新プチデカわんこ テディたんがゆく!!

新プチデカわんこ テディたんがゆく!!

2007/05/13
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犬を飼うと決めた時、
犬は外で飼うものという考えがあった。
犬を育てたことがなかったので、そういうものと思っていた。

里親を探していたミルクを引き取ったのは生後40日。
テディもほぼそのくらいだった。

本来の犬の学習時期を考えると、親から早く離されたことになる。
捨てられるかも知れない運命の犬には、
そんな悠長なことは言っていられないので、仕方のないことだ。

当然はじめはみるくと離乳食の為、室内での飼育になった。
籐の籠を買い(これは後にテディも使用した)、
室外用の手作りの丸太の小屋を購入した。
これは高かったのだが、殆ど使用することもなかった新品なので、
もったいないので近所の方にもらっていただき助かった。

室内にトイレも設置し、
約2ヶ月家の中で生活していた。
家族がもうそろそろ、外に慣らした方がいいのではないかと、
午前中にお外へ少しずつ出すようにした。

ところが当然小屋には入らず、家に入りたがった。
だが、心を鬼にして毎日慣らしていくと、
お外にいる時間が長くなった。

ところがそんな時、ある出来事が起こった。
子犬だったのでまだお散歩も慣らす程度に、
母が近所を連れて歩いていた。
その日も母と出掛けたミルクが、
散歩途中突然痙攣を起こして倒れた。

母が慌てて抱いて家族の所へ戻ってきた。
朝の慌ただしい中、獣医に電話をし、
すぐに連れて行った。

ミルクは口から泡を出し、痙攣も酷かったので、
当時は助からないのではと、随分心配した。

診察の結果、よく分からないが何か刺激物を嗅いだのではと言われ、
思いついたのが、近くで家の塗り替えをしていたことだった。

考えたら、人間の大人でもきつい塗料のニオイだ。
ミルクが半日とはいえ、その近くに何日もいたのである。

家族は外に出すのを止め、家に置くことにした。

テディを普通に室内で飼うという事にしているのは、
そんな事があったからだ。

でも、室内で身近に犬と接していなければ、
ミルクやテディの行動をこんなに観察することもなく、
ただ犬を飼っているだけだったかもしれない。

犬を身近に感じ、
犬との生活を楽しむことを知りえたのは、
ミルクの病気がきっかけと言っても間違いではないだろう。

あの時にミルクが亡くならなくて、本当に良かった。



お写真です。
精悍なミルクとのほほ~~んとしたテディ。
性格の違いを面白いと感じたのは、
テディを育てたおかげかも。

ミルク099.jpg

サイコーの笑顔.jpg





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最終更新日  2007/07/08 04:15:59 PM コメント(12) | コメントを書く
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