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さて、後編はいよいよ結果です。9期生25名 12月の北辰結果国語 ss60数学 ss60英語 ss623科 ss61.35科 ss60.7 県内上位3%未満を表すss70(『前進』掲載)は2名。この2名は以前もss70を獲ったことのある生徒なので、今年のss70超えの生徒は計7名のまま変わらず。県内7%未満を表すss65~69は6名。県内16%未満を表すss60~64は6名。ギリギリss55を下回ってしまった生徒は1名で、もちろん平均点である偏差値50を下回るような生徒はいない。全体としては、偏差値60以上が25名中14名と、しっかりとまとめてきたという感じかな。これをもって今年度の北辰テストも終了。私立単願の生徒にとっては、入試と言っても過言ではない北辰テスト。これで内定を取れた生徒は、試験当日ふつうにやればそれでよい。今年はこれで3人の私立単願の生徒が決まったことになる。個人的に惜しむらくは、直前まで川越女子を志望していた生徒。偏差値は66とギリギリ射程圏内であったのだが、併願を希望して臨んだ某私立高校の個別相談にて、超!熱烈アプローチを受け、その後の電話攻撃にてあえなく撃沈(笑)。3年間の費用全額無料での単願(仮)合格になりました。まぁ、本人が「自分に対してあれだけ言ってくれる高校で3年間がんばりたい!」って言うんですから、仕方がありません(笑)。他の2人は年の最初から私立希望。まだ少し早いけれど、おめでとう。ウィルで学んだことを活かし、3年後更なる飛躍を願ってる。さて、次は県立前期対策だ。最終章まで後61日。
2008.12.26
体調不良と冬期講習のためにすっかり時機がズレてしまいましたが、北辰テスト、事実上の最後となる12月の結果です。※ ちなみにウィルの目指す『平均偏差値』についてはこちらから。携帯だと飛べないようですので、北辰の結果は次の記事にして、今回は「こちら」の内容をコピーして貼っておきます。ご覧下さい。~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~以下、2008年7月6日の記事~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~6月の北辰が返ってきました。 この北辰テスト、埼玉県の方なら皆さんご存知だと思いますが、9月以降が本番で、埼玉県内の受験生のほぼ全員が受験するという、いわば全県模試。(ですから、6月はまだまだオープン戦) 埼玉県において、この模試の結果は、志望校の合否の可能性を測る上での最重要資料です。 さて、ウィルではこの北辰テストの偏差値に2年前から着目してきました。 塾を始めて数年が経ち、自分たちの教務力がどれくらいのものなのか、測る方法は無いものかと考えるようになりました。 もちろん外と比較するということもそうですが、過去の自分との比較という意味でも、何らかの物差しが必要だと考えたのです。 教務力とは、一言で言えば「生徒を伸ばす力」です。 授業の見栄えが良いとかではなく、いかに生徒を成長させられたかが教務力です。 この点に異論はないと思いますが、ではそれを何で測るか、その物差しをどこに置くかということは、意外にもあまり明確に打ち出しているところは少ないのかもしれません。 しかし物差しは絶対にあった方がいいに決まっている。 なぜなら、それがあれば講師も目指すべき方向が明確になるし、生徒の学習到達度も測れますので、確認することができます。また、講師間の力量も見えやすくなりますから、講師同士が甘えることなく切磋琢磨し、自らの教務力を磨くモチベーションにもなることでしょう。そして、何より前述したように過去の自分と比較し検証ができます。 物差しが無ければ、自分の都合のよいところをもって自己弁護もできてしまいますが、物差しがあれば、素直に受けざるを得ませんし。 加えて、何より外に自塾の色をちゃんと伝えることができますから、外の方々が塾を選ぶ上での重要な情報にもなりえます。 「面倒見の良さ」とか「わかりやすさ」とかでは、どうにも判断基準にならないですからね(笑)。 さて、そう考えた数年前。 何を判断の基準にするか、教務力を測る指標にするかを考え、次の3つに絞りました。 「塾生の進学実績」 「塾生の平均偏差値」 「塾生の平均評定(通知表)」 他にも「塾生の伸び率」というのも考えましたが、本来、最も教務力を表すはずのこの項目も、残念ながら評価しづらい 例えば、同じ偏差値+5でも、40の生徒を+5にしたのと、65の生徒を+5にしたのではあまりに内容が違います。 もっとも純粋に教務力を表すだけに、何かいい方法はないかと、いろいろ考えはしたのですが、評価する基準がどうにも見出せず、真の意味で教務力を表すはずのこの項目も、断念せざるを得ませんでした。 一方、「塾生の定期テストの平均」というのも、頭に浮かびはしましたが、これはすぐに却下しました。 まず中学校ごと、先生ごと、テストごとに平均点や難易度はかなり異なります。 それに、定期テストを取らせるだけなら、学校の先生ごとに過去問を整理し、先生ごとに対策、過去問を反復したり、暗記を徹底的にさせたりと、まるで学問とは思えないような単なる作業でも結果が出かねません。というよりむしろその方が結果を出る可能性が高いでしょうから、評価を気にするあまり、そういったことに終始させる講師も僕らの目の届かないところで出てくるやも知れません。 しかし、それは絶対にやめてもらいたい。真の意味の学習とはあまりにかけ離れていますし、そんな学習法では高校進学後、また社会に出た後で活きてきません。 自分で学習できる生徒を育てるという、ウィルの指導方針の間逆を行ってしまいます。 さらに、今や定期テストの結果など、ここ埼玉県においては、そんなに大きなものではありません。 通知表や偏差値が直接合否を左右するのに対し、定期テストの点数は入試に直接的にはまっっったく関係ありません。 いやいや、通知表に影響が大きいだろうと思われるかもしれませんが、生徒を様々な観点から評価しようという「観点別評価」を採っている今、定期テストの点数は、昔のような圧倒的な存在感はないのです。 よくある、中間、期末ともに90点以上で通知表が「3」という話は、実際にうちの生徒にも過去にあった話です。 話を戻し、そんなわけで前述の3つに絞られたわけですが、 話し合いの結果、 「塾生の平均評定」は入試には大きな力を放つものの、塾の力ではどうしようもない部分も大きいので却下。 「塾生の進学実績」はオーソドックスで、教務力を一見もっとも表してそうですが、大学ならいざ知らず、偏差値が絶対的な価値に限らない高校においては、ちょっと弊害が大き過ぎるかなと。 たとえば、高校は今や学問だけを行う場所ではなくなっています。 部活や友人なども高校選びにおいては大きな要素になるでしょう。 にもかかわらず、進学先を塾側が気にしてしまうと、どうしても上へ上へと働きかけをしてしまいかねない。そんなエゴは微塵も出したくないし、ましてや生徒や保護者の方にそんな風に勘ぐられたくもない。 高校は自分とご両親で話し合って決めるものです。 全くの格下を選んだって良いではないですか、それが後ろ向きな理由でなければ。その高校を選ぶに際し、きちんとした理由があるのであれば。 ということで、ウィルでは教務力を測る上でこの北辰テストを使うことにし、この結果で微調整をしつつ、指導者としての技術の研鑽を行っています。
2008.12.26
前の記事で書き忘れていました、11月の北辰結果。今回はちょっと苦戦したようです※ ちなみにウィルの目指す『平均偏差値』についてはこちらから。9期生26名 11月の北辰結果国語 ss56数学 ss59英語 ss613科 ss59.25科 ss59.6 県内上位3%未満を表すss70(『前進』掲載)は3名。この3名は以前もss70を獲ったことのある生徒なので、今年のss70超えの生徒は計7名のまま変わらず。県内7%未満を表すss65~69は5名。県内16%未満を表すss60~64は4名。この層が軒並み成績を落としてしまったことが響いた。ギリギリss55を下回ってしまった生徒は4名で、もちろん平均点である偏差値50を下回るような生徒はいない。全体としては、偏差値60以上が26名中12名と、今までの実績〔9月/10月〕の凄さから、黄金世代と呼ばれる9期生にしては不完全燃焼気味。ただ今回の成果として、これまで苦手の声が大きかった、社会の偏差値が急激に伸びたことは今後に非常に大きい。 ※ なんと、平均偏差値ss62の英語超え!さすがはゴールデンルーキーの一角、僕が直接口説いた卒塾生の1人だ。生徒からの信頼も厚く、僕の高い期待に見事なまでに応えてくれている。彼女はまだ大学1年生なので、僕の愛弟子として社会科を譲りたいと思う。さて、そろそろ臨戦態勢を敷く時期。この結果を踏まえて、5人の中3担当講師で会議だ!(私信) 今月は余裕を見せて、他教科に気を配っていましたが、ルーキーに負けてしまったので、来月は英語に力入れます。 ~ 大人げない塾長より~
2008.11.16
本日、北辰テスト第5回(10月)の結果が返却された。その年毎の生徒の層によって大きく左右されるとはいえども、この結果は教務力(仕上がり状況)を表す指標として最も信頼できる数値だけに、軽く合格発表のような気分。では、結果を公表します。ちなみに僕は、この結果を公表することによって、自塾の状態をお伝えできればと考えています。結果は何よりも「わかりやすい」でしょうから。※ ちなみにウィルの目指す『平均偏差値』についてはこちらから。9期生25名 (※ 1名が塾で申し込みをしていないため不明) 10月の北辰結果国語 ss59数学 ss59英語 ss633科 ss61.55科 ss61.2 県内上位3%未満を表すss70(『前進』掲載)は3名。この3名は以前もss70を獲ったことのある生徒なので、今年のss70超えの生徒は計7名のまま変わらず。県内7%未満を表すss65~69は前回から大幅減の2名。その代わり、県内16%未満を表すss60~64は12名。ギリギリss55を下回ってしまった生徒は2名だけで、残りの6名は50台後半という結果。塾生25名中17名が偏差値で60以上は、前回から見ると大きな変化は無いので、まるで普通かのように勘違いしてしまいそうだが、ちょっと考えるとわかる、言うまでも無く、今回も驚異的な結果だった。それにしても、僕の英語はもう仕上がっているようだ。※ 25名中ss65以上の生徒が9名+ss60以上10名+ss55以下3名(ss50以下は無し)次回からは社会や他の科目も取り入れていこう。すばらしき生徒たちへ。キミたちと学べることが幸せです。
2008.10.16
頭が割れるように痛い・・・もう、ガツン!ガツン!響いてる。明日は、3連覇のかかった「生徒vs.大人」の綱引きがある体育祭の日。ぜひ参加したいのだが、このままだと綱引きどころか、教壇に立つことも無理そう。鍼も打ってきたし、明日には落ち着いていることを願う。さて、9月の北辰テストの結果が返ってきた!しつこいようだが、埼玉県ではこの9月以降の北辰テストの結果が、今後の入試にものすご~く響いてくる。なぜなら、この北辰テストの結果は、あたかもセンター試験のように、私立高校への添付資料として大きな意味を持つためだ。当然、県内の受験生ならびに塾は、このテストを最初の目標として調整してきている。その受験に向けての重要ポイントの1つである北辰テストの結果が返ってきた。※ ちなみにウィルの目指す『平均偏差値』についてはこちらから。9期生25名 (※ 1名が塾で申し込みをしていないため不明) 9月の北辰結果国語 ss60数学 ss60英語 ss613科 ss61.95科 ss59.7 県内上位3%未満を表すss70(『前進』掲載)は4名。これで、ss70を獲ったことのある生徒は計7名となった。さらに、県内7%未満を表すss65~69は6名。県内16%未満を表すss60~64は6名。ss55以下は1名という結果。つまりは、塾生25名中16名が偏差値で60以上、残りの生徒も1名を除き全員が50台後半というまさに驚異的な結果となった。※ その1名の名誉のために言いますが、この生徒、前回の北辰では60を越えています。もちろん、今年の中3生は全部で26名なので、もう一人の結果は加えていない。とはいえ、彼もss60は超えるのではないかと思う。このすばらしい結果に、皆が満足をしていると思ったのだが、「やったじゃん!!」と、声をかける生徒のほとんどが、「あのミスがなければもっといけたわけでしょ?」「納得のいく答案じゃなかったので、結果が良くても・・・」「会心のできじゃないから。。。」などと、不満げ。よくない傾向だなぁ。。。もっと喜べばいいのに(笑)あんまり気合が入りすぎるのもよくない。この1ヶ月は褒めまくろうと思う。頭が痛いので、分析は後日。もう横になります。。。
2008.09.19
もう、寝ないと(笑)。というわけで結果だけ書きます。9期生(26名) 7月の北辰結果国語 ss57数学 ss56英語 ss603科 ss59.05科 ss58.2県内上位3%未満を表す偏差値70以上は、今回4名。偏差値60以上70未満は7名、偏差値55以上60未満は9名でした。同時期の先輩たちの結果と比べてみよう。← こういう時ブログって便利!7期生 7月の北辰結果 8期生 7月の北辰結果7期生や8期生の志望校はそりゃあもうすばらしいものだった。ということは・・・今年はもっとすごい!?明日もがんばります!
2008.08.03
・・・というわけで、9期生27名中21名が受験した今回の結果です。国語 平均ss61数学 平均ss57英語 平均ss60 5科合計 平均ss60.8 県内上位3%未満を指すss70超えの生徒は今回3名。一方で、県内平均を指すss50を下回ってしまった生徒は1名。塾内平均がss60(県内上位16%以上)を超えているということは、言うまでも無く、ほとんどの生徒がss60辺りにいる。これで先着順の入塾(選抜無し)で塾内平均ss60という、いわば『驚愕の数値』を、3年連続続けることができました。いやいや、すばらしい!しかし、まだまだ6月の北辰はオープン戦。塾でも北辰対策はまだしていません。たとえば、僕の英語。卒塾生やこのブログをずっと読んで下さっている方ならもうご存知だと思いますが、今の時期は、徹底した基礎固め、文法固めの時期として、北辰テストの大半を占める長文読解には、一切手をつけていません。カリキュラムでは8月の講習が長文実践練習。毎日、毎日じっくりと長文を読み込んでいき、さらにはあの伝統の100問テストを乗り越えた9月に、事実上の受験となる北辰テスト第一弾。そこでど~ん!というくのが例年の流れ。すでにこのレベルにある彼らが、そんな8月を乗り越えさらにどう伸びていくのか。もう心は高校野球監督です。甲子園出場どころか、全国制覇を狙います(笑)
2008.07.08
6月の北辰が返ってきました。 この北辰テスト、埼玉県の方なら皆さんご存知だと思いますが、9月以降が本番で、埼玉県内の受験生のほぼ全員が受験するという、いわば全県模試。(ですから、6月はまだまだオープン戦) 埼玉県において、この模試の結果は、志望校の合否の可能性を測る上での最重要資料です。 さて、ウィルではこの北辰テストの偏差値に2年前から着目してきました。 塾を始めて数年が経ち、自分たちの教務力がどれくらいのものなのか、測る方法は無いものかと考えるようになりました。 もちろん外と比較するということもそうですが、過去の自分との比較という意味でも、何らかの物差しが必要だと考えたのです。 教務力とは、一言で言えば「生徒を伸ばす力」です。 授業の見栄えが良いとかではなく、いかに生徒を成長させられたかが教務力です。 この点に異論はないと思いますが、ではそれを何で測るか、その物差しをどこに置くかということは、意外にもあまり明確に打ち出しているところは少ないのかもしれません。 しかし物差しは絶対にあった方がいいに決まっている。 なぜなら、それがあれば講師も目指すべき方向が明確になるし、生徒の学習到達度も測れますので、確認することができます。また、講師間の力量も見えやすくなりますから、講師同士が甘えることなく切磋琢磨し、自らの教務力を磨くモチベーションにもなることでしょう。そして、何より前述したように過去の自分と比較し検証ができます。 物差しが無ければ、自分の都合のよいところをもって自己弁護もできてしまいますが、物差しがあれば、素直に受けざるを得ませんし。 加えて、何より外に自塾の色をちゃんと伝えることができますから、外の方々が塾を選ぶ上での重要な情報にもなりえます。 「面倒見の良さ」とか「わかりやすさ」とかでは、どうにも判断基準にならないですからね(笑)。 さて、そう考えた数年前。 何を判断の基準にするか、教務力を測る指標にするかを考え、次の3つに絞りました。 「塾生の進学実績」 「塾生の平均偏差値」 「塾生の平均評定(通知表)」 他にも「塾生の伸び率」というのも考えましたが、本来、最も教務力を表すはずのこの項目も、残念ながら評価しづらい 例えば、同じ偏差値+5でも、40の生徒を+5にしたのと、65の生徒を+5にしたのではあまりに内容が違います。 もっとも純粋に教務力を表すだけに、何かいい方法はないかと、いろいろ考えはしたのですが、評価する基準がどうにも見出せず、真の意味で教務力を表すはずのこの項目も、断念せざるを得ませんでした。 一方、「塾生の定期テストの平均」というのも、頭に浮かびはしましたが、これはすぐに却下しました。 まず中学校ごと、先生ごと、テストごとに平均点や難易度はかなり異なります。 それに、定期テストを取らせるだけなら、学校の先生ごとに過去問を整理し、先生ごとに対策、過去問を反復したり、暗記を徹底的にさせたりと、まるで学問とは思えないような単なる作業でも結果が出かねません。というよりむしろその方が結果を出る可能性が高いでしょうから、評価を気にするあまり、そういったことに終始させる講師も僕らの目の届かないところで出てくるやも知れません。 しかし、それは絶対にやめてもらいたい。真の意味の学習とはあまりにかけ離れていますし、そんな学習法では高校進学後、また社会に出た後で活きてきません。 自分で学習できる生徒を育てるという、ウィルの指導方針の間逆を行ってしまいます。 さらに、今や定期テストの結果など、ここ埼玉県においては、そんなに大きなものではありません。 通知表や偏差値が直接合否を左右するのに対し、定期テストの点数は入試に直接的にはまっっったく関係ありません。 いやいや、通知表に影響が大きいだろうと思われるかもしれませんが、生徒を様々な観点から評価しようという「観点別評価」を採っている今、定期テストの点数は、昔のような圧倒的な存在感はないのです。 よくある、中間、期末ともに90点以上で通知表が「3」という話は、実際にうちの生徒にも過去にあった話です。 話を戻し、そんなわけで前述の3つに絞られたわけですが、 話し合いの結果、 「塾生の平均評定」は入試には大きな力を放つものの、塾の力ではどうしようもない部分も大きいので却下。 「塾生の進学実績」はオーソドックスで、教務力を一見もっとも表してそうですが、大学ならいざ知らず、偏差値が絶対的な価値に限らない高校においては、ちょっと弊害が大き過ぎるかなと。 たとえば、高校は今や学問だけを行う場所ではなくなっています。 部活や友人なども高校選びにおいては大きな要素になるでしょう。 にもかかわらず、進学先を塾側が気にしてしまうと、どうしても上へ上へと働きかけをしてしまいかねない。そんなエゴは微塵も出したくないし、ましてや生徒や保護者の方にそんな風に勘ぐられたくもない。 高校は自分とご両親で話し合って決めるものです。 全くの格下を選んだって良いではないですか、それが後ろ向きな理由でなければ。その高校を選ぶに際し、きちんとした理由があるのであれば。 ということで、ウィルでは教務力を測る上でこの北辰テストを使うことにし、この結果で微調整をしつつ、指導者としての技術の研鑽を行っています。 さて話は長くなりました。9期生の6月の北辰の結果! ・・・・・・・・・どうやら持ってくるのを忘れてしまったようです。。。 月曜の夜には発表します。 失礼しました。
2008.07.06
本日は、ついに年度最初の定期テストの初日。中学1年生にとっては、人生最初の定期テスト。まさに「勉強」という種目の開幕戦です。一方、中学3年生にとっては、この結果が入試に直結すると言っても過言ではない、まさに天下分け目の最終決戦!!その点、もしかしたら中学2年生は目標を見出しにくいかもしれない。中学1年生の経験を省みて、改善と修正をしながら、志望校への距離を計っていく1年にできればいいと思う。さて、定期テストはとりあえずおいておいて、先日、埼玉県の全県模試と言っても過言ではない『北辰テスト』の結果が返却されてきました。とはいえ、まだまだ4月。受験者も県内中学3年生のおよそ7割程度であることに加え、このテストにベストの状態で調整してきた者もそうはいないだろうことから、所詮、練習試合としての意味合いでしかないと実際のところ思う。でも、偏差値が一応出る偏差値は母集団がどうであろうと関係なく、大きな影響を生徒に与える、そんな力を持っている。たとえ練習試合であったとしても、良ければ、「されど北辰テストだよ」としっかりと評価してあげたい。(悪ければ「たかが練習試合」と言いますが)前置きはこの辺にしておいて、9期生28名中、23名の平均偏差値です。※ 偏差値の見方は左Categoryの「正しい偏差値の見方」をご覧ください。国語 ss57数学 ss59 英語 ss583科 ss59.55科 ss59.4初回の結果としてはまずまずというところでしょうか。ウィルの最大の魅力、凄みは、「選抜無し、先着順の入塾で、どんな生徒でも平均偏差値60以上に」「平均だからまさに全員を上げているという証拠」というところにあるのだと思います。今だからこそ、まるでイチローの首位打者のように当たり前になりつつある、この(選抜無し、先着順による入塾で)平均偏差値60以上という数値。この夢のような目標を掲げ、試行錯誤した数年間。その大きな壁をようやく壊してくれたのが7期生。達成できたときには本当に感動して、恥ずかしながら日本最高の塾じゃないかと思ったりもしました。そしてその次の8期生。7期生の結果がまぐれじゃないか、ノウハウ自体が偶然で、生徒の層に助けられただけかもしれない。そんな不安と自信とで半分半分の中、駆け抜けた1年。そして・・・2年連続で達成できたあの壁、「どんな生徒でも偏差値60以上」は今はもう完全になくなりました。次なる目標はというと、目下のところ平均偏差値65なのですが、実は僕個人的にひそかに狙っているものがあります。それは埼玉が誇るトップ3、浦和(&一女)・川越(&川女)・大宮への志望者を増やすこと。今までは、生徒の志望校の偏差値レベルなどにはあまり興味はありませんでした。志望校の偏差値が高い低いよりも、その志望校にどうして決めたのか、そこを大事にしたいと思っているからです。『別に最難関の高校じゃなくても、2番手の高校だって十分にMARCHクラスなら入れる。自分は学校の先生になるのが昔からの夢です。だからどこまでも上の大学へという感じではないです。先生になるためには、いろんなことを知っていたいと思う。そのためには部活だってやりたいし、勉強だって切羽詰まった形でしたくない。』そんな風に言われれば、たとえ最難関の高校である前述の3強を十分に崩せるような偏差値であろうが、快くその決断を尊重してあげたいと思う。むしろよく考えたと抱きしめてあげたい。しかし、以前ブログでも書きましたが、少~しだけ、その考えが変わりました。川越女子、浦和高校、大宮高校に実際に行ってみて感じたのです。あそこは違う。あそこだけは違う。あの高校は狙う価値が十分にある学校だと。もちろん無理強いはしませんが、浦和(&一女)・川越(川女)・大宮のすばらしさは伝えていこうと思っています。であれば、きっと彼らも受験校の中に入れてくれるでしょう。そんなわけで今年は、志望校も少し意識していこうと思います。※ 意識的にこちらから働きかけるのは、あくまでも浦和(&一女)・川越(川女)・大宮の3つだけです。他の高校は今までどおり、生徒の未来像に合わせて生徒の気持ちを優先に引っ張って行きます!
2008.05.22
さて、出ました!12月北辰テストの結果。これで、北辰テストは事実上「最後」となります。(1月北辰は私立高校入試の判定資料とされないため)結果は・・・国語 ss58数学 ss59英語 ss57社会 ss59理科 ss56三科 ss58.3五科 ss58.7※ 第8期生定員28名の平均偏差値最終戦ということで、記録を伸ばした生徒が多かったようです。なんと、28人中11人が自己ベスト更新!ホント、すばらしい今年の、特に男たちは勝負強いような気がします。さあ、次は『埼玉県公立入試対策』。形式には多少なりとも違いがありますから、北辰よりもこちらの方が「向く」と感じる生徒も多いことでしょう。日々、この「県立高校受験」を意識して授業を組み立ててきていますからね。(英語はどんな問題にでも対応できるような、高校進学後を見据えた授業をしているのであまり関係は無いのですが・・・)ここからがまさに本番。切り替えていこう!!
2007.12.13
うちの塾では、「全員で進み、全員で勝つ!」ということで、一部の生徒による合格実績なんかではなく、全員が上がらないと数値も上がらない『平均偏差値』を大事にしている。歴代の卒業生の平均偏差値を生徒達に意識させ、競争心を持たせると同時に、学年ごとに一体感を持たせるためだ。これも定員制で学年持ち上がりだからこそできる事。うちにしかできないことだからこそ、最大限に利用していきたい。さて、今年の中3、第8期生。今日、11月の北辰テストが返ってきた。みんながみんな「自己ベスト」を叫ぶ中、否が応でも期待値は上がる!いざ、開けてみると・・・う~ん、惜しい(笑)。学年27(1名寝坊のため未受験)名の平均偏差値58(5教科)※各科の詳細 国語 ss59 数学 ss58 英語 ss57 3教科 ss57.7 社会 ss58 理科 ss55大台まで後一歩!しかし、これで私立高校受験に必要な、9月以降のベスト2回の平均偏差値は2年連続60超え達成もうこれで、どんな生徒でも、ある程度の成績まで上げられる体制が整ったと言えるのではないだろうか。確実に理想に近づきつつある。さて、次は昨年の数値を超えることが目標になるのだが、さすがにちょっと厳しいか。昨年は平均で61.8今年は今のところ平均60.1ということは、次の最後の北辰で、28人、一人一人が偏差値を2ずつ上げなければならないことになる。全員が2ずつか・・・。去年ってすごいな。今年の奴らもすごいのに・・・。まぁ、勝負は下駄を履くまでわからない。最後、しっかり行きましょう!
2007.11.15
さて、却ってきました。埼玉県の全県模試にあたる「北辰テスト」。個々の成績や上昇率などで、塾の教務力は測れない。という考えから、うちの塾では、平均偏差値で勝負!という方針を貫くことにしています。そのきっかけは、保護者や生徒が高校を選ぶ際の「実績」に対する見方でした。学校のように、長きに渡り名門として君臨する塾が出てこないのは、「来る生徒の質によって実績が変わり、安定しない」「母数も年毎に異なり、定かではない」からではないだろうか。では、学校のように、母数を一定にし、毎年、安定した結果を出し続けていれば、その塾の教務力が立証され、わかりやすいのではないだろうか。「あの塾に通わせれば、○○高校以上に行ける。」このフレーズが「名門」を生むのではないだろうか。そう思ったのです。たとえば、なぜ「武蔵高校」は人気なのか。それはもちろん魅力的な教育方針があってのことでしょう。でも、その裏付けとなるもの。「武蔵高校」に通わせれば、東大も十分に狙える。早慶クラスなら3割は合格する。MARCHクラスならほぼ全員が合格する。ゆえに、あの学校なら任せても大丈夫。それがあっての「名門」。それこそが保護者が考える「実績」であり「評価」ではないのかと思ったのです。東大に1人合格した。でも、7割が偏差値50以下、それでは意味が無い。なぜなら、それはたまたまいい生徒がいただけで、教務力を必ずしも表してはいないのだから。それ以来、北辰偏差値の平均を意識するようになりました。全員を伸ばす。どんな生徒でも伸ばす。確実に力をつける。(しかも、自学によって!)「生徒の進学先なんて興味が無い。そんなので競争するなんてナンセンスだ。私たちは授業を通じて、生徒の知的好奇心を引き出し、その心を強くすることを目標にして日々努力している。自分の行きたい学校には、自分で行けばいい。」なんて言い、実際に、試験対策もあまりせず、補習もしない。宿題も暗記系のもの、レポートを除き、ほとんど課さない。とにかく1回1回の授業を大事にさせる。でも、そんなんで、東大合格者数上位に君臨。そんな武蔵高校のお話を聞いて、僕らも、そんなカッコいい教育を目指したい、そう思ったのです。さて、前フリは長くなりましたが、今回の北辰テストの結果。~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~【学習塾ウィル 第8期生/10月北辰テスト平均偏差値】 国語 ss56 数学 ss56 英語 ss57 3科 ss56.8 (ちなみに5科も56.8) ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~いや、すごいよ。平均だからね!個々を見れば、偏差値70超えだっている。60後半なんていっぱいいるよ。でも、うちの目標はあくまでも全員なんだ。だから、なんかちょっと悔しいなぁ(苦笑)。〔何を贅沢なこと言ってるんですか(笑)。上だけじゃなくちゃんと下も見て、実際の立ち位置を測れるようにって言っているの塾長でしょ!なんてK先生に言われてしまったけど(^_^;)〕確かに、これでも十分すごいんだ。でも、君らの潜在能力はこんなものじゃ、全然ないじゃない^^;。君たちのいつもの結果、過去問の点数を知っているだけにもどかしい。特に、前回も書いた選抜クラスのY中『男子五人衆』。その内、1人だけじゃん。いつも通りの結果を出してきたの(苦笑)。他にも、上から、T、Mちゃん、N、Sちゃん、Aちゃん、Hちゃん、T、Mちゃん???もう!(笑)君たち8期生は、突出した選手がいないけれど、総合力では、昨期を凌ぐ。偏差値50以下は1人もいない、というのが君らの強み。(今回はほんのちょっと足りない生徒もいたが???)そろそろ本気モード、発動しようぜ。明日からは本気の顔で、よろしくね!
2007.10.18
ついに返却!明日にはきっと埼玉県内の多くの塾ブロガーの方々が、北辰テストの記事を書かれることだろう。昨年もそうだったからね。さて、前日の記事にも書いたように、この北辰テストは埼玉県において、いわばセンター試験のように重要な『全県模試』である。埼玉県では、この数字によって志望校を決め、私立高校においてはこの数字だけで合否が下る、もっとも信憑性が高いテストなのだ。このテストでどれほどの数字を叩き出すか。入塾テスト無し、先着順で集まった28人〔定員〕が、2年連続で高記録を出すことが出来れば、まさに夢の、最高の塾がついに完成したことになる。さぁ!公約達成なるか!!恐る恐る結果を見てみると・・・~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~【学習塾ウィル 第8期生/9月北辰テスト平均偏差値】 国語 ss57 数学 ss56 英語 ss58 3科 ss58.2 (ちなみに5科57.4) ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~惜しい!しかし、すばらしい!!昨年の今頃はどうだっただろう? 昨年の結果→ここう~む。。。そうか、まだ及ばないか。しかし、今回の結果、うちの選抜クラスのY中『男子五人衆』が軒並み敗北彼らが普段どおりの結果を出してくれれば、もしかすると、もしかするぞ!平均で58ということは、58×28人で1624。目標の平均60にするためには、60×28人の1680まで、56ポイント足りない。仮に、五人衆だけでその56を割ったら、一人当たり11.2の増。これは、さすがに無理がある(笑)。五人が五人とも、ss73以上必要になってしまう。そうやって考えると改めて平均偏差値で60ってすごいな(^_^;)。平均が60ってことは、60が基準で、それより低い数値をとってしまった人がいれば、当然、その分を補う人が必要になる。ご存知のように、偏差値は真ん中が50だ。にもかかわらず、平均偏差値60を達成するためには、偏差値50の生徒が一人いたとすればマイナス10、その分を補うために偏差値70の生徒が一人必要になる。改めて言うが、偏差値50は真ん中。「普通」ということだ。決して恥ずべき数値ではない。それに対して、偏差値70は県内の上位3%。県内最難関校、国公立大学進学者数全国一の浦和高校で、偏差値が70~71なのだから、そう容易くとれる数値ではない。そう、本来ならうちが掲げる目標より-10で「普通」なのだ。しかし、その「普通」がうちにはいない、それを表すのが『平均』。『平均』それは如何に全体を底上げし、一人一人を60に近づけていくことが、が求められる数値。誰一人が欠けてもダメ。60から上積みするのは至難の業なのだから。チーム一丸となって戦っていかなければ、平均偏差値60にはならないんだ。もう一度言うね。誰一人欠けてもダメ。全員がチームの一員。やっぱり平均ってすごい。だって、『全員で進み、全員が成し遂げる!』 という、一つに理想をしっかり表してくれるのだから。俄然、楽しみになってきた第8期生。次は、もっともっと伸びそうな気がしてならない。〔 追伸 〕偏差値の見方、ss60が上位からどの位の位置を表す数値なのか。保護者の方々には是非知ってもらいたいと思います。偏差値の意味→ここ以前、ある保護者の方は、ご自分のお子さんの偏差値が60と聞いて、お子さんの前で不満を口にされました。「60ってのは普通ってことでしょ!あなたは一体何をやってきたの!!」上も見ることはもちろん必要ですが、僕は下もしっかり見て、今いる立ち位置を知ることが重要なことだと思っています。偏差値とは何なのか。どうかお子様と一緒にお考え下さるとうれしいです。自分の立ち位置を知ることによって、次がより具体的になりますよ。
2007.09.13
先ほど、明日から始まる夏期講習の準備のために、塾に到着したところ、7月の北辰の結果が返ってきていた。7月の北辰は、ごくわずかの私学が使用してはいるが、本命はあくまで県立としているうちでは、まったくと言っていいほど重視してはいない。夏で仕上げるカリキュラムを組んでいるためだ。今まで学校の授業の後追いで、学校で習ったことの反復、補足、発展に時間をかけてやってきた。この今まで時間をかけて培ってきた基礎・基本を、夏期講習に行う入試対策へと進むことによって一気に昇華させる。今までやってこなかったのだ。当然のように爆発的に数字が伸びる。生徒自身も気持ちがいい。この気持ちの良さを力に変えてさらに伸ばす。それがうちの中3夏期講習の位置づけ。だから今回の北辰テスト、そんなに気にする必要もない。・・・・・・・・・とはいえ、良いに超したことはない(笑)。どれどれ。。。ふ~ん、まずまずだね。去年はどうだっただろうか?なるほど。。。一応、掲載。第8期生 北辰テスト〔7月〕の結果国語 ss55数学 ss55英語 ss553科 ss56.2社会 ss53理科 ss545科 ss55.9※ 偏差値については、左側にあるカテゴリー「正しい偏差値の見方」を参照ください。現時点では昨年の方がいいね。まぁ、受けてない生徒が10人いるしね。さて、これがどうなるか。乞う!ご期待!!追伸:先ほどお電話くださった新座市の方へ。このブログを見てわざわざお電話くださったということで、ここで改めてお詫びと御礼をさせていただきたいと思います。ご連絡くださりありがとうございました。塾を営んでいるものとして、最高の名誉に思います。しかしながら、満席の上、キャンセル待ちという状況。そのお気持ちをお受けすることができず、大変申し訳なく思います。どうか、どうかお許しください。お子様の成長、受験の成功、そして、さらなる飛躍を心よりお祈りいたしております。
2007.07.31
9月から始まった北辰テスト。ついに最後の第4回目に当たる12月の北辰テストの結果が出た。12月 北辰テスト(塾内平均偏差値)国語 ss59数学 ss59英語 ss58社会 ss55理科 ss593科 ss58.85科 ss58.6だった。総括すると、結局、理科・社会が伸び悩んだ。うちの塾では、理科と社会は開校当初、講座を設けていなかった。僕とK先生は社会が専門、T先生は理科が専門なので、理科・社会ができないわけではない。むしろ、教えたかったのだが、週に4回も5回も塾に通うという状態は望ましいとは思えなかったので、授業外で声を掛けたり、質問に答えるなどの対応で良いと思っていた。しかし、毎年のように理科や社会で苦しむ生徒が出る。要望も多かったので、やむなく、3年前から、選択講座として設けた。その際に、やはり僕らとしては、どうしても塾に多くの曜日を拘束する体制が嫌だったので、半期の講座で途中受講は不可という形にさせていただいた。その理由は、少ない授業数で効果を高めるために、連続性を大事にしたかったから。授業数を増やすとどうしても費用が高くなるし、なにより、拘束する曜日を増やしたくはない。そのために比較的、学校の行事や部活などが忙しくない、定期テスト時期に固めて入れるような、変則的な時間割を組んだ。この体制を組んで今年で3年目。効果はテキメンに現れている。今回の北辰で見ても、理科・社会の受講者と非受講者との平均偏差値を分けて出してみると一目瞭然だ。≪受講者≫社会 ss56.6理科 ss61.6≪非受講者≫社会 ss50.6理科 ss52.4ちなみに、理社講座は、以下のような説明をして開講しているため、受講者は3分の2に満たない。理科では、一番できる生徒は受講していない。にも関わらず、これほどまでの差になる。やはり声掛けだけでは自学は無理なのか。理社講座開講にあたり塾長の説明。「理科と社会は比較的自分で勉強しやすい科目、教えてもらわなくたって自分でどうにでもなる科目、そう思われる保護者の方は毎年多いです。実際、僕もそう思っています。しかし、何が理由か断定はできませんが、自分ではどうにもできずに終わる生徒が毎年、想像以上に多いです。自分でできる生徒も十分にいますので恐らく、昔と変わらず、英・国・数に比べて自分で学びやすいという点に変わりはないはずですが、そうではない生徒が、昔より確実に多くなっているということは知っておくべきでしょう。ちなみに、自分でできなくなる理由ですが、あくまで僕の推測として、教科書以前の知識、経験が格段に減っていることがあるのではないかと思っています。教科書は、内容が薄くなったとは言え、言い回しや表現方法は、昔とさほど変わってはいません。その内容に、着いていけない子どもは、教科書の内容以前の段階で、はじかれてしまい、実感が湧かないのでしょう。例として、ss70を超えるような名門私立中学の生徒が、ブラジルを南米すべてだと思っていた、とか、ss65の偏差値を持つ生徒が、狐は卵から生まれる、とか。それ以外にも、枚挙に暇はありません。赤道の上に住んでいる人は赤くて大変だ、木は種がないから増えない(← 増えなかったら絶滅します)、カエルの体温も36度(手で触ったら同じくらい温かかったそうです)、武士は今なぜ江戸村にしかいないの?都(みやこ)って東京?推古天皇と後醍醐天皇と今の天皇って同じ天皇だけど意味あるの?夜には雲がどっかに行って、代わりに星がやってくる、天の川は鳥の集まり、などなど。。。これらの答えは教科書には載っておりません。これらの例は、決してごく一部の例ではないのです。教えている私も、もう麻痺して、アメリカの首都はニューヨーク!の生徒の大合唱に驚かなくなりましたし、アメリカ合衆国を、北アメリカと南アメリカ両方だと思っている生徒にも、まったく動じなくなりました。そのレベルの生徒は、やはり教科書だけでは苦しいのでしょう。理社講座を申し込むか否かについては、ぜひその点を心に留めて、お子さんとお話してお決めください。最後に、僕が親だとしたら、週に英・国・数の3回の塾通い以上、増やしたいとは思いません。塾はどうしたって帰りが遅くなる。生活が夜型になってしまう。子どもにとって、それは決して良いことではありません。また、家での時間、特に父親との接する時間が減ってしまいかねない。これはとても大きい問題です。ですから、この機会を期に、理科、社会に関して、ゆっくりと話し合って決めてください。」やはり課題は、途中受講希望者にある。毎年、終盤になって、やはり受講したいという保護者、生徒が多すぎる。しかし、途中受講を認めると、連続性が途絶え、進み具合が悪くなる。そうすると、講座時間数を増やさなければならなくなるし。。。困った。
2006.12.17
まじま先生のブログを読んで驚いた。まじま先生ほど、ブログで日々の様子を書き記している方はいないだろう。それでも信じてくれない人がいるという事実。そうか。。。信じてもらえないということもあるのか。きっと「嘘」や「誇大広告」が多い業界だと思われてしまっているのだろう。無理もない(せつないが。。。)では、証拠を見せようじゃないか。これが誇るべき塾生たちの結果だ!一番上とその下のが、これが、北辰図書の正式の資料である証拠。その下の3つが、・塾内平均点(上段)と全県平均点(下段)。・塾内平均偏差値(国語・数学・英語・社会・理科・三科・五科 の順)・塾内全28名の結果である証拠(塾内順位が28位となっている)。これなら信じてくれますか?
2006.11.17
埼玉県の全県模試にあたる北辰テスト。第三戦の結果が返ってきた。なんと!中学3年生定員28名(くどいようだが入塾テストなしの先着順)の平均偏差値がさらに伸びた!国語ss60数学ss60英語ss60社会ss55理科ss57三科ss60.3五科ss59.3である。驚くべきは、このメンバーの中には、途中入塾のあの女生徒もいるのである。(ちなみにこの女生徒。なんと偏差値を10も上げて、ついに自身初の偏差値40超え達成!すごいぜ!よく頑張った!!!)ということは、元々いた生徒たちの数値はもっともっと凄い事になる。なんと、偏差値55を下回る生徒が2人しかいない!恐るべし。。。夢や目標があることが普通。日々成長していることが普通。夢を叶えるためには、今、自分がどうすべきかを考え、自分で行動することが普通。口だけではなく、行動し、結果を出す、それがかっこいい人間だと思い、人のせいにしたり、愚痴をこぼしたり、あきらめたり、そんな人間をかっこ悪いと思う。そんな雰囲気。これが塾中に蔓延している。まさに思い描いた、「理想の塾」になりつつある!
2006.11.16
昨日、塾内で行った『第二回 私立高校説明会』。13時半からの開催だったが、ついに僕がダウン。朝起き上がることができず、急遽T先生に代役として、司会進行を頼む。しかし、こんなにも体調の戻りが良くないのは生まれてから記憶にない。どっか悪いのかな(縁起でもない。。。)その後は、中3の三者面談があったので、薬で散らして臨む。これはどこの塾でも同じだと思うが、進路面談は、代役を立てられない。県立高校の平均倍率が1.2倍を超える埼玉県では、上位校を狙う場合は特に、進路指導が重要になる。まさに「私立ソムリエ(自称)」の見せ所だ。保護者・生徒の抽象的な要望を基に、希望に近い私立をいくつか選ぶ。その中から、保護者・生徒が、僕が出した高校の資料を見ながら、いろいろな質問をぶつけてくる。その質問にいかに的確に答えられるか。ここが意外に重要だ。首都圏は私立が多すぎる。偏差値50の高校だけでも10校以上ある。選択肢が多いということは、必ずしも良いことばかりとは限らない。田舎出身の僕には、なかなか理解できないことだが、あまりにも選択肢がありすぎるため、もっと良い私立があるのではないかという、ある種の脅迫観念が、お母さんには付きまとっている。その不安は生徒にも伝染する。これが、保護者や生徒が納得する私立をキープできると、非常にスムーズに受験が進むことが多い。多分、これは交通の便が非常に良いという、ここ東所沢特有の雰囲気なのかもしれない。う~ん。。。話がまとまらなくなってきた(苦笑)。今日も早く寝よう。おやすみなさい。あ! ちなみに10月の北辰の結果です。国語 ss57数学 ss58英語 ss61三科 ss58.9五科 ss57.5ですね。僕の担当科目英語が1位です(前回は、開塾以来初の最下位だったんで、 実はちょっと悔しかったんですよね。)うちの生徒たちは本当に自慢の子達ばかりです。
2006.10.22
ついに埼玉の入試が始まった!埼玉では、9月から12月にかけて、毎月1回、計4回の全県模試の結果で志望校を決めるのが通例。その内の初戦。9月の模試の結果が返ってきた!今日は、どうか今日だけは、我が塾生、ならびに我が塾について、自画自賛することをお許しください。m(__)m(お気に触る方がいらっしゃいましたら、ここから先は、お役に立つ情報などございませんので、飛ばしてくださいませ)では、発表します!中学3年生総勢28名の平均偏差値!(北辰図書公式資料より)国語:59数学:60英語:58三科:60.2(ちなみに五科:58.6)正直、手が震えました。開校以来念願の『三科平均偏差値60超え』!この数値、塾関係者の方ならその凄さがわかっていただけると思います。なにせ、埼玉県の某中堅塾では、教室の平均偏差値が55を超えると表彰されると聞きます。裏を返せば、それほどまでに「平均偏差値」は取りにくいのです。にもかかわらず、その某塾の表彰基準とまでされる数値を、平均で5も上回る快挙。これは、我が塾生全員が、そのような表彰される教室の生徒より、偏差値で5ずつ高いということを意味します。なんとすばらしいことか!(ゴメンなさい。興奮しまくっています!)やはり、3年前に創り上げたこのシステムは間違っていなかった。よし!これで、もうどんな生徒が来ても伸ばせる自信がついた。なぜなら、我が塾には入塾テストなど無い。生徒は皆、先着順で入塾してきている。それでも、これほどまでの結果が出せたのだから。確かに、今年だけではまだ100%とは言えない。しかし、この学年がシステム導入後の一期生なのだ。もし来年以降もこのような結果が出るようなら、我が塾は全県制覇してしまうのではないか。そう思えてしまうほどの衝撃で今も興奮冷めやみません。すばらしいぞ!我が塾第7期生のみんな!感動した!
2006.09.14
埼玉県では、進学校と呼ばれる公立高校のほとんどで、入試において通知表をあまり参考にしない。当日点で8割方決まるといっても過言ではない。(これも以前掲載したが、公表されている選抜方法では、当日点は6割~7割とされてはいるものの、実際に高校で使われている表に照らし合わせると、思いの外、通知表で差がつかないため。)そのため、当塾では当日点でしっかり得点ができる、真の学力育成に力を注いでいる。学校の定期テスト対策はしないわけではないが、はっきり言って二の次。「定期テストくらいは自分で何とかしてみろよ、何でも人任せはためにならないぜ」「定期テストは模試の練習試合だから、一戦一戦課題を持って取り組むこと!」というような意味合いでしか捉えていないし、対策も中心は生徒たちを鼓舞するくらいだ。確かに、定期テストが良ければ生徒自身も、また保護者も安心するし、定期テストが良いということは、学力的にある程度身についている証拠にもなるので、良くて悪いことはまったくないのだが・・・。私の考えでは、そこを目標にしてしまうと、生徒たちが安易な対策(試験前になったらやればいい・試験に出るとこは?etc)を求めるようになる気がするし、何より、自分の力でやれる、人の助けをなくしても、定期テストくらいなら何とかできるレベルに育って欲しいのだ。注意:これも、小学6年生から中学3年生まで原則増減なしの 持ち上がりの体制ができているからこその考え、方針なので、 生徒がそれほど多くなかった開校3年目くらいまでは、 このような考えは私自身の中にはあったものの、 定期テストには細かな対策をしてました。そんなわけで、全県模試である『北辰テスト』の結果には我々一同注目している。この結果で生徒の調整具合がわかるからだ。6月の北辰テストの塾内平均は、以前ブログにも掲載したが国語ss60/数学ss58/英語ss56だった。さて、今回は・・・?国語ss54/数学ss57/英語ss57(7月北辰第3回 塾内中3生平均)う~む、一度だけではわからないが、国語があまりよくない。まぁ、うちの売りは国語のK先生なので、そんなに心配していないが、国語が良くないなんて、当塾では珍しいことなのでちょっとびっくり。(ちなみに、私は英語担当です)なんにせよ、我々の方針はあくまで9月の北辰に合わせる事。まだまだ手をつけていない分野がある中で、この結果は十分満足できる。なにせ、これが平均偏差値なのだから。さて、8月1日から夏期講習だ!
2006.07.29
先日、我塾中学3年生の北辰テストの結果が塾に届きました。塾生の平均偏差値はなんと!国語ss60/数学ss58/英語ss56 平均がこの数値ですよ!この学年も先着順ないし抽籤で選ばれた定員28名ですから、元々学力はバラバラだったわけです。それが平均でこの数値ということは、極端に言えば、全員が『国語ss60/数学ss58/英語ss56』だということ。いやいやスゴイ。スゴイよ、君たち。模擬試験は、試験範囲が狭い定期テストに比べ、幅広い範囲の中からまんべん無く出題されます。当然、ヤマも賭けられないですし、これといった対策もない。また、結果は得点という絶対的な数値だけでなく、相対的な数値である偏差値で表されるため、定期テストとは違い、まさに実力が測られるわけですから、この結果は非常に喜ばしい!平均でのss60超えは一昨年もあったことですが、その時の数値は入試直前のまさに最高の状態の時の数値でした。比べて今の生徒たちは、これから少しずつ調子を上げていこうというまだまだウォーミングアップ状態。ではなぜ今年はこのようなすばらしい結果になったのでしょう?今年の中3は、決して能力の高い子ばかりが集まったわけではありません。むしろ能力の高さだけなら一昨年の方が高かったように思います。正直、授業の内容も一昨年に大きく変えて以来、それほど大きな変えてはいません(微調整は当然加えていますが)。ではなぜ?そこには「集団としての成熟度」が大きく関係しているように思います。一昨年は、まだまだ今のように人気が高いわけではなかったので、その時にいる生徒の学力を伸ばし、その評判で生徒が入る、そしてまたその子を伸ばし・・・のようにして最終的に定員になった学年です。そのため、昔からいる生徒の学力は高い反面(市内1位の生徒を筆頭にss65以上の生徒が半数)一方で、後から評判で入ってきた生徒は、伸びてはいくものの基本を固めるのに時間をとられ、応用、発展までは時間的にも手が回らない。。。また意識の上でも昔からいる生徒とはちがうため、集団としてはまとまっていなかったように思うます。(生徒全員の学力や意識が異なることは、公立の中学校を始め、一般的な塾ならどこでもそうなので、当時はあまり気にしていませんでしたが。)一方で、今年の中3は中2の段階でほぼ定員でしたので、教える側としては入試の日から逆算して、基礎からしっかりと固めることができました。そうすることにより、全員の成績が伸びていくので必然的に全員の意識が高くなります。その上、定員いっぱいなので外から生徒が入ってこないですから、そこにチームとしての一体感が生まれます。この高いレベルでの一体感。これこそが集団における最高の形なのでしょう。今年の生徒たちは全員が全員、他人を応援し、また互いに刺激し合うことができます。集団が個人を育てる。まさに理想的な集団。君たちは最高だ!『あの塾に入れば、どんな子だってss60以上になるんだって。』そう言われるようになれば、まさに『奇跡の塾』。そんな『奇跡の塾』を創り上げるためには、少なくともこのような結果が3年は続かないと実力とは言えない。う~ん、ワクワクしてきた!~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~北辰テストとは、埼玉県の代表的な業者テストのことで、中学3年生になると県内ほぼ全員が受験するという模擬試験です。その中でも、特に9月、10月、11月、12月の北辰テストは、受験率が非常に高くなるため、各生徒の学力(偏差値)を極めて正確に測ることができます。そのため、埼玉県内私立高校や県内周辺の都内私立に至るまで、この4ヶ月のテスト結果の内、良いもの2回の結果を以て合否をほぼ決定するというくらい、非常に公正かつ正確な模擬試験とされています。~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
2006.07.04
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