広島カープ考察

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2023.01.27
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カテゴリ: 広島東洋カープ
『大瀬良大地』

 本日は広島の選手を見ていきたいと思います。
今回は大瀬良投手、4月までは好投を維持していたもののそれ以降失速、毎度のように夏場は打ち込まれる試合が多く二軍落ちを何度か経験しました。
成績も23試合に登板して8勝を記録するも防御率は4.72と不本意なシーズンとなりました。

 まず奪三振率ですが、135.1回を投げて97奪三振で奪三振率は6.45と低い数字となっており、ここ3年間は奪三振率が7.00を切っています。
続いて制球ですが、29四死球で与四死球率は1.93と2.00をも切るなど非常に優秀な水準となっています。
奪三振率は低いものの制球面では非常に優秀なこともあり、K/BBは3.59と高い水準となっています。

 続いてbatted ballですが、176GB:169FB:34LD:55IFFB:18HRとなっており、GB/FBが176GB/242FBで0.73となり、FB%が53.5%と例年通りフライが多い割合となっています。
ただ球威面は被IsoPが.168と高く、被安打数も156安打と投球回数を大きく上回るなど大きな課題となっています。


この中では一番の武器であるカットボールが被打率.250、空振り率も14%とまずまずの数字を残していますが、8被弾を浴びるなど痛恨の一球となることが多いようです。
そしてフォークが被打率こそ.355ですが空振り率は16%と2018年頃の水準に戻しつつあるなど2018年頃の土台は整いつつあります。

 最後に​ 投球フォーム ​ですが、腕の位置がサイド気味の位置から出てくるスリークォーターの投げ方をしています。
気になるのは右膝が本塁を向くのが早いので前に突っ込みがちのフォームとなっている点、後は2018年頃の​ 投球フォーム ​と比べると、テイクバックする際の左腕のグラブの位置が以前よりも少し低い位置になっており、右膝も2018年頃と比べると折れすぎているのが分かります。
また、トップをしっかりと作れていないでそのまま投げようとしているように感じます(大瀬良は短い方ですが2018年はトップを作ってから投げられています)。

 今季でプロ10年目の節目となる大瀬良、ただ未だに夏場を苦手する傾向が残っており、その辺りは現在投手コーチの高橋建投手コーチと似ているのかもしれませんね。
今回検証してみた際の投球フォームは7月の夏場のものなので、ひょっとすると疲労で投球フォームが微妙に崩れていたのかもしれませんが、2018年頃の投球フォームを比べるとやはり微妙にズレが生じています。
ただ急ピッチで仕上げてきていると語っている本人曰く、「軽くブルペンで投げている映像を見ても去年、一昨年よりは投げに行く時の間ができている」と感じているそうで、やはり本人もトップをしっかりと作れずにそのまま投げていることを実感していたのかも?しれませんね。

 個人的にはベテランの領域に入ってきますからそろそろパワーピッチではなく、逆方向のシュートといった球種も活かしてフライの割合を減らすといった工夫も必要となる年齢に入ってきたのではないかな?と思います。






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最終更新日  2023.01.27 23:55:01
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