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先週の金曜日に日本に着きました。コロナによる待期期間中ですが、これを機に年の黙想をすることにしました。聖イグナチオ・デ・ロヨラの霊性に倣って修道生活をする人は、年に1度八日間の黙想をします。 ↑ 東ティモール・聖イグナチオ学院 2014年3月1日撮影 中学1年生 理科実験もどき
2022/01/31
きのう成田に着きました。きょうからコロナによる待期期間がはじまりますが、これを機に年の黙想をすることにしました。聖イグナチオ・デ・ロヨラの霊性に倣って修道生活をする人は、年に1度八日間の黙想をします。 ↑ 2014年7月1日撮影 東ティモール・聖イグナチオ学院 もう卒業してしまった1期生と2期生(中1と中2)
2022/01/30
きのう成田に着きました。きょうからコロナによる待期期間がはじまりますが、これを機に年の黙想をすることにしました。聖イグナチオ・デ・ロヨラの霊性に倣って修道生活をする人は、年に1度八日間の黙想をします。 ↑ 2014年3月13日 東ティモール・聖イグナチオ学院2期生たち
2022/01/29
東ティモールリキサ県ウルメラ村大字カサイに住んでいますが、ことしは職務から解放されたサバティカル・イヤーになったので、きょうから3ヶ月半、一時帰国することになりました。コロナ禍での海外旅行、書類を整えるのに神経を使い、行ったり来たりでホトホト疲れました。 ↑ 1月は月4便のチャーター機がマレーシア・クアラルンプールへ通います 本来は3便の予定でしたが、1便追加されたようです その1月27日の便に搭乗すべく搭乗券を購入し、その他東ティモールや日本での出入国のための書類を整えました すべてそろってきのうはディリの空港へ向かいました 朝8時半に窓口を開けるからくるようにといわれ出かけると、航空会社の人もきていません 右から2番目は東ティモール地区地区長のジョアキム神父さん お忙しい中わざわざ。見送りにきてくださいました ↑ このチャーター便、よく当日に日程変更になったりします 折り返しわたしが乗る飛行機がやってきました きょうはインドネシアの主に国内線を運航しているCitilink社の航空機がやってきました これで折り返し、クアラルンプール行が運航されるので一安心 国内線仕様の航空機、座席の間隔が狭くてとても窮屈 満員御礼でした ↑ クアラルンプールで成田ゆきに搭乗 閑散とした空港のようす 較べてください 上はディリのニコラウ・ロバート国際空港のようす 下はクアラルンプールの国際空港 ↑ クアラルンプールから成田へはJAL 22:50発なので夕食の機内食はなし 深夜0時を過ぎて、夜食が配られました 朝4時半、朝ごはんが配られました 成田での入国手続きに耐えられるように、ボリュームたっぷりのあさごはん ちなみにディリからのCitilink便の機内食はとてもトホホ、「食べれるようでしたら、どうぞお召し上がりください」感でした がっかりして、記念写真撮影を忘れてしまうほど ということで今晩からしばらくは日本での生活です 寒いですね みなさまよろしくお願いいたします
2022/01/28
きょうは用事があって、首都ディリ市内へでかけました。いまは先週の金曜日から出勤の義務がないので、ディリに用事ででかけても余裕があります。 ↑ ガソリンスタンドによると、人びとがスタンドの水道から水汲みをしていました ↑ ウルメラ村に帰るまえに、車のタイヤに空気を入れてもらいました タイヤ一つに50セント 車にはタイヤが4つあるので、2ドルです わたしの日給が13ドルなので、空気入れは高いと思います ↑ 空気を入れてもらった場所は、ラハネといいます ここから南端の町スアイに道が通じています すぐに山間部や山岳地帯にはいるので、ここで車の整備をします スアイまで130km 10年前はバスで13時間かかりましたが、いまは道もずいぶんよくなりました ↑ バリデの通り 典型的なディリ市内の道です ↑ 公立バリデ高校 東ティモールは中等教育をなおざりにしている印象があります ↑ 帰りにタシトルの海岸に停まって一休み 南洋の島の、夕方5時ごろの景色です
2022/01/26
この写真はちょうど2週間前に、村のキオスクで買い物をしたときのものです。翌日から2日間続く全校生徒の学費納入と名前登録に備えて、水を購入しました。受け付ける先生たちや学費納入を承る銀行の方々が飲みます。 ↑ 領収書を書いてもらいます おおくの小商店には領収書はありません お店の人が字を書く習慣がないのも原因だと思いますが、「領収書をくれ」という人が買い物にくることはめったにないのだと思います この店には領収書がありますが、50セントのカップラーメンを買ったとき、10ドル札を出すとお釣りがないといわれました 小銭がないというと「持って行っていいよ」と、いわれたことがあります 左上に赤やんの写真が写ったパッケージがありますが、たばこです タバコは健康によくないとの警告で、パッケージに大きく写真が印刷されています ↑ 水は1パック24本入りで、5ドルです ディリの卸問屋にゆくと3ドル80セントで買えます しかしディリまでゆくと2時間かかり、ガソリン代も要るので、村のキオスクで買いました
2022/01/25
仔犬が生まれたことはワニ通信で時折お伝えしていましたが、きょうはその最後の一匹がもらわれてゆきました。こんかいは6匹生まれましたが、みなすくすく育ち一匹ずつもらわれてゆきました。 ↑ もらい手はフィリピン人のレスター神父さん 「チャーミングだ」といいました たしかにこの仔犬は人懐こくて、いつもしっぽをビュンビュン振って寄ってきました 家の中に入らないように教えても、人について入ってきます もう大きくなったので「誰ももらい手がなければ学校に持っていて生徒にあげる」とわたしはいっていましたが、どうも以前からレスター神父さんがもらうことになっていたみたいです ↑ いつもは傍に寄ってくるのに、けさあげるためにこの仔犬を探しましたが目が合うと逃げていってしまいました 何か察するところがあったみたいです バイクのしたにうずくまっていたところを抱えて、箱にいれました いつも仔犬がもらわれてゆくときは心配そうにしていますが、すぐに新しい家で尻尾を振ってご飯をたべるようになります ↑ フィリピン人の友だちが仔犬を欲しがっているそうです レスター神父さんが住んでいる家でも2週間前に仔犬が生まれたのに、仔犬が欲しい人はたくさんいます ↑ 最後の一匹がいなくなると、いつものように母親犬は淋しげです でももう1年たつと次が生まれてきます きょうは学校では教育青少年スポーツ省大臣が来校して、新学年開きのミサとセレモニーをしたそうです 土曜日の卒業式にはル・オ大統領夫人とシャナナ氏を迎えました きょう教育省大臣です 金曜日にリキサの町の警察署のおまわりさんがやってきて、「なんで偉い人たちが学校にくるのに、警察に連絡しないんだ」といったそうです ウルメラ村の管轄警察署は要人警備をしなければならないようです わたしはサバティカルで出勤していないので、仔犬を人にあげた一日でした
2022/01/24
きょうは日曜日。ネラン集落のチャペルへでかけました。さいきんこのチャペルでは、ミサが1時間20分かかります。1時間でおわように心がけていますが、参加者がふえたのと聖歌隊がよく歌うようになったので長くなってしまいます。きょうはこのチャペルだけでしたが、つづいて別の集落のチャペルにでかけるときは、次の集落の人びとがまたなければなりません。 ↑ ミサに与った家族 右から2番目のガイ 聖イグナチオ学院の奨学生でしたが、きのう卒業しました かれは理系で、東ティモール国内の大学に進学するためにオーストラリアから奨学金がもらえます ↑ 右から2番目の黄色いシャツを着た女の子が手に持っているのは、花びらがはいったお盆です 家に持って帰って家族といっしょにお墓参りをして、花びらを撒きます ミサの最後に司祭は聖水を振り掛けて花びらを祝別します ↑ ミサ後 わたしの左隣は先々週わたしたちの修道院に新しく赴任した、カリスト助祭 フィリピンで心理学の修士課程を終えてから、ブラジルで神学課程を修め東ティモールにかえってきました ことしの8月に司祭叙階の秘跡を受ける予定です 聖イグナチオ学院でことしから働きます
2022/01/23
ほんらいならば去年の12月におこなわれるはずだった卒業式が、きょう挙行されました。卒業生155人中、17名が奨学生でした。17名の内、8名がサントス奨学生、9名が日本のみなさまから頂いたご寄付による奨学生でした。サントスは石油会社で、東ティモール初代大統領ニコラウ・ロバートの息子が東ティモールの責任者です。彼はジャカルタのイエズス会学校を卒業したので、東ティモールのイエズス会学校を援助したいということです。みなさまのご協力に感謝いたします。ことしの新高3生にも17人の奨学生がいますが、全員が日本のみなさまから頂いたご寄付による奨学生です。 ↑ わたしはサバティカル すでにきのうから学校には出勤していません この写真はウルメラプロジェクト1期生できょう卒業した生徒たちです 式後に写真を撮ってメールで送ってきてくれました 入学に際しては合格基準点より低かったのに、いまは全員クラスで20番以内になっています 一けた台の生徒もいます この6人の内3人は、オーストラリアから東ティモール国内の大学進学のための奨学金をもらえます ディリからの奨学生2人も大学進学のための奨学金がもらえます ↑ わたしはリキサ教会であったシスターたちの最終誓願式に出席しました 聖心侍女会(清泉女子大学の設立母体です)のシスターたちです この会は東ティモールには2人の日本人のシスターがいます タイスを首から掛けている3人が最終誓願を宣立しました 一番左側のシスター・ドミンガスは、あさっての月曜日から聖イグナチオ学院の教員になり宗教を教えます ↑ 司教様司式の誓願式ミサ後はパーティーです みなが満腹すると、出し物がはじまります わたしは司教様に会って、「わたしは、ことしサバティカルです」と報告しました 「何か月間だ?」と訊かれたので「ことしの12月末までずっと」と答えると、「それはいいですね、OKです、おつかれさま」といわれました ↑ きょうのごちそう わたしの右側はジェッカ神父さん ローマ留学を終え、いまは教会裁判所勤務です 白いスータンを着て葡萄酒を進めているのは、ナタリーの神父さん リキサ教会の主任司祭 いつもは厳しい人ですが、パーティーがあるといつもワインとグラスをもって参加者に飲むようにすすめて回ります ↑ 教会からの眺め リキサはどこからでも海がみえる静かな町です
2022/01/22
My Sabbatical Year Starts Today! (きょうから、サバティカル・イヤーがはじまった)。サバティカルとは、聖書に出てくるサバド(安息日)。修道会の長上からも勧めもあり、ことし2022年はわたしのサバティカル・イヤーとなりました。具体的にサバティカルとは、通常の職務から解放されて自由な時間がいただけることです。「6日間働いて1日休み」のように、6年間働いたら1年間休み。それがサバティカル・イヤーです。大学の先生たちはこのサバティカルにまとまった研究をされたりします。わたしにとってもサバティカルは、リフレッシュしたり、新たな見地を身につけたり、とそんなことが期待されています。さまざまな角度から、Recurrent教育の期間でもあります。とわいえ昨年のデング熱騒ぎが響いて、日本に一時帰国して健康診断を受けるようにと勧められています。もうすぐ東ティモールに赴任して丸10年が過ぎること、今年がわたしの司祭叙階25周年にあたることも、ことしがわたしのサバティカル・イヤーになったことの理由の一つです。ということで、わたしはきょうから学校に出勤していません。ことしの12月末までフルタイムの常勤の形態で出勤しません。ただ例外でパート・タイムとして、わたしが東ティモールにいるときは、のんき気ままに聖イグナチオ学院の図書館に週3~4日、1日3時間から4時間勤務することになっています。すでに教頭も、事務長もほかの人が任命されているので、きょうとあすの卒業式行事にもキリを付けてでかけないことにしました。でないと、いつまでたっても「業務引き継ぎ」状態が続くので。さて、どのようなサバティカルになるか、楽しみです。 ↑ のんびり南洋の島の休日 ↑ 古着屋さん ↑ バナナを売っています ↑ 街角の野菜屋さん 薪も売っています 東ティモールではいまでも炊事に薪を使うのが主流 ↑ そんな写真を撮っていると、しょっちゅう神父さんと声がかかります きょうは彼らかが、先生と呼びました 一番右側の水色の縞模様のシャツを着ている男の子が、聖イグナチオ学院の生徒でした ↑ そうやって南洋の島の一日がおわってゆきます
2022/01/21
きょねんの12月におこなわれた、高校と中学校の卒業検定国家試験の結果発表が本日午前中にありました。聖イグナチオ学院ではことしは、第4回目の高校卒業式。理系では、1位に1名(1位は4~5人いる。その中で一番上に本校性のなまえが記載されていました)。2位に3名(2位は5~6人いる)。文系は、1位から3位まで各位1名が発表されましたが、1位と2位は聖イグナチオ学院の生徒が独占!そのためか、午前中教育省関係者、県の教育省支所長のカルロス氏などが立て続けに本校に来訪。 ↑ あすは卒業ミサ、あさっての土曜日は卒業式の予定です けさ学校の総務委員会が急きょあって「きょう卒業検定国家試験の発表がなければ、あすの卒業ミサとあさっての卒業式はどうするんだ」という議題が議論されました 以前、国家試験の結果を待たずに卒業式をして、教育省から厳重注意を受けたことがあります 「あの学校は、不合格者がいないとおもっているのか」って わたしはしばらくして、「給与支給の準備があるから、このあたりで退席します」というと、「URA神父さん、もうちょっとまってください」といわれました 会議後、事態は急展開 教育省から試験結果が発表されました なんのために総務会をしたのでしょうか まだほかの議題もあってそのときも「わたしはそろそろ」といいましたが、「まだ、もうちょっとまってください」といわれました 上の写真は、そんないきさつでまったく気合がはいっていない卒業式の練習 あさって式があるかないかわからないまま生徒たちは登校したのが理由だとおもいます 例年、卒業式の練習中に生徒たちの気合のなさに校長先生がキレてしまします 引き続き、あすもワニ通信では午後7時ごろに重大ニュースが発表されるよえいなので、ぜひご購読ください
2022/01/20
新学年がはじまったばかりなのに、まだ昨年の卒業式がおわっていません。卒業検定国家試験の結果が、まだ発表されていないからです。コロナのために試験が遅れたことと、すでに発表されているはずの結果も延期にもなっているからです。しかし今週の土曜日が、卒業式の予定。 ↑ きょうの午後、生徒たちは事務室に卒業式のときに着用するトーガを借りにきました みな試に羽織ってみています この生徒たちはすでに高校3年生の3学期がおわっていますが、日本的にいえば4月になってもまだ卒業式がおわっておらず学校にやってきている感じです
2022/01/19
きのうから学校がはじまりましたが、きのうは大掃除といろいろな決め事日。きょうが本当の始業式です。東ティモールでは入学式というのはありません。いきなり一人で登校してきて、学校の日常生活がはじまります。 ↑ 始業式ミサは、聖霊降臨のミサ なので生徒たちは赤いシャツを着てやってきます 手前の生徒たちは新中学1年生 まだ緊張感が漂っています 制服を着ている生徒たちは、生徒会役員と司牧委員会メンバーです 彼ら彼女らは、ミサ中に任命式があります きょうは先ほどまで停電をしていて、ついさっき電気が戻ってきました
2022/01/18
きのうはわたしが住んでいるリキサ県の霊の家の写真をご紹介しました。きょうは、そこから50Kmほど離れた、バドガゲのUma ada(霊の家)を紹介します。ところできょうは新学年1学期の始業式でしたが、事務・会計は大忙し。ワニ通信に掲載する写真も撮影する暇がありませんでした。 ↑ 雨模様の夕暮れに撮影しました 精霊信仰の象徴の家です さくじつのわたしの住んでいるリキサ県の家とはずいぶんようすが異なります バドガゲは西ティモールとの国境の町 ここからマリアナの町へ至るには峠道 その中間の峠の頂上はにバリボという町があります バリボ宣言といって、インドネシアが東ティモール侵攻を合法化するための宣言がおこなわれた町です またそこでオーストラリア人ジャーナリストがインドネシア勢力に殺害されました
2022/01/17
きょうは日曜日。若い神父さんが病気のためにわたしが代わりにでかけるつもりでしたが、もう一人の若い神父さんが「わたしが代わりに行く」といってくれました。そこでわたしはきょうは休日になりました。しかし、昨年の会計報告締めを「あしたの朝までに提出してほしい」との要請を、もはや常態化した「緊急事態だ」、「頼むから」という修飾語とともに受けたのは2日まえ。もう1人からは「これは本当の大急ぎの大切な仕事だ」という、普段通りのお願いがあっため、きのうの土曜日も、きょうの日曜日も学校の事務室で電卓と鉛筆を片手に帳簿や生徒の統計資料を作っていました。あわせて本当は15日が給与支給日だったのに新年からの昇給や職務手当の変更が間に合わず、学校法人本部はまだ給与を支払っていません。 過労ラインを越えているのではないでしょうか。 ↑ この写真はおとといリキサの町の銀行にでかけた帰りに撮影したものです Uma Ada(霊の家)で各家族(親類一族を含んだ)精霊信仰のためのものです 1年前ぐらいに立派に新築されていたので以前から気になっていて、いつか写真を撮ろうとおもっていました おととい車を止めて写真を撮っていると、信者さんたちが「神父さん」といって挨拶にでてきてくれました この家の人はカトリック信者ですが、霊の家の信仰を人びとは「わたしたちのCulture(文化)といって宗教と区別します 東ティモールの国土は長野県や岩手県と同じくらいの小さな国ですが、各地によってこの霊の家の形がちがいます
2022/01/16
おとといからきょうの午後まで、聖イグナチオ学院教職員黙想会が2泊3日でおこなわれていました。四十数名が参加しました。わたしも参加しなければならなかったのですが、昨年の会計締め、そして今年の会計開き、さらに昇給や校務分掌変更に伴う職務手当の変更など、いろいろあって参加できませんでした。きょうも先ほどまで、事務室で会計報告書を準備していました。 ↑ 今週の水曜日は、先生たちへの図書貸し出し日 厳密には今年から教科書を支給することにしました 教科書に書き込みを可能にして先生たちの教材理解を深めてもらうためです ↑ ベロニカ先生は教科書や参考書を抱えてカウンターにやってきました 貴重な教科書は支給できません 部数が多い教科書だけ先生たちに差し上げています 参考書や辞書は、もちろん貸与だけです
2022/01/15
きょうも銀行のお話。きょうは政府役所への手数料をしはらうために、Bank Nacional Timor-Leste銀行にでかけました。リキサ県ウルメラ村に住んでいることを役所の人にいうと、「だったらリキサの銀行にいってしはらえばよい」とアドバイスされました。アドバイスにしたがって、はじめてリキサの町の銀行へ出かけました。 ↑ 重厚な無垢の木製のカウンターがいい感じです 天井には裸電球 窓口担当者は1名だけ 来行者も数人だけ 待つ必要はありません ↑ こちらはカスタマー・サービス・カウンター ↑ この銀行がリキサ県県庁所在地唯一の銀行です ↑ リキサの町のいたるところから、海がみえます 道端に止まっている銀色のバンは、わたしの仕事や学校の活動で使っている、トヨタ・ハイエース 名古屋市の国際ロータリークラブ2760様からのご寄贈です 中古車で購入しましたが、もう2年たっても故障しらずで快走中です ありがとうございます
2022/01/14
ことしは1学期のはじまりが、1月17日と遅めです。また12月に終了した中学3年生と高校3年生の卒業検定国家試験の発表もまだです。そのために、卒業式もまだおこなわれていません。来週の月曜日の1学期始業式に先立って、一昨日と昨日、今年の学校年度の生徒登録がありました。中1から高3まですべての生徒は登校して、生徒登録をします。生徒登録をするためには、少なくとも1学期分の学費を支払う必要があります。 ↑ 図書館が生徒登録会場 各学年、一つずつテーブルを使い登録を受け付けます 登録する生徒のなまえを書く前に、銀行で授業料を振り込んだときに貰える領収書を提出しなければなりません ↑ 本校はMandiri銀行のお得意さんなので、銀行にお願いすると行員さんがわざわざ来てくださります 「出張銀行」といっています 年末年始に銀行で並ばなくてよいので、保護者はたすかります しかしガラガラではありません 「最長1時間待ち」 そとには長蛇の列がありますが、椅子も準備されています 銀行での学費支払と生徒登録が一緒にできるので、結果的には時間短縮効果があると思われます ↑ こちはら出張銀行閉店間際 一部高校生たちはもう要領を会得していて、閉店直前にやってきます すると待ち時間ゼロで支払いができます ↑ 出張銀行閉店後、行員さんたちと記念写真 左の男性は、東ティモールでも典型的な銀行員さんの服装をしています 一番右側の男性は、警備員さんです 警備員さんも一緒にやってきます この銀行から「教職員様の給与振替のお取り扱いはいかがですか」と提案を受けています きのうは二日間続いた学費支払と生徒登録で疲れてしまい、ブログは休刊させていただきました
2022/01/13
一昨日の日曜日、午後4時。ウルメラ村から通ってくる新中学1年生と新高校1年生奨学生たちに、「奨学金支給開始」の文書と「学費Voucher」(授業料クーポン券)を配布しました。ことし新たに21人が申請しましたが、残念ながら1名は家庭の収入額に鑑み奨学金申請を受理しませんでした。聖イグナチオ学院の奨学金制度は学費を現金支給するのではなくて、クーポン券を支給しそれを会計窓口に提出する仕組みです。 ↑ 図書館教室に集まった、新規奨学生とその親たち 生徒自身と親(母親か父親どちらか1人でOK)が奨学金支給条件が記載された文書にサインをします さらに今年から、土地を売却したり貸し出したりして収入がある場合、また家族が海外に仕事にでかけたりしている場合は申請するようにとの誓約書も提出してもらうことになりました 最近海外に働きに出かける人が多くて、立派な家を建てたりするようになったからです
2022/01/11
きょうは1日中、教員研修会。昨年の振り返りと、新年度に向けての諸事項確認です。東ティモールでは、1月に新学校年度1学期がはじまります。 ↑ 先生たちは熱心にメモを取りながら話をきいています ことしの校務分掌も発表されます だれが担任で、だれが学年主任で、だれが生徒指導部長か!? ↑ 聖イグナチオ学院図書館教室が会場です ↑ 研修会には清掃担当の女性職員、校務担当の男性職員、警備員や運転手も全員参加 しかし、警備員さんたちは途中で飽きて、「警備を担当いたします」:といって顔をみなくなってしまいました ↑ 最後は教務部長のパウロ先生が、時間割と今年度の時間割の特徴・工夫点を説明しました
2022/01/10
きょうは日曜日。2つのチャペルへでかけました。きょうで降誕節はおわり。あしたから、カトリック教会のカレンダーでは、平日がはじまります。 ↑ 一つ目のネランチャペルのミサ後 プラスティックの椅子を抱えて帰っていたのでその光景を撮影したかったのですが、やっぱり東ティモール人 カメラを構えているのをみると、椅子を後ろに隠してポーズをとります いつもチャペルが満席なので、信者さんたちは、マイ・チェアーをもってきます ↑ 二つ目のカイテフチャペルのミサ後 右側の女の子は聖イグナチオ学院を退学しました 学校が合わなかったようです いわゆる不登校です しかしわだかまりなく学校を辞めたので、わたしがミサにでかけるたびにあいさつにきます チャペルでは活動派です ↑ ミサの帰りに走る海辺 ひとびとは海に入ってどうも釣りをしているようです 釣り糸をだぐっているように見えます
2022/01/09
きのうが教員の初出勤日。さっそくきょうは、新年会。朝9時にミサがあり、その後ゆう方5時過ぎまでダラダタと午前中のおやつや昼食、午後のおやつを挟んで続きます。なかなかこういうお祝いにはまだなじめません。2時間とか2時間半と時間を区切った宴会になれてしまっているので。 ↑ 東ティモールでも、福引は宴会の目玉のひとつ 電子炊飯ジャーを獲得 手前のパウロ先生の娘は、不服を申し立て 「わたしが当たりじゃないの」 司会者に無視されていました ↑ ユスティヌス先生はミキサーを当てました これで野菜ジュースを飲んでください ↑ ヴェロニカ先生はアイロン、ヴィッタリーノ先生はスピーカーを当てました ヴェロニカ先生が「交換してくれ」と強引気味に新任教員に頼んでいますが、「ダメだ」とのようす ほんとうはヴェロニカ先生は「焼肉プレート」が欲しかったのですが当たりません ↑ そうこうするうちに、大問題が毎年のようにおこります 福引の豪華商品が当たりくじがなく5つも余ってしまったのです 理論派(うるさ型)のイザイヤス校長先生が仲裁のために乗り出しますが、て解決策は却って不公平感をかもしだします ↑ そんなとき司会者は、ダンス・タイムに切り替えます ダンスは東ティモールの文化 老若男女がダンスを楽しみます ↑ こちらは男性ばかりで、ダンスに参加しません 見ているだけです ↑ ダンスはキーボードの生演奏と生歌で踊ります ↑ 日本の方からもれなく先生たちへのプレゼントとして32GのUSBをいただきました ありがとうございます 先生たちは大喜び このUSB,先生たちの日給の3分の2ぐらいの値段がします シンタ先生は「子どもが病気なのでこの辺で帰るけれども、帰るまえにUSBが欲しい」といって司会者からもらっています
2022/01/08
きのうディリにでかけるときに撮影した写真です。わたしのいえの前の海は、こんな感じです。潮が引くと人びとは海に入って、たべものをさがします。 ↑ きょうから職員の新年出勤がはじまりました 午後6時まで会議があり、忙しい一日がはじまりました 写真は朝8時半ごろの南緯8度33分の海です
2022/01/07
きょうコロナの3回目の予防注射を受けました。東ティモールは「後発開発途上国」とレッテルを張られていますが、コロナの予防接種に関しては先進国を上回っているのではないでしょうか。 ↑ きのう夕ご飯を食べているとシデ神父が、「あした9時から、カトリック病院で3回目のコロナ予防接種をうけることができる」といいました 1回目の接種の時はカトリックの聖職者優先で速やかに受けることができました 3回目もそうかな、と思ってでかけました カトリック病院なので、シスターがいます すると、だれでも3回目を受けることができるそうで、聖イグナチオ学院の生徒もきていました この生徒は「こん回が1回目ですが、予防接種受けれますか」と訊くと、OKとのこと 来るものは拒まずです ↑ 9時すこしすぎにカトリック病院に到着 やっぱりね、保健省の人たちがやってきて接種がはじまったのは10時半過ぎ それまでずっと廊下に立って並んでまっていました。去年のちょうどおなじころ、この病院からわたしのデング熱騒動がはじまったことを思い出しながらまっていました ↑ 予防注射をうけた後、記録が記載されている予防接種カードを渡してくれましたが、カードのなまえが違っていました あわてて「これは、わたしのではない」というと、わたしのを探して手渡してくれました 多少の心配が残りましたが、無事に3回目のコロナ予防接種を受けることができました
2022/01/06
きょうの午後、かなり強い雨が降りました。わたしは学校に出勤中で、雨には影響されませんでした。午後6時前に帰途についたときは、ポツポツと小雨が落ちてきました。あたたかな雨です。 ↑ 雨季の雨にぬれた村の夕暮れです ↑ 海を眺めていました ↑ 帰り道に教員住宅のパウロ先生の家に寄りました ウルメラ村から来年入学予定の生徒の奨学金支給の判断について相談しました 4人が判断に難しく相談しました パウロ先生は「生徒本人の益になるように判断する」といっていました 一番左は理科のネルソン先生 左から二番目は聖ジョアン・デ・ブリトー教育大学の先生 みな教員住宅の住人です
2022/01/05
ことしは聖イグナチオ学院も、いよいよ10期生を迎えます。この南洋の冬休みに、中1から高3までのすべての教室と職員室の蛍光灯器機とランプの取り換え作業を実施ています。当初より設置されていた蛍光灯は細身で電圧が不安定な東ティモールではすぐに切れてしまいます。さらに薄暗くて、先生たちからも不評でした。すでに数年前に図書館の細身の蛍光灯を全廃し、普通の蛍光灯に取り替え明るさ倍増で好評でした。しかし「図書館だけ」という陰口もあり、図書館司書兼事務長のわたしは10期生を迎えるにあたって蛍光灯器機とランプをすべて取り換えることにしました。 ↑ 教室の古い蛍光灯を取り除いています ↑ 教室よりも職員室を先にしてほしいと頼みました こんしゅうの金曜日から先生たちは出勤して研修会がはじまります あたらしいランプが眩く輝いています ↑ 建機設備会社の社長はインドネシア人 きょうは社長を含めて3人が作業していました 年末も30日まで働き、新年はきのうから作業をはじめました 明るいランプで、2022年学校年度の1学期を迎えますい
2022/01/04
きょうは三箇日のおわりの日。東ティモールでは、もうきょうから多くの人びとは仕事をはじめています。11月初旬の死者の日からお正月までたくさん祭日がありましたが、三箇日が終わると5月までは復活祭の休日を除いてあまり祭日がありません。わたし的にはきょうまでが、お休み。あしたは朝から出勤します。ということできょうも取材をしていないので、数週間前のマリアナ出張のときの写真を掲載いたします。みなさまもお仕事がはじまると思いますが、どうぞお元気にお出かけください。 ↑ ちょうど中間地点にある、飲食店 メニューはお魚とチマキのようなごはんだけ 注文するとコーヒーもサービスしてくれます 1ドルです ↑ わたしがはじめてここでお魚を食べはじめたときにはまだ小さな子どもでしたが、大きくなりました お米を詰めて炊く葉っぱの四角いのを作っていますが、わたしと話をしながら手元を見ることなく素早く葉っぱを編んでゆきます ↑ ここが葉っぱを編む根拠地 1個25円のチマキのようなごはんをつくるのに、手間暇をかけています 家族総出の労働集約的産業です もうちょっと儲けがでればいいとおもうのですが、これがこの人びとの生活を支えます ↑ さあ出発しようとすると、向こうからバナナを抱えたおじさんがやってきました 道端の露店で売ります ここから目的地までもう2時間です
2022/01/03
きょうは日曜日で、主の公現(エピファニー)の祭日。ほんとはバザールテテ村の2つのチャペルのミサ当番でしたが、ディリ市に住んでいる神父さんがわたしの代わりに出かけてくださいました。ありがとうございます。そこできょうは聖イグナチオ学院にご寄付をしてくださっている恩人のかたがたのための意向で、修道院のチャペルで個人ミサを捧げました。恩人のみなさまのご多幸とご健康をお祈りさせていただきました。いつもご協力を賜り、ありがとうございます。みなさまのおかげで、聖イグナチオ学院のミッションを実現することができています。この1月の中学1年生の新入生は、10期生です。 ↑ きょうは一日中家にいたので、写真は家から眺めです 修道院の人びともみな里帰りをしていて渡し一人なので、しずかな1日でした
2022/01/02
謹賀新年 謹んで新春の御喜びを申し上げます 今年も皆様の上にゆたかな祝福がありますようにお祈りいたします ↑ ことしは寅年ですが、戌年ではありません うちの飼い犬もみなさまのご健康とご活躍を祈念していると、いっていました(犬には奨学金は支給されません) よいお年になりますように 仔犬がほしい方がいらっしゃいましたら、引き取りにきてくだされば差し上げます すでにいつのまにか2匹いなくなりました 誰かが持っていきました 早い者勝ちです
2022/01/01
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