2017年10月03日
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テーマ: 動物愛護(608)
↓前半はココから↓
​「三年間考え続けた半身不随犬への想い」​
https://plaza.rakuten.co.jp/xinunekox/diary/201710020000/


前半からの続き・・・

メディア関係の有志は、片言のタイ語なら喋れる方でした。

​「保護家の今後の活動に役立てるのであれば…​
バカンス気分で視察してくるので遠慮なく!」
そう言って、有志は自腹を切ってタイに飛んでくれました。
もう…本当に、有志には何度頭を下げても足りません。



なぜか、今は「犬の家」は撮影禁止となっていますが、
有志がメディア関係という事で、写真撮影も許可が下りました。



「犬の家」は、バンコク中心部から車で
60分位の所にあり、(東京よりも渋滞している)
​保護している犬は、犬400頭、猫100匹だそうです。​





スタッフは40名。皆さん給与頂いているそうです。
獣医師も常駐しているそうでした。

日本語はもちろんですが、英語はほとんど通じず、
タイ語のみで、片言のタイ語が分かる有志も、
細かい説明は聞けなかったそうです。

運営費は、国からの補助金もなく、
寄付金だけでの運営ですが、
金額はオープンにしていないそうです。



保護施設は、3つのゾーンに分かれており、

※A、治療ゾーン
98個のケージ?スペース?があり、検疫スペースでもあるそうです。
病院のような独特の雰囲気と匂いで、施設の中で
一番重さを感じたそうです…


​※B、リハビリゾーン​
障害が一生治らない犬達のゾーン。



​※C、リハビリゾーン​
Bゾーンより比較的軽く、
活発な犬達がリハビリを行ってるゾーン。


​※レッドゾーン​
ここには、健常の犬達のゾーン。
レッドゾーンという名所は、危険なわけではなく、
清掃が簡単なように赤いレンガをゆるやかに敷かれている事から
その名前がついているようです。

しかし、このゾーンが一番問題となってきている。
というのも・・・
「犬の家」に収容される犬が年々増加傾向にあり、
その数は5000頭!

レッドゾーンの混雑は、犬の心理状態や衛生面、
更には隣家に対する騒音問題も起こっていますが、
スタッフが医療面、心理面、懸命にサポートをしているようです。

身体障害も多いけど、精神障害の犬猫もいるそうです。
多くは交通事故で、道路上で保護された仔が多いそうです。
バンコクは東京よりも車が多いそうなので…。



日本と同じように、飼主から遺棄された仔もいるとの事…。



ちなみに・・・施設は、1人の女性とその家族が1981年に
ケガをした犬を保護したことがきっかけとの事でした。
たった一人でスタートした保護活動は…
今では、世界中から見学者が来るくらいの
大きな施設になっています。

譲渡方法を聞いてもらったのですが、
タイ在住の人にしか譲渡はしないそうです。
世界中から視察や見学が来ているのに…
もったないないなと思うけど、
それだけ1頭1頭に、深い愛情があるのでしょうね…。



訪問したら、先ず事務所に案内され、
寄付をして下さいと言われるそうですが、
タイでは、「寄付する事で来世の功徳を積む」
という文化なので、寄付は日常的に普通だそうです。



バンコクの隣県、ナコンパトムにも保護施設を作り
健康になった仔をナコンパトムの施設に移動。



​ここには、現在600頭の犬が居るそうです。​



常駐の獣医師は居ないけど、

月2~3回獣医師が回診に来るそうです。



スタッフは8名だそうですが、ここもまた8人皆さん給与頂いてます。





「犬の家」視察した有志の感想としては・・・

「臭いが全くしなかった。
ケージ等の床がかさ上げされていて
その下がコンクリートなので、水がそのまま流せる。

大量の水を引いているようなので、非常に衛生的。

管理所や愛護センターよりも衛生状態は良かった。
スタッフは、それぞれの子について熟知していたので、
プロだなと感じました。」





英語が通じず、片言のタイ語だったので、
リハビリの方法、スタッフの想い、
詳しいことが聞けなかった…との事でしたが、
ここまでの道を切り開いてくれた有志に心から感謝しています。



私一人では、「犬の家」で、学びたいけど学びにすら行けないと
三年間くすぶっていただけなので…。



話を聞きながら思ったのですが、
タイの文化は分からないけど、
「犬の家」という施設は、
「かわいそう」という思いはなく、
決して可愛い可愛いと甘やかすのではなく、
対等の位置に居る感じがしました。
お互いを尊重している…そんな感じがしました。



半身不随の子達が、どのようなリハビリで歩き出すのか、
半身不随犬達の心に触れてみたい!
マールたちとの違いは何なのかを知りたい!



なぜ、日本の半身不随犬は、
半身不随になったら直ぐ、今の自分を受け入れるのか、
本能ってなんだろう…



今すぐにでもタイに行きたい!
「犬の家」のこの子達から感じ取りたい!
スタッフの皆さんから学びたい!
今の私には何が足りないのか、何がダメなのか、
言葉ではなく、第六感で、心で、感じたい!



私はまだまだだ・・・
自分の未熟さを突き付けられました。







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最終更新日  2017年10月03日 22時14分39秒
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