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2010.03.07
カテゴリ： カテゴリ未分類
１５年という年月は やはり１０年とも違うのだなと
我が町の区画整理で互いに苦労した協議会の「同窓会」を
この２月に行いました。
正直、震災１３年までに事業が終わって みなほっとして
懐かしいが
震災５年まで１週間に１回、その後は １か月に１回
しかし用件があれば１か月に２回
それも 土曜か日曜に 夜６から１１時近くまで
互いに 大声を出しながら しかし 住み続けたい気持ちは互いに
分かって 「なんで こんなことになってん」と思いつつの日々
また みんなで会いましょな といいつつ なかなか盛り上がらなかった。
もう、ええやろ という気持ちも どこかに（少なくとも私には）
ありました
しかし
ある会合で 協議会で一緒だった年長の方に会って
「そうやなあ １５年。同窓会せんとな」と言われ
弾みがつきました。
集まったのは２月中旬
私事ながら カンボジアから戻った翌日でした
しかも
恩讐を越えてというべきか 敵方の行政の元主任さんもトモニ
「いやあ わたしも ことしで 役所終わりですわ。いやあ この事業に
役所の人生ささげたようなもんで。」
若干皮肉も・・・もっと互いに楽できたかも？という意味か
こっちからも「そら こっちも懸命やから 心中してもらわんと」
という声あり
それに応じて「いやもう、心中ですよ！」と元主任さん
聞けば そこそこで 足を洗って他の部署で出世した人もいると協議会メンバー
教えてくれた
みんなべろんべろんになり
陸軍や海軍の生き残りの 今はとても穏やかな先輩方に
酒をすすめられ 若手の私は（５３歳ですが ことし）
いったん寝てしまい
また復活して
主任さん含め 記念撮影しました
話が迂遠ですが
１５年前の ３月７日は
まだ 街中に瓦礫が残っていました
助かったのに
近所で まず助け出して
病院に戸板で運び 助かった はずの
お向かいの おばあさんが
二月後 病院で息をひきとったと
まだ 瓦礫の家の前で旦那さんから聞いたりした頃
「まあ みんなに助けてもらいましたが あれも
寿命でしたろう・・・。いや あれも みなさんに感謝しとりますわ。
いまごろ あっちで（天国の意味）、きっと」
ほんま まだまだ ひどかった！！
しかし 震災から２か月で
わたしの大阪の職場では
いつまで震災や という奇妙な 飽き？？というか 飽和感
（いまもうまく伝えられせん）
４月の花見季節が近づくと その 震災からの乖離はひどく
「ことしは みんなで お花見はしてないよね。」と 同僚がわたしに聞く始末。
したければ 行ったらええやんと思っていたら とうとう職場で花見無し
（当然でしょう！ ）
誰が花見すんねん
被災地では 主のいない庭（家も壁もないから 多分庭のはず）に 桜が
みごとに咲いていました
ここで やるかあ！とまで啖呵はきりませんでしたが。
でも夙川の桜はきれいでした。
こんな時でも 花は咲くんやなと・・・
しかし それも まあ
全てひっくるめて ええかなとも 今は
それより
あの日に生まれた子どもたちが そう まさしく
１５歳
あの日 病院で生まれ 停電した中で
みんなが 毛布もってきて
温めたという 女の子が
震災のレクイエムの合唱に加わるというニュースを
１月に見ました
うちの下の娘は９歳で同級生を亡くしています
いままで それを余り話しませんでしたが
テレビドラマ見ていて
（サトエリが 同級生亡くした役でした）
どっかいって
そのあと ミカンむきながら
わたしが そういえば おまえの同級生もと
いいかけたら
ポロポロ 涙を落として
「なんかね・・もう 思い出して
あかんくなって」
毎年 バレンタインデーにその男の子のとこへ
行っているそうです
ヴィッセルの勝利に寄せるはずの文章ですが
こうなりました
震災１５年の１月１７日に 思っていたが 吐き出せなかった
気持ちかもしれません
わがヴィッセルよ１５歳になっての 初戦の勝利おめでとう
来年は１６歳。そして いつか２０歳に。
震災の日に 生まれた 宿命のあなたは
きっと
いつまでも
ＫＯＢＥの希望でいてほしい
以上 かなり恥ずかしいのですが 思い切って掲載します
我が町の区画整理で互いに苦労した協議会の「同窓会」を
この２月に行いました。
正直、震災１３年までに事業が終わって みなほっとして
懐かしいが
震災５年まで１週間に１回、その後は １か月に１回
しかし用件があれば１か月に２回
それも 土曜か日曜に 夜６から１１時近くまで
互いに 大声を出しながら しかし 住み続けたい気持ちは互いに
分かって 「なんで こんなことになってん」と思いつつの日々
また みんなで会いましょな といいつつ なかなか盛り上がらなかった。
もう、ええやろ という気持ちも どこかに（少なくとも私には）
ありました
しかし
ある会合で 協議会で一緒だった年長の方に会って
「そうやなあ １５年。同窓会せんとな」と言われ
弾みがつきました。
集まったのは２月中旬
私事ながら カンボジアから戻った翌日でした
しかも
恩讐を越えてというべきか 敵方の行政の元主任さんもトモニ
「いやあ わたしも ことしで 役所終わりですわ。いやあ この事業に
役所の人生ささげたようなもんで。」
若干皮肉も・・・もっと互いに楽できたかも？という意味か
こっちからも「そら こっちも懸命やから 心中してもらわんと」
という声あり
それに応じて「いやもう、心中ですよ！」と元主任さん
聞けば そこそこで 足を洗って他の部署で出世した人もいると協議会メンバー
教えてくれた
みんなべろんべろんになり
陸軍や海軍の生き残りの 今はとても穏やかな先輩方に
酒をすすめられ 若手の私は（５３歳ですが ことし）
いったん寝てしまい
また復活して
主任さん含め 記念撮影しました
話が迂遠ですが
１５年前の ３月７日は
まだ 街中に瓦礫が残っていました
助かったのに
近所で まず助け出して
病院に戸板で運び 助かった はずの
お向かいの おばあさんが
二月後 病院で息をひきとったと
まだ 瓦礫の家の前で旦那さんから聞いたりした頃
「まあ みんなに助けてもらいましたが あれも
寿命でしたろう・・・。いや あれも みなさんに感謝しとりますわ。
いまごろ あっちで（天国の意味）、きっと」
ほんま まだまだ ひどかった！！
しかし 震災から２か月で
わたしの大阪の職場では
いつまで震災や という奇妙な 飽き？？というか 飽和感
（いまもうまく伝えられせん）
４月の花見季節が近づくと その 震災からの乖離はひどく
「ことしは みんなで お花見はしてないよね。」と 同僚がわたしに聞く始末。
したければ 行ったらええやんと思っていたら とうとう職場で花見無し
（当然でしょう！ ）
誰が花見すんねん
被災地では 主のいない庭（家も壁もないから 多分庭のはず）に 桜が
みごとに咲いていました
ここで やるかあ！とまで啖呵はきりませんでしたが。
でも夙川の桜はきれいでした。
こんな時でも 花は咲くんやなと・・・
しかし それも まあ
全てひっくるめて ええかなとも 今は
それより
あの日に生まれた子どもたちが そう まさしく
１５歳
あの日 病院で生まれ 停電した中で
みんなが 毛布もってきて
温めたという 女の子が
震災のレクイエムの合唱に加わるというニュースを
１月に見ました
うちの下の娘は９歳で同級生を亡くしています
いままで それを余り話しませんでしたが
テレビドラマ見ていて
（サトエリが 同級生亡くした役でした）
どっかいって
そのあと ミカンむきながら
わたしが そういえば おまえの同級生もと
いいかけたら
ポロポロ 涙を落として
「なんかね・・もう 思い出して
あかんくなって」
毎年 バレンタインデーにその男の子のとこへ
行っているそうです
ヴィッセルの勝利に寄せるはずの文章ですが
こうなりました
震災１５年の１月１７日に 思っていたが 吐き出せなかった
気持ちかもしれません
わがヴィッセルよ１５歳になっての 初戦の勝利おめでとう
来年は１６歳。そして いつか２０歳に。
震災の日に 生まれた 宿命のあなたは
きっと
いつまでも
ＫＯＢＥの希望でいてほしい
以上 かなり恥ずかしいのですが 思い切って掲載します
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