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[クライミング＆ボルダリング] カテゴリの記事
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７年ぶりのクライミング
１３日木曜日の夜、仕事が終わってから筑紫野市の「竜岩自然の家」にクライミングに行ってきました。竜岩自然の家の体育館の中には、高さ５ｍほどの人工壁があり、これを登る訳ですが、ハーネスを付けるのもクライミングシューズを履くのも実に７年ぶり。しかも７年前に登ったときは、たった２時間ほどだったので、実質的には１４年ぶりです。そのせいか、ハーネスはトロール、シューズはボリエールのエースという、今では全く見かけないであろう、化石のようないでたちになってしまいました。さらにはロープの結び方とハーネスへの連結の仕方さえ完全に忘れてしまっているという体たらくで、一緒に行った方々に爆笑されてしまいました(^^;)それでも身体は登り方を覚えていて、バランスの取り方などはそれなりにできたものの、クライミングに使う筋肉はさすがに衰えていて、引きつけがまったくできなくて、何度もロープにぶら下がってしまいました。でもそのロープにぶら下がることすら１４年ぶり。次の機会もぜひ参加させてもらい、徐々に身体をクライミング用に作っていきたいと思いました。やっぱりクライミングは面白い！終わって体育館を出たら周囲は真っ白な雪景色。スリップしないかとヒヤヒヤしました。
2014年02月15日
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寺田会長ご逝去
東京緑山岳会の寺田甲子男会長が去る１１月３日ご逝去なさいました。緑山岳会の公式ホームページでは、まったく告知されていませんでしたので、これまで書くのを遠慮していたのですが、ＷＥＢで検索するとあちこち出ているようですので、もう書いてもいいかな、と思い書くことにしました。ご遺体は、会長のご意志により献体され、葬儀も行われないようでした。私は緑山岳会に４９期生として入会。平成３年に福岡へ転居するのに伴い退会するまで、約５年間在籍していました。短い間でしたが、いろいろ会長の思い出はあります。中でも一番印象に残っているのは、遭難したときのケガなどの損害保険とは別に、救助隊やヘリをとばしたときにかかる費用を補填する保険に入るためには、東京都山岳連盟（都岳連）に入る必要があり、その加盟の是非を議論しているときのこと。というのは、緑山岳会は都岳連とは過去に、運営方法や登山に対する姿勢でいろいろ食い違いがあり、寺田会長らが愛想を尽かして、都岳連を脱退していたので。リーダー会で加盟の是非をアレコレ議論しているときに、それまでまったく興味なさそうに聞いていた会長が突然「ところでサァ、遭難したときっていくらぐらい費用かかるのかい？」と聞いてきたのでした。「オレはサァ、会員の誰かが遭難したら、全財産なげうってでも救助費用に充てようと思ってんだ。それじゃあ足んないのかな？」当然、会長のこの言葉には誰も何も言えず、この話しは立ち消えになったのでした。多くの会員、ＯＢ、山岳関係者から「親分」と会長が慕われる理由の一端が、かいま見えた出来事として１０年以上経った今でも印象に残っています。会長のご著書「山岳サルベージ繁盛記」「谷川岳大バカ野郎の５０年」「東京したまち山岳会」昨年夏、緑山岳会の７０周年記念パーティでお会いしたのが、私にとっては最後でした。だいぶ足腰が弱っておいででしたが、それでも最後には見事な口上と、正調「トザイ、トーザイ！」を聞かせていただき感無量でした。ありがとうございました会長。そしてご冥福を心からお祈りいたします。
2010年12月15日
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事務所泊まりの必須アイテム
いよいよ１２月に入って、今年も追い込み。事務所に泊まる日も多くなってきました。事務所泊まりの時は、これまではエアコンを入れればシュラフカバーだけでも寝るには十分だったのですが、さすがに１２月に入るとそれだけでは寒くなって、寝袋本体を出しました。以前は冬山で使っていた羽毛のシュラフ。独立してからは、山では全く使わず事務所でばかり使用するようになってしまいました。そろそろ日に干さないと・・・・・
2010年12月04日
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みやま市のクライミングジム「ジャングルジム」
金曜日に柳川市へ仕事で行った帰り、九州道のみやま柳川インターへ向かっていると、道路端に「Ｊｕｎｇｌｅ Ｇｙｍ」と壁に書かれた茶色の建物を見つけました。なんの建物だろうとよく見ると、クライミングしている人らしきイラストも。ひょっとして屋内壁があるクライミング場？これはぜひ見てみなければ、と思い近寄って中をみせていただくと、やっぱりクライミングジムでした。しかも、戻ってから調べてみると、既に何年か前からオープンし、国体選手も排出したような立派なジムでした。ジムでオーナーらしき人と立ち話したのですが、今や主流はクライミングというよりボルダリング。以前からロープを付けないで登るボルダリングはよく怖くないな～と感心していたのですが、なるほど室内で下にマットが敷いてあるところなら、屋外ほど怖さを感じずに登ることができそうです。私がバリバリ登っていた（と言っても5.11aクラスがやっとですが）のは、もう１０年以上前。今使われているクライミングシューズを見せてもらったのですが、もう私が全然知らないメーカーばかり。「私が今持っているのはボリエールのエース」と言うと、「ボリエールという言葉自体久しぶりに聞きました」と笑われてしまいました。しかし、聞けば福岡市内にも、いくつか室内練習場があるとか。久しぶりにクライミングに戻ってみようかなという気になってきました。でもその前にもっと体重を落とさないと。
2010年06月27日
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東京緑山岳会７０周年 おめでとうございます！
以前私が所属していた東京緑山岳会が、このたびめでたく７０周年を迎えましたので、その祝賀会に行って来ました。森田勝さんの生涯を描いた「狼は帰らず」で、登山界のみならず一般社会にもその名を轟かせた緑山岳会ですが、実は緑山岳会に関する著作は、他にもけっこうあります。昭和１４年に結成された老舗の山岳会だけあって、会員の延べ人数は１０００人弱。渋谷東急ホテルの宴会場は、他の山岳会の方や、南博人さん、松本龍雄さんといった有名人もいらっしゃって大盛況でした。私が会に入ったのが、昭和６１年２６歳のとき。平成３年に福岡に戻ることになり、会を辞めたのですが、そのとき以来お会いする先輩や、その後入会した若い人たちともお会いでき、ものすごく楽しい時間でした。また、ほとんどの先輩方が、すでに頭が白くなっていたりする中、まだまだ現役でバリバリ岩を登っている方も結構いて、嬉しかったですね。
2009年07月05日
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ついに復帰！
ついに、と言うか、とうとう、と言うか、８年ぶりに岩登りに復帰しました！＼(^_^)／ 最後に登ったのは８年前の夏、雨が降る中を谷川岳・一の倉沢南陵ルート。それから苦節（？）８年。仕事で土日もなかったし、以前所属していた山岳会も、仕事で山そのものに行けなくなってしまっていたので退会し、全く山と縁のない生活を送っていたのですが、いつかは復帰したいな～と思い続け、一昨日、ちょうど今頃なら暑くもなく寒くもないし、小さな岩場ならブランクが空いた後の練習に丁度いいかも、と突然思いついて。 ８年ぶりにクライミングのギアを取り出すと、懐かしいのやら「こんなの持ってたっけ？」というようなのが次々と。 なんてったって笑うのはシューズ。私が持っているのはボリエールのベクターとレイザー。これ多分今は絶品。特にレイザーは、買って２、３回使っただけで岩から離れたので、まだ新品同様でキレい。今時レイザーを履いているヤツなんて皆無だろうし、そんな中で新品同様のレイザーを履いてたら、周りからの奇異な目は必須。 おまけにハーネスはトロールの昔のベルトの部分が太くて、色はピンクっぽいヤツ。今時こんなのを付けてるヤツも皆無だろうし。 そんなこんなで恥ずかしかったので、登りに行く場所は九州のメッカ、日向神や野岳のような人が多いところではなく、連休中にこんなチンケな場所に行くクライマーは絶対いないだろうと思う佐賀県鳥栖市の知る人ぞ知る四阿屋の岩場。 着いてすぐブランクを実感「８の字結びを忘れた！」。一緒に行ったパートナーからは「事前に練習しとかんかい！」と怒られる。８年の間にシロートに成り下がってしまった・・・・(T_T) １０分ほどロープと格闘し、ようやく思い出して、さあ登ろうと靴を履くと、これが痛いのなんの。通常クライミング用には足のサイズより２、３センチほど小さい靴を履きます。履き慣れると靴も伸びてこれが痛くなくなるのですが、８年前には痛くなかったのが、足がその感覚をすっかり忘れて今は履いてるだけで激痛が(T_T)。 それでも慣れるまでの辛抱と思い登り始めたのですが、久しぶりの岩は自分でもビックリするほど怖い。初心者用の５．６とか５．７のルート、しかもトップロープでも足がミシンを踏んでたりして(^^;)おまけに足が痛いので、キチンとスタンスに足を置けないから余計に怖い。 ２本ほど登り、ようやく体が感覚を思い出してきて、立ち込みもきれいにできるようになったのですが、さすがに筋力と指の力だけは衰えを実感。５．９を２回も登ると、もう二の腕のあたりの筋が痛くなってきて力が入らないし、指も開いてしまって、クライマーが言うところの「ガマンが出来ない」状態の連続で、落ちまくりのテンションかけまくり。そうなるとモチベーションも下がって来るから、結局４時間ほどで「もうダメ。帰ろう」と。 まあ８年ぶりだからこんなもんか。でも、カラビナのガチャガチャいう音。ロープの擦れる音。チョークの感触。靴のゴムと皮のにおい。岩肌の感触。そして風呂に入ったときの指先の皮膚の痛み。８年も間が空いていたと思えないほど、ごく当たり前のように次から次に感覚が戻ってきて、それでもやっぱり全てが懐かしくって、あ～戻ってきたんだな～と実感。これから月２回程度は登れていけばいいな～と思ってます。
2006年05月05日
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明日から東京
明日から３日間、研修で東京・横浜・埼玉に行くことになりました。 明日の夜は、以前私が在籍していた東京緑山岳会の皆さんが、飲みに集まってくださるそうなので楽しみです。会長とも、ずいぶんお会いしてないな～。 ちなみに掲示板で名前が出てくる曽山さんは、私が在籍していたときのチーフリーダーで、曽山さんにはしごかれたな～。 緑山岳会は、先輩後輩の縦の序列はそれなりに厳しかったけど、それでも社会人山岳会らしい自由さがあって、実に楽しい会員時代でした。 ん～、でも当時私が２０歳代後半。それが今や４５歳。みんなもすっかり親父化してしまったんだろうなあ。
2005年07月14日
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山岳警備隊
一昨日だったか、テレビで長野県警の山岳警備隊のことをやっていた。私は山岳警備隊にお世話になったことはないが、遭難救助の場に出くわしたことはある。 ６年ほど前、南アの北岳バットレス四尾根に登りに行った。御池小屋にテントを張って、早朝出発。その日は見事なくらいの快晴で、朝焼けに照らされて四尾根は見事なモルゲンロート。あんなに見事なモルゲンを見たのは、生まれて初めてだった。 縦走路から外れて、下部岩壁への道をたどるうちに、十字クラックが見えてくる。既に先行パーティがいくつか、取り付いている。下部岩壁の少し手前で、小休止して先行パーティが登るのを眺める。ルート図を取り出して、あそこがＣガリー、あそこがピラミッドフェースへの取り付き、あそこが５尾根などと見ている内に、どうも良く分からないルートを登っているパーティがいる。 ルートを新たに作っているのかと思ったけど、それにしてはモタモタしていて、下手そう。そしたら、トップで登っていたのが、ドサッと下に落ちた。高さはおよそ５メートルくらいだったか。 岩から落ちるときは、ポーンと落ちるイメージがあるので、ドサッと落ちたその時はダサい、下手くそ、くらいにしか思わなかったのだが、急に先行パーティ全部が騒がしくなる。どうやら全員同じ山岳会のようだ。 ケガの程度を聞く声や、動けるのかどうかなどを聞く声が、岩壁を行き交う。それでようやくこちらも、大層なことになりそうだと感じた。 取りあえず、こちらのパーティにいた若い女の子を、近くの山小屋に救援要請に行かせる。先行パーティの連中に話を聞くと、落ちた人は骨折していて動けそうにないので、ヘリの要請もさせる。 そこから山小屋までは歩いて１時間程度かかるので、おぶって降りるのは難しいし、山小屋から車が入れるところまでは、さらに２時間以上かかる。ヘリを呼ぶしかない。 待つこと１時間半程度だったか。プロペラの音が聞こえたかと思うと、あっと言う間にヘリが現場の上空に到着。山梨県警のヘリだった。ヘリから県警救助隊の人が一人ワイヤーで下げられて降りてくる。一昨日テレビで映っていたそのまんまの光景。 下に降りると、遭難者の所に行き、声をかけながらテキパキと応急処置。そのパーティのリーダーらしき人と話をした後、ワイヤーを遭難者に固定して、ヘリに引き上げる。遭難者の回収が終わると、またワイヤーが降りてきて今度は自分が上がっていく。そして、またあっと言う間に、ヘリは来た方向に消えていった。この間約２０分程度。 側で見ていて、いやあカッコイイのなんの。思わず惚れそうになったよ(^_^;)本当にもう、全く無駄な動きが無くて、テキパキという言葉は、こんなことを言うんだと実感した位。 でまた、空の彼方から現れて空の彼方に消えていく、というのが、こんなにカッコイイとは思わなかった。そういう体験は、まずウルトラマンとかの世界でない限り味わえないと思うんだけど、ウルトラマンがヒーローになるのがとてもよく分かった（笑 ところがその後うちのパーティは、このことがきっかけでとても大変なことになったのだけど、それはまた別の機会に。
2005年02月10日
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