全1732件 (1732件中 1701-1732件目)
2.ETHIOPIAN / WHEN WILL BE THE END LP「EVERYTHING CRASH」収録 P.39掲載スタジオワン製のこの約6分と長めの曲は、イントロのチープなピアノの音色が実にきれいで悲しげ寂しげだ。そんな曲調の中でオーソドックスなリズムにのせてデュオのハーモニーが淡々と歌い上げている。その対比が実に素晴らしいのだ。後半はダブ的処理が入る。冒頭のピアノフレーズも随所に効果的に挿入されとても心地よい。この曲を始めて聴いたのは確か高校二年生の頃だったと思う。曲の良さに感動した私は聴かせてくれたレゲエの師匠に歌詞の聞き取りをしてもらった。(STRICTLY ROCKERSには訳詩の掲載がなかった。)飢餓、腐敗、戦争などについて歌った素朴なものだった。ちょっと悲惨で暗めの内容なのだが淡々と歌い上げていることで余計にグッとくるんだな。
2005.10.04
コメント(0)
7.変化 (P.27)『ポップが、ある特定の存在に固執しないのは、常に変化にさらされていることを知っているからである。ポップは、いま持っている百万円が明日、紙きれになったとしても驚かない。』STRICTLY ROCKERS (レゲエのページ 3.レゲエ評論 / 曲単位での紹介が少なすぎる惨状) でも書いたことなのだが、ネットを見て回っているとたまにしょうもないレコードコレクターのページに遭遇することがある。レゲエのところで見たのは良曲の紹介などせずにページ全体で延々とお皿の自慢に終始しているのだ。何もレコードコレクターが皆悪いと言っている訳ではない。良いコレクターは沢山知っているし、私もこれまで多くの善良なコレクターの方達にお世話になってきた。ケチで馬鹿で音楽愛好の本質からかけ離れてしまった滑稽なコレクターなどは極一部なのだろうけどね。これだけ多くの曲名を羅列したページを運営していると誤解されそうなので書いておくが、私自身はコレクターではない。音楽は基本的に聴ければMDやCDRで十分という考えであり、それを座右の銘とし、意識的に実践してきた。(そもそも貧乏な時期が多かったという要因もあるが。)例えば、甘茶ソウル百科事典完全制覇を目指していたときのことである。出版されて間もなく泊りがけで東京にお皿探しに行ってきた時、運良く甘茶ソウル百科事典掲載の中でも1,2のレア盤を捨て値で発見できた。私はそのお皿を喉手で欲しがっている人を知っていた。彼は私の聴いたことの無い甘茶ソウル百科事典掲載の多くのお皿を持っていた。彼はそれらを私に聴かせてくれるというので、私はそのレア皿を彼にあげた。そのお皿は既に聴き終わっていたので私にはほとんど無価値だったからである。【補足】ただ私自身はコレクターではないが、コレクターやコレクションにまつわる話を聴くのは面白くて大好きだ。本秀康さんの「レコスケくん」なんてのはレコードコレクター必読と言える面白さだ。レコードだけに限らず、いわゆるマニア、オタク話は三度のメシよりも好きなぐらいだ。オタク評論家の岡田斗司夫著「オタクの迷い道」にも面白いコレクター話は多い。オタクやコレクターの「情熱、熱中ぶり、はまり具合、愛情」は深ければ深い程面白いよね。
2005.10.03
コメント(0)
6.岩谷宏語録 その1「本物のミュージシャンは、レコード会社=資本マシンから絶縁せよ!」ネットや単行本などに収録されていない岩谷宏さんの語録を紹介してきたいと思います。第一回は『岩谷宏の「I T の道!」の 第1回 コンテンツは無料/サービス労働は有料 』。珍しく音楽ネタで80年代には読めなかった表現です。「本物のミュージシャンは、レコード会社=資本マシンから絶縁せよ!」へジャンプ(一番下までスクロールしてから→ボタンで次ページへ移動して下さい。)あなたがたとえば『本物の』ミュージシャンならば、次のように考えていただきたい。そもそも元々、歌や音楽というものは「有価商品(価格のある商品)」であることがその本質なのか? 音楽というものは単に、昔の人が、それがゼニになるから作りはじめたものなのか? 音楽がお金になる/ならないは単に結果であり、音楽の本質と目的はもっとほかのところにある。(中略)インターネットの時代に本物のミュージシャンが実行しなければならない最も重要なことは、レコード会社やプロダクションといった資本マシンから絶縁し、完全な個人になることである。現在ネット上には多くのフリーウェア(無料プログラム)が存在するけど、無料音楽は無い?からね。ただI-PODとか?(よく知らん)で音楽をダウンロードして聴くという、従来のレコードやCDと違う新しい媒体が一般化、大衆化してきたことで、無料音楽の可能性は高まってくると思う。誰でもいいから志のあるミュージシャンは無料音楽配信を始めてみて欲しいものである。また、レコードやCDという形態もこれからどんどん形骸化し、その本質的な価値はますます希薄化していくだろう。その一方でレコードやCDという形態そのものに従来どおり存在価値を見出していくコレクターは相変わらずいるんだろうけどね。
2005.10.02
コメント(0)
1.PABLO MOSES / MUSIC IS MY DESIRE LP「A SONG ('80)」収録 P.81掲載 2.ETHIOPIAN / WHEN WILL BE THE END LP「EVERYTHING CRASH」収録 P.39掲載ここまでの2曲だが、STRICTLY ROCKERS では特にこの2曲は取り上げられていない。まあSTRICTLY ROCKERS は詩を中心においたガイドブックなので許せる。収録アルバム自体はしっかりと取り上げられているしね。しかし「レゲエディスクガイド」、「ROOTS ROCK REGGAE」ともに取り上げていないのはどうだろうか。特に同じETHIOPIANSの他のアルバムは取り上げられてるのにね。明らかにおかしいと思う。どうしてだろう。誰か理由を教えて。まあ、それだけ日本におけるレゲエのガイド、評論がダメ、未成熟であるということだな。これはきっぱりと断言しておく。上記2曲にスポットを当てられないガイドブックは完全に欠陥品だよ。少なくとも私には存在意義は無い。そもそもアルバム単位でのガイドに固執しすぎるね。正直レゲエはアルバム単位で考えると他ジャンルと比べると駄曲がべらぼうに多い。アルバム単位で語るのは不適当なのだな。(誰か個々の曲にスポットを当てたガイドブックを作る気ありませんか?)さてインターネットではどうだろう?と「ETHIOPIAN EVERYTHING CRASH」で検索をかけてみてヒットしたページは、日本人によるものは一箇所だけのようだ。(単にヒットしないだけで実は沢山あるのかもしれないが。)因みにそのページを見ても、このアルバムについては取り上げていても「WHEN WILL BE THE END 」については全く記述なし。それどころかコレクターのお皿自慢中心というなんとも悲惨で哀れな内容に失望。とほほ、、、。
2005.10.01
コメント(2)
ポップ偏差値60あおい輝彦 / あなただけを '76 常富喜雄作曲 南の風が吹いてて清涼感と高揚感がある。ねちっこい歌い方が面白い。女性アイドル版を聴いてみたい。麻丘めぐみ / アルプスの少女 '73 筒美京平作曲 この年代にしてこの清涼感。よく聴くとフェロモンたっぷりの鼻にかかったような歌声が魅力。石川秀美 / 妖精時代 '82 小田裕一郎作曲 テンションの高い小田裕一郎節。岩崎宏美 / センチメンタル '75 筒美京平作曲 筒美京平のフィリーサウンド炸裂。松田聖子同様声にちょっとフェロモン足りません。岩崎良美 / VACANCE '82 パンタ作曲 よい子の歌謡曲で大部褒めてた。ちょっと大味で飽きやすくないかなあ。太田裕美 / 木綿のハンカチーフ '76 筒美京平作曲 ポップ感は少ないけどミディアムテンポで泣かせる珍しいタイプの曲。沖田浩之 / E気持ち '81 筒美京平作曲 出だしの女性コーラスが元気で良い。バックはおそらく佐野元春かスタイルカウンシル。北原佐和子 / マイボーイフレンド '82 梅垣達志作曲 ちょっと高揚感ある胸キュンなサビの部分が魅力。キャンディーズ / あなたに夢中 '73 森田公一作曲 グループものハーモニーの魅力も十分に発揮された明るく楽しい曲。キャンディーズ / 暑中お見舞い申し上げます '77 佐瀬寿一作曲 テンション高いです。気合の入った一曲。パート2もある。桑江知子 / 永遠の朝 '80 都倉俊一作曲 途中にJ.O.B.ORCHESTRA / CAN'T FIND THE WAYが入るとんでもない曲。軽快でポップだがフェロモン全く無し。沢田富美子 / 風のシルエット '81 小田裕一郎作曲 明るく元気な小田裕一郎節。途中の引用は不要だった。須藤薫 / 恋のビーチドライバー '81 杉真理作曲 能天気でテンションの高い60'Sフィーリング。平山三紀 / 熟れた果実 '74 筒美京平 筒美京平のフィリーマジック。バックの高揚感たっぷりのストリングスが70年代の高い空を見事に描いている。松田聖子 / 裸足の季節 '80 小田裕一郎作曲 高揚感たっぷりの小田裕一郎節。松田聖子 / 風は秋色 '80 小田裕一郎作曲 声にひっかかりを感じないのが松田聖子のたまに傷。だからこそ大メジャーになれたとも言えるが。松田聖子 / 風立ちぬ '81 大滝詠一作曲 メロディにポップ感は少ないけど、大滝詠一製ナイアガラサウンドでギリギリランクイン。
2005.09.30
コメント(0)
アニソンポップをとことんポップにこだわって紹介していきます。ポップと言っても人により捉え方は様々ですが私の場合、『明るく、乾いていて、爽快で、弾けてて、高揚感があり、ミディアム以上のテンポで、テンションが高く、黄金律と呼ぶに相応しい流暢なメロディを持つ』ものを、ポップと捉えてます。アニソンポップに興味を持ち聞き始めたのは、ここ数ヶ月という超若輩者ですので、以下、温かい眼差しでお読み下さい。便宜的にポップな要素を点数化し合計点を出しています。結果数値を偏差値と考えるとうまい具合にポップ度を表す数値としてちょうど良い数値になりますので、合計点数をポップ偏差値としました。尚配点は各10点、「ボーナス( )」の項目のみ配点は5点です。【私の選ぶ日本のアニソンポップベスト3】岩谷宏でアニソンかよ!と一応自分で突っ込んどきます(笑)。まだ3曲しか知りません。今後アニソン/声優ポップスの世界からは数多くの名曲が生まれていくだろうと思います。なんせ表現力や声の魅力が売りの世界なのだから歌が受ける要素は大きいと思います。(因みにどれもアニメ見たことありません。すみません、言い訳して、、、。)1.太田貴子 / BIN・KANルージュ '83 亀井登志夫作曲 魔法の天使クリィミーマミ挿入歌。明るく楽しい曲調をバックに、恐ろしく可愛らしい鼻にかかったロリ声がフェロモンいっぱいに跳ね回ってます。しかし凄いな、この声は。単純明快で分かりやすく盛り上げていくアレンジもアニソンならではなのでしょうか。明るく元気テンション高揚感疾走感グルーブメロディ器楽フェロモンボーナス(ロリ声フェロモン)ポップ偏差値合計9985597105672.大森玲子 / LALALAくちびるに願いをこめて '98 池毅作曲 魔法のステージファンシーララ オープニングテーマ これも驚きのアーパー声。曲もハイテンポで良い。何よりテンションが高い。バックの音もうるさいぐらい。歌詞もなかなか良く出来ていてちょっと胸にくるものがあるよ。最近のアニソン/声優ポップスではこんな曲がごろごろしているのだろうか?それにしてもうるさ過ぎてちょっと生活の音にはなりにくいのがたまにキズ。コーラスを入れるなりしたらもっと良かったと思う。別バージョンも出てるようなんですが、そちらの出来はどうなんでしょうか?明るく元気テンション高揚感疾走感グルーブメロディ器楽フェロモンボーナス(ハイテンション)ポップ偏差値合計10108877565663.MAHO堂 / おジャ魔女カーニバル!! '99 池毅作曲 3人のロリ声声優さんがアップテンポで騒々しいぐらいのバックに乗って仲良く元気いっぱい歌いまくる。しかしこの派手なバックの音の量は凄いな。アイドルポップにはちょっと無いパターンか。合いの手を入れるのが声優ポップスならではなのか、ちょっと新鮮。打ち込みの電子パーカッション?も効果的で面白い。曲調が楽しくていいね。やはり生活の音にはなりにくいのがちょっとマイナス。明るく元気テンション高揚感疾走感グルーブメロディ器楽フェロモンボーナス(ハイテンション)ポップ偏差値合計910897657566と、私がパッと耳にして気に入った3曲なんだけど、どれも魔法少女モノみたいですね。要チェックジャンルということで。それにしても作曲者で池毅さんという方が2曲も入っていて驚きました。探してみると、池毅サウンドワールドというHPがありました。アニメソング界では著名な作曲家さんのようですね。それでお願いがあるのですが、池毅サウンドワールドの作曲の仕事にございます楽曲の中から、これはポップ!というオススメの曲がありましたら是非教えて頂きたく。私は全くアニメソングというものを知りませんので皆目検討もつきません。(でもきっと男の子向けや戦隊ものは合わないと思います。)どうかよろしくお願い致します。【求む!貴方のお奨めアニソンポップ】以上が私の大好きなアニソンポップ(アップテンポ/高揚感/明るく元気)です。しかし、まだ興味を持ち始めて数ヶ月という若輩者ゆえ知らない曲が沢山あると思います。そこで皆様から上記のような感じのオススメ曲を教えて頂きたいと切に願っています。どうか迷える子羊に愛の手ほどきを!音源交換も可です。(ご連絡はBBSまたはトップページ左枠中程の「メッセージを送る」からお願い致します。)
2005.09.30
コメント(0)
便宜的にポップな要素を点数化し合計点を出しています。結果数値を偏差値と考えるとうまい具合にポップ度を表す数値としてちょうど良い数値になりますので、合計点数をポップ偏差値としました。尚配点は各10点、「他( )」の項目のみ配点は5点です。ポップ偏差値65松田聖子/青い珊瑚礁 '80年 洗練された曲調と高揚感、突き抜けた感じが凄いね。小田裕一郎作曲は石川秀美/涙のペーパームーンと同じ。私のこのチャートで最大のヒット曲か。ポップ偏差値64キャンディーズ / 微笑みがえし '78 引退企画歌詞もうまくマッチした泣かせる胸キュン曲。大定番曲。ポップ偏差値63BIBI / スカイピクニック スカイハイという表現が出てくるように高揚感、清涼感がある。たたみかけるような盛り上げ方などなかなか良い。エデンの園という表現がちょっと萎えさせて残念。ポップ偏差値62広末涼子 / MAJIで恋する5秒前 '97 竹内まりや版モータウンYOU CAN'T HURRY LOVE。 90年代のアイドルポップってこの曲しか知らない。誰か教えて!ポップ偏差値61太川陽介 / ルイルイ '77 軽やかなリズムに70年代特有の乾いた明るい空気、高揚感あるメロディがいいね。つちやかおり / すてきなメモリー 原曲はJOANIE SOMMERSだが、80年代風味付けで原曲以上にうまくポップに仕上がった。トライアングル / トライアングルラブレター '78 スピード&高揚感溢れるメロディ。ハーモニーも心地よい。ちょっと構成がバタバタしすぎ。
2005.09.28
コメント(0)
WILLIAM HART / FOLLOW EVERY DREAM (LORIMAR 8007)この曲を初めて聴いたのは山下達郎のサウンドストリートのスウィートソウル特集だった。当時受信の状態が悪く、雑音で雨が降っているように聴こえたものだが、まさに曲全体が雨でしっぽり濡れそぼっているかのような甘く切なく美しい曲だ。まず、イントロのなんとも静かで淡白な不思議なグルーブだ。この世のものとは思えない別世界、そう、まるで酸性雨が降りしきる未来のロス市街、ブレードランナーの世界だな、そんな場所にいるかのような錯覚に陥る甘茶ソウルきっての素晴らしいグルーブだ。静かで淡白なバックにあわせるかのようにウィリアムハートのあまーい歌声も淡白で繊細に夢の世界を歌い上げる。有名なデルフォニックスのヒット曲などと比べ、大味でないから全く飽きが来ない。残念ながらこのお皿はかなりレアで値段も高いようだ。山下達郎は当時この曲をおそらくほとんど新譜に近い状態でオンエアしたのではないかと思うのだが、ろくにヒットもしなかったであろうこのマイナー甘茶ソウル、20年以上経過した今聴いても全く輝きを失わない究極の甘茶ソウルを、しっかりとオンエアした功績は絶賛に値する。私にとっての山下達郎のオンエアNO.1曲だ。
2005.09.27
コメント(0)
原由子 / いちょう並木のセレナーデ 作詞作曲 桑田佳祐 '83ライブ録音版(しか出てない?)のこの曲は、サザンオールスターズの桑田佳祐氏と原由子氏の青山学院時代のキャンパスライフの想い出を綴った曲のようだ。曲調はギター弾き語りのフォーク調とでも言うのだろうか。明るめだけど古き良き昭和時代の郷愁を誘うちょっと温かいMELODYを持ったとても素敵な曲だ。誰もが何らかの学生時代の想い出を持っているだろうが、それらの想い出を彷彿とさせてくれること受け合いだ。特にこれといった想い出の無い人にはキャンパスライフへの憧れが相当つのるだろう、ちょっと羨ましくなるような曲でもある。この曲を個人的に初めて耳にしたのはNHK-FMサウンドストリートで渋谷陽一が新曲としてオンエアしたものだったと思う。従って小沢健二は1968年生まれだから彼が15歳の時の曲だ。彼もその時のオンエアを聞いたのではないか?と密かに思っている。小沢健二が曲名をそのまま使ったのは、明らかに敬愛の念を込めてのことだろう。MELODYは似ていないが曲調などの雰囲気はよく似ている。この曲のライブ録音版をCD化したのは必然としか言いようがないな。
2005.09.26
コメント(0)
雑誌RELAX 2001年7月号に掲載された橋本徹氏の「FREE SOUL 2001」の膨大な曲のリストのうち、FREE SOUL、CAFE APRES-MIDI、RESORT+MUSICなどの各種橋本徹氏監修のコンピに収録されていない曲のリストです。。(レコード探しなどの際に印刷したものを懐に忍ばせておくととても便利だと思います。)コンピに収録されなかったものの中にはコンピに運良く収録された有名曲に勝るとも劣らない名曲がたくさんあります。ここではあまり陽の目を見ないそれらコンピ未収録の曲の数々の紹介を行っていきたいと思います。
2005.09.25
コメント(0)
2.渡辺満里奈 / 大好きなシャツ これは元ネタではなく、FLIPPER'S GUITARが作詞作曲編曲(おそらく演奏も)を手がけた曲。でも彼ら自身の最高レベルの出来の数曲に匹敵するほどの大傑作なのでここで紹介させてもらいます。彼らの公式アルバムを一通り聴いた後に必ず聴くべき最重要曲です。一応元ネタとしてCLAUDINE LONGET / HAPPY TALKが挙げられてるけど、アレンジが全然違うから私にはほとんど分からない。音的には「恋とマシンガン」にかなり近いものがあるが、テンポの良さ、奥行きのある音空間処理や空気の乾きぐあい、抜けるような青空感、高揚感、明るく楽しい雰囲気など、全体的に「恋とマシンガン」より出来は良く感じるし、私はこちらの方が好きだ。最後のおまけ部分も楽しいね。FLIPPER'S GUITARの二人がかなり気合を入れて作ったのがよく分かる。スーパーポップと呼ぶに相応しい作品。渡辺満里奈名義のシングルだけでなく、アルバムやベスト盤などにも収録されているので容易に聴くことが出来る。ビデオも出てるけど、FLIPPER'S GUITARは出演していないし出来も悪く残念。
2005.09.25
コメント(1)
5.顔(P.22)もう20年以上も前の話になるが、私のレゲエの師匠がある日新宿を歩いていたら、とってもカッコいい顔に出会ったという。もうそれは周りの空気を変えてしまうぐらいのオーラが漂った感じだったらしい。そしてその日のうちにとあるレコードコンサートで「 I は、なんたらかんたら、、、」とのたまうその人物に再会したという。そう、その人物こそ岩谷宏さんご本人だったそうな。今ネットを見て回れば、容易に彼の近影を見ることが出来るがなるほどカッコいい。この本で述べられているまさに「スッとヌケたような、きれいな顔」である。まあ、生来のルックス的要因も少なからずあるだろうが、多くは生き様や知性が如実に現れているのだと思う。(どうでもいいが、彼は政治家の顔について少し触れているが、私はほぼ100%に近く否定的である。TV放送などや選挙ポスターなどの政治家の顔にはモザイクをかけて規制すべきである。)この「ザ・スーパー・ポップ宣言(仮題)」に登場する人物で岩谷宏さん同様にカッコいいと思える顔は小沢健二だな。同じように「スッとヌケたような、きれいな顔」をしているよ。私は彼の顔が大好きだ。余計な力の入ってない、自然体で知性的な顔だ。しかし、いわゆる渋谷系と呼ばれる音楽家ってどうして無愛想な奴が多いのだろう。例えて悪いがPIZZICATO FIVEの小西康陽だ。まあ、愛想を良くしろとまでは言わないが、あのしかめっ面は何とかならないものか。あれはあれでファッションの一部としての決めポーズなのだろうけど、馬鹿にしか見えないよ。ああいうのをカッコいいと思う彼のファンもいるのだろか、、、。因みに私の顔は「(小山田圭吾+礼宮+細野晴臣)÷3」といったところで、ちと微妙。
2005.09.23
コメント(0)
【甘37】ソウル対レゲエ ANTHONY WATSON 甘茶ソウル百科事典 BILLY'S 092 ANTHONY WATSON / SOLID LOVE AFFAIR甘百で選出されていたので初めて聴くに至ったこの曲、ねちっこくてくどいほどの歌いまわしだけどもそこがおおいに魅力なのですが、初めて聴いたはずなのにどうも聞き覚えがある。で、それがどこで聴いたものだったのかというと、、、。REGGAE HITS VOL.19 / V.A. (英JETSTAR 1019) 95年?そう、レゲエのコンピなのです。ここではこの曲のレゲエバージョンを聴かせてくれてます。これがまた実にレゲエのリズムに良くあうんです。私はレゲエでも特にラヴァーズロックが好きなので、一粒で二度美味しい曲であります。私はこちらの95年レゲエバージョンの方が断然好きです。曲にメリハリが付いたのはもちろん表情もより生き生きしているように感じる。何より甘茶ソウルのミディアムテンポものは大好きなのだ。暴論かもしれないが、一部ダンサーを除いて言うと、ソウルよりもレゲエの方が「より優れた形態に進化した」リズムを持っていると思ってるからね。レゲエ、特にラヴァーズ好きな方なら100%レゲエ版の方に軍配をあげると思うけど、ソウルファンの方はどう思うのだろう。是非聞き比べて感想をお聞きしたい。しかし何故この95年という時期にこのレゲエバージョンが製作されたのかは謎です。あるいは彼の過去の作品のレゲエバージョンがもっと製作されているのでしょうか?
2005.09.22
コメント(0)
【甘26】NO.1甘茶フィリーダンサー MODULATIONS / LOVE AT LAST 甘茶ソウル百科事典 P.95,242(MOONY'S 067) U.S.BDG 275MODULATIONS『IT'S ROUGH OUT HERE』(UK-SEQUEL 628) (1)ROUGH OUT HERE (2)HEAD ON COLLISION WITH HEARTBREAK(3)LOVE AT LAST (4)I'LL ALWAYS LOVE YOU(5)I'M HOPELESSLY IN LOVE (6)I CAN'T FIGHT YOUR LOVE(7)WORTH YOUR WEIGHT IN GOLD (8)THOSE WERE THE BEST DAYS OF MY LIFE (9)SHARE WHAT YOU GOT KEEP WHAT YOU NEED (10)WHAT GOOD AM I(11)YOUR LOVE HAS ME LOCKED UPまずはなんといっても(3)LOVE AT LAST である。このブログの主旨「ポップ」という概念に見合った最高の甘茶フィリーダンサーだ。タイトなドラムと躍動感のあるリズム、乾いた華麗なストリングスは来るべき明るい未来を約束し、どこまでも澄み切っている。高揚感を感じさせながらもどことなく切なくさせるコーラスは甘茶ソウルのマナーをしっかり守っている。メリハリの効いたちょっと凝った歌いまわしのボーカル。これで体が動かないはずがありません。踊れます。しかも泣けます。泣きながら踊れる甘茶フィリーダンサーのNO.1ソングです。明るく元気テンション高揚感疾走感グルーブメロディ器楽瑞々しさボーナス(泣き踊り)ポップ偏差値合計68991010107574(6)I CAN'T FIGHT YOUR LOVE も及第点を与えられる同じ流れのダンサー。そんなこんなで踊りつかれた後、ソファで横たわっている頃には、(8)THOSE WERE THE BEST DAYS OF MY LIFE(10)WHAT GOOD AM Iの両甘茶曲でシタールがビヨンビヨンと鳴り響き始めます。特に後者のシタールのヨレヨレした感じは甘茶なコーラスと絡んで最高に魅力的です。ダンサー最高、甘茶良しの見事なアルバムです。
2005.09.22
コメント(2)
【甘21】TOMORROW'S PROMISE 甘茶ソウル百科事典 P.60,304 BILLY'S SELLECT #087[TOMORROW'S PROMISE 7" LIST] 【CAPITOL 3566】HE DON'T LOVE YOU LIKE I DO / GOOD LOVE '73【CAPITOL 3695】YOU'RE SWEET,YOU'RE FINE,YOU'RE EVERYTHING / I'M GONNA GIVE IT TO YOU '73【CAPITOL 3855】THE ONLY ONE FOR ME / THAT'S THE WAY IT WILL STAY '74【MERCURY 73644】NEVER TAKE YOUR LOVE AWAY / LA LA LA LA (SHE'S MINE) '74【MERCURY 73700】SHOULD I FOLLOW MY HEART / YOU'RE EVERYTHING GOOD TO ME '75TOMORROW'S PROMISE の 7"は、甘百P.60の言葉通りならば、上記の5枚ということになります。このグループの持つ甘さはこれまた格別で、そこに流れる甘酸っぱさ、悲しみ、痛々しさ、そしてそららの持つリアリティは、私の心を捉えて離しません。例えばテリハフの持つ痛みのリアリティに共感される甘茶ファンは多いと思われますが、私にとって共感できる痛みのリアリティは、この TOMORROW'S PROMISE や GASLIGHT にあったりします。彼らが残したこれら5枚のシングルは、それぞれがかなりのグレードを持ち、どれも甲乙つけ難い。しかも、甘茶チャートの最高位争いをしています。甘百で具体的に紹介されている3曲以外だけでも、HE DON'T LOVE YOU LIKE I DOTHE ONLY ONE FOR METHAT'S THE WAY IT WILL STAYNEVER TAKE YOUR LOVE AWAYとそうそうたる超名曲がゴロゴロしております。特に個人的に一番好きな HE DON'T LOVE YOU LIKE I DO が、甘百で紹介されいないというのは、残念無念。この曲、個人的には絶対に甘茶史上10指に入るウルトラ胸キュンメロディーのスーパー悶絶曲なのに、、、、、。これから甘茶をお聴きになられる方、絶対にこの曲外しちゃ駄目ですよ。(ところで、なんで主語が HE なのに DON'T なの?DELFONICS でも HE DON'T REALLY LOVE YOU って曲がありますけど。)
2005.09.21
コメント(8)
「DJとしての山下達郎-その偉大なる功績」山下達郎サンデーソングブックというページを作ったので、私が山下達郎ファンと思われる方がいるかも知れませんが、実はさほどファンという訳ではありません。(もちろん中には「PLEASE LET ME WONDER、REMEMBER ME BABY、ラブランドアイランド、悲しみのジョディ、、、(結構あるな)」など古い作品の中にはいくつか大好きなポップな曲もありますが。)特に90年代以降の彼の作品には(ラジオ等で楽曲を聴いた上で)ほとんど興味を示せません。従って彼の新譜の類も全く食指が動きません。では何故このページを作ったかというと、番組で紹介される曲が素晴らしいからの一点に尽きます。私にとって山下達郎はミュージシャンとしてではなく、ディスクジョッキーとして最高なのです。もちろん彼は日本有数の才能あるミュージシャンなのでしょう。しかしこれまでNHKのサウンドストリートからサンデーソングブックに至るまで、数多くの世界的名曲を長年に渡って紹介してきたDJとしての功績は、ほとんど脚光を浴びていないような気がします。彼自身の音楽にスポットを当てたファンサイトなどは沢山あるでしょうから、ここではDJとしての山下達郎について、その功績などを語っていきたいと思います。
2005.09.19
コメント(0)
【甘十六】青春の甘酸っぱさ、ネオアコ甘茶ソウル PRESIDENTS 甘茶ソウル百科事典 P.10,76,247 MOONY'S 078PRESIDENTS / 5-10-15-20-25-30 YEARS OF LOVE LP(SUSSEX 7005)'70A(1)5-10-15-20 (2)SWEET MAGIC (3)FOR YOU (4)FIDDLE DE DE (5)WHY ARE YOU SO GOOD TO ME (6)THIS IS MY DREAM WORLDB(1)TRIANGLE OF LOVE (2)GIRL YOU CHEATED ON ME (3)HOW CAN YOU SAY YOU'RE LEAVIN' (4)IT'S ALL OVER (5)I'M STILL DANCING (6)GOTTA KEEP MOVIN'甘茶PRODUCER 四天王の一人、VAN MCCOYの傑作作品。ぱっと聴くとポップスともとれる軽快さはPRESIDENTSの持つ個性をかなりうまく引き出したといえる。A(1)5-10-15-20 , A(2)SWEET MAGIC , B(5)I'M STILL DANCING で聴ける瑞々しさはどうだ。CHICAGO GANGSTERS が A(1)5-10-15-20 をカバーしてるけど、私は断然 PRESIDENTS の方。以前このグループを青春ソウル、ネオアコソウルと形容したことがあるが、まさに青春の甘酸っぱさと痛み、瑞々しさを満喫できると思う。ネオアコという表現は一部の日本人が流行らせた、イギリスのパンク以降に発生してきたギターポップバンドの俗称だが、例えば、ORANGE JUICE , AZTEC CAMERA , FRIENDS AGAIN など幾つかのバンドは、その1ST ALBUM で奇跡的に昇華させた、若さだけが持ち得る瑞々しさを2ND ALBUM 以降では、どんどん失っていった。その辺の音をリアルタイムに聞いていた当時、「なんてイギリス人ってのは老け込むのが早いんだろう」と友人と語りあったものです。で、こちらのPRESIDENTSも同じように「大人に」なってしまう。(もっともANACOSTIA自体かなり甘茶度も高くこれはこれで、それなりの魅力を持っており、別のグループとして見た場合、かなりのポイントを与えることはできる。)で、その変身がグループの解散だったのか、はたまた単なる改名だったのかは知りませんが、結果的に名前を変えたのは大正解。そうすることによって PRESIDENTS という名前が、その輝きを失う事が永遠に無くなったのだもの。という訳で、ここを偶然お読みになられたFLIPPER'S GUITARやギターポップなどお好きなお方、この甘茶ソウルグループPRESIDENTSはオススメですよ。
2005.09.19
コメント(0)
【甘十二】C# SHARP 甘茶ソウル百科事典P.29,41,124,160,171 TERRY'S SELLECT 007 C# SHARP は、正確には「C#」だけでもってグループ名なのだろうけど、それだけじゃ分かり難いだろうから、「C# SHARP」と文字ったのでしょう。C# というのは、音楽用語(記号)?として使われているものなのだろうけど、これが表す特定の音?が音楽業界において何か特別な意味を持つのかどうか気になるところではあります。さて、そんな洒落たグループ名をつけた彼らが出したお皿は、テリーさんの猛プッシュのおかげか、日本の甘茶好きの方なら知らない人はいないだろうほど有名なお皿となっています。C# SHARP / MY TURN TO SHINE (ROCK CANDY 24)'86このお皿の魅力については今更私なんぞが語る余地は残されておりませんが若干の補足とコメントを。12" の収録時間は実測約 5'55" 7" の収録時間は実測約 4'00" となっておりまして当然聴くなら12" の方。因みに 7" の方は2フレーズ、約30秒のイントロがそっくり抜けていて、ほぼいきなり歌いだします。で、7" の方でも聴ける後半の語り部分なんですが、これは二部構成になってまして、7" の方は、二部目がそっくり抜けてます。この男同士の語り合い(なぐさめ合い?)と妖しいルックス(特に左上の奴)でもって、テリーさんをして彼らをおかまグループと呼ばせしめているのだろうけれど、おかまさんの持つ感性は特殊な輝きを持つ場合が多いから、この曲の醸し出す特別濃厚な妖しさや一風変わった洒落たグループ名とともに、このC# = おかま説 により一層の説得力を持たせているな、と感じさせます。またちょっと短いですが、FADE OUT 直後にはファルセットが、まさにチンポ玉乱といった風情のシャウトを繰り出し、なかなかの味わいとなっています。因みにこの曲の元歌となっているJ.R.FUNK & THE LOVE MACHINE / I JUST HOPE YOU UNDERSTAND LP「GOOD LOVIN'(BRASS 12011)'81」収録 甘茶ソウル百科事典P.29,171,TERRY'S SELLECT 030も又、語り中心の無茶甘茶な曲で、プッシュ音、テレフォントーク、キッス音、と擬音もてんこ盛りです。しかも、こちらもかなりのグレードの高さ!
2005.09.18
コメント(0)
【甘二】甘茶ソウル百科事典 P.14 THE INVITATIONS / LET'S LOVE>>LET'S LOVE(SILVER BLUE 804)には、語りも入り、バックの演奏も違う別テイクもあるとの事。本当かあ。という事ですが、今回はこれを検証してみましょう。タイトルからして実に甘茶してますが、中身の方も、ストリングスたっぷり、鉄琴キンコンの黄金の甘茶パターン。私も大好きな一曲です。この曲には確かに二つのテイクが有ります。どっちがどっちというのは、お皿を持ってないので分かりません。なので、もしかしたら情報に過ちがあるかもしれませんので悪しからず。聴いた感じではバックの演奏は同じみたいですね。曲の長短の違いだけのようです。あと、どちらにも語りは入ってます。(1)SHORT TAKE (実測 3:16) / LET'S LOVE (SILVER BLUE 804)途中二個所入る語りの部分を、リードが歌の感じそのままに語ってます。ENDING CHORUS は後者と比べると2フレーズ分削られています。(2)LONG TAKE (実測 3:42) / LET'S LOVE (SILVER BLUE 804)途中二個所入る語りの部分を、リードとは別の人またはリードが歌の感じとは別の調子で語ってます。ENDING CHORUS が2フレーズ分有り、前者と比べ甘い余韻をじっくりと楽しむことができます。語りの部分は好き嫌い別れるところですが、私は後者の方が好きです。展開的にメリハリがついていて、よりドラマチックと言えるでしょう。
2005.09.15
コメント(0)
甘茶ソウル百科事典の限定ゴールドバージョンに同封されていたA3用紙両面に印刷された文章をご存知でしょうか?97年12月より99年7月まで約1年半にわたって、NIFTYの音楽フォーラムに連載されていた甘茶ソウル百科事典についての小文です。今読むと非常に拙く幼稚な乱文ばかりですが、恥を忍んでここにその記事を一部抜粋し掲載します。多少修正しての掲載となります。私の場合、U.S.BDGはもともと使用頻度が高かったのですが、ここにきて一気にその仲間入りを果たした甘百(甘茶ソウル百科事典)ですが、皆さんは、どのようにご使用になられていますでしょうか?U.S.BDGはカバーを外して本の背のところに図書館の本によく張られている補修、保護用の透明フィルムを張って使用しています。かなり痛んでから張ったんで、もう少し早く張っていればと悔やまれるところですが、これでこれ以上の摩耗の心配は無いかな。因みに私が使用しているのは【補修テープ カバースル 5CM×5M(AXIS BOOK COVER)\400 】という物で、DIYのお店や文具店でよく見かけることが出来ます。これは、MDについてる保護用の透明フィルムの代わりとしても使うことができて便利でいいですよ。で、甘百ですが、これもカバーを外して使ってます。但し、U.S.BDGと違って甘百の場合、金色に塗られているので、使っているうちに金塗装が剥げてきます。(手に金粉?!が付着します。)なので、ここは思い切って表紙全体(表、裏、背とも)にフィルムを張ってみることにしました。そうすると、あらあら不思議、なんと甘百全体が金ピカに輝いてまるで金の延べ板のよう(笑)。金赤の文字も映えて、なかなかの神々しさです。皆さんも是非お試し下さい。
2005.09.15
コメント(0)
「STRICTLY ROCKERS 訳詩でみるレゲエの世界 / 菅野和彦 酒井裕子 著 1983年3月20日 発行 自費出版? 定価1500円 168P」STRICTLY ROCKERSは、菅野和彦さんと酒井裕子さんのお二人が83年に自費出版したレゲエの本だ。主としてタイトル通り訳詩とサウンドの両面からレゲエを紹介している。然しながら168ページにもわたりこの時点での相当数のレゲエのレコード(約500枚?)を紹介した情報密度の濃さを考えると十分ディスクガイドと言い放つことが出来る内容だ。(実際私もこの本を片手にあちこちとレコード漁りをしたものだった。)取り上げられているレコードは当時全盛のルーツものが大半だ。アルバム中心だがシングルも紹介している。この本の以前に出版された「ザ・ブルース増刊 レゲエ・ブック 79年6月」という本ではレゲエアルバム88選というコーナーがある。一応名の通った出版者からの本でさえ88枚しか紹介されていなかったのだから、お二人が足掛け2年をかけて500枚もの紹介をしたことは当時は非常に画期的なことだったと記憶している。(お二方、どうも有難うございました&お世話様でした。)それともうひとつ声を大にして言いたいことは、この本に書かれていることに媚び、偽りが一切無いことである。確かな耳を持った人が十分吟味して、何らしがらみに囚われることなく書いているということだ。(当たり前と言えば当たり前だが、日本では現在、そうでないレゲエディスクガイドが存在するのだな。どう聴いても駄作でしかないレコードを堂々と写真入りで名作と褒めていたりね。)残念ながらこの本を語るにはルーツレゲエの、こういっては何だが、当時の暗い状況を反映した暗い詩の内容を抜きにするわけにはいかないのだが、それは私はとても苦手なのでお二方には申し訳ないがここでは音楽的な部分だけ取り上げさせて頂く。
2005.09.14
コメント(0)
【WANTED!】GラップMIX TAPE 甘茶ソウル百科掲載GONZO HITWORKS続編のGONZOSTA MELLOW MIX TAPE等などを探しています。譲って頂ける方がそうおられるとはとても思えませんが、どなたか譲って、もしくはお聞かせ頂けないでしょうか?お礼はたんまりさせて頂きます。かれこれ数年前、甘茶ソウル百科事典で紹介されているG-RAP MIX TAPEのGONZO HITWORKS VOL.1(画像1)を初めて聴いた時の衝撃といったらなかった。70年代の古き良き時代の甘茶ソウル、シタールの奏でるメロウなムードの中、轟く銃声。その後に続く、ASSASIN , PLAYA G , PISTOLなどの鬼凄G-RAP。しかし、その続編?であるところのGANGSTA LUVで紹介されているGONZOSTA MELLOW MIX TAPE等は入手出来ないでおります。未だ聴けぬ必殺確実なテリー氏特製ミックス・テープに想いは悲しく募るばかり。毎夜ソファに崩れて、咽び泣いております。どなたかこの悲しきG-RAPファンに愛の手を!(ご連絡はトップページ左枠中程の「メッセージを送る」からお願い致します。)
2005.09.13
コメント(0)
小沢健二/FLIPPER'S GUITARの元ネタの推薦曲を紹介します。AZTEC CAMERA , ORANGE JUICE , FRIENDS AGAIN , PALE FOUNTAINS の俗に言うネオアコ四天王の楽曲ならおそらくこのページを読まれている方ならどなたでもご存知でしょうから、ここでは隠れた名曲を中心に推薦曲を紹介します。私はAZTEC CAMERA、ORANGE JUICE辺りはほぼリアルタイムでシングルを追いかけて聞いていた。この手のギターポップバンドに共通して言えることだけれども、どうしても本人が年齢を重ねるにつれて、最大の売りの一つである瑞々しさが失われて行く。AZTEC CAMERA、ORANGE JUICEがそれぞれ3RD,4THアルバムを出し、そこから若いエキスを吸い取ることが全く出来なくなってきた頃、私のネオアコに対する情熱もすっかり冷め、他ジャンルに興味は移ってしまった。やがてかなりの年月が過ぎたある日、なんとこの日本からイギリスのネオアコ四天王の後継者が現れた訳だが、そいつらは同時に私が聞き逃していた80年代中期以降の多くのギターポップの音をフリッパーズギターの音として届けてくれもしたのだな。その後「前略小沢健二様/太田出版」の中でそれら元ネタの存在を知り、それらを全部聴いてみたいと思い、完全網羅作戦を思いつき実行し、多くの方の協力を仰ぎながら多くの音源を入手することが出来た。そしてそれらを聴きながら感じたのは、とってもいい曲が多いということだ。元ネタ/引用するぐらいの曲なのだから、良くて当たり前といえば当たり前なのだが、、、。が、それでも「いいなあ、この曲。他のフリッパーズギターファンの方にも是非聴いてもらいたいなあ。」と想ったのが、このページの始まりという訳です。
2005.09.12
コメント(0)
4.こうすればあなたもポップ人間になれる/ファッション編(P.154)本書が出た81年は、いわゆるDCブランドブーム前夜だった。高校生だった私はいまだアイビーだのダウンジャケットだの着てた周りの同級生を尻目に、いち早くファッション雑誌で見たビギやワイズの洗練されたセンスに憧れ、東京まで行っては大枚はたいてた。定価で買った黒目のシャツを学生服の中に着込んではファッションリーダーを気取っていたものだ。でもそれも大学時代のDCブランドブームを経て、卒業するころにはすっかり毛嫌いするようになったよ。まあ、にわとりがトサカを立てるようなもので、この年代の少年少女がファッションにのめり込むのは自然な流れなのでそれは構わない。しかし、ブランドのロゴが大きく目立つ服を見につけるのはみっともなすぎるぞ。それが裏原宿だろうが、小山田圭吾ご用達のエイプだろうが、湯村輝彦さんお気に入りのステューシーだろうがどれでも一緒だ。「こんな流行ブランドの付いた服を着ている私ってセンスいいでしょ?」か(笑)???それでもデザインが気に入っているならロゴを取って着ろ!取れないならペンキで塗りつぶせ!何十万ものヴィンテージジーンズでもタグ類は全部取り払え!ついでにシュタイフのタグも、というのは青木光恵の書いたギャグだったな。
2005.09.10
コメント(0)
岩谷宏さんが聴くレゲエとはどんなものだろう?【PABLO MOSES / MUSIC IS MY DESIRE LP「A SONG ('80)」収録】岩谷宏さんが稀にレゲエについて言及する時、よく想像したのがこのことだ。なんせ固い文章を書く彼のことだ。能天気なレゲエなどとうてい聴きそうもない。更に氏のセンスや音楽的嗜好を考慮し、いつも唯一思いつくのがこのPABLO MOSESだった。驚異的な体温の低さ、その冷めたボーカルと厳しい視線、淡々としていながら強い意志を感じるところは両者に共通する。この「MUSIC IS MY DESIRE」という曲は、PABLO MOSESの楽曲の中では珍しく、ちょっと洒落たエレピ?が導入されているのが非常に大きな特徴だ。時折入るチープなオルガンの音も効果的。ミディアムテンポで流暢なリズムにのって歌われるのは、あくまでも体温の低い淡々としたPABLO MOSES節だ。これが見事にマッチして摩訶不思議で、かつ絶妙な音空間を作り出している。もちろん私の大好きな曲で、全レゲエのベスト20に必ず入る。(だけどこの曲を他の方が褒めてるのを見たことは皆無。なんで?)とりあえず私からこの曲に岩谷宏レゲエ賞を差し上げておくことにしよう。
2005.09.10
コメント(0)
2.無権力・無独占(P.14)そして無経済2000年頃、インターネット時代になってからたまにネット上で岩谷宏さんの著作に対する評論なり批判なりを見かけたことがあるが、どれも的外れで検討違いなものばかりだった。まともなものを見たことがあっただろうか?たまにむかっとくるようなものもあり、反論してやろうと思ったこともあったけど、ちょっと考えれば徒労に終わることが見えているものばかりだった。でも仕方ないよ、彼の独特で奇想天外で誰も聞いたことがないような語彙や概念はポップ(ロック)適性、資質、感性がないと理解できないものがあまりにも多すぎるのだ。それらは残念ながらちょっとやそっとの訓練や経験でどうなるというものではないのだ。どれでもいいのだが、順番に見ていくと、例えばこの「無権力・無独占」なんてのがそうだな。この本ではない別のどこかで書いてあったと思うが、ジョンレノンの「人民に力を!」ではなく、岩谷宏さんは「どこも力を持たない生き方を。」となるのだな。これは普通分からないよ(笑)。この項では「社会保障によって生計を営んでいるとしても(中略)そのことを恥じない。」という表現があるが、それにならって?私のこれまでの生計も無秩序状態だったな。失業保険は昔二回満期までもらった。満期が切れてもお金に余裕がある時は就職しなかった。子どもが生まれてもフリーター程度の収入しかなかったこともあった。それらの私の行動はいろいろなところで不思議がられたようだ。今はたまたま運良く人並み程度の収入はあるが、だからといってお金に対して何ら考え方、接し方は変わらないよ。だから収入が多いのにもかかわらず「忙しくなかなか休みがとれない、暇がない。」なんて言葉を聞くとその人をとっても哀れに感じる。「そういう生き方を選択したのはお前だろう。」と叱り付けたくなるよ。昔ロックを聴いてた奴が「暇がなくて音楽も今じゃほとんど聴いてないよ。」なんて言うのは最悪。オタク評論家の岡田斗司夫は自身のHP上で「忙しくて暇がない」自分を恥じていた。なかなか見所があるな、彼は。
2005.09.09
コメント(0)
『小沢健二/FLIPPER'S GUITARの元ネタリスト』FLIPPER'S GUITAR及び小沢健二の曲の元ネタとなった曲を中心にとことんポップにこだわって紹介していきます。私はフリッパーズギターのギターポップバリバリの1STが大好きなのですが、元ネタを辿っていくと当然の如く私の知らない良質な曲に多々出会いました。ここでは粗捜しをするのではなく、あくまでフリッパーズギターが愛した良質なポップスを紹介し、喜びを分かち合いたいと思っております。おいおい解説を加えたり、曲ごとに元ネタリストを整理したり、音源の有無の明示、未聴分音源の交換募集告知なども行っていきたいと思います。
2005.09.08
コメント(0)
SOFT TOUCH / IS THIS THE WAY TO TREAT A GUY (SHOUT 259)'73文句なしの甘茶ソウルの王様曲、いや女性ヴォーカルだから女王様曲ということにしておくか。人生でこれまで何十万曲を耳にしてきたか分からないが、間違いなくその頂点に君臨する1曲である。甘茶ソウル、別名スウィートソウルは大抵がスロウなバラード系のものが多い。厳しく言うとスロウなバラードは誤魔化しが効きやすいとも言える。どんな駄曲でもスロウでメロウに歌えばそれなりに聞こえるものである。しかしこの曲は見事にミディアムテンポでいて素晴らしく情感たっぷりにメロウな甘茶ソウルを体現している。しかも甘茶には珍しくポップである。プロデュースはニュージャージーの甘茶王GEORGE KERR。華麗で高揚感のあるコーラス&ストリングスアレンジはBERT KEYS。それにSYLVIAばりの囁き系の大甘ヴォーカル(誰?)。途中に入る語り、男性ヴォーカルや畳み掛けるドラムなどもメリハリをつけていてかなり良いセンスだ。それと何と言っても黄金律と呼ぶに相応しい大甘旋律だ。残念ながらこの曲は7インチシングルでしか出ておらず、人気、レア度、値段も高い(それでも相場は5千円程度だと思う)。SOUL FROM THE VAULTという怪しげなコンピに一応収録されてはいる。驚いたことに先日、山下達郎のサンデーソングブックでオンエアされた。(次の週にはなんと THOMAS BAILEY / WISH I WAS BACK までもが!)何故か複数リクエストが来ていたそうな。実は私も昔この曲をリクエストして葉書が読まれたことがある。その時、山下達郎氏はお皿を持っておらず、知人に借りようとしたらケチなことに貸してくれなかったとか。
2005.09.06
コメント(0)
山下達郎 サンデー・ソングブック のオンエア曲を中心に。番組の雑感なども。「ゴルフをしない。」2005年7月ぐらいの発言だったが、「ゴルフをしない。」という発言があった。ロックミュージシャンでゴルフをしないという発言はよくある話だと思うけど山下達郎氏から出てきたので意外だった。番組内ではその理由については全く触れなかったけど、たぶん氏の信条なのだろうな。私もゴルフは嫌いだからしないが、たぶん多くのロック系音楽家が嫌う理由は美意識からだろうと思う。なんせ服装やらやってる人物の顔やらまるでロックとはかけ離れてる、ダサいセンスのオンパレードである。そのうえ如何にも権力、体制側の娯楽スポーツという匂いがプンプンする。会社の接待などに頻繁に使われるというのも大いにイメージダウンに貢献している。だからロックミュージシャンなどでゴルフをやるような奴は信用できない。(そもそもロックというものに対する幻想などとうに皆無だけれど。)逆にゴルフは嫌いだからしない、という奴はちょっと信用出来る気がするな。ロッキングオンの松村雄作も昔「一生ゴルフはしない。」と言っていたな。彼はその後もゴルフをしないでいるのだろうか?渋谷陽一なんかはゴルフをやってそうだな。岩谷宏は絶対しそうにない。大滝詠一はしそうな気がする。「ゴルフをする」あるいは「ゴルフは嫌いだからしない」ロック音楽家の一覧なんか作ると面白そう。どなたか情報知ってたら教えて下さい。
2005.09.06
コメント(0)
私の選ぶ日本のアイドルポップベスト6 第1位 石川秀美 涙のペーパームーン 83年発売 出だしこそ『井上陽水/夢の中へ』だけれども、その後の三段階切り離しロケット的高揚感、疾走感ある展開はまさに黄金旋律と呼ぶに相応しい。『よい子の歌謡曲/冬樹社』でも『一線を超えちゃった』曲として最大限の賛辞が贈られている。アイドルポップらしい『キラキラ、ウォゥウォゥ』などの擬声語も華を添えている。メリハリのきいたアレンジも文句なしで日本アイドルポップ史上に燦然と輝く金字塔、奇跡の1曲である。 第2位 黒木真由美 感情線 75年発売 70年代の乾いた明るい空気が実に心地よい。それを醸し出しているのはずばりこの頃全盛、華麗なるフィラデルフィアソウル然としたクルクル回るストリングスアレンジにある。時代的に打ち込みやシンセ音が無いのも、よりエヴァーグリーン感を強くしていて良い。サビの高揚感ある盛り上がりは圧巻。 第3位 フィーバー 熱い気分のさめないうちに 79年発売 手拍子も楽しい明るく軽やかな ULTRA SUPER MODERN DANCER! 洋楽ソウル/ディスコファンにも大受け間違い無しの大傑作。 以上の3曲は日本アイドルポップ史上に出現した奇跡であり、世界中のあらゆるジャンル、あらゆる時代の音楽ファンにも堂々と推薦出来る曲だと断言できる。 以下は、上記3曲を偏差値70超えとすると、偏差値的には 65程度の佳曲程度と言えるが、それでも私の知る限りでのアイドルポップの第4位から第6位である。 第4位 林寛子 素敵なラブリーボーイ 75年発売 明るいロック調の曲。『MR.SWEET LOVELY BOY』というフレーズが何とも日本離れしていて小洒落ている。林寛子の歌も荒削り&ダイナミックで『ヘイヘイ』という擬声語も実にパンチが効いていて良い。80年代になり某アイドルもカバーしたとのことで聞いてみたが、残念ながらその差は 100万光年はある。 第5位 岩井小百合 ドリームドリームドリーム 83年発売 テンポの速い横浜銀蝿系ロックンロールが奇跡的にアイドルポップに昇華。歌詞がブリブリに可愛娘ブリっこ。疾走感、高揚感があり旋律も出来が良い。少し一本調子な曲調に不満が残る。鐘の音を入れたり、ブレイク部分があったりするともっと良かったかも。 第6位 森口博子 エンドレスドリーム 88年発売 彼女の歌にはこうした青春強要歌が多いが、この曲が嫌味や説教色を感じさせないのはやはり曲の出来が抜きん出て良いからか。少しロックンロールっぽさがあるのは、もしかしてこの頃?のバンドブーム等の影響か。『覚えたてのステップ』なんてセリフが思わずホロリとさせるちょっとスウィートビターな逸品。彼女のキャラクターにも程よくマッチしている。 以上が私の大好きなアイドルポップ(アップテンポ/高揚感/明るく元気)です。しかし、まだ興味を持ち始めて一年余りの若輩者ゆえ知らない曲が沢山あると思います。そこで皆様から上記のような感じのオススメ曲を教えて頂きたく思います。どうかよろしくお願い致します。
2005.09.05
コメント(0)
「甘茶ソウル百科事典/テリー・ジョンスン(湯村輝彦)著」で紹介されている曲を中心に甘茶ソウルを紹介していきます。このブログの主旨であるポップという感覚は甘茶ソウルにはほとんど見られないんですが、とても好きなものなので取り上げてみます。因みに私の好きな甘茶ソウルベスト20を以下に。おいおいコメントを付け加えていきます。SOFT TOUCH / IS THIS THE WAY TO TREAT A GUY (SHOUT 259)'73REFLECTION / JUST REALIZED (WAND 11237)BLACK SATIN FEATURING FRED PARRIS / ALL OVER NOW (BUADAN 5654)'76TOMORROW'S PROMISE / HE DON'T LOVE YOU LIKE I DO (CAPITOL 3566)'73GASLIGHT / I'M GONNA GET YOU (GRAND JUNCTION 1100)SOUL GENERATION / IN YOUR WAY LP(EBONY SOUND 2000)'72NATURAL EXPERIENCE / HIDE AND SEEK (PT.1) (SOUND WAVE 4552)'77JAMES PERRY / LOTTERY OF LOVE 12"(ULTRA-SONG)RUDY LOVE & THE LOVE FAMILY / THIS SONG IS FOR YOU LP(CALLA 35012)'78SKIP MAHOANEY & THE CASUALS / WHEREVER YOU GO LP(A-BET 410)'76DELFONICS / DELFONICS' THEME LP(PHILLY GROOVE 1154)'72WILLIAM HART / FOLLOW EVERY DREAM (LORIMAR 8007)KAIYA / KAGO (NORTHERN 463002)'87EDDIE HOLMAN / YOU'RE MY LADY (PT.1) (SILVER BLUE 807)'73FANTASTICS / THE BEST OF STRANGERS NOW (BELL 279)CLIFF NOBLES / THIS FEELING OF LONELINESS (ROULETTE 7142)'73GASLIGHT / DRIFTING AWAY (GRAND JUNCTION 1002)FIESTA / ONE MORE CHANCE LP(ARISTA 4196)'78REFLECTIONS / I'M GONNA LET YOU GO THIS TIME (RCA 11408)JONESES / MERRY GO ROUND LP(EPIC 34898)'77SPECIAL DELIVERY / OH LET ME KNOW IT (PT.1) (SHIELD 6307)'77
2005.09.05
コメント(0)
ザ・スーパー・ポップ宣言(仮題)は、岩谷宏さんの「ザ・ポップ宣言(仮題)」(ロッキング・オン社)を命名の由来としております。内容は「ポップ」にこだわった音楽中心のものの予定です。私流「ザ・ポップ宣言(仮題)」的なものも書いていきます。
2005.09.02
コメント(2)
全1732件 (1732件中 1701-1732件目)