Pay It Forward  < alfa146ti >

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2007.03.29
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カテゴリ: Sprit
ひさかたぶりで・・例のおばあちゃんシリーズを書いてみよう。

花子ばあちゃん、91歳、一人住まい。

勤務中はスーツを着ており、別に介護の仕事をしているワケ
ではないのだが、ワタシのお客さんにはお年寄りが多い。
次いで企業オーナー、医師・・
どういう業種? それは立場上書けないんです、ご容赦を。

花子ばあちゃんとこでは、本業のシゴトはほぼ必要ないのでフォローのみ。
お元気確認をかねて、定例の報告業務。


もらえそうな本や地図など持参することがある。
高齢の、特にお一人でお住まいのお客さん宅には女性のスタッフさんと
一緒に伺うことにしているのだけど、そうするとシゴト話のみならず、
茶話会になったりする。
自分としてはそのお礼の気持ちも含めていたりする。

今日はひろはまさんの本と『小さな魂と太陽』のフォトブックを持参。
本屋の包みで持っていくともったない時間が発生するので、
スッと受け取ってもらえるようにハダカで渡すと・・・

自分が好奇心を維持できているのは、本や新聞を読めるこの『目』が
健在だからだ、視力を失っていくことは想像したくない、と話される。
押さえられず、この目にいいペンダントを知ってますか、と見せてしまう。

「これは楽やわ」「飛蚊症が治った」「目薬さすのが4回から1回になった」
と評判なのでご紹介。

花子ばあちゃんからすれば、私たちの性格や感性も知った仲なので
(スタッフさんとは18年のお付き合い)
「試したいから取り次いでくれ」となり、業務外のオシゴト。


なぜか話題は肌の衰えになり、「それでは」といま自分が被験者となり
いろんなクリームを試している話をすると・・・
「そんなんあるの」とエラク関心ある様子で・・・
どういうワケか、道中の車中でスタッフさんがぬっていた抗酸化系の
クリームは自分のカバンにあり(笑)、その場でお試し。
決して意図的ではないんだけど、これもまためぐり合わせでばあちゃんに
必要なのかな・・? 
と思っているとこれまた「これ欲しいわぁ」と。
転職した方がいい?

自分が楽しんでいるスグレモノ商品について、話してこなかったわけではなく、
2年ほど通っていて、はじめて「試したい」という言葉を聞いた。
花子ばあちゃんに変化は感じないのだけど、辛いことでもあるのだろうか・・

そんなこんなの脱線を経て『見ること』『見えること』の話題は
自分の好きな映画に。
何を差し置いても『Pay It Forward』なので・・、
「アメリカの少年の話でね、11歳の少年が社会科の授業で『もし君たちが
 世界を変えたいと思ったら、何をする?』という宿題をもらうんです・・・」
とあらすじを話しているうちに呼吸がヘンになり、うまくしゃべれなくなり・・
泣きそうになってしまった。
業務時間中に、この歳で、スーツ着て、泣くのはちょっとツライよな。(笑)

自分が自転車で海外を旅しているとき、数え切れないくらいお世話になった話。
キタナイ姿の自分よりもお金なさそうな人からでさえ、やさしくしてもらった話。
お返ししようにもできない話。
せめて、その借金を出会っていく人々に何らかの形で、と思っている話。
今度は自分が何かを渡していく側に立っていきたいと思ってる話。

映画の小説はあるけれど、字がちっちやいから読むのは大変かも知れないというと、
「うんうん、今の話聞いて、充分想像した・・」と感情を返される。
ばあちゃんチはビデオデッキがないので
「今度テレビでやるときは連絡するからね」と約束し、次回の訪問も約束。

いつも、角を曲がり姿が見えなくなるまで手を振ってくれる。

http://plaza.rakuten.co.jp/146ti/diary/200612040000/






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Last updated  2007.03.30 00:50:04
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