昼間のふくろう
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今日は大洗方面へ化石採集に行ってきました。目的は植物の化石を採集する。観察指導の引き出しを多く作る目的で参加してきました。一つ誤算がありました。植物観察では食事や水分補給などで、朝より帰るころには荷物は軽くなるのですが化石採集は逆でした。朝、水分や食料をリックに詰めて重かったのが帰りには更に何倍か重くなっていました。(石が沢山入っています)・・・思わずよろめいてしまいました。さて、初めての化石採集ですが天候に恵まれましたが、潮には恵まれず一部目的にの場所へはいけませんでした。場所は茨城県の大洗海岸~平磯海岸一帯です。大洗層(新生代、古第三紀)では植物の化石が採集できました。この黒っぽい泥岩の層に植物の化石がありました。いかんせん素人なのでハンマーの打ち方に難があり、多くはまともには化石が採集できませんでした。そのため少し大きな塊を持ち帰りました。(これがリックが重くなった原因です)お昼を挟んで平磯海岸へ移動しここでは貝の化石やアンモナイトの化石を探しました。ここは大地の変動を感じさせてくれるところです。砂岩と泥岩の層が地殻変動で北側に傾きそこに波の浸食が加わり鬼の洗濯板と呼ばれる海岸になってしまいました。ここより少し北に行くと今度は逆に南側に傾いた地層が出ていました。下見の時にスタッフが採集したアンモナイトです。(黒い部分の真ん中に縦に縞模様のある所)ここのアンモナイトは「異常巻き」と呼ばれるアンモナイトだそうです。(いいな・・・欲しいな?)また珍しく皿状構造と呼ばれる水を含んだ砂岩から水が抜けていった跡が見られます。(地層には色々ありますね)私のここでの収穫は人の顔に見える浸食された小石でした。(情けない・・・)どうも貝類には縁がなさそうです。これはしっかり目も開いています。(小さな小石が波の浸食で開けたものと思われます)ん!・・・・・まだ一度も採集した化石の写真が無いけど・・・・・・すみません!未整理です。次回・・・・・(いつのことやら・・・・・)
2013.07.21
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