シュコダ工場見学 | 旅するランナーの欧州日記(ｼﾞｮｷﾞﾝｸﾞ・音楽鑑賞日記ｉｎﾖｰﾛｯﾊﾟ)

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2004年09月20日

チェコの国産車シュコダについては、以前日記に軽～く書いたことがあります。
今日は、ムラダー・ボレスラフ市Mlada Boleslavにある、シュコダ工場を見学しました。

シュコダ社のＨＰ

従業員１９０００人の、巨大な工場です。
オクタビア、ファビアという人気車を、年間５０万台、一日当たり２０００台生産しています。

工場内は、非常にきれいで、ラインサイドに余分な部品が無く、スッキリしています。
フォルクス・ワーゲンが、かなり投資して、素晴らしい組立工場を作り上げたようです。
ファビアの場合、１分５秒に、１台が出来上がるそうです。

作業者の平均月給は、１６０００コルナ(約６４０００円)です。
これは、他のチェコ企業の平均より、３０％高いとのことです。

輸出先は、ドイツ、イギリス、フランス、オーストリア、スロベニアなどです。

近々、中国にも、工場を持つそうです。
そのうち、シュコダ車が、日本にも登場するかもしれません。

工場には、シュコダ博物館が、併設されています。
入館料４０コルナ(約１６０円)で、いつでも入館可能です。

歴史を振り返ってみますと、１８９５年に、ヴァーツラフ・ラウリンと、ヴァーツラフ・クレメントが、自転車を製造したのが、すべての始まりになります。
１８９９年には、このLaurin&Klement社が、オートバイを売り出します。
さらに、１９０１年、自動車の製造・販売をスタートします。
そして、１９２５年に、シュコダ・ピルゼン社が、Ｌ＆Ｋ社を買収してから。｢シュコダ｣というブランドの自動車の歴史が始まるわけです。

この博物館には、かっこいいクラシックカーから、今でもオンボロ車として街中を走っているシュコダ車(新品)までが、展示されていて、なかなか興味深いです。

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