全20件 (20件中 1-20件目)
1
映画『3月のライオン(前編)』のエンディング曲、この曲を聴いて、彼の存在を初めて知りました。映画『3月のライオン』前編主題歌 「Be Noble」 [ ぼくのりりっくのぼうよみ ]それからYouTubeで彼の作品を見まくって、彼が高校生の時にデビューしたことを知って、正直、宇多田ヒカルと同じくらいの才能を持った少年だと思っています。中でも『Newspeak』を聞いてみてください彼の凄さに気付く人がきっといると思います。きっかけさえあれば、大ブレイクすると思っているので、ちっぽけですが、このブログがそのきっかけの一部になればいいなと思って書いています。ぜひ一度作品を聞いてみてください。また、すでに知っているよという人は意見をください。
2017.06.01
コメント(0)
久しぶりにレビューを書きたくなる映画に出会った松たか子さん主演のサスペンス映画『告白』である事前の番宣なんかの情報では愛娘を殺された母親(松たか子)が自分の教え子たちの中から犯人を捜し出し復讐をするのか?しないのか?みたいな印象を持っていたでも。。。(ここからは少しネタばれのため読む人はドラッグして)映画が始まっておよそ30分で松さんの告白はすべて終了してしまうその中には犯人が誰かもはっきりと描かれていてそのままエンディングかと心配してしまったくらい残りの時間は何が描かれているかというと松さんが告白したクラスのその後の姿その中で今度は事件関係者たちが告白をしていくどうして娘が殺されなければならなかったのか松さんがたどり着き告白した内容は事実ではあったが真実ではなかった関係者がそれぞれの立場で告白することで結果からは見えてこなかった真相が一つずつ明らかになっていく(ネタばれここまで)『キサラギ』という映画があったがその映画に匹敵するくらいどんでん返しに次ぐどんでん返しの連続であっという間に2時間たってしまった真実を突きつけられた登場人物たちは一瞬驚いた顔をしたと思ったら次の瞬間には笑い出し「そんなこと最初から分かってました」と言わんばかりに今度は自分の真実を語りだすそのたんびに見ている方はさらに驚かされる全体を通して何を伝えたかったのかいまだうまく整理できてませんが一つはワイドショーなどで取り上げられている事件の報道なんてものは到底真実にたどり着けるものではないということもう一つは人が人を殺そうと思う理由・・・というかその瞬間何かがパチンと音を立てて消えてしまうその瞬間を描こうとしていたのではなかろうか観終わってすがすがしい気持ちになるそんな作品では決してないが深く心に残る至極の一品だと思うアウトレイジなんかよりよっぽど恐ろしく現実味があるのではないだろうか評価 ☆☆☆☆-このブログが気に入ってもらえたらクリックお願いします→
2010.06.23
コメント(0)
「ひとつだけお聞きしたいことが どうやってこれを」「このときの野次馬835人分の携帯電話を確認しました」誇らしげな城西支部のメンバーひとりひとりの顔が順番に映され私はこのシーンがこの映画の一番の核になるシーンだと感じました久利生がずっと続けてきたことどんな小さなことでも徹底的に調べつくす山口で被害者が捨てたタバコの吸い殻を探し出したようにこのドラマを通じて描かれてきた主人公の特徴映画でもぶれてませんでした韓国のシーンが必要だったかどうかは疑問ですがそしてロックオンしたはずのSPドラマで登場した女性が全く出てこなかったのが残念でしたがトータルで見るとよくできた映画だと思いましたもしかしたら続きがあるかも知れませんね『HERO DVD-BOX リニューアルパッケージ』19,152 円評価 ☆☆☆☆-このブログが気に入ってもらえたらクリックお願いします→
2009.01.03
コメント(0)
久々にレビューを書きたくなる映画に出会いましたまだ見たことがない人にはぜひお勧めした作品ですとはいえレンタルショップには1,2枚程度しか在庫がないからいつも貸し出し中だと思いますがそのせいで私も今までなかなか借りることができませんでしたレビューの前にまずあらすじからそれとこの作品はネタばれ厳禁ですので私もこのレビューに関して決してネタばれになるようなことは書きませんので安心してお読みください【あらすじ】1年前、如月ミキというD級アイドルが自殺をした掲示板で知り合った彼女のファンたちが1周忌を偲ぶ会を開く参加したのは家元(小栗旬)オダ・ユージ(ユースケ・サンタマリア)スネーク(小出恵介)安男(塚地武雅)イチゴ娘(香川照之)の5人ハンドルネームだけしか知らないお互い本名も職業も知らないもの同士が集まって彼女のことを思い大いに盛り上がるつもりが・・・「彼女は殺されたんだ」この一言から彼ら5人による推理が始まる如月ミキは自殺なのか?殺されたのか?はたして答えは出るのか【レビュー】この物語は一つの部屋の中だけで展開されるワンシチュエーションドラマである出演者は基本的にはこの5人のみ一人のアイドルの死を必死で推理するれっきとしたサスペンスであると同時に笑いがあり最後にはホロっとするハートフルコメディでもある見どころはもちろん彼らが一生懸命推理する語りにある一人一人、如月ミキの死について知っていることをしゃべっていくそのたびに新事実が明らかになり事態は急展開を迎えるよく「どんでん返しに次ぐどんでん返し」などと表現することがあるがこの物語においては人数分のどんでん返しが待っているしかもそれが2週するのであるつまり見た人は10回以上新事実に驚かされることになるそして最後2つの新事実は驚きとともに感動さえも与えてくれる特に私は最後の事実を知ったとき軽く涙が流れた綿密に張り巡らされた伏線が最後には余すことなくつながっていく最初から気を抜かずに見てもらいたいそして彼らのたどり着いた真実に一緒になって涙してもらいたい自信を持ってお勧めできるサスペンス映画である【映画DVD】キサラギ スタンダード・エディション(3,591 円)「楽天ブックス」評価 ☆☆☆☆☆このブログが気に入ってもらえたらクリックお願いします→
2008.09.24
コメント(1)
『L Chenge The World』を見るか『チーム・バチスタの栄光』を見るかとても迷ったのですがいろんな人のレビューを読んで『L Chenge The World』はどうも『デスノート(前後編)』を超えそうにない気がしたのでこちらを見ることにしましたそしてこの選択は決して間違っていなかったと思いますもちろん『L Chenge The World』はもっと面白いのかも知れませんが少なくとも見て後悔するようなことはないと思います。タイトルから「バチスタ」とあるのでドラマの『医龍』を想像されている方も多いかもしれませんでもそれは大きな間違いですあんなにシリアスではございません番宣を頻繁にされているのでご存知の方もおられるかとは思いますがかなり砕けた感じのサスペンスです脚本を『時効警察』の時田光治さんが書いているので当然と言えば当然なのですが。。。もちろんお約束の小ネタもちりばめられて(とはいっても時効警察に比べるとかなり控えめです)飽きることなくドラマを楽しめますそして後半からクライマックスにかけては良質のサスペンスが展開され思わずのめりこんでしまいます小ネタを挟みつつもシリアスな展開もしっかり描かれている点クライマックスでは人間の醜い姿なども描いている点などからイメージとしてはドラマの『ケイゾク』を想像してもらえばいいかと思いますあらすじを言うと成功率は60%程度の非常に難しいといわれる「バチスタ手術」これを30近くも連続で成功させていた天才外科医・桐生引き入る「チーム・バチスタ」しかしここ最近3例つづけて術中に患者が死んでしまい吉川晃司演じる桐生は自ら内部調査を病院に依頼するそこで白羽の矢が立ったのが普段は患者の愚痴を聞くだけの不定愁訴外来(心療内科のようなもの?)に勤めている竹内結子演じる主人公の田口しぶしぶ引き受けたものの彼女は手術に関してはまったくのシロウトとりあえず桐生を除くチームのメンバー6人に聞き取り調査を行い誰もが動機を持っていて怪しいけれど結局事故だと結論付けようとしていた時突然現れたのが阿部寛演じるもう一人の主人公 厚生労働省の白鳥彼はこの事故は殺人だと言い放ち犯人は必ずチームのメンバーの中にいると決めつけるかなり偏屈な男で田口を呆れさせながらも徐々に真実を明らかにさせていくそしてついに田口と白鳥のデコボココンビはある衝撃の事実を突き止めるいったい犯人はだれなのかバチスタチーム7人に院長を含めた誰もがあやしいそしていったいどうやって殺していたのか重要になってくるキーワードは「あ・く・しゅ」(握手)私はそんなに竹内結子さんのファンではないのですが事件解決の後あまりの衝撃に落ち込んでしまい診療できないでいると患者さんたちが「今日はおれたちが先生の愚痴を聞いてやるよ」と言って励ますシーンでの竹内さんの演技はさすがで思わず涙を流してしまいました救いようのない真実で見ている人たちが荒んでしまった気持ちを最後の最後に声を出して笑わしてくれる演出これぞコメディサスペンスと拍手をしたくなる素晴らしい映画だと思います評価 ☆☆☆☆☆このブログが気に入ってもらえたらクリックお願いします→
2008.03.12
コメント(0)
久しぶりにずしりと重みのある作品を見た気がするこの映画は強盗殺人を犯した加害者側の家族を「手紙」を通して描いた物語でとにかく山田孝之さん、沢尻エリカさん、玉山鉄二さんこの3人がすごく泣かせる最初は沢尻さんは少しだけしか登場しないのかと思っていたら後半は彼女がとても重要な役目を果たす母親役までこなしていたのは驚いたこの映画は30分に1回程度適度に感動シーンが訪れて見ていて飽きることなく最後まで見ることが出来た中でも被害者家族とのシーンで「お互いもうこれで終わりにしましょう」と言う台詞最初は迷惑がっているだけかと思っていたら兄からの手紙に書かれていた文章を読んでそれぞれが苦しんでいることを知ってある意味許してくれていたことそれを聴いて泣き崩れる山田孝之さん罪を犯すと言うことは自分が罰を受ければ終わりと言うわけではなく周りの人たちの苦しみもすべて含めて受け止めなければならないそれを弟からの手紙ではじめて気づかされた玉山鉄二さん最後のシーン弟の漫才を見ながら拝んでいるシーンはなんともいえない感謝に似た気持ちの表れなんでしょう周りの人たちが笑っている中で一人だけが号泣している映像がさらに感動を呼びました最後、子供のところに集まってきた他の子供たちの姿が彼ら家族の希望の光に見えました美談でも奇跡でもなく現実にありえそうな家族を淡々と追っていたところがとてもよかったと思います評価 ☆☆☆☆☆このブログが気に入ってもらえたらクリックお願いします→
2007.12.24
コメント(0)
見るのは今回が2度目なんですけどやっぱり大泣きしましたイヤ、むしろ2度目だから余計に泣きましたそれに新しく気づいたことも多かった出演者も現在活躍中の人がたくさん出ていたんですね沢尻エリカさんはもちろんのこと『東京タワー』に出ていた高岡蒼佑さん(アンソン役)『白夜行』ではまんまとだまされていた塩谷瞬さん小出恵介さんが出ているのも初めて気がつきましたそして今回一番の発見は『わたしたちの教科書』でまじめな先生 大城早紀役の真木よう子さん看護師になっていた人です笹野高史さんも存在感抜群でした私が一番印象的だったのがお葬式の時に笹野さんが言っていた言葉「日本の若者、何知ってる」そうなんですよね私たちは戦争を知らない子供たちなんです実際に戦争の苦しさを知っている人たちにすれば「知らない」こと自体が許せないことなんでしょう棺おけが大きすぎてというより玄関が小さすぎて仕方なく棺おけを縦にして(それ自体ありえないこと)それでも入れないから玄関を壊して入れたどうしようもなく貧乏で惨めな自分たちの現実それを日本の若者は何も知らずに幸せに暮らしているそれが我慢できなかったのでしょうでもそんな人たちのこと自分のこといろんな思いを込めて歌った松山の「イムジン河」をラジオで聞いたキョンジャはそれを笹野さんやお葬式に来ていた人たちに聞かせるこの場面が一番号泣してましたそしてここから物語りは怒涛のクライマックスへかわらで喧嘩をしているアンソンたちもアンソンの子供を生もうとしている桃子もラジオで自分の思いを精一杯歌っている松山もその松山に合うために必死で自転車をこいでいるキョンジャもみんなみんな必死で生きているそんな思いが伝わってきました最初に見たときのレビューで「戦争を描かない戦争映画」だと私は書いているのですが今回再び見てもっとそのテーマが深く伝わってきました前回レビューただとても残念だったのは多くのシーンがカットされていたこと確かにかなりきつい乱闘シーンもたくさんあるのですが出来ればぜひノーカットで見てもらいたい作品です 評価 ☆☆☆☆☆こちらもご覧下さい携帯版ドラマ情報HP『ドラマメモ』http://jatd.web.fc2.com/i/応援クリックお願いします→ドラマの森TOPページ人気Blog Ranking(ラジオ・テレビ)ランキング形式リンク集
2007.05.18
コメント(0)
映画を見て感動したり心から楽しめる事はよくあるが見終わった後に自分の考え方が変わったり価値観が変化してしまうほどの作品はそれほど多くはないでもこの映画は見終わった後に自分の変化がはっきりと分った決して感動とか楽しめる作品ではないがとても心に残る映画だと思います私が男だから特にそう思うのかも知れないこの映画は痴漢と間違われたフリーターが主人公の話なんですが女性の人の中にはたとえこの主人公が無実だったとしても実際、痴漢で苦しんでいる人がいるわけでその痴漢を擁護するような物語を見る気がしないと思う人がいるかもしれない<ネタバレ注意>見たい人は反転させてください映画の中でも若手弁護士役の瀬戸朝香さんは事件を担当した当初こんな台詞を言ってました「私は彼(主人公)が無実かどうかは分りません でも私はこの事件の担当をするのはイヤです」結局は上司である役所広司さんに説得されて弁護を続け最後の方では主人公を心から応援するようになるのですが・・・でもこの作品は痴漢の被害者 対 痴漢に間違われた男という図式では決してなく痴漢という犯罪--刑事裁判を通じて今の日本の裁判制度の問題点を提議した作品だと思います<ネタバレ注意>見たい人は反転させてください公判の途中で裁判官が交代するシーンがある直接的な描写はなかったがどうやら始めの裁判官は無罪判決を擁護する裁判官でそれが理由で左遷されたようなことを匂わせているたとえどれほど無実を立証しようともその後任として選ばれた裁判官がこの状況でこの裁判を無罪にするとは思えないたまたま痴漢をテーマにしていますがこれは別に殺人でも窃盗でもよかったただ痴漢裁判が特に制度の問題点が現れやすい事件なのだと思います一見、ミニシアターなどであまり知られていない俳優さんたちが出演して細々と放映されていてもおかしくないそんな雰囲気のテーマでありストーリーだと思うのですが今回は周防監督の下たくさんの一流俳優さんたちが出演し見ごたえのある映画に仕上がっていると思います部屋にアダルトビデオがあるだけでそれが重要証拠として提出されてしまう明日は我が身と心の底から恐怖を覚えたそんな作品でした評価 ☆☆☆☆-こちらもご覧下さい携帯版ドラマ情報HP『ドラマメモ』http://jatd.web.fc2.com/i/応援クリックお願いします→ドラマの森TOPページ人気Blog Ranking(ラジオ・テレビ)ランキング形式リンク集
2007.02.28
コメント(0)
デスノートとはL(エル)とR(ライト)2人の天才の頭脳対決それに今回はC(仙太)が加わっ・・・・てない!原作では舞台をロサンゼルスに移したニアとの戦いをうまく小さくまとめていたと思いますそれによってエル対キラの新たな戦いが見れました私はむしろ原作よりもこちらの方がうまくまとまっていたと思います特にクライマックスは十分楽しめましたデスノート ラストネームのもうひとつの見所はなんといってもエルが毎回食べているお菓子捜査が行き詰るにつれてどんどんひどくなっていく糖分補給が面白かったしまいには角砂糖をそのまま口いっぱいにほおばってましたそしてミサミサの拘束シーン高田清美の脚線美男性ファンにはたまらないシーンも多いのではないかなデスノート前編を見て満足した方原作を知っているから見る必要ないと思っている方ん~~もったいない・・カモ?これから見に行かれる方に注意点原作を知っているからといってあまり知ったかぶりをするとあとで恥をかくかも知れませんよ参考資料デスノートのルール(一部)・このノートに名前を書かれた人間は死ぬ・名前を書いてから人間界単位で40秒以内に死因を書けば、そのとおりになる・死因を書くとさらに6分40秒、詳しい死の状況を記載する時間が与えられる・13日以内に新たな名前を書かなければ最初に名前を書いた者が死ぬ(ウソルール)・デスノートに書かれた内容は決して変更することは出来ない・所有権を放棄するとノートに関係する記憶は全て失われる・記憶が失われても再びノートに触れれば記憶は蘇る映画を見る前に予習しておいてくださいテロップの最後に次回作の予告がありましたエル(松山ケンイチ)主演のアナザーストーリーこれはもしや『ロサンゼルスBB殺人事件』のことでしょうかだとしたら瀬戸朝香さんも出るのかな?評価 ☆☆☆☆-こちらもご覧下さい携帯版ドラマ情報HP『ドラマメモ』http://jatd.web.fc2.com/i/応援クリックお願いします→ドラマの森ブログ(ライブドア版)特集記事●(12/11)2006秋クールドラマラス前評価ランキング●(11/26)音楽配信サービスいろいろ●(11/19)そこまで言って委員会レビュー●(10/30)世界ふしぎ発見!!マチュピチュの謎●(10/30)父親たちの星条旗(映画) ●(10/27)キラが出会ったのが死神ではなくドラえもんだったらドラマの森TOPページ人気Blog Ranking(ラジオ・テレビ)ランキング形式リンク集
2006.12.13
コメント(4)
とても懐かしい顔を見ました西郷(二宮和也)の妻 花子役の人は裕木奈江さんではありませんかエンディングのクレジットでは『NAE』となってましたが名前を変え海外で活躍されているんでしょうか裕木奈江さんと言えば一番思い出されるのは『ポケベルが鳴らなくて』(日テレ)これは感動のドラマでした最近気づいたのですがこのドラマのスタッフにはまだ当時、それほど知られていなかった堤幸彦さんも加わっていたんですよ知ってました?ところで何の話でしたっけ???あ!そうそう『硫黄島からの手紙』は秋に放映されていた『父親たちの星条旗』と2部構成になっていて日米双方の軍人たちの視線から見た硫黄島での戦闘を描いたものです先に放映された『父親たちの星条旗』が帰国した兵士の苦悩を描いていたのに対してこの『硫黄島からの手紙』は戦場での出来事を中心に描かれていましたですからこちらの方が戦闘シーンなどはかなりエグく本物のように感じました『父親たちの星条旗』を見ていたときに「このシーンは2つの作品でクロスするんだろうな」と思った場面はやはり『硫黄島からの手紙』でも日本軍目線から描かれていたでも私が思っていた以上に2作品は重なっているシーンがたくさんあったようにも感じましたこれはもう一度『父親たちの星条旗』を見直した方がよさそう『硫黄島からの手紙』では日米両軍が同じように描かれていました捕まえたアメリカ兵を大勢で串刺しにしていたと思えば別の日本兵は怪我をしたアメリカ兵の手当てをしてました同じく投降した日本兵を監視するのが面倒だという理由で殺したアメリカ兵が描かれていた後でスコップを振り回し抵抗していた日本兵を射殺せずに取り押さえて手当てをしてやってましたこの2作品を通じてクリント・イーストウッドが言いたかったことは戦争で戦っていた兵士たちはどちらも同じ人間だったということではないでしょうか残虐な行為を平気でするものもいれば極限状態に置かれても最後まで人としてのやさしさを忘れないものもいるどちらが正義でどちらが悪ではなくどちらもが真実なんでしょうこういう作品を見るたびに今、戦争が起こったら自分はどんな行動をとるだろうかと考えてしまいます私なら戦闘が始まって早々にミサイルで気づかないうちに吹っ飛ばされるのが一番いいいかも追加-これから見に行かれる方へ先日放送のあったSPドラマ『戦場の郵便配達』ありゃ、忘れてくださいうん。その方がいい忘れた上で、『硫黄島からの手紙』というタイトルの意味を考えながら見るといいのではないでしょうか評価 ☆☆☆--こちらもご覧下さい携帯版ドラマ情報HP『ドラマメモ』http://jatd.web.fc2.com/i/応援クリックお願いします→ドラマの森ブログ(ライブドア版)特集記事●(12/11)2006秋クールドラマラス前評価ランキング●(11/26)音楽配信サービスいろいろ●(11/19)そこまで言って委員会レビュー●(10/30)世界ふしぎ発見!!マチュピチュの謎●(10/30)父親たちの星条旗(映画) ●(10/27)キラが出会ったのが死神ではなくドラえもんだったらドラマの森TOPページ人気Blog Ranking(ラジオ・テレビ)ランキング形式リンク集
2006.12.13
コメント(2)
この映画中国映画の『英雄/ヒーロー』をかなり意識してませんか天皇と始皇帝とか無数の弓矢が飛んでいくところとか戦いのところでスローになることとか自然の色使いとかでもヒーローは青だったら着ている服から背景まで全て青色で統一していましたそれは赤だったり白だったりグレーだったり緑だったり原色にこだわっている感じだったのに対して『ラストサムライ』では朝もやの景色だったり夕焼けだったり冬の雪景色だったり春の桜吹雪だったり日本独特の淡い色合いで四季を表現していたように思う日本人以上に日本の美しさを現していたのではないだろうか登場人物の中で一番好きだったのは終始トム・クルーズに付いていた老人最初は無愛想でいつもトムを監視しているだけだったのに実はめちゃめちゃ強かったのには驚いたさらに弓もとてもうまかった最後はトムのために盾になって死んでいくところもかっこよかった最後の戦争シーンは迫力あってとてもよかったのだが最初から連射式の銃を出していればすぐ決着付いたのにと、突っ込みたくなってしまったおそらくはあの銃を前線に配備して早々と敵に奪われてしまったら逆に使われてしまうから温存していたんだろう戦術としてはそれが正しいのかも知れないがそれってつまり生身の兵士をひとつの道具としてしか考えていないってこと?それも奪われたり壊されても別にかまわないと思うくらい重要でない使い捨ての道具としか思ってないようでとてもいやな気分になりましたあともうひとつ勝元が最後に切腹しましたいかにもそれが美しいかのように描かれていましたが自殺報道がどうとか世間でいろいろ議論されてるこんにち切腹こそ自殺を美化する一番の元凶ではないかと思いました評価 ☆☆☆--こちらもご覧下さい携帯版ドラマ情報HP『ドラマメモ』http://jatd.web.fc2.com/i/応援クリックお願いします→ドラマの森ブログ(ライブドア版)特集記事●(12/11)2006秋クールドラマラス前評価ランキング●(11/26)音楽配信サービスいろいろ●(11/19)そこまで言って委員会レビュー●(10/30)世界ふしぎ発見!!マチュピチュの謎●(10/30)父親たちの星条旗(映画) ●(10/27)キラが出会ったのが死神ではなくドラえもんだったらドラマの森TOPページ人気Blog Ranking(ラジオ・テレビ)ランキング形式リンク集
2006.12.11
コメント(0)
この年の日本アカデミー賞は『ALWAYS』一色でした私的には『パッチギ!』に期待していたのに正直感動してボロボロ涙を流すのは『バッチギ!』でも訴えかけるテーマや映像の美しさ出演者の演技など全体的な雰囲気で言えばやっぱりこちらの方が上でしょうね時代は昭和東京タワーが建設中のとある下町東大卒の売れない小説家が店主の駄菓子屋とむかいの頑固オヤジがいる自動車修理工場この二軒を中心にひたむきに生きる人々の姿を描く物があふれている今の世の中貧しいながらも楽しく幸せに暮らす登場人物たちの心温まるヒューマンドラマ古きよき昭和を見事に再現して経験していない私でもどこか懐かしい気持になりました大きな出来事はないものの登場人物一人一人に小さなエピソードが用意されていてそれぞれホロッとさせられる物語が心地よかった中でも私が感動したシーンは服のつぎはぎの中にお守りといってお金を入れていたお母さん田舎の母親から毎月送られてきた手紙本当の父親の所から帰ってきた少年を泣きながら追い返そうとする小説家でも一番よかったのはプロポーズをするときに指輪を買うお金がなくてケースだけをプレゼントする小説家それをもらった居酒屋の女将は「(あるはずの指輪を)付けてみて」といって自分の左手を差し出して彼はケースから取り出して薬指にはめるフリをするすると彼女はその薬指をかざして「きれい!」と一言ないことの美しさを気づかせてくれるそんな物語でした最後のシーン夕日と東京タワーそれ以外には高い建物は何もない風景これもないことの美しさを表したかったのでしょう続編の公開が決定したらしいタイトルは「ALWAYS 続・三丁目の夕日」でもそれ以上に興味を持ったのは映画版「東京タワー オカンと僕とときどきオトン」このオカン役が樹木希林さんと聞いただけで私はすでに感動してますこれは絶対見に行きます評価 ☆☆☆☆-情報を更新しました携帯版ドラマ情報HP『ドラマメモ』http://jatd.web.fc2.com/i/応援クリックお願いします→ドラマの森ブログ(ライブドア版)特集記事●(11/26)音楽配信サービスいろいろ●(11/19)そこまで言って委員会レビュー●(10/30)世界ふしぎ発見!!マチュピチュの謎●(11/13)2006秋クールドラマ中間評価ランキング●(10/30)父親たちの星条旗(映画) ●(10/27)キラが出会ったのが死神ではなくドラえもんだったらドラマの森TOPページ人気Blog Ranking(ラジオ・テレビ)ランキング形式リンク集
2006.12.02
コメント(0)
映画館で見たときは夏場だったと思うのですがやけにクーラーがよく効いていて映画に出てきた氷河期を肌で感じているようだったのを覚えていますあれは映画館の粋な演出だったんでしょうかでも、そのクーラーの使いすぎが温暖化を助長しているのかも知れませんが私は今まで温室効果ガスによって地球の温度が高くなり各地で台風や大雨などの異常気象が起こるまた、極地の氷が解けて海面が上昇するそんな風に認識してましたそこから氷河期にはなかなか結びつかなかったのですがこの映画を見て認識が変わりました地球温暖化 → 極地の氷が解ける → 海水に淡水が混じる→ 海流が変わり低気圧が発達する → 気温の急激な低下もちろんこれはあくまでも映画の作り話ですがこういう可能性があるということは理解できてよかったと思います正しいかどうかは分りませんが自然科学についてのもっともらしい理由付けとCGを使ったリアリティのある竜巻や津波などの映像これがこの映画の魅力でしょうでもそれだけではなくしっかりと人間ドラマも描いている愛する人を助けようとする姿それは好きな人であったり自分の息子であったり病気の患者であったり一緒に仕事をしている仲間であったりみんなで助け合ってこの危機を乗り越えようとしていた他のパニックムービーでは必ず出てくる自分だけが助かろうとする人たちや保身に目がくらんだ政治家たちがそれほど目立っていなかったそれが映画全体をとてもクリーンなイメージにしていたと思う異常気象が収まった地球を宇宙から眺めていた飛行士が「こんな澄んだ地球は見たことがない」と言ってました我々人間たちが汚してしまった地球を異常気象が浄化して正常に戻してくれているそんなことを考えさせられる映画でした評価 ☆☆☆☆-情報を更新しました携帯版ドラマ情報HP『ドラマメモ』http://jatd.web.fc2.com/i/ドラマの森ブログ(ライブドア版)特集記事●(11/19)そこまで言って委員会レビュー●(10/30)世界ふしぎ発見!!マチュピチュの謎●(11/13)2006秋クールドラマ中間評価ランキング●(10/30)父親たちの星条旗(映画) ●(10/27)キラが出会ったのが死神ではなくドラえもんだったら●(8/28)音楽ダウンロードサイト『Mora』応援クリックお願いします→ドラマの森TOPページ人気Blog Ranking(ラジオ・テレビ)ランキング形式リンク集
2006.11.19
コメント(0)
←1日1クリックご協力お願いいたしますm(_ _)m大地震の東京 一人ふらふらと歩いている少女「危ない!」草薙演じる主人公が叫んだ、その瞬間漏れ出していたガソリンに引火し少女のすぐ後ろで火柱が立ち上った今にも少女に襲い掛かろうとする火柱の前に、突然ヘリが飛んできてヘリにロープでぶら下がった一人の救助隊員が少女を抱きかかえ火の手から少女と主人公を救う・・・映画開始1分の出来事ですこのシーンがそのままエンディングでも何もおかしくないそれくらい迫力のあるオープニングで始まった『日本沈没』この映画の一番の山場かも知れません決して悪い映画ではないのですが小学生には難しいかもなぜなら文字による説明が多すぎ!また地名とか名称とか全て文字による説明に頼りすぎていて傑作だったのは被害を受けてない地域を説明するのにテロップで「ここはまだ被害を受けていない」と書かれていたシーンこのシーンで私は完全に興ざめしてしまいました閣僚の大地真央さんもなんか薄っぺらく感じました『インディペンデンスデイ』で大統領が演説するシーンこれを真似た彼女の演説シーンがあるのですがそこでちょっと感動しましたあとはそれほど感動できなかったちなみに富士山観測所のシーンは『デイアフタートゥモロウ』の観測所のシーンとそっくりでも原作は読みたいと思う小松左京さんといえば私が一番覚えてるのは『首都消失』これは映画も小説も面白かった日本沈没は小説の方はきっと面白いと思う(そんな気がする)評価 ☆☆☆--ドラマの森本館のTOPページTV DramaRankingドラマに関するホームページのリンク集
2006.07.28
コメント(4)
←1日1クリックご協力お願いいたしますm(_ _)m『デスノート』を見てきました『スマステーション』の「月いちゴロー」で稲垣吾郎さんがエキストラがよくないといってましたでも私が見る限りまったくそんなことありませんよ活躍している有名な俳優さんはあまり登場していなかったけどもしかしてそのことをいっているのかなエキストラの方々も稲垣さんが主演だった『ブス恋』のエキストラと同じくらいの演技力はあったと思うのですが・・・映画とドラマは違うといいたいのでしょうかでも私にはあれで十分でしたよ内容のほうは『デスノート』って丁寧語で書くノートのことだと思っていたらすっごい怖い話だったんですね驚きました藤原竜也さんんとそのライバル役の松山ケンイチさんどちらも役にはまっていた気がします2人の頭脳戦がたまらなく面白かったそれに声だけの出演、中村獅童さんもとても雰囲気とあっていたと思います終わり方も最初から前編と後編の2部構成だといっているのであれでもOKだと思います何もいわずにあの終わり方だとちょっと不満も出るかも知れませんが原作読んでないのですがちょっと気づいたこと主人公のライト = Right相手役のL = Leftそしてライトにはリューク(これもRで始まる)がついているこれがなぞを解くヒントになるのかな映画を見るときの注意点エンドロールが始まっても帰らないこと!!11月の後編には戸田恵梨香さんが重要な役として登場しそうだしこれも見ないと評価 ☆☆☆☆-ドラマの森・・・ドラマの森(本館) TOPページTV DramaRanking・・・ドラマに関するホームページのリンク集
2006.06.30
コメント(3)
原作を先に読んでいた私としては真犯人なんて最初から分かっていたこのことが映画をつまらなくしてしまうのではないかと心配していたがまったく問題なかった1日ちょっとの出来事を『24~twenty four~』並みの演出で描いたスピーディなストーリー展開は飽きることなくあっという間に2時間半が過ぎてしまいました(ピッ・ピッ・今何時 みたいな演出があってもよかったくらい)でももうちょっとゆっくり考えさせてほしい部分も正直ありましたましてや映画しか見ていない人にとってはなおさら話についていけなかったのではないでしょうか原作の面白さが一部抜け落ちていると評価している記事もありましたが私はむしろ原作を先に読んでからの方がいいと思います確かに抜け落ちているエピソードもあるのですが新たなシーンを作ったりしてちゃんとつなぎ合わせてましたしより深く物語を理解することができると思います私などはクリプテックスが開いてからの解決編のシーンはずっと感動の連続こんなシーンで泣く人はいないだろうと涙をこらえるのに必死でしたから読んでいるだけではイメージしきれなかった美術品や建築物の数々を映像として見れたことも満足私の中では久々の大作だと思いました評価 ☆☆☆☆☆『ダヴィンチコード 上中下巻』(ここからは完全ネタバレですので見てない方はご遠慮ください)反転させると見れます、もしくは3クリックこの映画を理解するためには「マグダラのマリア」を理解しないとダメそんな風に書かれている記事がありましたがこれは映画の作品中で理解できるのではないかと思いましたむしろ「ローズライン」の方が重要な気がします現在の子午線(経度0度)はロンドンのグリニッジ天文台を通る線ですがローズラインとはグリニッジになる前の子午線のことでパリ天文台を通る線のことその線上にはシラスが最初にだまされたサン・シェルピス教会とパリのルーブル美術館が建っているのです一方ラングドンが最初に思いついたロスリン礼拝堂はイギリスにありこの2つとはかけ離れた位置にありますつまり「聖杯は古のロスリンの下で待ち・・・」とはこの2つの真実と1つの虚偽を巧妙に掛け合わせたものだったのです原作から抜け落ちていたシーンとは映画を見て一つ残念だったのはファーシュ警部とアリンガローサ教がいがみ合って終わったこと原作ではそうではなくシラスを思うアリンガローサのむしろ感動さえするエピソードとして書かれていましたそれにファーシュ警部はかなり後半になるまで導師ではないかと思わせる書き方をしています今回、予告はどうかと思いました原作を知らない人でもあの予告クリプテックスを必死で追いかけるガンダルフ・・・ではなかったリーを見たら勘のいい人ならあいつが犯人と思うのではないでしょうかそれに携帯の声でもある程度予想ができてしまいそうです小説はもっと分かりにくいと思うんです(携帯の声も分からないですし)ラングドンとソフィーがロンドンで図書館に行こうとしますが映画では途中で若者に携帯を借りて調べてました原作は実際に図書館に行ってそこの司書と話をしながら少しずつ回答に近づくのですがこのシーンはむしろ映画の方がよかった携帯を貸した若者も最後は協力してたりして面白かった原作ではクリプテックスを開けるとなんと!さらに小さいクリプテックスが出てきます映画ではこの小さいクリプテックスのみが描かれてましたが最初のキーワードもなかなかよくできてます私は2つ目の「APPLE」はニュートンの名前が出たときに分かったのですが1つ目のキーワードは分からなかった聖杯の秘密に関してはむしろ映画のほうが分かりやすくまとまっていた最終的に聖杯が「イエスの血を注いだ器」だと言う台詞これが一番分かりやすい例えですねそれに聖杯を隠そうとしたヴァチカンの行動魔女狩りがイエスの子孫狩りだったとは映画で始めて知ったことですロスリンでのシーンに関してはおそらく原作の方が絶対いいと思います映画とは違ったソフィーの過去についての事実と感動の再会が待ってますそして別れ際にラングドンがソフィーのおでこにキスをしていましたが原作ではおでこではないんですよねラストシーンこれはやっぱり映像がある方が断然いい原作だけで映画を見ていない人がおられたらこのシーンを見るためだけに映画館に行ってもいいくらい小説の世界を見事にいやそれ以上に再現してくれていると思いますネタバレの記事の中でもこのシーンだけは書かないことにいたしますドラマの森・・・ドラマの森(本館) TOPページTV DramaRanking・・・ドラマに関するホームページのリンク集
2006.06.01
コメント(8)
総評から言うと並でした。現代にいる人が戦争当時ことを思い出して語る形式で『タイタニック』のような感じの作りでした。最後、現代に戻ってから語り部である主人公(仲代達也)と聞き手である女性(鈴木京香)が語り合うシーンは感動しましたが、他はあまりでした。戦争シーンも『プライベートライアン』を見てからと言うものどんなにすごいシーンを見せられても驚かなくなってしまった私には特別コメントすることはありません。音羽(余貴美子)さんが出てるシーンは少し感動でした。あと、驚きだったのは仲代達也さん。はじめ画面に登場したときジャン・レノと見間違えました。お世辞でも冗談でもなく日本語を喋るまでは本気でレオンだと思ってました。そのくらい似てます。見に行く人はぜひこの部分に注目してください。この手の戦争映画は日本が作れば日本の立場で描きアメリカで作ればアメリカの立場で描き、当然のことだとは思うのですが、それでは真実の半分しか伝えていない気がしてなりません。この映画でも、いやまだこの映画は別にアメリカ人を悪くは描いていなかったとは思います。むしろ日本の指令本部を悪のように書かれている気はしましたが、攻撃のシーンではアメリカの爆撃機が無残に日本人の若者を殺していく様子が描かれていてそれを見るとやはりアメリカ人が惨いことをしたと感じる人もいるかと思います。『パールハーバー』なんかではまったく逆なんでしょう。見てないけど。私が描くとしたらたとえば、前半60分は日本人の戦争体験者が当時のことを語りその後、60分はアメリカの戦争体験者が語り(もしくは交互にクロスしながら)、ラスト30分で語り部の2人が現代の世界で実際に出会うというような感じの映画にしたいな。作られることはないとは思うけど・・・評価 ☆☆☆ドラマの森・・・ドラマの森(本館) TOPページいつも読んでくれてありがとうございます。 ぜひとも何かコメントをお願いします。 もしくはblog Rankingへ投票して下さるとうれしいです。
2005.12.28
コメント(0)
ドラマのダイジェスト版のようでした。ドラマで一度見てたから前後の話のつながりが分ったが、初めてこの映画を見た人は話のつながりが分ったのだろうか。疑問です。アルタミラピクチャーズらしい青春映画ではあったがあまり感動はしなかった。ドラマを見たからだろうか。それにこの映画を見ても田中麗奈さんを原石の卵だとは普通気付かないと思います。見抜いた人はすごかったんですね。伊予東校の校長役で大杉蓮さんが出てたのがうれしかった。話は変わりますがドラマ版のリーこと相武紗季さんがNHKの連続ドラマの主演に選ばれたそうです。『どんまい』新米介護ヘルパーの話だそうで内容はあまり興味がないのですが彼女の成長を見たいのでドラマも見ることにしました。11月14日(月)夜11:00からだそうです。よかったら皆さんも見てください。ところでやはりドラマのDVDは出ないんでしょうかね?評価 ☆(現在78位くらい)
2005.11.10
コメント(0)
今回初めて映画版『いま、会いにゆきます』を見ました。ドラマでもありましたが、さかさまのてるてる坊主が1週間に1つずつ増えていきましたね。あのてるてる坊主が6週間と言う時間の長さをあらわしていたんですね。映画を見てあらためて分りました。なんせドラマでは最後には10体ものてるてる坊主が軒下に並んでいたんですから・・ふうりゅうも何もあったもんじゃない。私はドラマ版の巧(成宮寛貴)に違和感を持っていた人間です。どうしても『高校教師』でのホスト役のイメージが強かったので巧と言う少し障害を持った弱々しい役には向かないと言う先入観がじゃまをしました。で、誰がいいかな~と、考えながらドラマを見ていたのですが、夏にスペシャルで放送した『ウォーターボーイズ』に出演してた平岡祐太くんが自分のイメージする巧とあってるなと思っていたら、なんと映画版の方に出てたんですね。ぜんぜん知らずに彼を選んでいた自分に少し驚いてしまいました。しかも最近見た『スウィングガールズ』にもでてて、こういう風に偶然自分の見るのに続けて出ている役者さんはたいてい売れていってます。だから彼『平岡祐太』くんも今後ますます活躍すると思って間違いないでしょう。巧役の中村獅童→浅利陽介は顔もどことなく似ててまったく違和感なく見れました。でもどちらかと言えば浅利君の方がイメージの巧に近かったですかね。中村獅童さんはやはり少し力強すぎますね。私のイメージですと。ストーリーの方はドラマで見てるのでネタは知っていたのですが、いや逆に知っていたからこそいくつかハッとするシーンがありました。まずは巧が昔を懐かしんでビデオを見ているシーンで澪が生まれてくる子供は男か女かと聞かれて迷わす澪「かわいい男の子」巧「何でわかるの?」澪「ないしょ!」このシーンなんかはドラマのときは完全に流していたところなんですが、ラストをわかってみるとなるほどなと思えますね。他にも、巧と澪が初めてキスするシーン澪「なんか変な感じ。初めてのキスみたい」みたいではなくて実際に初めてだったんですよね。ファーストキスにロストバージン。でも相手は自分と何度も結ばれている人ってなんか変な感じですよね。そしてひまわり畑のシーンでは1回目の巧の回想シーンのときにすでに泣きそうになっていました。ラストの2度目のひまわり畑では完全に涙が溢れていました。この物語は1つのシーンごとに2回ずつ撮影しているんですね。1回目は巧の目線からみているように巧の背中越しに撮影して、2回目は澪の目線になるように澪の背中越しに撮影をする。そうすることで同じ時にそれぞれがどんな気持ちだったかを表現している、ここがこの物語の一番良かったところですね。私は原作は読んでないのですが、この部分はむしろ映像だからこそ表現できた部分ではないでしょうか。他にも気になるところはありました。祐司の先生役のYOUさんです。てるてる坊主を逆さにつるした祐司に対して「かわいいじゃん!」って言ったり、どうしても帰らないといけないと祐司が言ったときも「いいよ!」って許してくれたり彼女の存在もすごく目立ってました。ドラマを見てたときはなんて退屈なストーリーなんだと思ってましたが、映画を見てすごく感動しました。同じ原作なのにこんなにも評価が変わるものなのかとビックリしました。『セカチュウ』では、反対にドラマの方が良かったのですが、『いまあい』は映画の方がいいですね。ドラマのどこが悪かったんでしょうかね。一番思うのは話を長くする分オリジナルのエピソードを作ったわけですけどそれが最後の種明かしとまったく関係してなかったことでしょうね。最後の伏線として話を膨らせばよかったのに伏線を10話の中にばらばらにちりばめて少しずつ小出しにした。そしてその間を関係のないシーンで埋めてしまっていただから重要な伏線もぼやけてしまってだらだらと退屈なドラマになってしまったんだと思います。せっかく澪の父親と母親が出てきたのにラスト澪の意識が戻ったシーンではまったく登場しなかったこの辺がよくなかったんではないでしょうか。とてもいいストーリーなのでスタッフを変えてもう一度ドラマ版をチャレンジしてほしいそう思いました。いま、会いにゆきます・・・ドラマの森(本館)の情報ページ・・・ドラマの森(本館) TOPページ
2005.10.02
コメント(0)
サク(森山未來)とアキ(長澤まさみ)が病院を抜け出して写真を撮りに行くシーンでちんちん電車に2人が乗ってましたが、その電車の先頭に取り付けてあったプレートのナンバーが「39」だったのは偶然なんでしょうか?私は今回の放送まで映画版は見てません。小説も読んでません(正確には立ち読みではじめの数ページだけ読みました。サクとアキの両親が一緒にオーストラリアに旅行するシーンだったと思います。)。テレビドラマ版だけを見た、そんな私の今回の感想は、「平凡な気がしました。」この物語でオーストラリアは世界の中心を現す重要な役割を担っていると思っていたのにオーストラリアのエピソードが弱いと思いました。確かにドラマではなかったエピソード、朔太郎(大沢たかお)の婚約者が律子(柴咲コウ)で実は彼女はサクとアキのキューピットの役割をしていた少女だったと言うのは面白かった。原作がそうなのかもしれないが、律子の足が悪い原因がそのときの事故だったのはよく考えられてるなと感心しました。律子がサクの卒業した学校の下駄箱にテープを入れるシーンもはじめは何のことかぜんぜん分らなかったが、昔のシーンを少しずつ回想していくうちになるほどそうつながるのかと思えた。そしてその瞬間律子の足の怪我についても想像できた。だが、律子とサクがお互いに知らなかったのは以外だった。どちらか(特に律子)はサクとアキのことを知った上で付き合ってると思っていました。大沢たかおさんと柴咲コウさんと言えば『アナザヘブン』以来の共演ではないでしょうか。『アナザヘブン』で私は始めて柴咲コウという女優を意識したと思ってます。でもそのころはこんなにビックになるとは思ってませんでしたけど・・・。でもこのドラマ『アナザヘブン』はすごく面白かったです。興味のある人はぜひ見てください。柴咲さんが出ているのはドラマ版の方です。回想シーンが全体的にボワーとした映し方をしていたのが映画らしくて良かった。それにさすが映画というかビックリするような人も出ていた。まず英語の先生役でダンディ坂野なんかは時代を(ピンポイントで)感じさせてくれる。そしてオープニングで出てきた今をときめく天海祐希さん。彼女とは朔太郎の名前の由来に関する大切なエピソードのやり取りがありました。「萩原朔太郎って、『智恵子抄』の」「それは違うよ。それは・・・誰だったかな」この台詞はオープニングでの天海祐希さんとの会話と、回想シーンでアキとの会話でもまったく同じ台詞がありました。ちなみに『千恵子抄』の作者は高村光太郎で萩原朔太郎は代表作が『月に吠える』『猫の町』などです。映画版ドラマ版ともに良かったのはキャスティング。映画版が森山未來→大沢たかおドラマ版が山田孝之→緒方直人どちらも性格というか人間性のようなものが似ている人を昔と今で使っていたのがよくマッチしていた。ただドラマの方が一つのエピソードについてうまく掘り下げて話を作っていたような気がしました。たとえばサクとアキの両親(特に父親)とのシーンだとか、オーストラリア行きの旅行代金を調達するシーンとかです。また、アキの陸上部の顧問の先生 松下由樹さんの存在も大きかったと思います。映画ではそういうのが一切なかったのが残念でした。特にポケットからアキの位牌を出すシーンは何でポケットに位牌が入っているのかがまったく分らなかった。しかし、新聞をよく見るとオリジナルと書いてありました。つまり実際の映画とはまた少し違うのかな。最近見た物語は『がんばっていきまっしょい』『世界の中心で、愛をさけぶ』と四国が舞台の話が続きました。ドラマの中で美しい風景を繰り返し見せられると四国行ってみたくなります。近々、『いま、会いにゆきます』の映画版を見るつもりなのでまた感想を書きます。ドラマ版は最悪だったのでどんな感想になるか楽しみです。『いまあい』のスタッフも『セカチュウ』を参考にすればよかったのに。
2005.09.30
コメント(2)
全20件 (20件中 1-20件目)
1