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2013年04月25日
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萬斎さんのことをまた思いつつ
前のボレロの記事に、ちょっと追加
>跳躍の頂点で暗転して消えるのは、天へ飛翔したと理解していいのですよね。
しばし遣わされた天上人が再び還って行ったと。

三番叟は地で直線:ギザギザ、ボレロは天で、螺旋・曲線だなと考えていました。
ギザギザと言えば雷
明日は杉本さんの神秘域ですね。
私は雷が大好きで「タダで観れる大自然のスペクタクルショー」を
窓際に張り付き、血沸き肉躍る気持ちで眺めます。

幕電という雲の上の雷、あの異次元空間の空の色は、DVDの衣裳の紫に近いですね。
雷はそもそも雨に田、稲妻は稲の妻。
雷が多い年は豊作という言い伝えは理にかなってて
雷=放電によって大気中の窒素がイオン化して雨に混じり
窒素は肥料だから、土壌が豊かになるんだって。
五穀豊穣を祈る三番叟に雷がつながって面白い。

杉本さんは、電子に生命の発祥を見出したのですね。
「はじまりの記憶」をみながら書いています。
いままで萬斎さんしか観てなくてごめんなさい。
冒頭にガラスの五輪塔が出てきて、宮沢賢治の五輪峠を思い出し
「物質全部を電子に帰し、電子を真空異相といへば、いまとすこしもかはらない」

<現代人は電気を使いますが、それがどこから来たのか知りません
それは科学の領域なのですが、まだ神秘の只中ともいえます。
歴史を遡らなくてはいけない。自分たちの起源を求めて生命の始まりへと>
「神秘域」は、ここからなのかな。
<アートは人間に残された最後のインスピレーションのソース>

ものすごい凝り性の方なんですねえ。
常に先達から学び、かつ偉ぶる感じは全く無く。
映画では構想の段階だった能舞台も完成したし、これから上演する能には、
萬斎さんも出るんだろうなあ。
生まれ変わったらコメディアンになりたいっていうのも素敵だー。
自宅のインテリアも。
海にせり出す能舞台は、杉本さんの「はじまりの記憶」に繋がり
終焉の平家物語の「見るべきものは見つ」を目指して探求していくのですね。

余談:今日のNHKクローズアップ現代、特集は大島渚監督でした。
戦メリに感動した十代の若者たちと亡くなるまで文通していたとは。
坂本さんの追悼の言葉「社会を厳しく叱る人間がいなくなった」
不条理に怒り、間違っていることを間違っていると言い続けた大島監督に「城代」を思いました。
いや、城代は叱ったりしないですけどね。飄々として。
なんでも萬斎さんに結び付けるのはちょっとビョーキですね。

余談その2
「太いしめ縄の本体は雲、細かく下がっている藁は雨、ギザギザの紙は稲妻」
sptのしめ縄、かっこいいですが、三番叟にぴったりだったとは。
「教師宮沢賢治の授業」で検索したらヒットします。

にほんごであそぼの「透明なちから」は「稲作挿話」より
http://www.ihatov.cc/haru_3/265_d.htm

余談その3
wowwowの放送予定は、先日の大阪ボレロではなく2011年のものなんですね。
最新版と思い込んでいたので、ものすごーく残念です。





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最終更新日  2013年04月26日 09時27分18秒
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