ザビ神父の証言

ザビ神父の証言

2016.03.02
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カテゴリ: 日本史
クロニクル 遠山の金サン登場 

1840(天保11)年3月2日

天保11年は、老中水野忠邦による天保の改革の開始期にあたります。この日水野は、当時勘定奉行の職にあった遠山左衛門尉景元を北町奉行に任命しました。遠山の能力を評価しての抜擢だったと言われています。

「このサクラ吹雪が目に入らぬか」でお馴染みのご存知金サンの登場です。 遠山は遠山の金四郎と庶民に親しまれるさばけた性格の持ち主で、若い頃は遊里に遊び、無頼の徒とも親しく付き合っていたと言われています。しかし、背中のサクラ吹雪の刺青については、真偽は定かでありません。

北町奉行に就任して、1年経った1841年には、遠山の鮮やかな裁き振りは評判を呼び、将軍家慶の目にもとまり、「奉行の艦」と称えられます。

しかし、遠山奉行は、老中水野忠邦の行う天保の改革に対しては、社会の実情に合わないと批判的でした。とりわけ、41年12月に公布された株仲間の解散令は、混乱を生むだけだと強く批判し、その通達の公布を引き伸ばし、謹慎処分を受けます。

こうした老中水野との対立の中、水野に忠実で過酷な取締りを強行しようとする南町奉行、鳥居曜蔵とも対立した遠山は、43年には大目付に転出して、北町奉行生活に別れを告げました。

在任4年。金サン人気は、水野流の窮屈な生活を嫌う江戸の町人達の、遠山流の血の通う裁きに対するノスタルジアによって増幅され、今日に伝えられました。





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最終更新日  2016.03.02 12:28:09
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