吉雄の雑記帳・メモ

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April 30, 2005

「俺たち親友」の握手。

(12)

カテゴリ：吉雄のつれづれ

私にはドッペルゲンガーじゃないのか？と勝手に思っている親友がいる。

とりあえず、Ｔ（ティー）としておく。
Babuみたいにあだ名がないから。

高校一年の頃に、よく分からん出会いから初めて会った日に、
「こいつはいいなぁ！」と思い、次の日には
「よし！俺たち親友！！」という握手をした。
学校は別で学年も一個上。性別も違う。

親の期待を裏切りまくり、勝手に「自分の目標」を決めて好き勝手に

はたからみたら、「なに考えてるか不明」なとこも、似ていた。

親友になってからすぐに、ほぼ毎日のように朝方まで雑談をする…
という状態になった。
学校の友達や他の友達とも普通に遊んだりして、おもろいもの
綺麗なもの等など、興味がありそうなものを発見すると
また逢ったときにお互いに、「どうだ！？」とばかりに話をする。

私は、10個ぐらいネタがたまったら、電話をかけようｗとか
勝手に決めていた。

隣の学校なのに、Ｔを知っている女の子が意外と沢山いて
「Ｔが好きなんだよね～」って子も数人いた。大変モテる。
同性にもかなりもてていた。

多分今も気がついてないだろう。

Ｔが卒業したときに、卒業アルバムを持ってきて
サイン部分に友達が「Ｔお前かっこいいぞ！」って書いてあるものを、
わざわざ見せに来て
「ほら、お前は気がつかないだろうが、俺はかっこいいと言われるぞ！」と

私が高校3年の頃には、「東京の専門学校（美容師）に行く前に1年遊ぶ」といい
Ｔは、Barでアルバイトを始めたので、Ｔの卒業後も普通に
ちょこちょこ会っては、朝まで話をしていた。

あまり友達をお互いに紹介することもせず
他の友達と遊ぶときは、それに徹する。
そのときに、「お！これはＴ好みだろうｗ」と思うと
次回あったときに、それについて話をしたり、場所なら連れて行って
見せたりして、他の友達と遊ぶときは
ネタ探し、、、といってはなんだけど
そういう感じになっていた。

あるとき、いつものように何処かのベンチに座り
二人で話をしていた。

気が向くと、逢いに行き話をする。
こういう状態でずっと続くと思うし。
多分ずっと一緒にいるだろうと思うので
「恋人同士になっても、いいのではないか？」という話になった。

いろんな経緯もあったが
今回はどっちも、いいのでは？って気になった。
が、しかし・・・
恋人になったら、こいつの行動を制限してしまうかもしれない。
他の人と仲よさそうにしていたら、やきもちを焼くかもしれない。
ＴはＴで好きに行動して、それを「一緒にみたい」とは思わなかった。
同じ方向を向くよりは、好き勝手にやっているＴが好きだ。

世界中を旅するなら、Ｔが行っていない所に行き
そこのいいところ、興味のあるところを持ち帰り
また、普通に話をしたい。

大好きではあるが、かなり私にとって大切な相手ではあるが
なんか違うのである。

「ぅぅう～ん」と考え込み。
やはり、親友のままで行こう。という結論になった。
そして、2度目の「よし！俺たち親友！！」という握手をした。

じーちゃん・ばーちゃんになって、もう「好き勝手やりつくしました」って
時になったら、また高校の時みたいに、長い時間語り明かそうか。

現在Ｔは、いろんな国を旅して、
今は「どこの国に行っても所詮自分だ。日々を楽しめる奴は
　　　どこの国に行っても楽しいし、そういう奴は場所は何処だって
　　　かまわない。吉雄みたいにずっと、日本にいても
　　　自分と同じぐらい、日々を楽しんでいる。かわらない。
　　　もう何処か別の国に行きたいという欲はなくなった。」といい

「日本に居たい！」などど力いっぱい言っていた矢先に、
仕事の都合で相変わらず日本にはいない。

まぁ、それはそれでいいだろう。
せいぜい楽しんできてくれ。と、思う。
生きていてさえくれればいいのだ。
それだけは、たまに心配になるけども、私が心配したところで
何かが変わるわけでもないから、あまり心配しない。
自分も心配はされたくないからね。

物はいらないから、帰ってきたら土産話を聞かせてくれ。

かなり前友達に「親友のＴだ」と紹介したら
「親友の吉雄だ」って先に自分の紹介したかったのに先を越された！と
言っていたので、今回も先に「親友として紹介」させてもらった。
はっはっはっは

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