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ビーグルの仔は、週明けレスキューが決まりました。
職員さんが、綺麗にシャンプーして下さいました。
あともう少しで、檻から出れます。
この仔達は、8/4(木)殺処分になりました。
殺処分前日、いつもと同じように
檻に手をかけて甘えてきた。
手を伸ばすと、顔を必死に押し当ててきた。
その頬の力はとても強く、手が下がらないよう
負けじと私も左腕に力を籠める。
その強さが、
人間を求めている強さのように感じた。
それだけ、この子は求めていた。
ここまで分かっていながら・・・
生きる気力を失っていた老犬。
殺処分前日、檻の外を出て通路を歩いた。
おぼつかない足取りで、一歩一歩懸命に歩く。
土を歩きたいでしょうに。
太陽の下を歩きたいでしょうに。
時々手を添えながら、一緒に歩いた。
私に出来る事って何だろう…そう考えてみた。
この仔達を「想う」事。
この仔達が生きていた事を伝える事。
保護家の仔達と同じ位、この子達を想う事。
管理所の犬としてではなく、寄り添い触れ、
この仔達の目、体、声、全て受け止め感じる事。
そして・・・
それを失った時に、自分自身に苦しみを与える事。
絶対に忘れてはいけないから。
この仔達を想い続ける。
自分を責め続ける。
泣き続ける。
もがき苦しむ。
次に進むために・・・。
未来のために・・・。
そして・・・
これで終わりではない。
また「判定日」が来る。
8/9に・・・
三つの命がまた・・・
終わりはいつ来るのですか・・・?
※「ひまわりの家」と山下由美は、一切関係ございません。
2009年に辞任後「いのちのはうす保護家」として独立しています。
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