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2024年05月19日
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2024年05月18日
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2024年05月06日
18年間の歴史に幕を閉じます。取り急ぎご報告まで…理由等の詳細は、後日書きたいと思います。↓新しいブログ↓https://note.com/xxinunekoxx
2024年04月10日
「たんぼ」にとって私は必要な存在だったのか自信がないのです…田んぼの真ん中で立ちすくむ1匹の黒い猫。発見した人は、不思議に思い歩み寄るが人形のように微動だにせず一切逃げようとしない黒い猫…「どうした?」そう声をかけながら黒い猫の体に触れた瞬間、崩れ落ちるように倒れて動かなくなった…と、発見した人が動物愛護センターに連絡を入れた。こうして…動物愛護センターに収容された黒い猫は、センター名「たんぼ」と呼ばれていた。捕獲されて一週間、食事を摂ることもできず点滴だけで命を繋いできたとのこと…瞳孔が開き、目は見えていない。頭が小刻みに揺れ、歩行もままならない…この日、緊急レスキューを決意。かかりつけの動物病院に走ったが…検査結果は、たんぼの生命力に賭ける…それだけしか残されてなかった。本来ならば自由にしてあげたかったけど、たんぼは猫シラミのためビニール袋で囲った狭い空間がたんぼの小さな世界だった。完全駆除まで一ヶ月かかるが、それまでたんぼは生きてるだろうか?生きれるのだろうか…?早くサークルから出してあげたい!サンルームでみんなと一緒にひなたぼっこさせてあげたい!たんぼは、目が見えない…嗅覚も失っていたが、聴覚を一生けんめい集中させ「今」を観察してるようにも思えた。たんぼは、おしゃべりな子だった。話しかければ必ず返事をしてくれる。会話の途中でも、相槌のように小さく声を出してくれる。だけど…たんぼにとっての私はどんな存在なのだろう?毎日毎日、2~3時間毎に口内に液体を流し込んでくる「手」飲み込む力がないため一度に摂れる量は限られていた。高栄養流動食わずか2ml…これを2~3時間置きにシリンジで強制的に流し込む。毎日毎日、体に針を刺してくる「手」1日一回、皮下点滴が必要だった。オムツ装着も、下半身の清拭も点眼や点鼻も、毛布交換もたんぼにとって私の「手」は嫌な感情しかなかったのかもしれない…たんぼから信頼されてるのか?必要とされてるのか?愛おしさが増していく程に心が一方通行のような気がして不安になっていった…「嫌なことばっかりしてごめんね」今思えば、たんぼに謝ってばかりいた。それだけ自信がなかったのだろうな…レスキュー10日目の夜、たんぼの呼吸が荒くなった。そんな状態なのに、声をかけるといつものように返事をしてくれる。どうしてこの子はこんなにも…長い不安な夜を乗り越え朝を迎え、呼吸も穏やかになりようやく眠りにつくたんぼ。3月18日 AM7:30穏やかそうに眠るたんぼを横に私も安心して眠りについたが…AM10:30目が覚めてたんぼの体に触れるとすでに息絶えていた…まるで、私が眠りにつくのを待っていたかのように私を避けるかのようにたんぼは、ひとり静かに逝ってしまった。たったひとりで逝かせてしまった。おそらくこれが、たんぼ本人が選んだ最期なのだろうたんぼが嫌いだった私の「手」…お花ひとつひとつにごめんねの思いを込めながらの最初で最期の贈り物わずか10日間しか一緒に居れなかったけど、自信がないんです…「ぼたん」の心の声に気付いてなかったんじゃないか…って。「看取り」しか残されてない子たちにどこまで手をかけるべきか?どこで見極めるのか?あらためて「たんぼ」から教えられたような気がします。ようやく「ごめんね」から「ありがとう」とお線香を焚けるようになりました。たんぼ…ありがとう!ご支援ご協力…お願い致します▼住信SBIネット銀行支店名:法人第一支店 支店番号:106口座番号:2383858口座名義:シヤ)イノチノハウスホゴヤ〒880-1222宮崎県東諸県郡大字国富町八代北俣2581いのちのはうす保護家090-4484-5165(9:30~22:00 担当フジイ)「いのちのはうす保護家」HPhttps://hogoya.com/ いのちのはうす保護家 山下由美代表 いのちのはうす保護家 山下由美代表「犬猫保護施設・いのちのはうす保護家」YouTubeチャンネル登録よろしくお願いします。
2024年04月02日
〜過去を振り返り〜心穏と一緒に過ごした時間は、わずか二ヶ月でした。あの二ヶ月間、私は必死でした。「同情」という感情は間違ってるのかもしれないけど、威嚇と拒絶が続く心穏を心から不憫に思いました。自由に外を歩いてきた子が15畳の空間に閉じ込められ、苦手な人間がいつも近くに居る生活…心穏にとってのココは、地獄でしかないんだろうな〜って…。どんなに逃げ出したかったか…生まれ育った場所にどんなに帰りたかったか…だから、必死だったのかもしれません。心穏やかに過ごせる日が来ますように…って。そこに自分の感情はありませんでした。自分の感情と向き合う余裕がなかったのかもですね…あるとき…急に胸が締め付けられボロボロと涙が流れ出したとき、やっと自分の感情に気付けました。いいえ、最初から気付いていたからこそ感情に蓋をしていたのかもしれません。感情を閉じ込めてた蓋が容量を達して開いてしまった?そんな感覚でした。愛おしい心穏が心から愛おしい…心穏を看取らなきゃいけないなんて、心穏を失ってしまうなんて、想像するだけで苦しくて悲しかった。2018年…今から5年前、皮膚癌の「うらら」という猫をレスキューした過去があります。https://youtu.be/Y6Io5MUQcj8私が初めて「安楽死」した猫でした。でも、私は、安楽死のタイミングを間違えてしまったんです…「うらら」は、どんなに苦しくても最後まで私と一緒に居ることを望みました。うららは安楽死を望んでいなかったのです…それなのに私は、うららを苦しめたくない‼︎窒息死なんてさせたくない‼︎その一心で、安楽死を急いでしまいました。安楽死がいけないとは思いません。だけど、タイミングはあの時じゃなかった‼︎「うらら」は、あの日じゃなかった‼︎あれから5年…ずっと後悔してきました。記憶と感情が薄まることはありませんでした。うららを思い出すたびに、昨日の出来事のように感じられ、後悔と申し訳なさで涙しました。「うらら」への罪悪感を背負い続け5年が経った頃…愛護センターに収容されてる母子犬のレスキュー要請があり、愛護センターに向かいました。愛護センターに行くたび「猫で大変な子は収容されてない?」職員さんたちに声をかけてます。大けがや大病の猫がいたら優先してレスキューするのが私たちの役割だったから…この日も、同じように声をかけましたが、「今のとこは…大変な猫はいません」という返答だったので、猫舎には寄らずに直帰する流れだったのですが…犬舎に案内されたとき母犬の仮名を聞いた瞬間心臓がバクバク…「ウララ」母犬の名前は「ウララ」でした。「ウララか…私の口からまたこの名前を呼ぶ日が来るなんてね…」安楽死させてしまった「うらら」を思い出しながら、出口に向かって歩いてたとき「あの…やっぱり猫舎にも入りますか?」担当職員さんが声をかけてきました。レスキュー要請する猫はいないのに…?不思議に思いながら、案内されて中に入ると…そこに居たのが心穏だったんです…本来ならば、出会うはずのなかった心穏…お互いの存在を知る事なく終わってたはずなのに…「ごめんなさい…実は、所長と相談してもう死を待つだけの猫だから、山下さんに負担かけないようこの猫の存在は内緒にすると決めてたのになぜか突発的に、会わせたくなって思わず声かけちゃいました…」職員さんのこの言葉を聞いた瞬間、堪えてた涙を抑えきれなくなりました。母犬の名前が「ウララ」だと知り、あの時の「うらら」を想いながら出口へと向かってた私を引き留めたのが「うらら」のような気がしたから…「うらら」との出会いがなけれぱ、心穏の最期のタイミングを私は気付けなかったと思います。あの日、診察台で横たわる心穏を安楽死させてたかもしれない…「うらら」は優しい子だから、罪悪感を背負い続けてる私をなんとかしたかったのかもしれない。自分と同じ苦しみを持つ心穏を助けたかったのかもしれない。「うらら」が、私と心穏を出会わせてくれたのかもしれない…心穏と過ごした二ヶ月間、「うらら」も近くに居てくれたような…そんな気がしてならないんです。こんな非科学的な怪しい話なんて自分でも受け入れたくないけど、全ての「偶然」の出来事があまりにも出来過ぎちゃってて「偶然」で終わらせてたらなんとなくその方が不自然で気持ち悪いから…ご支援ご協力…お願い致します▼宮崎銀行 加納支店 普通口座0104601 動物たちの未来のために代表山下 由美▼郵便貯金 17310-434961 口座名義:イノチノハウスホゴヤ〒880-1222宮崎県東諸県郡大字国富町八代北俣2581いのちのはうす保護家090-4484-5165(9:30~22:00 担当フジイ)「いのちのはうす保護家」HPhttps://hogoya.com/ いのちのはうす保護家 山下由美代表 いのちのはうす保護家 山下由美代表「犬猫保護施設・いのちのはうす保護家」YouTubeチャンネル登録よろしくお願いします。
2023年08月23日
2023/2/14愛護センターに収容されてた皮膚癌(扁平上皮癌)の猫をレスキュー。捕獲日(1/31)の写真を見ると、癌が急速に進行してるのが分かる。TNRしてくれた人と、時々のエサやりさんがいたとのこと。黒毛の多いこの子がまさか皮膚癌になるなんてお世話ボラさん達も驚いただろう。色素が薄い白猫や白毛の多い猫がかかりやすい癌だから…。こんなに辛くキツい状態でありながらも、我が身を守ろうと激しい威嚇と抵抗を続けた。怖いだろうに…不安だろうに…この子は、どんなに頑張っても一ヶ月生きれるのがやっとだろう…命名「心穏」…しおんほんの少しだけでも、この子から不安や恐怖がなくなり、心穏やかな時間を過ごせたら…と、願いを込めて命名した。心穏は、私の声が聞こえただけで低い声で唸りだす。こっちに来るな‼︎必死に警告信号を出していた。心穏には、もう時間がないのに…焦る気持ちを必死に抑えながら、心穏の警告信号をちゃんと守った。自分のペースではなく、心穏のペースに合わせるべきだと心穏の心を尊重した。私を信じてくれますように…心穏が一日でも早く、心穏やかに過ごせる日がきますように…時間の許す限り、心穏の側に居るようにした。スタッフやボランティアさんの協力があってこそ…だった。2023/2/20レスキュー6日目。心穏の心は変化していった。私の声を聞いても、近くに行っても、目が合っても、心穏は怒らなくなった。ご飯も食べれないくらい心を閉ざしてたけど、手から食べてくれるようになった。体にも触らせてくれるようになったが、心穏は決して歓迎はしていない。緊張で体に力が入ってる。無理強いさせるのは止めよう。心穏から「触って」と言えるまで待とう…2023/2/25日中の大半の時間、心穏の側で過ごせてるけど、私の活動の中心は老犬介護。夕方〜翌朝の時間帯は老犬がいる母家メインになり、心穏がいる「療養の家」にはちょこちょこしか顔を出せない。だけど、それが功を成したのか、心穏は、私の帰りを待つようになった。寄っては来ないけど、穏やかな表情と可愛い目で私をジーっと見つめる。甘えた声で「おかえり」って…手を伸ばすと体が退いちゃうから、触るのはもう少し待とう…2023/3/3ご飯の準備してると、誰よりも我先に飛んでくる。可愛い声で催促し、キラキラした目で見上げてくる。ご飯は少量のペースト状しか食べれなかったのに、どんどん食欲が増してきてカリカリも食べれるようになった。おかわりの催促もするようになった。皮膚は日に日に溶けているのに反し心穏は、どんどん元気になっている。なぜだろう…2023/3/8進行が早い癌だから、日に日に顔が溶けてるのが分かる。腐敗臭も日に日に強くなっている。そりょそうだ…皮膚が溶けてるのだから。この頃からかさぶたが剥がれては出血を繰り返すようになった。皮膚癌の唯一の救いは…「痛みがない」こと。2023/3/10嘘やろ? 信じられない‼︎鼻腔が剥き出しになり、空洞で奥まで見えそう。この状態で鼻呼吸してるなんて…痛みがないとは言え、なぜ、こんなに穏やかなんだろう…2023/3/12上部分がベロンと剥がれ、歯茎が剥き出しになった。もう潮時なのかもしれない…かかりつけの獣医さんに連絡。獣医さんの言葉に救われる…2023/3/25「治療すら受けさせないなんてひどい」SNSで叩かれた。医療費をケチってるとか病院を面倒に感じてる保護主…そう見えたのだろう。あぁ…そうか…それだったらどんなに良かっただろう…ふと、そう思えた。私がケチで面倒くさがりでも、心穏に生きる道があるのならば、私の代わりに誰かが動いてくれるはずだから。心穏が生きれるならどんなに良かっただろう…批判した人も、攻撃してきた人も、心穏を想ってるからこそ保護主の私に腹が立つのだろう。そう思ったら嬉しくなってきた‼︎心穏に心を寄せてもらえたことが素直に嬉しいと感じた。心穏を心配してくれてありがとう…心穏の皮膚ガンは、癌の場所、進行具合、治療して完治できる病気ではない。心穏にしてあげれることはもう…緩和療法しかない。心穏の皮膚癌進行の記録を撮り続けてる。心穏の頑張りを、癌と戦い続けた証を遺したいと思った…毎日毎日、顔が溶けようが、目は潰れ、皮膚が崩れ落ちようが、それでも心穏は生きることを諦めない‼︎心穏に大事なのは、生きる長さじゃなく安息の最期を迎える事。私は、そのタイミングを絶対に見誤っちゃいけない。だから、自分の感情に蓋をしてる…はずなのに、涙が出てしまう。苦しい。2023/3/31「なぜ、安楽死してあげないんだ‼︎」SNSで早く楽にしてあげるべきだと意見されることが多くなってきた。心穏は、グッタリしてるわけでも、寝たきりでもなく、鳴いたり怒ったり歩き回ったり、人一倍ご飯を食べたり、他の猫と何ら変わりなく、日常生活を送れている。それは、痛みや苦しみがなく、生きる意思がある意味でもある。だけど、いつかは最期がくる…「扁平上皮癌」が呼吸孔を塞ぎはじめたり、脳に達してしまったときに、痛みや苦しみが心穏に襲いかかる。でも、まだその時期(安楽死)じゃない‼︎「見るのが辛いから載せないで」「心穏が死んでから載せて下さい」SNSでお願いされた事もあった。心穏が頑張って生きてる姿を…心穏の存在を知って欲しい‼︎心穏に心を寄せて想って欲しい‼︎私の身勝手な思いだけど、心穏の投稿を止める気になれなかった。逆に、私からお願いした。心穏が見れないよう私を友達から外したり、私をブロックして下さいと…。心穏の存在で誰かが傷付くのは嫌だから。心穏を拒絶する心は、心穏の周りから排除したかったから。心穏に残された時間は、残りわずか。心穏は、人目を避け、逃げ回りながら外で生きてきたとの事…せめて最期くらいは多くの人から想われて逝く命であって欲しい…2023/4/1左目が潰れてきた…こんな状態でも、ご飯の準備してると甘えた声で鳴いて催促する…痛みがないからだろうな…それだけが救い。心穏は「ひなたぼっこ」が大好き。日光が降り注ぐサンルーフは、心穏のお気に入りの場所だったが…私は複雑な気持ちだった。この日光が…紫外線が、心穏の細胞を壊したのだと思うと…なんか悔しかった。2023/4/14心穏と出会って二ヶ月目の今日、一番抵抗してた頭を撫でさせてくれるようになった。ようやく心穏は、名前の通り毎日を心穏やかに過ごせるようになれた。なれたのに…2023/4/18食欲が落ちはじめた。1日の大半を眠って過ごしてるけど、自分の足で水を飲みに行ったり、寝る場所を変えたいときは自分の足で歩いて移動していた。音と光に悪い反応が見られるようになった。心穏に負担がかからないよう無音で灯りを落としたり、五感を刺激しない空間を守った。2023/4/19心穏をレスキューして2ヶ月が過ぎた。心穏が生きてる今を知って欲しくて、伝えておきたくて心穏をSNSに投稿してきたけど4/19…最後の投稿。もう、立ち上がる力すらなかった…実は…SNSに投稿する直前まで獣医さんと連絡を取り合っていた。心穏の今の状態を伝え、動画を観てもらった結果、「もう楽にしてあげましょう」…と。4/19 18:00に予約を入れた。安楽死の…心穏は、ずっとお外で生きてきた子。自由と引き換えに、悲しいこと、辛いこと、苦しいこと、たくさんあったと思う。でも、楽しい時間もあったはず‼︎木々の匂い、優しい風、暖かな光、最期にもう一度だけ思い出して欲しい‼︎体に感じて欲しい‼︎今の心穏には、もう何も分からんかもだけど衰弱してる心穏を外に連れ出した。心穏が…顔を上げた‼︎不安な感情は、心穏から伝わってこない。意識がもうろうとしてても心穏には分かってるんだ‼︎土の感触、草の柔らかさ…心穏が生きてきた記憶を体で感じれてるだろうか…18:00 病院到着。安楽死処置の準備を待ってる間、診察台に横たわる心穏に私は違和感を感じた。なぜか胸がザワザワしてきた。今の心穏は、痛みや苦しみを感じてないから…獣医さんと話し合った結果、昏睡状態からの自然死の流れが心穏にとって良い最期なのでは…?これが、獣医さんと私が出した答えだった。急遽、安楽死中止‼︎心穏を連れて帰ってきた。多分心穏は、朝を迎える事なくこのまま眠るような最期を迎えるだろう…2023/4/19 21:40心穏 永眠声をあげる事なく、呼吸が乱れる事なく、嘔吐する事なく、静かで眠るような穏やかな最期だった…安楽死を中止して良かった…心穏が決めた最期を迎えられて良かった…心穏は、今ようやく気付けたと思う。自分がたくさんのボランティアさん達に愛されてたことを…心穏は、私以外の人間への警戒心を最後まで抱えていた。ボランティアさん達が心穏をどれほど心配してたか、どれほど心穏を愛おしく想ってたか、私には痛いほど分かっていたけど、心穏が弱ってきてからは、心穏との面会謝絶を申し出た。何も言わず、自分の感情を押し殺して面会謝絶を受け入れてくれたみんな…全員が心穏の心を尊重したいとそう思ってくれたのに…心穏は何も気付いてないのがすごくもどかしかったけど、旅立ってからやっと、みんなの想いに気付いただろうな…「お別れ言わないまま旅立ってごめんね」心穏が伝えたかった言葉だろうな…心穏…あんたはみんなから愛されてた子なんだよ‼︎ご支援ご協力…お願い致します▼宮崎銀行 加納支店 普通口座0104601 動物たちの未来のために代表山下 由美▼郵便貯金 17310-434961 口座名義:イノチノハウスホゴヤ〒880-1222宮崎県東諸県郡大字国富町八代北俣2581いのちのはうす保護家090-4484-5165(9:30~22:00 担当フジイ)「いのちのはうす保護家」HPhttps://hogoya.com/ いのちのはうす保護家 山下由美代表 いのちのはうす保護家 山下由美代表「犬猫保護施設・いのちのはうす保護家」YouTubeチャンネル登録よろしくお願いします。
2023年08月20日
保護猫カフェ「HOGOYA」はこのまま閉店とさせて頂きます。先日の記事で告知したようにhttps://plaza.rakuten.co.jp/xinunekox/diary/202308010000/エイズで片目がない…それだけのことでキナコを譲渡できなかった経験が「いのちのはうす保護家らしさって何?」をあらためて考え直すきっかけとなりました。「保護猫カフェ」を辞めよう‼︎「保護猫カフェ」という名称を捨てて、「オープンシエルター」に変更しよう‼︎…と。「保護猫カフェ」から「オープンシェルター」へ名称を変更することで、来てくれる皆さんが「お客様」ではない「対等な仲間」と認識させて頂きます。たかが名称、されど名称ですが、「お客様ではなく仲間としてお出迎え」この気持ちの切り替えが出来ることで、カフェの受付部分も「猫を保護する場所」へとなんの躊躇もなく、遠慮もなく、変更する決意ができました。「いのちのはうす保護家」らしさって、おもてなしではなく、「陽」だけではないありのままの活動をオープンにしていかなきゃ…そう思えたのです。↓〜↓変更内容です↓〜↓「保護猫カフェ」→「オープンシェルター」「お客様」→「猫ふれあいボランティア」と、名称が変わります。〜オープンシェルター開放日時〜8月11日(金) 12:00① (旧)スタッフ常駐→(新)無人 これまでスタッフが受付に常駐してましたが、 隣にある施設の日常業務に専念するため、 オープンシェルターは無人になります。 「呼び出しベル」が数ヶ所に設置してあり、 何かあれば、ベルを押して頂く流れです。② 未就学児、小学生のご利用可能時間は、 12時〜13時に変更 お子様連れの方も、そうじゃない方も、 お互いが気持ち良く過ごせたらと…m(_ _)m③ (旧)一時間千円のご寄付→(新)時間無制限千円のご寄付 12時〜16時までフリーで滞在可能です。 (子供さんが得意じゃない方は、13時〜お越しください)④ (旧)一時間貸切→(新)人数制限廃止 他の方と一緒になることもあります。 お互いに譲り合いながら三部屋をご利用ください。⑤ (旧)雑貨陳列販売→ (新)猫の保護隔離部屋 受付にて雑貨等の販売をしておりましたが、 わけありの猫たちを、一時的にケージ保護する場所であったり、バックヤードで待機中の体にハンデのある猫たちが新しい飼い主さんを探す場所でもあります。⑥ (旧)電話予約のみ→(新)InstagramからのDM予約等追加 電話、ショートメール、InstagramからのDMにて、 ご予約可能となりました。 こちらから返信があったら「ご予約完了」となります。 返信がない場合、受信不可の設定にされてないか等、 ご確認をお願いします。 ご予約の〆切時間は、前日の21時までとさせて頂きますが、 当日どうしても…の際は、お電話にてご相談ください。⑦ (旧)ガイド無し→(新)ガイド有り カフェ(オープンシェルター)の猫たちの保護経緯等、 一匹一匹が抱えてきた背景を説明させて頂きます。 ガイド担当が不在の場合もありますので、 ご予約の際「要ガイド」とお伝えください。 ガイドは別途、500円のご寄付(1組様)をお願いしています。 (ガイド所要時間は約30分)⑧ (旧)ドリンク一本無料→(新)ドリンク有料 ドリンク一本100円の無人販売となります。 冷蔵庫上に設置してる募金箱に100円入れてください。 本数の制限はありません。⑨ (旧)おやつ手渡し100円→(新)おやつセルフ100円 当日食べさせて良い数のみ、 各部屋分で設置しております。 おやつ代は、おやつ専用募金箱に入れてください。⑩ 丸々一棟貸切プラン(フリードリンク付) 誰にも気兼ねなく 猫たちとゆっくり過ごせる特別プランです。 完全ご予約制です。ご利用3日前までのご予約。 平日12時〜16時 →10,000円 土日祝12時〜16時→18,000円 1組様のご寄付額です。(1〜10名様まで)〜ご利用例〜・猫と一緒に仲間うちで写真撮影会・猫と一緒に仲間うちで勉強会や趣味講座(宗教やマルチ商法はNG)・猫と一緒にお昼寝 (寝具はありません。持込み可。新品かクリーニング済みが確認できる物限定) ※カフェ(オープンシェルター)に入られる際は、これまで通り、スタッフが案内させて頂きます。靴下を履かれてない場合は、入られる際100円にてご購入お願い致します。※「保護猫カフェ」から「オープンシェルター」になることで各部屋のインテリアへのこだわりも廃止になります。おしゃれじゃなくなりますが、猫たちに何ら変わりありません。受付け兼物品販売だった場所は、シェルターのお部屋になり、日中バックヤード等で待機中の猫たちが、新しい飼い主さん探しに出勤します。歩行に少々困難ある猫達限定です。予定メンバーは…「ポムポム」水頭症。「ハニー」脳の伝達神経欠損。要圧迫排尿。「よこづな」下半身麻痺要圧迫排尿。※エイズ陽性なので通勤検討中です。左「ハコちゃん」下半身麻痺。要圧迫排尿。右「ネバー」頸椎損傷。右後脚欠損。YouTubeで話題になった「ネバー」です。奇跡的に新しい骨が歪ながら再生され、首の筋肉で頸椎をカバーしてます。現在あくまで「予定」なので、通勤メンバーが正式に決まり次第この子達の年齢性別、性格や経緯等の詳細を発表します。
2023年08月04日
「美猫」という言葉しか出てこない‼︎そんな美人さんと出会ったのは愛護センターのバックヤードだった。茶トラでは珍しい女の子。(8:2の割合でオスが多い)気品あるふわふわ長毛種で、生後三ヶ月の子猫。性格も良くて完璧な美人さん。私があえて手を出さずとも、愛護センター内で譲渡希望者が殺到する容姿も年齢も性格も全てが完璧で、幸せが保証された美人さん‼︎ただ…左眼球があってエイズ陽性でなければの話。当時(2017)の愛護センターは、心身のハンデやエイズ陽性の一般譲渡は困難と判断されていたため、急遽レスキューすることになった。命名「キナコ」キナコは、物怖じしないやんちゃな女の子だった。私の相棒犬カムカムをお父さんのように慕い、八千代さんの子犬と共に社会性を学んでいった。2018年1月28日保護猫カフェ「HOGOYA」オープン‼︎キナコも、エイズ陽性組「ラムネルーム」でカフェデビューを果たした。どんどんご縁がつながり、卒業していく仲間たち。キナコは、誰よりも人懐っこくて甘えん坊なのに、なんでご縁がないのだろう?譲渡につながらないのがあまりに不思議すぎて、「キナコは誰か待ってるのだろうか?」何か意味があるのではないかと色んな視点で考えたりもした。キナコは、新入り猫に対しても、いつも優しく迎え入れてくれる。キナコの唸り声や、威嚇声や姿を私たち誰ひとり、一度も見たことがない位人間にも猫にも優しい子だった。2020年、保護猫カフェは、コロナ感染症対策のため入店制限をかけた。来店者さんがピタリと止まった。猫たちは当然、理由なんて分からない。ただただ、窓の外を眺めては淋しそうにしてた…どんなに蔓延防止策を取っていたとしても、「カフェの猫たちに会いに来て下さい」言える状況じゃなかった。世論が許さないだろうと…だけど、批判覚悟で記事を書いた。「保護猫カフェの今を書かなきゃ!」何を言われても構わない‼︎…と、記事を書くきっかけになったのが「キナコ」だった。コロナの影響で来店者さんがいなくなったことでキナコの心は壊れていった。人間が大好きすぎるキナコにとって、人間に甘える…という行為が生きるための原動力だったのだとこのとき初めて気付かされた。窓際でたたずむ事が多くなったキナコ…ずっと外を眺めていた。誰かが来てくれるのをずっと待っているかのように…とうとうキナコは…ストレスからの免疫力低下で口内が真っ赤にただれはじめた。サプリや薬…どんなに手を尽くしても悪化していくばかり…最後の手段、「全臼歯抜歯」にふみきった。誰かが来てくれるのを、窓の外を眺めながらずっと待ち続けたキナコのためにも…と、「保護猫カフェに来てください」批判覚悟で記事を書いたものの、結果、私の力不足で終わってしまった。抜歯したキナコは、ようやく口内の痛みから解放されたが…昨年11月14日「アミロイド症」異常化したタンパク質が腎臓と肝臓に沈着して機能障害を引き起こす完治することのない病気。症状を軽減する対処療法しか残されていない…「余命6ヶ月」キナコは、猫カフェを引退した。卒業ではなく引退…悔しかった。自分の不甲斐なさに腹が立った。キナコは…終の住処になるであろう「療養の家」に引っ越してきた。「療養の家」とは…余命短い猫達に、せめて最期位は「家庭猫」と同じような穏やかな時を過ごさせてあげたい…自己満かもしれないけど、そんな思いのある「家」キナコはこれから徐々に弱っていき、最期を迎える…そう思っていたけど、「家庭猫」の生活がお気に召したのか、徐々に元気になっていくキナコ。余命3ヶ月…残された時間は、この時すでに3ヶ月を切っていたが、保護猫カフェ「ラムネルーム」にキナコを戻した。キナコが住みなれた「ラムネルーム」仲良しだった仲間たちと最後にもう一度だけ会わせてあげたかった。キナコが元気な今のうちに…いや、今しかない‼︎どうか、今の元気が一日でも長く続きますように…その願いも虚しく、キナコの体調は直ぐに悪化した。仲間たちとの時間はあっという間に終わりを告げた。もう二度と帰ってこれない住みなれた「ラムネルーム」、大好きな仲間たちとの時間は終わりを告げた。療養の家に戻ってきたキナコだが…不思議なことに…療養の家に戻ってきたキナコは、直ぐに体調が安定した。療養の家に戻ってからのキナコは、今まで以上に甘えるようになり、常に私の体の一部に触れてないと不安がるようになった。住みなれた我が家以上に、猫仲間以上に、人間が大好きなんだろうな…キナコが一番必要としてるのは、人間との時間なんだろうな…キナコが求める強い人間愛があまりにも強すぎて、私一人では太刀打ちできず、ボランティアさんや私の家族にも協力を要請する程だった。キナコには無理だと言われてた夏を迎えた。余命半年の半年を乗り越え、8ヶ月目に突入できた‼︎もしかして…奇跡が起きるんじゃない?そう喜んでた矢先…キナコは急激に弱っていき、本当のターミナル期に入った。そんな状態の中で私は、二泊三日の出張に向かう。ターミナル期のキナコを置いて…だけど、自信があった。キナコは必ず私の帰りを待つだろうと…。私が出張で不在の夜は、ボランティアさんが療養の家に泊まり込んでくれた。キナコに寄り添い続けてくれた。人間が大好きなキナコにとってどれほど至福の夜だったろう…出張から帰宅する直後、キナコの容態と写真をスタッフがLINEしてくれた。まだこの体勢ができるし、歩いての移動もできてるってことは、あと数日は生きれる‼︎そう思いながら帰宅早々部屋に入ると…キナコは、私の姿を確認すると同時に、歩くことも、座る力さえも一瞬にして失った。本当に待ってたんだ…私が帰るまで待ってくれたんだ‼︎自信が確信になると同時に、キナコと約束を交わした。「いつでも良いよ。どこでも良いよ。あんたが望む場所とタイミングで逝って良いんだからね。母ちゃんはずっとここに居るからね」…って。水を飲もうとするが、体が水分を拒否していた。体が脳に指令を出していたのだろう…人も犬も猫も、苦しまずに最期を迎えるために体が準備を始める。体内に水分が残ってると苦しみながらの最期だから…体が「死」に向かっていると、私たちがイメージする喉の渇きへの飢えや苦痛は感じなくなる。「枯れて死ぬ」とは…緩やかに意識が遠のいていき本当の意味での「眠るような最期」を迎えられる。AM4:00キナコは昏睡状態に入った。あと数時間でキナコの時間が止まってしまう…キナコの体に寄り添いながら一緒に最後の夜を過ごした。7月14日AM 8:45キナコは昨夜と同じ体制のまま、昨夜と同じ穏やかな表情のまま、穏やかな最期を迎えた。あまりに静かすぎて、ただ眠ってるだけのように感じた。そのうちむくっと起きてきて膝に乗ってくるんじゃないか?いつものように…だけど…花に囲まれたキナコを見て、「やっぱあんた死んだんやね」ふと発した自分の言葉に驚いた。今、ようやくキナコの死が実感できたんだな…と。キナコという猫は、「保護猫カフェ」でファンも多い人気者だった。たくさんの人に愛され、想われ可愛がられたキナコは、幸せな猫だったと思う。だけど…私の力量が足りず、キナコが本当に欲しかった「家族」「お家」…キナコの一番の幸せを、叶えてあげられなかった。「家庭猫」じゃなく、「保護猫」という肩書きのまま逝かせてしまった…。人も犬も人間も大好きで誰とでも仲良くしてくれるこんなに性格の良いキナコ。エイズで片目がない…たったそれだけで5年間も譲渡できなかった私は、おかしすぎる‼︎ありえない‼︎「いのちのはうす保護家」らしさとは?「保護猫カフェ」の在り方とは?最後の最期にキナコが私に教えてくれた。「保護猫カフェ」を辞めよう…「保護猫カフェ」という名称を手放すことを決めた。私達らしいやり方…「陰」をあえて隠さないありのままのやり方で新しく生まれ変わろう‼︎キナコ葬儀の日にみんなに告げた。キナコの前で宣言した。キナコの前で誓った。「保護猫カフェ」閉店詳細は、後日ブログにて書きます。「保護猫カフェ」とは違う形にはなりますが、保護猫カフェの時と同様猫たちに会いに来て頂けたら…と思ってます。タマ、キャシャ、ビク、キナコがみんなのところに行きました。母ちゃんまたやらかしました。あんたたちの時と同じだよ…キナコも家族を見つけてやれんかった。ごめんなさいやけど、キナコのことをよろしくお願いします。
2023年08月01日
先月SNSで発信したものの…我ながら珍しく「怒り」の感情を抑えきれずにいた。平常心に戻れないうちは多頭飼育崩壊の発信を止めるべきだと自分にストップをかけた。「怒り」の感情が強すぎて、書いても書いても「怒り」の言葉しか綴れず、本当に伝えるべき文章が書けなくなっていた。時間の経過と共に、ようやく書ける日が来たけど…それでもお見苦しい文章が出てたら申し訳ございません。↓ ↓ ↓3月26日多頭崩壊現場へ足を踏み入れた。はじまりは5年前…猫好きの若い夫婦がペット禁止のアパートで雄一匹、雌二匹の子猫を飼いはじめたことで地獄が始まった。避妊去勢してない猫たちは、どんどん子猫を産んでいく。そして、産まれた子猫たちも兄妹や親子の近親交配で猫たちは増えていき・・・50匹になった時点で愛護センターに引取り依頼。50匹の命を奪う事なく、なんとか未来に繋げていけたら…と、愛護センターと愛護団体さんとタッグを組み、50匹を守る方向で動きだした。多頭崩壊の一室となったのは、外観も綺麗な2LDKマンション。夫婦2人で対応するからと約束したのに男は不在…逃げたのだろう。女は困り果てた演技をしてたが、心の中でヘラヘラしてるのが伝わった。「大丈夫よ。この人達が助けてくれるから」猫を抱っこしながら女は言った。その言葉を聞いた瞬間、私の何かが壊れてしまった。だけど、怒ってはいけない‼︎怒りの感情をぶつけるのは自己満足でしかない‼︎この女には何も伝わらないし、この子達を外に放たれたら最後だ‼︎だから…ニコニコしながら女を小馬鹿にする発言を繰り返した。感情が言葉になった。何を言ったかは伏せさせて下さい。みっともないから…。このとき、私には大事にしてたものがあった。「死」しか残されてない心穏との時間を大切にしてた。看取り期に入った老犬ラーちゃん。残り少ないであろう時間を大切にしていた。なんでいつも無責任な人間達は、平気な顔して私に助けてと言えるんだろ?なんで私から時間と心を平気で奪っていくんやろ?多頭崩壊の猫たち全員愛護センターに移動してきた。50匹の避妊去勢手術、ウィルス検査、ワクチン接種…愛護センターの獣医師さん達はどんなに大変だったろう…そして、これらの費用は全て宮崎市民の方々が納めた大切な「税金」。どれだけの人間に迷惑かけたかもあの夫婦には分からないのだろう。私達「いのちのはうす保護家」は、心身に障害のある子を優先してレスキューする施設。多頭崩壊の子達を保護するキャパがない事を愛護センターに伝え、愛護センターの譲渡室に空きがでるまでの一時預かり…という形での受け入れを決めた。預かりと並行しながら譲渡活動もする予定だったが…愛護センターでウィルス検査が始まると「エイズ」5匹。「白血病」2匹。エイズの子は、普通の子に比べると譲渡される確率は非常に低い。預かれる人も限られると思いエイズ5匹を預かることに決めた。白血病は感染力が強いため愛護センターは「預かり」を拒否。口には出さないが、「譲渡」か「殺処分」この二択しかないのだろう…白血病の子は「預かり」ではなく、「レスキュー」という形で受入れた。(白血病の子達のご報告は後日…)エイズ陽性5匹の預かりを受け入れたものの…いのちのはうす保護家には、5匹を保護できる部屋はない。苦渋の決断をするしかなかった。それは…保護猫カフェ「hogoya」営業停止いのちのはうす保護家の敷地内にある保護猫カフェ「hogoya」…受付をつぶしての保護。5匹を助けるには、これしか方法がなかった。保護猫カフェのご入店料が、医療費の一部にもなってたのに…私たち「いのちのはうす保護家」は、唯一の自走式収入源を失った。最悪な流れだ…勝手に決意した私が悪いんだけど、そんなバカな自分に腹が立つ。だけど、一番の犠牲者はこの子達‼︎約一ヶ月間、この狭いケージの中から出れなかったのだから…保護できる部屋がない…という私の勝手な都合で。この子達の尊厳を無視した保護環境…こんなの「保護」と言えない‼︎みんなで試行錯誤しながらこの子達に何が出来るのか?考え続けた結果…3畳の部屋を無理矢理空けた。陽が入らないようなボロボロの決して良い環境ではないけど…ようやく自由になれた‼︎この子達は、愛護センターから一時的に預かってる子でしかない。ここで新しい飼い主さんが決まれば、この子達は愛護センターに戻らなくて良い…なんとしてでも譲渡に繋げたいけど、エイズ陽性というだけで譲渡への道はとても険しい。こんなに人間を好きでいてくれる…飼い主から酷い扱いを受けながらも、飼い主から裏切られても、まだ好きでいてくれてる。うちではこの子達を幸せにしてあげれない。結局は「その他大勢の一匹」そんな生き方しかさせてあげれない。この子達と接する時間も限られる。この子達はそれを知ってるから部屋を出た瞬間、淋しそうな目でプラバン越しに訴えかける。「もう帰っちゃうの?」…って。胸が締め付けられ苦しいけど、この子達はもっともっと淋しさで苦しんでる。この子達が向ける淋しい目は、私たちの心を奮い立たせてくれた。この子達の良さを引き出し、譲渡活動に力を入れなきゃと思う。強く…強く、そう思えた。
2023年05月08日
2021年6月カラスに襲われ両手麻痺になった子猫が愛護センターに収容された。カラスのくちばしが深く突き刺さり、「頸椎損傷」になったとの事…前両手が完全に麻痺しているためトイレも垂れ流している状態との事。もしかしたら…リハビリで完治する可能性もある!完治しなかったら…?麻痺した状態でもこの子が楽しく生きれる方法を見つければ良いだけのこと!「かわいそう」という感情よりも私が、この子を連れて帰りたい!この子の未来を切り開きたい!…という感情の方が強かった。命名「ペーター」ペーターは、自分の意思でリハビリを頑張った。そして…30日後には、麻痺も完治して四本足で歩けるまでに回復した。麻痺が完治したペーター。譲渡に向けて動き出そうとしたちょうどその頃、ペーターの異変に気付いた。「ゴロゴロ」と喉を鳴らす音が「クルクル」鳩のような鳴き声になり、次第に「クルクル」と喉を鳴らした後嗚咽するようになっていた。大学病院での検査結果、「先天性咽頭麻痺」一生涯、ステロイドと抗生剤を飲み続けなければいけない。おそらく…長く生きることはできないだろう。そして…先天性の止血異常(血液凝固異常)…。出血したときに、血が止まらなくなる病気。ペーターの「譲渡」への道は完全に閉ざされてしまった…ペーターは生涯、この療養の家でその他大勢の1匹のまま終わるのだろうか…私は、ずっとずーっと、ペーターとの触れ合いを拒否してきた。だって…ペーターは、嬉しいときや心地良いとき「クルクル」と喉を鳴らして喜んでくれるが、喉が鳴る=呼吸困難=激しい嗚咽ペーターを喜ばせることは、ペーターを苦しめることになるから…ペーターがどんなに愛おしくても…いいえ、愛おしいからこそ愛でることから逃げてきた。愛おしい…という感情に蓋をすることが、ペーターを苦しめない最大の愛情表現だなんて…だけど…私がどんなに無視しても、ペーターは分かっていた。私から愛されてることを…だから、いつも私の目を見続け、目が合うだけで「クルクル」と苦しそうに喉を鳴らす。いっそのこと、私を嫌ってくれたら良いのに…そう思っていた。だって、嬉しくて喉を鳴らすことがなくなるから…~2023年1月15日~ペーターの容態が急変し、病院に緊急搬送したが…余命一ヶ月ペーターに残された時間はあまりにも短すぎた。なんで?なんでペーターが…?ペーターは、成長する毎に先天性咽頭麻痺で苦しんできた。もし、もしも、譲渡への道を諦めなかったら…?ペーターの病気を理解し、ペーターと一生涯向き合えるそんな飼い主さんを私が見つけていたら…?その他大勢の1匹ではなく、ペーターだけを愛してくれるそんな飼い主さんを私が見つけていたら…?ペーターにかかる喉のストレスを補えるほどの愛情を注げるくらいの力が私にあればペーターの免疫力が下がることなくまだ生きれたかもしれない…もしもあの時…そればかりを悔やんでもペーターの時間は戻ってこない。ペーターに残された短い時間を悔いのない時にしてあげなきゃ…1月22日トイレの段差を越えられなくなった。なのに…這ってでもトイレに向かうペーターペーター…もう良いんだよ?どこでおしっこしても良いんだよ?1月25日体を支える力が弱くなった。それなのに…皆と同じように皆と同じ場所でご飯を食べることを望むペーター。必死で体を支えながら自力で食事を摂ることを望んだ。ペーター…あんたは本当に強い子だよ!ペーターにたくさんの愛を注いであげて欲しい…と、ボランティアさん全員に声をかけた。皆が毎日のようにペーターに会いに来てくれた。1月26日体を支える力が完全に失われたが、ペーターは嬉しそうだった。毎日毎日、みんながペーターに会いに来てくれたから…どうか、どうか!残された時間全てペーターが幸せでありますように…1月29日ペーターは寝たきりになった。夜中~明け方まで何度も何度も眼振と激しい発作が続いた。夜明けと同時にペーターは昏睡状態に入った。ペーターの意識はもう無い。私の知っているペーターはもうどこにも居ない。でも、悲しいと思わなかった。安堵感しかなかった。だって、昏睡状態=苦しみからの解放…ペーターはもう苦しくないから。これ以上ペーターは苦しまないから。2月1日 AM3:00ペーターの呼吸が静かに止まり、ゆっくりゆっくり心音が止まった。良かった…穏やかな最期を迎えられて本当に良かった。ペーターの時間は1年8ヶ月で止まった。もっと、もっと、生きて欲しかった。あんなにリハビリ頑張った子なのにね…病気を抱えながらずっと頑張って生きてきた子なのにね…ただただ、悔しい。なんでペーターが死ななきゃいけなかったのか…って。ご支援ご協力をどうかよろしくお願い致します▼宮崎銀行 加納支店 普通口座0104601 動物たちの未来のために代表山下 由美▼郵便貯金 17310-434961 口座名義:イノチノハウスホゴヤ▼〒880-1222宮崎県東諸県郡大字国富町八代北俣2581いのちのはうす保護家090-4484-5165(9:30~22:00 担当フジイ)▼「いのちのはうす保護家」HPhttps://hogoya.com/▼「ハンデのある猫達の保護猫カフェ HOGOYA」HPhttp://hogoya.nyanta.jp/▼「いのちのはうす保護家」公式ブログhttp://hogoya.miyachan.cc/▼「いのちのはうす保護家」Facebookhttps://www.facebook.com/hogoya/▼保護猫カフェ「HOGOYA」Facebookhttps://www.facebook.com/xxhogoyaxx/▼山下由美代表Facebookhttps://www.facebook.com/yumi.yamashita.7564▼犬猫介護アドバイザー &犬猫看取りコミュニケーターInstagramhttps://www.instagram.com/xxhogoyaxx/▼保護猫カフェ「HOGOYA」Instagramhttps://www.instagram.com/nekocafehogoya/「犬猫保護施設・いのちのはうす保護家」YouTubeチャンネル登録よろしくお願いしますお問合せ先は、HP内の「お問合せフォーム」からお願いします。
2023年03月08日
『大ケガ子猫120日の記録』https://plaza.rakuten.co.jp/xinunekox/diary/202211210000/11月21日記事の続編です。麻痺が残ったネバーの左脚。前半のブログにも書いた通り成長期が終わったら切断した方が良いだろうと覚悟はしていましたが…もう限界かもしれない…。数分でも…いいえ、数秒でもテーピングしてないと足の指を嚙みちぎるのです。爪はむき出し状態になり、足の指はありませんでした。24時間ずっとテーピングで固定してる状態が続きました。獣医師さんと相談し、成長期で不安もあったけど、早急に脚を切断する事となりました。ネバーは、メンタルがとても弱い子…病院に行っただけで下痢をしてしまう位繊細な子…そんなネバーが、断脚手術に耐えられるのだろうか?そんな心配は必要は全くの無駄でした。いつも通りの天真爛漫なネバー!あんな大きな手術後なのに…ネバーは、三本足になって帰ってきました。小さな体で頑張ってくれました!傷口はとても痛々しく…首の骨折と三本足という事で譲渡への道は、さらに厳しくなったのかもしれない…だけど、こんなに天真爛漫で面白くて甘えん坊で可愛い子、いつか絶対に良縁があると譲渡を諦めていません!ネバーは奇跡の子ですから!だって…7月に撮ったレントゲン写真でポッキリ折れてた首の骨ですが…12月撮ったレントゲン写真では、まるで、折れた骨を守るかのように新しい骨が生まれていたんです!医学的に骨が再生する話はぼんやりと知ってはいたけど、こんなにもしっかりした形で新しい骨が誕生するなんて!この5ヶ月間、常に恐怖と隣り合せでした。何かの拍子に、首の骨がポッキリ折れて即死してしまうのでは?…と。ネバーが爆睡してると死んでるんじゃないか?!と生存確認が習慣になってたくらい…でも、もう、そんなリスクはないんです!だけど、普通の子よりも首の骨は強くないので、今後も「いのちのはうす保護家」隣棟の「療養の家」がネバーの住処です。切断した脚の傷口も良くなりつつあります。あんなに悩ませられてきたネバーの左脚に、不思議な感情が芽生えてました。「愛おしい」に近い感情だと思います。ネバーはネバー!それはそうなんだけど…麻痺が残った左脚に、神経を戻したい!という一心でリハビリを続けてきました。結果的に左脚の神経は戻ることができなかったけど、最後の最後まで、一番たくさん触れてきた箇所でしたからね…左脚にも情が湧いた…なんて可笑しな話ですが、愛おしいネバーの体の一部だったことに変わりはありません。いよいよネバーから切り離される手術直前の左脚の写真…生々しいのでボカシ入れましたが、切り離されたネバーの左脚の写真…「左脚君!今までありがとう!」さすがに左脚は連れて帰れなかったので、この写真をお清めして埋葬しましたが…正直そんな自分にドン引きしています。こんなこと書いて良いものか迷いましたが、もし、私と同じような経験された方がいたら自分だけじゃないんだな~って安心されないかな?…と。もし…ネバーを「家族に迎え入れたい」「直接会って検討したい」譲渡を少しでも迷ってる方は、会までお問い合わせください。ぜひ、面談に来ていただきたいです!近日中に、YouTubeにてネバーの動画を配信予定です。動くネバーを見て感じるものがあれば、ネバーを家族の一員としてご検討をお願いします。※遠方の方や、60歳以上の方は、事前にご相談ください。ご支援ご協力をどうかよろしくお願い致します▼宮崎銀行 加納支店 普通口座0104601 動物たちの未来のために代表山下 由美▼郵便貯金 17310-434961 口座名義:イノチノハウスホゴヤ▼〒880-1222宮崎県東諸県郡大字国富町八代北俣2581いのちのはうす保護家090-4484-5165(9:30~22:00 担当フジイ)▼「いのちのはうす保護家」HPhttps://hogoya.com/▼「ハンデのある猫達の保護猫カフェ HOGOYA」HPhttp://hogoya.nyanta.jp/▼「いのちのはうす保護家」公式ブログhttp://hogoya.miyachan.cc/▼「いのちのはうす保護家」Facebookhttps://www.facebook.com/hogoya/▼保護猫カフェ「HOGOYA」Facebookhttps://www.facebook.com/xxhogoyaxx/▼山下由美代表Facebookhttps://www.facebook.com/yumi.yamashita.7564▼犬猫介護アドバイザー &犬猫看取りコミュニケーターInstagramhttps://www.instagram.com/xxhogoyaxx/▼保護猫カフェ「HOGOYA」Instagramhttps://www.instagram.com/nekocafehogoya/「犬猫保護施設・いのちのはうす保護家」YouTubeチャンネル登録よろしくお願いしますお問合せ先は、HP内の「お問合せフォーム」からお願いします。
2023年01月17日
先日の記事「コノミ」と一緒にレスキューした「よこづな」愛護センターでよこづなと出会ったのは、11月下旬だった。愛護センターに収容されたとき体重が6~8キロと大型だったので「よこづな」と命名されたそう。名前の通り、体が大きくて猫舎のケージでは手狭だったため裏口にある検疫室にひとりぼっちで置かれていた。おそらく交通事故で下半身麻痺になったのだろう…尿道カテーテルでつながれていた。12月28日、尿道カテーテルから解放されたよこづなは、猫舎に移動していたが…下半身不随のままで圧迫排尿が必要だったが…尿の状態(色、臭い)は、非常に悪かった。このままでは毒素が体内に蓄積し、臓器障害が起きてしまう!どんどん圧迫しておしっこを出してあげなきゃ…よこづなのレスキューに踏み切った。よこづなは、体重が重かった事。敷物に制限がかけられた事。(おしっこが漏れるからだろうか?)麻痺した左足が変形して固まった事。この、三つの悪条件が重なったことで、お尻に大きな床ずれが出来ていた。あまりにも酷い床ずれのため、ボカシをかけなきゃいけない程に…床ずれの場所が悪いため、縫っても皮膚が裂けてしまう…今までの床ずれの治療法もよこづなには通用しない…ただひとつだけ…下半身麻痺だから、よこづな自身、痛みを感じてないという事だけがせめてもの救いだった。よこづなにエイズ陽性反応が出た。エイズの子は、普通の猫と何ら変わりないが、免疫力は低めだと思う。食べるもの、環境、なるだけストレスかからないよう免疫力を高めるようスタッフ一丸となってよこづなの管理がスタートした。下半身麻痺の子は、お尻を引きずって移動するため床ずれが完治するまでサークルから出せない…よこづなが生きるために、今を克服するために、「かわいそう」という感情を封印した。下半身不随の犬猫は、痒い所に手が届かない。今まで…今でも多くの下半身不随の犬猫をお世話してると、痒いときの小さな合図でもありがたいことに見逃さなくなった。私達は、下半身不随の子達の「手」の役割を担っている。小さなストレスが大きなストレスに変わらぬよう…レスキュー10日後…あんなに酷かった床ずれは、右側がキレイに完治した。左側も少しずつではあるが、状態が良くなりつつある。よこづなは、10才前後だと思う…誰かに飼われてたのか、地域猫かは分からないけど、警戒心もなく、人間も猫も大好きな優しいひと…下半身不随、エイズ陽性、高齢…譲渡は厳しいかもしれないけど、エイズ発症することなく、穏やかな場所で天寿を全うできる人生であって欲しい。まだ希望を捨てたくない!次のステージへ行けるよう床ずれを完治させたい。よこづなの未来のために…下半身不随の犬猫を抱えてる方へ少しでも参考になれば…と書きます。サークルの中は、介護マット(エアウィーヴ)、ホットカーペット(半分のみ)トイレシーツで管理してます。毛布類は、漏れたおしっこを吸収しないので、床ずれが悪化するだけでなく、細菌が繁殖しやすいため膀胱炎にもなります。吸収力のあるペットシーツやタオルをこまめに交換すると良いです。ご支援ご協力をどうかよろしくお願い致します▼宮崎銀行 加納支店 普通口座0104601 動物たちの未来のために代表山下 由美▼郵便貯金 17310-434961 口座名義:イノチノハウスホゴヤ▼〒880-1222宮崎県東諸県郡大字国富町八代北俣2581いのちのはうす保護家090-4484-5165(9:30~22:00 担当フジイ)▼「いのちのはうす保護家」HPhttps://hogoya.com/▼「ハンデのある猫達の保護猫カフェ HOGOYA」HPhttp://hogoya.nyanta.jp/▼「いのちのはうす保護家」公式ブログhttp://hogoya.miyachan.cc/▼「いのちのはうす保護家」Facebookhttps://www.facebook.com/hogoya/▼保護猫カフェ「HOGOYA」Facebookhttps://www.facebook.com/xxhogoyaxx/▼山下由美代表Facebookhttps://www.facebook.com/yumi.yamashita.7564▼犬猫介護アドバイザー &犬猫看取りコミュニケーターInstagramhttps://www.instagram.com/xxhogoyaxx/▼保護猫カフェ「HOGOYA」Instagramhttps://www.instagram.com/nekocafehogoya/「犬猫保護施設・いのちのはうす保護家」YouTubeチャンネル登録よろしくお願いしますお問合せ先は、HP内の「お問合せフォーム」からお願いします。
2023年01月08日
「会って欲しい猫がいる」12月28日愛護センターから連絡が入る。毎年、仕事納めの恒例だから今年も来るな…覚悟はしていた。衰弱した「コノミ」という老猫。若い頃はさぞかしフワフワとした美しい毛並みで高貴なひとだったんだろう…若い頃はさぞかし力強い瞳で見る人を魅了してきたひとだろう…高貴な毛並みはバサバサで毛玉だらけになり、自慢の瞳は、脱水でくぼみ抵抗する気力すら感じれなかった。「もう好きにすれば良い!」と、言わんばかりだった。看取りしか残されてない、看取るためだけのレスキュー。コノミは、保護家の隣棟、療養の家(旧・看取りの家)へ入居した。症状からして腎不全からの衰弱だろうな…「死」は避けられないと分かってはいながらも、何もしてあげれないと分かってはいながらも、まだまだ、あがいてみたいと思った。私が…そう願った。コノミは、これ以上生きることは望んでいなかった。目の前の時間を必死に生きている…今を生きることに精一杯だった。でも…あがいてみたかった最期のときまであがいてみたかった。「生きたい!」「意思」というものはときに、医学では証明できないとてつもない力を発揮する。それが「奇跡」なのかもしれない…だからコノミも…?もしかしたら…?わずかな希望に賭けてみたい!病院へ連れて行った。歩行にも違和感があり、「まだ何か出来る事があるのでは?」こんなに弱ってる体なのに採血して血液検査を望んでしまったが…腎不全末期わずかな希望は打ち消された。レントゲン写真を見て驚愕した。右の大腿骨は腸骨に刺さるように固まり、左の大腿骨は外れたまま固まっていた。おそらく交通事故だけど、昨日今日の交通事故ではない。痛みを抱えたままどれほどの時間を戦ってきたのだろう…会いたかった…もっともっと早くに会いたかった!こうなる前に、まだまだ「できる事」があるうちに出会いたかった…2022年12月30日もう目は見えていないコノミから視界が奪われた。動く力も残ってないはずなのによろめきながら懸命に立ち上がり這いずるように歩き出した先には…もう良いんだよ?おしっこもうんこも寝たままで良いんだよ?前足で必死に体を支えながらおしっことうんちをトイレで出そうとしてた。条件反射で手を貸そうとしたが…その手を引っ込めた。コノミ自身が望み動いたことだから邪魔をしちゃいけないんだろうな…って。コノミをレスキューしてずっと探してた「私ができること」…ようやく答えにたどり着けた。それは…「コノミを尊重する」「コノミの尊厳を守る」だった。2022年12月31日偉そうなこと書いてるけど…コノミだけと寄り添う時間すら、与えられる立場ではなかった。スタッフやボランティアさん帰宅後の夕方~翌朝の時間が母家にいる老犬達の介護が中心だから。(今は寝たきりの介護犬は3匹だけ)療養の家と母家を行き来はしてたけど、コノミにとっては、都合良かったのかもしれない。私にずっと側にいられるより、ずっと見られているより、リラックス出来るんじゃないか?って。いや…違うな…自分の都合良いように解釈しようと言い訳じみた思考に持っていっただけだ。AM9:30出勤したスタッフと交替。「おはよう!コノミさん!」パタパタと左手を上下に動かし、軽い発作がはじまった。お別れの時が来たのだと悟った。本当は「ありがとう」「大好き」…良い言葉をかけたかったのに、「ごめんね」しか出てなかったと思う。2022年12月31日9時50分下顎呼吸もなく、呼吸が激しく乱れることもなく、まるで眠るように…静かな最期を迎えた。おこがましくて恥ずかしいけど、勘違いかもしれないけど、私が帰宅するまで頑張って待っててくれたようなそんな気がした。荼毘に付すまでトイレを片付けられなかった。コノミのうんこさえも愛おしく思えて…コノミが力を振り絞って頑張った証のように思えて…人間の価値観なんだろうけど…一緒に年を越したかった。2023年…1分でも1秒でも良いから一緒に今年を迎えたかったな。別に意味はないけどなんとな~く…2023年1月1日コノミは荼毘に伏されました。「おかえり!コノミさん!」きっと、美形だっただろうに…衰弱した写真しかなくてごめんねコノミ。コノミ…また会いたいけど、もう会いたくないよ。コノミと私は、二度と出会っちゃいかんのだよ…私と出会う=不幸な犬猫だからね…幸せな犬猫は、私と出会わないのだから。生きてる時空が違うのだから。バイバイ…コノミさん!「私ができる事」…出来たと思う。その瞬間がきたら、点滴や水分を介護する側がコントロールして苦しませない最期を迎えさせること。「枯れて死ぬ」死への準備が始まった体に決して逆らってはいけない。眠るような安らかな最期であるために… 「犬猫保護施設・いのちのはうす保護家」YouTubeチャンネル登録よろしくお願いしますご支援ご協力をどうかよろしくお願い致します▼宮崎銀行 加納支店 普通口座0104601 動物たちの未来のために代表山下 由美▼郵便貯金 17310-434961 口座名義:イノチノハウスホゴヤ▼〒880-1222宮崎県東諸県郡大字国富町八代北俣2581いのちのはうす保護家090-4484-5165(9:30~22:00 担当フジイ)▼「いのちのはうす保護家」HPhttps://hogoya.com/▼「ハンデのある猫達の保護猫カフェ HOGOYA」HPhttp://hogoya.nyanta.jp/▼「いのちのはうす保護家」公式ブログhttp://hogoya.miyachan.cc/▼「いのちのはうす保護家」Facebookhttps://www.facebook.com/hogoya/▼保護猫カフェ「HOGOYA」Facebookhttps://www.facebook.com/xxhogoyaxx/▼山下由美代表Facebookhttps://www.facebook.com/yumi.yamashita.7564▼犬猫介護アドバイザー &犬猫看取りコミュニケーターInstagramhttps://www.instagram.com/xxhogoyaxx/▼保護猫カフェ「HOGOYA」Instagramhttps://www.instagram.com/nekocafehogoya/お問合せ先は、HP内の「お問合せフォーム」からお願いします。
2023年01月04日
全身麻痺、頸椎骨折、頸部外傷…この世に誕生してまだたったの30日なのになぜ、こんな試練を与えられたのか…鳴こうと必死に口を動かしてるが声を出すこともできなかった。首の骨がバッキリと折れていた。全身麻痺になるのは当たり前、いいえ、生きてることが奇跡だった。首の咬傷跡から考えると、犬が首を咬んで振り回した際に、頚椎が折れたのだろう…でも、逃げる者を追ったり、咬んで首(頭)を振るのは犬の本能。決して犬が悪いわけじゃない。首がかすかに動くだけで足一本動かせない。動くのは、目と口だけだったそれなのに…なぜこの子はこんなにも「生きたい!」と強く願うのか…願っているのか?痛いだろうに…怖いだろう…それなのに…なぜ?なんでそんなに強い気持ちでいれるの?懸命に生き抜こうとする生命力…この子の強さと尊さを感じずにはいられなかった。一生寝たきりだろうと…いいえ、生きることすら難しい状態だった。7月10日レスキュー命名「ネバー」寝かせたままでのご飯。給水はシリンジ。圧迫排尿、圧迫排便、体位交換、介助は24時間体制だったが、私自身は、キツイとか辛いとか、感じる瞬間は全くなかった。きれいごとや嘘やカッコつけではなく、一度も希望を捨てず介助してきたのは、私の理念でもある口癖「その子が望んでることに従うだけ」この思いひとつだけだったからだろう。そして、なんといっても「ネバー」本人が、生きる事を諦めてなかったから。首を骨折してるため、抱っこしてあげる事もできなかった。まさに「首の皮1枚でつながってる」状態。寝かせた状態で肉球をにぎにぎしながら刺激を与えるリハビリをスタート。※レスキュー5日目 7/15ネバーが顔を上げた!頭を動かしてる!頚椎がバッキリ折れてるから難しいだろうと宣告されてたネバーが…。生きるのか?ネバー!生きれるんだよね?ネバー!※レスキュー8日目 7/18本格的に、足のリハビリスタート。嫌がっててかわいそうだからと何もしないままでいると関節が固まってしまう。心を鬼に…なだめながらのリハビリ。足を動かす脳の神経が切断されてる状態らしいが、いつか必ず、神経回線が繋がると信じながらリハビリの日々。医学的なことは全く分からないけど医学的根拠はあまり信じてない。「回復はありえない」そう診断された犬猫たちがリハビリによって回復した例を多くの子達が証明してくれたから。だから、ネバーもきっと…※レスキュー12日目 7/22上半身がモソモソ動くようになった!肉球をギュッと握ると握り返してくれるまでに!微かな小さな力だが、原始反射のような反射的なものではなくネバーの意識で握り返している!直感でそう思えた。下半身、後足はまだ全然動かない…後足のリハビリに時間をかけるようにした。顔が汚れているのは、首に刺激を与えないため。顔を拭くことで首に変な力が入ってしまうとわずかに繋がってる頸椎がポキッと折れて死んじゃいそうだから…※レスキュー14日目 7/24しっかりとした力で顔を持ち上げれるようになったネバー。少しだけなら大丈夫では…?シート越しではあるがネバーを抱っこした。500gにも満たない小さな体…レスキューして二週間目にして初めてネバーを胸に抱いた。我が子を産んだ時初めて抱っこしたときのような感覚だった。愛おしくて愛おしくて涙があふれた。この日腕に感じたネバーの小さな重み…今でもしっかり覚えている。※レスキュー15日目 7/25今までは、ベットで安静に寝かせていたが、上半身が動かせるようになり、少しの時間なら…と、広い場所で寝かせるようになった。ベットで寝かせていたときには見られないような行動が出てくるようになった。この日から私の姿が見えなくなると後追いするようになったが、上半身で這いずっての移動はまだまだ難しいようだ。※レスキュー17日目 7/2724時間ずっとネバーについてるわけにいかない。保護家には、たくさんの犬猫たちがいるのだから…動きたい気持ちが先走り、転げまわって移動したのか、作業から帰宅したら…ネバーの左手が脱臼してた。麻痺の犬猫は痛覚がないため脱臼は避けられないが、元の位置に戻してあげれば問題はない。どんどんネバーから目が離せなくなってきた。人間の赤ちゃんでいう「這い這い期」?こんなときでも写真を撮るのはどうかと思われるかもしれませんが、今後の安全対策のため、二度と同じような事故が起きないために記録を残さなければいけません…m(__)m※レスキュー19日目 7/29ネバーが「お座り」できるようになった!まだ足の関節が固く、あまり伸びないためぶきっちょな座り方だけど嬉しい♪人間の赤ちゃんと順番が逆だけど、「腰が座る期」かな?まだ後ろの支えがないとコテンっと転げるためまだまだ目が離せない。※レスキュー27日目 8/6上半身を支えられるくらいに前足の力が強くなってきた。前足の力だけで、移動もできるようになった。右後ろ脚の関節も、柔らかくなってきてちゃんと曲げ伸ばしできるようになってきた!腰の力もしっかりしてきたがまだまだ支えは必要かな?※レスキュー28日目 8/7お座りの形もさまになってきた。後ろの支えがなくても、転げなくなった。だけど…なぜだろう?回復していく度に強迫観念に襲われるようになった。ちょっとした軽い衝撃でも、頸椎は折れてしまうんだよな…とか、薄いペラペラな骨がかろうじてくっついてるだけだもんな…とか、細い神経がわずかに残ってるだけなんだよな…とか、不安や心配を通り越した強迫観念のようだった。ネバーがスヤスヤ眠ってると死んでるんじゃないか?!と、その都度、呼吸の確認をくり返している異様な自分に気付いた。リハビリ疲れなのか?生きてるだけでもありがたいことなのではないか…?こんなにリハビリを頑張らせても良いのか…?ネバーに無理させてるんじゃないか…?ネバー give up?(絶対にあきらめない)本当にこれでよいのか?ネバー…※レスキュー30日目 8/9本当にこれで良いのか?リハビリを頑張らせすぎてるのでは?そう迷いながらもリハビリの手を止めずにきてしまったが「これで良かったんだ!」確信した日だった。首が座り、伏せの体制が出来るようになり、前足が動き出した…を、通り越して神経が完璧に通い出した。残るは後ろ足二本!ネバーは毎日毎日リハビリ頑張っている。ゴロゴロ喉を鳴らしながら嬉しそうにリハビリ受けるようになった。※レスキュー32日目 8/11下半身麻痺は変わらずのネバー。圧迫排尿時に摘便もしてたが・・・ん?明らかに自分で移動し、自分の意志でしただろう場所に便があった。試しにトイレを設置してみると…しっかり自分で便を出してた!凄い…下半身もここまで回復したんだ!下半身を引きずりながらトイレに移動したのかと思うと感極まって胸にキュ~っときた。※レスキュー34日目 8/13えっ?!ネバーが立った!!こんなにも凄いことなのに、当の本人は普通の顔してごはんを食べ始めた。後足の位置はおかしいけどネバー、あんた立ってるんだよ?立てたんだよ?カメラを持つ手が震える…当事者じゃない私の方が感動のあまり動揺してる。ネバー…(´;ω;`)※レスキュー36日目 8/15えっ?!ネバーが歩いたっ!!まだ麻痺が残る左後足を引きずりながら三本足で…しっかりとした足取りでネバーは歩き出した!!今まで見に行けなかった場所を嬉しそうに歩き回りながらひとつひとつ探索するネバー。今まで与えられた場所でしかくつろげなかったネバーが自分の意志で、自分が決めた場所で、自分が決めた子と一緒に、ネンネできるようになった。頸椎が真っ二つに折れてるような状態でここまで回復するとは…「奇跡」が起きたのではなく、ネバーの粘り強さと頑張りが、ネバー自身が…奇跡を起こしたのだと思えた。~・~・~・~・~・~時は流れ、レスキューから4ヶ月…ネバーは生後5ヶ月の凛々しい男の子へと成長した。骨折してる首の骨は今でもバッキリ折れたまま。大手術を受けない限り頸椎骨折は元に戻らない。首に爆弾を抱えてる状態はもちろん変わりない。こっちがひやひやするくらい、激しい動きも多くなってきたが、それでもネバーは動きを止めない…わずかに繋がってる神経が「俺たちだけでも頑張ろうぜっ!」と一生けんめい進化したのか?「俺たちが支えようぜっ!」と首周りの筋肉が強くなっているのか?残念ながら、左後足だけは麻痺が残ってしまいました。関節が固まってるためピンと伸びたままです。ナックル足にならないよう肉球部分のリハビリはこれまでも続けてきたので肉球はしっかりと地面に着くようになりましたがまだ時々ナックル足になることもあります。でも、ナックル足になる頻度は徐々に減っていきました。まだまだ成長期なので、伸びしろはあります!私もネバーもまだ諦めていません!ただ、問題がひとつ…後ろ左足が麻痺で痛覚がないので、自分の足をかじっちゃうのです。ネバー本人からすると左後足の存在は、歩行するときにいつもくっついてくる邪魔な「異物」という認識しかないのです。傷口からの感染症を防ぐため左後足の断脚をするのが妥当…ですが、断脚する際には安全性を考えて大腿骨からの断脚になります。まだ体が成長しきってない今は断脚手術を避けたいと思ってます。1才過ぎて考えていこうかと…そんな状態ではありますが…頸椎骨折をカバーしてくれる首の筋肉もついてきたので「譲渡」活動をスタートします。ネバー♂推定 2022年6月中旬頃生まれエイズ白血病 陰性ワクチン接種済み12月上旬去勢手術予定生後5ヶ月ですが、子猫の時に麻痺になったので体は生後3ヶ月位の小さな体のままです。成長はゆっくりゆっくりの子です。人見知りはありません。ずっと人間の手でリハビリを受けてきたので人の手は大好きです。一緒にゴロゴロ寝転がりながらリハビリしてたせいか横になるとずっと絡んできます。ゴロゴロ喉を鳴らして嬉しそうに…お膝に乗るのが大好きですが、抱っこはあまり好きではないようです。犬ともねことも仲良くできます。物怖じしない子です。ただ、どうしても妥協できない部分があります。① 高さ100㎝以上のキャットタワーが設置されてないお家。高さがあるタワーは、頸椎骨折のネバーにはジャンプして降りたときに危険なので…② フローリング中心のお家。クッションフロアやカーペット等床が滑らないと左後足がナックル足になり擦れて出血してしまいます。フローリングのお家への譲渡と限らせて頂きます。こんな譲渡条件だなんて…(´;ω;`)遠方への譲渡も大歓迎ですが、頸椎骨折してるネバーなので空輸はできません。陸路で連れて行っての面談になるためネバーの体力も考えて休み休み行っても宮崎→名古屋までが限界かと…どうか、ネバーが幸せになれますように…良縁がありますように…「犬猫保護施設・いのちのはうす保護家」YouTubeチャンネル登録よろしくお願いしますご支援ご協力をどうかよろしくお願い致します▼宮崎銀行 加納支店 普通口座0104601 動物たちの未来のために代表山下 由美▼郵便貯金 17310-434961 口座名義:イノチノハウスホゴヤ▼〒880-1222宮崎県東諸県郡大字国富町八代北俣2581いのちのはうす保護家090-4484-5165(9:30~22:00 担当フジイ)▼「いのちのはうす保護家」HPhttps://hogoya.com/▼「ハンデのある猫達の保護猫カフェ 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2022年11月21日
緊急で必要な物を厚かましくもココにあげさせて頂きました。どうか、ご支援ご協力をお願いいたします。スーパーワイドよりも大きいサイズの「超スーパーワイド」ペットシーツは、老犬ホスピスの寝床で毛布の下に敷いています。このサイズのシーツは、市販やネットでもなかなか販売されておらず、大変困っております。トムキャット 業務用ペットシーツ 厚型超スーパーワイド 10枚 ×4入価格:5480円(税込、送料無料) (2022/11/16時点)楽天で購入トムキャットのトイレシーツは、吸収率も良く、厚手でよれないので老犬ホスピスの子達も滑ることなく安心して使用できます。日中、お部屋に敷いたり夜は寝床などに厚手のスーパーワイドを使用しております。ご支援頂けると大変助かります。トムキャット 業務用ペットシーツ 厚型スーパーワイド 25枚 ×6入価格:7480円(税込、送料無料) (2022/11/16時点)楽天で購入保護家の犬たちは、日中は外で過ごす時間も多く、定期的にドロンタールプラスを飲ませていますが、頭数が多いので、あっという間になくなってしまいます。ご支援頂けると大変助かります。【犬用】『ドロンタールプラス錠 犬用 20錠入り×1個』【動物用医薬品】 [寄生虫駆除剤] (C6)楽天で購入現在、療養の家(旧看取りの家)では、8匹の猫が在籍しています。療養の家では、このメーカーのシステムトイレで統一しております。ご支援頂けると嬉しいです。花王 ニャンとも清潔トイレ 脱臭抗菌チッププレミアム 大きめ 4.4L楽天で購入花王 ニャンとも 清潔トイレ脱臭・抗菌シート 複数ねこ用 8枚楽天で購入※こちらに掲載した商品は楽天の「アフィリエイト」を使わせていただきました。
2022年11月17日
交通事故に巻き込まれた子猫が保護家に搬送された。外傷がないからこそ危ないかもしれない…と、翌朝、動物病院で検査をお願いした。尿管が切れ、体内に尿が漏れ出てるのか、内部出血の可能性もあるとのこと…まだ1キロにも満たない小さな体のため、細い尿管を繋ぐ手術は不可能。お腹に穴を開けて、お腹から尿を出す手術しかないと…。だけど…血液検査の結果、手術に耐えられる力はなく、生きれる可能性はほぼないだろう…との事だった。手術をしなければ、2〜3日しか生きれない…。このまま連れて帰れば、痛みと戦わせながらの「看取り」しか残されてない。獣医師さんが発した「ほぼ生きれない」「ほぼ」…この言葉の意味は、可能性は決してゼロではない…という事?私は、手術を受けさせたいという思いが強くなっていた。痛みや苦しみを与える事なく、わずか1%でも生きれる可能性があるなら、手術に踏み切ろうと…子猫の生命力を信じようと思った。どうか…生きて欲しい!生き抜いて欲しい!生きてるこの子に会うのはこれで最後かもしれない…この子の姿を、脳裏に焼き付けておこうと半ばあきらめの気持ちもあったが…この子は死の淵から帰ってきた!検査結果で生存はほぼないだろうとそう言われてたのに、この子は生きて帰ってきた!命名「トーム」体重もようやく1㎏を超えてゆっくりゆっくり成長している!手術の傷跡も少しずつ回復し、今ではすっかりキレイに!赤丸の部分がトームの尿道口です。トームは、お腹の穴からオシッコをします。圧迫排尿は必要ありません。普通の猫と同じようにトイレでできます。お腹についたおしっこは、自分で舐めるので、お腹はいつもキレイです。ただ…まだ成長期の子猫。穴が自然に塞がっていく可能性があるため、再手術も覚悟しなければいけません。ハンデを抱えたトームですが、家族に迎え入れたい…そう言って下さる飼い主さんを募集しています!トーム♂は、人間よりも猫が大好きな子。大好きすぎて飛んだり跳ねたりするので大きな兄ちゃん姉ちゃんにいつも怒られてます。まさか、トームがこうして生きてるなんて…まさか、「飼い主さん募集」できる日が来るなんて…トームの手術費用に…と、ご寄付を下さった皆様のお力添えがあったからこそ早い段階で手術に踏み切れました。トームの無事を想って下さり本当にありがとうございました。ご支援ご協力をどうかよろしくお願い致します▼宮崎銀行 加納支店 普通口座0104601 動物たちの未来のために代表山下 由美▼郵便貯金 17310-434961 口座名義:イノチノハウスホゴヤ▼〒880-1222宮崎県東諸県郡大字国富町八代北俣2581いのちのはうす保護家090-4484-5165(9:30~22:00 担当フジイ)▼「いのちのはうす保護家」HPhttps://hogoya.com/▼「ハンデのある猫達の保護猫カフェ HOGOYA」HPhttp://hogoya.nyanta.jp/▼「いのちのはうす保護家」公式ブログhttp://hogoya.miyachan.cc/▼「いのちのはうす保護家」Facebookhttps://www.facebook.com/hogoya/▼保護猫カフェ「HOGOYA」Facebookhttps://www.facebook.com/xxhogoyaxx/▼山下由美代表Facebookhttps://www.facebook.com/yumi.yamashita.7564▼犬猫介護アドバイザー &犬猫看取りコミュニケーターInstagramhttps://www.instagram.com/xxhogoyaxx/▼保護猫カフェ「HOGOYA」Instagramhttps://www.instagram.com/nekocafehogoya/お問合せ先は、HP内の「お問合せフォーム」からお願いします。
2022年11月16日
私は何も知らないこの子の名前も声も…10月14日、愛護センターから連絡があった。「重度の肺動脈拡張」肺動脈にフィラリア成虫も多くあるが、とても手術に耐えられる体力はない。このまま看取りになるだろうが、愛護センターの檻の中で孤独に死なせたくない…愛護センター獣医師さんのこの子を想う悲痛な依頼だった。10月14日 PM15:28愛護センターの所長さんと「ひまわりと子犬の7日間」のモデル職員上野さんがいのちのはうす保護家にこの子連れて来てくれたが…すでに瞳孔が開いており、命の灯が消えようとしていた…名前が記入されたカルテも手渡されたが、全く目を通す猶予もないまま直ぐ看取り体制に入った。私は…この仔の事を何も分からない…名前、声、年齢、性別、この子が何を求めているのか?何ひとつ分からないままの看取りに入った。ただ、ただ!私達を信じて欲しい!不安や恐怖を感じていませんように…それだけしかなかった。苦しそうに何度も何度も顔をのけぞらせる姿に早く楽になって欲しい…苦しまない最期で合って欲しい…そう願わずにいられなかった。さっき初めて会った人間の手をこの子が望んでいるのかすらも分からなかったけど…この子に触れていたかった。直感で看取るしかできなかった。16:08下顎呼吸をすることなく、静かにスー…と呼吸が止まった。ようやく苦しみから解放された!出会いからわずか40分後のことだった。なのに…なんでこんなに胸が苦しいんだろうなんでこんなにお別れが悲しいんだろうずっとずっと涙を止めることができなかった名前も声も…何も知らない子なのにたった40分間だけだったのに…あふれるように出てくる涙の意味を考えた。それは、きっと、この子の涙だろう…流せなかった涙を…心残りを、私の体を使って出したのだろうか?ありがとう…私の元に来てくれてありがとう。最期に自分の感情を私に託してくれて本当にありがとう…不思議なご縁で、この子を通し坊守さんとの出会いがあり、お経を唱えて頂くことができた。本物のお経で供養できるなんて保護家はじまって以来初めてのことだった。なんて幸せな子だろう…保護家にいたのはわずか40分間…それなのに、この子のことを想いボランティアさん達がお別れのお花を届けてくれた。上野さんはじめ、愛護センターの職員さん達も弔問に来てくださった。なんて幸せな子だろう…あらためてカルテに目を通すと…名前は「パチーノ」9月28日に三股町立勝岡小学校付近で捕獲後都城の動物保護管理所に収監。保護期間を経て10月7日に愛護センターに移送された。どんな飼い主であれ、パチーノはお家に帰りたいそう願っている…と感じた。パチーノが眠りにつく場所はいのちのはうす保護家ではない。いつか時間を作って捕獲された付近をパチーノと一緒にまわろうと思う。パチーノがお家に帰れるように…私がパチーノにしてあげれることはそれしかないのだと思う…ごめんねパチーノ私のことも、保護家のことも全部忘れて良いけど、最期まであなたを想いあなたの優しい最期を望み奮闘した愛護センターの獣医師さんの温かい手は絶対忘れないでね。おやすみなさいパチーノご支援ご協力をどうかよろしくお願い致します▼宮崎銀行 加納支店 普通口座0104601 動物たちの未来のために代表山下 由美▼郵便貯金 17310-434961 口座名義:イノチノハウスホゴヤ▼〒880-1222宮崎県東諸県郡大字国富町八代北俣2581いのちのはうす保護家090-4484-5165(9:30~22:00 担当フジイ)▼「いのちのはうす保護家」HPhttps://hogoya.com/▼「ハンデのある猫達の保護猫カフェ HOGOYA」HPhttp://hogoya.nyanta.jp/▼「いのちのはうす保護家」公式ブログhttp://hogoya.miyachan.cc/▼「いのちのはうす保護家」Facebookhttps://www.facebook.com/hogoya/▼保護猫カフェ「HOGOYA」Facebookhttps://www.facebook.com/xxhogoyaxx/▼山下由美代表Facebookhttps://www.facebook.com/yumi.yamashita.7564▼犬猫介護アドバイザー &犬猫看取りコミュニケーターInstagramhttps://www.instagram.com/xxhogoyaxx/▼保護猫カフェ「HOGOYA」Instagramhttps://www.instagram.com/nekocafehogoya/お問合せ先は、HP内の「お問合せフォーム」からお願いします。
2022年11月15日
約一年前、YouTube動画でご報告してた上半身麻痺のペーター。残念ながら、新たな病気が発覚しました。ペーターは、下半身麻痺が完治したものの「ゴロゴロ」と喉を鳴らす音が「クルクル」鳩のような鳴き声でした。次第に「クルクル」と喉を鳴らした後嗚咽するようになり、一年前に検査をしたら喉に炎症があるとのことでした。処方された抗生剤を服用してる期間は、嗚咽がないものの…長期間抗生剤を服用続けると体への負担がかかってきます。そのため、悪化したら抗生剤服用…一年間、この繰り返しでした。ペーターは生涯、この療養の家(旧看取りの家)でその他大勢の1匹のまま終わるのだろうか…私はこの一年間、ペーターとの触れ合いを拒否してきました。ペーターは、嬉しいときや心地良いとき「クルクル」と喉を鳴らして喜びます。喉が鳴る=呼吸困難=激しい嗚咽ペーターを喜ばせることは、ペーターを苦しめることになるのです。ペーターがどんなに愛おしくても…いいえ、愛おしいからこそ愛でることができませんでした。愛おしい…という感情に蓋をすることが、ペーターを苦しめない最大の愛情表現だったのです。だけど…私がどんなに無視しても、ペーターは分かっていました。私から愛されてることを…だから、いつも私の目を見るのです。目が合うだけで「クルクル」と苦しそうに喉を鳴らすのです。いっそのこと、私を嫌ってくれたら良いのに…そう思っていました。願っていました。嬉しくて喉を鳴らすことがないのだから…。ペーターを無視することが、究極の愛情表現…だけど、こんな愛情表現は、ペーターにとっての幸せじゃありません。かかりつけの獣医師さんから大学病院での検査案を出されましたが、検査費用だけでも10万円以上、治療や手術になれば80万円~必要だと聞きました。いのちのはうす保護家は、ペーターだけではありません…。治療や手術が必要な犬猫を多く抱えてます。ペーターだけ高額医療を受けることに躊躇していましたが…何か治療法が分かれば、ペーターも本当の幸せを感じることができるのでは…?大学病院での検査に踏み切りました。検査結果は…「先天性咽頭麻痺」一生涯、ステロイドと抗生剤を飲み続けなければいけない。おそらく、長く生きることはできないでしょう…そして、もうひとつ病気が判明しました。先天性の止血異常(血液凝固異常)…。そのため、咽頭麻痺の手術はもちろん、ペーターに今後何があっても、「手術を受ける」という選択肢はないんです。止血できないから、出血させられないんです。これまで何気なくやってた爪切りも、誤って血管を切ってしまったら…?これまで何気なく多頭の中にいたペーターが、激しめの遊びでケガしないだろうか…?ペーターが起きてる時間は、療養の家を離れることに抵抗があります。今まで平和な時間を過ごしてこれたペーターなのだからムダな心配だと分かっているけど…まだ心の整理ができてない状態です。ペーターに譲渡の道は断たれたのでしょうか…まだ1歳半にもなってないのに…ペーターの人生はまだまだこれからのはずなのに…あんなにリハビリを頑張って上半身麻痺を乗り越えたのに…↓ペーターの過去動画↓https://youtu.be/3nwvNarOstkご支援ご協力をどうかよろしくお願い致します▼宮崎銀行 加納支店 普通口座0104601 動物たちの未来のために代表山下 由美▼郵便貯金 17310-434961 口座名義:イノチノハウスホゴヤ▼〒880-1222宮崎県東諸県郡大字国富町八代北俣2581いのちのはうす保護家090-4484-5165(9:30~22:00 担当フジイ)▼「いのちのはうす保護家」HPhttps://hogoya.com/▼「ハンデのある猫達の保護猫カフェ HOGOYA」HPhttp://hogoya.nyanta.jp/▼「いのちのはうす保護家」公式ブログhttp://hogoya.miyachan.cc/▼「いのちのはうす保護家」Facebookhttps://www.facebook.com/hogoya/▼保護猫カフェ「HOGOYA」Facebookhttps://www.facebook.com/xxhogoyaxx/▼山下由美代表Facebookhttps://www.facebook.com/yumi.yamashita.7564▼犬猫介護アドバイザー &犬猫看取りコミュニケーターInstagramhttps://www.instagram.com/xxhogoyaxx/▼保護猫カフェ「HOGOYA」Instagramhttps://www.instagram.com/nekocafehogoya/お問合せ先は、HP内の「お問合せフォーム」からお願いします。
2022年08月25日
「いのちのはうす保護家」で12年間、良縁を待ち続けた【のぶ代】という犬がいます。そんなのぶ代に…「血管肉腫」悪性癌がみつかりました。余命三ヶ月のぶ代に突き付けられた現実でした。のぶ代は、この12年間共に歩んできた仲間でもありました。~ そんなのぶ代の軌跡を書きます ~ 2010年8月23日動物保護管理所に、母子犬が収容されていた。母犬は言った。「人間なんて信用してないからっ!」「もちろん、あんたの事もね」母犬は、毅然とした態度を一度も崩さなかった。本来ならば、収容された犬は管理所の殺伐とした雰囲気に怯えたり、吠えたりすることが多々あるが、この母犬は、表情一つ変えることなくいつも冷静だった。おそらく…暗くて冷たい場所に慣れているのだろう管理所のような劣悪な環境で生きてきたのだろう私は…管理所に通った母犬のことをもっと知りたい!母犬と真剣に向き合いたい!そう思ったから。母犬の殺処分前日までレスキューを迷っていた。だけど…どうしても、どうしても、答えが出せなかった母犬の目に、譲渡の難しさを感じたから。母犬の譲渡は厳しいだろう…もし、譲渡がずっとずーっと決まらなかったら、私は、母犬の人生を一生背負っていけるのだろうか?母犬と出会った当時の私は、施設を起ち上げてまだ5ヶ月だった。水も電気もない掘っ立て小屋で、メンバーも二人しかいなかった。時間、お金、人手、全てが不足していたあの時代にこの母犬を一生涯抱えることに自信がなかった…「命を助ける」とは助けた命の責任をどこまで背負える覚悟があるか…だ。12年経った今でも、この理念は変わっていない。2010年9月1日母犬が殺処分される日…私は、管理所に向かっていた。「レスキューできる?できない?」答えなんて出ていなかった。でも!「生きて欲しい!」これが答えでも良いじゃないか!そう思ったんです。だって…管理所に通うたび、会えば会うほどに、母犬は、私の声に耳を傾けるようになっていった。母犬は、私のことを信じようとしてくれただから…2010年9月1日母犬と、母犬の子供たちと一緒に管理所の門を出た。そうして…いのちのはうす保護家第二期生!のぶ代の誕生だ!!無表情で感情を表に出さないのぶ代は、徐々に「自分」を出せるようになっていったのぶ代が、動物保護管理所で一生けんめい守った我が子達は、それぞれに譲渡が決まり、「いのちのはうす保護家」を次々と卒業していった。我が子達の旅立ちを見届けた後、のぶ代に避妊手術を受けさせたが…明らかに気持ちが落ちていた。「なぜ?…」疑問と怒りがのぶ代から伝わってきた。子供が産めない体になったことに気付いたのだろうか?いや、そんなことあるはずない。だけど、これだけは断言できる。子供を産んで育てることがのぶ代の「生きる意味」だったのだろう。子供を産んで育ててるときだけは、1人ぼっちじゃなかったのだろう…のぶ代を見てるとそう感じずにいられなかった。孤独の中で生きてきたであろうのぶ代…だけど、もう1人じゃない!たくさんの仲間がいるんだから!避妊手術をきっかけに一度は心を閉ざしたのぶ代だったが、犬たちの協力もあり、本来の明るい姿を見せてくれるようになった。心のケアも終わり、譲渡できるまでに来れたと譲渡会にも積極的に参加していくが、まったくもってお声がかからない…原因は分かっていた。のぶ代との信頼関係が築けば築くほど他の人間を拒絶するようになってたから…。お世話する人間が少人数だとたまにこういう現象が起きてしまう。当時は、私ともう一人のスタッフ二人だけだったから…~ 2012年1月 ~電気も水もない劣悪な環境にある「いのちのはうす保護家」は…犬猫を引き連れ新天地へと大移動!みんなと同様に、のぶ代も新しい環境に喜んでくれると思っていたが…敷地が広くなったことで、レスキュー頭数が増えたことにより、気持ちと力の弱いのぶ代の順位はどんどん下にスライドしていき、いわゆる「下位犬」となった。「下位犬」は、決して可哀想ではない。上位犬に従い、可愛がられることで我が身を守ってもらえるし、気負わずリラックスした日々を送れるのだから。だけど、のぶ代にはプライドがあった。「絶対に下位犬になりたくない!」「いつかリーダーになりたい!」心に抱きながら二年間、いのちのはうす保護家で過ごしてきたが…強者揃いの犬たちの中で、太刀打ちできないことをのぶ代自身、悟ったというのに…どうしてもプライドが邪魔してしまいギリギリのところまで来ないと服従することができなかった。四六時中群れを監視する余裕がないため、のぶ代を通称「弱組」の群れに移動するしかなかった。プライド高いのぶ代にとって老犬や子犬の「弱組」に入るということは屈辱的なことだろう…のぶ代のメンタルを心配していたが…「弱組」の犬たち皆、穏やかな子達ばかり。弱いけど強がっちゃう…そんなのぶ代のことを皆が優しく受け入れてくれた。紆余曲折あったが、二年間、弱組で過ごした後、「強組」へ返り咲いた。「強組」の中でも隅っこの二軍の定位置ではあるが、決して一軍の座を諦めてはいなかった。結果的に…のぶ代は二軍から抜け出せなかったが、「下位犬」としての幸せの意味をのぶ代は自分で見い出せた。プライドを捨てたのぶ代の勇気に拍手を贈った。もう、何も気負うことなく自分に正直に生きるのぶ代に譲渡への扉が開きますように…そう願う日々だったがなぜだろう…?譲渡の一歩手前まで話が進むのに、いつも候補に挙がるのに、最終的に、他の子に譲渡が決まる。「今日もまたダメだったね…」「次こそは頑張ろうね!」このセリフを何度口にしたことか…ご縁がないままのぶ代は年を取っていった。もう譲渡は無理だろう…それならば!「いのちのはうす保護家」を終の棲家にすれば良いだけだ!寝たきりになったら、ホスピス棟に移動して穏やかに余生を過ごせば良いだけだ!そう思ってた矢先…「血管肉腫」悪性癌がみつかった。余命三ヶ月のぶ代に突き付けられた現実だった。私は、自分でも驚くほどに冷静だった。現実を受け止められなかったのだと思う。12年間、一緒に生きてきたのぶ代だから、三ヶ月後にいなくなるなんて一ミリも実感がわかなかったが、日に日に弱ってくのぶ代を見て悲しい…というよりも、胸がえぐられるような悔しい気持になっていた。のぶ代自身の気持ちが落ちると、衰弱するスピードが加速してしまう…「少しでも長く生きて欲しい」とは言わないし、思わないけど、最後まで…最期の時までのぶ代らしく生きて欲しい!最後まで…最期の時まで自分の足で立ち、歩いて欲しい!「まだ自分で立てるやろ?」補助しながら立たせたり、活性をあげるためにいつも通り接していこうと決めた。最期の時までのぶ代らしく生きれるように…時間が経過し、今現在(8/4)余命二ヶ月になった。だけど、受け止め方を変えた。「もう二ヶ月しかない…」ではなく「まだ二ヶ月ある!」突然お別れするのではない!お別れする時間は、二ヶ月もある!体が動いて食欲があるうちに美味しいものいっぱい食べて、会いたい人に会っておこう!この二ヶ月を、楽しんで過ごそう!のぶ代に楽しんでもらおう!12年前、動物保護管理所でのぶ代と出会ったとき「譲渡は厳しい子」だと感じた。だから、ギリギリまでレスキューを迷った。予想通り、譲渡はできなかったけど、12年前の殺処分当日に答えが出せないまま車を走らせたこと、あんたをレスキューしたことを後悔したことなど一度もないからね!だから…最終章も、後悔のないお別れにしたい。~のぶ代へ~まわりを見て欲しい!12年前からのぶ代を支えてくれた支援者さんはたくさんいるんだよ?あんたを想ってくれてる人は全国にたくさんいるんだよ?だって…12年だもん!電気も水もない保護家から一緒に這い上がってきたんだから!あんたに本当の家族をみつけてあげれんかったけど、あんたを想ってくれてる人は全国にたくさんいるんだから自信をもって欲しい!自分は愛されてた…そう自信を持って生きて欲しい。最期の時までみんながついてるんだから…のぶ代にはもう二ヶ月しかありませんが、ご支援ご協力をどうかよろしくお願い致します▼宮崎銀行 加納支店 普通口座104601 動物たちの未来のために代表山下 由美▼郵便貯金 17310-434961 口座名義:イノチノハウスホゴヤ▼〒880-1222宮崎県東諸県郡大字国富町八代北俣2581いのちのはうす保護家090-4484-5165(9:30~22:00 担当フジイ)ご支援ご協力をどうかよろしくお願い致します▼宮崎銀行 加納支店 普通口座104601 動物たちの未来のために代表山下 由美▼郵便貯金 17310-434961 口座名義:イノチノハウスホゴヤ▼〒880-1222宮崎県東諸県郡大字国富町八代北俣2581いのちのはうす保護家090-4484-5165(9:30~22:00 担当フジイ)▼「いのちのはうす保護家」HPhttps://hogoya.com/▼「ハンデのある猫達の保護猫カフェ HOGOYA」HPhttp://hogoya.nyanta.jp/▼「いのちのはうす保護家」公式ブログhttp://hogoya.miyachan.cc/▼「いのちのはうす保護家」Facebookhttps://www.facebook.com/hogoya/▼保護猫カフェ「HOGOYA」Facebookhttps://www.facebook.com/xxhogoyaxx/▼山下由美代表Facebookhttps://www.facebook.com/yumi.yamashita.7564▼犬猫介護アドバイザー &犬猫看取りコミュニケーターInstagramhttps://www.instagram.com/xxhogoyaxx/▼保護猫カフェ「HOGOYA」Instagramhttps://www.instagram.com/nekocafehogoya/お問合せ先は、HP内の「お問合せフォーム」からお願いします。
2022年08月04日
タカオという老犬が亡くなった。言い方は悪いが…立派な「死に様」だったと思う。タカオが生きてきた証をここに遺します。※今日のブログはとても長編です。ダラダラとした文章が続きます。頭に浮かんだことを、そのまんま独り言のように綴ってるため荒い表現があるかと思います。申し訳ございません。タカオという犬に出会ったのは、去年の6月17日…動物愛護センターに収監されてた犬だった。みやざき動物愛護センターは、保護期限が切れたとしても、譲渡判定に落ちたとしても、直ぐすぐに「殺処分」はしない。ただ…檻に空きがなくなったときは、判定不合格の、収容期間の長い犬が注射による安楽死で処分される。収監できる場所がないのだから仕方のない選択だと思う。(民間でも、殺したくないからと押し込み式の保護をして結果的に心や命を死なせてる今の時代だから、「仕方ない」とあえて表現しました)「判定不合格」という文字。タカオという犬は、いつまで生きれるだろうか?収容されて10ヶ月か…老衰が先か、安楽死が先か、タカオという犬に未来なんてなかった。この日、私がレスキューしたのは…下半身麻痺、水頭症、ヘルニア、容態の悪い老犬等6匹…タカオという犬は、その中にいなかった。レスキューした犬猫は、施設の中にポンっと入れて終わりではない。レスキューした夜は、ひとりひとりの体調だけではなく、性格や気質の観察が必要。夜通し行う多頭の観察眼は体力勝負。だから、タカオという犬のレスキューは翌朝に延期した…それだけの理由だった。翌朝 6月18日…タカオは、皆と一日遅れで合流。ひと足先に、前日レスキューしてた老犬「お銀」とお隣同士。タカオは、若干の斜頸があり、三半規管が正常ではないのだろう…50㎝離れた場所でも、何か動くだけで顔がビクンビクンっと反応してるため、前庭疾患になることも覚悟していた。日本犬の血が強いのだろう…タカオは、頑固な性格だった。「おいっ!そこは触んなっ!」「赤ちゃん扱いすんじゃねぇっ!」ガウガウ、とにかくよく怒ってた。だけど、幸せそうな表情を浮かべてるとき抑えきれずタカオの体に触れると、顔をうずめてこう言うのです。「あ~…俺幸せだわぁ」…と。老犬が頑固になるのは「老犬あるある」のひとつ。体が思うように動かなくなった苛立ち、プライドを持ち凛と生きてきたはずなのに老犬になって、周りから急に赤ちゃん扱いされる悔しさ、老犬になると色々あるのだろう。「タカオのプライドを壊さない!」私とタカオ、初めて交わした約束だった。まだまだ先の約束になるだろうそう安心していたのに…タカオの足腰は弱っていき、認知症を発症した。基本、体が濡れることを嫌がるはずなのに、土砂降りの雨の中を平気で歩き回るようになったり、行動の変化が徐々に表れはじめた。いつものタカオなら、私がカメラを向けると嫌がって視線を逸らすのにこの日のタカオは違っていた。目を逸らすことなく凛とした目で私を見つめ返した。今、振り返ると…タカオなりに伝えたいことがあったのだろう…いや、訴えていたのだろうか?タカオレスキューから4ヶ月…自力で立ち上がれなくなり、24時間体制での介助が必要となった。タカオは、ホスピスルームから母家の廊下に引っ越しすることとなった。抱き上げて移動させようとしたとき何度も腕に咬みつこうとした。いつも以上に激しい怒りが、身体全体からにじみ出ていた。初めて見る程の強い抵抗だった。抱き上げられることへの怒りだと思っていたが、本当は、介助生活に入ることへの抵抗だったのかもしれない…。介助を受けてることへの怒りや、歩けない苛立ちが、日に日に増していくようだった。「俺は…なぜ立てないんだ?」「俺にベタベタ触んな!」「憐れんだ目で俺を見るな!」タカオの悲痛な感情は「夜鳴き」という形でぶつけるようになった。タカオのプライドを守りたい…そう約束していたのに、タカオは怒ってばかりいる。怒らせてばかりいる。タカオとの関係性に息詰まり、どう寄り添えば良いのか…悩んだ時期もあったが、やっと答えにたどり着いた。タカオは、日本犬の気質を持ってるからこそ、顔周りとか、触られてイヤな部分を介助が目的だからと触られることはイヤに決まってる!タカオが怒って当然!むしろ…タカオらしいじゃないか!タカオらしい生き方じゃないか!そこに気付けたときから笑って欲しいとか、穏やかな気持ちでいさせたいとか、そういうのを止めた。プライドの高いタカオを守ることだけに専念しようと思ったタカオを介助する前に必ず声をかけるようにした。「消毒するから、冷たいよ」「オムツ着けるから、腰をあげるよ」「お散歩行くから、抱っこするよ」今から何をするのか必ず伝え、タカオに敬意を払うよう心掛けた。認知症だし、犬だし、言葉なんてわかるはずない…そう思われるかもしれないが、毎回声をかけるうちに「消毒」「おむつ」「散歩」新しい単語を覚えていく。そして、その単語の後に自分が何をされるかを把握していく。だから、びっくりして怒ることはなくなっていった。寝たきりになったからといって何もできなくなったわけじゃない。お天気が良い日はホスピスルームの老犬達と一緒に日向ぼっこする時間もつくった夜には決して見せてくれないウキウキした明るい表情で「幸せ」だということを伝えてくれた今、生きてる機能を死なせてはいけない!少しでも筋力低下を避け、完全寝たきりになる時期を遅らせたい!その一心で、タカオを外に連れ出した嗅覚をたくさん使って、肉球からたくさん刺激を受けて、タカオがタカオらしく生きれる時間を与えてあげたかったけど…老いに逆らうことはできないタカオにも、必ず終わりは来る介助期が終わり…介護期が終わり…看取り期に突入した。6月16日の夜勤日誌に19:06 別棟に居た私をタカオが吠えて呼んだことを記していた。そこからは、数分間隔の夜鳴き。老犬達のお世話で、タカオの視界から消えると吠えて呼び戻そうとしたのだろう…「看取り期」とは、苦しまず楽に死ねるためのサポートである。体内に水分が残っていると死ぬ直前に苦しむことになる。もちろん、点滴も水分であり、「介護期」から「看取り期」に移行したときに点滴もやめなければいけない。もちろん「看取り期」に入ると体は自然に食べる事への拒否反応を示す。このときに強制給餌も終了させる。水は飲みこむ力があれば飲ませるが、最後は湿らす程度に留める。介護日誌には0:47 「流動食も吐き戻しそうなので延期」そう書いてある。延期…ということは、まだ希望を持っていたのだと自分自身の心情が垣間見えた。それからわずか数分後1:06 「もう長くないだろう」ようやく「看取り期」へ入ろうとしてたが…2:40 「どうしてあげるのが一番良いのか…」この時間に生きた私の心情は、「看取り期」に入った事実を受け入れられずにいたのだろう…時間は書いてないが、おそらく7:30頃だろうか…やっと「看取り期」を認めた瞬間だった。いよいよ、お別れの日が来るんだ…タカオを看取るココは、あくまで保護施設である。たとえ「看取り期」であろうとも、危篤状態でない限りずっとついててあげることはできない。スタッフ、ボランティアさん、もちろん私も、保護施設の大勢の犬猫たちのお世話にまわらなきゃいけない。そこが、家庭と施設の違いでもある。お互いに苦しいが…受け入れなきゃいけない。少しでも「家庭」に近い環境で最期を迎えさせてあげたい…別棟のこのお家でこのお部屋でタカオの最期を看取ろうとタカオを迎え入れる準備に入った。ご支援で頂いた見守りカメラ「furbo」で、タカオに異変がないかスマホで確認しながら最期を迎える場所の準備。タカオが快適に過ごせる準備も終わり、(タカオのマットで寝てるのは別犬です)母家の廊下にいるタカオを迎えに行くと、すでに意識はもうろうし最期が近いな…はっきり感じた。普段の私なら、絶対にしない行為なのに、直感的にタカオを抱え上げてた。「タカオをこの場所で死なせてはいけない!」タカオを抱きながら徒歩30秒の看取りの家へと移動してる途中、下顎呼吸がはじまった。私は足を止めた。ブロックに腰を下ろし、このまま外で最期を迎えさせようと思った。呼吸が止まり、心音が静かになるまで5分位だろうか…11:17タカオ 永眠ここまで来て、なぜ、家の中に入れなかったのか?なぜ、タカオが楽な姿勢マットの上で最期を迎えさせようとしなかったのか?たぶん…タカオが望んだんだろうな…。太陽の下で鳥のさえずりを聞きながら、風を体に受けながら、みんなに囲まれた最期をタカオが選んだんだろうな…。タカオと青空、タカオと太陽、私のスマホに保存してたタカオの写真は、なぜか、青空や太陽が入るようなアングルの写真が、多く残っていた。たぶん…本来のタカオらしさを感じたのが、青空と太陽の下にいるタカオだったのだろう。「太陽の下でうつらうつらとお昼寝…気持ちよかったよね。タカオ…あんたが望んでいたのは、陽を浴びながらの最期やったとよね?」タカオは不思議な犬だった。2021年6月17日愛護センターで、タカオと出会った、タカオと出会えた記念日にだったのに…2022年6月17日出会った記念日は、永遠のお別れの日になった。そして…いのちのはうす保護家に入居した2021年6月18日第二の人生をスタートした記念日だったのに…2022年6月18日いのちのはうす保護家から旅立った。「母ちゃん悲しいよ…タカオとの記念日が全部、悲しい日になったやん!なんでこの日を選んだと?この日じゃなきゃいかんかったと?」いや!違う!タカオが選んだ死に場所。タカオが選んだこの日。全部全部、褒めてあげなきゃいけない!立派な最期だったよ…って。タカオは、保護家みんなの誇りだよ…って。最後まで自分の足で歩き、最後まで毅然とした態度で保護家のみんなと接してくれたそんなタカオに敬意を表します。「少し休んだら、また帰っておいでね。私たちとは、一生無縁のお家に、私たちと、二度と出会うことのない幸せにしてくれる家族を選ぶんだよ?二度と、ココに帰ってくるな!」タカオ…ありがとう。出会ってくれてありがとう。ご支援ご協力をどうかよろしくお願い致します▼宮崎銀行 加納支店 普通口座104601 動物たちの未来のために代表山下 由美▼郵便貯金 17310-434961 口座名義:イノチノハウスホゴヤ▼〒880-1222宮崎県東諸県郡大字国富町八代北俣2581いのちのはうす保護家090-4484-5165(9:30~22:00 担当フジイ)▼「いのちのはうす保護家」HPhttps://hogoya.com/▼「ハンデのある猫達の保護猫カフェ HOGOYA」HPhttp://hogoya.nyanta.jp/▼「いのちのはうす保護家」公式ブログhttp://hogoya.miyachan.cc/▼「いのちのはうす保護家」Facebookhttps://www.facebook.com/hogoya/▼保護猫カフェ「HOGOYA」Facebookhttps://www.facebook.com/xxhogoyaxx/▼山下由美代表Facebookhttps://www.facebook.com/yumi.yamashita.7564▼犬猫介護アドバイザー &犬猫看取りコミュニケーターInstagramhttps://www.instagram.com/xxhogoyaxx/▼保護猫カフェ「HOGOYA」Instagramhttps://www.instagram.com/nekocafehogoya/お問合せ先は、HP内の「お問合せフォーム」からお願いします。
2022年06月29日
2017年5月10日愛護センターには、臨月の子が居ました。いつ産まれてもおかしくない位の大きなお腹…安心して出産、授乳できるようにと、急いでレスキューしました。ハウンド系の、人間大好きな子。命名・バルーン5月17日 21:00バルーンのお産がはじまりました。逆子が多く、バルーンも苦しそう…何度も顔を見上げ、助けを求めて来てくれたので、身体をさすったり、声をかけ続けたり、逆子を引っ張り出したりと、お産をサポート。お産に時間がかかり過ぎたのかもしれません。最後の10匹目は、残念ながら死産でした。ごめんね…お産後、バルーンは落ち着きませんでした。私の顔を見ては何か訴えてくるのです。苛立ちのような悲しみのような、時に悲鳴のような声を出す事も…。あ…巣の移動だ!野生の犬は、お産時の血の匂いから外敵にみつからないよう、巣を移動すると聞いたことがあります。柵に囲まれた6畳くらいの小さな場所では、どこに移動したら分からず、困ってたんでしょうね…。で、こうしました。やっと安心できたようで、しばし子犬から離れて休憩中のバルーン。バルーン、とってもとっても疲れていました。お乳だけでは足りないので、人口授乳と並行しながら、バルーンと一緒に育ててきた9匹の子犬達…子犬達が一ヶ月過ぎた頃辺りから、バルーンから育児へのストレスを感じました。なので、バルーンが休憩できる場所を作りました。お母ちゃんも犬の子!お母ちゃんは神じゃない!頑張りすぎなくて良いんだよ…?ゆっくり休みながらで良いんだよ…?バルーン休憩所が完成して部屋を出る時・・・「ありがとう」確かにそう言って、私の手を引き寄せ舐めてくれたバルーン。バルーンの行動の意味が、あまりにハッキリ伝わりすぎて、驚いてスタッフと顔を見合わせた程でした。人間に近い…不思議なバルーン。その後、子犬達全員幸せへと旅立ち、子育てを終えたバルーンは、ようやく保護家の群れデビューです!物静かなバルーンですが、何か強いオーラがあるのでしょう…誰ひとりバルーンにマウントとる犬はいませんでした。このままリーダーにおさまるのかと思いきやバルーン本人が辞退したように見えました。ほんとに不思議な犬です…。その後、バルーンは良縁に恵まれ新しい飼い主さんのお家に行きました。詳しくは書けませんが…あれから4年の月日が流れ、バルーンはうちに帰ってきましたが、まさか…こんな形でバルーンと再会するなんて…バルーンはガリガリにやせ細り、重い心臓病を抱えていました。心雑音も日に日に強くなっていき呼吸が乱れることが多くなり腹水で大きく膨らんでいくお腹…腹水には大切な栄養素があり、腹水を抜くと、一気に衰弱し、死期が早まってしまう。投薬治療開始から半年後…バルーンに限界を感じました。これ以上頑張らせてはいけない!…と。投薬治療してどんなに頑張っても余命半年だと宣告を受けてたバルーン。もう充分、バルーンは頑張ったのだから!わずかに残された時間体を軽くして昔のように歩かせてあげたい…バルーンの残された最後の砦…最期の治療…腹水を全部抜いてもらいました。17キロのやせ細った体で、約8キロの腹水を抱えていたのです。50キロの人間が、15キロの水を抱えてるのと同じです。どんなに重かったろう…どんなに苦しかったろう…どんなに辛かったろう…バルーンの存在を公にしなかったのは色々な事情があっての事でした。この半年間、バルーンの存在を隠したままバルーンに最期を迎えさせて良いのか…自分自身と葛藤してきましたが、バルーンが頑張って生きている今を、バルーンの生き様を伝えようと覚悟を決めました。バルーンの最期はもう目の前まできてしまった。頑張って生きれても一ヶ月でしょう…残していこうと思う。バルーンの生き様を…「この子達を守れるのは法律ではない!結局、動物愛護法は守ってくれなかった!だから、法を犯してでも守らなきゃいけものが私にはあった!」
2022年06月05日
PCのモニター画面を見つめながらキーボードを打つ手は止まったまま動かない…この数年間、この繰り返しです。そんな中、YouTubeデビューしてみるとご支援を募ったわけでもないのに、ご支援やお手紙が届くようになりました。わざわざ調べて送ってくださったんだ…そう思うと、感謝で胸がいっぱいになり涙がツーっと流れてくる…そんな毎日でした。ですが…「こんな可哀想な動画公開しないで!」系のクレームのお電話も数件ありました。(なら観なきゃ良いじゃん?)答えは簡単なことですが私の動画が誰かを苦しめてる…というのも真実です。そして…今まで看取った子達が、誰かにとっては「害」でしかないのだと頑張って生きてきたその子の時間すら否定されてしまったようで、この子達に申し訳ない気持ちで苦しいのです…※YouTubeチャンネル犬猫保護施設・いのちのはうす保護家サムネイルより私は、この15年間(特に初期)多くの誹謗中傷を受けてきた人物だと思いますが、一度も信念を曲げたことはありませんでした。むしろ、誹謗中傷受ければ受けるほど何くそ精神のエンジンがかかる…そんなへこたれない気質でした。だけど…15年目にしてやっと自分の弱点を知りました。それは…看取った子達の生きてきた時間、生き様、生きた証を否定されると、全てが思考停止してしまうほどに壊れてしまうんだと…初めて知りました。今生きてる子達、看取った子達を否定的に受け止める人も確かにいますが、それが「悪」だとは思いません。その人の中ではそれが正義であるから、わざわざコメントや電話してまでも「教えてあげよう」という正義論なのでしょうから。そこを頭では分かってても、心では理解できてないから私もいちいちこの子達に申し訳ない…と苦しんでしまうんだろうな…ただ…先月から少しずつ読み始めた本が今回、私にとってのターニングポイントになりそうな気が…「その犬の名を誰も知らない」南極物語のタロとジロが生き延びたのはもう一匹の犬の存在があったから…。2018年、その封印を解いたのは、真実を語ってくれた北村さんと、(南極観測隊の犬係)記者の嘉悦さんのお二人。どんなに勇気がいったでしょう…この本を手にしたとき、私はこう思いました。きっと潰されるだろう…この真実は書籍で止まったままだろう…「南極物語タロとジロ」60年間の歴史を覆すわけですから。だけど、昨夜「ワールド極限ミステリー」というテレビ番組で大きく放送されたそうです。話は横道にそれたっぽいですが…そうじゃありません!「真実を伝える」…否定的に取られようが反響がなかろうが「伝える」ことでタロとジロを生還へと導いた「リキ」という尊い命に書籍を読んだ人、テレビを観た多くの人間が、60年後の今、リキの犬生に想いを寄せられた!今は、私が出すブログや動画の子達も「死体を晒すな」「可哀想な動画を出すな」批判的な言葉も出てくると思いますが、生きた証を伝える事、遺す事、「私がこの子達の声になる!」という信念を忘れないよう戦っていこうと思えました。※決して書籍の宣伝、アフィリエイト、案件ではありません。昨夜、TikTokの引退を考えてたときに書籍「その犬の名を誰も知らない」がテレビ放送されたと知った時に私も、続ける勇気をもらえました。私にとって「リキ」がターニングポイントだったから、ブログに書き残したいと思いました。・・・ただそれだけです。だから…TikTok続けます!!YouTubeも再開します!!ご支援ご協力をどうかよろしくお願い致します▼宮崎銀行 加納支店 普通口座104601 動物たちの未来のために代表山下 由美▼郵便貯金 17310-434961 口座名義:イノチノハウスホゴヤ▼〒880-1222宮崎県東諸県郡大字国富町八代北俣2581いのちのはうす保護家090-4484-5165(9:30~22:00 担当フジイ)▼「いのちのはうす保護家」HPhttps://hogoya.com/▼「ハンデのある猫達の保護猫カフェ HOGOYA」HPhttp://hogoya.nyanta.jp/▼「いのちのはうす保護家」公式ブログhttp://hogoya.miyachan.cc/▼「いのちのはうす保護家」Facebookhttps://www.facebook.com/hogoya/▼保護猫カフェ「HOGOYA」Facebookhttps://www.facebook.com/xxhogoyaxx/▼山下由美代表Facebookhttps://www.facebook.com/yumi.yamashita.7564▼犬猫介護アドバイザー &犬猫看取りコミュニケーターInstagramhttps://www.instagram.com/xxhogoyaxx/▼保護猫カフェ「HOGOYA」Instagramhttps://www.instagram.com/nekocafehogoya/お問合せ先は、HP内の「お問合せフォーム」からお願いします。
2022年02月03日
夢に抱いてた。ずっとずっと…「いのちのはうす保護家」は、ホスピス部屋はあるものの最期をゆっくりと過ごせる看取る部屋がありませんでした。犬の看取り部屋は狭い廊下に作るしかありませんでした。犬の看取り部屋も、猫の看取り部屋も、陽が入らないような暗い場所でした。明るい看取りのお家があれば…と、夢を抱いてきました。「宝くじが当たればね~」のノリと同じように全く現実のものとして考えていませんでした。そんなある日…支援者の加藤さんから聞かれました。「山下さんご自宅には帰れてるの?」「いつ寝てるの?どこで寝てるの?」全て正直にお答えしたら驚きの提案をされたんです。「少しでも休まんといかん!よし!山下さんの家を建てます!」こんなありがたいお話はこんな私にはもったいない!と「お気持ちだけで嬉しいです」とお断りしましたが…頑固な加藤さんには通じませんでした。それならばと、夢物語にあった犬猫の看取り用のお家にしたい旨をお伝えし、夢物語が現実に向けて動き始めました。「これは現実なのだろうか…?」工事が進んでもあいかわらず夢を見てるようでした。私達も犬猫も「最期」は必ずきます。健康で長生きして欲しいの前にその子がどう生きたか…幸せな時を過ごせたか…病気でも老衰でも必ず介護期→看取り期がやってきます。この「看取りの家」は、静かに最期を迎えられるための看取り期に入った犬猫のお家です。いつも思っていました。保護犬、保護猫ではなく、家庭の子と同じような環境で最期を迎えられたら…と。「家族ごっこ」なのかもしれない。でも、それでも良い!この門をくぐったら「最期」…?ではありません!決して悲観的なことでもありません。ゆったりとしたその子が望んでいたその子らしい新しい時間がスタートするだけ…余命二ヶ月の宣告を受けてた「ビク」は、「看取りの家」完成に間に合わないと半ばあきらめていました。https://www.facebook.com/100003345797203/videos/1207581023093192/陽も新鮮な空気も入らない湿気だらけの部屋で最期を迎えるしかないのだと…自分で血を作れない体になり、死ぬまで輸血をくり返すしか生きるすべはないのだと…免疫抑制剤も逆に体に負担になりかけていたためどこで治療を終わらせるのか…ビクの体はその位、限界が近づいていたのに…「看取りの家」に移動してから日に日に元気になっていきました。部屋中を走り回ったり、窓の外から保護家の犬たちが遊ぶ姿をながめて楽しんだり日向ぼっこしてお昼したり…余命二ヶ月と言われたビクは、自分で血液を作れる体に回復しました。もうすぐ四ヶ月目に入ります。奇跡のような回復力だと獣医師さんも驚いていました。でも・・・完治したわけではありません。完治することのない病気ですが、今のビクは元気に「看取りの家」で自分らしい時間を過ごしています。環境でここまで回復力があがるなんて…だから・・・「プリッツ」!あんたもだよっ!もう頑張る必要なんてない!「猫ホスピス」から「看取りの家」にお引越ししてきたプリッツは、7月に愛護センターからレスキューし、このときすでに延命治療しか生きる道は残されていませんでした。毎日毎日、骨と皮の体で点滴しながら頑張ってきたプリッツ…この五ヶ月間、プリッツは本当に頑張ってきたと思う。明るい「看取りの家」で自分らしい生き方で…自分が望む時間を過ごしてね。わたしは…プリッツの願いを尊重するだけ。「看取りの家」は、いのちのはうす保護家の敷地内にあります。犬たちのドッグランの隣にあるので犬たちも私も安心して過ごせます。「看取りの家」からは、老犬ホスピスも、ご隠居猫部屋も、母屋も、全部見渡せる場所にあります。それだけではありません。お風呂の窓を開けると今まで看取った子達が眠る慰霊碑があります。正直…今、生きてる子を優先して動いてるので、亡くなった子を想う時間はあまりなかったような気がします。それが今では、お風呂に入ってるとき必ず窓を開け、慰霊碑で眠る子達のことだけを想う…そんな時間が取れるようになったんです。今生きてる子達には申し訳ないけど、この時間が一日の中で一番幸せに感じてる自分がいます。最愛の娘…モモもここで見送りたかったな…この「看取りの家」は、熊本県の加藤様「匿名」様「保護家の皆さんに幸あれ」様三名の支援者様が寄贈下さった犬猫達の大切なお家です。熊本県宇城市の「あっぷハウジング」さんが時間と労力をかけて宮崎県のいのちのはうす保護家に通いながら建ててくださいました。「施設」「保護」から離れた普通の家っぽいデザインにこだわりました。家族ごっこ…かもしれないけど、「家庭の犬猫」を経験させたい…と。最期くらいは…ご支援ご協力をどうかよろしくお願い致します▼宮崎銀行 加納支店 普通口座104601 動物たちの未来のために代表山下 由美▼郵便貯金 17310-434961 口座名義:イノチノハウスホゴヤ▼〒880-1222宮崎県東諸県郡大字国富町八代北俣2581いのちのはうす保護家090-4484-5165(9:30~22:00 担当フジイ)▼「いのちのはうす保護家」HPhttps://hogoya.com/▼「ハンデのある猫達の保護猫カフェ HOGOYA」HPhttp://hogoya.nyanta.jp/▼「いのちのはうす保護家」公式ブログhttp://hogoya.miyachan.cc/▼「いのちのはうす保護家」Facebookhttps://www.facebook.com/hogoya/▼保護猫カフェ「HOGOYA」Facebookhttps://www.facebook.com/xxhogoyaxx/▼山下由美代表Facebookhttps://www.facebook.com/yumi.yamashita.7564▼犬猫介護アドバイザー &犬猫看取りコミュニケーターInstagramhttps://www.instagram.com/xxhogoyaxx/▼保護猫カフェ「HOGOYA」Instagramhttps://www.instagram.com/nekocafehogoya/お問合せ先は、HP内の「お問合せフォーム」からお願いします。
2021年12月07日
某地区の地域猫さんが、首に大けがをして迷い込んできました。首には何も巻いていません。ベージュ色部分は、壊死した皮膚…なぜこの状態で生きてるの…?いつから苦しんでたの…?(傷が酷いので縮小しました)生粋の外猫さんなので、威嚇も激しく、本来ならば素手では捕獲できない子なのに一切の抵抗もなく保護主さんの腕に静かに身を委ねたと聞きました。「助けて…」この子が初めて人間を信じようと頑張った瞬間だったのでしょう…(傷が酷いのでボカシました)病院に搬送しての緊急手術。おそらく、小さな咬み傷から化膿して皮膚が壊死していったのでしょう…との事でした。壊死した皮膚を切り離しながら縫合したそうですが…皮膚の再生力がないため、何度も何度も手術をくり返してる状態です。入院してかれこれ1ヶ月でしょうか…この子自身、生きてく力がつくまでまだまだ入院生活が続きます。傷が完治に向かえば向かうほど目つきが変わっていきます。「助けてって言うたよなぁ?なんで閉じ込める?なんで痛い事ばかりする?」この子から怒りの感情が沸々と伝わってきますが、元気になっている証拠です。本来のこの子の姿に戻っているだけ…だからかなぁ?この子から嫌われれば嫌われるほど嬉しい…という感情が込み上げてくる。あともう少し…絶対完治できるから!完治したらいっぱい恨んで良いからね!入院中のこの子の医療費が毎日かかっています。厚かましくて申し訳ございません…この子の医療費のご支援を戴けると大変助かります。ご支援ご協力をどうかよろしくお願い致します▼宮崎銀行 加納支店 普通口座104601 動物たちの未来のために代表山下 由美▼郵便貯金 17310-434961 口座名義:イノチノハウスホゴヤ▼〒880-1222宮崎県東諸県郡大字国富町八代北俣2581いのちのはうす保護家090-4484-5165(9:30~22:00 担当フジイ)▼「いのちのはうす保護家」HPhttps://hogoya.com/▼「ハンデのある猫達の保護猫カフェ HOGOYA」HPhttp://hogoya.nyanta.jp/▼「いのちのはうす保護家」公式ブログhttp://hogoya.miyachan.cc/▼「いのちのはうす保護家」Facebookhttps://www.facebook.com/hogoya/▼保護猫カフェ「HOGOYA」Facebookhttps://www.facebook.com/xxhogoyaxx/▼山下由美代表Facebookhttps://www.facebook.com/yumi.yamashita.7564▼犬猫介護アドバイザー &犬猫看取りコミュニケーターInstagramhttps://www.instagram.com/xxhogoyaxx/▼保護猫カフェ「HOGOYA」Instagramhttps://www.instagram.com/nekocafehogoya/お問合せ先は、HP内の「お問合せフォーム」からお願いします。
2021年12月04日
ブログがおろそかになってしまい申し訳ございません。レスキュー報告をYouTubeにupしてあるのでブログに貼らせていただきました。
2021年09月07日
愛護センターのケージの中でうずくまってる小さな子猫…交通事故で収容された下半身が動かない状態で、血便らしき症状が続いてるとの事。ピクリとも動かない声も出さない瀕死の状態だった…この子に明日が来ないことくらい気付いていた。いいえ…分かっていたからこそ、決断できたのだと思う。「今すぐ、この仔をレスキューします」そう言葉を発したと同時に…瀕死の状態の子猫は、体を引きずりながら扉の前に来た。声を出した!私の目を見た!私に話しかけるかのように声を発し続けた。「一緒に帰ることが分かるの?」その場にいたスタッフと職員さんもこの子の行動が偶然ではないことを認めざるを得ない出来事だった。犬も猫も、言葉の意味は分からないけど、人間の感情を読み取る能力がある…この子は、背を向けながらも私の覚悟を瞬時に感じ取った。「一緒に帰ろうね…」この子に明日が来ないのは分かってる…分かってたけど…奇跡を信じてみたくなり、その足で動物病院に向かった。「顔の血色は良いし生きれるんじゃない?」獣医師さんはそう言ってくれたけど、私は「それは違うと思います!」と訴えた。レスキューすると分かったからドーパミンが出て元気に見えるだけだと…獣医師さんも、この子の体に触れたとき「ありえない…すべてがグチャグチャだ」危険な状態に気付いてくれました。尻尾の骨が胴体に移動してて、獣医師さんが手探りで元の位置に戻してくれましたが、足も骨盤もグチャグチャに折れていた。尿管、尿道が切れているかもしれない。腸が破けてるかもしれない。だけど…この状態では精密な検査や手術はできないとの事。一晩、尿が出るか確認して翌日に手術方法を考えていこう…と。朝を迎える前に…3:58静かに眠るように息を引き取りました。わずか11時間…いのちのはうす保護家の子として一緒に過ごしたのはたったの11時間…淋しい思いをさせないよう、たくさんのお花で囲んだ。哀しい思いのまま往かせたくなくてみんなでたくさん撫でた。命名「セイキ」早く次に生まれて帰ってこれるようにと名付けた。命名と同時のお別れだった…いのちのはうす保護家の子達が眠る場所にセイキを埋葬した。わずか11時間でもあんたはうちの子だったんだよ…と。お願いがあります…お世話してた地域猫さんが交通事故や衰弱してると愛護センターに連れてくる方が時々おられますが、愛護センターは病院ではありません。愛護センター獣医師さんは、できる限りの治療や手術はしてくれますが、正直言うと…できる事に限界があります。お世話してる仔が交通事故や衰弱してたら、先ずは直ぐに動物病院に走ってください。助かるか助からないかは、時間との戦いなんです。愛護センターに連れて行くのはその後の経過を見てからでも遅くはありません。どうか…どうか、命を優先して頂ければと…切に願います。生意気言って申し訳ございません。ご支援ご協力をどうかよろしくお願い致します▼宮崎銀行 加納支店 普通口座104601 動物たちの未来のために代表山下 由美▼郵便貯金 17310-434961 口座名義:イノチノハウスホゴヤ▼〒880-1222宮崎県東諸県郡大字国富町八代北俣2581いのちのはうす保護家090-4484-5165(9:30~22:00 担当フジイ)▼「いのちのはうす保護家」HPhttps://hogoya.com/▼「ハンデのある猫達の保護猫カフェ HOGOYA」HPhttp://hogoya.nyanta.jp/▼「いのちのはうす保護家」公式ブログhttp://hogoya.miyachan.cc/▼「いのちのはうす保護家」Facebookhttps://www.facebook.com/hogoya/▼保護猫カフェ「HOGOYA」Facebookhttps://www.facebook.com/xxhogoyaxx/▼山下由美代表Facebookhttps://www.facebook.com/yumi.yamashita.7564▼犬猫介護アドバイザー &犬猫看取りコミュニケーターInstagramhttps://www.instagram.com/xxhogoyaxx/▼保護猫カフェ「HOGOYA」Instagramhttps://www.instagram.com/nekocafehogoya/お問合せ先は、HP内の「お問合せフォーム」からお願いします。
2021年05月12日
今から1年半前…愛護センターに収容されてた1匹の老犬が檻のすみっこで震えていました。皮膚病で体はボロボロ…この老犬から強く伝わった感情は、人間=叩く生物…この老犬にとって、人間という存在は、暴力的な生物でしかありません。何年、自分を押し殺してきたのかな…何年、暴力に怯えた日々だったのかな…「いい子ね…本当に良い子ね…」職員さんは、優しく声をかけながら、この老犬の頭を、何度もなでました。残された時間を思うように生きて欲しい…そんな気持ちでこの老犬をレスキューしました。命名「ベンティ―」高齢でヨタヨタなベンティ―の居場所は本来ならば「老犬ホスピス組」でしょう…だけど、あえて若い犬達の群れ「元気組」にベンティーを仲間入りさせました。なぜ老犬のベンティーを老犬組に入居させなかったのか自分でも理由は分かりませんが、おそらくベンティーがそう望んでいたのでしょう…群れデビューは、すんなり成功しました。誰一人として、ベンティ―にけん制しかけないことに驚きました。人間の私たちに見えないものが、犬たちには見えるんでしょうね…力ではないベンティ―の強さ、ベンティ―が背負ってきた壮絶な過去が。だけど…ベンティーの老化は少しずつ進行していき犬達と距離を置くようになっていました。ドッグランでくつろぐ場所もどんどん隅っこへと移動してしていました。ベンティー自身が「老い」を受け入れた時機だと察し、「元気組」を引退させました。「プライドが傷つかないだろうか…?」「自信喪失で老化が急激に進行するのでは…?」「老犬ホスピス」入居となったベンティーが心配でたまらなかったけど、私の考えすぎだったようです。老犬ホスピスでの生活を気に入り満喫してる様子でした。ベンティーが楽しんでる時間は私達にとっても幸せな時間!!なのに…穏やかなあたりまえの時間がこうも早く奪われるなんて…ベンティーはレスキューしたときから耳の中がぐちゃぐちゃで耳の洗浄や治療を一年以上繰り返してきました。そのつど安定はするものの回復に向かうことは一度もないまま…耳中に「悪性腫瘍」ができてしまいました。顔を切って腫瘍を切除することは可能ですが、完治はありません。足腰が弱ってる老犬ベンティー…余命をほんの少し延ばすだけの手術にどうしても踏み切れず…痛みだけを取り除くことを優先とした「緩和ケア」を選択しました。ベンティーが苦しまず、最期の時までベンティーらしく生きれるようにと…耐えがたい痛みが襲うようになれば、戦いを終わらせる決断(安楽死)も覚悟はしていました。毎日毎日…24時間ベンティーのそばで視覚、聴覚、嗅覚、触覚に集中しました。ちょっとした変化に気付けるように…戦いを終わらせるタイミングを決して間違わないようにと…ベンティーは、体に触れるのを拒否するようになりました。痛みが恐怖に変わったのか、不快に感じるのかは分かりませんが、ふと、自分がお産する直前を思い出しました。私は、陣痛がピークになったとき体を触られるのを不快に感じました。「私の体に指一本触れるな!」…と、陣痛の痛みが怒りの感情へと変化していたのです。あの頃の自分の感情を思い出したときに「激痛が怒りに変わることもあるんだ!」今のベンティーの心身に起きてる現実を深い部分までやっと理解できたんだと自信へとつながった瞬間、不思議なことが起こりました。体に触れたときに唸ってたベンティーがこの日を境に一切怒らなくなったのです。そして…人間に依存心のなかったベンティーが私の姿を探し回るようになったのです。歩くのもキツイ状態になったのに、「母ちゃんどこだ?」仕事部屋まで呼びに来てくれます。ふたりでイチャイチャすることもなければ会話することもありません。私からは「今の体調どお?」ベンティーに変化がないかの観察。ベンティーからは「母ちゃん何してんの?」私が近くにいるかの確認。それだけの関係性だったけど、ベンティーと過ごした一年半の中で深く繋がり合えたのは「今」のような気がしました。3月27日 正午ベンティーの腫瘍が脳を圧迫してきたように感じたもうこれ以上痛みと戦わせてはいけない…ベンティーがベンティーじゃなくなる前に戦いを終わらせるべきだと判断した「夜が明けたらお別れしようね」ベンティーに伝えた「夜が明けたら痛みも苦しみもなくなるからね」ベンティーに安楽死を伝えた酷だと思うかもしれない伝わるわけないと思うかもしれないでも、伝えたかった「死」ではなく、痛みと苦しみがなくなることを…だけど…3月28日AM4:30 ベンティーが発作を起こした下顎呼吸が20分ほど続き…AM4:50ベンティーは最期を迎えたその後のことは全く覚えていない。ベンティーを看取った直後、私は失神…?気を失っていた。大げさなものではなく、睡眠不足からの寝落ちだったのでしょう…8:30意識が戻ると腕の中にベンティーが居た。ベンティーを看取ったのは夢だったのかもしれない…夢であって欲しい…とベンティーの体を揺さぶったでも、ベンティーは動かない自分自身に現実だと言い聞かせるように出勤してきたスタッフに「ベンティーが死んだ!」ひと言しか言葉が出せなかった。ベンティーはみんなに愛されてもらった足腰が弱ろうが日課のお散歩はベンティーにとって至福の時間だった。ベンティーはみんなに感謝の気持ちを伝えたかったのではないか?気付くと…私はベンティーの遺影を手に取っていたベンティーの遺影を掲げながらスタッフとボランティアさん達にベンティーが生前に受けた厚意へのお礼を伝えた語りながら私はこう感じてた「ベンティーから与えられた最期の仕事かな?」ベンティー本人が伝えられなかったスタッフやボランティアさん達への「ありがとう」という気持ちを私はちゃんと代弁できたかな…ベンティーが荼毘に付すギリギリまでお別れを惜しむみんなの姿を見ながら私は強く誓った「もっと強くなろう…いかなる時も冷静でいなければ」…と。私も…ベンティーのような生き方をしたい私も…ベンティーのように強くありたいベンティーのように…ご支援ご協力をどうかよろしくお願い致します▼宮崎銀行 加納支店 普通口座104601 動物たちの未来のために代表山下 由美▼郵便貯金 17310-434961 口座名義:イノチノハウスホゴヤ▼〒880-1222宮崎県東諸県郡大字国富町八代北俣2581いのちのはうす保護家090-4484-5165(9:30~22:00 担当フジイ)▼「いのちのはうす保護家」HPhttps://hogoya.com/▼「ハンデのある猫達の保護猫カフェ HOGOYA」HPhttp://hogoya.nyanta.jp/▼「いのちのはうす保護家」公式ブログhttp://hogoya.miyachan.cc/▼「いのちのはうす保護家」Facebookhttps://www.facebook.com/hogoya/▼保護猫カフェ「HOGOYA」Facebookhttps://www.facebook.com/xxhogoyaxx/▼山下由美代表Facebookhttps://www.facebook.com/yumi.yamashita.7564▼犬猫介護アドバイザー &犬猫看取りコミュニケーターInstagramhttps://www.instagram.com/xxhogoyaxx/▼保護猫カフェ「HOGOYA」Instagramhttps://www.instagram.com/nekocafehogoya/お問合せ先は、HP内の「お問合せフォーム」からお願いします。
2021年05月06日
シロちゃんをレスキューしたあの日、もうひとりの老犬とも出会ってました。2月22日高岡町を放浪してたところを愛護センターが捕獲保護したとのこと。老犬で重度のフィラリア…センター職員さん達が約一ヶ月間、毎日敷地内をお散歩させてくれたりこの老犬を守ってくれていましたが…日に日に足腰が弱り、認知症もはじまってると聞いて次は私たちがこの老犬を守る番だと…この老犬と会ったときに感じました。だけど…この老犬を連れて帰ることができませんでした。先ずはシロちゃんに集中したい…と。シロちゃんと向き合う時間が欲しい…と。結果、この老犬のレスキューは見合わせました。何を悠長なこと言ってんだ!…と、お怒りの方もいると思います。だけど、シロちゃんのように愛さながらもセンターに持ち込まれた犬猫の心は驚くほどに繊細なんです。「必ず迎えに来るからね」この老犬と約束を交わして愛護センターを去りました。シロちゃんだけを車に乗せて…シロちゃんレスキュー二日後…約束を守りました!命名「ともぞう」ともぞうが生きてきた環境や時間を知ることができませんが、右足は、獣の罠にかかったような骨折痕がありました。適切な治療を受けれず変形したまま骨がつながったのでしょう…歩行バランスが上手く取れなくなり後足にも支障が出ていました。故意に捨てられたのか…迷子になって探してもらえなかったのか…ともぞうが捕獲された理由は分かりません。ともぞう自身も、自分が分かりません。誰と居て、どこに住んで、どんな環境に居たのか、ともぞうは思い出すことができません。全部忘れてしまいました。本当の自分はどこにあるのかも…でも、ともぞう自身、そんな自分が不幸だと思っていません。悲しみや辛さも抱えていません。ご飯を食べて「嬉しい」日向ぼっこして「気持ち良い」誰かが側にいて「心地良い」ともぞうから伝わってくるもの全部が「幸せ」な感情だけなんです。ともぞうは「今」を生きてるんだろうな~…本人は自覚してないけど、「今」という時間を、大切に丁寧に刻みながら生きてるような気がするのです。一足早く保護家に入居してたシロちゃん。お互いに生きてきた環境が全く違うのに、お互いを尊重しながら向き合うふたりに私達もホッと胸をなでおろしました。シロちゃんもともぞうも、一日でも永く生きて欲しいとは言いません。毎日、楽しく過ごしてさえくれれば…毎日、幸せを感じてくれれば…一日一日を丁寧に大切に、このふたりとしっかり向き合っていきたい…と、ともぞうの生き様からチト拝借(^^その一方で…左耳に悪性腫瘍を抱えた「ベンティー」の介護と看取り期にも入っていました。ベンティーのことはまた後日書きたいと思います。ご支援ご協力をどうかよろしくお願い致します▼宮崎銀行 加納支店 普通口座104601 動物たちの未来のために代表山下 由美▼郵便貯金 17310-434961 口座名義:イノチノハウスホゴヤ▼〒880-1222宮崎県東諸県郡大字国富町八代北俣2581いのちのはうす保護家090-4484-5165(9:30~22:00 担当フジイ)▼「いのちのはうす保護家」HPhttps://hogoya.com/▼「ハンデのある猫達の保護猫カフェ HOGOYA」HPhttp://hogoya.nyanta.jp/▼「いのちのはうす保護家」公式ブログhttp://hogoya.miyachan.cc/▼「いのちのはうす保護家」Facebookhttps://www.facebook.com/hogoya/▼保護猫カフェ「HOGOYA」Facebookhttps://www.facebook.com/xxhogoyaxx/▼山下由美代表Facebookhttps://www.facebook.com/yumi.yamashita.7564▼犬猫介護アドバイザー &犬猫看取りコミュニケーターInstagramhttps://www.instagram.com/xxhogoyaxx/▼保護猫カフェ「HOGOYA」Instagramhttps://www.instagram.com/nekocafehogoya/お問合せ先は、HP内の「お問合せフォーム」からお願いします。
2021年03月28日
愛護センターに「引き取り犬」で連れてこられたのは…18才の老犬でした。歩くのがやっとの超高齢の老犬…ここはどこなのか?なぜ連れてこられたのか?この老犬は自分の身に何が起こったのか状況が全く分かりません。まさか自分が捨てられただなんて…ここだけ切り取ってしまうと「なんて酷い飼い主だ!」と、なってしまいますが…飼い主さんには、この老犬を守ることのできない事情があったんです。飼い主さんは体調を壊してしまい2年前から病院に入院しています。2年間も家族であるこの老犬と離れ離れになるしかありませんでした。1人暮らしだった飼い主さんに代わり甥御さんが毎日老犬のお世話に通っていました。2年間…毎日毎日…。飼い主さんの退院のめどもつかず、甥御さんにも限界がきてしまいました。当然のことと思います。日に日に老衰が進行していく老犬に不安を抱えるようになったのでしょう…甥御さんにも生活はあります。甥御さんにも守りたいものはあります。甥御さんは2年間老犬を守ってきました。飼い主さんの「あの子を守りたい」という気持ちを大切にしてたからこそです。確かに…結論だけ言うとこの老犬は年を取って捨てられた。だけど…そんな軽い一言で終わらせてはいけないと思うんです。老犬も飼い主さんも甥御さんも苦しみや悲しみは同じなんです。この写真の姿は、飼い主さんと甥御さんの姿でもあります。守りたいのに守れない…こんな悲しい最期はあってはならない愛護センターの職員さんにお願いしました。「シロちゃんは無事だと…生きていると飼い主さんと甥御さんにお伝えください」迷いなくレスキューしました。18年間呼ばれ続けてきた「シロちゃん」という名前をそのまま引き継いでうちに来ました。新しい環境になじむまで少し時間がかかるかもしれませんが、シロちゃんのペースを崩さずに最期まで一緒に居ようと思います。いつか飼い主さんと再会できると良いな…これで終わりではない。その一方では…それはまた後日…ご支援ご協力をどうかよろしくお願い致します▼宮崎銀行 加納支店 普通口座104601 動物たちの未来のために代表山下 由美▼郵便貯金 17310-434961 口座名義:イノチノハウスホゴヤ▼〒880-1222宮崎県東諸県郡大字国富町八代北俣2581いのちのはうす保護家090-4484-5165(9:30~22:00 担当フジイ)▼「いのちのはうす保護家」HPhttps://hogoya.com/▼「ハンデのある猫達の保護猫カフェ HOGOYA」HPhttp://hogoya.nyanta.jp/▼「いのちのはうす保護家」公式ブログhttp://hogoya.miyachan.cc/▼「いのちのはうす保護家」Facebookhttps://www.facebook.com/hogoya/▼保護猫カフェ「HOGOYA」Facebookhttps://www.facebook.com/xxhogoyaxx/▼山下由美代表Facebookhttps://www.facebook.com/yumi.yamashita.7564▼犬猫介護アドバイザー &犬猫看取りコミュニケーターInstagramhttps://www.instagram.com/xxhogoyaxx/▼保護猫カフェ「HOGOYA」Instagramhttps://www.instagram.com/nekocafehogoya/お問合せ先は、HP内の「お問合せフォーム」からお願いします。
2021年03月25日
数年前にこのブログ内でも書き遺した「ニコ」と「ミト」それぞれの最期の時間…今回動画にするあたりどうまとめて良いのか今まで以上に難しく思いました。5分前後でまとめたかったのですが、「この二人は同じ作品内で遺したい」私のこだわり?わがまま?で二人を1本の動画に無理やり入れ込みました。ニコもミトも失って初めて気付かされたことがあります。いつもそうです…なんで生きてるときに気付いてあげれなかったのか後悔します。介護と看取りに集中するあまり大切なことに気付けないのでしょうか…生きてる間にちゃんと気付けるそんな介護と看取りのプロになりたいです。~YouTubeチャンネル~「人嫌いな猫達~それぞれの最期」ご支援ご協力をどうかよろしくお願い致します▼宮崎銀行 加納支店 普通口座104601 動物たちの未来のために代表山下 由美▼郵便貯金 17310-434961 口座名義:イノチノハウスホゴヤ▼〒880-1222宮崎県東諸県郡大字国富町八代北俣2581いのちのはうす保護家090-4484-5165(9:30~22:00 担当フジイ)▼「いのちのはうす保護家」HPhttps://hogoya.com/▼「ハンデのある猫達の保護猫カフェ HOGOYA」HPhttp://hogoya.nyanta.jp/▼「いのちのはうす保護家」公式ブログhttp://hogoya.miyachan.cc/▼「いのちのはうす保護家」Facebookhttps://www.facebook.com/hogoya/▼保護猫カフェ「HOGOYA」Facebookhttps://www.facebook.com/xxhogoyaxx/▼山下由美代表Facebookhttps://www.facebook.com/yumi.yamashita.7564▼犬猫介護アドバイザー &犬猫看取りコミュニケーターInstagramhttps://www.instagram.com/xxhogoyaxx/▼保護猫カフェ「HOGOYA」Instagramhttps://www.instagram.com/nekocafehogoya/お問合せ先は、HP内の「お問合せフォーム」からお願いします。
2021年03月19日
18才の老犬「クッキー」は深い事情があり、約7年前に大好きだったお母さんと離れて暮らすことになりました。離れ離れになった7年間お母さんは週に数回クッキーのお世話に通っていたそうです。年々老いていくクッキー…本当ならば室内で過ごすことがベストですが、飼い主さんが病を患っていたためご自身が生きることを優先するしかありませんでした。クッキーのお母さんもまた仕事を掛け持ちしながらご自身の生活でいっぱいいっぱいでした。そんな日々を送りながらもクッキーのことを片時も忘れることなく週に数回クッキーのお世話に足を運んでいました。ですが…年々老化が進行するクッキーは、お庭での生活にも限界がありました。みかねたご近所の方がクッキーを気にかけて下さり、毛布を敷いてくれたり、お水を交換してくれたり、おやつをあげたり、クッキーは多くの人から助けられながら生きてきました。クッキーの飼い主さんもクッキーのお母さんも何度もご自身を責め続けてきたと話します。そんなとき、「いのちのはうす保護家」の老犬ホスピスを知り、うちにご相談がありましたが…当時の私には、お預かりする気力がありませんでした。それは…私の愛おしい娘「モモ」が亡くなってまだ7日しか経ってなかったから…まだ、私の時間は止まったままだったから…。「まだ早すぎる!まだモモだけを想っていたい!」お預かりの話があったときの正直な気持ちでした。モモをその他大勢の1匹として旅立たせてしまった後悔モモに淋しい葬儀しかしてあげれなかった罪悪感…せめて、モモの45日まではモモだけを想い続けたいというモモに捧げる最期の償いでもありました。私に確認せずに預かりを引き受けた副代表に怒りさえ覚えました。その位、あのときの私は自分の立場すら忘れていたのでしょうね。保護家に来たクッキーと対面したとき我に返りました。私は、モモの母親でもあるけど、それ以上に大切な使命があるんだよな~って…。副代表…ごめんね!クッキーは重度の認知症でした。斜頸も入っていましたが老犬あるあるなので別に…そう思っていましたが、手足の毛の擦れ方に違和感がありました。発作を起こす老犬と同じ状態の皮膚だったんです。発作は静かに始まり、静かに終わります。長時間一緒にいないとなかなか気付けません。発作が起きてないか注意しながらクッキーを観察してたとき…やはり、発作が起こりました。昨日今日の発作ではなく、断続的に起きてたものだと思いました。日に日に発作の回数はあっという間に増えていき立ち上がる力もなくなり…老犬ホスピスから看取り部屋に移動しました。クッキーのお母さんは、毎日のようにクッキーの面会に来ました。何度も何度もクッキーと思い出話をしていました。何度も何度も笑顔で体を撫でていました。そして…クッキーに謝り続けていました。何度も何度も…発作の間隔が徐々に短くなってきました。たぶん…クッキーは今日か明日最期を迎えるだろうと思い、クッキーのお母さんに連絡したところ夜遅い時間にもかかわらず直ぐに飛んできてくれました。クッキーのために…2人きりの時間が必要だろうと私は別室で待機していました。部屋から聞こえてくるクッキーのお母さんの鼻をすする音…すすり泣く声…おそらく2人にとって今夜が最後の時だろう…そう思うと、何もしてあげれない自分に苛立ちすら感じてました。(理由は後半に書きます)クッキーのお母さんにどう声かけて良いのか分からないまま淡々と今の状態をお伝えしました。「苦しそうに見えるけど意識はないですよ。クッキーは苦しんでいないですよ。でも…お母さんが側にいることはクッキーにはちゃんと伝わってると思います」翌日…みんなが見守る中クッキーは静かに息を引き取りました。私も過去、クッキーのお母さんと同じ立場にいました。私は、老犬ホスピスという夢のために愛おしい娘「モモ」を自宅に置いて出ました。毎日自宅に夕飯を届けに行くたびにモモに謝っていました。日中はずっとひとりぼっちで庭にいたモモ…見るに見かねて出した結論は「モモは私と一緒の方が幸せなのでは?」私の一方的な感情を押し付けたのしれませんがモモを保護家に連れてきました。そう決断するまでの約一年間、私とモモは離れて暮らしてました。一年でも辛かったし、一年でも罪悪感を抱えてたのに、クッキーのお母さんは7年間も私と同じ思いをしてたんじゃないか…そう思うと他人事ではなかったんです。クッキーのお母さんの本心を誰よりも理解していた私なのにクッキーのお母さんの辛さや悲しみを支え切れるほどの器量が私にはなかったのではないか…申し訳ない気持ちでいっぱいでした。クッキーはお母さんのお家に帰っていきました。やっと…一緒に居れるんだね…このお写真を戴いたときに私も救われた気持ちになりました。コロの飼い主さんもそうでしたが、クッキーのお母さんがうちを知ったのも飼い主さんの代わりにお世話に携わっていた人達が保護家の存在を伝えてくれたから、コロもクッキーもここにたどり着けました。私は、飼い主さんと対等な関係性でいたいので対等性のためにお心遣い(ご寄付)は必ずお願いしていますが、預かり料金?入居費?等を請求することはありませんでした。事業ではなくボランティア活動の一環なので、公にせずに口コミだけで続けてきました。でも、公にするべきなのかもしれませんね…私の見えないところではコロやクッキーの飼い主さんのように苦しんでる方がたくさんいるのでは…?と、視野を広げて考えるべき時期にきたのかもしれません…。私の体が動くうちに早急に変革していかなければ…動物たちの未来のために。ご支援ご協力をどうかよろしくお願い致します▼宮崎銀行 加納支店 普通口座104601 動物たちの未来のために代表山下 由美▼郵便貯金 17310-434961 口座名義:イノチノハウスホゴヤ▼〒880-1222宮崎県東諸県郡大字国富町八代北俣2581いのちのはうす保護家090-4484-5165(9:30~22:00 担当フジイ)▼「いのちのはうす保護家」HPhttps://hogoya.com/▼「ハンデのある猫達の保護猫カフェ HOGOYA」HPhttp://hogoya.nyanta.jp/▼「いのちのはうす保護家」公式ブログhttp://hogoya.miyachan.cc/▼「いのちのはうす保護家」Facebookhttps://www.facebook.com/hogoya/▼保護猫カフェ「HOGOYA」Facebookhttps://www.facebook.com/xxhogoyaxx/▼山下由美代表Facebookhttps://www.facebook.com/yumi.yamashita.7564▼犬猫介護アドバイザー &犬猫看取りコミュニケーターInstagramhttps://www.instagram.com/xxhogoyaxx/▼保護猫カフェ「HOGOYA」Instagramhttps://www.instagram.com/nekocafehogoya/お問合せ先は、HP内の「お問合せフォーム」からお願いします。
2021年03月03日
「いのちのはうす保護家」YouTube更新しましたご支援ご協力をどうかよろしくお願い致します▼宮崎銀行 加納支店 普通口座104601 動物たちの未来のために代表山下 由美▼郵便貯金 17310-434961 口座名義:イノチノハウスホゴヤ▼〒880-1222宮崎県東諸県郡大字国富町八代北俣2581いのちのはうす保護家090-4484-5165(9:30~22:00 担当フジイ)▼「いのちのはうす保護家」HPhttps://hogoya.com/▼「ハンデのある猫達の保護猫カフェ HOGOYA」HPhttp://hogoya.nyanta.jp/▼「いのちのはうす保護家」公式ブログhttp://hogoya.miyachan.cc/▼「いのちのはうす保護家」Facebookhttps://www.facebook.com/hogoya/▼保護猫カフェ「HOGOYA」Facebookhttps://www.facebook.com/xxhogoyaxx/▼山下由美代表Facebookhttps://www.facebook.com/yumi.yamashita.7564▼犬猫介護アドバイザー &犬猫看取りコミュニケーターInstagramhttps://www.instagram.com/xxhogoyaxx/▼保護猫カフェ「HOGOYA」Instagramhttps://www.instagram.com/nekocafehogoya/お問合せ先は、HP内の「お問合せフォーム」からお願いします。
2021年03月01日
飼い主さんが亡くなりお預かりしてた老犬コロは認知症で寝たきりの状態でした。それなのになぜか、「本当に認知症なのだろうか…?」と思えるくらい気高さを強く感じる老犬でした。コロは私に言いました。「お前なんぞの手は借りん!!」プライドの高さなのでしょうか…?私を毛嫌いしているのでしょうか…?這いずり回ろうがおしっこで汚れようが「介護」を受け入れたくない…そんなコロがいました。それならば…と、必要以上にコロを介護することはありませんでした。でも、絶対的な自信はありました。いずれ、コロは私を求めるだろう…と。だからこそ、何の罪悪感もなくコロと距離を置けたのかもしれません。コロの要望を感じ取りながら淡々と応えるだけの日々が数ヶ月続いた結果、コロは私を認めるようになりました。いいえ…むしろ全て読み取れと言わんばかりに「なんでわからんのだ!」無理難題が次から次へと…そんなこなんでコロの介護はほんとーーーーに大変でした。当時の介護日記を読み返すとあらためて自分も大変だったんだな~とまるで他人事のように見えてしまう(字が下手なのはごめんなさい)だけど…なんでだろう?辛さよりも幸せな気持ちの方が勝っていたのですから不思議でした。この文章を振り返って読むとおそらく、コロの幸せが私の幸せでもあったのでしょうね。自分がそうしたいからそうしてただけであり、「優しさ」ではなく「自己満」なんだな~って。10月に「いのちのはうす保護家」が放送された「坂上忍どうぶつ王国」…実は…放送後も撮影は続いていたんです。10月放送分は猫の看取りでしたが、第二弾は犬の看取りなんです。コロの介護と看取りがメインでもし、コロが危ないときは取材クルーが飛んでくる予定になっていましたが…東京から宮崎に?間に合わないだろう?無理だろう?普通にそう思っていましたが…コロは違いました。11月2日の朝…コロは最期が近いことを伝えてきたような…そんな気がしました。直ぐに東京のディレクターに連絡しました。おそらくコロが今日か明日には逝くだろうと…。コロのお姉さんHさんにも連絡入れました。Hさんは、私達に丸投げではありませんでした。時間を見つけてはコロの介護に来てた責任感の強いお姉さんでした。取材クルーも夕方宮崎に到着し、分単位のコロの夜鳴きでほとんど一睡もできない状態で夜間介護の時間が流れていきました。コロのお姉さんは床に座ったままで分単位の仮眠…コロがなぜ鳴くのか、コロがどこを撫でて欲しいのか、撫でる手の力加減とか、私は、コロの全てを知り尽くしていました。一年近くコロの介護をしてきたから。でも…自分の中でいつも何かが欠けていました。満たされてないのはなんでだろう…?コロに寄り添うコロのお姉さんの背中を見てやっと答えにたどり着きました。私は…私の心が求めてたものは「本物の絆」だったんだ…ってことに。確かに私は1年近くコロの介護はしてた。だけど、何百時間何千時間と介護してきてもどんなにコロを知りつくしててもどんなに自称介護スペシャリストだとしても絆の深さ、強い信頼関係、本当の家族…到底敵うわけないんです!コロの最期の時間が刻々と近づくにつれ私はサポート側に回りました。シリンジでお水を飲ませるときは正面じゃなく横から音を確認しながら…とか、夜鳴きを止めるときには体のこの部分をこのくらいの力加減で撫でる…とか、私がコロから教えてもらったこと全てをコロのお姉さんに引き継ぐつもりで…。みんながヘロヘロになりながらの介護&撮影中にもかかわらず「コロの幸せが自分の幸せ」まさに私は幸福感絶頂にいました。コロ…お姉さんが側にいて良かったね…って。18時ちょっとすぎた頃でしょうか…コロの夜鳴きが強まってきたのでコロを抱っこしてドッグランに出しました。土の上を立たせたり、寝かせたり、抱っこしたまま走ったり…いつもはそれで落ち着くはずのコロがこの日は何をやっても鳴きやみません。ふと、思い出しましたコロは猟犬だったってことを…。コロは嗅覚をつかってウサギを見つけるタイプの猟犬でした。土ではなく落ち葉?落ち葉の上を歩きたいの?半信半疑で落ち葉の上を立たせたときコロの呼吸が荒くなりました。電灯もない真っ暗なドッグランでコロの表情なんて見えなかったけどコロの体から伝わってきたのは「満たされた感情」でした。コロは…お姉さんとの時間、大好きだった落ち葉の上、最期に望んでいたもの全てを手に入れました。満足したかのように悔いを何ひとつ残さずに最期を迎えました。良かったね…コロ!あんたの幸せは私の幸せやわ…最期にお姉さんから介護されてほんとうによかったね…コロ!たくさん抱っこしてもらえてほんとうに良かったね…コロ!コロは「いのちのはうす保護家」を卒業…お姉さんのお家に一時帰宅しました。49日が過ぎ…コロは自分のお家に戻りました。コロがまだ現役だった頃、大好きだったこの場所から、お父さんの元に旅立ちました。コロのお父さんは…コロを想いながら、コロを心配しながら、先に逝くことがどれほど心残りだったか…コロを知れば知るほど、コロと時間を重ねていくたびにお父さんの大切なパートナーであるコロにふさわしい人間でありたいとずっとそう思い続けてきました。コロのお父さん…コロをお返ししますねコロは今でもYouTubeの中で生き続けます。介護に苦しんでいる飼い主さんたちの気持ちを理解してあげて欲しい…と、介護のサポートをしてあげて欲しい…と、コロが協力してくれました。コロのお父さんへ…コロは偉業を成し遂げてお父さんの元に行きましたよ!たくさん褒めてあげてください…さすがオレの相棒だ!…と。追伸・・・「坂上忍のどうぶつ王国」の後編でもあるコロの介護と看取り編の放送はまだ未定だと思います。放送予定日は、「坂上忍のどうぶつ王国」HPからお問い合わせしてみてくださいm(__)m
2021年02月28日
今日は御礼とご報告で記事を書きました。YouTubeチャンネルが収益化チャンネルになりました。私の力ではありません。ブログ同様、更新率が低いチャンネルなのにアクセス再生下さった全国の皆様のお力です。本当にありがとうございます。収益化と言っても、まだまだ一ヶ月数百円単位だと思いますが、皆様のご支援に甘えてばかりではなく少しでも施設の維持費、光熱費、医療費を自分達の力で作っていきたい…そんな思いでアクセサリー作ったり本を書いたりと試行錯誤の毎日です。いつもご迷惑をおかけして申し訳ございません。そして…いのちのはうす保護家を守って下さり本当にありがとうございます。↓昨日今日upした動画二点です↓まだまだ動画数は少ないのですが…↓YouTubeチャンネルはコチラからお願いします↓●いのちのはうす保護家YouTubeチャンネルご支援ご協力をどうかよろしくお願い致します▼宮崎銀行 加納支店 普通口座104601 動物たちの未来のために代表山下 由美▼郵便貯金 17310-434961 口座名義:イノチノハウスホゴヤ▼〒880-1222宮崎県東諸県郡大字国富町八代北俣2581いのちのはうす保護家090-4484-5165(9:30~22:00 担当フジイ)▼「いのちのはうす保護家」HPhttps://hogoya.com/▼「ハンデのある猫達の保護猫カフェ HOGOYA」HPhttp://hogoya.nyanta.jp/▼「いのちのはうす保護家」公式ブログhttp://hogoya.miyachan.cc/▼「いのちのはうす保護家」Facebookhttps://www.facebook.com/hogoya/▼保護猫カフェ「HOGOYA」Facebookhttps://www.facebook.com/xxhogoyaxx/▼山下由美代表Facebookhttps://www.facebook.com/yumi.yamashita.7564▼犬猫介護アドバイザー &犬猫看取りコミュニケーターInstagramhttps://www.instagram.com/xxhogoyaxx/▼保護猫カフェ「HOGOYA」Instagramhttps://www.instagram.com/nekocafehogoya/お問合せ先は、HP内の「お問合せフォーム」からお願いします。
2021年02月24日
モモの記事は今日で最後にします。最後に私が遺したいことを書きます。ご批判もあるかと思いますが、私もただの人間だということをご理解頂いて読んでもらえると幸いです。メラノーマが再発したとき外科手術をやめました。正しくは肺にも転移してたため麻酔をかけれない状態でした。緩和ケアを続ける中…私の中で「イヤダ!死なないで!」という感情が強く出てしまいました。気付くとモモを抱きかかえ病院に向かってました。先生から諭されてようやく目が覚めた気がします。モモは、抱き上げようとしたとき激しく抵抗しました。15年間、何があっても歯をたてなかったモモが生まれて初めて私の手を咬もうとしたのです。これが答えなんだと…これがモモの願いなんだと…やっと自分の感情を押し殺せるようになりました。モモは…日に日に衰弱していきました。モモにはもう「生」の選択肢はありませんでした。苦痛の中で最期を迎えさせたくないと睡眠薬を用意しました。痛みも苦しみもない穏やかな最期でありますように…と、睡眠薬で眠らせたまま病院での安楽死を望みました。獣医師さんも、お正月休みを返上して待機してるからとおっしゃって下さいました。果たして…冷静さを失ってる今の私にそのタイミングに気付けるだろうか…モモの声をちゃんと聞き取れるだろうか…そんな心配を抱えながらの毎日でした。モモは、私が大人になって初めて飼った「犬」でした。しつけなんてやったこともありませんでした。マニュアル本通りに躾しなきゃと今思えば…モモの性格には合わない誤った躾方法だったと思います。トイレトレーニングを厳しくしてしまいました。モモも「犬」一年生、私も「飼い主」一年生、お互いに試行錯誤しながら育ちました。犬として…飼い主として…やっとトイレシートでおしっこできたとき私は大喜びしました。はしゃいでる私の姿を見たモモは一緒に飛び跳ねて喜びました。私が嬉しいことが、モモは嬉しかったんです。それからモモは、粗相がなくなりました。トイレシートでおしっこすると私が大喜びするから…。今のモモには、歩く力なんてとんでもない!もう立ち上がる力は残っていません。それなのに…おしっこがしたくなったモモはトイレシートまで歩いて行ったんです。このとき、抑えてた涙が一気に溢れました。「もう良いと…どこでおしっこしても良いとよ!」トイレトレーニングで叱ったときのこと、初めてシートで成功したときのこと、2人で飛び跳ねてはしゃいだときのこと…15年前のあの日の出来事を鮮明に思い出したんです。もう約束なんて守らなくて良いのにね…1月3日…モモが発作を起こしました。記録を残さなきゃ…と、片手で動画を回しながらの介助。そんな自分に嫌気がさしました。普通の飼い主さんなら、全身全霊で介助するのだろうか?発信者としての立場が強いのだろうか?飼い主ではなく代表山下由美でいるのだろうか?私は何者なんだろう…明け方3時…今日が最期になるだろうな…と思い、子供たちに連絡を入れました。次女は、私に似て動物感覚が強いので、モモの最期が「今日」だと直感してたようでした。眠れずに連絡を待っていたのでしょう…直ぐに飛んできてくれました。さっきまで苦しそうにしてたのに、次女が来ると落ち着きを取り戻したモモ。容態が安定したのかな?そう思ったのですが…次女が仕事のため早朝に帰るとモモがまた苦しそうに…。次女の前で演じてたのでしょう…お姉ちゃんに心配かけたくない一心で我慢してたのでしょうね。1月3日の朝…モモの時間が止まりました。自分でどんなふうに見送ったのか…見届けたのか…正直全く記憶がありません。きっと錯乱状態だったと思います。良い看取りなんてできてなかったと思います。だって…私も普通の飼い主だから。普通の人間だから…。モモは車がキライな子でした。いいえ…車慣れさせてなかっただけ…この事を悔やみました。車慣れさせておけば、最期の時が来るまで一緒に思い出の地をまわれたのに。保護家から離れて二人だけの時間も過ごせたのに…車が苦手なモモだからと最期はずっと保護家でした。モモは保護犬じゃないのに!モモは私の家族なのに!最期まで保護犬達と同等な接し方しかできなかったなんて…しばらくはモモの火葬ができませんでした。モモの姿が消えてしまうのが怖くて怖くてたまらなかったんです。モモを車に乗せて思い出の地をまわりました。思い出の景色をモモに感じて欲しかった…鼻でキュンキュン鳴くこともなく降りたいと暴れることなくモモはやっぱ死んでるんだと…ようやく実感して葬儀場に向かいました。今も、モモとの時間を穴埋めするかのようにモモの骨壺と一緒に放浪する日もあります。後悔した時間の穴はまだまだ塞がりそうにありません…。保護活動されてる方にひと言お伝えしたいです。保護犬猫と我が子への想いは違って当たり前なんです。「不平等」こそが本当の「平等」なんです。どうか、我が子をえこひいきしてあげてください。周りからなんて思われようが、どう言われようが気にされないでください。我が子あっての保護犬猫です。私みたいに後悔して欲しくないから…私みたいに悲しんで欲しくないから…我が子を思いっきりえこひいきしてください。保護活動者さんをサポートしてる皆様に私からお願いがあります。保護活動者さんの家族が亡くなった時は保護犬猫以上の盛大なお花とお別れをしてあげてください。不平等だと思われるかもしれませんが、保護活動者さんの心を救ってあげることが未来の保護犬猫の命へと繋がるんです。モモにお花をくださった皆様…遠くから駆けつけて下さった皆様…ありがとうございました。私は…まだ正常な自分には戻り切っていませんが、モモが首に巻いてた腹巻きからモモの匂いが消えたときようやく本来の時間を取り戻せると思います。この時代に戻りたい…この時代からやり直したい…もっとモモとの時間を大切にしたかった…もっとモモをえこひいきすれば良かった…ご支援ご協力をどうかよろしくお願い致します▼宮崎銀行 加納支店 普通口座104601 動物たちの未来のために代表山下 由美▼郵便貯金 17310-434961 口座名義:イノチノハウスホゴヤ▼〒880-1222宮崎県東諸県郡大字国富町八代北俣2581いのちのはうす保護家090-4484-5165(9:30~22:00 担当フジイ)▼「いのちのはうす保護家」HPhttps://hogoya.com/▼「ハンデのある猫達の保護猫カフェ HOGOYA」HPhttp://hogoya.nyanta.jp/▼「いのちのはうす保護家」公式ブログhttp://hogoya.miyachan.cc/▼「いのちのはうす保護家」Facebookhttps://www.facebook.com/hogoya/▼保護猫カフェ「HOGOYA」Facebookhttps://www.facebook.com/xxhogoyaxx/▼山下由美代表Facebookhttps://www.facebook.com/yumi.yamashita.7564▼犬猫介護アドバイザー &犬猫看取りコミュニケーターInstagramhttps://www.instagram.com/xxhogoyaxx/▼保護猫カフェ「HOGOYA」Instagramhttps://www.instagram.com/nekocafehogoya/お問合せ先は、HP内の「お問合せフォーム」からお願いします。
2021年02月21日
時系列でお伝えしたくFacebookの記事をまとめました。今日からやっと…私の時計の針が動きだしました。少しずつ元の自分に戻ります。ブログ、SNS、YouTube動き出します。どの子よりも100匹1000匹の犬猫よりもたった1匹のあんたが誰よりも愛しいあんたを一番に守ってあげたかったはずなのに誰よりも大切な娘だったのに母ちゃんはみんなの母ちゃんになってしまった。あんたの歴史を誰にも伝えないままその他大勢の1匹にさせてしまったのは母ちゃんだ。あんたが母ちゃんをこの道に導いてくれたのにごめんね。山下由美が救ったとされてる2,000匹は、あんたの優しい寝顔が救った2,000匹なのにね…母ちゃんを突き動かしてくれたのはあんたの愛おしい寝顔だったのにね…あんたと出会えたから、山下由美がいるのにね…あんたがいたから、いのちのはうす保護家があるのにね…あんたがいなくなっても何事もなかったかのように普通に時が流れてる。あんたがいなくなってもねなんも変わらんのだよ母ちゃん笑ってんだよ母ちゃん飯も食ってんだよ夜になるとふと気付くなんであんたがいないんだろう…って。
2021年02月19日
今から約15年前…動物保護管理所(2017年閉鎖)で殺処分を待つ子犬がいました。子犬が殺処分?今では信じられないでしょう…15年前、あの時代は管理所に収容されると生きて出られる確率はわずか10%そんな過酷な時代で奇跡的に生き延びた子犬は「モモ」と名付けられ新しいお父さんお母さんと三人のお姉ちゃんお兄ちゃんができました。末っ子のモモは家族からたくさん愛されました。夏はお庭でプールや花火で遊び海や川でも泳ぎました。4月に殺処分という運命だったことなどまるで何もなかったかのように壮絶な過去を背負っていたことなどまるで消されていくかのように幸せな時間が上書きされていきました。だけど・・・その時間も終わりを告げようとしてます理不尽な方法で最期を迎えようとしていますお母さんをもう一度動物保護管理所に向かわせてくれたのは紛れもなくモモでした。私が知る限りの数だけでも最低2,000匹を超える犬猫を、2,000匹の命を「生」に導いてきた犬でした。それなのに…なぜ、安堵な最期じゃないのか…なぜ、安らかな最期を与えてくれないのか…神も仏もいないんだなと思った。モモに残された時間は約一ヶ月…たった30日…それが2,000匹の犬猫を導いてきた犬の理不尽な結末なんです。なぜ癌で死ななきゃいかん?なんで癌で殺されると?なんでモモを苦しめると!この感情をどこにぶつけたら…?ご支援ご協力をどうかよろしくお願い致します▼宮崎銀行 加納支店 普通口座104601 動物たちの未来のために代表山下 由美▼郵便貯金 17310-434961 口座名義:イノチノハウスホゴヤ▼〒880-1222宮崎県東諸県郡大字国富町八代北俣2581いのちのはうす保護家090-4484-5165(9:30~22:00 担当フジイ)▼「いのちのはうす保護家」HPhttps://hogoya.com/▼「ハンデのある猫達の保護猫カフェ HOGOYA」HPhttp://hogoya.nyanta.jp/▼「いのちのはうす保護家」公式ブログhttp://hogoya.miyachan.cc/▼「いのちのはうす保護家」Facebookhttps://www.facebook.com/hogoya/▼保護猫カフェ「HOGOYA」Facebookhttps://www.facebook.com/xxhogoyaxx/▼山下由美代表Facebookhttps://www.facebook.com/yumi.yamashita.7564▼犬猫介護アドバイザー &犬猫看取りコミュニケーターInstagramhttps://www.instagram.com/xxhogoyaxx/▼保護猫カフェ「HOGOYA」Instagramhttps://www.instagram.com/nekocafehogoya/お問合せ先は、HP内の「お問合せフォーム」からお願いします。
2020年12月25日
ブログでの告知が間に合わず申し訳ございません…先日放送された「坂上どうぶつ王国」(フジテレビ系列)。密着取材中に息を引き取った「タマ」…今日はタマのことを書かせてください。番組の中でも紹介されましたが、これが、3年前に出会った頃のタマでした。レスキュー直後の様子です↓ケージのすみっこで必死に身を潜めてました。愛護センターが保護するまでタマの左腕は皮一枚でぶら下げた状態で左腕はすでに腐っていたそうです。どんな思いで左腕を引きずっていたのか…どのくらいの期間痛みと戦っていたのか…タマが怯えるのは当然ですよね。タマをレスキューして一週間位でしょうか?いつもケージの奥に隠れてたタマが…扉の真ん前まで来て逃げないんです!「…もしかして?」ドキドキしながら扉を開け手を出してみると…「スリスリっ!」タマが初めて甘えてくれたときの1枚です。このときの感動は今でもハッキリと体が記憶してます。ただただ、「信じてくれてありがとう!」そんな気持ちと同時に恐怖心に打ち勝ったタマの頑張りに「敬意」という思いもありました。いのちのはうす保護家に隣接する「保護猫カフェ」エイズ専用っ子ルームにデビューしたタマは他の猫にも優しい立派な青年でした。あんなに人間を怖がってたのに誰よりも人間が大好きな甘えん坊になりました。三本足でも普通の猫と何ら変わらない。ただ、エイズ陽性・・・それだけ。性格も良すぎるくらい良い子なので「いつか必ずご縁がある!」私たち全員そう信じていました。いつか必ず…良縁に巡り合いいつか必ず…この部屋から出られる日がくるだろうと…「違うよ…そんな意味じゃないとよ…」タマは、違う理由でこの部屋を卒業しました。急性腎不全…タマの異変に気付いたときは、すでにステージ3でした…。タマは、保護猫カフェを卒業して「猫ホスピスルーム」に移動してきました。ここから下り坂だろう…そう覚悟していたのですが…「猫ホスピスルーム」にお引越ししたとたんタマは日に日に元気になっていきました。この「猫ホスピスルーム」は、私が事務作業をする部屋であり、私の仮眠室でもあります。夕方~明け方にかけて常に私が居るお部屋。ボランティアさん達が日中このお部屋に入るとボランティアさんの愛情を独り占めできる…猫ホスピスルームとはそんなお部屋なんです。タマは、そんな日々を満喫してました。免疫力がどんどん上がっているように感じました。ですが・・・腎不全ステージ4…やはり腎不全に勝てませんでした…。舌をペロッと出してたタマに「ベロが出てるがね~」笑いながら舌先にチョンと触れると舌をお口の中にしまったタマ。それと同時でしょうか…タマの呼吸が静かに止まりました。本来の亡くなり方というものは、陸にあがった魚のように、大きく口を開けて何度も喘ぐ呼吸を繰り返すものですが、「安らかで静かな最期」この言葉がぴったりの最期でした。まるで普通に眠りにつくような…タマらしい優しい最期でした…。最後の最期まで…タマでした。ご支援ご協力をどうかよろしくお願い致します▼宮崎銀行 加納支店 普通口座104601 動物たちの未来のために代表山下 由美▼郵便貯金 17310-434961 口座名義:イノチノハウスホゴヤ▼〒880-1222宮崎県東諸県郡大字国富町八代北俣2581いのちのはうす保護家090-4484-5165(9:30~22:00 担当フジイ)▼「いのちのはうす保護家」HPhttps://hogoya.com/▼「ハンデのある猫達の保護猫カフェ HOGOYA」HPhttp://hogoya.nyanta.jp/▼「いのちのはうす保護家」公式ブログhttp://hogoya.miyachan.cc/▼「いのちのはうす保護家」Facebookhttps://www.facebook.com/hogoya/▼保護猫カフェ「HOGOYA」Facebookhttps://www.facebook.com/xxhogoyaxx/▼山下由美代表Facebookhttps://www.facebook.com/yumi.yamashita.7564▼犬猫介護アドバイザー &犬猫看取りコミュニケーターInstagramhttps://www.instagram.com/xxhogoyaxx/▼保護猫カフェ「HOGOYA」Instagramhttps://www.instagram.com/nekocafehogoya/お問合せ先は、HP内の「お問合せフォーム」からお願いします。
2020年10月21日
▼ 余命宣告あとどれくらい?「キャシャ」に残された時間は…なんで、一人で全部背負ったと?なんで、一人で背負わせられたと?なんで、あんただけが…?なんで、キャシャだったんだろう…▼ キャシャの過去多頭飼育崩壊から春にレスキューした弱々しい29匹の乳飲み子猫達。その中でも一番体が小さくて病気がちだった三毛の女の子。その女の子が「キャシャ」でした。いやいや、完全に名前負けしてました。子猫達の中でもトップクラスの好奇心旺盛の怖いもの知らず!いつも何か新しいことを発見してはお部屋を飛び回っていましたね(笑)体はキャシャだけど、心はどっしり構えた強い女の子。初めてのキャットタワーに戸惑う兄妹たちの中でもこの堂々とした立ち姿はお見事でしょっ?おてんばで美形のキャシャは譲渡もあっという間だろうな~…そう思っていたのに…▼ 序奏にすぎなかった苦難キャシャはエイズ陽性でした。(抗体検査→遺伝子検査)キャシャだけがエイズ陽性でした。でも、譲渡の道は必ずあると信じてました。エイズっ子専用のお部屋で明るい未来に向けた準備してました。ご縁を待ち続ける日々でした。「いつかきっと幸せになれる!」それしか考えていませんでした。だって…それ以外に何があるのでしょうか?▼ 本当の苦難そんなキャシャがFIPと診断受けました。余命一ヶ月…どんなに奇跡が起こってもキャシャは春を迎えることができません。キャシャは大人になることはできません。小さなやせっぼっちの体にパンパンに膨らんだお腹なんでキャシャだけが…なんでキャシャだったんだろう…なんでキャシャじゃなきゃいかんの?なんで?なんで?なんで?毎日毎日そればかり。昨日、キャシャは猫カフェから「猫ホスピスルーム」にお引越ししました。▼ 猫ホスピスへ私たちとキャシャが願った…願い続けてた「幸せ」の形は「コレジャナイ感」満載ですが少しでも抱いてた夢に近いものを…と、家庭猫と同じようにキャシャだけの空間でキャシャと同じ空間でベタベタするわけでもなく特別に何するわけではなくベットの上で添い寝するだけ。家庭猫にはなれなかったけど、家庭猫と同じ時間をただ過ごしているだけ。この「猫ホスピスルーム」は…キャシャが育ったお部屋です。兄妹と一緒に育ったお部屋です。このお部屋で社会性を学びました。このお部屋で探索して回り、たくさんの「初めて」を経験しました。三ヶ月後…こんな形でこの部屋に帰ってくるなんて誰が想像してたやろかね…。▼ 母を求めるキャシャ私の相棒犬「カムカム」は、ベタベタくっつかれるのが好きじゃありません。キャシャがパーソナルエリア内に入るとカムカムから唸られます。それでもキャシャはカムカムの唸りが止まる場所を確認してカムカムの傍から離れようとしません。カムカムの顔を見ながら両手をモミモミしながら毛布にチュッチュッ吸いつきます。今、キャシャが求めてるのは私ではありませんでした。キャシャはお母さんを求めていました。キャシャにとってカムカムがお母さんなのでしょうね…。カムカム…どうかキャシャをお願いします。キャシャの傍にいてあげて下さい。▼ あとがき中国が開発したFIP新薬ですが…私は、ターミナルケア(緩和ケア)を選択しました。決してキャシャを見捨てたのではありません。理由は…西山ゆうこ先生と同じ考えでした。「猫のFIP新薬について」アメリカ在住獣医師西山先生https://yukonishiyama.com/about-cat-fip-new-drug/(※ただし『保護動物のFIP』部分のみ、私は西山先生と真逆の考えです。もちろん西山先生に賛同できないだけで西山先生のお考えが間違ってるとは思いません)もちろん、服用が悪いとは思っていません。正しい答えなんてないと思ってますので…あくまでも私個人の信念…それだけです。ご支援ご協力をどうかよろしくお願い致します▼宮崎銀行 加納支店 普通口座104601 動物たちの未来のために代表山下 由美▼郵便貯金 17310-434961 口座名義:イノチノハウスホゴヤ▼〒880-1222宮崎県東諸県郡大字国富町八代北俣2581いのちのはうす保護家090-4484-5165(9:30~22:00 担当フジイ)▼「いのちのはうす保護家」HPhttps://hogoya.com/▼「ハンデのある猫達の保護猫カフェ HOGOYA」HPhttp://hogoya.nyanta.jp/▼「いのちのはうす保護家」公式ブログhttp://hogoya.miyachan.cc/▼「いのちのはうす保護家」Facebookhttps://www.facebook.com/hogoya/▼保護猫カフェ「HOGOYA」Facebookhttps://www.facebook.com/xxhogoyaxx/▼山下由美代表Facebookhttps://www.facebook.com/yumi.yamashita.7564▼犬猫介護アドバイザー &犬猫看取りコミュニケーターInstagramhttps://www.instagram.com/xxhogoyaxx/▼保護猫カフェ「HOGOYA」Instagramhttps://www.instagram.com/nekocafehogoya/お問合せ先は、HP内の「お問合せフォーム」からお願いします。
2020年10月13日
「いのちのはうす保護家」はペット同伴避難所を設けてます。最初にお読み下さい~貧乏で小さな組織でしかない私たちが分不相応と批判され続けても「ペット同伴避難所」を守り続ける理由 4年前の経験からの「今」 ペット同伴避難所・感謝と今後の課題 500万円と命私たちの「ペット同伴避難所」は、大家さんに家賃を支払いしながら維持してるあくまで個人の避難所であり、行政機関とは一切関係ありません。国や県や市が、いつまでたってもペット同伴避難所を作ってくれないので業を煮やした私が勝手に暴走して作ったしょぼいペット同伴避難所です。個人で維持してる避難所ではありますが、もちろん営利目的の事業ではないので、被災者様から利用料や光熱費等を一円も請求することはありませんのでご安心ください。避難所では、ペットさんのご飯やトイレシート等すべてこちらで準備いたします。・・犬に関しての注意事項・・●大型犬や要介護の老犬も可能です。老犬介護のサポートもします(無償)●現在、パーテーションが不足しています。他の方と同室になる場合は、犬はサークルに入ってもらうなどお互いにご協力をお願いいたします。●住宅街にあるため、あまりに吠えてしまう子の場合は、国富町の当施設を避難所としてご移動をお願いすることもあります。ただし…国富町の当施設が無事だったら…が前提ですm(__)m・・猫に関しての注意事項・・●避難所には二段ケージがあります。足りなければ国富町の当施設から運ぶ予定です。●完全個室が2部屋あるので、お部屋でのフリーも可能ですが、二十扉の構造ではありません。脱走にはじゅうぶんお気を付けください。ペット同伴避難所所在地は宮崎市駅近くです。宮崎学園から徒歩5分前後かな?ペット同伴避難所の間取りです。↓ ↓ ↓ ↓多頭の飼主さんでも気兼ねなく避難できる空間です。↓「玄関」部分です↓広さ的に4畳以上かな?と思います。棚もあるので、荷物が多くても大丈夫です。中型犬用のサークルは、写真では玄関に置いていますが、もちろん、室内でも大歓迎です。↓間取図で紫色の部屋↓団地サイズの6畳位だと思います。個室の独立したお部屋です。流し台もついてます。※現在、私の職業用ミシン4台を置いてたり、棚の上はごちゃごちゃです。↓間取図で緑色記入の部屋↓写真のアングルが悪かった…(´;ω;`)このお部屋も団地サイズの6畳?大きな流し台もついてます。間取図で書いてあるように、このお部屋には大きなガラス窓があり、こちらから出入りできるので完全な個室として使えます。↓間取図でピンク色記入の部屋↓病院の受付場所だったので、両壁がぶち抜きタイプですが、簡易布でカーテンで目隠しを作ります。奥に見える扉がお勝手口なので、ここから出入り可能です。左に行くと独立したトイレがあります。難点は水道が使えないので、玄関にある水道を使用する事になります。写真では何も置いていませんが、現在、机やロッカーを置いてるので狭いです。キャンプ用の折り畳みベッドが1つくらいなら置けます。↓間取図でオレンジ色記入の部屋↓写真の撮り方が悪いので狭く感じますが測ったら20畳位ありました。現在は、パーテーションが二つしか用意できていません。写真の各パテーションサイズは、高さ160㎝、幅120㎝です。 タオルケットやフリース類や寝具類は、ご支援で頂いてる物資をお借りして避難所にお届けします。20畳には大型クーラーがありますが、個室にはありませんm(__)m当施設にご支援で頂いた扇風機を各部屋に置くよう手配します。避難所にお風呂はありませんが、車で5分位のところに温泉「極楽湯」があります。深夜1時まで営業してます。避難所~当施設まで車で50分位ですが、当施設のお風呂も開放しますし、ペットさんと一緒のご入浴も大歓迎です。うちの施設のお風呂はボロくて汚いですが…もし、災害時、ペット同伴避難に困ってる飼主さんがいたら、宮崎県宮崎市曽師町にこのようなペット同伴避難所があるよ…と、この記事をお伝え頂けると嬉しいです。私たちの発信力の弱さをネットワーク網の広い皆様のお力でサポートして頂けると助かります。~災害時のペット同伴避難所窓口~●9:00~23:00090-4484-5165(担当者・藤井副代表)●23:00~翌朝9:00xxinunekoxx@yahoo.co.jp(担当者・山下代表)電話番号明記の上メール送信して下さい。災害時は直ぐに動けるよう待機してます。iPadからのショートメールでの打ち合わせに入ります。ただし…私が窓口の時間帯は、国富町の当施設内で老犬介護を一人で行っているため老犬の様態や、台風でパニック状態の犬がいた場合や、国富町の当施設~ペット同伴避難所まで河が浸水して車でかけつけることが出来ない場合もあります。そのような緊急事態時には、当保護施設のスタッフやボランティアさん動いてくれる身内を探すなどできる限り手を尽くすことをお約束します。「ペット同伴避難所」存続へのご支援ご協力をどうかよろしくお願い致します▼宮崎銀行 加納支店 普通口座104601 動物たちの未来のために代表山下 由美▼郵便貯金 17310-434961 口座名義:イノチノハウスホゴヤ▼〒880-1222宮崎県東諸県郡大字国富町八代北俣2581いのちのはうす保護家090-4484-5165(9:30~22:00 担当フジイ)▼「いのちのはうす保護家」HPhttps://hogoya.com/▼「ハンデのある猫達の保護猫カフェ HOGOYA」HPhttp://hogoya.nyanta.jp/▼「いのちのはうす保護家」公式ブログhttp://hogoya.miyachan.cc/▼「いのちのはうす保護家」Facebookhttps://www.facebook.com/hogoya/▼保護猫カフェ「HOGOYA」Facebookhttps://www.facebook.com/xxhogoyaxx/▼山下由美代表Facebookhttps://www.facebook.com/yumi.yamashita.7564▼犬猫介護アドバイザー &犬猫看取りコミュニケーターInstagramhttps://www.instagram.com/xxhogoyaxx/▼保護猫カフェ「HOGOYA」Instagramhttps://www.instagram.com/nekocafehogoya/お問合せ先は、HP内の「お問合せフォーム」からお願いします。
2020年09月05日
昨日、一昨日のブログ記事を動画にしました。今現在・・・1匹でも多くの猫たちをレスキューできるよう場所、資金、人員等の調整期間に入ってます。「カワイソウ」だけではレスキューできません。レスキュー後に辛い思いさせてしまうそんな環境しか与えられないのならば「レスキュー」と言えません。この仔達は…私の欲求を満たすための道具ではないのだから…と、いつもそう自分に言い聞かせてます。↑だけど…あくまでも私の考えです↑「今」の私の考えです。「宮崎県」の私の考えです。今現在も「生か死」二つの選択しかない中で必死に頑張ってる収容中の犬猫、そんな犬猫を助けようと懸命に動いてる愛護団体さんや保護活動家の皆さんがいます。そんな方々に「尊重できないならレスキューするな」…と、1mmも思いません。ただただ、感謝しかありません。私も過去、同じ状況の中にいたから…。「生か死」しかない状況では「尊厳」よりも「命」を優先するしかないんです。時代は流れ…私がやるべきことは生き地獄からレスキューする事へと変化していっただけ。だけど…14年間抱いた「信念」は今も何ひとつ変わっていません。厚かましくて大変申し訳ございません…レスキューへのご支援を呼びかけさせて下さい。どうか、皆様のお力を貸して頂けないでしょうか…▼宮崎銀行 加納支店 普通口座104601 動物たちの未来のために代表山下 由美▼郵便貯金 17310-434961 口座名義:イノチノハウスホゴヤ▼〒880-1222宮崎県東諸県郡大字国富町八代北俣2581いのちのはうす保護家090-4484-5165(9:30~22:00 担当フジイ)▼「いのちのはうす保護家」HPhttps://hogoya.com/▼「ハンデのある猫達の保護猫カフェ HOGOYA」HPhttp://hogoya.nyanta.jp/▼「いのちのはうす保護家」公式ブログhttp://hogoya.miyachan.cc/▼「いのちのはうす保護家」Facebookhttps://www.facebook.com/hogoya/▼保護猫カフェ「HOGOYA」Facebookhttps://www.facebook.com/xxhogoyaxx/▼山下由美代表Facebookhttps://www.facebook.com/yumi.yamashita.7564▼犬猫介護アドバイザー &犬猫看取りコミュニケーターInstagramhttps://www.instagram.com/xxhogoyaxx/▼保護猫カフェ「HOGOYA」Instagramhttps://www.instagram.com/nekocafehogoya/お問合せ先は、HP内の「お問合せフォーム」からお願いします。
2020年08月21日
※前編「バックヤードで生きる猫たち」https://plaza.rakuten.co.jp/xinunekox/diary/202008190000/▼case3 全盲の猫たちこの仔達は兄妹で収容されてました。猫風邪が原因でしょうか…白い猫は右目が生き残りましたが、キジ猫は両目とも…。全盲ではなく光は感じてるようです。片目だけなら譲渡の可能性もあるのに…同じ兄弟なのに…この仔達も兄弟で収容されました。やはり猫風邪が原因でしょう…みんな片目が潰れていましたが、酷い状態ではありませんでした。ただ…この仔だけが…。愛護センター獣医師チームが目のケアを続けて下さってます。だけど…これ以上の完治はありません。少し触れただけでも水晶体が破ける…これが何度も続いてるそうです。この仔の前に座ったとき眼球が左右に大きく動きだしました。まだ「光」は感じてるのでしょうね…目の前に何があるのか誰がいるのかを「目」で確認しようとするのです。機能(目)は失われてるというのに…この仔にとって「痛み」しかないのであれば両眼球摘出手術を受けさせたい…▼case4 老犬犬舎に収容されてた寝たきりの老犬…立ち上がる事も寝返りもできないため床ずれができていました。愛護センター獣医師さん達の頑張りには本当に感謝してますが…苦しくて泣き叫んでも、防音室が消してしまいます。異変に気付いてもらえるのは「運」でしかありません。愛護センターは人間のペースで時間が流れてるから仕方ないんです。それが愛護センターの「お仕事」だから…。愛護センター業務は17時15分で終了です。お水が飲みたくても、おしっこまみれになっても、体がコンクリートに落ちても、発作が起きても、ひとりなんです…。壁しか見えない部屋で24時間…「生きる気力」を失った老犬はいのちを落とします。こんな最期は「老衰」「自然死」なんかじゃありません!だから…私はレスキューしたいんだと思います。守りたいんだと思います…私の中にある「尊厳」と「いのち」は同じ意味なんです…レスキューを必要とする犬猫の頭数が多く医療を必要とする猫が多くいます。様子見ながら優先順位を決めて1匹ずつレスキューすべきことも頭では分かっていますが…もう段階ではないと直感的に感じてます。どうか、お願いがあります。厚かましくて大変申し訳ございません…レスキューへのご支援を呼びかけさせて下さい。どうか、皆様のお力を貸して頂けないでしょうか…▼宮崎銀行 加納支店 普通口座104601 動物たちの未来のために代表山下 由美▼郵便貯金 17310-434961 口座名義:イノチノハウスホゴヤ▼〒880-1222宮崎県東諸県郡大字国富町八代北俣2581いのちのはうす保護家090-4484-5165(9:30~22:00 担当フジイ)▼「いのちのはうす保護家」HPhttps://hogoya.com/▼「ハンデのある猫達の保護猫カフェ HOGOYA」HPhttp://hogoya.nyanta.jp/▼「いのちのはうす保護家」公式ブログhttp://hogoya.miyachan.cc/▼「いのちのはうす保護家」Facebookhttps://www.facebook.com/hogoya/▼保護猫カフェ「HOGOYA」Facebookhttps://www.facebook.com/xxhogoyaxx/▼山下由美代表Facebookhttps://www.facebook.com/yumi.yamashita.7564▼犬猫介護アドバイザー &犬猫看取りコミュニケーターInstagramhttps://www.instagram.com/xxhogoyaxx/▼保護猫カフェ「HOGOYA」Instagramhttps://www.instagram.com/nekocafehogoya/お問合せ先は、HP内の「お問合せフォーム」からお願いします。
2020年08月20日
▼case1 左手変形の猫愛護センターバックヤード収容のこの仔…保護当初は左腕がボロボロで「左腕切断」も視野に入れてたそう…。それ程の大ケガだったのにここまで回復できたのは、愛護センター獣医師チームの頑張りとこの仔自身が頑張った結果なのです。ただただ頭が下がる思いです。この仔…サビ猫は手の治療が完治すれば指の変形は歩行に問題もないし、譲渡の可能性もあるだろうし私がレスキューしなくても大丈夫!そう思っていたのですが…上向きの爪がずっと出ていることに事故への危険性を感じました。以前、同じような猫がいました。布に爪がひっかかり宙吊りになった結果自分の指を食いちぎってしまったんです。私の管理不足が原因でした。当時の私には想像力が足りなかったんです。自分が犯した罪は絶対に消えません…だけど!「失敗」の経験を経ての想像力はあります。二度と痛い思いをさせたくない!この仔をレスキューしたい!…そう考えるようになりました。▼case2 白血病の猫この仔は「白血病」でした。愛護センターは諦めませんでした。「陰性に変わるかもしれない!」インターフェロンを続けて下さいましたが…陰性になる日は来ませんでした。白血病ネコ専門保護の副代表が白血病子猫4匹レスキューしたばかりなのに…副代表が現状と感情の狭間に苦しみ涙しながらのレスキュー決意だったのに。それなのに…この仔を前にした副代表は言葉を発しませんでしたが、「この仔もレスキューしたい!」副代表の心の叫び声が聞こえました。「泣くなよ!」副代表に声かけました。何度も言い続けました。「泣くなよ!」…その後に続く言葉を副代表も気付いてたと思います。「泣くなよ!…この仔も見捨てないから」バックヤードの猫たちは想像を絶する時間を経てココにいる。だけど…なぜだろう…バックヤードの猫たちは私の想像力すら奪うかのように普通の猫であり、普通に人懐っこい猫なのです。弱い人間の私は…この仔達の「強さ」に幾度となく助けられてきました。私から「弱さ」を忘れさせてくれるんです。「私は弱くない!」…と、錯覚させてくれるんです。私が何度も這い上がってこれたのはこの仔達のおかげなんです。そして…ボランティアさん達の力と、手を差し伸べて下さる全国の皆様のお力です。だから…私も頑張ります!前だけ見続けます!この仔達と向き合いたいです!何があっても…。レスキューした子達、今、レスキューを待ってる子達を、私たちと共に、守っていただけないでしょうか…。▼宮崎銀行 加納支店 普通口座104601 動物たちの未来のために代表山下 由美▼郵便貯金 17310-434961 口座名義:イノチノハウスホゴヤ▼〒880-1222宮崎県東諸県郡大字国富町八代北俣2581いのちのはうす保護家090-4484-5165(9:30~22:00 担当フジイ)▼「いのちのはうす保護家」HPhttps://hogoya.com/▼「ハンデのある猫達の保護猫カフェ HOGOYA」HPhttp://hogoya.nyanta.jp/▼「いのちのはうす保護家」公式ブログhttp://hogoya.miyachan.cc/▼「いのちのはうす保護家」Facebookhttps://www.facebook.com/hogoya/▼保護猫カフェ「HOGOYA」Facebookhttps://www.facebook.com/xxhogoyaxx/▼山下由美代表Facebookhttps://www.facebook.com/yumi.yamashita.7564▼犬猫介護アドバイザー &犬猫看取りコミュニケーターInstagramhttps://www.instagram.com/xxhogoyaxx/▼保護猫カフェ「HOGOYA」Instagramhttps://www.instagram.com/nekocafehogoya/お問合せ先は、HP内の「お問合せフォーム」からお願いします。
2020年08月19日
下半身麻痺「マール」とは6年の付き合いになりました。【半身不随の犬レスキュー】2014/03/21https://plaza.rakuten.co.jp/xinunekox/diary/201403210000/(自宅で安静保護中のマール。気が強いので部屋を区切って隔離)私たちにとっての「推しメン」ですが、ご縁が繋がることなくあっという間に6年経過。「半身麻痺」の症状は1匹1匹異なります。歩き方(移動)も異なります。マールはお尻引きずりながらの移動なので膀胱炎の繰り返しでした。サプリメントを服用しつつの悪化したときは病院の処方薬に切り替えての健康管理。服用続けると薬は効かなくなります。年々強い薬へ変わっていくことでいつかこの日がくるだろうと覚悟はしてましたが…最後の砦に達してしまいました。膀胱にバルーンカテーテルを入れる手術…カテーテルでおしっこを抜いて膀胱洗浄をする方法です。この判断が正しかったのかは正直、自信はないけど…一切暴れることなく静かに身を任せたマールの姿が「答え」のように思いました。術後1ヶ月位でしょうか…いつものように仲良しの「しげる」とキャッキャッとはしゃぎまわったとき膀胱のバルーンがズレてしまいました。バルーンが体を圧迫し呼吸が苦しくなり、スタッフが病院に飛んでくれました。あの日体験した苦しさは、マールの中で「恐怖心」として残りました。「ワイワイキャッキャ楽しくはしゃぐ」=「すっごく苦しくなる」あの日を境に楽しそうにはしゃぐマールの姿はすっかり消えてしまいました。あんなに大好きだったお散歩すら拒絶するようになったマール。確かに…安静にしてればバルーンもズレないけどね。ぶっちゃけると私は・・・そんなマールにイラついてました。「犬」ではなく「マール」という人物(犬物?)を知ってるから!《そりゃあ~1日中おとなしくしてれば安全でしょうよ!でもね、マール!あんたそれで良いの?!一生、楽しい感情に蓋をするの?!バルーンがズレると確かに苦しいだろうけど、一生、死んだような顔で生きてくつもり?!はぁ~…!つまらん人生やねっ!!》少しでもモチベーションが上がれば…と、このときばかりは偏食マールのいいなりでした。保護家の子達には、いざという時にしか開封しない高級フードがあります。(ありがたいことにご支援で頂いたモノですが)マールのモチベーションあげるために何缶開封しただろう…( ゚Д゚)総額いくら分をマール1人で食しただろう…( ゚Д゚)(体に良悪しは置いといて…食べれない位衰弱した仔でもコレだけは口にできる皆さんにもお勧めしたい神フード)マールに思い出して欲しかった!「負の感情記憶」に勝ってほしかった!ヒャッホーイ!しながら車椅子で走ってたあのときの楽しい感情を…!来るかもしれない?来ないかもしれない?分からない未来に怯えながら安心安全な生き方をマールに選んでほしくなかった。「お散歩もムリヤリ連れ出せば楽しい感覚を思い出すかもしれない!」…ん?いや!違うな…マールという犬は「ムリヤリされた感」が強く残る神経質なこだわりちゃんタイプだからお散歩の楽しさを感じれないくらい「ムリヤリ連れ出された」が頭いっぱいになる。好きだった散歩を嫌いにさせるだけか~…という結論で、保護家メンバーのみんなも、マールのペースに合わせてくれてました。ふと思いました…私がマールのモチベーションあげるのはぶっちやけ不可能じゃないか?…って。私とマールの関係性じゃムリだなって…。マールは私に甘えることはありません。私を好きじゃないから…ではなく、マールと私の関係性の中に好き嫌いの感情がないんです。(言葉で説明しきれてませんが…m(__)m)マールが私に求めているものは「強さ」でした。堂々とした私の姿、声、オーラ(?)でマール自身も安心できてたんだな…って。私の役目はココだったんだ…って。その先にあるモチベーションを上げるのは私ではなくボランティアさん達でした。みんなマールの扱いが上手です!優しい看護師さんからホメられて赤ちゃん返りしてる頑固バァみたい(笑)マールの幸せそうに甘えた顔…私には引き出せないマールの一面です。暑くなって日中のお散歩はできなくなったけど、お散歩を催促するマールの姿もワイワイキャッキャ嬉しい感情表情もどんどん出すようになりました。それでこそマールっ!!拝啓 ~繊細で気難しいマール様へ~バルーンがズレたら戻せば良いんだから!スタッフ一同、病院に走る覚悟してんだから!6年前に高速道路で車にはねられたとき本当なら死んでたよね?でも、生きたい!って強く望んだから恐怖の一週間を乗り越えられたんだよね?あんな壮絶な時間を乗り越えたあんたがあれ以上に恐れることってなにがあると?恐れるな!逃げるな!寿命が削られてもいいじゃん!どれだけ生きたかじゃない!どう生きたか…だよね?マールらしく生きていこうね! かしこレスキューした子達、今、レスキューを待ってる子達を、私たちと共に、守っていただけないでしょうか…。▼宮崎銀行 加納支店 普通口座104601 動物たちの未来のために代表山下 由美▼郵便貯金 17310-434961 口座名義:イノチノハウスホゴヤ▼〒880-1222宮崎県東諸県郡大字国富町八代北俣2581いのちのはうす保護家090-4484-5165(9:30~22:00 担当フジイ)▼「いのちのはうす保護家」HPhttps://hogoya.com/▼「ハンデのある猫達の保護猫カフェ HOGOYA」HPhttp://hogoya.nyanta.jp/▼「いのちのはうす保護家」公式ブログhttp://hogoya.miyachan.cc/▼「いのちのはうす保護家」Facebookhttps://www.facebook.com/hogoya/▼保護猫カフェ「HOGOYA」Facebookhttps://www.facebook.com/xxhogoyaxx/▼山下由美代表Facebookhttps://www.facebook.com/yumi.yamashita.7564▼犬猫介護アドバイザー &犬猫看取りコミュニケーターInstagramhttps://www.instagram.com/xxhogoyaxx/▼保護猫カフェ「HOGOYA」Instagramhttps://www.instagram.com/nekocafehogoya/お問合せ先は、HP内の「お問合せフォーム」からお願いします。
2020年08月04日
「保護猫カフェがコロナ危機!」この言葉を使う日が来ませんように…この2ヶ月間、怯える日々でしたが…とうとう来てしまいました。この言葉を出してしまう日が…「保護猫カフェがコロナ危機です!」「保護猫カフェがコロナ危機!」は、猫たちのメンタル面の危機なんです。コロナ対策をきっかけにシステムを変更しました。旧) 土日祝12:00~17:30★時間無制限↓ 新) 定休無し 12:00~17:30★予約制貸切り1h~気軽に足を運べなくなったと思います。訪問者さんゼロの日も珍しくありません。誰も来ないのが当たり前になってしまいました。「保護猫カフェHogoya」は3部屋に分かれてます。健康な猫→「オレンジルーム」エイズっ子→「ラムネルーム」ハンデっ子→「イチゴルーム」1時間に1組様と制限してることもあり、滞在されないお部屋や滞在時間が短くなるお部屋は必然的に出てきます。ラムネルームのモッチーは、淋しさからのストレスでイライラ感が多くなりました。保護猫カフェHogoyaの猫達は甘えん坊さんタイプが多いので遊んであげる時間が少なくなると食欲不振や軟便等の症状が出てきます。免疫力も下がってしまいます。なんでそんなに人間が好きなんだろう…なんでここまで人間を好いてくれるんだろう…なんでこんなに人間を求めてくれるんだろう…この仔達と一緒にいるといつも思っちゃう。保護猫カフェHogoyaは、当保護施設の敷地内にあります。保護施設側には病気の仔や老犬…人間の手を必要とする子達が多いため私たちだけでは保護猫カフェの猫達と遊ぶ時間すらなかなか確保できないんです。こんなに人間を求めてくれてるのにね…。人間が苦手で表情一つ変えなかった子もいつの間にかこんなに心を許してくれたのに…ご来店される人が少なくなったいま、試行錯誤の真っ最中です。お仕事を終えたボランティアさんが夜の保護猫カフェで宿泊したり、保護猫カフェの猫たちと寄り添ってくれてます。運営資金は毎月苦しいです。莫大な赤字で苦しいです。でも、それ以上に心配なんです。この仔達から伝わる「淋しい」の方が…。確かに!完全予約制に変更してしまい気軽に寄れなくなったかもしれません。でも…でもですねっ!1時間(何時間でも可)1組様貸切り制度なので、誰にも気兼ねすることなくご自宅のようにゆっくりくつろげるようになったと思います。○消毒は毎朝行ってます。○ご訪問様交替時間も各部屋消毒を行ってます。○スタッフは受付で待機しております。○スタッフは緊急時以外は同室しません。私たち人間がコロナステイホーム中にオレンジルーム店長に就任した「ヤンマー」おデブちゃんヤンマーの身体能力をぜひぜひ、見に来て下さい!レスキュー当初、額が割れてた「コウキ」もまさかここまで回復するなんて…と、驚きながらの猫カフェデビュー。コウキは内面も凄い猫なんです!どんなに気難しい性格の猫も、コウキが持つおおらかなオーラに包まれます。コウキは猫に怒られても怒り返すどころかひょうひょうとしてる面白い仔!左目眼球衰退でカワイソウに見えるかもしれませんが、全然カワイソウな仔ではないんです!だけど…そんな悲壮感ゼロのコウキでも、夕暮れの窓際で訪問者を待ち続ける姿は少し切ない気持ちになってしまいます。いちごチームのツンデレ「カメ先生」は、「ゴロゴロ人間に甘えるなんぞっ!」的な威厳あるカメ先生でしたが、コロナの影響で訪問者が減っていく毎に性格がどんどん変わっていきました。ゴロンゴロンお腹を出して甘えるのです!訪問者さんが激減して人恋しくなったんでしょうね。なんだか淋しくなっちゃったんでしょうね。ツンデレだったのも本心じゃなかったんでしょうね。甘えん坊さんになったカメ先生に是非とも会いに来て下さい♪「保護猫カフェの今を書かなきゃ!」こうして記事を書くきっかけになったのがラムネルームの「キナコ」でした。コロナの影響で訪問者さんが激減した頃から少し気になってたことがありました。窓際に居る時間が多くなってたキナコの姿を…。これまで病気知らずだったキナコストレスからの免疫力低下で口内が真っ赤に荒れてしまいました。どうにもならない状態まできてしまい、最後の手段「抜歯」にふみきりました。エイズっ子は免疫力が低い…だからこそ!気を付けてあげなきゃいけないのにキナコには申し訳なさしかありません。窓の外を眺めながら待ってたのかもしれませんね。誰かが来てくれるのを…違う意味でインスタ映えしそうな表情を提供しまくるイチゴルームの「ターコ」オモシロネタを提供しがちなオレンジルームメンバー。保護猫カフェの猫たちと同じ空間にいると気持ちがほっこりします。自然に笑顔が出てきちゃいます。ぜひ!癒されに来て下さい♪でも、保護猫カフェの猫たちも同じなんです。訪問者さんに心を癒してもらえるんです。だから…お互いが対等なんです。保護猫カフェのご予約状況は下記のFacebookにてご確認くださいm(__)mご予約→090-4484-5165 (9:00~担当フジイ)※お電話がつながらないときはショートメールで▼保護猫カフェ「HOGOYA」Facebookhttps://www.facebook.com/xxhogoyaxx/空きがあれば当日のご予約可能です。譲渡会は保護猫カフェ内で開催のためご来場の際にお1人様1,000円のお心添え(ご寄付)をお願いしておりますが、譲渡決定の場合はお帰りの際にお預かりしたお心添えは全額お戻し致します。レスキューした子達、今、レスキューを待ってる子達を、私たちと共に、守っていただけないでしょうか…。▼宮崎銀行 加納支店 普通口座104601 動物たちの未来のために代表山下 由美▼郵便貯金 17310-434961 口座名義:イノチノハウスホゴヤ▼〒880-1222宮崎県東諸県郡大字国富町八代北俣2581いのちのはうす保護家090-4484-5165(9:30~22:00 担当フジイ)▼「いのちのはうす保護家」HPhttps://hogoya.com/▼「ハンデのある猫達の保護猫カフェ HOGOYA」HPhttp://hogoya.nyanta.jp/▼「いのちのはうす保護家」公式ブログhttp://hogoya.miyachan.cc/▼「いのちのはうす保護家」Facebookhttps://www.facebook.com/hogoya/▼保護猫カフェ「HOGOYA」Facebookhttps://www.facebook.com/xxhogoyaxx/▼山下由美代表Facebookhttps://www.facebook.com/yumi.yamashita.7564▼犬猫介護アドバイザー &犬猫看取りコミュニケーターInstagramhttps://www.instagram.com/xxhogoyaxx/▼保護猫カフェ「HOGOYA」Instagramhttps://www.instagram.com/nekocafehogoya/お問合せ先は、HP内の「お問合せフォーム」からお願いします。
2020年08月03日
毎日が譲渡会のような「保護猫カフェHogoya」ですが…あらためて告知します!保護猫カフェ内【こねこ譲渡会】開催!8/2(日) 12:00~17:301時間1組様限定!(コロナ対策のため)↓ご予約状況↓○=ご予約可能 ✖=ご予約済み。✖12:00~13:00○13:00~14:00○14:00~15:00○15:00~16:00○16:00~17:30ご予約→090-4484-5165 (9:00~担当フジイ)※お電話がつながらないときはショートメールでリアルタイムのご予約状況は下記Facebookにてご確認ください。▼保護猫カフェ「HOGOYA」Facebookhttps://www.facebook.com/xxhogoyaxx/空きがあれば当日のご予約可能です。譲渡会は保護猫カフェ内で開催のためご来場の際にお1人様1,000円のお心添え(ご寄付)をお願いしておりますが、譲渡決定の場合はお帰りの際にお預かりしたお心添えは全額お戻し致します。4月にレスキューした29匹の子猫たちは…1匹が病気で亡くなりましたが…28匹+2匹(別件で保護)=30匹は16匹の譲渡が決まり、14匹が「保護猫カフェ」デビュー!それぞれのお部屋で、それぞれの先輩猫たちに囲まれのびのび~っと自由気ままに新しい飼主さんとのご縁を待ってます。~メンバー紹介~「いちごチーム」「オレンジチーム」「ラムネチーム」残念ながら…キャシャだけがエイズ陽性でした。みんな「ウィルス検査」「ワクチン済み」です。↓譲渡決定した子猫たち↓ミルクボランティアさんが一生懸命育ててくれた子猫たちです。愛情をいっぱい受けてノビノビ育った子猫たちです。遊びたい盛りのやんちゃ坊の子猫たちです。ぜひぜひ、会いに来て下さい=^_^=レスキューした子達、今、レスキューを待ってる子達を、私たちと共に、守っていただけないでしょうか…。▼宮崎銀行 加納支店 普通口座104601 動物たちの未来のために代表山下 由美▼郵便貯金 17310-434961 口座名義:イノチノハウスホゴヤ▼〒880-1222宮崎県東諸県郡大字国富町八代北俣2581いのちのはうす保護家090-4484-5165(9:30~22:00 担当フジイ)▼「いのちのはうす保護家」HPhttps://hogoya.com/▼「ハンデのある猫達の保護猫カフェ HOGOYA」HPhttp://hogoya.nyanta.jp/▼「いのちのはうす保護家」公式ブログhttp://hogoya.miyachan.cc/▼「いのちのはうす保護家」Facebookhttps://www.facebook.com/hogoya/▼保護猫カフェ「HOGOYA」Facebookhttps://www.facebook.com/xxhogoyaxx/▼山下由美代表Facebookhttps://www.facebook.com/yumi.yamashita.7564▼犬猫介護アドバイザー &犬猫看取りコミュニケーターInstagramhttps://www.instagram.com/xxhogoyaxx/▼保護猫カフェ「HOGOYA」Instagramhttps://www.instagram.com/nekocafehogoya/お問合せ先は、HP内の「お問合せフォーム」からお願いします。
2020年08月01日
愛護センターに収容された白血病の兄弟子猫。愛護センターは諦めませんでした。治療と検査をくりかえしてきました。陰性にかわってくれる事を信じながら…検査三回目…陰性になる日は来ませんでした。エイズや白血病でもあっても、すぐすぐに「殺処分」ではありません。愛護センターは、収容頭数限界ギリギリまで命を繋げようと頑張ってくれます。そんな愛護センターから…白血病兄妹のレスキュー要請。その背景にあったのは…やはり新型コロナウィルスでした。宮崎県もコロナ感染者が増加してます。当たり前の生活を失った飼主さん達も多くいます。手離すしかなかった「ペット」達を愛護センターがどれだけ受入れ、どれだけの頭数を守りきるのか…今、愛護センターも窮地に立ってるのでしょうね。でも…保護家の猫達はワクチンしてますが、感染率0%ではありません。病気や高齢でワクチン未接種の子もいます。「いのちのはうす保護家」施設内では白血病の猫は受入れられません。そうして誕生したのが…いのちのはうす保護家支所「白血病猫専用 フジイ保護家」支所といっても藤井副代表のお家…副代表の家族も巻き込んだただの自宅です。愛護センターからの4匹レスキュー要請に私は即答できませんでした。藤井副代表と副代表の家族に丸投げするしかない今の現状に代表として無責任だと思ったから…。レスキュー要請を許可して欲しいと涙を流しながら相談する藤井副代表に私はこう言いました。「白血病猫の通院頻度と高額医療費、副代表が一番わかってるよね?私が日常触れてない子達の情報発信はできんことも知ってるよね?藤井副代表は定期的に情報発信できると?カワイソウとか感情だけで動かんでね!」私から意地悪な問いがくることも私の言葉の裏にある真意も藤井副代表は想定内だったようです。だからこそ…藤井副代表は既に覚悟を決めてました。4匹の一生涯を背負っていきたい…と。愛護センターとの打ち合わせやレスキュー日時も私には全て事後報告でした。「事後報告でごめんなさい…」という藤井副代表の前置きも「私が全責任持つから山下はダマットレ!」という覚悟の表れだと感じました。私自身も、事後報告に「おいっ!(# ゚Д゚)!」と、ツッコミながらも藤井副代表の強い信念に嬉しく感じてました。この子達の「一生涯」はどれだけのものだろう…他の子猫と何ら変わらない子猫他の子猫と何ら変わらない可愛さ他の子猫と何ら変わらないいのちそれなのになんで、与えられた時間が違うんだろう…。藤井副代表宅でいっぱい暴れてきなさい!藤井副代表宅でいっぱい悪んぼしなさい!藤井副代表宅でいっぱい好き勝手してきなさい!そして…藤井副代表ファミリーにいっぱい甘えなさい…。一年でも長く一ヶ月でも長く一日でも長く…。おいっ!藤井まちゃこ!あとは頼んだぞ!レスキューした子達、今、レスキューを待ってる子達を、私たちと共に、守っていただけないでしょうか…。▼宮崎銀行 加納支店 普通口座104601 動物たちの未来のために代表山下 由美▼郵便貯金 17310-434961 口座名義:イノチノハウスホゴヤ▼〒880-1222宮崎県東諸県郡大字国富町八代北俣2581いのちのはうす保護家090-4484-5165(9:30~22:00 担当フジイ)▼「いのちのはうす保護家」HPhttps://hogoya.com/▼「ハンデのある猫達の保護猫カフェ HOGOYA」HPhttp://hogoya.nyanta.jp/▼「いのちのはうす保護家」公式ブログhttp://hogoya.miyachan.cc/▼「いのちのはうす保護家」Facebookhttps://www.facebook.com/hogoya/▼保護猫カフェ「HOGOYA」Facebookhttps://www.facebook.com/xxhogoyaxx/▼山下由美代表Facebookhttps://www.facebook.com/yumi.yamashita.7564▼犬猫介護アドバイザー &犬猫看取りコミュニケーターInstagramhttps://www.instagram.com/xxhogoyaxx/▼保護猫カフェ「HOGOYA」Instagramhttps://www.instagram.com/nekocafehogoya/お問合せ先は、HP内の「お問合せフォーム」からお願いします。
2020年07月31日
「いのちのはうす保護家」も土砂災害警報該当地区の中、「ペット同伴避難所」開放記事を書き、SNSで拡散を呼びかけ続けたあの日…そんな「いのちのはうす保護家」に違和感があったと思います。「保護家の子達は大丈夫なの?」全国の皆様から届いた心優しいたくさんのMessengerにちゃんと説明できる自信もなく返信できませんでした。申し訳ございませんでした。私があのとき考えてた事やとんでもない覚悟など…今日のブログで正直に書かせて頂きます。私の小さな貨物車では施設の犬猫80匹全員を避難させることは不可能です。土砂災害や避難命令や命の危険を感じたとき…自分の足で走れる犬猫を放つ覚悟をしていました。土砂に埋まり確実に死ぬよりも、「死」のリスクが少しでも回避できる方法をとるだろうと…。私が貨物車に乗せて避難できるのは、自分の足で逃げれない犬猫だけ…だと。下半身麻痺の犬猫5匹、寝たきりの犬2匹、病気治療中の犬猫2匹、走れない老犬2匹、三本足の犬猫4匹、正常な判断能力のない猫2匹、「命」の選別…でしょうね。それでも、ここにあげた犬猫すら全員は車に乗れないでしょうね。そのとき私は…何度も何度も命の選別を繰り返すのでしょうか…。このとき私は…「自分の足で逃げれる犬猫」である保護家にいる自分の家族カムカム、モモ、イチ、3人を貨物車に乗せないのだろうか?自分で課した「命の選別」をはたして守れるのだろうか?「山下由美」個人的感情で動くのか、「代表」としての責任を取るのか、自分でも分かりませんでした。↓誤解のないよう追記↓スタッフとボランティアさんにも大切な家族とペットがいます。自分の家族とペットを優先し守ることが、いのちのはうす保護家のルール。代表である私からの「命令」なんです。スタッフとボランティアさんには、私が避難させてきた犬猫をみんなで手分けしての「一時保護」、「ペット同伴避難所」の対応等々、避難後の大役が待っているんです。「災害に左右されない安全な場所に施設を引っ越す」これが解決法だと分かってます。ですが…昔からのブログ読者様はご存知のようにこの保護施設をみつけるまで不動産屋さんから門前払いの日々…苦難の連続でした。ようやく今の大家さんと出会い、この「いのちのはうす保護家」があります。土地を購入するお金も、社会的地位と信用のない私には、この地で踏ん張るしかないのです。初めて書きますが…約6年前の大雨の夜、裏山の大木が折れ、施設の屋根を直撃した事故がありました。人も犬猫もケガ一つありませんでしたが、あの事故をきっかけに深く考えるようになりました。大雨や台風がくるたび、裏山の土砂災害を心配しながら6年を過ごしてきましたが…この子達の危険を事前に回避できてない自分を正当化するつもりはありません。なぜ、今まで忘れてたのか…「いのちのはうす保護家」には、土砂崩れを逃れられる場所が一ヵ所だけあったんです!↓犬達の寝床「馬屋」↓写真右側に階段が見える通り、馬屋には二階があるんです。入居前、二階は畳敷きになっており、コウモリの住処になっていました。コウモリの住処を奪う罪悪感はありましたが、犬伝染性気管支炎(ケンネルコフ)から犬達を守ることを優先しようと、畳を撤去し床をはがしました。犬達が階段で2階に登り転落しないよう階段も封鎖しました。ふと、気付いたんです!封鎖した馬屋の二階が、施設内で一番安全な場所だったんだと!いつ起きても不思議ではない裏山の土砂崩れを逃れる方法は、ここしかない!…と!「いのちのはうす保護家」の犬猫80匹全員が避難できる十分な広さです!信頼できる業者さんに相談したのですが、1階部分と屋根の補強も必要で、改築は500万円~かかるだろうね。…とのことでした。「500万?!…諦めるしかないかぁ~」それを聞いてたスタッフが私に質問してきました。「ゆみさんはペット同伴避難所、どんな思いで決断したと?どんな覚悟があったと?」「ペット同伴避難所」は実際のところ…役立つ日が来ないかもしれない。結果的に家賃だけを払い続けるだけの建物かもしれない。でも…それ以上に大切なのは、九州圏内の飼主さん達が、「保護家さんの避難所があるから大丈夫」そんな気持ちの支えとなる必要な場所を、維持していくことだと思ったので、スタッフにこう伝えていました。【維持管理費をモッタイナイと思わんでね!どんなに苦しいときでも踏ん張ろうね!ペット同伴避難所の維持管理していこうね!】その一方では…我が子同然でもある保護家の犬猫80匹全員確実に守れる方法がみつかったのに「500万?!…諦めるしかないかぁ~」一番大切な子達なのに…なんで?我が子同然愛おしい子達なのに…なんで?「お父さん…なんで?」35年前の自分を思い出しました。「お父さん…なんで?他人の子供の進学や就職のためになんで一生懸命駆けずり回ってんの?娘の私より他人様の子が大事?心配?」当時悲しかったけど、父に何も言えませんでした。父の行動力で救われる人がいるのだから…と。父が私に与えた「悲しみ」は35年の時を経て…私が保護家メンバーへと与える側に立ってました。35年の時を経て…父が抱えてた葛藤や苦しみもようやく理解することができました。35年前の私と同じように保護家メンバーも、聞けなかったと思う。「ゆみさん…なんで?」…って。この場を借りて…保護家のみんな…ごめんねどんなに厳しい非現実的な方法であっても、保護家の子達の安全と命を守ることを、何も行動せずに諦めるのはやめるからね!500万円の改築費…確かに夢物語ですが、そんな夢物語へ向け私が動きだす日がくると思いますが、それがいつなのか分かりません。未来にある私の動きが、自分でも予測不可能なんです( ゚Д゚)動物的本能?第六感?直感?どの部分で決めてるかすら自分でも分かりません( ゚Д゚)はっきりわかってるのは…「こうと決めたら直ぐ動きだし、動きながら答えが出てくる人」…これだけです。こんな私なので、無謀な決断や挑戦は、いつ何がどう始まるか分かりませんが、どうか、信じて下さい…決して軽いおもいつきではないことを。どうか、信じて下さい…私が動きだしたときは、リスクを背負う覚悟も出来た合図だと。いざそのときが来ても皆さんに心配かけないよう「夢」を記録として書き綴りました。読んで下さりありがとうございます。~災害時のペット同伴避難所窓口~●9:00~23:00090-4484-5165(担当者・藤井副代表)●23:00~翌朝9:00xxinunekoxx@yahoo.co.jp(担当者・山下代表)電話番号明記の上メール送信して下さい。災害時は直ぐに動けるよう待機してます。iPadからのショートメールでの打ち合わせに入ります。レスキューした子達、今、レスキューを待ってる子達を、私たちと共に、守っていただけないでしょうか…。▼宮崎銀行 加納支店 普通口座104601 動物たちの未来のために代表山下 由美▼郵便貯金 17310-434961 口座名義:イノチノハウスホゴヤ▼〒880-1222宮崎県東諸県郡大字国富町八代北俣2581いのちのはうす保護家090-4484-5165(9:30~22:00 担当フジイ)▼「いのちのはうす保護家」HPhttps://hogoya.com/▼「ハンデのある猫達の保護猫カフェ HOGOYA」HPhttp://hogoya.nyanta.jp/▼「いのちのはうす保護家」公式ブログhttp://hogoya.miyachan.cc/▼「いのちのはうす保護家」Facebookhttps://www.facebook.com/hogoya/▼保護猫カフェ「HOGOYA」Facebookhttps://www.facebook.com/xxhogoyaxx/▼山下由美代表Facebookhttps://www.facebook.com/yumi.yamashita.7564▼犬猫介護アドバイザー &犬猫看取りコミュニケーターInstagramhttps://www.instagram.com/xxhogoyaxx/▼保護猫カフェ「HOGOYA」Instagramhttps://www.instagram.com/nekocafehogoya/お問合せ先は、HP内の「お問合せフォーム」からお願いします。
2020年07月15日
今回の大雨では、今までに感じたことのない強い恐怖心との戦いでした。今回は本当に危ないかも…そんな夜を過ごしながら思い出したことがありました。それは…熊本の被災地で会った皆さんでした。4年前のあの日抱いた感情でした。熊本の震災のとき、犬猫と飼い主さんの力になりたいと一生懸命動いてたボランティアさん達も被災者だったんだよね…とか、当時を思い出していたときふと、気付いたんです!土砂災害が起きたときは、私は私で動きながら、もうひとつできる事がある!それが「ペット同伴避難所」開放。4年前に熊本で出会った皆さんの勇姿が私の背中を押してくれたんです!私ひとりで勝手に決めた「ペット同伴避難所」ですが、いのちのはうす保護家のメンバーは、懸念や批判や反対どころか…すごく喜んでくれたんです!「被災者さんのサポートは任せてね!」率先して動く道を選んでくれたんです。それが当り前であるかように…。ただただ、頭が下がる思いでした。▼ ペット同伴避難所 新たな課題私自身、避難所生活の経験がないので、良かれと思ってすることが逆に迷惑かもしれないから…と、自分で実際に体験してきました。「ペット同伴避難所」へ犬を連れて泊まってみました。キャンプ用のボンボンベットでは、ちゃんとした睡眠がとれない事や、環境が変わり不安になる犬は、飼主さんとの添い寝が必要だな…等々反省点、改善点がたくさんありました。何の準備も出来てないまま開始した「ペット同伴避難所」なので、足りない物がたくさんありますが、私たちに可能な範囲内で少しずつ買い揃えていきます。※記事 第三部へ続く…。~災害時のペット同伴避難所窓口~●9:00~23:00090-4484-5165(担当者・藤井副代表)●23:00~翌朝9:00xxinunekoxx@yahoo.co.jp(担当者・山下代表)電話番号明記の上メール送信して下さい。災害時は直ぐに動けるよう待機してます。iPadからのショートメールでの打ち合わせに入ります。レスキューした子達、今、レスキューを待ってる子達を、私たちと共に、守っていただけないでしょうか…。▼宮崎銀行 加納支店 普通口座104601 動物たちの未来のために代表山下 由美▼郵便貯金 17310-434961 口座名義:イノチノハウスホゴヤ▼〒880-1222宮崎県東諸県郡大字国富町八代北俣2581いのちのはうす保護家090-4484-5165(9:30~22:00 担当フジイ)▼「いのちのはうす保護家」HPhttps://hogoya.com/▼「ハンデのある猫達の保護猫カフェ HOGOYA」HPhttp://hogoya.nyanta.jp/▼「いのちのはうす保護家」公式ブログhttp://hogoya.miyachan.cc/▼「いのちのはうす保護家」Facebookhttps://www.facebook.com/hogoya/▼保護猫カフェ「HOGOYA」Facebookhttps://www.facebook.com/xxhogoyaxx/▼山下由美代表Facebookhttps://www.facebook.com/yumi.yamashita.7564▼犬猫介護アドバイザー &犬猫看取りコミュニケーターInstagramhttps://www.instagram.com/xxhogoyaxx/▼保護猫カフェ「HOGOYA」Instagramhttps://www.instagram.com/nekocafehogoya/お問合せ先は、HP内の「お問合せフォーム」からお願いします。
2020年07月12日
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