やまぶろぐ・登る呑む撮る滑る山ブロガー

2008/01/04
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カテゴリ: 登山
年末年始の記録は、これからまとめるところ。日記には詳細を書き留めてみた。正月の山岳遭難で目に付いたのは、槍平で雪崩に遭い4名死亡、日光白根山で疲労凍死、のふたつ。

G会は、予定のコースを抜けられず、撤退してきた。今冬一番の寒気は強烈であった。一晩で50~60cm雪が積もり、テントが潰されそうになった。夜中に2度、雪かきをした。テント設営地は尾根上なので雪崩の危険がないのが救いであった。

往路下山だが大量の降雪により前日と様相が全く異なる。注意深く追っていたのだがルートを外れてしまった。雪崩を避けるためになるべく尾根筋を下降した。しかし最後の最後、河原に降り立つにはどうしてもルンゼを下降することになった。

ワカンで歩く感触では雪は締まっている。早朝なので緩むことも少ない。だからやまやろうが先頭で下ったのであるが、気分は良くない。狭いところはひとりひとり通過した。前日の行動中やテント内でも、雪崩の轟音を何度も聞いているので、自分の足下が崩れる可能性は十分にあるのだ。それが槍平で起きたか黒部で起きなかったかの違いでしかない。

ビーコンは全員携帯していたが、捜索の修得度、パニックの度合い、起きた場合の規模などから判断して、もし埋まったらおそらく助からないだろう。やまやろうはお守り程度にしか考えていなかった。帰ってこれたのは、たまたまなのかもしれない。もちろん細心の注意をもって行動しているが、自然の力には敵わない。

今回の山行は、入山地点の標高が低く、雨中の歩き出しとなった。すぐにアウターは濡れ、行動中は発汗により内側から濡れていく。テントに入った時は、全身ずくずくであった。風が強く気温はぐんぐん下がり、ストーブを前にしても体ががたがたと震える寒さであった。

入山2日目には撤退したのだが、ルート取りに手間取り、道路が見えているにも関わらず時間切れでビバークすることになった。着乾かしても完璧ではなく、一日行動したのでまた濡れてしまった。2日目の夜は、とても苦痛であった。寝袋にもぐり込んでいても寒くて、夜中に何度も体を震わせる。衣類(特に下半身)が濡れているので、体が温まらないのだ。

体温が低下して危険な状態にならなかったのは、夕食を大量に食べてエネルギーを蓄えたことと、ストーブで体を温められたこと、明日には確実に下山できるという希望があったからだろう。3日目もビバークとなると、体力的にかなり厳しかっただろう。

我々もちょっと危うい山行であったが、経験と山勘とチームワークで下山できた。やまやろうの雪山装備は、不十分であることが判明したので、時機を見て買い足していくつもり。





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Last updated  2008/01/04 08:58:02 PM


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