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東京集会まであと1日となりました。直前となってしまいましたが・・・最近の動きが確認出来るYSCニュース最新号をアップしました。3月に行った議員面談や省庁交渉、三者協議の席上でのカネミ倉庫社長の発言に対しての抗議文などが掲載されております。今回の集会は会場から発言を頂く時間を多く設けていますので是非多くの方にお越し頂いて色々な意見を拝聴出来ればと思います。
2016.05.30
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5・31東京集会まであと3日。遠方にいらっしゃる被害者の方々への呼びかけや打ち合わせ等々、集会開催にむけて運営員各自が活発に動いています。今回は5月24日の運営委員会で決定した式次第と宣伝用のチラシをアップ致します。
2016.05.29
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集会の宣伝のために作成したチラシの内容をアップいたします。支援センターでもこれから情宣活動に励みますが、興味をお持ちの方に是非お声をかけて下さい。5・31カネミ東京集会カネミ油症について考える~法施行から3年の今カネミ油症新認定訴訟の請求棄却という不当判決確定から間もなく一年になります。司法による救済の道が閉ざされてしまった中で「カネミ油症患者に関する施策の総合的な推進に関する法律」も施行から三年が経過し、施策の検討が行われた結果、指針の改定案が示されましたが、まだまだ被害救済には程遠い内容でした。被害を受けたにもかかわらず、認定もされず苦しんでいる多くの人々をも含めた、被害者の全面救済への道をどう切り拓くか、ご一緒に考えてください。プログラム(予定)*最高裁判決の報告~その不当性について~*3年後の見直しにあたっての課題 (指針の改定案について)*放置された次世代、未認定被害者の救済について*人体に残るPCB対策について*被害者からの訴え日時:2016年5月31日(火) 午後6時~8時会場:豊島区生活産業プラザ 3F 大会議室 東京都豊島区東池袋1-20-15 電話:03-5992-7011池袋駅東口から徒歩7分参加費:無料主催:カネミ油症被害者支援センター(YSC)
2016.05.03
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カネミ油症被害者支援センターで集会を企画しておりましたが日時・会場が正式に決定しましたのでお知らせ致します。日時:5月31日(火)18時タイトル:「カネミ油症について考える〜法施行から3年の今」会場:豊島区生活産業プラザ 3F大会議室。このブログも暫く更新が滞っておりましたが集会の詳細やこの間の動きなど随時更新していきます。今回も全国の被害者の方々に遠方よりお越し頂く様調整中です。貴重な機会ですので興味のある方は是非起こし下さい。
2016.05.02
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日にちが経ってしまいましたが7月4日にYSCニュース(カネミ油症被害者支援センターだより)48号を印刷して発送しました。今号は6月4日東京集会の報告、6月20に開催された第5回三者協議に参加された被害者団体代表の方の感想などを掲載しています。ここ暫く更新が滞ってしまいましたが今号をはじめ過去のニュースなど随時更新していきます。是非ご覧になって下さい。
2015.07.08
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新認定裁判に関して6月4日の西日本新聞の社会面の記事を入手しました。被害者の方々のコメントをはじめ大変充実した内容ですので紹介致します。6月3日の公害被害者の集会に登壇した岩村さんのお話と会場の反応は今も脳裏に焼きついています。記事の題に「時の壁」とありますが、カネミ油症の被害者の方々をとりまく多くの壁を取り除く事が出来るよう、支援センターの活動を今後さらに充実させていきます。
2015.06.25
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6月22日朝日新聞社説で今回の最高裁の決定を批判しておりますので紹介致します。6月22日朝日新聞社説 「カネミ油症 政治救済さらに進めよ」社説では救済金が低額である事や未認定・次世代の問題もふれて議員立法で作られた法律の質を国会の議論で高める責任があると纏めています。記事の全文は会員登録(無料)すれば読むことが出来ます。興味のある方はご覧になって下さい。
2015.06.23
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6月20日に国、カネミ倉庫、被害者団体による三者協議が開催されました。その内容が新聞報道されておりますので紹介致します。三者協議とは法律(カネミ油症患者に関する施策の総合的な推進に関する法律)の附帯決議に基づいて設けられている関係省庁(国)・原因事業者カネミ倉庫・被害者による定期的な協議の場で今回で5回目となります。6月21日 読売新聞 医療費負担拡大カネミ側は難色6月20日 西日本新聞 補償協定の議論手詰まり カネミ倉庫「新協定締結は困難」 3者協議で回答今回の新聞記事に関係してカネミ油症の被害者の方々の医療費に関して簡単に解説を。「国内最大の食品公害事件」と言われるカネミ油症事件ですが被害者の方の医療費は公的負担ではなく、カネミ倉庫が医療費の自己負担分の支払いを行っています。被害者の方が窓口で支払いを済ませ、後日カネミ倉庫に請求をしますが医療費の支払いに応ずるかは恣意的(同じ病気であっても強く言う人には支払うが、主張しない人には支払わない等)である事が被害者の方々への聞き取りで判明しています。(カネミ倉庫が発行している治療券を窓口で提示して対応出来る医療機関もありますが数は未だ限られています)。カネミ倉庫は協議の場で毎回会社の経営状態を主張しますが、今回の被害者団体が提示した協定は今までの恣意的な運用の改善を求めたもので過大な要求ではなく正当なものです。支援センターは三者協議に参加出来ませんが、協議に参加された被害者団体の代表の方から感想を頂きYSCニュースに掲載してきました。今回の三者協議に関しても感想をいただき次号のYSCニュースに掲載の予定です。
2015.06.22
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昨日(6月20日)、第156回の運営委員会を行いました。今回の最高裁の上告棄却をふまえた今後の支援に関して会議は13時半から4時までとたっぷり2時間半、白熱した議論となりました。今回の集会の被害者の方の発言にもあるように「正義が実現出来るよう」支援センターとして更に活動を活性化していきたいと思います。ここ数日の間にカネミ油症に関しての報道がありましたのでそちらも紹介致します。6月18日 長崎新聞 最高裁決定に憤り6月20日 朝日新聞 患者の子孫を健康調査 カネミ油症 研究班方針
2015.06.21
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昨日発売された週刊金曜日(1044号)の金曜アンテナに支援センター共同代表の大久保さんが寄稿した「カネミ新認定訴訟で最高裁が上告棄却を決定 時代遅れの「除斥期間」が理由」が掲載されています。その中で「2世や3世も権利を奪われる」との被害者の発言が引用されておりますが、事件発生から47年、多くの被害者の方が自分たちの子供や孫の健康や今後を気にかけている中で今回の最高裁の決定がいかに残酷であったかを痛感します。短い記事ではありますが興味のある方が是非ご覧下さい。
2015.06.20
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6月4日「カネミ油症被害者救済を求める東京集会」の会場にて配布した資料と日記にアップしてきた映像をカネミ油症被害者支援センター資料室にまとめました。原告団・弁護団の声明や新聞記事を目をとおしてみればあらためて今回の司法の決定に憤りを感じます。引き続き支援センターでは被害者の方と連携しつつ、救済に向けて活動していきます。今後の活動も随時ブログにてアップしていきますので宜しくお願い致します。
2015.06.17
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今回の新認定裁判に関して6月8日付の西日本新聞の社説を紹介致します。今回の判決はカネミ油症の病像や被害者の方の置かれている状況(認定制度等)に関して本当に残念ですが、司法も含めて未だ認識されていない現状をしめしており、社会的に認知されていないといった点は私たち支援者の力不足を痛感します。この社説にもあるようにカネミ油症事件に関して「国民的な議論を深めて」いけるよう、引き続き当ブログでもカネミ油症に関して情報を発信していきたいます。6月8日 西日本新聞社説 カネミ油症判決 被害救済の道を閉ざすな
2015.06.14
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6・4「カネミ油症被害者救済を求める東京集会」での宿輪敏子さんと三苫荘さんの発言、6月5日の朝日新聞(西部版)の記事をアップします。今回の不当な判決をうけてカネミ油症被害者支援センターとして色々な方々と連携をしながらさらに力強く支援及びアピール活動をして行っていきたいと思います。
2015.06.12
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新認定訴訟弁護団作成の「訴訟の経過」をアップ致します。この資料からも司法があまりにカネミ油症の認定制度・病像を理解していなかったかは明白です。カネミ油症はその被害の甚大さが未だ認知されていない現実があり、わたしたち支援に携わる者も自身の力不足を痛感せざるをえません。引き続き被害者の方々と連携してこの現状を打破出来る様、活動していきます。引き続き多くのご支援をお願い致します。
2015.06.09
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6・4「カネミ油症被害者救済を求める東京集会」にて読み上げた被害者の方からのメッセージの抜粋をアップ致します。このメッセージにこめられた思いには胸をしめつけられますし、今回の最高裁の決定には怒りを感じます。これで終わったわけでは決してありません。「皆さんカネミ油症を忘れないで下さい」この言葉を私たち支援センターはうけとめ続けていきたい思います。☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆平成27年6月4日「カネミ油症被害者救済を求める東京集会」に参加の皆様へ旧認定の原告の一人として新認定の皆さんの力になりたい、そう思ってずっと裁判を闘ってきました。敗訴の一報は本当に突然、原告の方からの電話でした。「裁判最高裁敗訴だそうです。負けました。長い間有り難うございました。終わりました」私は数秒間返事が出来ませんでした。「力になれなくてご免なさい。悔しいよね」悔し涙が出て言葉になりません。「沢山の事を諦めてきました。諦めざるをえなかった。油症で人生を奪われたのに全てを否定されたようです。私の人生なんだったのか諦めきれないけど認めるしかないのだと自分に言い聞かせて、これからの人生を生きていきますね」絞り出すように話してくれました。こんな判決ってありますか。国から患者として認められなくてやっと認定されて裁判したら損害賠償権は1969年末から20年後に消滅する民法(除斥期間)があるので、それにあてはめて棄却した。被害者は悪くない。カネミ倉庫の責任は認めているのになぜ?加害企業には甘いが被害者には冷たいのだと改めて思った。問題はまだまだ山積みしています。未認定、次世代と。皆さんカネミ油症を忘れないで下さい。食の問題だからです。弁護団の先生方有り難うございました。勝たせてほしかった。弁護団、YSCや支援して下さった皆さんに感謝していますと原告の方からの伝言です。
2015.06.08
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6・4「カネミ油症被害者救済を求める東京集会」での原告団共同代表の岩村定子さんの発言をアップ致します。岩村さんは集会に東京に向かう途中で今回の棄却を知りました。その時の心情を思うと言葉になりませんが今回の集会、そしてその後の懇談会でも力強くお話をされました。
2015.06.07
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昨日の「カネミ油症被害者救済を求める東京集会 最高裁判所6月2日上告棄却!最高裁判断に抗議する怒りの集会」でのカネミ油症被害者支援センターの声明をアップします。集会を報道した長崎新聞の記事もご紹介致します。あわせてご覧下さい。長崎新聞 原告団、上告棄却を非難☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆最高裁決定(上告棄却)に抗議する(緊急声明) 6月2日、最高裁第三小法廷(木内道祥裁判長)は原告(被害者)側の上告を棄却する決定を行った。決定内容は「不法行為から20年で賠償請求権は消滅する」とする「除斥期間」を理由に原告の損害賠償請求を斥けた一審、二審判決と同じ立場に立ったまったくもって不当なものである。 カネミ油症事件は、1968年に北九州市のカネミ倉庫(株)が製造販売した米ぬか油にPCBとジベンゾフラン(ダイオキシン類)が混入し、それを食した人たちに未曾有の被害が出たわが国最大の食品公害事件である。事件発生後50年近く経った今日でも、被害者たちは心身両面の健康被害、経済的困窮、社会的差別等を受け続けているのが実状である。 2013年3月21日に出された福岡地裁小倉支部判決(一審)は、カネミ倉庫(株)の加害責任は認めたものの、「除斥期間」(民法724条後段規定)を適用し、原告被害者たちの賠償請求権を否定した。2014年2月24日に出された福岡高裁判決(二審)も、一審と同様な内容だった。そして2015年6月2日、最高裁は一審、二審の不当な判決を支持する上告棄却を行ったのである。 司法はカネミ被害者の実態にあまりにも無知である。事件から20年以上経過して油症患者として認定された被害者に「賠償請求するなら事件発生から20年以内にしろ」というのは、現実を見ない暴論である。認定されてもいない被害者が賠償請求しても門前払いを受けるのは火をみるより明らかなことである。今回の最高裁決定は、今後新たに認定される被害者、及び2世、3世被害者の賠償請求の道を閉ざす意味で歴史的な不当判決である。 私たちは、被害者とともにこのような不当な判決に屈せず、今後も闘い続ける決意である。2015年6月4日カネミ油症被害者支援センター(YSC)(代表:石澤晴美 大久保貞利 佐藤禮子)
2015.06.06
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2015年6月4日午後2時から弁護士会館5階502号室で「カネミ油症被害者救済を求める東京集会 最高裁判所6月2日上告棄却!最高裁判断に抗議する怒りの集会」を新認定原告団・弁護団主催、カネミ油症被害者支援センターの共催で開催、会場には被害者、支援者をはじめ約50名の方が集まりました。原告の被害者の方々、弁護団の発言の後、会場の方にも発言をお願いしました。学生を始め、集会に参加された方々からは未だにカネミ油症が被害の甚大さに比べて社会的には未だ認知・理解がされていない事や加害企業を免責して被害者に救済しない国・司法の在り方等色々な立場からご発言を頂きました。上告棄却の知らせからこの2日間、私たち支援センターの運営委員も悔しさと何とも表現出来ない気持ちが入り交じって過ごしました。新認定原告の方々の気持ちを察すると・・言葉になりません。しかし被害が終わった訳ではありません。軽々しく言える事ではありませんが今後も被害者の方々と第一に寄り添って、更に多くの方と連携をして新認定原告並びにこれから認定をえていく方々の救済に向けて活動に邁進していきたいと思います。今回の集会の詳細は随時ブログにアップ致します。今後とも被害者をご支援下さいます様宜しくお願い致します。☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆「カネミ油症被害者救済を求める東京集会」式次第1 原告団・弁護団より 原告団 共同代表 岩村定子 弁護団 弁護士 吉野高幸2 これまでの経過と最高裁判所「決定」(2015年6月2日付)について 弁護団 弁護士 田篭亮博3 参加者からの発言 カネミ油症新認定原告 カネミ油症旧認定原告 カネミ油症被害者支援センター 全国B型肝炎訴訟東京弁護団 団長 弁護士 柳澤尚武(資料) 長崎新聞 加害企業免責 政治解決を 長崎新聞 民法改正議論反映されず 長崎新聞 県内の患者ら次世代救済懸念も
2015.06.05
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6・4「カネミ油症被害者救済を求める東京集会〜最高裁判断に抗議する』チラシをアップします。カネミ油症事件に関してあまりに無理解な最高裁判断にカネミ油症被害者支援センターは断固抗議します。
2015.06.04
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すでに報道されておりますが、最高裁は上告を棄却、新認定裁判の敗訴が確定しました。カネミ油症は人類史上はじめてダイオキシン類を経口摂取した事件です。未だに病像も明らかになっておらず、認定が遅れたのも被害者の方々の過失ではないのですが、その点は全く考慮されませんでした。私たち支援者も社会にアピール出来なかった非力を認識し、原告の方々に申し訳ない気持ちしかありません。しかし本日上京された原告の方々とお話しましたが気持ちは萎えてはいません。なお、力強くカネミ油症事件の実相を訴えていこうとのお気持ちです。本日の集会もサブタイトルを「最高裁判断に抗議する」と改めて開催致します。このブログを関心を持ってご覧頂きましたら是非集会にお越し下さいまう様お願い致します。カネミ油症被害者救済を求める東京集会〜最高裁判断に抗議する〜2015年6月4日 14時〜16時弁護士会館 5階 502号室 (東京メトロ霞ヶ関駅 B1ーb出口直通 A1出口より徒歩2分 C1出口より徒歩3分)主催:新認定裁判原告団・弁護団 共催:カネミ油症被害者支援センター
2015.06.04
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福岡高裁判決後に発行されたニュース44号をアップしました。地元で長期に渡って丁寧に取材をしてきた長崎新聞の解説は本質を的確につかんだ素晴らしい内容と思います。また前日、「従前から問題にされている検診の在り方」と書きましたが今号には、はじめて検診を体験された被害者の方が原稿が掲載されております。6・4「カネミ油症被害者救済を求める集会」まであと2日となりました。この間、裁判を軸に被害者の方々が置かれている状況がわかる過去ニュースをアップしてきました。出来ましたら多くの方に集会にお越し頂いて被害者の方々の話を聞いて頂きたく思います。
2015.06.03
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ニュース43号の今回の6・4東京集会に関係した内容(裁判関係)と新聞記事をアップしました。新聞記事には今回の集会には参加する事は出来ませんが、原告団共同代表の森田安子さんと元原告団長の古木武次さんのインタビューが掲載されています。また東京新聞の記事では認定制度と検診のあり方という従前から語られている問題が法律制定後も何ら変わらない事が指摘されています。なお、43号には5月6日のブックレットで紹介した国際ダイオキシン会議に関しての記事も掲載しております。こちらは近日アップします。
2015.06.02
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前日の記事に書きました長崎大集会での嶽博幸さんの発言を掲載したニュース30号をアップしました。2008年からカネミ油症被害者支援センターでは法律の制定を求めて関西・福岡・広島・高知で地域集会を開催し2009年1月24日に被害者40名が参加した大集会を長崎県で行いました.今号には福岡・広島・高知で開催した集会の報告や2008年に実施された健康実態調査の報告の概要、それに対しての支援センターの見解も掲載しております。嶽博幸さんの発言の中に事件発生から時が止まったごとく被害者だけが苦しみ続けている現実、という言葉があります。この間に法律が制定されましたが、未だ認定されていない方をはじめ身体・精神両面で被害が回復されずに「時が止まったごとく現在も苦しんでいる」状況は変わっていないかもしれません。被害者のそれぞれの経験の層をしっかり受け止めていきたいと改めて思います。今回共催で行う東京集会でも短い時間でも可能な限り多くの方にお話を頂く予定です。カネミ油症被害者救済を求める東京集会〜最高裁は口頭弁論を開いてください〜2015年6月4日 14時〜16時弁護士会館 5階 502号室 (東京メトロ霞ヶ関駅 B1ーb出口直通 A1出口より徒歩2分 C1出口より徒歩3分)主催:新認定裁判原告団・弁護団 共催:カネミ油症被害者支援センター
2015.06.01
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新認定裁判での古江増隆全国油症治療研究班班長の意見陳述(抜粋)を掲載したニュース36号をアップしました。古江班長の意見陳述からもカネミ油症の病像は未解明である事や、被害者の方々が故原田正純先生が「病気のデパート(一人の方が複数の病気を抱えている」」と形容した状況に置かれている事が伝わってきます。また、今号の表紙の嶽博幸さんは新認定裁判に原告として加わっていましたが2010年10月に53歳で亡くなりました。その年(2010年)1月にカネミ油症被害者支援センター主催で開催した長崎大集会にも病をおして参加されましたが、その時のお話をされる姿は今も目に焼き付いています。カネミ油症被害者支援センターが設立されてから親しくお付き合いをした被害者の方で亡くなった方も決して少なくありません。その方々の思いは運営委員一人一人の心の中にあり、決してそれを忘れる事はありません。長崎大集会での嶽博幸さんの発言を掲載した号も近日アップ致します。是非ご覧下さい。
2015.05.31
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6・4「カネミ油症被害者救済を求める東京集会」まで一週間をきりました。支援センター事務局長を中心に弁護団と連絡をとりながら内容の詰めを行っています。体調に不安を抱えながら遠方より参加して頂く被害者の方々のために、また「訴えたい」という想いはありながら体調が優れず参加出来ない被害者の方のお気持ちに応えるためにも支援センターとしても直前まで宣伝活動を行っていくつもりです。当ブログでも過去のYSCニュースを中心に今回の集会に関係した記録をアップしていきます。カネミ油症被害者救済を求める東京集会〜最高裁は口頭弁論を開いてください〜2015年6月4日 14時〜16時弁護士会館 5階 502号室 (東京メトロ霞ヶ関駅 B1ーb出口直通 A1出口より徒歩2分 C1出口より徒歩3分)主催:新認定裁判原告団・弁護団 共催:カネミ油症被害者支援センター
2015.05.30
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昨日、女性の被害者の健康実態調査の報告のニュースをアップしましたので2003年にカネミ油症被害者支援センターで実施した男性被害者の健康実態調査を紹介したYSCニュース8号をアップしました。この調査報告をみるだけでも事件以降、多様な症状に苦しんでいる被害者の姿がわかるかと思います。また、認定基準にPCDFに診断基準が追加された事も紹介されていますが新認定原告の多くはこの診断基準の改訂で認定されており、奇しくも今回の集会とも関係の深い内容になっております。是非ご覧下さい。
2015.05.29
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前回(5/26)の日記でもお知らせ致しましたが本日YSCニュース3号をアップしました。カネミ油症被害者支援センターで行った女性被害者の調査報告、台湾油症の新聞記事や海外文献の翻訳を掲載しております。調査結果は被害の甚大さを伝えておりますが、同時にニュース15Pに寄せられた『表に出したくない」「カネミライスオイルを食べさせた親の責任」といった被害者の方々の言葉が胸にささります。被害を伝えていく事が逆に被害者の方々への差別等を助長してしまう、これは公害事件全てに共通する悩みかもしれませんが・・・今後も支援センターは被害者の方々に寄り添いつつ真の被害回復にむけて、私たちが自身で見て、聴いた事を発信していきたいと思います。
2015.05.28
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6・4「カネミ油症被害者救済を求める東京集会」までおよそ1週間。運営委員それぞれが作成したチラシを印刷して宣伝活動を行っています。どれ位の方々に集まって頂けるか未知数ですが、多くの方に集まって頂ける様、鋭意活動中です。先日、被害者の方とお話をした際に、チラシをみて改めて判決に関して「怒りで体が震えた」と仰っていました。カネミ油症の被害者の方は自身の被害が認められないという出来事を繰り返してきました。是非集会にお越し頂き、被害者の方の声に耳を傾けて頂きたいと思います。
2015.05.27
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カネミ油症被害者支援センターでは設立当初から被害者の方々の聞き取り調査を行ってきました。最初期の調査に関しての報告はニュース2号と3号に掲載されております。今回はニュース2号の一部をアップします。聞き取り調査は現在も継続しており、それ以降に発表されたものから比べれば未だ手始めという感がありますが貴重な記録ですのでご覧頂ければ幸いです。今号には宿輪敏子さんの証言、当ブログにて紹介した明石昇二郎さんの「黒い赤ちゃん」の出版記念会も掲載しております。また当時の仮払金の記事も掲載しており、当時被害者の方が置かれていた状況の伝わる貴重な記録の一つかと思います.当ブログでも仮払金問題の解説等を行っていきたいと思いますが、これに関しては明石昇二郎さんの著作、またこれも当ブログで以前に紹介した宇田和子さんの著作では仮払金問題が被害者を抑圧する(被害者が口を閉ざす)構図を生み出したかについて解説されています。 是非ご覧下さい。
2015.05.26
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5月24日に長崎県でカネミ油症被害者支援センター主催で懇談会を開催しました。「懇談会」という名の通り、参加した支援センターの運営委員は聞き役で集まった被害者の方々同士が自由に現在のお困り事や要望等を話す場になりました。参加された方のプライバシーがありますので詳細な内容はお伝え出来ませんが、今回改めて感じたのは同じ「カネミ油症の患者さん」でも症状が一人一人全く異なる事です。(例えばご夫婦で同じ食事をした(つまり同じ油を摂取した)にもかかわらず症状は異なる等)。こういった事が被害の重篤さに反してカネミ油症事件の認知がすすまない・見えない事の一因かもしれません。カネミ油症事件が人類史上はじめての経験ですので、私たちは被害者の方々の経験から学ぶほかはありません。故原田先生のお言葉(YSCニュース29号)を引用すれば「人類史上、有機塩素化合物・ダイオキシンを天ぷらにて食べた人間は史上はじめてという認識」、これを土台にして、一人一人の被害者の言葉に耳をかたむけて今後も支援センターとして情報を発信していきたいと思います。
2015.05.24
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5月9日の西日本新聞の記事を紹介致します。この記事は、カネミ油症事件で社会的にも医学的にも今から手をつけなればいけない問題がある事を表しています。事件から47年、遅きに失した感はありますが・・・この間に被害者の方の犠牲にこたえるためにも支援センターでも今後引き続き調査を行ってきたいと思いますし、その成果はこのブログを含め、様々な媒体で公開していきます。
2015.05.23
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新認定裁判の地裁判決後に発行されたYSCニュース41号の裁判に関係した内容をアップしました。これから集会のチラシの印刷等で忙しくなりますが多くの方に来場頂くべく鋭意活動してまいります。関心をお持ちの方はお誘い合わせの上でお越し下さいます様、宜しくお願い致します。カネミ油症被害者救済を求める東京集会〜最高裁は口頭弁論を開いてください〜2015年6月4日 14時〜16時弁護士会館 5階 502号室 (東京メトロ霞ヶ関駅 B1ーb出口直通 A1出口より徒歩2分 C1出口より徒歩3分)主催:新認定裁判原告団・弁護団 共催:カネミ油症被害者支援センター
2015.05.22
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6月4日に新認定原告団・弁護団主催、カネミ油症被害者支援センター共催で開催される「カネミ油症被害者救済を求める東京集会」のチラシが完成しました。当日は各地から被害者の方々が東京に集まりお話をして頂きます。開催まで日も短いですが、支援センターとして多くの方にお越し頂く様、宣伝活動を行っていきます。関心のある方は多くの方をお誘い頂き是非ご来場下さい。
2015.05.21
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YSCニュース26号をアップしました。ニュース26号には新認定裁判原告の口頭意見陳述(抜粋)が掲載されています。普通に販売されている食品を食したのも、認定の時期が遅くなったのも自身に何の落ち度がないにもかかわらず自分の人生が大きく狂わされた事、今まで認定された被害者が受けた補償も受けられない不合理さを切々と語られました。裁判の主体は原告団・弁護団ですがカネミ油症被害者支援センターでは公平な救済をもとめて今後も新認定裁判を支援していきます。提訴から7年、この間も多くの新認定原告の方が亡くなりました。今後も多くの方がご支援下さいます様お願い致します。また、6・4の集会にも新認定裁判の原告の方が東京に来てお話をする予定です。是非集会に多く方がお越し下さいます様あわせてお願い致します。カネミ油症被害者救済を求める東京集会〜最高裁は口頭弁論を開いてください〜2015年6月4日 14時〜16時弁護士会館 5階 502号室 (東京メトロ霞ヶ関駅 B1ーb出口直通 A1出口より徒歩2分 C1出口より徒歩3分)主催:新認定裁判原告団・弁護団 共催:カネミ油症被害者支援センター
2015.05.20
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YSCニュース39号法律制定特集号をアップしましたが新聞記事が大変見づらくなっています。2012年9月16日の長崎新聞の記事は、こちらから読む事が出来ます。(新聞記事にある図は残念ながらありませんが)。長崎新聞は地元紙として被害者に取材をした大変優れた記事を執筆しています。興味のある方はこちらからどうぞ。図解カネミ油症事件〈発覚〉図解カネミ油症事件〈届け出数〉図解カネミ油症事件〈健康被害〉図解カネミ油症事件〈医療費支給〉図解カネミ油症事件〈被害者の内訳〉
2015.05.19
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カネミ油症被害者支援センターに活動の記録(1999〜2007年迄)をアップしました。(今後も不足や修正等あれば、適宜確認して訂正・追加していきます)。こうやって過去の活動記録をまとめてみると20名に満たない運営委員会で多岐にわたる活動をしてきたなぁ、との感慨と同時にこの間に二つの法律(「仮払金返還免除特例法」「カネミ油症患者に関する施策の総合的な推進に関する法律」)制定されましたが、私たちの力はささやかなものであったと思います。まず被害者の方々が勇気をもってご自身の被害者を語った事が第一ですし、政治家、専門家、報道関係者その他多くの一般の方々の力がありました。カネミ油症は未だ治療法も発明されておらす、その症状も未解明等々、多くの課題を残し真の救済の途半ばです。今後も被害者の方々に多くの支援を下さいます様、宜しくお願い致します。
2015.05.19
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5月17日の午前10時から12時まで第155回運営委員会、午後1時から3時半まで「今後の取り組みに関して」と題して会議を行いました。運営委員会の議題は支援センターが共催でかかわる6・4東京集会や学習会の開催に関して。「今後の取り組みに関して」と題した会議ですが、今回制定された法律(カネミ油症患者に関する施策の総合的な推進に関する法律)の附則には「制定後3年を目途に施行状況を検討し、必要な措置を講ずる」といった記載があり、今年がその3年目にあたりますので集中的に議論をしようと運営委員会と別に行いました。昨年からカネミ油症被害者支援センターでは各地で被害者の方との懇談会を企画して現在困難を感じている事や今後の要望事項の聞き取りを行ってきました。今後も各地の被害者と連携しながら要望の取り纏めの支援を行いつつ、支援センターとしても現状の課題を網羅と、どうアクションをしてくいくか、色々とアイデアを出し合いました。今後の活動や情報などは随時ブログにてお知らせしていきます。
2015.05.18
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6月4日(木)新認定原告団・弁護団主催、カネミ油症被害者支援センターの共催で開催される東京集会のサブタイトルに変更がありましたのでお知らせ致します。6月4日「カネミ油症被害者救済を求める東京集会」 ~最高裁は口頭弁論を開いてください~ 時間・場所は今までブログでお知らせした内容から変更はありません。今後も最新の情報を随時更新していきます。平時の午後の開催ですが、関心をお持ちの多くの方がご参加頂ければ幸いです。宜しくお願い致します。
2015.05.17
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「カネミ油症被害者救済を求める東京集会」 ~最高裁は下級審判決を破棄しろ~昨年3月福岡高裁におけるカネミ油症新認定裁判は、油症発生時期から20年の除斥期間により請求の権利なし、とした不当な判決でした。原告の殆どは最近になって認定されており、除斥期間以前には裁判に訴えることすらできませんでした。それなのに訴える権利がないとは、なんという不条理でしょうか。このままでは被害者救済の道を閉ざすことになります。最高裁判所は全被害者救済のための公正な判断をして、除斥期間を適用した下級審判決をあらためるべきです。最高裁の判断の前に緊急集会を企画しました。是非ご参加ください。日時:2015年6月4日 午後2時~4時場所:弁護士会館5F 502号室東京メトロ丸ノ内線、日比谷線、千代田線「霞ヶ関駅」B1-b出口より直通 A1出口より徒歩2分 C1出口より徒歩3分主催:新認定裁判原告団・弁護団共催:カネミ油症被害者支援センター(YSC)
2015.05.16
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YSCニュース29号をアップしました。29号には新認定裁判での故原田正純熊本学園大学教授の証言(抄)が掲載されています。ダイオキシン・有機塩素系化合物を食した人は人類史上はじめてだったという事を出発点にして被害者の人たちの犠牲に応えるにはどうすればいいのか、医療はどうあるべきなのか、何度読み直しても本当に多くの示唆を含んだ証言記録だと思います。その他、長崎県五島市の市民団体「カネミ油症を考えるワークショップ」の演劇や被害者の下田順子さんの講話を紹介した新聞記事も掲載されております。29号のその他の内容は随時アップ致します。多くの方に見て頂きたい内容ですので、是非ご覧下さい。
2015.05.16
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YSCニュース創刊号をアップしました。創刊号には「カネミ油症被害者支援センター設立集会」での故原田正純熊本学園大学教授の基調講演を収録しています。原田先生はカネミ油症被害者自主検診調査団の団長として現地に赴いて被害者の検診を行い、日本弁護士連合会への人権救済の申し立ての際には意見書を提出頂き、集会や裁判等でも多くのお話を頂きました。柔和な笑顔を浮かべながらお話される先生と共有した時間は支援センターの財産です。原田先生の講演等の記録も当ブログにてアップしていきたい思います。
2015.05.14
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YSCニュース39号法律制定特集号をアップしました。折しも「カネミ油症患者に関する施策の総合的な推進に関する法律」が参議院で可決された2012年8月29日は小倉で「新認定訴訟の勝利とカネミ油症全被害者の救済を求めて」集会を開催していました。集会終了後も被害者・支援者は会場に残り法律の成立の瞬間を共有し、喜びをわかちあったのは忘れる事が出来ない出来事です。その直後に発行したのがニュース39号「法律制定特集号」です。法律で勝ち得たもの、今後の課題を網羅しており当時の新聞記事も多く掲載しております。是非ご覧になって下さい。
2015.05.14
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カネミ油症被害者支援センターが過去に開催した集会の記録の紹介です。2010年3月13日に開催した集会(「カネミ油症被害者の救済をもとめて 小倉集会」)ではルポライターの明石昇二郎さん(5月8日の記事で紹介した「黒い赤ちゃん」の著者)に講演をして頂きました。その講演の内容がルポルタージュ研究所HPで公開されています。「なぜ今『カネミ油症』なのか」(PDF)タイトルの「なぜ今『カネミ油症』なのか」という問いかけは全く古びることはありませんし、今後もこの問いかけをさらに多くの方と共有していきたいと思います。現在準備中の「カネミ油症被害者救済を求める東京集会」でも被害者の方々をはじめ色々な方より貴重なお話をして頂く予定です。カネミ油症被害者救済を求める東京集会〜最高裁は下級審判決を破棄しろ2015年6月4日 14時〜16時弁護士会館 5階 502号室 (東京メトロ霞ヶ関駅 B1ーb出口直通 A1出口より徒歩2分 C1出口より徒歩3分)主催:新認定裁判原告団・弁護団 共催:カネミ油症被害者支援センター
2015.05.12
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6月4日の「カネミ油症被害者救済を求める東京集会〜最高裁は下級審判決を破棄しろ」の開催まで3週間少々となりました。カネミ油症被害者支援センターでは設立以来、主催・共催様々なかたちで集会を行い被害者の方々をはじめ多くの方に発言を頂きました。6月4日の集会のお知らせは随時更新していきますが、今回の集会の開催にあわせて過去に開催した集会の記録なども紹介していきたいと思います。過去の集会も多くの方に参加を頂き、被害者の方々もそこから力を頂いたと思います。今回の集会もご支援を宜しくお願い致します。カネミ油症被害者救済を求める東京集会〜最高裁は下級審判決を破棄しろ2015年6月4日 14時〜16時弁護士会館 5階 502号室 (東京メトロ霞ヶ関駅 B1ーb出口直通 A1出口より徒歩2分 C1出口より徒歩3分)主催:新認定裁判原告団・弁護団 共催:カネミ油症被害者支援センター
2015.05.12
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今回の集会サブタイトル「最高裁は下級審判決を破棄しろ」に関して背景をご存知でない方もいらっしゃるかもしれませんので簡単ではありますが解説をさせて頂きます。カネミ油症事件の新聞記事で「旧認定患者」「新認定患者」と記載されているのをご覧になった事があるかと思います。油症事件発生(1968年)後、全国各地で裁判が提訴されました。当時の裁判の提訴が終了した1987年(裁判の終結は1989年)以後に認定された患者の方々が新認定患者と呼ばれています。新認定患者の多くは診断基準が改訂されてダイオキシン類(PCDF)の血中濃度が診断基準に追加された2004年以降に認定されました。2008年に新認定患者の方々が原因企業のカネミ倉庫を相手に損害賠償請求をおこしました。一審の福岡地裁小倉支部、二審の福岡高裁はともに除斥期間を理由に損害賠償請求を棄却、原告団・弁護団は最高裁に上告して現在は最高裁で審理中です。(除斥期間とは「損害賠償の請求期限を不法行為から20年間とする」というものです。)今回の一審・二審判決では除斥期間の起算(その時から数え始めるという事)を事件発生の1969年としました。つまり20年後の1989年に請求権は消滅しており新認定患者の方々は自分たちが被害者と認められた時にはすでに賠償を求める事すら出来ないという事です。これが現在の新認定患者の方々がおかれている状況です。裁判の主体は原告団・弁護団ですが、被害者の救済には支援センターはもとより多くの方の力が必要です。重ねてのお願いになりますが関心をお持ちの方は是非集会にお越し下さい。 ☆☆除斥期間に関して、また現在の被害者認定に関して最近の長崎新聞の記事がありますので参考までにご覧下さい☆☆カネミ油症新認定訴訟カネミ油症検診認定一人だけ
2015.05.11
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本日、6月4日集会の案内をカネミ油症関東連絡会(首都圏にお住まいの被害者の会)の方にもお手伝い頂いて首都圏のYSCニュースの読者や国会議員に発送しました。チラシが完成次第、ブログでもアップ致します。集会では多くの被害者方に発言して頂く予定です。関心をお持ちの方に声をかけて頂き是非集会にお越し下さい。カネミ油症被害者救済を求める東京集会〜最高裁は下級審判決を破棄しろ2015年6月4日 14時〜16時弁護士会館 5階 502号室 (東京メトロ霞ヶ関駅 B1ーb出口直通 A1出口より徒歩2分 C1出口より徒歩3分)主催:新認定裁判原告団・弁護団 共催:カネミ油症被害者支援センター
2015.05.09
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前回に続き書籍の紹介です。2002年に講談社より公刊された明石昇二郎さんの著作「黒い赤ちゃんーカネミ油症34年の空白」です。この著作が公刊された当時(2002年)、カネミ油症事件は世間では「すでに終わった」と認識されていました。この著書は裁判終結から10年以上を経た被害者の置かれた厳しい状況から新たに被害を語りだした被害者の姿と現在に至るカネミ油症救済の動きへ一本の糸で繋がっています。そして未だ多くの示唆をもった、未来へ繋がる糸のように思います。講談社版はすでに絶版ですが現在は電子書籍として購入可能です。まだご覧になっていない方は是非読んで頂きたいですし、是非多くの方に紹介下さい。*電子書籍の紹介・購入のURLはこちら【PDF版】【e-Pub版】
2015.05.07
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2014年に発行されたブックレット、「韓国のダイオキシン被害者たちは今〜韓国ダイオキシン国際会議にカネミ油症被害者とともに参加して〜」を紹介します。2013年に8月に韓国で開催された第33回国際ダイオキシン会議にカネミ油症患者の宿輪敏子さんが招待され、講演を行いました。(国際会議でカネミ油症患者の方が講演するのは今回がはじめてです)。このブックレットには宿輪敏子さんの講演と当日上映されたビデオレター、そして韓国のダイオキシン被害者を訪問した記録がまとめられています。韓国のダイオキシン被害者、と聞いてピンとこない方も多いかと思いますが1970年代のベトナム戦争に派遣され、「枯葉剤」を浴びた元韓国軍の兵士の方々です。ダイオキシンによる元韓国軍兵士の健康被害に関しては日本で紹介された事はほとんど無いかと思います。ブックレット巻末には韓国の被害者支援の法律も掲載しておりますので広く社会問題や社会政策に関心ある方は是非ご覧下さい。
2015.05.06
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YSCニュース46号を更新しました。集会準備などで忙しくなりますが、書籍の紹介、ニュースバックナンバーの更新は定期的に行っていく予定です。また、フリーページも活用して色々な情報を発信していきたいと思います。今後とも宜しくお願い致します。
2015.05.05
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支援センターでは毎月1回定例の運営委員会以外でも検討事項が多い場合など臨時運営委員会を開催しています。ゴールデンウィーク中の本日、14時から2時間、臨時運営委員会を行い、新認定新認定原告団・弁護団主催、カネミ油症被害者支援センター共催で東京で集会を行う事となりました。期日:6月4日(木)14時〜16時場所:弁護士会館集会タイトル:カネミ油症被害者救済を求める東京集会〜最高裁は下級審判決を破棄しろ今後詳細が決まり次第、随時ブログにてお知らせ致します。
2015.05.04
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