1928(昭和3)年8月27日
この日、フランス外相ブリアンと、アメリカ国務長官ケロッグの呼びかけで、パリに集まっていた63ヶ国の代表(その殆どが外相)が、戦争を否定する条約を結ぶことで合意、呼びかけ国の仏・米に加え、英・日・伊など15ヶ国が、この日のうちに調印しました。
88年前の話です。呼びかけ人の名を採って、ケロッグ=ブリアン条約とも言われます。
不戦条約の締結は、前年のジュネーヴ海軍軍縮会議が、何の成果も得られずに解散するしかなかったことを踏まえ、この年4月にフランスのブリアンが、アメリカに対して軍備の削減ではなく、戦争そのものを否定することを提案したことから、始まった動きでした。
提案を受けたアメリカのケロッグが、それならばと他国へも呼びかけ、パリに集まった結果、この日の合意となったのです。
しかし、この条約は、戦争を禁じながらも、精神的な規定に留まり、条約違反国への武力行使や、自衛権の行使は例外として認めるなど、多くの問題を含んでいました。そのため実効性の乏しい条約となり、その後の第二次世界大戦の勃発に際しては、全く歯止めの役割を果たすことが出来なかったのです。
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