ザビ神父の証言

ザビ神父の証言

2009.01.16
XML
カテゴリ: 民衆の歴史
マリア信仰の形成(1)

キリスト教は一神教です。ですから、イエス・キリストは神ではなく、神の子イエスとされます。神父さんの唱えるお題目も、「父と子と精霊の御名(みな)において…」となります。三位一体とは、この父なる神、その子イエス、そして精霊の3者を指します。

この3者に入らないのですが、神の子イエスを身ごもり、その産みの母となったマリアも、いつの頃からか、信仰の対象となりました。私のブログをご覧くださっている皆さんも、イエスの母なるマリアのことはご存知でしょう。

ヴァチカンの顔、サン・ピエトロ大聖堂の入口にある、若き日のミケランジェロの傑作「ピエタの像」のイエスの亡骸を抱きかかえたマリア像、レオナルド・ダ・ヴィンチの「岩窟の聖母」、そしてラファエロの「聖家族」を描いた一連の作品など、マリアを対象とした絵画や彫刻は、無数といってよいほど存在します。

結果として、イエスの母は、聖母マリアとして崇拝され、今では信仰の対象とすらされていると言っても、過言ではありません。私が小学校時代に、NHKのラジオ歌謡で覚え、今でも愛唱している歌に、岡本敦夫が歌った「チャペルの鐘」があります。1番の歌詞は、
「なつかしの アカシアの小道は  白いチャペルに続く道
 若き憂い 胸に秘めて アヴェ・マリア 夕日に歌えば
 白いチャペルの あーあ 白いチャペルの 鐘が鳴る」となっています。

日本の各地に、マリア像があり、マリア聖堂も1,2に留まらないことも、ご存知の通りです。



マリア伝説の殆どは、後世になって作られたものです。では、マリア崇拝やマリア信仰とされるものは、いつ頃、どのような形で、どのような必要から生まれたのでしょうか。数回にわたってこの問題を、記していきたいと思います。お付き合いのほど、よろしくお願いします。

                                 続く






お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

最終更新日  2009.01.16 20:39:28
コメント(8) | コメントを書く


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

キーワードサーチ

▼キーワード検索

プロフィール

ザビ神父

ザビ神父

カレンダー

お気に入りブログ

鳩サブレー「鳩の日」 New! 5sayoriさん

社会システムの崩壊… New! 歩世亜さん

「娘からの電話」 New! でぶじゅぺ理さん

色々考えさせられる New! nik-oさん

愛知県安城市   … New! トンカツ1188さん

コメント新着

でぶじゅぺ理 @ Re:石破辞任(09/09) 明けましておめでとうございます。 本年…
葉月 生 @ Re:ご無沙汰しました(08/15) 神父さま お帰りなさいませ。 1ヵ月に1回…
kopanda06 @ Re:石破辞任(09/09) お久しぶりです。 降雨の中、高見観音の…
吉祥天2260 @ Re:石破辞任(09/09) どの人見てもなんだかねぇ・・・ 国のこと…
わからんtin1951 @ Re:石破辞任(09/09) テレビを観ていると、総裁選のことばかり…

バックナンバー

・2026.08
・2026.07
・2026.06
・2026.05
・2026.04

© Rakuten Group, Inc.
X
Design a Mobile Website
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: