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いつも発表会の前とか、こうやって何かを書く気はしないのだけど、なぜか今回は書いている。やっぱりこういう区切りがあったからこそ一生懸命ビブラートをどうにかしようとしたり、少しでもいい感じに弾きたいと頑張るのだろうなあ、それで少しでも実力が上がればやはり本当にありがたいものだと思う。でも発表会の前って、ああ本番のこと気にせずにもっとじっくり本質的な練習したいなあなんて、生意気にも思う。でもきっと何もなかったら「いつかできるだろう」という感じでタラタラとやっているのだ。あさってには間に合わなくても、いろいろわかったこともあるし、少しできるようになったこともあるし、今後続けていったらよくなりそうな鍵ももらったし、これで本番失敗しても満足だ、なんて思った。でもそれは何か言い訳のような感じがした。やっぱり目的の場所で逃げちゃうのはすべきことではないのではないかとか。でもやっぱりこのシステム(決められた時間と場所で人前で演奏する)さえなければいいのになあと思う。本当に混乱する。オリンピック選手とか外科医とかほんとにすごいと思う。
2010.01.29
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昨日のビブラートのイメージはたぶん正しいと今日も思った。ただ自分の中に染み入れるまでにはまだ時間がかかりそう。当然2日あとの本番の緊張の中でできる確率は極めて少ないけれど、あるべきはこっちと判断したならやっぱりこれをやるしかない。本番にできるかできないかは私が決めることではない。エレジーの曲自体は私には今とても音だけのものに感じている。エレジー(哀歌)が個人のめそめそした哀歌ではないとは最初のころに思って、叙事的な何かをイメージしたけれど、それでこの曲に入っていくことは結局できなかった。たぶん私は自分にリアルなものじゃないとだめなのだ。歴史的な悲劇を体験したこともないので所詮聞いた話読んだ話では、そこまで集中できない。それで結局、この曲は特にストーリーはない。ただ音の質とか動きとかそういうもの自体をきちんと出したいという欲求があって、それがモチベーションになっている。何かを表現するとかでなく、ただそのものがあるだけという感じ。ビブラート、弓の速さ、音の長さそれをきっちり組み合わせていくと出来上がるようなそんな感じ。やっぱりフランス人だなあと、構成が論理的だと思った。やりたいことがまだうまくできないけれど、それを自分の部屋の中だけでも実現してみたい。ゴルターマンはエレジーに時間をとられて守りの感じになっているけど、やっぱりこちらもまだできないこと1つは実現できるように持っていきたいと思う。
2010.01.28
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今日はビブラートについて「あー、こういうことかも」という理解があった。あったのだけど、たぶんあったのだけど、確信に満ちた時間はそんなに長くなく、また今までのが混ざってきて、もう一度それのみを取り出すのが難しくなった。明日もう少しやってみようと思う。思ったのは、指で弦を伸ばしたり縮めたりしているとイメージすること。そこに集中すると「ああかな、こうかな」という迷いの動きがなくなって、力も抜けてくるようだ。ゆったりと大きくその動きをしたいけど、今はすぐに動きが縮れてくる。メトロノームで70にしてそこに4つ入れていくのが結構難しい。2つはできるけど、4つ入れようとすると加速して5つぐらいになる。でもこのゆったり4つがあるべき感触のように思う。力が入ってもよいのでまずゆっくりするのがよいのではないかと思う。このイメージはそもそもヴィブラートの目的の理屈にもあっているし、結構助けになるのではないかと思った。このイメージでなんとなくなんでビブラートが必要か、なんで美しいかを理解できる気がした。2-3日前にも実は「確信」は訪れていて、それは左手の指先に車がついているようななめらかさがあって、それを動かすのが腕だという、その2つの部品をイメージすると、うまくいくようン気がした。今日はそれをやろうとしていて、この新しい伸縮イメージが出てきた。明日もう少しやってみて、それからはやっぱりもう本番対策にしよう。続きは来週。でも自然にできるようになることもあるのかもしれないけど、かなり集中して自分で変えようとしないと得られないものもあるのだと今日は思った。
2010.01.27
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エレジーの発表会は2月の予定だったのが、1月末に早まった。ゴルターマンとおんなじ日。こんなレベルの私でも一応逆算してイメージしていたのだけど、それが狂って一応また新しいスケジュールに合わせて計画をイメージしては見たものの、そうでなくても危うかったビブラートの納期を早めることはやはり無理そうで、いろいろごちゃごちゃになっている。今日くらいになって、このエレジーからは学ぶことがいっぱいあったのだと理解した。その一つをほぼ1日中やってみたけれど、なかなかうまくは行かない。一つのフレーズに、注意して弾きたいことが2つあって、その上ビブラートと音程の世話までして進めていくのはやっぱり大変。ビブラートと音程は少なくとも「自動」で行ってほしい。でも左手の指の感覚をまずビブラートに合わせて変えることを目標にしてみていたので、音程は後回しにしていた。今までの感覚で音程をとるのではないと仮定したので。あと4日。明日かあさってまではもう少し粘ってみて、それから安全対策でも大丈夫かなあと思っている。発表会で無難に弾くより、今やらなくてはいけないのはエレジーから得られるものをできるだけ吸い取ることのように思う。ああまた悪魔が来ているのかもしれないけど。
2010.01.26
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今日もお料理。これはお友達のうちで忘年会をしたときに作った品。お友達がポルチーニ茸の乾燥したのを持っていてそれを使いました。ポルチーニ茸は水で戻してオリーブオイルで炒めます。ちょっとお塩をしたかも。これとは別にホワイトソースを作ります。ホワイトソースの正しい作り方は定かではありませんが、私の言っているのはできればテフロンのお鍋にサラダオイルを少し入れてそこに小麦粉を入れてふつふつさせて木べらでなじませたものにミルクを加えたものです。炒めたポルチーニ茸をホワイトソースに加え、かき混ぜてふつふつさせて、ハーブ(このときはスイートパセリだったかな)を加えます。これでソースは終わり。なすは米なすを使いました。大きめに切って、厚めフライパンにオリーブオイルを少しひいて焼きます。油が多いとべちょべちょになるので、油はほんの少しでなすを焦がします。焼いたなすにホワイトソースをかけてできあがり。うちに帰ってきてから、オオゼキで米なすが見切り品で50円だったので、もう一回作ってみました。ポルチーニ茸はないので、エリンギを使いました。エリンギもとってもおいしかったです。エリンギってほかのものと炒めたりするとエリンギの味がわからなくなるときがありますが、このときはエリンギの香りがよくしてよかったです。ハーブはエルブ・ド・プロバンスを使いました。
2010.01.15
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お昼は前の日のご飯が残っているとそれを食べますが、残っていないとき思いついたのが納豆トースト。納豆を普通にタレなど入れてかき混ぜて、それを食パンの上にのせて、オーブントースターでただ焼くだけ。納豆のオムレツのときもそうですが、ちょっと焦げた納豆っておいしいです。ネギとかのせたらどうなるのかしら。まだのせたことはありません。あったかくておいしいです。
2010.01.14
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緩やかな大きいビブラートがほしいと思ってからずいぶん時間がたつ。先生に言われたことをヒントに毎日ビブラートの練習をしているけれど、まだうまくできない。ああ、と思うほど感じよく行くときもあるけれど、それは稀で、曲の中ではうまくかかっていない。しかも人前では余計にかからない。この間のレッスンの録音でもほんのちょっとしかかかっていなかった。エレジーは大きなビブラートが欲しい。今日夜に今月中になんとかできるようにならないと2月の本番ではビブラートはかからないだろうと見積もった。安定してできるようになって、本番の緊張を差し引くとその計算になる。これでできるようになったらいいなあと思う。今は自然にかけているのではなくて頭でかけようとして左手が無理に動いてそれがぎくしゃく動いてやだなと思って、そのうち右手まで変な風になってきて、という感じになってわけわからない。たぶんビブラートのことを忘れたほうがよっぽど今は曲の出来上がりはいいのではないかと思う。でも今からあきらめるのではなくて、ぐちゃぐちゃになってもいいからとにかくやってみようと思う。そうしないとたぶんいつまでたってもできないと思う。ビブラートを欲しいという心からの欲求(歌心)がもともと希薄なのが一番の問題なのだと思うけど、前よりか欲しいと思うようになった。右手で強く出して左手のビブラートでそれを和らげるといい音になるように思う。それがやりたい。ビブラートは前は音が揺れるだけのように思っていたけれど、音質を変えることができるようだ。そしてもっと楽に弾けるようになりたい。左手の緊張をとってもっとバックリと弾けるようになりたい。今日はアンサンブルの練習を始めたらやっぱりこれもやらないと間に合わないとのめりこんでしまって、エレジーは少ししかできなかった。アンサンブルは、ベートーベンのセリオーソとモーツアルトのプロシャ王3番とハイドンの5度。難しいベートーベンとモーツアルトは両方とも初めて。お正月に下見をしていたけれどまだ弾けない。プロシャ王はのびのびとしてとても気持ちのよい曲だ。もっと時間が欲しい。下はお正月3が日のチェロ丸にした猿ぐつわ。記念に写真を撮った。重たい弱音器はあるけれど前にチェロを傷つけたことがあるので、今回はミュート+洗濯バサミでつまんだちり紙+マグネットクリップ。
2010.01.12
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お砂場で思い出すのは、お山を作ってトンネルを掘ったこと。お山は黒砂で作る。そうして向かい合って慎重にトンネルを掘っていく。掘り出した砂は結構遠くに掻きだして置かないと後で仕事がうまくいかなくなる。じっとりとした砂を掘り進んでいくと、やはりじっとりとしかし少し生温かい動くものに触る。それが友達の手だ。なんとなく今もその感触を覚えている。それは普通に握手するのとは違ったちょっと気持ち悪い感じがある。たとえばそれは友達の手ではなく大きなミミズだったらとか。トンネルの貫通の瞬間はいつも感動的だ。うまくいくときは山に入口が4つある四辻型トンネルもできたと思う。
2010.01.11
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振り返り専門家として思い出を。団地からこのマンションに引っ越してきて、小さな子が周りに増えた。団地は40年くらいたって住人も年配者が多くなって、遊び場にもほとんど子供の姿がなくなっていた。私の子供のころは階段もほとんど同世代の子供がいて、砂場でよく遊んだ。今日思い出したのは砂場でよくプリンを作ったこと。そこらへんに落ちている容器に黒砂をつめて、砂場の淵のコンクリの上にプリンを作る。そう、砂には黒砂と白砂がある。砂場の砂を掘っていくとしっとりとした黒い砂がある。それでないとプリンは作れない。その上に乾いたさらさらの白砂をかける。それがカラメルソース。そのプリンを見て、白黒が逆だともっとプリンらしくなるのにと思った。よくいっしょに遊んだカコちゃんは砂でなくて土を使って小さな玉を作るのが上手だった。やはりそれも仕上げは乾いた土をまぶしていたような気がする。その小さな玉はコロちゃんと言っていたと思う。
2010.01.10
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なんとなく絵日記。夜に掃除機をかけた。それと長い間廊下にあった大きなものを部屋にしまった。冬はじゅうたんにいっぱいゴミがつく。古いじゅうたんなのでシミなのかゴミなのかわかりにくい。
2010.01.09
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昨日レッスンが終わって、ちょっと今日は気が抜けた。まあ気を抜いている場合じゃないかもしれないけど、気を抜いてあげる時間は必要ということで。練習しているときに、ふとバッハを弾き始めた。なんかちょっと音が変わったかなあと思う時に練習の途中でいきなりバッハを弾き始めることは結構多い。だいたい1番のプレリュード、アルマンド、サラバンド、2番のプレリュード、3番のプレリュードの途中まで、そして6番のプレリュード、アルマンド、サラバンドその中のどれかになる。これらは楽譜を見ないでも全部でないときもあるけれど弾けるので。今日気がついたけど、子供のころのピアノは今でも弾けそうなほど暗譜が定着しているものが多かったけど、チェロはなぜかバッハしか残っていないかもしれない。ほかの曲は弾いているときは覚えていても弾かなくなるときれいさっぱり忘れる。なぜかバッハは「祇園精舎の鐘の声、、」みたいな感じで次々と言葉が続いていくように時間がたってもけっこう覚えている。曲というより、なんだか文章を暗誦するような感じで唱える感覚。そのバッハの中でも6番はちょっと避けていた。最後に頑張った後にそれなりに私は傷ついたし、しばらく触るのが怖かった。でも今日はプレリュードを弾き始めて、もちろんよたよただけど全部思い出して最後まで弾いた。結構覚えているものだ。それから椅子に座ってしばらく考えてしまった。この曲はなんなんだろう。私はこの曲でたぶん2つの大きなイベントを体験した。その2つとも苦しかった。私の実力がこの曲にまだまだ届いていないということはもちろんわかった上でもそこまでと思うほど厳しい仕打ちだった。それでも私はこの曲を嫌いにならない。それよりむしろまだ特別な光を放って魅了する。たとえばよくみんなドボルザークのコンチェルトが特別な曲のようだけど、6番にしろドボルザークにしろ私の身の丈にあったものではないことは今は棚にあげて、私にはそれほどでもなかった。もちろん魅力的な曲だけどほかの曲と比べて特別ではない。でもこの6番は特別だと思う。今日も弾きながら初めてこの曲をやり始めた時のワクワク感が今もまだ色あせていないことに驚いた。そこには、私に「やっぱり音楽にあるのだ」と信じてしまわせる何かがあるように感じるのだ。今度この曲にまた取り組むことはあるのか。それはいつなのだろう。そのときに対するワクワク感まで感じてしまう。それで椅子に座ってしばらくじっとしていた。なんで音楽にあるのだと思うのだろうと。でもやっぱり今日もそれ以上先は見えなかった。
2010.01.08
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何か書こうと思いつつ、書かない癖がついてしまってずいぶん時間がたち、年末も終ってお正月になってしまった。昨日の夜から特別な時間になっているのだけど、なんとなく過ごしている。いいのかなあ。過去を振り返ることも未来の計画を立てることもしていない。電源がOFFのままって感じ。お昼過ぎからチェロの駒に弱音器のほかにいろいろ駒を挟むもの(ちり紙を洗濯バサミでつまんだものなど)をつけて極力音を小さくして、気になっているベートーベンのセリオーソの下見をしてみた。2楽章の途中まで見たけれど、2楽章が結構手ごわそう。だけど、フーガになっているので面白い感じ。曲全体が単調で暗いけど、結構好きかもしれない。お正月なのになんとなく落ち着かないのは1月のおわりには発表会があってレッスンもあるし、アンサンブルの曲を見る時間もあまり取れそうにないのに、お正月はあまり音を出せない。そんな不安が原因かしら。とにかくこの3日は細かいこと気にせずにのんびりしてみよう。3時過ぎから久しぶりに母と散歩に出て、お正月元旦から開いていたカルディでひよこ豆とチリソースを買って帰った。
2010.01.01
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