漫望のなんでもかんでも

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まろ0301

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2006.04.07
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カテゴリ: カテゴリ未分類
 NHK『知るを楽しむ』は、<歴史に好奇心>ということで、「日本刀」を取り上げていた。

 日本刀といえば、衝撃的なシーンを「トリビアの泉」で見たことがある。

 ピストル、ライフルの弾が日本刀で真っ二つになるシーン。これには仰天した。

 もちろんスロー再生なのだが、銃口から飛び出した銃弾が、日本刀の刃先に当たると、バナナが切れていくみたいに真っ二つになっていく。

 これには続篇があって、日本刀は重機関銃と対決させられて、最初の数発を真っ二つにしたものの、無残にも折れてしまった。観ていて、大変に気分が悪くなった。

 前の学校で教えた生徒の中で、「刀鍛冶になりたい」と言った生徒がいた。あとにも先にも彼一人だけだが、奈良の刀鍛冶のところに弟子入りしたと聞いた。今でも頑張ってるかな。

 最高の刀は「古刀」(平安・鎌倉)だそうで、製鉄技術が未熟であった時代に、かえっていいものができているという逆説が厳然として存在している。だから、「鉄と人とは時代が下るほど悪くなっている」という江戸時代の刀匠の言葉が残っているわけだ。

 古美術商の方が登場して、「こちらのお店で一番高価なものは?」と言う問いに、「5000万円ほど」と答えていた。そのあとが面白い。200万とか500万出して日本刀を買っていく人は総じて服装を構わない人が多いらしくて、その店長さんは、「服装を構わないような方がこられたら丁重にお迎えするように」と店員に言っているという。私も構わないことでは人後に落ちないので行ってみようかしら。丁重に迎えてもらえるかもしれない。

 新聞や雑誌に時々模造品の刀の広告が載っている。重さが1キロほどある。これを片手で振り回していたわけだから、宮本武蔵という人間は大変な膂力をもっていたという事になる。『五輪書』の中には、確か、「片手で使えるように修練すべし」という一言があったと思う。



 ちょっとした入門書を読んでみるだけでも日本刀の奥の深さには驚いてしまう。


 また、「人を殺す武器としての鉄砲」の使用と技術を封印してしまい、「刀剣という古くさい武器に逆戻りする道」を選んだ日本人の歴史を、「武装権は本来人民の権利」として銃を決して減らそうとはしないアメリカの「今」と対比してみると、色んなことを考えさせられる。

 「今日の日本で武器の保持・携行は、国家権力によって世界でもっとも厳しく取り締まられており、この政策は一般市民のコンセンサスに支持されている」。(村川堅太郎)

『刀狩』藤木久志 岩波新書


 ※何にも考えないで平和に寝ております。





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Last updated  2006.04.07 00:26:50
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まろ0301@ Re[1]:ファクトチェックはやめます(01/11) maki5417さんへ  ただ、不法移民が居な…
maki5417 @ Re:ファクトチェックはやめます(01/11) 米国は、古い移民が新しい移民を搾取して…
まろ0301@ Re[1]:ハンナ・アーレント(01/08) maki5417さんへ  「倫理」は、本来は、…
maki5417 @ Re:ハンナ・アーレント(01/08) 「受験の倫理」とはおさらばだ。 今は倫…
まろ0301@ Re[1]:1月20日(01/06) maki5417さんへ  上下両院で、トランプ…

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