無性に会いたくなり、予定外でしたが管理所に足を運びました。



この仔は、いつから放置されてたのでしょうか…

ただただ、逃げないようにとギュウギュウに締められてた首輪。

何年も替えてもらってなかったひび割れた首輪。

触れられ慣れていない体が、 孤独 を物語っていました。



それでも…この仔には飼主しかいませんでした。

この子にとって、飼い主が全てだったと思います。

飼主の事が好きだったと思います。

明日…必ず、必ずお迎えに行くからね。





今日は、黒い仔がずっと甲高い声で鳴いていました。



あなたはこんな声で鳴くんだね…

「ヒュ～ン…」こんな声で甘えたりできるんだね…

この仔は、先月の28日から一ヵ月間も、

管理所で飼い主のお迎えを待っていました。

だけど、もうこれ以上は…ここに居る事ができません。

帰り際、私はこの仔に 「大丈夫よ。もう少し待っててね」…

そう声をかけて別れました。

何が大丈夫なんでしょうか…私は偽善者です。





この子達だけではありません。

管理所には沢山の「いのち」が居るんです。





この仔は、11/16に高鍋西中学校付近で保護されました。

赤い首輪と、青と赤の布製のリードが着いていました。



ベージュが少し混じった白の中型、女の子です。

少しビビリさんですが、人慣れしていますし、

元気も良いです。可愛い顔をしています。





この仔は、11/19に川南町の伊倉にて保護された仔です。

赤い首輪をしている男の子です。



この仔も、人慣れしています。

目がクリクリっとした可愛い顔をした仔です。





11/27高鍋町の中鶴にて保護された仔です。

赤い首輪をした女の子です。



ハッキリと分かりませんが、体も小柄で顔つきも幼く、

まだ子犬だと思います。

人慣れして愛らしい性格の仔だと思いました。







捕獲、保護には、まだまだ 「希望」「未来」 があります。

管理所に来たからといって、終わりではありません。

可能性は絶対にゼロではないと信じています。

だけど…

飼主自らの手で、放棄したいのちには…

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