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2026/05
2008/09/12
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カテゴリ: 株式
前にどこかで書いたんですが、私は

政治力>>経済力

みたいな国が嫌いです。政治が強権を発動して、経済の仕組みやルールをないがしろにする場合があるためです。アメリカも政治力は強いですが、こちらは経済力も強いですからね。大統領の鶴の一声で経済の仕組み自体を変えるなんてことも出来ないわけで、嫌いというほどではありません。まあ、あまり好きでもありませんが。一番好きなのは、政治力ほぼゼロの日本かもしらん(笑)。

まあ、嫌いなのは、大国では中国とロシアです。ですから、中国は投信も買ったことなかったし、ロシアに関しては、実は東欧が逆にお気に入りであったため、東欧とセットの投信を少々持っております。中国もロシアもBRICsの一角を占め、もてはやされたわけですが、主として中国は人的資源(インドもかな)、ロシアは天然資源(農作物など含めれば、ブラジルもこちら寄りか)が評価され、経済の発展が期待されていたと言うことでしょう。しかし、逆に言えば、まだまだ経済システムも未熟ということで、リスクも伴うということでしょうね。

で、最近、中ロいずれの株式もかなり不調です。中国はこの1年くらい下がり続けで、昨年つけた高値からすると、もはや1/3くらいになっているでしょうか。でも、あの高値の方が異常で、上海総合が2,000ポイント程度の現時点の方が正常値に近いとは思います。さらに下ブレして、1,500とかその辺まで下がってくれば、買ってみるのも面白いかと思います。

ロシアはここ1年で見ると、今年5月くらいに高値をつけたあと、半値くらいまで下落してきました。ここ数ヶ月のスピードで言えば、中国より速いでしょうね。下に、ロシアを含むヨーロッパ4カ国の株価を示します。

ヨーロッパ株価

私が持っている投信もそうですが、東欧とロシアはひっつけて販売されることも多いわけですが、実を言えば、東欧はEU加盟など通じて、ロシアよりはむしろ西欧型になってきていると思われます。上には、ポーランドの例をしめしましたが、ロシアとはずいぶん異なる推移です。西欧諸国は、概ね上記ドイツで代表されるように、年初に大幅な下落があって、その後はなかなか昨年の水準になれず、下落傾向といった感じが続いているわけですが、ポーランドをはじめ、チェコ、ハンガリーなどの東欧勢もみな同じような経過です。

これに対して、ロシアは7月までは北欧のノルウェーに近い動きをしています。年初は他と同様下落していますが、5月くらいには過去1年の高値をつけてきています。まあ、5,6月くらいは、原油が高かったので、これらの原油、天然ガス輸出国にとっては有利であったためと思われます。ここらへんまでは動きが一緒ですが、8月はロシアがダダ下がりになります。言うまでもなく、グルジアとの戦争が原因でしょうね。考えてみれば、中ロには、政治の強権による経済のゆがみ以外にも、戦争リスクみたいなものもあるわけです。まあ、中国は戦争までは至らず、チベットやウィグルあたりのテロや内乱程度のもので、また、情報統制が効いていますから、実際に株式取引の中心である自国民はほとんど情勢が分からないでしょうから、株価に対するリスクは低いかもしれませんが、ロシアはソ連時代からアフガニスタン、チェチェン、グルジアなど実際に戦争状態になっていますからねえ。

ま、ソ連時代と違って、ロシアとヨーロッパは互いにすっぱり仲違い出来るような状態でもないでしょうから、新冷戦なんてことにはならず、そのうちうやむやになっていくものと思います。最近もだんだんと落ち着いてきていると思いますが、完全に落ち着けば、またノルウェー並みの株価推移になるかもしれません。ただ、原油も一時の過熱感はなく、ヨーロッパ経済も軟調となれば、いずれにしてもそう明るくもないでしょうけど。






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Last updated  2008/09/12 06:01:56 PM
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