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盆と正月まぁ日本人であれば、どんなに忙しかろうが盆と正月ぐらいは雑事を忘れてのんびりしたい・・・というのがいつの間にか、帰省だなんだで、普段より忙しくなってしまったりしとるのが今日この頃でしょうか。それでも仕事を束の間忘れられるからまだ良いかご多分にもれず墓参りに行って来ましたが、帰りに入ったファミレスで、後ろの席に居た若い人たちたぶん卒業して遠方に就職して初帰省らしかったですが、たまさか聞こえて来た会話がえらく高尚なので、思わず少し聞き入ってしまいました。職場の人間関係にかかわる話だったようですが、人間のコミュニケーションの原理とか外面と内面のギャップだとか、非常に純粋な感性が感じられました。どうかその純粋さを失わずに行ってほしいですね。最近の稽古普段、単独稽古で鏡は殆ど使わないですが、たまさか風呂場の鏡の前でナイハンチをやってみると、右肩が上がり気味とか、右腰が落ちていないとか、そうなっている原因は、無意識に古傷をかばう癖だと思いますが、結構細かいところで気になる点がありました。これも内的な感覚と外形のギャップと言えるかもしれません。感覚の上ではそうはなっていないはずでしたから。まぁ、ことほどさように人間の体とは思い通りに動かないものです。
2010.08.15
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梅雨時の風景ですが、あの頃は過ごしやすくて良かったです。ほんとに。明日は台風通過だそうで、今日はひときわ暑かったですが、そろそろ妙な風が吹き始めとります。少年部3人、一般部5人まぁ8月唯一の稽古日となってしまい、久方ぶりの参加者もありで、居合の稽古として、上級者には自主稽古の点検、他の人には体験版という感じでやりました。素振りに続いてまず四方抜き四方へ向かって抜くのではなく、四方への運足とともに縦・横・斜めに抜刀するものです。これは、手足と体、さらには意識と呼吸を一致させることと、動的姿勢の稽古、投げ技の基礎稽古でもあります。従って、斬るとか打つとかでなく、ただただ体捌きで抜けば良いのですが、特に逆半身になるものは、非常に難しい体捌きが要求されます。ちなみに四方は前後左右ではありません。素振りで、左太刀を何回かやってみました。まずいところの自覚がしやすいためですが、初級者に、利き側よりも逆に上手に振れる傾向がありました。たぶん無駄な力みが抜ける分上手く振れるのでしょう。体感的にはやっぱりやりにくいらしいですが。居合刀の無い人は木刀での稽古ですが、きちんとやれば十分な稽古になります。ただ、一度も居合刀で稽古したことが無いと、左手を鞘にするのはかなり難しいようでした。表の型一本目まず立技でやって、一応それなりにかたちが整う・・・まで行きませんでした。さても居合とは難しいものと、改めて思いました。一動作ごとに区切ると、十八動作にもなってしまい、その一々に呼吸とか、手足の一致、上体に対して腕は動かずとか、注意事項を入れて行くと本当に膨大なものになってしまいます。できれば手順だけでも憶えてもらいたかったもんですが、さて、初体験だった人たちはどうでしょうか。座技はあきらめて、座って立つ稽古のみ。これもやはり、そう簡単にはできないものです。途中のどこで止めてもその姿勢をある程度楽に維持できなければ、どこかにごまかしがあります。中の型一本目動作としては、表の一本目よりはるかに簡単です。勿論一見簡単なだけなので、実際にやってみると、これは全員に居合刀で体験してもらいましたが、抜くことも納めることも容易にはできません。体を最大限に使えなければできないような構造になっています。用の型三本左袈裟・右袈裟・真向
2010.08.11
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僻地のへきは、ひがむという字ですね。今はじめて気が付きましたが、当地は僻地だと思っとります。豪雪地帯の山間部で、今はそんなこともないのでしょうけども、昔は、少しでも標高の高いところに住んでいる同級生を、『やま』と言ってからかっていたものです。この『やま』は、耶麻とか夜魔ではなく当然山から来ていたのでしょうけども、高標高≒低文明のようなニュアンスで使っていました。実際、今から40数年ほど前までは、そういった本当の山間部には、電気や水道の来ていない家があったり、自動車税が免除されたり(無ければ生活できないので)していたものです。かと言って現代のいじめなんかとは全然違って、言われる方もなんか言い返して、取っ組み合いになったりしても、後はあっけらかんとして尾を引くようなことはありませんでした。低文明かどうか知りませんが、低文化ではありませんでした。自然との共存が大きいのでむしろ文化度は高かったと思います。会社でも自分は最も標高の高いところから出社していますが、「僻地の住人ですので」と良く自称しています。上に書いたほどのところではないので、別に文化度が高いとは言いませんが、ちょっと10分~30分ほど車で移動すれば、たちまち山の中と言うのは、素晴らしい環境だと思います。あまり交通が無く、いつでも安全に300m以上のダウンヒルのできる場所が、自宅から車で15分程度の範囲に最低5か所・・・実際にはもっとありますが、付近に民家などもなく、車が1時間に1台通過するかしないか程度とすれば5か所ぐらいかというところです。これは本当に心身がリフレッシュされる感じがして、最近、休日には必ずそのどこかの山に半日ほど出かけています。ダウンヒルばかりでなく、空手や武器の稽古をするにも、体育館とか自宅とはちょっと違う物があって、最初と最後に空手とか棒の型をやっていますが、本当はできるだけ非人工的な環境で稽古すべきもののような気がします。とはいえ、ちょっと屋外稽古と言っても、今の子供たちだと、蚊に食われたとか蛙を踏んだとか、かなりの騒ぎになったりしますので、まずその辺に慣れないとどうしようもないとは思いますが。
2010.08.08
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今日帰宅して夕食を食っていると、長男が空手の稽古をしたいと言います。中学進学後、テニス部に入ってから3年間、空手の稽古は数回ぐらいで、最後に稽古してから1年以上経っていると思います。なので、最後に何を教えたかさっぱり思い出せませんが、どちらかというと木刀を使った稽古中心の時期に、稽古から遠ざかっていたと思います。今、もう身長は自分より高く、体重は同じぐらいですからねぇ。図体ばっかりでかくなりやがって・・・中二の頃から、中学卒業したらまた空手やりたいとは言っていました。中三なので部活は終了し、夏休みで勉強の合間に少し運動したかったのでしょう。それで基礎運動から次々やっていき、手首相撲をやってみると、少しコツを教えただけで、最も基礎的なものは案外悪くありませんでした。次に基礎のまとめとして片足の壁をやってみると、こりゃすごいとか驚いていましたが、昔やっていたはずなんですけどねぇ・・・で、本人にやらせると最初全くだめでしたが、呼吸と意識と動作の一致を何度かやらせると、それなりにできました。次、型平安初段の単独型を一緒に何度か動き、次に一人が動いて、一人が全方向から押すのをやってみると、前後には比較的強いですが、左右がからきしだめでした。手首相撲とも関連しますが立ち方に鍵があり、それを修正してやると、最後には見違えるぐらいに安定しました。昔と違って利口になったところは、さっきやった姿勢を動きの中で常に保ち続けることとか、今できたからと言って、次にできるとは限らないことを理解していることでした。常にできるようにするには、日々の稽古しかないのですが、昔は一回できたらそれでいつでもできると思い込む傾向が強かったものです。単純基本に絞って打ち込み追い突き、逆突きと、いちいち姿勢を細かく修正しながらやると、やはり短時間で威力が別物になりました。分解組手 追い突きに対して下段払い追い突きまずゆっくり正確にからはじめて、途中で受のこちらが姿勢を少々変化させると、ゆっくり伸ばす突き腕に、下段払いが乗って運ばれる格好で後ろに崩れて行きました。これはこちらの実験で、手首相撲の延長を勝手にやってみたわけですが、確かに姿勢のでき具合に格差があると、このような現象は起こりうることがわかりました。逆に受けさせながらふっと突き腕を抜くと、吸い込まれるように崩れてたたらを踏むので、こういったゆっくり粘りを持ってやる単純組手は、手首相撲の実技への応用稽古として、崩しの稽古に非常に良いようです。また、この分解の非常な合理性を改めて発見しました。なぜ下段払いの受け腕を伸ばしたままにする必要があるのか、なぜ中段突きなのか。で、ここまででたちまち2時間が過ぎていました。このような稽古の仕方だと、やはり習う方の上達は早いです。本人も自覚していたように、明日も同じレベルでできるとは限りませんが、出直しの繰り返しで行けば、短期間にかなりのものになるでしょう。まぁ・・・次に稽古したいと言うのは、冬休み頃のような気がしますが。
2010.08.05
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まぁ・・・そんな洒脱なものでもありませんが、今日は集合稽古を休んだので、少し早く帰宅しました。水曜日に早く帰宅するのはなんか妙な感じがしますけど、週の中間に小休止というのは、結構良いものかもしれませんね。それにしてもほんとに暑い35度を超える猛暑日が、これで1週間以上続いているのか、かつてあんまりなかったことのような気がしますねぇ。暑さのせいかどうか、今朝玄関先に青大将がとぐろを巻いとりました。昔はへびなんぞそこら中にいたもんですが、最近はとんと、少なくとも当地に住むようになって過去20年、かなりの山間部ですが、近所でへびは見たことありませんでした。1.5mぐらいの立派なもので、どこかの主だったのかもしれません。しかしながら残念なことに、うちには床下も天井裏も無いので、住んでいただく場所がないため、やむを得ず箒で引っ掛けて用水に退去していただきました。なんか非常に理不尽な目に遭わされているかのような目で、『一体何すんのや・・・』と言いたげでしたが、見ていたカミさんが全く同じことを言ったので、本当にそう言っていたのかもしれません。最近の稽古太極棒の研究を良くやっていますが、他に空手で剣術や居合をやってみることを実験しています。おおざっぱに言うと、剣という重さで斬れるものを使う以上、基礎部分に共通性があったとしても、無手の技術とはどこかで似て非なるものになるのですが、第一に立ち方にその違いが現れます。いわゆる撞木に代表される剣術の立ち方は、ある部分では空手の立ち方と共通する要素もありますが、明確な大きい違いもあります。斬り易いか打ち易いかの違いで、それぞれの技術を最大限に発揮するよう設計された立ち方でしょう。ではナイハンチ立ちをはじめとした空手の立ち方では、剣は使えないのか。ということでいろいろと試してみるのですが、今のところ、おそらく成立が古く「打ち」「叩き斬り」の要素が強い技術については、空手の立ち方の方が威力を発揮しやすいものもあります。ただ、隙が少々大きくなってしまうため、木刀までの勝負なら、あるいは空手の立ち方の方が有利な場合もあるかもしれませんが、真刀でとなると当然ながらやはり、餅は餅屋という結論になりそうです。
2010.08.04
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昨日も山に行ってロングボードでダウンヒルやっていましたが、自然の中は良いですね。人にもよりけりでしょうが、自分は一人で行くのが好きです。昔から大勢でつるむこと自体嫌いだったですが、山とかだったらなおさらです。職場での飲み会の誘いなど、まず確実に断りますんで、協調性が無いとか言われることもありますが、そんなもん時間の無駄としか思えませんので。職場の人間関係など、仕事がうまく回るために相手が気に食おうが食うまいが協力すべきは当然協力すべきであって、だらだら一緒に飲食したからそういうところが上手く行くとか行かないとかいうものであるはずがありません。仕事抜きに気が合えば、自然発生的に友人関係もできるでしょうけども、そういうのは例外として、基本的には職場の人間関係はあくまで業務内のものであって、終業後は赤の他人です。当たり前だと思いますが。我々の職種は中途採用者が殆どなので、こういった個人主義は比較的常識として心得ている人間が多いのですが、中には仕事以外に特に趣味が無かったり、家に帰っても居場所の無い連中はだらだら手抜きの仕事したあげくに、まただらだらつるんで飲みに行くことが多いようです。殆どが学校卒業してそのままずっと勤めている別の部署では、飲み会も業務だとか言う底脳なことをいまだに言った管理職がいたらしいですが、世間知らずの一言です。世の中を舐めとるとえらい目に遭うでしょうね。労基に通報したらたちまち業務監査が入るのがわかってないと言うか、要は学校→閉鎖的企業しか経験が無いので常識ができてこないのでしょう。なんか関係無い話を書きましたが、ふと思い出したもので。本題もそんなに無いのですが、この間書いたように、太極棒の単独型から、5本の組稽古を抽出しました。以降自主稽古でもずっとこれを掘り下げていますが、全部連続させることも可能であり、そうした場合、仕手の単技を数えると15本になることに気づきました。組稽古が5本になっているのは、一部複式組手になっているからです。
2010.08.01
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真面目に仕事をすればするほど要求が増えて、そのうちいつか限界を超えてしまう。適当に手抜きしてできないと言うておれば、要求が減るので楽になる。あげくに真面目なやつはうつ病になってまた一人退職です。今回は昨日の今日の話だったので、まだなんか狐に化かされたような感じですが。まったく・・・言われたとおりに家で自己啓発の本なんか読むんじゃないよ。そんなことやっとるからなおさらストレスがたまるんで。会社を一歩出たら仕事の事なんぞ一切放擲すべきだと思います。良い仕事してたんですけどねぇ。少年部1人、一般部2人上級者ばかりだったので、これ幸いと太極棒の徹底研究。まずは表演型を本当に細かく区切って正確に数稽古、次いで臨闘型で同様にやりまして、組稽古に入ります。今回は前回までの対錬、単独稽古から対人用法への過渡的練習から進めて、完全に受と仕手を決めて組型にしました。だいぶ以前にも一度やってみて、まぁできるわぐらいのところで止めていましたが、今回は完全に使えるものになるかどうかの検証まで含めてやってみました。とは言え、以前試みたものを変更したわけではなく、運足や体捌きの細部をより正確に見直して制定したものです。それには、冒頭の細かく区切った表演型の練習が重要な意味を持っており、中間姿勢などのポイントをそのようにしないと、外形だけ整えても使えるものにはなかなかならないです。5本の組型を抽出して制定しました。受の想定は中太刀または棒で、仕手の所作は、運足と体捌きが変化しますが、太極棒表演型そのままです。後半単独型鍛練平安初段の表演型に対して四方から押しても崩れない稽古。基礎組手下段払い追い突き、内受け順突き、上段揚げ受け(+逆突き)分解組手平安初段~五段より一手づつ特徴的なものを抽出して数稽古。速さを抑え、重さと粘りを出し、崩し・造り・掛けを要点にした稽古です。落ちると言って、速く落ちようとすると遅くなる上乗れない。ゆっくり沈むように。とはいえ所詮感覚は十人十色。様式化の象徴的な所作をあまり強く意識すると、使える技にならない。型の化粧は落とさなくてはならない。肘中心に転身する。腕で持ち上げるようでは卍受けは使えない。分解組手はあくまで稽古法である。個々の組手の稽古目的を理解する必要がある。「こんな複雑な動きよりこうやった方が合理的」といった考えは無意味である。一見複雑な動きをあえて稽古する意義を考えれば、自ずとその分解組手の稽古目的が明らかになる。まず基礎基本に習熟しなければ、応用や変化などできるはずもない。真に使えるのは応用以降。その前に「合理化」をすると、結局本当に使えるものは身につかないまま終わる。型は正しく。実戦は別物。この言葉の本当の意味を知る人は少ないそうです。
2010.07.28
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武術の技は、大抵が複合動作になっているものです。とはいえ、複合と言ってもミクロ的~マクロ的に、どの見方をするかによっていろいろありますが、解剖学的運動よりは巨視的に、戦術的な部分より少し微視的な観点で見ると、例えば寸打とか言われるような突き方は、おおざっぱに言って落ちる・捻る・突くの三つの運動要素が連動することで、短いストロークで強力な威力を発揮することができます。この三つの運動自体それぞれにも錬度というものがありますが、これらを同時にやってしまうと、どこかで相互にブレーキをかけて、思ったほど威力が出ないとか、威力の出方が不安定になるという結果になります。従って、複合とは言いますが、同時進行でなくあくまで連動です。もう少し外形上大きい動きだと、型の所作は本来全てそのようにできていますが、そのように動くと、ゆっくり動いていても傍目に良く分からないという現象が起きることがあります。以前ALTの外国人にそのような型を見せたところ、何度見ても憶えることができないというので、やむを得ず運足と手技などの連動をばらして教えたことがあります。連動している動作はパーツがそれぞれ別方向や別種の運動をしているので、どこを中心に見れば良いのかわからなくなることが原因ですが、これを対敵動作として使用すると読みにくい技となるわけで、うまく設計されているものだと思います。こういう動作は武術の専売特許かと言えば、決してそういうものではなく、いろいろな分野に見られるのですが、最近、スケートボードのトリックが、殆どそうなっていることに気づきました。上手な人のトリックが、すげーけど一体どうやって何をやっているのかさっぱり見てとれないのは、そういった連動が瞬時に行われているからです。従って、運動要素をまずばらして、一つ一つの動きを別個に練習し、再構成して連動させるという上達論的練習が有効だと思いますが、そういう技術解説は皆無なようです。それで上手になっていった人たちと言うのは、元々感性の優れた人たちですが、ある程度年齢が行ってしまっていると、そういうエモーショナルな練習ではなかなか上達することは難しいと思います。なので、ダウンヒルとかスラロームとは別に、ぼちぼちトリックの練習もやっていますが、そうやって構造を研究してばらして行くのは、なかなか面白い作業です。
2010.07.25
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いや~・・・暑いですねとしか言葉が出てこないですね・・・少年部3人、一般部2人棒を使って姿勢を造る稽古セーシャン立ち前進後退順打ち踏み替えでなく、軸足をその場に置いて一歩前進・一歩後退と、それぞれに順打ちを合わせるものです。この段階では、正しい中間姿勢を必ず通過して、引き手を腰に置き、打ち手は肩の前方やや内側に真っ直ぐ伸ばす・・・と、最も無理なく棒が最大限に動く姿勢になるはずで、その自然形成?と軸足の足裏感覚を習得してもらいたい稽古です。太極棒単独型→対錬この稽古は、造る稽古と使う稽古の過渡的な稽古になり、素振りの時の姿勢そのままになるように、相手の中心に向かう打ち手に、運足を合わせると、自然に適切なポジショニングになります。無手の対錬まずは平安初段単独型を演武する人を、もう一人が全方向から押して姿勢を造る稽古。あまりに崩れのひどい初級者には、下段払い追い突きの単式組手数稽古を速くやらせてみましたら、ある程度はましになりました。また、上級者ですが成長期特有の現象・・・できていた姿勢が、成長に伴って拡散するような感じで、かたちは悪くないのですが、どこにも中心が無いような状態、これは自然な一過性の現象なのですが、カキエを重く粘るようにやってみたところ、その直後にかなり姿勢が回復していました。まぁこの時期はあんまり無理に姿勢を造ろうとしなくても良いと思いますが一応追い突きをサンプルに、何段階かに力や速度を変えて、ただし常に呼吸と意識と動作を一致させて動く自主稽古法を教えました。蹴りと呼吸についてセーシャン、サイファを例に、やはり呼吸・意識・動作の一致、全て陰陽原理原則通りで良いので、それが正しくできる速度から稽古を始めて、正しくできる範囲で呼吸を速くしていけば問題ありません。最初から速く蹴って呼吸を合わせようとすると・・・無理だと思います。その流れで、セーサン、彩花の術と用法の稽古。組み合わせとか流れが異なりますが、平安、ナイハンチパッサイ、セーシャンと同じ手で構成されています。
2010.07.21
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当地でも梅雨明けとなったようで、暑い日が続いとります。空梅雨だったような気がしとりましたが、降水量は平年並みを超えたようで、集中豪雨でそれだけ降ったんでしょうけども、どうも亜熱帯のような感じですね。さっき、部活の試合で負けて帰って来た長男をからかったらば、突如右ストレートを出して来やがりました。何も考えること無く、左三角ステップで外交差に内受けで捕ってまぁ、ここで実際には終わっとりますが、わき腹に右蹴り、同じところに左突きと、体が自然に動きました。あんまり自然に動いたので、考えてみないと自分でも何かわかりませんでしたが、平安二段の後半の分解でした。今更感心するのも妙なものですが、良くできているもので、最初の二度受けで崩してしまってあれば、後は全く据えものなので、ゆっくりフォローしてどうにでもできる構造になっとります。また、初期の頃少し議論になった、『突き放しでなく、すぐに突き引くようなパンチに対してどう対処するか?』この点について、実験をいくつか行って、いずれにしても、中身まできちんと技が身についていれば・・・無理に相手に合わせるようなことをしなければ、特に問題にならないことは確認済みでしたが、伸びきる前に受ければ、突き放しも突き引きも同じこと、そうするには突いてきたらこう受けるでなく、そう受けるためにそう突かせることが必要です。今の場合、ほんの一瞬の間ですが、ポジショニングと姿勢の作りで、右のストレートを誘った?というか、自然にそういう具合に立つ癖がついているようです。まぁ・・・四半世紀と10年もこんなことばっかりやってきましたからねぇ(苦笑)
2010.07.18
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この間、ちょっとした山道でダウンヒルやっていて、向かいの山の風力発電設備に妙な雲がかかっていたので撮影してみました。かなり縮小した写真なのでわかりづらいですが、画面の右上に黒い妙な形の物体が写っています。飛行機で無いのは間違いなく、鳥でもないような気がしますが、はて、いかがなもんでしょうか。少年部2人、一般部3人棒と無手の相互浸透棒の順打ちセーシャン立ちから一歩弧を描いて前進して順打ち出た足を一歩引き元位置に戻って反対の順打ち追い突き上と同じ運足で追い突き逆突き同じく出て戻って逆突き棒の揚げ打ちセーシャン立ち踏み替えで揚げ打ち追い突き同じく踏み替え内受け逆突き踏み替え運足内受け逆突き放し前蹴り元位置に引く踏み替え運足内受け逆突き順構え三日月蹴り元位置に引くここまでを数稽古しながら、立ち方や姿勢、特に始動から極めの中間姿勢について修正を。棒の太極単独表演型数稽古単独臨闘型数稽古臨闘型対錬対錬では、素振りと表演型で作った技を使う直前の体捌き、相手に対するポジショニングを学ぶことになります。棒の順素振り極めの直前に棒を打つ自分でやってもらったところ、立ち方がきっちりして、棒を無理に掴んでいなければ、打たれて多少棒が振られますが、姿勢が崩れたり、棒を落としたりはしないことがわかりました。掴まないというところが要点で、特に左打ちでは掴んでしまうと肘が上がり脇が開き左半身の姿勢が崩れてしまうので、一見親指と人差し指に挟んでいるだけに見える持ち方の方が、しっかり棒を保持していることになります。それで皆さんに素振り中打たせてもらいましたが、やはり要点は上記のとおりでした。左半身が崩れる上に、出て行く棒に自分でブレーキをかけてしまっているので、その点を直すことは左打ちの威力増大にもつながります。この点がクリアできれば、棒の打ちと無手の突きが、全く同じものだということが理解されることでしょう。自分は、ちょっと週末にスケートボードのスラロームとか、スライドの練習をやり過ぎて腰を痛めまして、月曜からコルセットが外せない状態になっており、恐縮でしたが、1時間少々で途中退場させていただきましたm(_ _)m
2010.07.14
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先週に引き続きスケートボードねたですが、昨日のべ6時間ぐらい、山道でダウンヒルとか平地でスラロームとかやっとりましたら、流石に今朝は全身筋肉痛で午前中いっぱい寝とりました。日本でスケートボードと言えば、まずストリートスタイルでしょう。日本と言わずどこでも一番メジャーなのはそうかもしれません。自分も、自分が始める以前は他にいろんな滑り方のスタイルがあるとは全然知りませんでした。自分の場合はスノーボードのオフトレと、武術の補助鍛練のような目的ですが、流石に歳のせいで、ストリートスタイルをがんがんやろうとは思いませんし、いや、思わないでなくてできないですね。しかし、Youtubeなどでいろいろ映像を見て、レギュラーボードにフラットランドスタイル、スロープスタイルというような滑り方があり、板の構造が違うロングスケートボードがあり、これもダウンヒルの他に、いろんな乗り方、またダウンヒルの中にもいろんなスタイルがありました。古いスケートボードの構造は、だいたい2種類ぐらいだったようで、後は乗り手の滑り方に応じてそれぞれ特化したものが開発されて現在に至っているようです。これらの中には、自分のようにある程度年齢が行っていても、そこそこ安全に楽しめるものがいくつもあり・・・というようなことは、たぶんショップの店員さんなんかは昔から知っていたのでしょうけども、一般には今でもあまり知られていないような気がします。オーリーができない・・・でやめてしまうのでなくて、ちょっとした下り坂でスライドさせてみれば、全然違った楽しみが見えてきたりすると思いますし、3800円とかで売っているレギュラーボードそのままでも、とっかかりまでだったら、どのスタイルでもできると思います。スライドやるには高価なスライドグローブが・・・要らないですね。とりあえずぐらいは古い単車用の皮手袋とか、濡れた滑らかな路面なら素手でも大丈夫でしたし、自作法がいくつもyoutubeに出てましたが、まな板を切って古手袋に貼りつけるという素晴らしい発想が。これは本当に感心しました。素材を活かすも殺すも人次第ということなのでしょう。
2010.07.11
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去年の梅雨時は割と過ごしやすかったような気がしますが、今年は高温多湿がかなりすごいですね。車から降りた瞬間眼鏡が見えなくなるぐらいに曇るような事は、これもここ数年無かった現象のような・・・少年部3人 一般部2人棒ナイハンチ立ちで、正面への順打ちを、一動作づつ区切って正確に・・・そのように本当に正確にできているかどうかチェックすると、基本技すらきちんとできていない、または癖がついていることが案外多いものです。これなどは一打四分割になりますが、どの動作でも手は真っ直ぐにしか動いていないこと、打ち手は真っ直ぐ挙がって真っ直ぐ出て行く二動作、引き手は三動作しかしていないこと等に気づくと、それはこういった技術の構造の原理原則に気づくということになりますから、それを二拍子→一拍子へと詰めて行くにはどうすれば良いかわかったり、自分で崩れの修正などもできるようになっていくことでしょう。また、要は打ち手の動きはその場正拳中段突きと殆ど同じ軌道で、結果棒の先端はほぼ斜め30度前方ぐらいに極まりますが、では姿勢そのままで顔だけ棒の先端に向けると、それはどういった状態で、棒の打ち技の利点は何なのかに気づくでしょう。また、動作の節目を正しいかたちにすることは大変重要で、最初は肩や肘がきつくて当然ですが、そこで緩めて流すと、ただ棒を振って運動しているというだけになり、正しい体の使い方の稽古にはならなくなります。この点はカキエと全く同じです。次に太極棒の単独型→臨闘型を何度か稽古し、相手と正対し、拍子を合わせて同時に臨闘型を打ちます。上に書いたような、節目の遵守事項というかコツが正しくできていれば、ちょうど相手の中心を抑える直前で棒が当たって止まるはずで、相手の棒に呑まれて払おうとすると、背中をさらすことになります。棒の対人感覚を養う基礎的組稽古と言えます。もう一つの組稽古として、正面順打ちの極まる直前に、棒を棒で打たれて、崩れない稽古。万象流からのフィードバックですが、なかなか難しかったようです。棒の締めに、踏み替え揚げ打ち。後は無手単独型を、同様に洗い直しました。ナイハンチ初段とセーシャンです。
2010.07.07
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滑りものをいろいろやってきまして、最近ではフリーラインの他に、スケートボードのダウンヒルとか、スラロームを休日に練習することが多くなりました。それ用の板をまともにコンプリートで買ったりすると高いので、組んでみるかと思い、eBayでいろいろパーツを買ったり、インラインとかフリーライン用にストックしていたベアリングや、流用しようとして使えなかったホイールなど使って、写真の二台を組みました。上のはダウンヒル用ですが、グリップテープ付き板2700円ほど、トラック・ホイールとベアリングセットで5600円ほど、送料入れると10000円ちょっと出るぐらいでできました。下のはスラロームとトリック練習用で、板890円ほど、グリップテープ300円ほど、トラック2300円ほど、ホイールとかベアリングは家にあったやつなので、送料入れて6000円ぐらいで仕上がりました。どっちもスノーボードの操作性にかなり近く、良い買い物になったと思っています。それで、こうやって物を組み立てるという作業も久々にやったわけですが、上のはまぁ、部品をねじ止めするだけなので特に苦労ということもなかったですが、下のは、この曲線に合わせて滑り止めのグリップテープを切り抜く作業で、かなりだらだら汗が流れました。4分割して作業するとか、いろんな方法があるようですが、面倒くさかったので、まず一枚の長方形をべたっと貼ってみて、ドライバーで擦って輪郭を出し・・・黒とか濃色ならはっきり輪郭出たんでしょうけど、半透明のやつだったので殆ど出ず、適当に見当つけてカッターナイフで切ろうとしたら、線がぐにゃぐにゃに曲がり・・・最終的には鋏で成形してなんとか納まりましたが、一時はどうなることかと思いました。それが昨日の朝のことで、すぐに滑りに行って来ましたが、苦労しただけのことはあって?速いし切れるし廻したりスライドさせやすいし、平地での練習にとても良い板でした。ホイールベースが短いので、これである程度以上の斜度を滑るとどうなるかも、実験してみたい気がします。ちなみに上の板ではスキー場の中斜面程度の斜度までショートターンで滑れました。長距離のダウンヒルなんかもやってみたいものですが、日本ではなかなかそういうことができる場所がありません。明け方とかの一般道路・・・でそのうちやってみようとは思っています。車さえ走っていなければ適切な斜度の道路は、家の周りにいっぱいありますので。その点ではフリーラインがやっぱり楽?ですね。回転半径小さいので、ダウンヒルはかなり斜度が急でも横幅とりませんから。ちなみに、こういった横乗り系の滑走スポーツの股関節中心の運動は、かなり空手と共通するものがあります。と、一応書いておく(笑)
2010.07.04
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雨が降らないのにこの蒸し暑さはどうなんでしょうか。昨日なんぞ湿度90%とかだったそうですが。少年部2人、一般部3人基礎腰回し 捻り落とし 畳み落とし運足結び立ち→横に片足開いてナイハンチ立ち結び立ち→斜め前に弧を描いて踏み込みセーシャン立ち結び立ち→斜め後ろに弧を描いて踏みこみセーシャン立ち手を併せる上のそれぞれの運足に、背手打ちをつけます。後方への運足の時も背手打ちは前方へ。基本ナイハンチ初段各動作を抜き出し、左右交互に反復数稽古。組稽古相構えから、受:追い突き×仕手:ナイハンチの双手突き受:左構えから上段逆突き×仕手:正対したナイハンチ立ち上下の構えから 上段十字引っ掛け抑え・揚げ受け→アッパーカキエ単独型平安初段これはいろいろな方向から押して崩れない姿勢を保つ稽古です。運足最初にやった斜め四方向へのセーシャン立ちに、双手突きを併せます。太極棒型になっても、基本の打ち方を崩さないこと。崩れる場合、運足と手を別個に稽古する段階に戻すこと。
2010.06.30
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まぁ別に山肌に雲がかかっているだけなのですが、人工ピラミッド説のある山の一つで、他の同じ高度に全く雲が無い時に、良くここだけ雲がかかっています。それもこういう雲っぽくない形が多いです。話し換わって空手の補助稽古にもなるかという建前と、単車の感覚の代替がたぶん本音ですが、久しく滑走スポーツやってきまして、最近夏場はフリーラインとスケートボードをやっとります。インラインでもそうでしたが、近くの自然公園に芝生のちょうど良い斜面があるので、時々そこでフリーラインでもダウンヒルやってました。ところが去年あたりからいつ行っても、高齢者の方々が30人~多い時には50人ぐらいで芝生全面使ってパークゴルフをやっていらっしゃいます。時間帯を換えて行っても、どうもほぼ丸一日朝から夕方までのようで、他にもダウンヒルできる場所や、他の練習方法はいくらでもありますから、この場所を使うのはあきらめとりました。昨日、久しぶりにどうかと思って行きましたが、やぱりそんな感じでしたので、他の場所に行こうとして、たまたまピクニックか何かで来た親子連れが、芝生広場が使えないので同じように帰って行くのを見ました。こうなってくると、難しい問題に実はなっているような気がしてきますねぇ・・・なんか新聞にも紹介されていたような記憶がありますが、高齢者の健康と交流の場として、誠に結構なことだとは思います。しかし、グリーンシーズンに殆どの週末、ひょっとして平日も?広場全体を独占して他の利用者が誰も利用できなくなっているとしたら、それはもう結構なことと言えないのではないでしょうか。これは行政が何か対応しなければいけないことでしょう。さして難しいこととも思えませんし。芝生の半分だけ使用させるとか、二週に一回を上限にするとか、皆自分で車を運転して来ていますから、他のパークゴルフができる場を案内する、または他の軽スポーツを紹介するとか。パークゴルフが悪いとは全然思いませんが、他に選択肢は無いんだろうかという気もします。それとも他にあってもパークゴルフが圧倒的人気種目なんでしょうか。それならそれで、もっとパークゴルフに利用できる場を増やせば良いですね。これからますます高齢者は増えて行くわけですから、行き先をきちんと作っておくことは重要だと思います。自分もあと10年経てば定年退職で、そろそろ高齢者と呼ばれる年齢になって行きますが、やっぱり一人で滑っている方が楽しいと思います。どうも大人数で集まること自体、昔から嫌いなのですが、ひねくれているからですかねぇ・・・あぁ・・・そういう高齢者のために、人工ゲレンデとか、シニア用のスケートパークとか(笑)
2010.06.27
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疲れますねぇ最近・・・明日は10時間半缶詰決定しとるし・・・少年部2人、一般部2人基礎腰回し 捻り落とし 畳み落とし後ろ受身2 横受け身2 前受け身移動基本追い突き 逆突き 内受け逆突き 内受け逆突き順突き双手突き 上下掻き分け 交差立ち裏拳前蹴り下段順突き中段逆突き上段揚げ受け左掌に右三日月蹴り引いて右逆突き猫足掌底抑え逆突きまでは、一旦運足終了し姿勢できてから突き、と二拍子に分け、押して崩れない稽古をやってから、運足と突きを一致させる稽古としました。少年部に対しては特に有効で、短時間で技を整えることができました。組稽古双方左構えから、受:追い突き左右交互 仕手:内受け抑え逆突きこれはカキエのバリエーション稽古です。これもまず、当たらなくても良い・・・間合いの調整をまず度外視して良いから、さっきやった稽古と同じように姿勢正しくできるようになることを目標にしました。間合いの調整は、その後で身につければ良いです。双方左構えから、仕手:飛びこみ交差立ち裏拳 受:揚げ受け仕手:受け手を捕って前に崩し→吊るし、据えものにして蹴って落とし崩して突き、絡み手で横→下に崩し封じて鉤突きで極め。こうやって改めて書くと、コンパクトに崩しの連続で反撃を封じつつ据えものにし続ける非常に複雑な技術であることが良くわかりますが、型通りに動くと自然にそうなるようにできています。ただ、この「型通り」はやっぱりその型を数年以上は練って身につけないと、そのつもりでそうはなっていないことが多いですね。逆に言えば、対人稽古で技がかかるかかからないかで、型が身についているかどうかが検証できると思います。双方左構えから、受:右追い突き 仕手:右三日月蹴りと同時に突きを捕り引き落とし崩し逆突き。太極棒
2010.06.23
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日本では奈良時代、西洋ではギリシャ文明期の記録に、既に掲題のような年寄りの愚痴があるそうです。人間年とってくると、若い人の言動にイラッと来ることが多くなるのは確かで、しかしよくよく考えてみると、同年代にも似たような奴はいるので、頭に来る対象は、若い人特有のものではないことが多いのでしょう。たぶん年代別に大きく違っていく言葉の使い方で、中身に到達する以前に拒否反応が起きるのではないかと思います。しかしそういうことではなく、今の日本はまともではない。と思います。どこの会社でも「お前のような奴は、明日から会社に出てこなくて良い!!」といったような上司の叱責が聞かれなくなって久しいのではないでしょうか。労基がうるさいので部下を叱責することができない。全く使い物にならない社員を、腫れものに触るようにおだてて使わなくてはならない。使い物にならなく見えても、もしかして叱りつければ、それなりの仕事ができるかもしれません。今は、親も学校も善悪理非曲直をあまり子供に教えなくなりました。そうやって成人して社会に出て、何が良くて何が悪いか、社会に出るとはどういうことかがわからないまま採用され、会社でも社会人教育が無いままやっていれば、あんまり使い物になるような社員ができあがるとは思えません。叱られない、また、危険に接しない成長過程というのは、人間が本来持っているいろいろな能力をスポイルしてしまいます。小刀で鉛筆を削る、失敗して自分の指を切れば、刃物の危険性をおぼえ、応急的な止血の仕方をおぼえるでしょう。どこぞの工場では、ものを切るのにカッターナイフは危険なので、鋏以外使用禁止だそうです。どんどん人間が無能になって行く・・・一方でアウトドア志向が強まったり、スケートボードのような、危険でもあり、なかなか思い通りにならないスポーツに根強い人気があるのは、こういった行き詰った管理社会への反動なのではないでしょうか。アメリカなどはそれでかろうじて社会のバランスが保たれているような気がします。日本では、アウトドアやスケボーも危険だと言って禁じる親や学校が結構多いような気がしますし、環境も首をかしげたくなるようなところが多いです。危険は危険として、まず小刀で鉛筆を削るなら、やり方を段階的に教えるのが当然で、危険の内容とその回避方法を教えずにいきなりやらせるような・・・それが日本の特徴ですね。それでできなかったら「今時の若いもんは・・・」では筋が違います。教えてない、教えようとしない社会が悪いので。
2010.06.20
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いや疲れた・・・暑さのせいと仕事のためと両方ですかね。少年部3人 一般部2人基礎腰回し 捻り落とし 畳み落とし基本逆突き・・・移動逆突きをやろうとしたのですが、一部あまりにひどかったので、まず定位置での逆突き。足の向き、腰の向き、突きの向きに注意。腰は回るようで回さず、後ろ足を突っ張らず、ならばどうやって突き切った時に正面に正対するのか。簡単な話で、前側の股関節をちょっと屈曲してください。半移動基本一歩踏み出してセーシャン立ちになる時に、双手揚げ突き。さらに真半身近くのセーシャン立ち≒ナイハンチ立ちにすると、ナイハンチの双手突きになります。その時の奥側の突きが鉤突きの正体に近いものです。移動逆突き基本のところから、体や拳を押して崩れないか確認しながらやっていますが、その感覚を保ったまま普通の速度で運足正しく。組稽古単式分解組手追い突き×内受け逆突きの表裏左右交互に構えをシフトして、上級者組は可能な限り速く。初級者組はゆっくり丁寧に正確に。両袖捕り返し 羽交締め外し(+肘極め抑え) 十字締め(+谷落とし)セーシャン後半の分解組手基本と応用平安初段三連揚げ受けゆっくりやった場合捻ったナイハンチ立ちでないと極まらない。速くやると撞木でも極まる。つまり撞木で極めるのは本当に技ができたことにならない。捻ったナイハンチ立ちは撞木にはならない。別系統の立ち方であって、体感も違いますが、母趾球と重心の位置関係も違います。母趾球中心の運動をするには、母趾球の中心に荷重して立つとそうならないですね。ちょっと前寄りになり過ぎ、靴の減り方では足指のあたりが一番減ります。「足裏で床を掴む」ということが、全く違う語感のする「居着かない」ことでもあり、母趾球中心の運動でもあるようです。このことは「運動」として捉えずに静的に見て、あるいは観ていると、似て非なるものにしかならないようです。ちなみに言葉の通りだと思って足指で床を掴もうとするような立ち方をすると、全く正反対のものになってしまいます。
2010.06.16
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さて、長年ご愛読いただきました拙HPですが、初期の役割を果たして久しく、既に機能はしていませんし更新もしていませんし、年会費の請求がなんか偉そうな感じできたので、これを機会に退会=自動消滅させることにします。7月12日までに決済しなければ自動的に消滅するようですので、あと1カ月ぐらいで消えると思います。必要な連絡などは、このブログで十分できるかと思いますので、今後ともよろしくお願いいたします。まぁ昔はブログなどという便利なものもなく、試行錯誤でHP造ってたものですが、今昔の感がしきりですね。話変わりまして、最近稽古全般や日常生活で、立ち方~歩き方といった動きの最も原始的な部分をいろいろと考察することが多いですが、その一例として、片脚だけを一見独立して使う動きは、それだけを盲目的に数稽古するよりも、両脚連動して使う動きと併せて稽古した方が上達が早いように思えて来ました。一見片脚だけの動きでも、実際には全身の連動した動きであり、片脚だけにこだわることで、全身の連動が見えなくなり、バランスが崩れてしまうことに、上達を阻害する原因があるようです。まぁ当たり前と言えば当たり前のことのようですが、これを強く感じたのは、フリーラインスケートと、スケートボードのスラロームを比較してみた時です。右脚が十分踏めていないのは、スケートボードではっきりわかりましたが、左右の足が独立しているフリーラインでは逆にわかりませんでした。・・・道理で右だけ偏摩耗が進むはずだということが腑に落ちましたけど。こういう左右のバランスの崩れは、歩行をはじめとして、全ての動作に影響しているでしょうからと、空手の型を打つ時にも微妙な足裏の感覚に注意してみると、やはり右足の動きは左足に比べて正確さが落ちているのがわかりましたので、そういった右のいい加減さを稽古や練習の全般で矯正中です。
2010.06.13
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妙に爽やかな天気が続いていて、一向に梅雨入り前の感じがしてきませんね。ほんとに気候帯がちょっとずれこんだような感じが、去年の秋ぐらいから続いています。少年部1人 一般部3人今日は少年部が小学校低学年の初級者一人という恐ろしい状況で、前半は殆ど自分がかかりきりで見ていましたが、一人だけだと案外おとなしいもののようでした。しかし目を離したふりをすると、側転したり棒振り回したり、休みなしに動きまわっているのですが、そのうち動きながら居眠りしそうになったりしているので、観察していると面白かったですね。木刀を使った基礎稽古正眼から真向の振り、前後振りの順逆を、右太刀、左太刀でゆっくりと振ります。木刀の使い方よりは、体をほぐして可動範囲を最大限に近づけるための稽古です。正眼から真向、水月から平正眼、横八双から正眼、縦八双から下段への打ち込みを、これも右太刀、左太刀で、今度は少し思い切り振ります。手足の一致、呼吸と所作と意識の一致など、威力に結びつく有効な体捌きの基礎稽古です。中取り諸手使い右太刀、左太刀小太刀一、二本目ここから、受がついて組稽古になりますが、短い棒で使える護身術の稽古にもなります。非常に所作が難しく感じるはずであり、立ち方の実用的な変化の重要な稽古にもなってきます。無手の基礎稽古セーシャン上下受けの組稽古手の感覚を動きに直結させる稽古です。少年部と組むと、呼吸を読んで反応させないための、非常に良い稽古になります。手首相撲立ち方・姿勢を造る基礎稽古痛み鍛えこの名称は必ずしも正しくありませんが、正確な腕の使い分けの稽古にもなっていることに気づきました。下段払い、外受けナイハンチ初段前半の左右反復稽古単独稽古を何度かやった後、相手を立てて、中間間合いで止まらない単式組手をやってみました。単独型鍛練平安初段を単独演武している時に四方から押してもらい、崩れないようにする稽古。分解組手平安初段揚げ受け三連これは、型通りであって型通りでは無い分解なので、受が抵抗する型残りを取る稽古にすると、手足の不一致、崩し~造りの方向違い、余計な付加動作のいずれか一つがあっただけで、全くかからなくなります。また、型通りでは無く見える部分が本当は型通りなのは、平安の型を数打てば理由が体感されるはずです。演武線が自分の体のどこを通過しているのか、型の演武線の変化はどういう構造になっているかの理解が必要です。セーシャン上下受け 平安初段下段払い鉄槌追い突き痛みでの崩しと、経絡の相性?を使った崩し。この二つは、表裏の関係とも言えるようで、相互にシフトすることで、最初に崩せなかった時のフォローになります。単独型セーシャン セーサン
2010.06.09
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だいたい毎朝必ずここにとまっている鳥。気温が上がってくると屋外でぱ~っと汗を出すのが気分良いですね。季節によって自主稽古の中身も変わってきますが、平日は車庫の中でフリーラインスケートかショートスケートボード、または武器術を30分ほどやっといて、それから空手の型をやることが今時分は多いです。休日は最近手に入れたロングボードでスノーボードのオフトレを1~2時間ほどやって、帰宅してから剣術と居合ということが多くなってきました。これらと別に、夜寝る前に空手の型を30分ほどやります。平安初段、ナイハンチ初段、たまにセーシャンとチントウといった感じです。ロングボードで長距離のダウンヒルができればと思いますが、なかなかそんな環境はないですね。平坦な駐車場でスラロームか、せいぜい緩斜面を100mほど登っては下りといったところですが、それでも今の練習には十分です。まぁ急停止というかパワースライドができるようになれば、もうちょっと滑って良い?場所が増える気がしますけど・・・交通頻繁な道路以外では法には触れないと思うのですが、たまさか来た車が避けてくれるとは限りませんからねぇ・・・何せあんまり知らずに手に入れた、弾力の無い47インチは最長の部類に入るらしく、素晴らしい安定性がありますけど振り回して滑れるような代物ではありませんので。
2010.06.06
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ちっと肌寒いような過ごしやすいような・・・少年部3人、一般部5人今日は初級者が多かったので、頭と体の働かせ方の練習を、木刀を使っていろいろとやってみました。素振り立ち方は全て空手の立ち方普通に振ることさえ、なかなか難しいものですが、左右の手を逆にしてやってみると、何が何だかわからなくなります。そこで順手で振っている時の悪いところや足りないところがわかってくるので、・・・わかってくるはずなので・・・ゆっくりと順手で振って、逆手に持ち替えてとやってみました。最後に思い切り振る。この「思い切り」は本当に重要な稽古で、そうしないと壁の手前で停滞していることに、自分で気づかないようになりがちです。半組太刀中太刀の木刀を短く持って小太刀の型一本目、二本目一人づつ全員の受をとって周りました。撞木から空手の立ち方にすることで、上体と下肢の外見上の向きが違ってきます。そこで意識をしっかり持っていないと、自分がどっちを向いているのかわからなくなり、結果、肩や背中を斬られることになります。どちらも実際にはそんなに複雑な動きをしてはいませんが、半身を切り替えることで間合いの出入りが発生し、初級者には複雑怪奇な動きに感じられるようです。今日のところは型の習得より、難しい動きにあえて挑むことで、感覚とリンクした体の動かし方の基礎をおぼろげながらでもわかってくれればと思います。無手で感覚と反応の稽古半月の所作を使った、全く感覚を即動きに反映させる稽古です。かなりやっていて楽しい稽古なので、子供らも喜んでやります。
2010.06.02
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40倍ズーム付きデジカメのお陰で、やっと撮影できた近所に住んでいる雉。僻地とは言え一応住宅街ですけども、畑や防風林などに結構多くの野鳥が住み着いています。雉を野鳥と言うのかどうかわかりませんが、みかけるとなんかほっとします。昨日滑り納めに行った渋峠。本当はGW明けぐらいに行きたかったですね。その頃なら全面滑走可能だったようですが、ここ数日の雨でかなり雪が融け、ところどころブッシュも出ている状態でしたが、天候に恵まれました。荒れた雪面で、かなり不規則なこぶがあちこちにできていましたが、良い練習になりました。足裏の荷重点がスノーボードでも1Cmほど爪先に寄り過ぎていたのがわかり、それを直すと安定感が別物になりました。こういったところが意外なほど空手と同じです。初期研修が終わって現場に配備され、実務をある程度こなした段階の新人に対する教育や研修の心得として自分が昔言われたことに、「サポートは良いがヘルプは絶対するな」というのがありました。方法を教えて自分でやらせるべきで、替わってやってはだめだということです。まことに理の当然の話で、壁に当たった時に誰かが替わってやっていては、いつまで経ってもその壁より先の仕事ができるようにはならないからで。客観的に見てその時点の能力では無理と判断した場合、替わってやる時に、できるだけそのやり方を見せ、見せられなかった部分はフィードバックして、いずれは自分でできるようにしていきます。このようにして、途中で挫折した社員というのは、昔は一人もいませんでした。あるセクションをしばらく離れていた間に、今はそこでは、サポートが無くその場しのぎのヘルプが当たり前になってしまっています。おかげで知らない間に馬鹿の集合体になってしまいました。ヘルプする方も、まずなんでそうなるかと言えば、要はサポートする指導力が無いからで、また、替わってやっても最低の処理も満足にできないような状況です。こういう状況が定着してしまうと、もはや人員の大幅入れ替えしか、改善策はありません。新人ばかりかベテランもちょっと壁にあたると、もうその仕事から逃げることしか頭になく、それを替わってやる者は「良い人」たまに正論を説いて自分でやらせようとする者は悪人にされてしまいます。実際にはこういった悪循環を完成させるのは、その「良い人」なので、最大の犯罪人なのですが。それで誰も仕事に対して責任感を持たなくなってしまった結果、日中から馬鹿笑いが響いたり雑談しながら通路を歩きまわったり、こんなものはもう企業の職場とは呼べないですね。そういう「仕事のやり方」が楽しいのかどうか、自分には理解できませんが、こんな連中に給料払っていながら費用対効果がどうのと言っている会社にも、あんまり将来があるとは考えにくいと思います。尤も、そのセクションは段階的に縮小傾向で、来年度には現在の半分程度の規模になるはずですが、だからと言ってここまで質の低くなった連中を放置しておくのは、対外的な印象を考えると、大変大きいマイナス因子だとしか思えません。
2010.05.30
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最近貴様のブログは、会社の愚痴を書かないからつまらん。とのリクエストを受けましたので、いやしかしほんとにいちいち愚痴を書く暇も無いほど、このところ会社の動きはおかしいもんでして。まぁうちだけではなく、政治経済が不安定というか、先行きがこれだけ読めなくなってくると、大なり小なり日本の企業が迷走状態にあるのは間違いないことでしょう。まぁ自分は子会社の社員から、主として人件費対策の合併で、なし崩しにその一部上場大企業の社員になったわけですが、仕事の中身は元より、特に人件費対策が有効に機能するとは思えませんね。消すんならきれいさっぱり消せば良いものを、役員どもや企画経営部門を、人事権や指示権無くしただけでそのまま保存している愚昧さ・・・元親会社社員を含めて、現場の職員の質は二極分化しとると言えますか。会社ごっこ=ままごとしに来てるのと、ビジネスやってるのと。で、自分の所属部署は特殊なので、会社ごっこは半分ぐらいで済んどりますが、営業・経営部門は殆ど全部会社ごっこで占められとるというのが現状です。それなりの伝統があって、一般的には一流企業と呼ばれるものの、実態はこんなもんですね。また、これまでの同業他社との合併や、今の子会社との合併で、さらに職員の質の低下も進行しとります。温情があるというより、労基がうるさいので、拾った職員をそう簡単に首切れないということのようですが、10年ほど前に比べると、職員の質の低下は目を覆いたくなるほどです。こんなもんで、人的・物的・組織的・システム的にあまりに無駄が多すぎて、改善しようとしても、どこから手をつけて良いかわからない状態・・・逆に言えば改善の余地は非常に大きいのですが、今は大きい方向性がなんかとんでもない間違った方を向き始めているようにも思われ、もしこのまま1年走ったとすれば、取り返しのつかない結果になるようにも思います。15年前に、これではだめだということで変更して、それなりにうまく機能して、徐々に完成しつつあった組織構成を、それ以前の状態に戻してしまおうというわけですから。なんで過去の検証をせずに同じ轍を繰り返すのか、馬鹿というかウドの大木と言うか、氏ねというしかありませんね。話変わって最近スケートボードの練習を良くやっとります。今までやってきた滑りものをおおざっぱに書くと、スキー→インラインスケート→スノーボード→フリーラインスケートこの、インラインとスノーボードの間に、子供につきあって一応買ってはみたものの放置してあったに近い板がありました。で、今でもどれでもやることはありますが、右膝が痛んでいるので、スキーよりスノーボード、インラインよりフリーラインの方が、膝は楽なもので、殆どボードとフリーラインになっとります。これも見た目と違って、非常に不思議でしたが、たまたまスノーボードのオフトレでスケートボードも使ってみようかと思って、ちょっとyoutubeで動画見て練習してみると、意外やこれが一番膝が楽でした。チクタクで車庫の中とか近所の駐車場滑り廻ったり、360度ターンとかオーリーができ始めているぐらいなもんですが、体感がスノーボードの不整地滑走に近いし、なんか楽しいですね。こんな感じならもっと早くまじめに練習しとけば良かったかなと思います。今のところ、インライン、フリーラインと比べても、一番右膝の故障の影響が少ないような気がしています。見た目で決めつけるものではないですね。何事も。
2010.05.23
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昨日の真夏日から、今日は時々雨が異常に激しく降っとります。なんか亜熱帯気候のようですねぇ。少年部3人、一般部3人棒を使った基礎運動前屈一歩進退打ち後屈踏み替え揚げ打ち前屈踏み替え水月→平正眼前屈平正眼→前屈肩流し→後屈打ち前屈横八双→前屈打ち→交差立ち突き→後屈揚げ打ち前屈立ちと後屈立ち、両方とも捻ったナイハンチ立ちですが、とはいえ後屈立ち=撞木は特殊性を明確に使い分けること。必要とされる運足も変わります。手捌きの基礎手の接点を通して突きを察知し、即座に反応することと、起こりを殺して一拍子に突くことの稽古です。少年部に非常に受けました。カキエ動作の節目が大事だということを繰り返し言って来ましたが、その理由を説明し、正しい技であれば、技そのものが力になり、無用なロスが無くなるので結果として速くもなることを節目ごとに、かたちを修正しながらくどくど説明しましたら、少年部もわかったと言ってはいました。痛み鍛え逆突きに対して、下段払い・外受け姿勢を正すこと、落とす技の基礎であり、「突かせる」ことの基礎でもあります。単独型平安初段を、押してもらい崩れないようにする稽古。これはやはり週一回は必要な稽古です。昔の癖というのは本当に抜けないもので、一週間経つと、また少し戻っているのが良くわかります。分解組手(崩し・投げ)平安二段・初段から一技ずつ。決して速さや力でごまかさないように、ゆっくり着実にやって、それで崩す方向が正しいにも関わらず掛からない場合は、自分で崩し~つくりのどこかで、かからないようにしてしまっています。概ね、力むことで左右の手の力の方向が相殺するものになって、そこで崩しが崩れているようです。その修正には、やはり受がリードすることが有効でした。また、単独稽古では、棒の太極・平安が非常に有効です。
2010.05.19
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5月8日に近所の道路から撮ったものです。40倍ズーム可能な新しいデジカメを買ったので、やたらと遠景が撮りたくなります。少年部3人、一般部3人運足の稽古前屈立ち棒を持って手を垂らすと床と平行になりますが、その平行を崩さないように、一歩出て一歩下がるだけ。歩幅や爪先の向き、荷重点などを細かく指摘して、まず、常に同じ立ち方になるように。軸足裏の感覚が重要です。次に、棒の打ちを同じ運足に合わせます。後屈立ち最初から棒の揚げ打ちを合わせて踏み替え。三方蹴り結び立ちから同じ脚で前蹴り、横蹴り、後ろ蹴りを、まず蹴り足を一旦おろして連続する稽古、次に蹴り足をおろさず連続して蹴ります。単独型平安初段の単独型を打つ時に、押されても崩れないようにする稽古。押す人がまず正面に立って、その位置関係を維持しながら押すと、型を打つ人は全方向から押されることになります。今日は動作の節目で止まった状態を押されるところまで。少年部はやっぱり上達が早いですね。ナイハンチ初段は単独型だけ。ナイハンチ立ちと交差立ちをまず技にすること。上体に引きずられて立ち方を崩さないこと。鉤突きの突き方、肘打ちの打ち方で分解組手一例。基礎組稽古手首相撲と片脚の壁。立ち方に加えて上半身の姿勢も技化すること。片脚の壁で考え?すぎる人は、ぱっと片脚立ちになった瞬間に、「落とす」ことだけやらせると強い立ち方になるようです。手合い反応力の稽古基礎の投げ横→後ろ、前→横稽古の大事なコツは、作りをゆっくりと確実にやることですね。作りと掛けが同時進行になることが、かからなくなる原因です。分解組手平安二段の横→後ろ平安三段の横→後ろ平安四段の手刀切り返し平安五段の卍受け棒の基礎組稽古上上下下上下下上
2010.05.12
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家の近所の道路から40倍で撮った大日岳(たぶん)です。例年よりだいぶ雪が残っているようです。GWのちょっと前まで平地でも雪が降って、GW明けたら真夏日3日ほど、今はまたちょっと気温低めの過ごしやすい気候になっとりますが、今年はどんな梅雨とかどんな夏になるんでしょうか。最近は、平安初段とナイハンチ初段、特に平安初段を多く稽古しとります。一旦流すような部分を全部取り外し、ほぼ楷書に戻して、所作の一つ一つに自分で駄目出ししながら練り直していますが、よくよくそうやって自分の動きを見て行くと、全然駄目・・・長年の癖で少しづつある姿勢や動作の歪みによって、自分では正しく立ったり歩いたりしているつもりが、だんだん崩れて行くという現象です。尤も、最大に崩れたとしても、例えば足裏の荷重点で言えば、2Cmもずれてしまえばさすがに自分でも気づきますが、徐々にずれていって1Cmぐらいまでは、なかなか気付かないものようです。「本当に」真剣に一歩踏み出して追い突きをしてみると、その一歩を歩く間に、この足裏の荷重点をはじめ、いかに適当に流して普段歩いていたかが、良くわかります。また、武器術については、自分の立ち方・歩法を修正することで、それまでと全く違うものが見えてきて、これも興味深いです。他、35年ほど前に習った稽古法の本当の意義がいくつか見えてきました。当時ですら、中身については忘れられていたようですが。・その場蹴りの稽古は結び立ちで行う・蹴り足を下ろさず前蹴り、横蹴上げ、後ろ蹴りを連続で行う・軸足の爪先は開かないこれは蹴りそのものは、どちらかと言うとどうでも良く、立ち方の稽古です。また、これだけに限らず、数多くやることは必要ですが、疲れて崩れて来ても続けると、崩れ技が身についてしまいます。そういう時は、むしろ目先の違った鍛練などをやって、すかっと汗を流した方が有効ですね。そういうこともあるので、週末は滑走スポーツを必ずやっとります。もう一回ぐらいスノーボードも行きたいもんですが。
2010.05.09
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庭にたまに来る野鳥今日は、昔東京に居た時の稽古仲間が寄ってくれ、普段の稽古場周辺の芝生で一緒に稽古しました。去年のGWにもちょっと話と、いくつかの基礎基本はやったりしていました。去年、かなり腰を悪くしていて、どんなもんかと思っていましたが、今年は全然調子よさそうで、何よりでした。基礎腰回し、捻り落とし、畳み落としの単独と組稽古正拳中段突きでの姿勢チェック片脚の壁五つの手解き経絡返し逆突き基礎組稽古手首相撲カキエ横→後ろの投げ二例首相撲に対する投げヘッドロック、フロントチョーク外し痛み鍛え下段払い×逆突き分解組手平安初段三本平安二段二本平安四段一本平安五段一本棒を使った突きの稽古と、なんだかんだで3時間になりました。稽古の今昔とか間にいろいろ雑談も挟んでいますが、殆どは動きながらですから、まぁ、時の経つのは速いものということですね。この間奥様は、一人で市内観光に行っておられましたので、明日は本当に十二分に奥様孝行してください。どうもお疲れ様でした。
2010.05.02
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写真は本文と関係なく、昨日滑って来たシャルマン火打の正面ゲレンデです。今日は桧垣先生に遠路お越しいただき、貴重なご指導をいただきました。最初に桧垣先生に改めて御礼申し上げます。また、参加された皆さま、お疲れ様でした。稽古の前後にも、大変多くの貴重なお教えをいただきました。コツの備忘録基礎・立ち方3年、歩法3年の真意。・正面を見て骨盤の水平スライド。・ゆっくりやってできないことは、速くやっても本当はできない。・速さや力でごまかさないこと。・線では無く、点である。・立ち方の横幅は肩幅ではない。・撞木の適不適。・省略は技の崩れ。平安初段・「こう突いてきたら」でなく「こう」突かせる。・型通りに揚げて落とす。平安二段・腹の前に固定し体を入れ替えれば崩れる。・近位1/3で真ん中に直角に乗る。平安三段・内肘を折って揚げて落とす。平安四段・斜め45度。横では無い。・背刀で順に捕る。平安五段・本当は逆突きの手で掴む。・頭を傾ければロックは解ける。・肩を引き落とせば締められない。ナイハンチ初段・直突きと鉤突き。・諸手突きと下段払い鉤突き。手首相撲・中心に向かって押す。・脇を開けない。痛み鍛え・力を抜いて落とす。カキエ・崩しの水平方向は4つしかない。・投げは二拍子(稽古の上では時に三拍子)である。一人稽古の心得・掴み技/甕・釵/自分一人でも稽古できる。・単独稽古は受側こそ重要。・単独型の打ち方/集合稽古での検証法。・・・絶対まだありますねぇ・・・ノートを持って行くつもりで忘れてしまいましたが、一見当たり前のようなことが、当たり前にできていないとか、自分で稽古していて、気付くべきところに気づいていないとか・・・いや、やはり教えを受けなければ絶対にわからないことというべきでしょうか。平安の型にしても、習うごとに質の違うコツを教えていただいてきて、そのたびに陳腐な言い回しですが、目からうろこが落ちるかのように、いや、おそらく最初に全て見てはいても、その時のレベルでは認識できていないものに、段階的に気付かせていただいてきたものと思います。4時間の非常に充実した稽古をつけていただきました。さて、それでは寝る前に平安初段を・・・
2010.04.25
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あんまり見たことが無いような、平地近くに低く雲、の光景。少年部4人、一般部2人全部無手の稽古基礎運動足指から始まって全身をほぐして行きますが、その過程で常に意識と呼吸と動作を一致させることが最重要です。今日はそれに加え、中足を返したり床に当てる運動をいくつか折りこんで見ました。自分が空手をはじめた頃に最初に意識したのは、たぶん手足の打突部位の武器化ということでした。それが遠い過去のことだけに、指導では希薄になっていたので、自分の初級者の頃を振り返って・・・というわけです。母趾球中心に動くことにも結びついて行きますが、この「中心に動く」ことは必ずしも「荷重すること」ばかりではありません。単独基本稽古定位置とか半移動で、中段逆突き、中段・上段追突き、前蹴り、手刀受けの単独基本。上段逆突き(揚げ突き)前蹴り逆突き、手刀受け逆突き前蹴りの複合基本。三角ステップ、ポジショニング、下肢の脱力、脱力による発力他、こういった空手の基本は、正しくやりさえすれば相当な術の稽古にもなるもので、昔から言われている遵守事項には、結構ちゃんとした根拠があります。自分が初級者の頃には、あんまり真面目に考えてもおらず、ただ叱られるからそうやってやっていただけのことでしたが、意味を教えられずやっていても、癖にはなってもあまり身につくものではないです。上っ面のかたちだけそうしていても、使えるようには永久にならないかもしれません。基本・基礎組稽古前受身、横受身の後、投げの八法の打ち込み・・・と思ったですが、ほぼ最初の二法で終わりました。どうにも力んで腕で引いたり捻ったり。そうすると逆に投げられなくなります。それは説明を聞いて理解しても、体現するのはなかなか難しいことです。手首相撲体格ハンデは歩幅で相殺。または大人一人に子供二人がかりなど。中締め片足開き逆揚げ突き、両足開き諸手揚げ突きカキエ限定組手分解組手平安五段、岩鶴
2010.04.21
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今年は花見に行けませんでしたねぇ・・・仕事中にちょっとこうやって眺めるぐらいで。少年部2人、一般部1人と、いうわけで、本日は自分と少年部初級者2人だけだったのですが、おおいに今までの指導を反省させられました。知らずに上級者中心に見ていて、彼らに細かい指導をしていなかったです。意識のどこかで「こつは教えてあるからあとは見ていればできるだろう」と思っていたようですが、きちんと見てみると全然できていなかった・・・orz術理に走って技を忘れることを、たまた今日読み返していた柳川先生の本では強く戒めておられましたが、まさにそのとおりの状態でした。それで、昔を思い出して立ち方の作り、運足、突き方、とにかく外形、容れものをきっちり作る稽古をしました。それが同時に中身を作る稽古にもなるものです。1.棒を使う基礎稽古順の振り順構え不動立ち→結び立ち→棒を順に手繰って中間姿勢になる→不動立ち→前手を突くこのように、足捌きと手捌きを全て分離し、一つ一つがきちんとできるまでやり、できてから連動させました。2.無手の基礎稽古受身前受身、横受身二法前受身では、元の姿勢に戻るまで連続して動くこと。横受身では脚の操作で一瞬背中を浮かしてその場で反転すること。蹴りは低く、蟹挟みとしても使えるように。蹴り上げるのでなく、浮き落とすこと。3.無手の基本稽古追い突き今まで足と手の極めが同時だと言って来たのを一旦戻し、まず運足は弧を描き、中間の結び立ちを必ず通過して、前足の爪先は必ず前を向き、足裏を浮かさない、しかし足裏は常に母趾球中心に運動することなどを守らせ、運足が終わってから突かせました。突きも、脇を開けないこと、肩を上げないこと、手首を掌側に折らないこと、正拳をきちんと作ることetc本当にこれでもかというぐらいできていなかったものが、教えたらものの20回前後できちんとできてきたので、運足と突きの極めを同時にさせるよう何段階かで指導すると、当初運足に引きずられて脇が開き上体がローテーションしてしまい・・・これはスキーやボードの外向傾とこつが似ているのか・・・まぁWツイストとの関連を教えつつ、これも20回ほどで、運足と上体が別個の運動をして、結果突きが正面に向かうようになりました。後は数稽古。逆突きこれはその場でやらせて、特に下半身の要らない力が抜けてくることを期待したのですが、やはり20回前後で良い技になってきました。蹴り前蹴り、廻し蹴り、横蹴り掴んで崩して蹴ることを前提とするので、自ずと一定の中間間合いでの蹴り方とは違うことを説明すると、きちんと理解できた様子。このあたりはカキエの稽古である程度身についていたと言えるようです。結び立ちから、最初膝蹴りの姿勢で停止して、そこから蹴る、これを呼吸に合わせ、スナップ蹴りでなく、あくまで落とす蹴りにすること。この廻し蹴りは、廻し蹴りとは呼ぶが、斜めに蹴るだけで、前蹴りの変化技であること。彼らがいつもふざけてやっている廻し蹴りを蹴らせ、そういう蹴り方が自殺行為になることを、ある入り身技で実際に経験させると非常に納得が行ったようです。基本組手半月の変化分解でもありますが、カキエそのものでもある、追い突きに対して、踏み替え内受け降ろし崩し前蹴り逆突き。今日の稽古の集大成です。締め追い突き今日一日で、彼らの技術はかなりしっかり安定したと思います。今までいかに自分がきちんと指導して来なかったか良くわかりました。
2010.04.14
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4月9日の立山連峰4月10日のシャルマン火打スキー場まぁ本当に去年と比べると、所によりほぼ10倍の積雪が残っていますが、これが本来の冬でしょう。そしてスキー場では春滑りのシーズンとなり、急斜面では状況によりこぶが出現します。同じような斜度でもこぶができるところとできないところが別れ、なにか理由についての科学的な説明を読んだことがあるような気がしますが、忘れました。スキーをやっていた頃、こぶは得意ではありませんでした。右膝に衝撃が加わらないように、ゆっくりとトップ落としで滑っとりまして、縦のラインで攻めるなんてとんでもない・・・今ボードでこぶを滑ってみると、滑り方自体はやっぱりトップ落としでゆっくり・・・というか基本的にはボードは幅が広いので、このように滑るのが基本らしいのですが、昨日ちょっと失敗して暴走して見て、膝に衝撃があんまり来ないことがわかりました。整地の滑りでもそうでしたが、こぶを滑ってさえボードの方が膝が楽というのは、なんか本当に意外なのですが、ともあれ、スキーをやっていて、かなり役に立ったことがいろいろとあります。ターンの切り替えでは必ず中間姿勢を通過するとか、内倒と外向傾の使い分けや分配とか、スライドターンとカービングターンの、理屈と体の使い方とか、特に春滑りではベンディングとスライドが非常に有効ですから、昨日などは本当に役立ちました。よろずこのように、コツとかツボとか言う物事の原理原則は、かなり近似分野に流用とか応用が効くことが多いです。かといって、スキーとボードは、見ての通り同じものでは無いので、当然似て非なる部分も多々でてきます。今のところ滑りについてはアイスバーンが最大の問題ですねぇ・・・スキーならそんなに苦労せずショートターンで通過できたはずの斜面が、ターンに入った姿勢のままが~っと滑落?していくのは非常に納得が行きません。先に書いたこぶ斜面の暴走も、中央部がアイスバーンになっていたからで、ザクザクの雪をぐわっと踏んで来たら急にスコッと抜けて・・・です。その先のこぶのど真ん中に乗り上げて、全くそんな気が無かったのに、飛んでしまいました。意外と着地も楽で、なんか楽しかったです。着地点は見てもいなかったので、後は当然転倒滑落してますが。ここでスキーの意識とか感覚の似て非なる部分を一旦捨てないと、たぶんアイスバーンは克服できないような気がします。似て非なるもので自分で壁を作ったり、墓穴を掘るのは大抵こういうところですね。「絶対これでこっちもできるはずだ」という意識。できねぇって(笑)
2010.04.11
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4/3の白馬乗鞍です。なんと新雪が半日降り積もり、深さ15Cmほどですがパウダーランが楽しめました。途中から日も射して、最高の一日でした。さて今日の稽古少年部2人、一般部3人木刀を使った体捌きの基礎稽古腰を落とした定位置での素振り腰を落として股関節を内外旋させる前後素振りの順逆踏み替え運足での素振り全て、順持ちと左右逆持ちでやってみました。左右の手~半身の感覚を逆に移すということが、そうそう容易でないことが良くわかります。ここまでは体の動かし方を重視して比較的緩い拍子で、次に踏み替え運足で思い切り振る威力の稽古を、正眼から真向、横八双から右真向、逆横八双から左真向。ポジショニングの稽古として、正眼から右外し右袈裟、平正眼から左外し左袈裟一所作ごとに区切る楷書→交差立ちを使った草書まで。無手の基礎稽古ナイハンチの所作の単独反復稽古これは今日は用法を度外視して、とは言っても一応使える区切りの組合わせで抜き出して力を抜いて威力を出すことに特化した稽古ですが、一つ一つの所作を抜きだすと、できていないところが良くわかります。そうやって見てみると、やはりナイハンチは難しい型と言えるようです。手解き5本のうち3本目まで少年部、中学3年男子、ついに2本目でお父さんを揚げました。体重差は20Kgぐらいありそうに見えますが。また、腹筋背筋が殆ど麻痺している車椅子の男性も、車椅子を支えにしてですが、3本目までできました。姿勢を正し、意識と呼吸と動作を合わせ、決して引こうとせず、力まず肘を締めると言うか落とせば、一般的に言う粗大筋力は関係無くなることが再認識できたと思います。もっとも、筋力を使わないわけではなく、どこにもマジックはありません。逆に考えると、普段無意識のうちに行っている体の使い方に、いかに無駄やロスが多いかということになると思います。ただ、カロリー消費だけを考えればその方が効率的です。これらの基礎を集約して正拳中段突き空突きの後、掌で突きを受けた瞬間押し返すと、これまではたやすく後方に崩れていたのが、かなり崩れなくなっていました。前に体重をかけようとするのでなく、直下に落とすことがコツです。定位置基本手技12、足技6カキエで終了
2010.04.07
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3月29日朝の光景ですが・・・まさかもう一回積もるとは思わなかった・・・しかし考えてみると中学の頃?35年ほど前の入学式の日に雪が積もっていた記憶がなんとなくあるので、昔は当たり前だったんでしょうね。この日、白馬乗鞍では下部ゲレンデで膝まで、上部では腰までのパウダーが積もったそうで、一昔前の年度末でも平日休めた頃が懐かしいです。そしてやっと年度末が終わった・・・疲れた・・・とにかく疲れました。打ち上げは混乱に乗じて脱出し、とっとと帰ってきました。と思ったら明日から親会社に吸収合併されて、さてどうなるんですかねぇ。あんまり良いことはなさそうですが、もう何も考えたくありません。さて、以前、もう何年前かもわからなくなりましたが、稽古と言う稽古は全て左右対称にやらないと気が済まなかった時期がありました。空手でも武器でも、型なら全て裏返しで、手裏剣も左打ちで右と同じ回数という具合に稽古してました。所詮人体は左右対称に見えて実際にはそうで無いし、かえって不自然な気がしてすっぱりやめていましたが、最近またそういう稽古をしています。たぶん・・・右膝の故障が無ければ、そういう必要もなかったのかもしれませんが、だんだん姿勢の歪みや偏りが凝り固まって来て、右の股関節と左の肩関節が、かなり動きが悪くなっているのに気がつきましたので。それでやってみると、以前やっていた型は当然できますが、やってみたことの無かった居合も右腰に刀を挿してやってみると、思っていたよりははるかに容易に、ある程度のところまではできました。直接のきっかけは、ぎっくり腰とスノーボードやフリーラインなのですが、ぎっくり腰で歪みや偏りを自覚し、スノーボード・フリーラインでは、自分にとって利き側の逆は、決して利き側と同じで向きが違うだけではありませんが、それを練習することで動ける範囲が非常に拡大され、利き側の質が高まることがわかりましたので。そうするようになって、割と早く関節はほぐれはじめ、何か全身の血のめぐりが良くなったような感じがしますので、やはりこういう稽古は良いのでしょう。しかし全部左右対称に同数というところまでやると、それはまた行き過ぎになるような気もしています。やはりほどほどということが大事なのでしょう。
2010.03.31
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三寒四温でぎっくり腰発生し、三連休棒に振りました。ど~も年度末の過重労働で蓄積した疲労と歪みが限界超えてどっと溢れたぽい感じ・・・数年に一回来ますが、だいたい感じはわかるので、来た瞬間に姿勢制御して被害を最小限にとどめることができるようになってきました。しかしながら今回は、町内の総会直前に出て、まぁたいしたこと無いわと思いそのまま床に胡坐で2時間座り続けて立とうとしたら、まともに立てませんでした。コルセットつけて丸二日、軽い稽古以外寝ていたら月曜には普通に歩けて、火曜の夕方に殆ど正常にもどり、今日はコルセットも外して普通に稽古できました。総会さえ出なければ半日で治っていたような気がします・・・さて集合稽古少年部2人、一般部2人棒を使った基礎踏み替え運足と手の一致呼吸と動作と意識の一致順打ち、逆打ち順手繰り、逆手繰り棒の基本卍構え、一足二打逆構え、一足二打隠構え、一足半三打全て太極から抽出、構えの名は便宜上のものです無手の基礎前受身、後ろ受身二法、横受身二法手首相撲カキエ組稽古は一般部同士・少年部同士の後、一般部と少年部で、手首相撲の場合、一般部は防御のみです。これが存外、全くニュートラルに立って防御だけをしようとしていると、ふっと起こりなく引かれて反応が間に合わず、少年部相手でもすとんと崩れることがあります。そうなるのは崩しの方向が合っていた場合だけですので、姿勢を造ることの他に崩しの基礎稽古になる側面もあります。カキエでは浮いて来た腰を落とさせた瞬間、段違いに突きや受けの腕が重くなるのですが、本人に実感を尋ねると首をかしげているし・・・単独型組稽古で造った姿勢を動きの中で保つことを、今日の目標にしました。平安初段から五段まで。今までの中で一番型稽古らしくなっていたような気がします。分解組手平安五段卍受け平安四段上下手刀切り返し前蹴り裏拳平安四段の方も卍受けからの展開です。
2010.03.24
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午前中、少しの間ですが雪が降りました。これで平地ではたぶん今冬最後でしょう。少年部3人、一般部2人棒を使った基礎運動踏み替え順素振り後ろ足先行で、足が揃うところで手も肩と腰に揃え(ここで畳み)足を踏み開く時、後ろ手は腰に置いたまま前手を突きます(ここで開く)こういった体の使い方は、スキーやスノーボードの、ターン切り替えで中間姿勢を通過するのと非常に良く似ている気がします。踏み替え逆素振り手が額と腰に揃うだけで、体の使い方は順素振りとほぼ同じですが、真半身まで開きます。棒の単独型太極棒の基本一足で三本打ち、同二本打ち、半歩引いて逆打ちこれらは、特に棒を振り回していると、逆に棒に振り回されやすい太極の所作です。そうなると、振り回されつつ正面に脇や背後をさらすことになりますので、複合動作でも基礎素振りの通りに振る稽古。この後は無手の稽古後ろ受身二種、横受身三種、前受身一種片脚の壁手首相撲攻守限定→自由攻防掛かり稽古一人が受に立ち、相手が交互に入れ替わりながら、カキエ3本で手を換えまた3本。下段蹴り×浮き足追い突き6本。単独型ナイハンチ初段基礎運動畳み落とし、捻り落とし、股関節回旋
2010.03.17
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このところなにやらばたばたして・・・しかし雪がある限り、土曜は滑りに行ってます。昨シーズンから殆どスノーボードばっかりですが、自分でスキーと同レベルまで、もうちょいという気がしますので・・・まだしばらくはボードばっかりですね。右膝の古傷をかばうにはボードの方が楽、ということの他に、雪質や斜面によっても、ボードの方が楽なことが多いです。リフト乗り下り=バインディング脱着と、平地と登り坂以外は、全般に楽・・・意外なことに転倒時にも、ボードの方が安全なことが多いようです。受身ができることと、足が固定されている特性を逆利用することが前提ですけど。今日の話先日から、長女が車を買うので、あれこれやっとりましたが、なかなか本人が見に行かないので全く・・・昨日ようやっとカミさんと長女が車見に行ったところ、それまで8割がたS社のRだと言っとったのが急転直下D社のCになりました。決定因子は 色 ・・・自分が見た限り、車としては確かにCが良いと思うたので勧めましたが、こんな決め方で良いのか・・・で、月内に納車間に合った方が良いので、急きょ注文書の取り交わしに行って参り、その足でテニスの試合に行っとる長男を迎えに行って帰って・・・先週に引き続き、体ほぐした後、手裏剣打ちをまず。2.5間の間合いでは、直径30Cm以内にほぼ刺中しますが、3.5間では、下手すると10打して半分ぐらいが刺さりませんでした。先週から長くて重い手裏剣を使っているので、離れの時の指の力抜きが難しかったためのようです。ここが手裏剣の一番難しいところでもあるでしょうか。間合いによる指の加減が非常に微妙なものがあります。100本ほど打つうちに、コツを一つ見つけました。長い武器は短く使うのが原則ですが、この長い手裏剣も、重心位置を短いもの同様になるように持って打つと、同じようなコントロール性になるので、それがわかって後は、格段に刺中率が上がりました。しかしここでふっと思ったのは、何かの円筒を通して打つようにすれば、指の技術は半ば要らなくなるのではないかということ・・・確か中国にはそのような暗器もあったように記憶しとります。かれこれ1000本ほど打って手裏剣終了次にフリーラインとスケボーこれら滑りものが直接武術の稽古に役立つとか、武術と直接の互換性があるかというと、そこまでのものは無いと思います。バランス感覚とか、全身の協調運動や、下肢の筋力や柔軟性などの、基礎部分の鍛練にはなると思いますが、あぁ、武術の補助稽古として最も有用なのは突発事態に対する対応力だと思います。特に新しい技の練習はじめると、必ずコケますので。しかしこれらはほんとに、スノーボードを含めて、あんなことできるわけがないと思うておったようなことが練習すれば段々できてくるので、その楽しさは大きいですし、そこに武術で習った基礎が、何がしか役立っているような感じはしとります。最後に6尺棒太極と周氏の棍で、動きの中で姿勢を正し続けることと、基礎素振りの手捌きを崩さないことだけに絞って、少しゆっくり目の拍子でやりました。
2010.03.14
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昨夜の光景ですけど、6度目?の寒波襲来ですかね。10Cmは積もりました。春の淡雪で、今はもう全部融けてしまいましたが。少年部4人、一般部2人やはりちょっと遅れました・・・その間少年部が何やっとるかと言うと、靴下丸めて野球もどき。勿論バットは稽古用の棒です。黙って横眼で見ながら自分の準備運動やっといて、「・・・貴様ら・・・その態度で覚悟は宜しかろうな・・・」で、稽古に入りました。楽しくやるのは良いのです。切り替えさえきっちりできれば。そこまでで体は一応ほぐれていたようなので、素振りに入りました。今日は無手と一回交替の木刀の稽古です。今日の主題は踏み替え運足。真向の素振り後ろ足先行で、足揃うまで少しゆっくり振りかぶり、引き足とともに両手協力して「思い切り」打ちます。歩幅は横にも肩幅ぐらいとり、斬りでは無く打ちます。ここで、無手の技術との相互浸透にするためには、斬るべきではありません。しかし、かと言って力づくで振って腰で無く腕で止めるとこれまた意図と違った稽古になるのですが、意外なことにそうやって木刀に振り回される子は誰もいませんでした。最初のおどしが効いて、腰をきちんと落としていたためのようです。そうしていれば、自然に呼吸と意識と動作(運足と木刀)が一致しますので。以下の稽古も要領は全て同じで、踏み替え運足です。今日はそれを全て早めの拍子で思い切り打つ稽古。横八双の素振り正中線からオフセットした木刀を正中線と平行に打つので、真向より無手の突きに近い動作になると言えます。縦八双の素振り上半身と運足が別々の方向に向かいますので、体を割って使うことになり、さすがに小学校低学年ではここで木刀に振り回されはじめます。水月から平正眼 左上段から左霞これも縦八双と同じ難しさがあります。ここからは、素振りの後に相手を立てました。組太刀一本目の部分稽古としての基本組太刀にもなります。この技は特に、真向を打ってくる受太刀をまともに打ち返すとか、押し返すような力を加えると・・・殆どの子供は無意識にそうなりますが、そうすると、受であれ仕手であれ、そうした方が、この組太刀一本目の最後の仕太刀の変化の餌食になることを、受・仕手交互に体験させてみると非常に得心がいったようで、割と短時間で、姿勢なども整っていきました。やはりこういう、ある程度の数稽古の間に、体験を入れて個別指導していくのが、少年部の指導では有効ですね。小学校低学年では、今後もかなりの繰り返しが必要だと思いますが。平正眼から真向ここでの仕太刀の運足は、一歩出て踏み替えるものですが、その通りに動けばちょうど良い間合いになり、踏み替えがうまくできずに、ただ二歩出てしまうと間合いは詰まります。詰まった間合いでは、本来受を追い込み崩す返しが、自分の墓穴になることを、これも実体験させると・・・おぉ・・・やっぱり学習が速いですね。横八双から正眼ここでは、逆半身のようなパートが出て来ますので、慣れるまでは難しい体捌きと思います。特に腕の捌き方ですが、慣れてしまえば上のものと同じです。左上段、真向、左霞、右逆突き、左切先斬り、左切先突き踏み替え4連続の後、交差歩が入ります。速い拍子でやると、かなり足がおぼつかなくなりますが、飛んでいると完全について来れなくなり、連続性が無くなり、上下の動きにかなりの破綻が出てきます。本当に踏み替え運足を基盤とした体捌きにきちんとなっているかどうかの検証にもなります。ここまでで少年部終了。20時ちょっと過ぎでしたが、自分も失礼して仕事に戻りました。今月いっぱいはやっぱりこんな感じでしょうかねぇ・・・
2010.03.10
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暖かくなって20℃を超えたかと思うと、今日なんかは3~5℃と、日中の寒暖が激しい今日この頃、景色もこんな感じですが、3月7日、当地の某U市で恒例のスポーツチャンバラ大会が行われました。今回からU市在住者以外は参加できなくなり・・・やっぱり悪い印象を持たれてしまったんだろうか(。。;)いやしかし前回まで、大会終了後には開催者の方々と和気あいあいと歓談していたので、そのようなことは決してなく、地域振興行事だからということだろうと思います。そして現地で活動する空鷹塾からは例年通り参加され・・・なのでやはり悪い印象ということはありますまい・・・一般部、少年部ともに素晴らしい試合をされました。残念ながら自分は所用で応援にも行けませんでしたが、戦績は下記の通りです。一般男子優勝、ベスト8少年女子小学校低学年準優勝、中学年準優勝200人規模の大会でこの結果は何とも素晴らしいことであり、桧垣先生、O先生、ep先生のお教えもさることながら、空鷹塾の皆さまの普段の稽古の賜物と思います。そして試合の中で検証できたことも非常に多かったようで、それは戦績にも勝る成果だったと思います。本当におめでとうございました。
2010.03.08
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こちらは夕暮れの↑少年部2人、一般部2人全員上級者というのはほっとします。あぁ・・・やっと稽古らしい稽古ができる・・・という。そういうことではいかんのでしょうけども。基礎運動足指から全身のほぐし中足落とし(力抜きの基礎)意識と呼吸と動作の一致:腰回し、捻り落とし、畳み落とし受身:後ろ、横、前後ろと横で「蹴り」を入れ、その蹴りで無い用法を表裏基礎組稽古手首相撲完全に攻守を限定してカキエ内受け掛け下ろし抑え順突き内受け掛け下ろし順蹴り順突きとにかくまずは腰を落とすことを習慣にすること単独型平安初段基本的稽古では所作を大きく特に手刀受けが縮こまるので、抜粋して稽古平安二段平安三段肘受けは肘で受けない平安四段最初の左右の動きは平安二段の省略ではない平安五段卍受け反転の歩法分解組手平安五段を終盤から遡って序盤へ20時過ぎ、少年部終了で自分は失礼しました。仕事があったものですから。年度末はこんな感じで、たぶん3月いっぱいは途中から出たり途中で帰ったりという感じになります。・・・真っ暗な駐車場に一人で大声で歌ったり笑ったりしとるのがいるし・・・それで用心棒を兼ねてお迎えのお母さんと少年部と一緒に駐車場まで行きましたら、その時はただ暗闇の中にじっと座っているだけでした。言われてみると、以前屋外稽古した時にも見かけた・・・なんか携帯で電話しとると思ったら、携帯に大声で話しかけとるだけとか、まぁ病気の人なんでしょうけども、家族なり、家族がいないなら自治体とかが管理しないと、なんかあってからでは遅いのですがねぇ。「うちの○○ちゃんは人さまに迷惑なんか掛けませんから!!」と言っていた○○ちゃんが、自宅に放火したとかいうような事件は、良くある話です。
2010.03.03
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毎冬恒例、空鷹塾の皆さんとのスキー合宿、今回は白馬乗鞍へ行って来ました。と言ってももう先週の話です。何といってもここは人が割と少ないのでリフト待ちが無く、のびのびと滑れるところが良いです。一日目のスカイビューゲレンデ40度を超える非圧雪斜面・・・解放感抜群で360度のパノラマを・・・見てる余裕なんか全くありませんでした。真ん中から下の35度ぐらいになったあたりからは普通に滑れましたが、まー積もったばかりの新雪なら上でもそんなにきつくなかったのでしょうけど、中途半端にかつ不規則に固まった自然降雪は、かなりの難斜面でした。こういう斜面は、あまり横に向けず縦落としに滑れば良い・・・のでしょうけど、そこまでの技術が無いし恐ろしいし・・・しかし普通に滑れた部分ではその不規則さが楽しかったですね。今回4人で行ったのですが、スキー二人、ファンスキー一人、自分はボードです。スキーよりも、痛んでいる右膝の負担を軽くすることができるので、かなり楽に滑れますが、やっぱりバインディングの脱着他、スキーとは滑るリズムが違うので、あまり一緒に滑るものでは無いですね。どっちみち、途中からは膝に限界が来たので、別々に滑っていましたが。夜は定番の武術談義他、いろいろな話で盛り上がり、はたと気付くと深夜3時になっとりました。翌朝の若栗中央ゲレンデこの合宿、今までは必ず雪が降っており、それも翌朝車を掘り出すぐらいの大雪ばっかりだったもので、二日目は滑ったことが無かったのですが、うっすら新雪が積もって晴天などという素晴らしい天気に恵まれ、二日目も滑って来ました。しかし、考えてみると空鷹塾のFUTOさんや、今東京在住のAOMさんには、かなり久しぶりにお会いしたのですが、全然そんな意識も無かったですね・・・年をとったせいかもしれませんが。毎回そうですが、今回も大変楽しい合宿でした。参加された皆さま、どうもありがとうございました。
2010.02.27
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今冬5度目?の寒波ですかね。昨夜の光景ですが。1時間除雪して朝起きたらまたこれぐらい積もっとりました。日中晴れて今は殆ど融けましたが、明日また降るそうで・・・1月の雪は軽くて除雪が楽でしたが、2月になって湿雪ばっかりで、非常~に重いです。少年部4人、一般部4人木刀を使った基礎運動・低重心姿勢・呼吸と意識と動作の一致・関節のほぐし・威力の養成木刀を使った基本・無手の突きの基礎稽古・踏み替え運足・交差法の基礎稽古・交差歩踏み替え無手の基本・踏み替え追い突き・踏み替え下段払い追い突き・踏み替え上段揚げ受け・その場上段十字受け・その場斜め上段十字受け・前後手刀受け・前後手刀受け逆突き・前後手刀受け逆突き前蹴り最初に木刀を使っていますが、今日は武器術ではなく、一貫して歩き足での体捌きと無手の威力の基礎的な稽古です。無手の段階で、一人づつの受をとって周りました。元来は小学校低学年の生徒にふざける暇を与えないために、あまり説明もせず、だ~っと数稽古をやりながら組稽古を織り込むことをはじめましたが、こうやってやると、案外頭で理解していなくても、体が自然にうまく動いているということが多いようです。さて、来週は集合稽古は休みます。年度末が近付くにつれ、業務多忙に拍車がかかって参りましたので。3月は、前半はなんとかできると思います。
2010.02.17
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↑先週の水曜ここ2~3日の生暖かい雨で全部融けてしまいました。明日からまたちょっと冷え込むようですが日中は雨が続くようです。少年部3人、一般部2人木刀の稽古素振り緩~中庸~急までの拍子の変化で、定位置、前後順逆踏み替えで思い切り、真っ向、右脇、左脇基本水月、平正眼、正眼、横八双、縦八双ここまで、殆ど説明もせずにただただ単独型の数稽古をやりました。よほどできない時に少し声をかける程度にして。ただし今まで一回もやったことのない動きはなく、最初はゆっくりとわかりやすく大きく動き、段々拍子を速くしていくので、見て真似できないものではありません。目算図に当たり、少年部の初級者二人、かなり真剣にやっていました。無手の稽古間合いの出入りのある掛手受が追い突きで入り、仕手は踏み替え内受けからそのまま掛手に入り、受がさらに返したところで、仕手は突きを掌捕りし、間合いを切って、受・仕手交代して交互に反復します。ポジショニングの稽古正面を蹴る廻し蹴りを、横十字受けから下段払いへの変化で、掛け回して背後をとります。踏み替え運足を使えば卍受けの投げに変化します。受、仕手双方ポジショニングの稽古であり、蹴りの稽古でもあります。研究周氏の棍周氏の棍の所作の区切りを誘いとして、中太刀の受が最も斬り易い所を斬る・・・と、周氏の棍の型通りに動けば、自然に交差に入って、あるいは小手を打ち、あるいは背後から突くことになります。概ね表の組太刀程度の長さ(2~3合)で、5本の組型が抽出されます。演武線に捉われ過ぎると使えなくなり、基本の打ち方・突き方を、固定観念で縛ってしまうと、やはり使えなくなります。
2010.02.10
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ま・・・やっぱまだ降りますね。昨晩積雪0、今朝がこんなもんで、帰ってきたら積雪量3倍。少し締まって30Cmほどですか。雪透かしに小一時間かかりました。そんなに気温が低くも無いので、この間ほどには積もらないでしょうけども。少年部4人、一般部2人今日は無手の稽古。武器術と一回おきにしようと思っています。基礎運動足指から順に関節をほぐしていく中に、中足や足刀を床に落とすものとか、意識・呼吸・動作を合わせるスクワットや、落とす腕立て伏せを入れて。最後に受身。後ろ二法、横三法、前一法。立ち方の稽古少年部順番に一般部の前で自然体で立ち、一般部が軽く入れる突き蹴り等で崩れない姿勢の稽古。まぁ体感的に力もうとか抵抗しようとすると、逆に崩れるのはわかったようです。移動基本突き追い突き二法、逆突き、逆突き順突きこの間、後ろや前から掌底で軽く突いたり、足を軽く払ったりされても崩れないようにする稽古。蹴り軸足スライド膝蹴り、前蹴り打ち込み構えた一般部の腹に、追い突き、逆突き。掌にクロス前蹴り、立てた前腕にスライド廻し蹴り。掛手間合いの出入りを入れて、追い突きを踏み替え内受けで受けて掛手に入り応酬一回。型平安初段定位置基本前後手刀受け、前後手刀受け逆突き。
2010.02.03
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冷たい南風?が吹きすさんどります。良く分からない天候だ・・・少年部4人、一般部2人木刀の稽古素振り定位置正眼での真向斬りを六動作に分けてゆっくりと。同様に、前後振りの順・逆を中間姿勢で止めて→止めずに。基礎運動を兼ねていますが、今の子供は腰を落とすことが皆苦手ですね。どのような足構えでも腰を落として行くと、さほど苦にならず長時間低い腰を維持できる高さがあるのですが、これはある程度そういった数稽古で試行錯誤しないと、自分のものにはなりません。常に言っていることですが、気がつくと腰が高くなってしまっている。上記の低い腰は、=中心の納まった姿勢になっているはずなので、コツを習ってその場でできても、こういう稽古ですぐ浮いてしまっては、身についたことにはなりません。踏み替え運足の一動作で「思い切り」。組太刀左上段×水月左上段×平正眼正眼×縦八双縦八双×縦八双少年部同士の木刀の稽古としては、安全に打ち合えてはいるので、最初の階段は登っていると言えるでしょう。しかしすぐにふざけ始める初級者に上達はありません。彼らは小学校低学年なので、ある程度は容認していますが、特に武器術の稽古ではアクシデントを誘発する危険があり、上級者の稽古の妨げにもなるので、動作にもふざけが入る前に厳しく指導します。打ちかからせて彼らが一打する間に三回返したり、起こりを抑えるようなことをするのですが、そうすると「速ぇ~」と言って感心します。自分が速いのではなく、君らが遅いのだと。なんでかと言えば、教えた通りに動かね―からだゴルァ力づくで振り回す木刀はスロー過ぎてあくびが出るぜ。と、いうようなことをほぼ毎回やってますけどねぇ・・・一般部に対しては、基本+αの変化技を。そうした瞬間に、それまで絶対の勝ち太刀に見えていた方が、突如として負け太刀となり、受太刀と仕太刀が逆転するのは、かなりのインパクトがあるようです。そこでさらに逆転の逆転までを一本目に限定して指導しました。素振り外八字立ちで、大太刀の素振り。これでそこそこ風切り音が出せれば、上半身の無駄な力が抜けていると言えます。
2010.01.27
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大寒だというのに、外気温は現在12℃です。フエーン現象のような南風吹いとるし・・・少年部4人と自分だけなので、本当に久々に武器術を殆どやっていなかった頃の稽古をしてみました。面白い発見があったようにも思います。基礎運動1足指の運動2母趾球中心に足を・・・実際には股関節を内外旋させる運動≒シングルツイストの殆ど上下動を伴わないもの2種類3シングルツイスト4股関節屈曲伸展+膝関節屈曲伸展+足関節背底屈5肩関節内外旋・内外転6手関節掌背屈+前腕回内外+片脚づつ股関節内外旋+足関節背底屈7頸椎回旋8後ろ・横(+蹴り)・前受身移動基本追い突き、逆突き、膝蹴り、前蹴り、横蹴り、後ろ蹴り突きは、構えや極まる直前に胸を押したり、突きを正面から打ったりして、静的→動的姿勢を正すことを目標にしました。出稽古のフィードバックです。空蹴りがなんともへたくそなので、前蹴りと廻し蹴りで腹を蹴らせてみました。この廻し蹴りは斜めに真っ直ぐ蹴るもので、本来はこれも前蹴りと呼ぶのが正しいと、ある先生はおっしゃっていました。松涛で言う廻し蹴りは、本当は百合を足の親指で蹴るものだけだそうです。そう言えば昔、松涛の系統で、蹴りは全部足尖で蹴っていた人がいましたね・・・現在某市会議員をされていると聞きますが、35年ほど前に見た、流れるような抜塞は今でも忘れられません。で、実際に腹を蹴らせてみると、全然何の問題も無くちゃんと速さも威力もある蹴りができているので、まぁこれはこれで良いのかと・・・空突き・空蹴りと言うのは本来当たって止まるべきものを空振りしているわけですから、当たった場合と同じ軌跡を辿るはずは無く、同じようにしようとすれば、それは自分で止めているわけです。その止める感覚を威力と勘違いすると、実際に極めて勘違いしやすいのですが、稽古すればするほど効かない突き蹴りになって行ってしまいます。それで、突き蹴りはほぼ必ず何かに当てさせて稽古してきていましたので、まぁ良いかと言うところではあったのですが、空突きはともかく、空蹴りで蹴り足をコントロールせず、どたっと下ろすのはまずいので、必ず引きもどし、コントロールして静かに下ろすように指導しました。基礎組稽古掛け手寄り足順突き・逆突き×外受け逆・順(2×2)寄り足順突き・逆突き×外受け逆・順・逆突き(2×2.5)定位置基本正拳中段突き後ろを周りながら、折りを見て腰を軽~く蹴ってみました。これでも崩れなくなれば本当に大したものだと思いますが、今日のところは全員ひっくり返りました。
2010.01.20
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こんな感じで丸二日降り続き、交通機関もかなり乱れとりましたが、昨日で一段落したようで、今朝は朝から日が照って良い陽気です。標高250mほどの旧町営・現市営スキー場にも、近年珍しく十分な積雪があり、連れがいないときは、休日になるとここに滑りに行きます。ほんとここ数年は、オープンできても数日でクローズとか、全くオープンできなかった年もあって、今年も少雪と言われていたのですが、この積雪量なら、この後全く降雪がなくても1カ月は保つでしょう。なにせ安くて近いし、シングルリフト300m1本しかなくても、地道に練習する分には十分です。リフト待ちもありませんし。しかし昔はリフトも無くて、小~中学生の時、最寄りのJR駅からスキーをかついで・・・いやいやそれ以前に自宅からスキーをかついで駅まで2Kmほど歩いて行き、電車で↑について、そこからまた2~3Km歩いてこのスキー場に到達し、ハイクアップして・・・頂上まではリフト+300mほどですかね・・・滑ってまた登ってを5回ぐらいやって帰って行ったという記憶があります。全くよくあんなしんどいことをやっていたもんだ・・・今のように小学生でもちゃんとターン技術があるような時代でなく、とにかく直滑降で転倒せずに下まで行ければOKと言う感じ。ボーゲンからだんだん板を揃えてとんでもない高速で突っ込んで行くわけですが、たしか別に圧雪もしてなかったような気がしますんで、よく刺さったり跳ね跳んだりしたものです。まぁ、懐かしいと言えば懐かしい思い出です。
2010.01.16
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稽古始め・・・また豪雪・・・帰ってから雪透かし1時間・・・少年部4人、一般部3人まーとにかく寒かったのと、一般部は自分以外久々の初級者だったので、木刀の稽古基礎素振り前後振り順・逆これはまぁうまくできたもので、趾から指まで全身をほぐす効用があり、姿勢正しくできればゆっくりやっても寒さを感じなくなります。踏み替え真っ向拍子を緩から急へ。正確に意識と呼吸と動作を合わせたまま、思い切り斬るところまで。この思い切り斬る(力づくでは無い)ことが、無手との強いリンクにつながります。基本素振り⇔組太刀水月から踏み替え平正眼平正眼から踏み込み踏み替え正眼正眼から平正眼交差歩斬り返し左上段から踏み替え右真半身真っ向右真半身下段から踏み替え左霞左霞から交差歩踏み込み斬り返しその変化全て、素振りの後、受を取りました。
2010.01.13
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「怪我を乗り越えて選手に復帰」良く見聞する話で、美談のように語られるのが常だ。プロやセミプロの話ならそれで良い。アマチュア、特に少年スポーツの場合、これは手放しで称賛されるような話では無い。まず、練習が原因で怪我をさせてしまったことが問題であり、復帰した結果、その子の将来がどうなるかということが次の問題だろう。本人の談話がついていたりもするが、選手である以前に子供である。精神的に未熟で、かつ将来のことについての実感も無い者の談話を、訓話とか後進への見本のように紹介しても意味は無い。漫画では無いのだから、もうちょっと真面目に考えたらどうなのだろうか。真面目と言うのはきちんと現状認識しろということである。本人が現状認識が甘いと言うより無いのは仕方が無いのだろう。自分自身、若い時の怪我が、現在これほどいろいろなことに影響してくるとは、考えもしていなかった。怪我と言ってもスポーツ傷害と『障害』がある。障害の方は、一次外力で外傷が発生するものと違い、適切なインターバルをとらず、成長期の子供の関節等に過剰な負荷がかかる状況を慢性化させてしまう練習の結果、組織の退行変性を引き起こしてしまったものである。疲労骨折が代表的なものだが、要は局所的に老化が異常に進行していると考えると、かなり近いと言える。子供の場合、してしまったではなく、させてしまったであるところが非常な問題である。前述したが本人にはしっかりした判断能力など無いので、指導者が糾弾されるべき話であり、こういった事例に良い点など一つもない。本人はそのスポーツが好きだからこそ復帰したいのだろうが、指導者は、復帰した場合に、将来どんな障害が残るか専門医に相談した上で、場合によっては復帰を断念させ、後進の無理な練習防止の教訓とすべきである。こういう事例を美談にしてしまう限り、スポーツ障害の量産は無くならない。そして、こういった不適切な練習からは、まず世界レベルの選手は育たない。どちらかというと少年期にちゃらんぽらんな練習しかしない欧米に、日本が歯が立たないのは、簡単な話、練習で選手を潰しているからだ。と、いうことは10年以上前から言われているのだが、未だに現実は変わらない。
2010.01.09
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