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判定前日、職員さんに確認しました。
「危険」
とされる子を、
もし、一般の方が引取り希望をされた場合、
その方が引き出す事はできるのかと…。
答えは 「NO」
でした。
譲渡先で咬んだり、脱走して人を咬んだら
危険だから…との事でした。
引き出せるのは、もう自分しかいない…
そう思ったと同時に、この仔をレスキューする決意はできたつもりでした。
できたつもりだったのに・・・
決意した数分後、危篤状態の大型犬を
保護する事となりました。
(事情があり、写真や詳細はまだご報告できません。ごめんなさい…)
まだどうなるのかも分からない仔を抱えた今、
管理所のこの仔までレスキューする事はできるのか…
不安で押し潰されそうになりました。
ただの犬ではない…心のケアを必要とする子なのに…
そこまで手と心がまわるのだろうか…
一晩中、悩みました。
正確に、素直に言うと…
レスキューできない理由を頭から排除し、
レスキューするための体と心の調整をする「悩み」でした。
一見、フレンドリーで、何も問題ないように見えるこの仔…
いきなりスイッチが入る。
見学者が来ると目の色が変わる。
レスキュー当日、それを目の当たりにしました。
抱きかかえようとすると、抵抗して咬みます。
ニコニコしながら体をさわってと言ってきても、
触り方がこの仔の求めているものでないと、咬みます。
接する側の「表情」「声のトーン」「差し出した時の手の動き」
「体に触れる手の感覚」
ひとつでも間違ってると、向かってきてガウガウ咬もうとします。
でも、攻撃性からではありません。
「恐怖心」なんです。
咬むときの手加減も、この仔はよく知っています。
「恐怖心」を失くすためのケアがスタートしました。
このようなタイプの仔の、
判定落ち→殺処分という流れをとめたい。
判定落ち→心のケア→再判定…と、
29年度にできる宮崎の愛護センターに、
私個人、いいえ、「いのちのはうす保護家」スタッフ全員が、
これまでの経験の元、求めている事です…。
命名 ダッコ ♀
ダッコちゃんが安心して、体を委ねてくれる日が来ますように…
追伸・パピヨンも譲渡が決まりました。
シェアをありがとうございました<(_ _)>
皆様のご協力ご支援どうかよろしくお願い致します。
宮崎銀行 加納支店 普通口座 104601
口座名義:動物たちの未来のために 代表 山下 由美
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