住の美佐の父・佐々本義男（伊藤正之）に話を聞くが。。。。
そして美佐の事件を担当した大崎一郎弁護士は、
妻・摂子（草村礼子）によるとすでにこの世に亡く。。。。
やがて、府警ホームページへの謎の書き込みにより、
美佐の遺体が見つかるだけでなく、それをネタにして木下が脅されていたと判明。

謎の人物により脅迫され呼び出された明石。
謎の人物により脅迫され、、、、明石を射殺した木下。
木下によると、男だったと言うが。。。。。

敬称略

正義感が強すぎて暴走した末の．．．犯行。

この手の『正義』を掲げる真犯人の事件は、定番ネタですね。

今回も同じ。

ただ、少し捻っていたのは、
罪に問えなかった容疑者を脅し、もう一人の、、、容疑者を殺すという
そのうえ、、、動機も、、、一捻り！！

結果的に、、、超知能的な犯罪。。。

プロパビリティの犯罪。。。可能性の犯罪

殺したい人を直接殺すのでは無く、
何らかの仕掛けによって死ぬ確率を高め
結果的に死に至らしめること。

ですね。

良い感じでミスリードが効いているし、真犯人の意外性もあり、
なかなか、良いお話でしたね。

ま、私の中でも、どちらか分からず、違和感はあったのですが、
確定的なモノが見つからなかったため

結末を見て、納得！

ですね。

最終的な“オチ”も、、、悲劇的で、、良いですね。

間違った復讐相手。。。。。

面白いお話だったと思います。

ただ、、少し桐島のセリフが多すぎて、

オモシロ味であるとともに、、、食傷気味。。。。
実際、そういう感じで心理学、、、桐島がメインになりすぎているため
ほかのメンバーもいてもいなくても良い状態に。。。。

あくまでも“支援班”なのだから、
真田、、捜査一課の動きを、もう少し見せた方が納得出来たでしょうね。

ま、、、そこまで、心理学を埋め込まなくても
納得出来る事件だし！
分担させることで、全て活躍しなくても、

桐島の凄さが強調されると思いますけどね。

“なるほど”ってね！

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