創業及び中小企業の実りある成長と発展をサポートする戦略的経営会議室

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2005/07/12
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カテゴリ: カテゴリ未分類
 最近、マスコミでも取り上げられ有名になった町がある。人口は約2100人、面積の約83%は山林、人口の65歳以上が約45%を占める小さな町である。

 しかし、高齢者の平均所得はトップクラスである。80歳にもなって月70万円も稼ぐ方もいるという。中には100万以上も稼ぐ方もいるそうだ。なんという町だろう。高齢者にとって生きる喜びとなっている。ここで老後を過ごしたいという人も増えているそうだ。それもうなずける・・・。

 そこは、徳島県上勝町である。料理に使う「つまもの」の材料として、葉っぱや花を全国に出荷している。それは約200種類にもおよぶそうである。第3セクターの「株式会社いろどり」が運営している。登録している会員は179軒で平均年齢は76歳にもなるそうだ。世間では高齢化に伴う福祉の重要性が叫ばれているが、この町では「産業福祉」と名づけ、いたわりよりも生き甲斐をもつことを重視している。

 ハイグレードな箱物の老人施設があちらこちらに建てられているが、本当にそこで豊かな老後を過ごすことができるだろうか。この町の姿を垣間見るにつけ、考えさせられることが多い。単にビジネス的な視点だけではない。

 超高齢化社会が進展する日本にとって、最良のモデルとなるのではないだろうか。戦後、日本は世界でも脅威的な発展を遂げ、経済的な豊かさを手に入れた。

しかし、急速に環境が変わりつつなかで、精神的に満たされた生活そのものの豊かさが今こそ求められるのではないだろうか。それは、豊かさの質の転換を意味している。今からでも遅くはない。地域・地区といった小さな単位でそれぞれにマッチした独自のシステムを構築することが必要だ。
                         つづく・・・・・・・・・





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最終更新日  2005/07/12 01:19:45 PM
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