2005.06.04
カテゴリ： カテゴリ未分類
宮沢賢治の『銀河鉄道の夜』は、魅力的な作品だ。
うちには、絵本『銀河鉄道の夜』がある。藤城清治さんの美しい影絵の挿絵が入っている。
それと岩波の『銀河鉄道の夜』。ちくま文庫もあるはずだ。
演劇の世界では、水野陽子作「破稿『銀河鉄道の夜』」という作品があって、関係者の間では有名だ。
前の学校で、引退した演劇部の三年生たちが、市民会館の中ホールを借りてこの作品を上演した。
観ていてぼろぼろ泣いてしまったのは、本の素晴らしさと彼らの演技と両方が素晴らしかったからだが、今日、『銀河鉄道の夜』に関する素敵な本を読み終えた。
『イーハトーブ乱入記』ますむら・ひろし ちくま新書
ますむら・ひろしさんは、『銀河鉄道の夜』という漫画を描いている。それも、猫で。
ジョバンニも、カンパネルラもみんな猫。猫にした理由。
水俣病解明の為に水銀汚染した大量の魚を与えられて苦しみ痙攣する猫の姿にショックを受けた事がその出発点。
そして編集者の一言。
「登場人物は、みんな猫でな。」
「ええ!猫で・・・。」
「ああ、猫でだよ。だいたいお前、人間を描くのがヘタだろう。猫で行けよ、猫。」
「賢治は二人の顔かたちをまったく描写していないのだ。・・人間の顔でジョバンニの顔を描くと幻滅が起きる。」
この後で、「賢治は猫が嫌いだったか?」という考察があり、猫好きとしては見逃すわけにはいかないところ。
この本の面白いところは、『銀河鉄道の夜』をとにもかくにも「絵」にしなくてはならない、「漫画」にしなくてはいけないという悪戦苦闘が包み隠さずに披露してあるところだ。
ますむらさんは、「討議『銀河鉄道の夜』とは何か」青土社 という本に出会う。
筑摩書房からでた賢治全集の編集を行った入沢康夫氏と天沢退二郎氏の対談本だ。この中に、「ジョバンニの町の地図」「銀河鉄道の列車内の座席図」という図が載っている。
ますむらさんはあきれてしまう。
ところが矛盾はどこにもない。
「幻想的風景でいながら、賢治は位置や風景のミスや矛盾を犯していない。そして天沢さんの視覚調査もミスしていない。」
たかが童話・・と思っていたらどうやら違うぞ・・となってくる。引き込まれる。
そうなってくると、一つ一つがひっかかってくる。
「三角標」とは何か?どんな形をしているのか?
銀河鉄道の車窓からは何が見えるのか?星が出てこないのはなぜなのか?ここのところは圧巻。
忠実に漫画化を図ると言うことは、これら一つ一つに「これ!」という解答を出す(とりあえずであったとしても)ことだ。
『銀河鉄道の夜』は、何度も手を入れられている。初期形でいくのか、最終形で行くのか?
疑問は後から後から湧いてくる。
この本を読み終えた私の手元には、『銀河鉄道の夜』『風の又三郎』(ともに朝日ソノラマ)がある。作者・ますむらさんの奮闘の跡を二冊の漫画でたどる楽しみが私を待っている。
賢治は、岩手から、「イーハトーブ」を作り上げた。ますむらさんは、山形県の米沢から「ヨネザアド」を、そして東京を抜け出してすみ始めた醤油の町・野田の愛宕駅から、「アタゴオル」を作り出した。
『銀河鉄道の夜』については、山のような研究書が出ているが、「漫画化する」という視点で書かれた本は初めて読んだ。オススメです。漫画と共にどうぞ。
さて、明日は町内会の溝掃除、そして、演劇部の舞台練習。忙しくなりそうだ。
蛇足 金沢の喫茶「あたごおる」は健在かなぁ?
蛇足 漫画『銀河鉄道の夜』の中で、十字架に向って「ハルレヤ」「ハルレヤ」と歌っている人たち。これは、「ハレルヤ」ではないのです。
賢治の手稿には、はっきり「ハルレヤ」と書いてある。なぜだろう?
うちには、絵本『銀河鉄道の夜』がある。藤城清治さんの美しい影絵の挿絵が入っている。
それと岩波の『銀河鉄道の夜』。ちくま文庫もあるはずだ。
演劇の世界では、水野陽子作「破稿『銀河鉄道の夜』」という作品があって、関係者の間では有名だ。
前の学校で、引退した演劇部の三年生たちが、市民会館の中ホールを借りてこの作品を上演した。
観ていてぼろぼろ泣いてしまったのは、本の素晴らしさと彼らの演技と両方が素晴らしかったからだが、今日、『銀河鉄道の夜』に関する素敵な本を読み終えた。
『イーハトーブ乱入記』ますむら・ひろし ちくま新書
ますむら・ひろしさんは、『銀河鉄道の夜』という漫画を描いている。それも、猫で。
ジョバンニも、カンパネルラもみんな猫。猫にした理由。
水俣病解明の為に水銀汚染した大量の魚を与えられて苦しみ痙攣する猫の姿にショックを受けた事がその出発点。
そして編集者の一言。
「登場人物は、みんな猫でな。」
「ええ!猫で・・・。」
「ああ、猫でだよ。だいたいお前、人間を描くのがヘタだろう。猫で行けよ、猫。」
「賢治は二人の顔かたちをまったく描写していないのだ。・・人間の顔でジョバンニの顔を描くと幻滅が起きる。」
この後で、「賢治は猫が嫌いだったか?」という考察があり、猫好きとしては見逃すわけにはいかないところ。
この本の面白いところは、『銀河鉄道の夜』をとにもかくにも「絵」にしなくてはならない、「漫画」にしなくてはいけないという悪戦苦闘が包み隠さずに披露してあるところだ。
ますむらさんは、「討議『銀河鉄道の夜』とは何か」青土社 という本に出会う。
筑摩書房からでた賢治全集の編集を行った入沢康夫氏と天沢退二郎氏の対談本だ。この中に、「ジョバンニの町の地図」「銀河鉄道の列車内の座席図」という図が載っている。
ますむらさんはあきれてしまう。
ところが矛盾はどこにもない。
「幻想的風景でいながら、賢治は位置や風景のミスや矛盾を犯していない。そして天沢さんの視覚調査もミスしていない。」
たかが童話・・と思っていたらどうやら違うぞ・・となってくる。引き込まれる。
そうなってくると、一つ一つがひっかかってくる。
「三角標」とは何か?どんな形をしているのか?
銀河鉄道の車窓からは何が見えるのか?星が出てこないのはなぜなのか?ここのところは圧巻。
忠実に漫画化を図ると言うことは、これら一つ一つに「これ!」という解答を出す(とりあえずであったとしても)ことだ。
『銀河鉄道の夜』は、何度も手を入れられている。初期形でいくのか、最終形で行くのか?
疑問は後から後から湧いてくる。
この本を読み終えた私の手元には、『銀河鉄道の夜』『風の又三郎』(ともに朝日ソノラマ)がある。作者・ますむらさんの奮闘の跡を二冊の漫画でたどる楽しみが私を待っている。
賢治は、岩手から、「イーハトーブ」を作り上げた。ますむらさんは、山形県の米沢から「ヨネザアド」を、そして東京を抜け出してすみ始めた醤油の町・野田の愛宕駅から、「アタゴオル」を作り出した。
『銀河鉄道の夜』については、山のような研究書が出ているが、「漫画化する」という視点で書かれた本は初めて読んだ。オススメです。漫画と共にどうぞ。
さて、明日は町内会の溝掃除、そして、演劇部の舞台練習。忙しくなりそうだ。
蛇足 金沢の喫茶「あたごおる」は健在かなぁ?
蛇足 漫画『銀河鉄道の夜』の中で、十字架に向って「ハルレヤ」「ハルレヤ」と歌っている人たち。これは、「ハレルヤ」ではないのです。
賢治の手稿には、はっきり「ハルレヤ」と書いてある。なぜだろう?
お気に入りの記事を「いいね！」で応援しよう
Re:『銀河鉄道の夜』猫版(06/04)
なずなっち8643
さん
ますむらひろしさんの「アタゴオル」もたしか主人公は猫だったのでは？
そんな作品があるなら、ぜひ読みたいです。
藤城さんの影絵はとてもすてきですね。
まろさんが猫にひかれるのはどうしてですか？
また、いつか語っていただけると嬉しいです。
もし、すでに日記に書かれていたのならお許しください。 (2005.06.05 07:55:58)
そんな作品があるなら、ぜひ読みたいです。
藤城さんの影絵はとてもすてきですね。
まろさんが猫にひかれるのはどうしてですか？
また、いつか語っていただけると嬉しいです。
もし、すでに日記に書かれていたのならお許しください。 (2005.06.05 07:55:58)
銀河鉄道の夜
吉雄777
さん
猫のってアニメになったよね。
同じものなのかな。
それを先にテレビで見て、本を読んだので
もともとカンパネルラ達を猫で想像していました。
そうか「顔かたちをまったく描写していない」から
難なく本を読んでも
猫で想像するのが楽だったのね。
画像にするより、本のほうが幻想的。
凸版印刷関係の話になると
「そういや、凸版の文字集めの仕事してたな･･･」
って、思い出す。 (2005.06.05 09:52:36)
同じものなのかな。
それを先にテレビで見て、本を読んだので
もともとカンパネルラ達を猫で想像していました。
そうか「顔かたちをまったく描写していない」から
難なく本を読んでも
猫で想像するのが楽だったのね。
画像にするより、本のほうが幻想的。
凸版印刷関係の話になると
「そういや、凸版の文字集めの仕事してたな･･･」
って、思い出す。 (2005.06.05 09:52:36)
あたごおる の、ヒデヨシ
まろ0301
さん
なずなっち8643さん
＞ますむらひろしさんの「アタゴオル」もたしか主人公は猫だったのでは？
☆おお喰らいのヒデヨシのキャラクターとは、さすがに違います。
『あたごおる物語』も大好きな作品です。
＞そんな作品があるなら、ぜひ読みたいです。
＞藤城さんの影絵はとてもすてきですね。
＞
☆オススメでございます。吉雄さんが指摘されているようにアニメ版もあります。
「猫による『銀河鉄道の夜』」もいいものですよ。
＞まろさんが猫にひかれるのはどうしてですか？
＞また、いつか語っていただけると嬉しいです。
＞もし、すでに日記に書かれていたのならお許しください。
☆それまでは、どうって事なかったのですが、昨年4月に、「まろ」をもらいに行ってからですね。一家が猫ファンになってしまったのは。
妻は、「私は本当は犬派なのに」とか言いながら、一番でれでれしています。
日記にも書いたことがあったと思います。
でも、何度書いてもいいからまた書きます。 (2005.06.05 13:35:36)
＞ますむらひろしさんの「アタゴオル」もたしか主人公は猫だったのでは？
☆おお喰らいのヒデヨシのキャラクターとは、さすがに違います。
『あたごおる物語』も大好きな作品です。
＞そんな作品があるなら、ぜひ読みたいです。
＞藤城さんの影絵はとてもすてきですね。
＞
☆オススメでございます。吉雄さんが指摘されているようにアニメ版もあります。
「猫による『銀河鉄道の夜』」もいいものですよ。
＞まろさんが猫にひかれるのはどうしてですか？
＞また、いつか語っていただけると嬉しいです。
＞もし、すでに日記に書かれていたのならお許しください。
☆それまでは、どうって事なかったのですが、昨年4月に、「まろ」をもらいに行ってからですね。一家が猫ファンになってしまったのは。
妻は、「私は本当は犬派なのに」とか言いながら、一番でれでれしています。
日記にも書いたことがあったと思います。
でも、何度書いてもいいからまた書きます。 (2005.06.05 13:35:36)
銀河鉄道の夜・アニメ版
まろ0301
さん
吉雄777さん
＞猫のってアニメになったよね。
＞同じものなのかな。
☆杉井ギサブロー監督の作品ですが、作者の思いとはちょっと違ったところもあるようです。
＞画像にするより、本のほうが幻想的。
＞凸版印刷関係の話になると
＞「そういや、凸版の文字集めの仕事してたな･･･」
＞って、思い出す。
☆自分の体験が重なってくるわけですね。
確かに、「本」は、読む人間が想像力をどんどん広げる手助けをしてくれますね。
映像に携わる人たちにとっては、賢治の作品は魅力的な作品なのかなと思います。
「ぺかぺか」といった表現も。
(2005.06.05 13:44:10)
＞猫のってアニメになったよね。
＞同じものなのかな。
☆杉井ギサブロー監督の作品ですが、作者の思いとはちょっと違ったところもあるようです。
＞画像にするより、本のほうが幻想的。
＞凸版印刷関係の話になると
＞「そういや、凸版の文字集めの仕事してたな･･･」
＞って、思い出す。
☆自分の体験が重なってくるわけですね。
確かに、「本」は、読む人間が想像力をどんどん広げる手助けをしてくれますね。
映像に携わる人たちにとっては、賢治の作品は魅力的な作品なのかなと思います。
「ぺかぺか」といった表現も。
(2005.06.05 13:44:10)
新世界交響曲
この映画のなかの新世界交響曲がすてき。アルビレオのとこだったかな。我が家にあるよＶＨＳだけど！
(2005.06.05 22:32:34)
Re:銀河鉄道の夜・アニメ版(06/04)
SEAL OF CAIN
さん
アニメの猫版は観た事があります。
この小説は好きなのですが、アニメが猫っつーのが、どーもピンと来なくて、「猫なんだもんなー」と言ってました。(^^;)
絵本なら良さそうかも。 (2005.06.05 22:58:40)
この小説は好きなのですが、アニメが猫っつーのが、どーもピンと来なくて、「猫なんだもんなー」と言ってました。(^^;)
絵本なら良さそうかも。 (2005.06.05 22:58:40)
新世界交響曲
まろ0301
さん
sun-chan-rakutenさん
＞この映画のなかの新世界交響曲がすてき。アルビレオのとこだったかな。我が家にあるよＶＨＳだけど！
☆なんでだったか今となってはハテナですが、中・高生の時に「新世界」が大好きになって、ついにレコードまで買ってしまいました。カラヤンでベルリン・フィルのもの。いまでもあります。
しかし、さすがにきっちりおさえてますねー。
私もビデオで持っています。 (2005.06.05 23:09:36)
＞この映画のなかの新世界交響曲がすてき。アルビレオのとこだったかな。我が家にあるよＶＨＳだけど！
☆なんでだったか今となってはハテナですが、中・高生の時に「新世界」が大好きになって、ついにレコードまで買ってしまいました。カラヤンでベルリン・フィルのもの。いまでもあります。
しかし、さすがにきっちりおさえてますねー。
私もビデオで持っています。 (2005.06.05 23:09:36)
そんなことはにゃい!
まろ0301
さん
SEAL OF CAINさん
＞この小説は好きなのですが、アニメが猫っつーのが、どーもピンと来なくて、「猫なんだもんなー」と言ってました。(^^;)
＞絵本なら良さそうかも。
☆いえいえ、猫でいいのですよ・・。
私なんかもう、猫が出てくるから、「うー、いいなー」状態です。
実写版はやめてほしいけれど、猫でなくてアニメ化するとしたら誰だろう・・。 (2005.06.05 23:12:23)
＞この小説は好きなのですが、アニメが猫っつーのが、どーもピンと来なくて、「猫なんだもんなー」と言ってました。(^^;)
＞絵本なら良さそうかも。
☆いえいえ、猫でいいのですよ・・。
私なんかもう、猫が出てくるから、「うー、いいなー」状態です。
実写版はやめてほしいけれど、猫でなくてアニメ化するとしたら誰だろう・・。 (2005.06.05 23:12:23)
Re:そんなことはにゃい!(06/04)
SEAL OF CAIN
さん
まろ0301さん
＞ 実写版はやめてほしいけれど、猫でなくてアニメ化するとしたら誰だろう・・。
実写版でモノホンの猫だったら好きになれそうです。(笑)
ちなみに、こんなサイトなんぞを。
http://nyan-ei.hadzuki.com/ (2005.06.06 23:34:18)
＞ 実写版はやめてほしいけれど、猫でなくてアニメ化するとしたら誰だろう・・。
実写版でモノホンの猫だったら好きになれそうです。(笑)
ちなみに、こんなサイトなんぞを。
http://nyan-ei.hadzuki.com/ (2005.06.06 23:34:18)
にゃるほど
まろ0301
さん
SEAL OF CAINさん
＞
＞実写版でモノホンの猫だったら好きになれそうです。(笑)
＞ちなみに、こんなサイトなんぞを。
＞http://nyan-ei.hadzuki.com/
-----
☆実写の猫ですか。魅力的だなぁ。
『チグラーシャ』というロシア映画がありますが、猫の。全編これ、猫。
堪能すると同時に、よくもここまで仕込んだもんだと感嘆しました。
サイトは見てみます。わくわく。 (2005.06.06 23:48:32)
＞
＞実写版でモノホンの猫だったら好きになれそうです。(笑)
＞ちなみに、こんなサイトなんぞを。
＞http://nyan-ei.hadzuki.com/
-----
☆実写の猫ですか。魅力的だなぁ。
『チグラーシャ』というロシア映画がありますが、猫の。全編これ、猫。
堪能すると同時に、よくもここまで仕込んだもんだと感嘆しました。
サイトは見てみます。わくわく。 (2005.06.06 23:48:32)
Re:『銀河鉄道の夜』猫版(06/04)
吐夢 さん
｢銀河鉄道の夜｣のアニメ版は、私の観たアニメ史上､最高傑作です。
はっきり言って、原作と同等、いや実は上を行くのではないかと思っています。
主人公が猫である理由ははじめて知りました。
あの中では人間がむしろ異形に思えてくるのが不思議です。
しかしそんなことより、あの映像の美しさ、わたしはあの、世界に冠たる宮崎アニメより上等だと、密かにおもっています。
宮沢賢治のあのすこしきつすぎる仏教的自己犠牲精神もアニメではすんなり入ってきます。（わたしは佛教徒のはしくれではありますが）。
そういう宗教的なことを考えなくとも、とにかく美しい。星祭の広場のシーンや、車窓を通りすぎてゆく映像の美しさや哀しさと言ったら、わたしゃあれこそが日本の美意識だと断言してもえいのではないかと思っとります。（密かに、しかし鼻息荒く・・・） (2005.06.20 00:31:05)
はっきり言って、原作と同等、いや実は上を行くのではないかと思っています。
主人公が猫である理由ははじめて知りました。
あの中では人間がむしろ異形に思えてくるのが不思議です。
しかしそんなことより、あの映像の美しさ、わたしはあの、世界に冠たる宮崎アニメより上等だと、密かにおもっています。
宮沢賢治のあのすこしきつすぎる仏教的自己犠牲精神もアニメではすんなり入ってきます。（わたしは佛教徒のはしくれではありますが）。
そういう宗教的なことを考えなくとも、とにかく美しい。星祭の広場のシーンや、車窓を通りすぎてゆく映像の美しさや哀しさと言ったら、わたしゃあれこそが日本の美意識だと断言してもえいのではないかと思っとります。（密かに、しかし鼻息荒く・・・） (2005.06.20 00:31:05)
鼻息がここまで伝わってきて・・
まろ0301
さん
吐夢さん
＞ ｢銀河鉄道の夜｣のアニメ版は、私の観たアニメ史上､最高傑作です。
宮崎アニメより上等だと、密かにおもっています。
宮沢賢治のあのすこしきつすぎる仏教的自己犠牲精神もアニメではすんなり入ってきます。
わたしゃあれこそが日本の美意識だと断言してもえいのではないかと思っとります。（密かに、しかし鼻息荒く・・・）
☆ちょっと東風が吹いてきたなと思ったら、鼻息でしたか・・。
同感ですね。あの美しさは、類がない。
宮崎アニメとは異質のものですね。
あ、借りてたビデオ・・・。また送ります。
(2005.06.20 20:18:46)
＞ ｢銀河鉄道の夜｣のアニメ版は、私の観たアニメ史上､最高傑作です。
宮崎アニメより上等だと、密かにおもっています。
宮沢賢治のあのすこしきつすぎる仏教的自己犠牲精神もアニメではすんなり入ってきます。
わたしゃあれこそが日本の美意識だと断言してもえいのではないかと思っとります。（密かに、しかし鼻息荒く・・・）
☆ちょっと東風が吹いてきたなと思ったら、鼻息でしたか・・。
同感ですね。あの美しさは、類がない。
宮崎アニメとは異質のものですね。
あ、借りてたビデオ・・・。また送ります。
(2005.06.20 20:18:46)
Re:『銀河鉄道の夜』猫版(06/04)
はるる！
さん
岩手県花巻市の郊外にある宮沢賢治記念館から、山の斜面を下りて行くと、びっくり！
ほんとうに銀河鉄道の停車場があって、彼の童話の世界を具体化した童話館の入り口まで連れていってくれました。笑
＞ますむらさんは、山形県の米沢から「ヨネザアド」を、そして東京を抜け出してすみ始めた醤油の町・野田の愛宕駅から、「アタゴオル」を作り出した。
半年ほど前、米沢駅前でぼうっとしてたら、町営の「アタゴオル」バスが走っていましたよ。全身がますむらさんのイラストでペイントされていた、ヒデヨシなんかがでかい顔してました♪
しかも、一台だけじゃなくって、違うバージョンの絵柄の町営バスが、何台も走って・・・なかなかシュールでした。
(2005.09.21 09:42:03)
ほんとうに銀河鉄道の停車場があって、彼の童話の世界を具体化した童話館の入り口まで連れていってくれました。笑
＞ますむらさんは、山形県の米沢から「ヨネザアド」を、そして東京を抜け出してすみ始めた醤油の町・野田の愛宕駅から、「アタゴオル」を作り出した。
半年ほど前、米沢駅前でぼうっとしてたら、町営の「アタゴオル」バスが走っていましたよ。全身がますむらさんのイラストでペイントされていた、ヒデヨシなんかがでかい顔してました♪
しかも、一台だけじゃなくって、違うバージョンの絵柄の町営バスが、何台も走って・・・なかなかシュールでした。
(2005.09.21 09:42:03)
行って見たいなー
まろ0301
さん
はるる！さん
＞しかも、一台だけじゃなくって、違うバージョンの絵柄の町営バスが、何台も走って・・・なかなかシュールでした。
-----
☆何か、無性に行って見たくなりました。その光景をご覧になったのですね。いいなぁ。
書き込みありがとうございました。またおいでくださいませ。 (2005.09.21 14:30:18)
＞しかも、一台だけじゃなくって、違うバージョンの絵柄の町営バスが、何台も走って・・・なかなかシュールでした。
-----
☆何か、無性に行って見たくなりました。その光景をご覧になったのですね。いいなぁ。
書き込みありがとうございました。またおいでくださいませ。 (2005.09.21 14:30:18)
【毎日開催】
15記事にいいね！で1ポイント
北関東の旅 東海村(…
New!
ＭｏＭｏ太郎009さん
『イラク水滸伝』(復… New! Mドングリさん
シャーロック・ホー…
New!
maki5417さん
斑鳩町と藤原宮跡の… リュウちゃん6796さん
２４日朝の日記 象さん１２３さん
New!
ＭｏＭｏ太郎009さん『イラク水滸伝』(復… New! Mドングリさん
シャーロック・ホー…
New!
maki5417さん斑鳩町と藤原宮跡の… リュウちゃん6796さん
２４日朝の日記 象さん１２３さん
Comments
© Rakuten Group, Inc.
