2017年11月18日
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テーマ: 動物愛護(608)
タイ、バンコクにある日本人が経営している
猫カフェ 「MOHU MOHU」 に行ってきました。



日本と同じ、脱走防止の二十扉です。



日本と同じように、先ずは
手を洗って消毒してからの入店です。



中は、とても広くて、臭いも無くとても綺麗でした。



ここの猫達は、元々外猫だったそうです。

おそらく、地域猫として、お世話されてた仔だと思います。



タイ人の地域猫活動されている方々が、
ここに連れてきているんだと思います。



保護猫という事で、譲渡はしていないのか伺ったところ、
譲渡はしていないとの事でした。

この子達を保護したタイ人が、譲渡には反対されているのだそう。
皆が皆、猫を大事に飼ってくれるとは限らない。
カフェに居た方が幸せ…とのお考えのようでした。

タイでは、保護→譲渡という流れは、
まだ難しいのかもしれません。

数十年前の日本がそうだったように…。



タイの外猫達は、人間を見ても怖がったり逃げる事がありません。

日本人のように、追い払ったり虐待する人間は、
ほとんどいないのでしょうね。

なので、カフェ猫の子達も、とても穏やかで知らない人が来ても
お腹出して甘えたりと、元外猫だったとは思えない位です。



とにかく、店内が凄く広く、清潔でした。

1階に猫達のトイレが見当たらず…



二階の別室にトイレがありました。

そこは、猫達の「スタッフルーム」のような感じで、
店内とスタッフルームをと、自由に行き来できるのです。

窓から店内の様子を伺ってる白黒ブチ猫さん(笑)



この後、店内に降りて来てくれました(^^)

スタッフルームもあるし、店内は広いし、
ここの猫さん達は、本当に幸せそうに見えました。





次は、バンコクでも一番人気と言われている猫カフェへ。

料金は、入場料、食事、グッズ、全ての物が、
タイにしてはとても高い値段なんです。
それでもなぜ、人は集まるのかを知りたくて…。



多いときは、1時間待ちも多々あるそうです。

中は、臭いも無く清潔で
「かわいい」をコンセプトにしてるカフェ。



照明一つにも、妥協していない感がありました。



キャットウォーク、キャットタワー、ひとつひとつ
アイデアが素晴らしい感じがしました。



タイの人に聞いてみました。
「なぜ、この猫カフェにお客さんが集中すると思いますか?」



私達からすると、とても痛い答えでした…。
「ここの猫カフェは、色んな種類の猫がいるから」

ブリーダーから購入している猫達なのでしょう…。
そこを否定するつもりはありませんが…。



抱っこは禁止なのですが、
300円(日本円に換算して)払えば、
お気に入りの猫を抱っこして
チェキで写真撮ってもらえます。

タイでの300円は、日本人の価値では1500円位でしょうか?



お金のある人しか来れないように思えましたが、
その分、お客さんを満足させようという
ひとつひとつのこだわりも感じさせられました。



タイのドッグカフェ(いつかご報告します)でも感じたのですが、
子供が騒いでも、走り回っても、猫にしつこくしても
店員さんが一切注意しません。

犬も猫も全く動じません。



無関心とか、放置とかではなく、
「嫌な時は怒るなり逃げるなり自分で対処してね」
という感じでした。



生まれ育った環境によって、
こうも違うのかと…不思議な感覚でした。





その一方で・・・



ここは、観光地ではなく、
地元の人たちがお参りする日本でいう
普通の神社です。



普通に猫が歩いてくつろいでいます。
みんなコロコロ太っています。



首輪のしている猫は、この神社がお世話している猫達。



元々が外猫ではなく、飼いきれなくなった飼い主が、
捨てに来ることも多いそうです。



明らかにお腹の大きい猫も数匹いました…。





観光地でもある某市場では、
ペット販売のお店全てが移転したと聞きました。

ここを見たときに、移転ではなく、
追い出されたのでは?と感じました。

市場から数百メートル歩いた場所に、
小さなビルがありました。

その2階部分に上がると…



ペットショップが数点並んでいましたが、
ほとんどの店が、もぬけの殻でした。

閑散としてて少しホッとしましたが…



1件だけ看板も出さずに
「本当に営業してるの?」という感じの店が。

「入ってもいいの?」と聞かなきゃ
分からない位の店構えでした。



敷物一枚もない…



暑いとはいえ、この硬い網の上で
毎晩過ごしているのかと思うと…



タイに限らず、日本のブリーダーはもっと酷いのでしょうが、
ペットショップでこんな感じなんだと思うと…



ここ最近、バンコクでも小型犬を飼う人は増えたと言います。

増えるという事は、このような事なんだろうなと…
どの国も同じなんだな…と感じました。



明らかに悪環境による皮膚病。

値段は掲示されていないので、
お客さんを見て値段を決めているのかもしれない。

生後3ヶ月のチワワ…
「いくらですか?」と聞いたところ、 日本円で38,000円。

日本人だと分かって、値を釣り上げたのかもしれませんが、
タイの平均月収の一ヶ月分に近い位でしょうか…



頑張って買ったとしても、飼いきれなくなるのは
目に見えています。

一般的なブリーダーから買う場合、
必ずその犬猫の親と対面して、
不妊去勢手術をしてから、売るそうです。

もし、売った直後に病気などが判明した場合、
全てブリーダーが治療して、責任を負うそうです。
なので、産ませてポンポン物のように売るという
ブリーダーは基本存在しないようですが…

やはり、裏社会もこのように存在しているのです。

ですが!!
日本とは逆のパターンだなと思いました。

日本の場合、悪徳繁殖屋、悪徳ペットショップの方が
多すぎるため、ブリーダーとペットショップは悪だと、
信念持って命と向き合ってるブリーダーとペットショップまでもが、
「悪」とされ、攻撃を受けているというのが
日本の現状です。

タイは・・・という前に、私たち日本人は、
もっとひどい犬猫の問題を抱えているんだという事を
忘れてはいけないと思いました。

日本でも流行ってしまっている「フクロウカフェ」。



タイにも上陸してしまったようです…。

営業時間前に行ってみたら…



足枷をされたフクロウが店内にいました。

一晩中ここに居るのでしょう…。

一日中ここにいるのでしょう…。

窓から見える木々を、どのような思いで見ているのでしょうか…






いのちのはうす保護家」
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最終更新日  2017年11月18日 14時25分15秒
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