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すでに失ってしまった 「いのち」
を、
こうして出すのは、自分でもどうかと思う。
でも、 「現実」
としてここに残したいと思った。
ただの犬ではなく、可愛そうな犬ではなく、
「生きていた証」
として、その仔の事を伝えたいと思った。
2月の、飼い主から「持込み」された子達です。
この子達は、もうこの世に存在していません。
どこを探しても、どう引き戻したくても、
二度と帰ってくることはありません。
「家族」
として迎え入れ、共に生きてきたいのちなのに、
奪うのはとても簡単な事なんだと…
こんな事が普通に行われているという現実なのに、
この子達は、信じていた。最期まで「生きる」事を信じていた。
その健気さに、胸が押しつぶされそうになり、
檻の前で涙してしまう事も多々あります。
これがどんなにこの子達にとって、失礼な事かと分かっていながら…
この子達の前で、感情を抑えきれず涙する時に、
亡くなった母の言葉を思い出す。
癌で余命数ヶ月だと、自分の 「命の期限」
を分かっていた母は、
「なぜこの子達は生きる事が許されないのか」
と言いながら、
この子達の前で涙した。
私が流す同情の涙とは違う、深い思いだったと思う。
その2ヶ月後、母は他界した。
母が誰かのために流した最期の涙は、管理所の檻の前でした。
愛犬を亡くされた飼い主さんが言いました。
「自ら命を絶つ人に言いたい。
苦しいと自ら捨てようとするいのちを、時間を、
うちの仔に下さいって。生きたくても生きれない人たちに、
一時間でも二時間でも良いから、あなたが捨てる時間を下さいって…」
昨日、この言葉を聞いた時に、
この子達の事が頭によぎった。
なぜ、この子達はいのちを絶たなきゃいけなかったのか…
悔しさなのかなんなのか分からないけど…
生きて欲しかった。
どのいのちも、奪われたくなかった。
「この活動は、こうでなければいけない」
という理念は、私にあるのだろうか…
多分ないと思う…
頭では何も考えられない。
ただ、心のままに動いているだけ…
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