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吟遊詩人の練習を再びし始めているけれど、なかなか大変。前回と少し道具が変わった気もするので、そして意識も変わった気がするので、それを入れていきたいと思うのだけど。弓のアップダウンはあれだけ行ったり来たりしたので、さすがに今でも自分ではかなり納得している。フィンガリングは変えることにしたところもある。前のフィンガリングで結局弾けるようになれなかったところ、安全ではあるけれどシフトが変な所に入るので線が変になるように思うところを変えた。録音してみると、なんか頑張ってるみたいだけれど、ちぐはぐというか、何が言いたいのかわからない感じになっている。やろうと思っていることと、やっていることがマッチしていない。そんなで、昨日、今日はフランショームやモーツアルトどころではなくなっている。You Tubeにまた別の演奏が上がっているかなあと思って覗いたらずいぶん増えていた。そのなかで、最初に映った風船の印象とは裏腹にとてもいい感触の魅力的な演奏があった。録音の音も割れているのだけどたぶんこれはかなりいいと思う。こんな風に落ち着いて悠々と惹きこむ音が出せたらいいなあ。逆さ吊りになっているニコちゃん風船とのミスマッチが何とも言えない。これです。同じ人の別の演奏もすごくよい。音に品があってそしてその歌い方に惹きこまれる。Aldangor Rabbani - カザフスタンの16歳。
2010.02.09
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今日はやっぱりちょっと気になるので次回のアンサンブルの曲、モーツアルトの弦楽5重奏K516の1楽章を少し練習した。こんな曲アマデウスカルテット、すごく上手だなあ。そうしたら、いつもは何を弾いていてもほとんど何も言わない母が「おもちゃのチャチャチャ、チャチャチャおもちゃの、、、ってなるんだけど次が変になるようなの弾いているよね」と言った。母は年季の入った音痴なので、どこ?と言っていろいろ弾いてみても、全然似ていないところで「そこ、そこ」とか言っていまいちどこかは判然としない。でも同じようにチェロでおもちゃのチャチャチャを弾いてみたら、たしかに半音階が入っていて、似ていなくもない。この曲、結構難しい。弓が難しいのか、音がうまく出ない。もうちょっと練習して、もうちょっとましにしたい。進める力が出せるようになりたい。
2010.02.06
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2/13にも発表会がある予定だったので、今週来週はそのために時間をとっていたのが空いて久しぶりに余裕ができた。おとといは吉祥寺に行ってぶらぶらした。一度時間を気にせず、ぶらぶらしたいと思った。300円ショップを覗いて、買う予定だったものをドラッグストアや100円ショップで買って、閉店する伊勢丹のセールを覗いてきっと全店の不良在庫を集めてんだろうなあと思ったりしてみたが、買い物する資金があるわけでもないので、いまひとつなんだかつまんないなあと感じた。カルディに行って甘いコーヒーをもらって、いろんな食材を眺めていろんなことをイメージして、100円のトマト缶を買って、そうだ久しぶりにZARAに行ってみようと思って1Fで買わないけどちょっといいなあと思うような服を見て、2Fに上がったら冬物最終セールみたいなのをやっていてだんだん楽しくなってきた。すごーく安くなっていて、790円のTシャツを3つ(1つは母に)買った。それからダイヤ街で3つで525円のルームソックス(1つは母に、1つは外国の友達に)を買って帰った。ひさしぶりにやっぱりぶらぶら買い物して気持ちが開放された。発表会も終って、エチュードも再開した。それと音階などの一連のいつもやることの中にフイヤールの左手のシフト練習も入れることにした。毎日少しずつやって何度もぐるぐるやるようにしていればもう少し音程が安心してとれるようになるかと思っている。曲はなんと吟遊詩人が先生から提示された。なんかこの曲縁があるのかもしれない。それでまた弾いている。これはねむりんさんのコンサートで弾かせていただいたけど、しょぼしょぼだったので、今回グレードアップを図りたい。それに一人で一応仕上げてみたものをレッスンでみていただくのは初めてなのですごく楽しみ。きっとどういうところが自分には足りないかがよくわかるのではないかと思う。前はちょっと守りに入りすぎた感じがするのでもっと思い切って音を出すように、それと伸ばしている音の処理とか音のつながりとか、発表会で感じた課題に注意して練習するようにしている。ビブラートは前よりちょっと楽になった気がする。アンサンブルの練習をしてもいいのだけど、せっかくゆとりがあるので、前にエチュードで気になったFranchommeの12のカプリスというのをIMSLPでダウンロードしていたので、それを弾いてみた。この作曲家の音づかいがなぜか私の気を惹くのだ。こういうのがソロできれいに鳴らせるようになったらいいなあと思う。難しい曲ばかりなのだけど昨日は12曲全部弾いてみて頭が痛くなった。ぐったり疲れて、それでも少し弾けそうかもしれないいくつかの曲に印をつけた。そのあとバッハを弾いた。覚えているバッハだけだけど、前よりも少し楽に弾けるようになった気がして、そして結構積極的にいろいろやってみて、フランショームで気持ち悪くなった分がすっきり回復した。難しいフランショームに取り組むより、バッハを練習したほうが自分の土台になるのではないかとも思った。夜に廃版になっているフランショームのエチュードとカプリスの全集のCDをアマゾンで試聴して、やっぱり9番が素敵だなあと思って、もう一回やってみたくなった。今日はその9番を練習してみた。難しいけどまったく歯が立たないわけでもない。ただほんの数小節の試聴以外は、楽譜だけをたよりにどんな曲か作っていかなくてはならない。ただ弾くだけでなく音楽にするには自分だけでは無理かもしれない。でも自分でできるところまでやってみて先生に教えてもらうこともできるかもしれない。フランショームのあと、バッハの3番のプレリュードも少し練習した。昨日ちょっと弾いたときに分散和音のところがすごいいびつで情けなかったので。3番と4番のプレリュードはほかのに比べて好きじゃないかもしれない。バッハを少しずつでも弾いていくとしたらどんな風にしたらよいだろうか。3番4番5番のプレリュードはご無沙汰なのでそれにとりかかるか、それともちょっとなじんでいるものをもっと弾きこむほうがよいのか。
2010.02.05
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おととい発表会が終わった。夜だったので、とにかく長い1日だった。途中で「まだ終わってない。」と何度も思った。今回はエレジーが2週間前倒しになるということを9日前に告げられるという想定外のことがすでに起こっていたけれど、まだその場に行って何があるかはわからないと言い聞かせていた。いろいろあるだろうけど動揺しないようにしようと思った。すでにリハーサルがないことは教えていただいていたし、完璧はありえない、練習通りに弾けないのは当たり前と事前に自分に言い聞かせた。不思議なことに会の間はほんとうに予定通りに事が進められた。予定外だったのは会の後、打ち上げに行って遅くなり帰り道に地下で案内通りに駅に行こうとするとシャッターが閉まっていたり扉が閉まっていて進めなくなっていて、地上に出て見知らぬビルを見上げ、暗い中で時たま見つかる地図をにらみ、人に何度も尋ねながら、終電を気にして重い荷物を持って歩き回り、駅に着いた時には汗だくになっていたことくらいだった。ホールがちょっと寒いと思ったらちょうど暖房をあげていただいて、私が舞台に上がった時は舞台はライトの熱も加わり南国のように暖かだった。その温かさに寄りかかるように弾けばよいと思った。弾いている間はリラックスすることをこころがけて、あまり細かいことを気にしないようにした。暑さのせいか、不思議とほとんど緊張していないと感じた。でもやっぱりいつもより弓がかすれる感じもして、ここらへんだけで向こうのほうに音が行っていないような感じがした。向こうに行って返ってくる音があまり聞こえないような感じがした。たぶん自分ではそうは感じていなかったけどやはり緊張して右手がこわばっていたのだと思う。左手も細かい動きが硬直して音がくっついちゃったりゆがんだりしているのはわかった。音程もいい加減になっている感じがした。でもとにかくあんまり気にしないでとにかく音楽を進めることに集中するように努力した。大きな事故もなく終わった。一番最後のほうで左手が脱線して音をはずしてしまったのはもうすぐ終わりだなんて思ったからだ。最後の和音も一番上の音がかすれ気味で残念。もう終わりだなんて思わないようにしないと。終ったあと、終わったという喜びもあまりなく悔いもあまり感じなかった。なんか変な感じ。なんでだろうと昨日、今日と考えていた。今日は何べんも録音を聴いた。たぶん失敗もしなかったけど成功でもないことがそのぼんやりとした感じを残したのかもしれない。いろんなフレーズで頂点にいったときに張りのある音で十分に響かせたいと思ってその練習もしていたけれど、その感触を得るところまで1か所も弾けていなかったこと、録音を聴いていてもやっぱりもっと欲しいと思うことが、今の自分でももう少しはできたのではないかと思う点だろうか。あとは、ビブラートとか、音のつながりが悪く切れ切れになることとか、音の立ち上がりが遅くてあとから来ること、細かい音がはっきりしないこと、音程が悪いこと、私の合図が悪くてピアノと合っていないことなどがある。これらはまだ練習でもできていないので本番でできるようになるにはまだ意識改革や練習時間が必要だ。そんな個人的な諸問題もまとまってきたけれど、それとは別にほかの人の演奏を聴いていろいろ思うこともあって、そちらはまだ考えがまとまらない。これは今始まったことではないけどこの点についてはまだ考えがまとまらないのだ。発表会では受験生も弾くというより、そもそも受験生のためにこの時期に発表会があるのだけど、こういう若い人たちはテクニックもよくて音の処理もきれいで伸びもよくつながりもあって惹きこんでいく。これからもいっぱい勉強してもっともっと伸びていくのだろう。私にもこんな風に弾ける日が来るのだろうか(たぶん無理)、私は何をやっているのか、これからどう進めていったらいいのか、別に今気がついたわけではないのだけど、いつまでも今の生活が続けられるわけではないので、この貴重な時間を今後少しでも満足のいくように使うためにもちょっと立ち止まっている感じだ。いつもは発表会終ってもすぐにまたしゃんしゃんケチくさく練習し始めるのだけど、なんかそんなにがつがつしていない。ちょっと空気入れて、もう少しなんというかビジョンを整理する時間を持ったほうがよさそうだ。そんなに上手になれるとも考えられないけどこの程度と折り合いをつけて続けていくこともできない、それが私のかかえる問題なんだと思う。何を目指すのか、その目標を考えるだけで一生が終わりそうだけど、納得のいく目標でないとモチベーションにならないし、しかたない。そう、会が始まる前に1人だけ合わせをしてないひとのリハーサルを聴いたり、少しだけ会場でみんなが音を出しているときから始まって人の演奏を聴いているときもずっと「ああ、チェロってほんといい楽器だなあ。」と改めて思った。正直言ってそんなにいつもは心から感じていないことだった。
2010.02.02
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