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| DATE1・11 |
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| 『老子』 |
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| ”大弁は訥(とつ)なるが如し” |
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| 『老子』お得意?の逆説的表現です。 |
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| 真の雄弁は訥弁と変わりがない、といっているのですが、その極致は無言の説得ということになるのですが? |
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| ここでいわんとしているのは、喋りすぎの害である。 |
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| 能弁には、とかく軽薄なイメージがつきまとう。 |
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| 軽薄を売り物にするお笑いタレント?ならともかく、一般我々社会人は、軽薄と思われて得るものは何一つないように思う。 |
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| 一方、能弁には誠実のイメージがある。 |
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| 立て板に水の如く喋るよりも、訥々と自分の考えを伝えるほうがはるかに好感がもたれるし、説得効果が期待できます。 |
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| いわゆるトップセールスマンには訥弁が多いというのも、なんとなくわかるような気がいたします。 |
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| もっとも、『老子』が喋り杉の害を戒めているのは、中国人の国民性とも大いにありそうです。 |
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| 中国人は一般に、能弁で自己主張が強いようです。 |
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| 謙虚な生きかたをよしとする老子としては、当然、一言あってしかるべきところであろう。逆に日本人は、言いたいことも言わずに、周囲との折り合いばかり気にしすぎる傾向があります。肝心な場面で口を閉ざし、影でべらべら喋るのも困り者です。何か私のことを言われているようだ!? |
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